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英語科学習指導案

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Academic year: 2021

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英語科学習指導案

第 校時 第3学年1組 教諭 東灘 邦祥(T1) 教諭 後藤 郁子(T2) ALT Jocelyn Nadeau 施 3年1組教室 1 単元名 New Horizon English Course 3 「Unit 3 Our sister in Nepal」

2 指導に当たって (1) 単元観 21世紀を向かえ,今や世界は Internet 等の通信技術の発達や交通手段の発達により,急速に国際化,グロ ーバル化が進んできている。このような状況の中,これからの将来を担う生徒達は国際共通語となっている英 語を通じて,他国文化に対する理解を深め,英語で他者と交流することができるといった,実践的コミュニケ ーション能力を身につけていくことが強く求められている。 このようなコミュニケーション能力を育成するために小・中・高と一貫した英語指導体制を確立することが 求められており,今後,各学校間に置ける連携・協力が必要不可欠になってくる。連携を深め,一貫性のある 継続的な指導を確立するためにも,中学校においては,生徒の発達段階と学習指導要領を踏まえつつ,適切な 到達目標を定め,具体的な評価基準・シラバスを設定していかなければならない。 中学校英語科学習指導要領には,英語の授業が教師による一方的な知識伝達や文法訳読式にならないように, 実践的コミュニケーション能力の育成を目指し,英語における4技能「Listening」「Speaking」「Reading」 「Writing」を総合的にバランスよく伸ばしていかなければならないと示されている。しかし,この4技能を適 切に身につけさせるためには,週3時間の授業では不十分で,特に「Writing」の指導が疎かになっているのが 現状である。そこで,英語学習の意義を理解させるとともに,授業や放課後活動等さまざまな場面で英語に触 れさせることにより,生徒の英語学習に対する意欲を高め,家庭でも自ら学べるように支援していく必要があ る。こういった一連の取り組みにより,4技能の総合的な習得が図られ,実践的なコミュニケーション能力が 身に付くと考えている。

本単元は,「Unit」と「Plus」の2部構成で,基本的な文法事項を学ぶ「Starting out」「Dialog」「 Reading for communication」と表現活動を中心に学ぶ「Listening plus」「Speaking plus」 「Multi plus」とに別れて いる。それぞれの小単元において,英語の4技能「Listening」「Speaking」「Reading」「Writing」の一もしく は二技能を重点的に学習することができ,実践的コミュニケーション能力をバランスよく習得することができ る単元である。「Unit」の内容としては,里親事業(Foster Program)を通してネパールの社会情勢や学校情 勢を知り,生徒達が他国文化に目を向け,理解を深めることができる内容である。バザー活動やボランティア 活動といった話題を中心に話が展開され,社会福祉に対する理解も促せる題材である。一方,「Plus」の内容と して「Listening Plus」では,継続してネパールの地理的内容を基に展開されるが,それ以外はコンサートへの 勧誘表現や英語詩作成といったもので,日常生活での親しみやすい話題や英語での感性を育むことができる内 容となっている。身近な話題や自己の気持ちを率直に表現できることから,生徒の英語に対する意欲をさらに 高めることができると思われる。 文法事項としては「Unit」において,前単元から継続しての現在完了形・2年次の復習も兼ねた不定詞が取 り上げられており,新しい使い方として現在完了の経験用法・完了用法,不定詞の形容詞的用法・原因を表す 副詞的用法を学ぶことになっている。既習の使い方との違いは,それぞれの文で使用する前置詞や副詞などに 着目することで容易に理解へと導くことができる。一方「Plus」では「誘う表現」「提案する表現」が取り上げ られている。使用場面をイメージしやすく,生徒の日常生活にも活用できる題材である。

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(2)生徒観 3年1組,男子16名,女子16名,計32名で構成されている。積極的に発言する生徒が多く見られ,reading やグループ学習などにも前向きである。1人1人が自分の役割に対して責任を持って取り組むことができるク ラスである。アンケート結果より英語学習に対する関心は高く,半数以上の生徒が英語学習を好きと答えてい る。しかし,英語学習が得意かという質問に対して半数以上が得意では無いと答えており,苦手と答えた生徒 も10名いた。事前のレディネステストの結果からも,授業での学習内容がなかなか定着へとつながっていな い傾向が見られた。 四技能の活動で最も関心が高かったのが Speaking 活動だった。その理由として「友達とコミュニケーショ ンが取れるから」「仲間と協力しながら活動できるから」といった回答が見られた。また,ALT とのコミュニケ ーション活動にも抵抗を感じておらず,英語学習に対する関心の高さに加えて,コミュニケーンに安心して取 り組める環境が整っていると考えられる。一方苦手な分野として Writing 活動を挙げており,書くことに対し て抵抗を感じている生徒が多く見受けられた。理由として「単語のスペルが覚えられない」「覚えられないので 読みの方が楽しい」といった意見を述べていた。その生徒たちのレディネステストの結果を見ると,文法定着 率が低い。さらに家庭における英語学習の実態においては継続的に取り組めておらず,また行っていても単語 練習・単発的なプリント学習といった内容だった。「単語のスペルが覚えられない」という理由からこのような 学習を行っているようだが,単純な作業学習になっているため,あまり効果が見られない。また,復習プリン トを配布しても,自分の分からない部分がきちんとつかめていないため,週数回程度の単発的な復習となって しまい,効果的な補充学習には至ってない。学習の必要性を感じ,努力するが,結果に結び付かず,達成感を 得られていない現状である。そのため意欲が高まらず,継続的な家庭学習へとつながらない傾向が伺えた。一 方文法事項の定着率が高かった生徒は苦手な分野が無いと答えており,バランスよく,授業に取り組めている。 そのような生徒の家庭学習としては継続的な授業の復習や英検に向けての発展的な学習といったものであった。 自分の分からなかった部分をしっかり把握し,家庭学習で補うといった自学の姿勢がきちんとできている。授 業で習った文法事項を日頃から多く使っていることが,理解を深めさせ,定着を助長しているようだ。 以上のことから,英語に対する積極性が確かな学力として定着されない要因の一つとして,自分の課題を適 切に把握できず,効果的な家庭学習がなされていないことが上げられる。 その他,レディネステストの結果としては次のような傾向が伺えた。be 動詞の様な基本的な文法事項は1年 生から何度もくり返し練習しており,使用頻度も多いため,十分な定着が認められた。しかし,助動詞,不定 詞,比較といった文法事項は,一定の時期に学習し,その後,頻度が少なくなってしまうため,理解が徐々に 薄れていくようである。これは,2年の中盤に学んだ不定詞が,2年の終盤に学習した比較に比べ,定着率が 悪かったことに示されている。普段から使わないと,時間が経つとともに,徐々に忘れてしまうようである。 今後,継続的・計画的家庭学習へと導くことが確かな学力の定着に向けて必要不可欠になってくる。 <英語学習に対するアンケート調査> ① 英語の勉強は好きですか。 とても好き…7名 好き…20名 あまり好きではない…5名 好きではない…0名 ② 英語は得意教科ですか。 とても得意である…2名 得意である…11名 あまり得意ではない…9名 苦手である…10名 ③ 英語活動の中で楽しいものはどれですか。 「Listening」…3名 読むことが好き。英語が分かりやすくなる。何を言っているか大体分かるから。 「Speaking」…17名 色々な人と話せることが楽しい。使った方が身に付く。他の意見をたくさん聞くことができる。皆とコミュニケーシ ョンが取れるから。 「Reading」…7名 皆で声をそろえて読むことが楽しい。読めない所が読めると達成感がある。 「Writing」5名 力が付く。書くと覚えられるような気がする。

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④ 英語活動の中で苦手なものはどれですか。 「Listening」…6名 うまく聞き取れない。 「Speaking」… 4名 面と向って話すことが苦手。自信がない。 「Reading」…3名 長い英文を読むのが苦手。 「Writing」…12名 単語などが覚えられない。スペルの分からない単語が多い。あまり書けない。書くのが苦手。書けないと読んでいる方 が楽しいと感じてしまう。 特になし…7名 ⑤ ALT とのコミュニケーション活動は好きですか。 とても好き…10名 好き…12名 あまり好きではない…9名 好きではない…1名 ⑥ 将来,英語学習をどのような場面で生かしたいですか。 海外旅行に行った時…11名 日本に来た外国人の手助け…6名 多くの外国人と話したい…8名 英語関係の仕事に就きたい…2名 映画を英語で楽しみたい…2名 英語の本を読みたい…1名 等 <家庭における英語学習の実態(授業の予習はこれに含まない)> 英検取得に挑戦している…4名 単語練習や課題プリントなど毎日行っている…6名 課題プリントを週に2∼4回行っている…19名 週に1回は行っている…3名 全く行っていない…0名 <事前レディネステスト結果・傾向(平成19 年 4 月 実施)> ※ 理解度5…十分定着している。理解度4…ケアレスミスが見られる。理解度3…おおむね定着している。 理解度4…数問当たるが文法理解までできていない。理解度1…定着していない成されていない。 be 動詞の定着率は良い。しか し,まだ定着出来ていない生徒 が数名いるので,粘り強い支援 が必要である。 定着している,していないの二極化 だった。練習により定着できると思 われるのでプリントなどで反復練 習をさせていきたい。 be動詞・進行形 0 5 10 15 20 定着度1 定着度3 定着度5 助動詞 0 5 10 15 20 定着度1 定着度3 定着度5 ほぼ定着しているが,接続詞そ のもののスペルが書けない生 徒が多かった。writing での定 着が望まれる。 不定詞・動名詞 0 2 4 6 8 10 定着度1 定着度3 定着度5 最も定着率が悪い文法事項だった。 不定詞と動名詞との使い方の区別 が付かず,混同している生徒が多か った。授業で取り上げ,重点的に復 習する必要がある。 接続詞 0 5 10 15 20 定着度1 定着度3 定着度5 2年生の最後の文法事項という ことで,定着していると言うより まだ覚えているといった感じだ った。定着には反復練習が必要と 思われる。 比較級・最上級 0 5 10 15 20 定着度1 定着度3 定着度5

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(3)指導観 「英語学習に対する関心は高いが,知識の定着につながらず,writing に対して抵抗を感じている。」「その要 因として自己課題が把握しきれず,効果的な自主学習が成されていない」という実態を踏まえ以下の3点に着 目して授業を展開していきたい。 第一に,授業における教師の英語使用頻度を高め,ALT と連携しながら英語学習の雰囲気作りに努めたい。 加えて,生徒間での会話場面を多く設定することで,英語に対する抵抗を減らし,自然に英語でコミュニケー ションを図れるようにしたい。また,「Unit」では具体的な写真資料を,「Plus」の部分では生徒の身近な興味・ 関心に即した題材を提示し,英語に対する関心を引き出していきたい。題材に応じてE-黒板を活用するなど課 題提示方法を工夫することも心がけ,生徒の知識の定着を支援していきたい。 第二に,英語学習に対する積極性が確かな知識や表現力の定着につながっていないという現状を踏まえ,事 前に単元におけるシラバス・自己評価表を作成し,生徒に提示したいと考えている。各授業の学習内容や目標 を知ることで生徒はスムーズに授業に取り組むことができ,理解を深める一助となるであろう。また,授業の 終結に自己評価することで自分の理解度を把握でき,その後の家庭学習に主体的に取り組むことができるよう になるだろう。評価基準に達していない生徒に対してはそれぞれ補足プリントを提供するなどして,自学の姿 勢を育ててきたいと考えている。それにより,writing に対する苦手意識も克服できるであろう。事前に授業内 容を理解し,授業に臨み,分からなかった点を家庭で繰り返す。そのような学習サイクルを確立し,主体的な 学習習慣を身につけさせることで確かな学力の定着を目指したいと考えている。 第三に,理解に優れている生徒(発展生徒)を学習リーダーとして活用し,授業内での補助や課題プリント の採点などに取り組ませたいと考えている。こういった活動が相互の力を向上させクラス全体として切磋琢磨 していこうとする雰囲気を作り出すものと考える。 以上3点を工夫し,本単元の指導に望みたいと思う。 3 研究テーマとの関わり 今年度英語科は,本校研究主題である『基礎・基本の定着を図る指導の工夫 ∼各教科における個に応じた きめ細やかな指導を通して∼』を受けて,生徒自ら自己の学習方法を探り,学習姿勢を省みていく「視点3 学 びの探求」を研究する教科群に属している。その中で英語科では『個々の意欲を高める学習計画の工夫』とい う教科の研究テーマを設定し,研究の実践・検証に当たっている。 この「学びの探求」の実践場面として,英語科では大きく3つの具体的な手だてを行っている。 一つ目は予習の定着化である。これは,英語の授業内容を理解し,深化を図るためには必要不可欠なもので ある。自ら学ぼうとする姿勢の基本と捉え,英語科として1年次から3年間継続して働きかけてきた結果,生 徒の予習への意識は高く,ほとんど全員が予習をして授業に臨んでいる。今後は,事前により明確に授業内容 を示し,予習内容の質を高めていきたいと思う。 二つ目は,習熟度別少人数制指導やT-T 指導の実践である。3学年は「Unit」において習熟度別少人数制指 導を行い,「Plus」では T-T 指導を取り入れている。前期はレディネステスト等の結果を基に,教師主導で発展 クラスと基本クラスとに編成した。今後は各授業において自己評価活動を行い,到達目標に対する自己の達成 度を把握させることで,課題を把握させていきたいと思う。そして自分の課題に応じたクラスを主体的に選択 させ,能力に適した目標に向けて努力する姿勢を育てて生きたいと考えている。 三つ目は単元ごとのシラバス・自己評価表の作成・提示である。生徒に事前に学習内容を把握させ,授業に おける取り組みを振り返させることで,次の学習へとつなげることができると考えている。生徒は自分の学ぶ べき方向を把握することができ,それにより自学の姿勢が育ち,効果的な学習が図られるであろう。具体的な 手だてとしては,課題に応じた家庭学習のプリント等を配布し,自主学習につなげていきたい。そして,採点 する時や質問などの際に学習リーダーを活用し,互いに学びあい,高めあう人間関係を築かせていきたい。 このように,確かな学力を身につけさせるため,生徒自身に学習の目標・課題を把握させ,予習・授業・家 庭学習といった学習サイクルの確立を図っていきたいと思う。

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4 単元の目標 関心・意欲・態度 ・ネパールの社会情勢や学校情勢に関心を持ち,バザーやボランティアといっ た福祉活動を理解しようとする。 ・既習の表現方法や新しい表現方法を用いて,他と積極的にコミュニケーショ ンを図ろうとする。 表現の能力 ・現在完了形・不定詞の用法・勧誘表現を用いて,身近な事項について適切に 表現・会話することができる。 ・英語詩の形式にのせて自己の感情を率直に表現することができる。 理解の能力 ・現在完了形・不定詞の文法を理解し,正しく運用することができる。 ・リスニングなど他者の発話を正しく聞き取れ,理解することができる。 言語や文化についての知識・理解 ・ネパールの社会情勢や学校情勢を理解し,日本の自己の生活と比較すること ができる。 5 指導と評価の計画 重点観点 評価基準 時 数 パ ー ト 学習内容 関 表 理 知 十分満足できる 努力を要する生徒への配慮事項 1 Sta rti ng o ut ・フォスタープログラムについて理解し,ネ パールでの生活に関心を持つ。

・Have you ever ∼?(現在完了形経験用法) を用いた文の形・意味・用法を理解し,表現 する。 ○ ◎ ○ ○ ・アジア諸国へ目を向け,日本とは異なる生 活について知り,関心を持つことができる。 ・Have you ever∼?を用いて友人と対話し,

自分の身の回りのことについて適切に表現 することができる。

・アジア諸外国の生活に関心を示さない。 →写真などを提示してイメージを持たせる。 ・Have you ever∼?で質問されても適切に

返答できない。 →パターンプラクティスをくり返し,口語表 現として話せるように支援する。 1 Dia log ・ボランティア活動としてバサーについて知 り,英文内容を理解しながら本文を暗唱す る。

・Have you finished your∼?(現在完了完 了用法)を用いた文の形・意味・用法を理解 し,それを用いて簡単な対話をする。 ○ ◎ ○ ○ ○ ・教科書に沿って自分の身近な内容に変化さ せ,適切に表現することができる。

・Have you finished your∼?の表現を理解 し,さらに完了用法を発展させて,自分の身 の回りのことについて会話することができ る。 ・教科書の内容を暗唱できない。 →個別指導し,リズムで覚えられるように声 掛けする。

・Have you finished your∼?で質問されて も適切に返答できない。 →パターンプラクティスをくり返し,口語表 現として話せるように支援する 2 Re ad in g fo r Co mm unic atio n ・ミーナの生活を通してネパールの社会情勢 を知り,フォスタープログラムについて関心 を持つ。(Q&A で確認) ・不定詞形容詞的用法を用いた文の形・意 味・用法を理解し,適切に運用することがで きる。 ○ ○ ◎ ◎ ・ネパールの社会情勢に関心を持ち,英文の 概略を的確に理解し,Q&A にも正しく答え られる。 ・不定詞の使い方を理解し,名詞・副詞・形 容詞を適切に使い分け,身の回りのことにつ いて正しく文章を書くことができる。 英文の概略を把握できない。 →ジェスチャーで補足し,理解を促すと共に Q&A では中核的な答えのみでも良いとす る。 ・不定詞の使い方が身に付かず,正しい分を 書くことができない。 →基本文型を提示し,文章作成を分かりやす くさせる。

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2 ・ミーナの手紙を読みネパールの学校情勢を 知り,自分達のできる国際援助について考え る。(Q&A で確認) ・不定詞原因を表す副詞用法を用いた文の 形・意味・用法を理解し,表現する。 ○ ◎ ◎ ○ ○ ・ネパールの学校情勢に関心を持ちながら, 英文の概略を的確に理解し,Q&A にも正し く答えられる。

・I’m glad to∼. I’m sad to∼等の表現を理解 し,自分の感情について適切に表現すること ができる。 英文の概略を把握できない。 →ジェスチャーで補足し,理解を促すと共に Q&A では中核的な答えのみでも良いとす る。

・・I’m glad to∼. I’m sad to∼.といった表現 ができない。 →基本表現を例示して練習し,表現を支援す る。 まと め ・ミーナ宛の手紙を書くことで英語での手紙 の書き方を知る。 ◎ ・既習の文法を用いて自分の感謝の気持ちを 自由に表現することができる。 ・手紙の中身をイメージできず,作文できな い。 →基本文を数例提示し,自己の気持ちに近い 表現を反復練習させる。 1 lis teni ng Pl us ・ネパールについて知る。英語での地理授業 のやり取りを聞き,ポイントをノートに取 る。 ◎ ・グラフや地図を見ながらポイントとなる英 語を適切に聞きとり,ネパールの地理につい て理解を深める。 英語内容を理解することができない。 →部分的に放送を繰り返すなどヒントを与 える。 1 本 時 Sp eaki ng Pl us ・コンサート等への勧誘表現を理解し,待ち 合わせ場面のロールプレイを実践すること で,表現力を高めていく。 ○ ◎ ・適切な勧誘表現で友人とコミュニケーショ ンを図り,時には自己の希望に応じて断ると いったように実践的に表現できる。 慣習表現が理解できず,返答できない。 →写真資料を活用させ,ジェスチャーでコミ ュニケーションを図ろうとさせ,自信を引き 出す。 1 Mu lti Pl us ・英語詩作成の原則を知り,自分の気持ちを 自由に表現する。 ○ ◎ ○ ・自分の感情を自由に表現し,形式や脚韻を 意識して英語詩を作成することができる。 ・イメージが持てず,詩を作成できない。 →基本文型を提示し,自己の感情に近い題材 で表現させる。 6 本時の指導

(1) 本時の題材 Unit 3 Speaking Plus 「コンサートに行こうーさとう,提案する」

(2) 本時のねらい ・ 勧誘表現を理解し,自分の希望や気持ちを踏まえて,適切に友人を誘うことができる。 (表現)

・ 自己評価を行うことで,授業を振り返り,勧誘表現の定着度を自ら確認する。 (理解) (3) 指導課程 <別紙参照>

(4) 評価 ・ 基本文を基に自分の希望を踏まえて,適切に勧誘表現(Would like to∼?)ができる。 (観察) ・ 授業を振り返り,勧誘表現の定着度を自己で確認する。

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<指導課程> 指導上の留意と評価 段階 学習活動 形態 T1 T2 導 入 1 Greeting 2 Easy Conversations ・基本的な英会話をクラス全体 で行う 一斉 一斉 ・発展生徒中心に活動させ,基本生 徒の理解の補助に当たる ・会話に参加できない生徒に目を向け, 適切に補助に当たる。 展 開 3 Listening ・ALT の話を聞いて,内容を 理解する。 4Q&A ・ALT の話について Q&A をす る。 5Reading 教科書の基本文を音読練習する。 6Practice 基本文を基に他場面の表現を練習 する。 一斉 一斉 ペア 一斉 ペア ペア ・ 生徒の興味を引き出すために, 視覚的資料を準備する。 ・生徒の理解の状況を見て,生徒間 で練習をさせる。 ・生徒の理解度を把握し,暗唱まで 高めるなど適切な課題を設定する。 ・生徒の実態に応じた場面設定がな されるよう,日常生活に即した写真 資料を提示する。 ・内容が理解できない生徒に対して助言 する。 ・質問の意図がつかめない生徒に対し, 助言する。 ・きちんと音読で来ているか適切に評価 し,暗唱にも挑戦させる。 ・モデルを示し,生徒が場面に応じた対 応ができるように働きかける。 5 Reading 教科書を音読し理解を深める。時間次第では暗唱まで挑戦させ,基本表現 6 Practices 教科書基本文を基に,場面を設定し,状況に応じた表現を練習する。写真資 4 Q&A ALTの話についてQ&Aを行い,その後,生徒間で練習をする。 3 Listening 内容はALTが海外旅行に勧誘する話で,概要を捉えさせ,基本表現(Would 1 挨拶をさせ,英語学習の雰囲気を作る。 英語学習に対する意欲を引き出し、課題に前向きに取り組む雰囲気を作る。 2 Easy Conversations 英語を多く使い、慣れさせ、意欲を喚起する。

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7Activitiy インタビュー形式で勧誘表現活動 を行い,基本文の定着を図る。 一斉 ・表現のイメージが持てるように, 生徒の希望に即した場面を設定す る。 <手だて> (C) 発展生徒を補助に当たらせ,ま た,写真資料などを活用して理 解・表現させる。 ・モデルを示し,イメージを持たせる。 (C) インタビュー活動に参加し,ジェス チャーなどのヒントを与えながら支援 する。 終 結 8 Conclusions ・今日の授業内容を振り返る。 9 Greeting 一斉 一斉 ・活動をしっかり振り返られ,自己 の課題をきちんと把握させる。 <手だて> ・机間指導を適切な自己評価がなされる よう声掛けする。 8 Conclusions 今日の授業のまとめとして自己評価カードに記入させ,評価基準に応じて課 9 Greeting 挨拶をさせ,英語学習の余韻を残させる。家庭学習に繋がるように、英語を (C) 補足プリントを配布し,家庭学習での復習を促す。次回の授業までに 学習リーダーに提出し,採点してもらう。 評価:授業を振り返り,勧誘表現の定着度を確認する。(自己評価) (A) 自分の理解度(Would like to∼?等の勧誘表現を場面に応じて表現することができる)を把握し,今後に

生かそうとする。 評価:基本文を基に自分の希望を踏まえて,適切に勧誘表現(Would like to ∼?)ができる。(観察:T1,T2) (A) 適切な勧誘表現で友人とコミュニケーションを図り,時には自己の希望に応じて断るといっ たような実践的な表現ができる 7 Activities 自分の希望を踏まえた場面設定の中,インタビューを活動する。

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学習日 / 3 年 組 Name

Unit3

重要表現のまとめ ・教科書

pp.20-24 1 日本語に合う英文になるように,次の に適する語を入れて文を完成させなさい。 (1) あなたは今までに『こころ』を読んだことがありますか。 you read Kokoro? (2) ((1)の答え)はい,あります。 Yes, I . (3) ((1)の答え)いいえ,ありません。 No,I . (4) わたしはちょうど宿題を終えたところです。 I my homework. (5) わたしはピアノを買うためのお金がもっと必要です。 I need more momey the piano. (6) わたしはその知らせを聞いて悲しいです。 I’m sad the news. (7) わたしはすでにサッカークラブへ行きはじめています。 I’ve started to the soccer club. (8) 彼の援助のおかげで,わたしたちはまた学校へ行くことができます。 to his help, we can go to school again. 2 英文の意味を表す日本文になるように,( )に適する日本語を書きなさい。 (1) You have a lot of things to learn. あなたには( )。 (2) The train has already left. その電車は( )。 (3) Decorating the gate takes time. 門を飾るのは( )。 3 次の日本文を英文にしなさい。ただし,( )内の語を使うこと。 (1) わたしはあなたに会えてとてもうれしいです。 (glad) (2) わたしは一度も京都に行ったことがありません。 (been)

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学習日 / 3 年 組 Name

Unit3

単語・連語のまとめ ・教科書

pp.20-23 ・日本語は英語に,英語は日本語にしなさい。 Ⅰ Starting Out(P.20) (1) 今までに (5) 事業 (2) 助ける 支援する (6) bazzar (3) foster (7) program (4) playground (8) hear of Ⅱ Dialog(P.21) (1) たった今 (5) [疑問文で]もう (2) ∼をつける 置く (6) decorate (3) gate (7) work (4) take time (8) used Ⅲ Reading for Communication①(P.22)

(1) ∼を通じて (4) support (2) well (5) heavy (3) have been to

Ⅳ Reading for Communication②(P.23)

(1) すでに,もう (5) 同じ (2) うれしい (6) help (3) adult (7) chance (4) thanks to (8) at home ・次の語句の短縮形を書きなさい。 have not ・次の動詞の過去分詞を書きなさい。

(1) hear − heard− (4) finish- finished- (2) support -supported‐ (5) get – got - (3) leave – left - (6) start – started-

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English Syllabus (

Unit3 Our Sister in Nepal P20∼31)

自己評価 Date P 題材・文法 内容 目標 目標 意欲 Starting Out 20 現在完了形 ∼経験∼ (have + 過去分詞) 「∼したことがある」 教科書の音読 インタビュー活動 (Have you ever ∼?)

「今まで∼したことがありますか?」 の表現ができる。 Dialog 21 現在完了形 ∼完了∼ (have + 過去分詞) 「∼し終えた」 暗唱<ハンコGET> インタビュー活動 (Have you finished ∼yet?)

「もう∼し終えましたか?」 の表現ができる 教科書の音読 Writing (something to ∼) 「∼するための」 の文章が書ける 22 不定詞 ∼形容詞∼ (to + 動詞の原形) 「∼するための」 早読み対決 Five Questions <高得点ハンコGET> 5QでハンコをGETする 教科書の音読 Writing (I’ m glad to∼)

「∼して…だ」 の文章が書ける Reading for Communication 23 不定詞 ∼副詞∼ (to + 動詞の原形) 「∼して…だ」 早読み対決 Five Questions <高得点ハンコGET> 5QでハンコをGETする まと め 24 25 手紙の書き方 ミーナへの返信 Listening Plus ネパールについて知ろう Writing Listening <高得点ハンコGET> 手紙の書き方のルールを理解 する listening でハンコを GET する Sp eaki ng Pl us 28 ∼ 29 コンサートに行こう Would like to∼? 「∼しませんか?」 暗唱<ハンコGET> インタビュー 勧誘表現を理解する。 暗唱でハンコをGETする Mu lti Pl us 30 ∼ 31 わたしの詩 英語の詩作成 Reading Writing 英語の詩の書き方を理解する Unit3で学んだ表現使い,自由に英文を数例書いてみよう 「∼したことがある」 「∼し終えた」 「∼するための」 「∼して…だ」 「∼しませんか?」

3G C № Name

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