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石油精製汚染物質低減等技術開発研究開発内容 平成 16 年 12 月 14 日 ( 財 ) 石油産業活性化センター 1 事業の目的 事業原簿 :P3 軽油中の硫黄分を大幅に低減させる技術及び燃焼性等の軽油品質の適性化等 排気ガス中の大気汚染物質を低減させるため以下の技術開発を行う (1) 軽油深度脱

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(1)

「石油精製汚染物質低減等技術開発」

「石油精製汚染物質低減等技術開発」

「石油精製汚染物質低減等技術開発」

「石油精製汚染物質低減等技術開発」

プロジェクトの詳細説明資料

プロジェクトの詳細説明資料

プロジェクトの詳細説明資料

プロジェクトの詳細説明資料

第1 回 「石 油 精製 汚 染物 質低 減等 技 術開 発 」 (事 後 評価 ) 分科 会 資料 6-2

(2)

1

石油精製汚染物質低減等技術開発

石油精製汚染物質低減等技術開発

石油精製汚染物質低減等技術開発

石油精製汚染物質低減等技術開発

研究開発内容

研究開発内容

研究開発内容

研究開発内容

平成16年12月14日

平成16年12月14日

平成16年12月14日

平成16年12月14日

(財)石油産業活性化センター

(財)石油産業活性化センター

(財)石油産業活性化センター

(財)石油産業活性化センター

2

事業の目的

事業の目的

軽油中の硫黄分を大幅に低減させる技術及び燃焼

性等の軽油品質の適性化等、排気ガス中の大気汚

染物質を低減させるため以下の技術開発を行う。

(1)軽油深度脱硫プロセスの脱硫率向上に関する

  技術開発(目標:15ppm以下 実質的にはサル

   ファーフリーを目指す)

(2)軽油品質の適正化に関する技術開発

(目標:同 上)

事業原簿:P3 事業原簿:P3 事業原簿:P3 事業原簿:P3

(3)

3

幸手研究室:固体酸付与

幸手研究室:固体酸付与

幸手研究室:固体酸付与

幸手研究室:固体酸付与CoMoアルミナ触媒

アルミナ触媒

アルミナ触媒

アルミナ触媒

袖ヶ浦研究室:高分散

袖ヶ浦研究室:高分散

袖ヶ浦研究室:高分散

袖ヶ浦研究室:高分散NiMoアルミナ触媒

アルミナ触媒

アルミナ触媒

アルミナ触媒

千代田研究室:チタニア担体触媒

千代田研究室:チタニア担体触媒

千代田研究室:チタニア担体触媒

千代田研究室:チタニア担体触媒

戸田研究室:硫化水素分離プロセス

戸田研究室:硫化水素分離プロセス

戸田研究室:硫化水素分離プロセス

戸田研究室:硫化水素分離プロセス

PEC4研究室の技術開発の内容

PEC4研究室の技術開発の内容

  

軽油の特性研究

軽油の特性研究

石油基盤技術研究所:軽油品質の適正化  

事業原簿:P11 事業原簿:P11 事業原簿:P11 事業原簿:P11 4 S R RR R RRRR S R R R R R R R R S R R R R RRRR R R R R R RR R R RR R RRRR 水素化ルート 異性化ルート 脱硫 脱硫 アルキルジベンゾチオフェン類

開発コンセプト

開発コンセプト

開発コンセプト

開発コンセプト

直接 脱硫 ルート R R R R RRRR

●固体酸付与

●高分散Ni

●硫化水素分離

●脱硫活性点の多層化

●チタニア担体

事業原簿:P11 事業原簿:P11 事業原簿:P11 事業原簿:P11

(4)

5 原料軽油 原料軽油原料軽油 原料軽油 (S ~16,000ppm) 脱硫軽油 脱硫軽油脱硫軽油 脱硫軽油 (S ≦≦≦≦10ppm) H2S Rich Gas 硫化水素発生 硫化水素発生硫化水素発生 硫化水素発生 低硫化水素濃度 低硫化水素濃度 低硫化水素濃度 低硫化水素濃度 • 脱硫触媒を被毒する硫化水素を反応器脱硫触媒を被毒する硫化水素を反応器脱硫触媒を被毒する硫化水素を反応器脱硫触媒を被毒する硫化水素を反応器 中間で分離除去 中間で分離除去中間で分離除去 中間で分離除去 – 既存装置の簡易な改造で可能な   システムを開発 • 被毒効果の少ない反応環境下で高い被毒効果の少ない反応環境下で高い被毒効果の少ない反応環境下で高い被毒効果の少ない反応環境下で高い 脱硫性能を有する新規後段触媒 脱硫性能を有する新規後段触媒 脱硫性能を有する新規後段触媒 脱硫性能を有する新規後段触媒 – 触媒タイプの適性化 – 高い水素化活性 H2 脱硫触媒 新規触媒 H2

 硫化水素分離プロセスの概要(戸田)

硫化水素分離プロセスの概要(戸田)

硫化水素分離プロセスの概要(戸田)

硫化水素分離プロセスの概要(戸田)

事業原簿:P11 事業原簿:P11 事業原簿:P11 事業原簿:P11 6

PEC4研究室の開発触媒の評価試験

1.反応フロ-形式    アップフロ-

2.反応条件

 

・ 圧力       5.0

MPa

       ・ LHSV    1.0~1.5 hr

-1

       ・ 水素/油比  250

NM

/KL

       ・ Rx温度     350,340,330℃

 

事業原簿:P12 事業原簿:P12事業原簿:P12 事業原簿:P12

(5)

7

原料軽油の性状

密度 15℃   g/cm3

0.8505

硫黄分      mass%

1.13

1.13

1.13

1.13

窒素分       ppm

90

90

90

90

セタン指数

57.5

蒸留性状 

5%

253

   ℃

10%

266

50%

301

90%

348

348

348

348

95%

364

タイプ分析   

  vol%

飽和分

73.3

1環芳香族

14.3

2環芳香族

10.0

3環+芳香族

2.4

事業原簿:P12 事業原簿:P12事業原簿:P12 事業原簿:P12 8  反応温度と硫黄分( SV= 1 .5 ) の関係  反応温度と硫黄分( SV= 1 .5 ) の関係  反応温度と硫黄分( SV= 1 .5 ) の関係  反応温度と硫黄分( SV= 1 .5 ) の関係 1 10 100 1000 330 340 350 反応温 度( ℃) 反応温 度( ℃)反応温 度( ℃) 反応温 度( ℃) 硫黄 分 (w tppm ) 硫黄 分 (w tppm ) 硫黄 分 (w tppm ) 硫黄 分 (w tppm ) チタニア H2S分離 高分散 固体酸 事業原簿:P13 事業原簿:P13事業原簿:P13 事業原簿:P13

(6)

9

  硫黄分と水素消費量の関係

  硫黄分と水素消費量の関係

  硫黄分と水素消費量の関係

  硫黄分と水素消費量の関係

30

35

40

45

50

55

60

65

70

1

10

100

1000

硫黄分(wtppm)

硫黄分(wtppm)

硫黄分(wtppm)

硫黄分(wtppm)

素消費量

(N

m

3

/KL

)

素消費量

(N

m

3

/KL

)

素消費量

(N

m

3

/KL

)

素消費量

(N

m

3

/KL

)

チタニア 固体酸 高分散 H2S分離 事業原簿:P13 事業原簿:P13事業原簿:P13 事業原簿:P13 10

固体酸付与

固体酸付与

固体酸付与

固体酸付与CoMoアルミナ触媒

アルミナ触媒

アルミナ触媒

アルミナ触媒

PEC幸手研究室

幸手研究室

幸手研究室

幸手研究室

(7)

11

 

 

 

 

触媒開発コンセプト

触媒開発コンセプト

触媒開発コンセプト

触媒開発コンセプト

①固体酸付与による脱硫活性の向上

①固体酸付与による脱硫活性の向上

①固体酸付与による脱硫活性の向上

①固体酸付与による脱硫活性の向上

②脱硫活性点の精密制御

②脱硫活性点の精密制御

②脱硫活性点の精密制御

②脱硫活性点の精密制御

 ・コンセプト

 ・コンセプト

 ・コンセプト

 ・コンセプト1::::MoS

2

結晶の多層化(

結晶の多層化(

結晶の多層化(

結晶の多層化(Co-Mo-S TypeⅡ

Ⅱの構築)

の構築)

の構築)

の構築)

 ・コンセプト

 ・コンセプト

 ・コンセプト

 ・コンセプト2::::Co-Mo-S相(活性点)の絶対数の増大

相(活性点)の絶対数の増大

相(活性点)の絶対数の増大

相(活性点)の絶対数の増大

担体 担体 担体 担体 S 既存触媒 既存触媒 既存触媒 既存触媒 担体 担体 担体 担体 S 高活性触媒 高活性触媒高活性触媒 高活性触媒 アクセスし易い アクセスし易い アクセスし易い アクセスし易い MoS2多層化多層化多層化多層化 MoS2 (1,2層層層層) 担体 担体担体 担体

 

 

 

 

Co Co9S8 ( (( (不活性)不活性)不活性)不活性)

 

 

 

 

Co Coスピネルスピネルスピネルスピネル (不活性) (不活性) (不活性) (不活性) CoMoS相が少ない相が少ない相が少ない相が少ない 担体 担体担体 担体 MoS2エッジ部の全体をエッジ部の全体をエッジ部の全体をエッジ部の全体を CoMoS相が占有相が占有相が占有相が占有 既存触媒 既存触媒既存触媒 既存触媒 高活性触媒 高活性触媒 高活性触媒 高活性触媒

コンセプト

コンセプト

コンセプト

コンセプト2

コンセプト

コンセプト

コンセプト

コンセプト1

アクセスし難い アクセスし難い アクセスし難い アクセスし難い 事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14 12

固体酸(

固体酸(

固体酸(

固体酸(HYゼオライト)付与による脱硫活性の向上

ゼオライト)付与による脱硫活性の向上

ゼオライト)付与による脱硫活性の向上

ゼオライト)付与による脱硫活性の向上

担体 担体 担体 担体 HY-Al2O3 金属担持 金属担持 金属担持 金属担持 CoMoP 乾燥乾燥乾燥乾燥 ゲル ゲルゲル ゲル(HY+Al2O3) 成形・焼成成形・焼成成形・焼成成形・焼成 焼成焼成焼成焼成 60 70 80 90 100 110 120 130 0 10 20 30 40 HY添加量 /添加量 /添加量 /添加量 /% 生 成 油 硫 黄 分   / 生 成 油 硫 黄 分   / 生 成 油 硫 黄 分   / 生 成 油 硫 黄 分   / p p m 既存触媒 既存触媒 既存触媒 既存触媒CoMoP/Al2O3 ( (( (500ppm対応レベル)対応レベル)対応レベル)対応レベル) 60 70 80 90 100 110 120 130 0 10 20 30 40 HY添加量 /添加量 /添加量 /添加量 /% 生 成 油 硫 黄 分   / 生 成 油 硫 黄 分   / 生 成 油 硫 黄 分   / 生 成 油 硫 黄 分   / p p m 既存触媒 既存触媒 既存触媒 既存触媒CoMoP/Al2O3 ( (( (500ppm対応レベル)対応レベル)対応レベル)対応レベル)

HYゼオライトを少量

ゼオライトを少量

ゼオライトを少量

ゼオライトを少量

添加することで、

添加することで、

添加することで、

添加することで、

活性向上が見られ

活性向上が見られ

活性向上が見られ

活性向上が見られ

た。

た。

た。

た。

事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14

(8)

13

脱硫活性点の精密制御

脱硫活性点の精密制御

脱硫活性点の精密制御

脱硫活性点の精密制御

クエン酸, クエン酸, クエン酸, クエン酸,炭酸炭酸炭酸炭酸Co,        MoO3, リン酸リン酸リン酸リン酸水溶液水溶液水溶液水溶液 焼成 焼成 焼成 焼成 担体ペレット 担体ペレット担体ペレット 担体ペレット ( (( (HY-Al2O3)))) 硫化 硫化硫化 硫化 リアクター内 リアクター内リアクター内 リアクター内 乾燥 乾燥 乾燥 乾燥 含浸 含浸 含浸 含浸 触媒 触媒触媒 触媒 既存触媒調製法 既存触媒調製法 既存触媒調製法 既存触媒調製法 Al2O3 コバルト化合物 コバルト化合物 コバルト化合物 コバルト化合物 モリブデン化合物 モリブデン化合物 モリブデン化合物 モリブデン化合物 (リン酸) (リン酸) (リン酸) (リン酸) 水 水 水 水 400~~~~600℃で焼成℃で焼成℃で焼成℃で焼成 新触媒調製法 新触媒調製法 新触媒調製法 新触媒調製法 HY-Al2O3 炭酸コバルト 炭酸コバルト 炭酸コバルト 炭酸コバルト 三酸化モリブデン 三酸化モリブデン 三酸化モリブデン 三酸化モリブデン クエン酸 クエン酸 クエン酸 クエン酸 リン酸 リン酸 リン酸 リン酸 水 水 水 水 焼成なし(乾燥のみ) 焼成なし(乾燥のみ) 焼成なし(乾燥のみ) 焼成なし(乾燥のみ) 担体 担体 担体 担体 含浸溶液出発原料 含浸溶液出発原料 含浸溶液出発原料 含浸溶液出発原料 焼成工程 焼成工程 焼成工程 焼成工程

【調製手順】

【調製手順】

【調製手順】

【調製手順】

事業原簿:P14 事業原簿:P14事業原簿:P14 事業原簿:P14 14 C-605A, C-606A 活性金属 活性金属 活性金属 活性金属 Co-Mo 金属含有量 金属含有量 金属含有量

金属含有量 C-605A: Co 3mass%, Mo 13mass% C-606A: Co 4mass%, Mo 15mass% 添加剤 添加剤 添加剤 添加剤 クエン酸クエン酸クエン酸クエン酸 リン リン リン リン 担体 担体 担体 担体 HY-Al2O3 表面積 表面積 表面積 表面積 / m2 /g > 200 細孔容積 細孔容積 細孔容積 細孔容積 / ml/g >0.4

開発触媒(

開発触媒(

開発触媒(

開発触媒(C-605A、

、C-606A))))の特徴

の特徴

の特徴

の特徴

C-606Aの外観写真の外観写真の外観写真の外観写真 幸手研究室では、プロジェクト期間中 幸手研究室では、プロジェクト期間中 幸手研究室では、プロジェクト期間中 幸手研究室では、プロジェクト期間中 ( (( (1999年度~年度~年度~年度~2003年度)に、触媒開発年度)に、触媒開発年度)に、触媒開発年度)に、触媒開発 コンセプトに基づき、 コンセプトに基づき、 コンセプトに基づき、 コンセプトに基づき、2種類の触媒の種類の触媒の種類の触媒の種類の触媒の 実用化に成功した。 実用化に成功した。 実用化に成功した。 実用化に成功した。

C-605A:

::

:50ppm対応触媒

対応触媒

対応触媒

対応触媒

C-606A:

::

:10ppm対応触媒

対応触媒

対応触媒

対応触媒

事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14

(9)

15

開発触媒(

開発触媒(

開発触媒(

開発触媒(C-605A、

、C-606A))))の活性

の活性

の活性

の活性

(反応温度と生成油硫黄分の関係)

(反応温度と生成油硫黄分の関係)

(反応温度と生成油硫黄分の関係)

(反応温度と生成油硫黄分の関係)

既存触媒の活性を

既存触媒の活性を

既存触媒の活性を

既存触媒の活性を

1とした場合、速度

1とした場合、速度

1とした場合、速度

1とした場合、速度

定数で比較すると、

定数で比較すると、

定数で比較すると、

定数で比較すると、

C-605A  

  

  

  約

約2倍

C-606A  

  

  

  約

約3倍

0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 330 335 340 345 350

P

ro

d

u

ct

S

/

    

p

p

m

Temperature/

o

C

既存触媒 既存触媒 既存触媒 既存触媒 CoMoP/Al2O3

C-605A

C-606A

H2分圧分圧 4.9 MPa分圧分圧 LHSV 1.5 h-1 原料 原料原料 原料 直留軽油直留軽油直留軽油直留軽油        (S 1.74 %) 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 330 335 340 345 350

P

ro

d

u

ct

S

/

    

p

p

m

Temperature/

o

C

既存触媒 既存触媒 既存触媒 既存触媒 CoMoP/Al2O3

C-605A

C-606A

H2分圧分圧 4.9 MPa分圧分圧 LHSV 1.5 h-1 原料 原料原料 原料 直留軽油直留軽油直留軽油直留軽油        (S 1.74 %) 事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14 16

生成油のキャラクタリゼーション

生成油のキャラクタリゼーション

生成油のキャラクタリゼーション

生成油のキャラクタリゼーション

九州大学持田研究室との共同研究

九州大学持田研究室との共同研究

九州大学持田研究室との共同研究

九州大学持田研究室との共同研究

開発触媒 開発触媒 開発触媒 開発触媒C-606Aは、難脱硫性硫黄化合物は、難脱硫性硫黄化合物は、難脱硫性硫黄化合物は、難脱硫性硫黄化合物 4,6-DMDBT、、、、1,4,6-TMDBT、、、 、2,4,6-TMDBT、、、、4-M-6-EDBTを効果的に除去していることが確認された。を効果的に除去していることが確認された。を効果的に除去していることが確認された。を効果的に除去していることが確認された。 320℃  ℃  ℃  879ppm℃   340℃  ℃  ℃  139ppm℃   350℃   ℃   ℃   16ppm℃    4-MDBT 4-M-6-EDBT 2,4,6-TMDBT 1,4,6-TMDBT 4,6-DMDBT Feed    S1.33%%%%

Retention time/ min 320℃ ℃ ℃ ℃ 1479ppm 340℃  ℃  ℃  ℃  417ppm 350℃  ℃  ℃  ℃  190ppm

CoMoP/Al

2

O

3

C-606A

事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14 事業原簿:P14

(10)

17

10nm

10nm

10nm

Stacking

Number

1.9

Stacking

Number

3.2

Stacking

Number

3.8

既存触媒 既存触媒 既存触媒

既存触媒CoMoP/Al2O3

C-605A

C-606A

開発触媒の

開発触媒の

開発触媒の

開発触媒のTEM写真像

写真像

写真像

写真像

TEMの結果より、開発触媒は、従来型の触媒より、の結果より、開発触媒は、従来型の触媒より、の結果より、開発触媒は、従来型の触媒より、の結果より、開発触媒は、従来型の触媒より、MoS2の多層化が進んでいるこの多層化が進んでいるこの多層化が進んでいるこの多層化が進んでいるこ とが確認された。 とが確認された。とが確認された。 とが確認された。EXAFSの結果(島根大学との共同研究)より、開発触媒は既存触の結果(島根大学との共同研究)より、開発触媒は既存触の結果(島根大学との共同研究)より、開発触媒は既存触の結果(島根大学との共同研究)より、開発触媒は既存触 媒より結晶性が高いことが確認され、 媒より結晶性が高いことが確認され、媒より結晶性が高いことが確認され、 媒より結晶性が高いことが確認され、TEMの結果と一致する。の結果と一致する。の結果と一致する。の結果と一致する。 事業原簿:P15 事業原簿:P15 事業原簿:P15 事業原簿:P15 18

開発触媒の

開発触媒の

開発触媒の

開発触媒のNO吸着

吸着

吸着

吸着IR測定結果

測定結果

測定結果

測定結果

1500 1600 1700 1800 1900 2000 Wavenumber/ cm-1 Ab so rb an ce / A. U.

Co

Mo

C-606A

C-605A

CoMoP/Al

2

O

3 開発触媒は基準触媒に比較し、 開発触媒は基準触媒に比較し、 開発触媒は基準触媒に比較し、

開発触媒は基準触媒に比較し、Coに吸着したに吸着したに吸着したNOスペクトルが強度大きく、に吸着した スペクトルが強度大きく、スペクトルが強度大きく、Moにスペクトルが強度大きく、 ににに 吸着した 吸着した 吸着した 吸着したNOスペクトルはほとんど消失している。開発触媒のスペクトルはほとんど消失している。開発触媒のスペクトルはほとんど消失している。開発触媒のスペクトルはほとんど消失している。開発触媒のMoS2のエッジ部ののエッジ部ののエッジ部ののエッジ部の 全体に活性点 全体に活性点 全体に活性点 全体に活性点(Co-Mo-S相相相相)が形成していると推察される。が形成していると推察される。が形成していると推察される。が形成していると推察される。 事業原簿:P15 事業原簿:P15事業原簿:P15 事業原簿:P15

(11)

19

開発触媒の潜在活性評価

開発触媒の潜在活性評価

開発触媒の潜在活性評価

開発触媒の潜在活性評価

島根大学岡本研究室との共同研究

島根大学岡本研究室との共同研究

島根大学岡本研究室との共同研究

島根大学岡本研究室との共同研究

開発触媒では、 開発触媒では、開発触媒では、 開発触媒では、Coカルボニル添加後も脱硫活性には変化は見られず、カルボニル添加後も脱硫活性には変化は見られず、カルボニル添加後も脱硫活性には変化は見られず、MoSカルボニル添加後も脱硫活性には変化は見られず、 2エッエッエッエッ ジ部の全体に活性点 ジ部の全体に活性点ジ部の全体に活性点 ジ部の全体に活性点(Co-Mo-S相相相相)が形成されていることが確認された。が形成されていることが確認された。が形成されていることが確認された。が形成されていることが確認された。 担体 担体 担体 担体 担体 担体 担体 担体 担体 担体担体 担体 島根大学の潜在活性評価方法 島根大学の潜在活性評価方法 島根大学の潜在活性評価方法 島根大学の潜在活性評価方法 Coカルボニル導入カルボニル導入カルボニル導入カルボニル導入 再硫化 再硫化再硫化 再硫化 開発触媒の表面 開発触媒の表面開発触媒の表面 開発触媒の表面 Co-Mo-S相の相の相の相のMoS2エッジ部のエッジ部のエッジ部のエッジ部の 占有割合 占有割合占有割合 占有割合100% 開発触媒の活性評価結果(チオフェン脱硫) 開発触媒の活性評価結果(チオフェン脱硫) 開発触媒の活性評価結果(チオフェン脱硫) 開発触媒の活性評価結果(チオフェン脱硫) 129 128 開発触媒 開発触媒開発触媒 開発触媒 113 100 既存触媒 既存触媒既存触媒 既存触媒 Coカルボニルカルボニルカルボニルカルボニル 導入後 導入後 導入後 導入後 Coカルボニルカルボニルカルボニルカルボニル 導入前 導入前 導入前 導入前 事業原簿:P15 事業原簿:P15 事業原簿:P15 事業原簿:P15 20

開発触媒の硫化過程の

開発触媒の硫化過程の

開発触媒の硫化過程の

開発触媒の硫化過程のXPS測定

測定

測定

測定

XPSの結果より、の結果より、の結果より、200℃以下での結果より、 ℃以下で℃以下で℃以下でMoはすでに、硫化されていることが確認された。はすでに、硫化されていることが確認された。はすでに、硫化されていることが確認された。はすでに、硫化されていることが確認された。

215

220

225

230

235

240

245

Binding Energy /eV

In

te

n

si

ty

/

A

.U

.

Fresh 100 175 200 225 400 S u lfi d a ti on tem p eratu re / o C Mo4+ Mo5+ Mo6+ 事業原簿:P15 事業原簿:P15事業原簿:P15 事業原簿:P15

(12)

21

開発触媒の硫化過程の

開発触媒の硫化過程の

開発触媒の硫化過程の

開発触媒の硫化過程のIR測定

測定

測定

測定

未硫化の状態では、 未硫化の状態では、 未硫化の状態では、 未硫化の状態では、Coは触媒表面上でクエン酸とキレート化し、クエン酸は触媒表面上でクエン酸とキレート化し、クエン酸は触媒表面上でクエン酸とキレート化し、クエン酸は触媒表面上でクエン酸とキレート化し、クエン酸Coになっになっになっになっ ていることが確認された。クエン酸 ていることが確認された。クエン酸 ていることが確認された。クエン酸 ていることが確認された。クエン酸Coはは200℃以上で分解が始まることが分かった。は ℃以上で分解が始まることが分かった。℃以上で分解が始まることが分かった。℃以上で分解が始まることが分かった。 1200 1400 1600 1800 2000

Wavenumber /cm

-1

A

b

so

r

b

a

n

ce /

A

.U

.

S u lfid a tion tem p eratu re / o C Fresh 150 200 250 300 350 H2CCOO HOCCOO H2CCOO H2CCOO HOCCOO H2CCOO Co Co Co O C O -R 対称伸縮振動 対称伸縮振動 対称伸縮振動 対称伸縮振動 O C O -R 対称伸縮振動 対称伸縮振動 対称伸縮振動 対称伸縮振動 C O -R 対称伸縮振動 対称伸縮振動 対称伸縮振動 対称伸縮振動 クエン酸コバルト クエン酸コバルト クエン酸コバルト クエン酸コバルト 事業原簿:P15 事業原簿:P15事業原簿:P15 事業原簿:P15 22

CoMoS相

300℃℃℃℃ 250℃℃℃℃ 硫化前 硫化前 硫化前 硫化前 の状態 の状態 の状態 の状態 200℃℃℃℃ 担体 担体担体 担体 担体 担体担体 担体 担体 担体 担体 担体

クエン酸

クエン酸

クエン酸

クエン酸Co

MoO3 担体 担体 担体 担体 MoS2 硫化 硫化硫化 硫化 の進行 の進行 の進行 の進行 硫化終了 硫化終了硫化終了 硫化終了 MoS2層構造の形成層構造の形成層構造の形成層構造の形成 クエン酸 クエン酸 クエン酸 クエン酸Coが分解しが分解しが分解しが分解し 活性点の形成開始 活性点の形成開始 活性点の形成開始 活性点の形成開始

CoMoS相

300℃℃℃℃ 250℃℃℃℃ 硫化前 硫化前 硫化前 硫化前 の状態 の状態 の状態 の状態 200℃℃℃℃ 担体 担体担体 担体 担体 担体担体 担体 担体 担体 担体 担体

クエン酸

クエン酸

クエン酸

クエン酸Co

MoO3 担体 担体 担体 担体 MoS2 硫化 硫化硫化 硫化 の進行 の進行 の進行 の進行 硫化終了 硫化終了硫化終了 硫化終了 MoS2層構造の形成層構造の形成層構造の形成層構造の形成 クエン酸 クエン酸 クエン酸 クエン酸Coが分解しが分解しが分解しが分解し 活性点の形成開始 活性点の形成開始 活性点の形成開始 活性点の形成開始 XPS、、、及び、及び及び及びFT-IRの結果から、予備硫化時、の結果から、予備硫化時、の結果から、予備硫化時、の結果から、予備硫化時、Moはは200℃以下で先に硫化され、そのは ℃以下で先に硫化され、その℃以下で先に硫化され、その℃以下で先に硫化され、その 後、クエン酸 後、クエン酸 後、クエン酸

後、クエン酸Coが徐々に分解することが分かった。が徐々に分解することが分かった。が徐々に分解することが分かった。が徐々に分解することが分かった。CoととMoの硫化される時間の差と の硫化される時間の差の硫化される時間の差の硫化される時間の差 により により により によりMoS2エッジ部にエッジ部にCo-Mo-S相が効果的に形成すると推察される。エッジ部にエッジ部に 相が効果的に形成すると推察される。相が効果的に形成すると推察される。相が効果的に形成すると推察される。

活性点形成のメカニズム

活性点形成のメカニズム

活性点形成のメカニズム

活性点形成のメカニズム

事業原簿:P15事業原簿:P15事業原簿:P15事業原簿:P15

(13)

23

開発触媒の寿命試験結果

開発触媒の寿命試験結果

開発触媒の寿命試験結果

開発触媒の寿命試験結果

C-606A(10ppm運転

運転

運転

運転):ベンチプラント

:ベンチプラント

:ベンチプラント

:ベンチプラント

パイロットプラントでの パイロットプラントでの パイロットプラントでの パイロットプラントでの10ppm寿命試験の結果、長期の運転においても急激な活性寿命試験の結果、長期の運転においても急激な活性寿命試験の結果、長期の運転においても急激な活性寿命試験の結果、長期の運転においても急激な活性 低下は起こらず、初期の高活性が安定的に維持されることが確認された。 低下は起こらず、初期の高活性が安定的に維持されることが確認された。 低下は起こらず、初期の高活性が安定的に維持されることが確認された。 低下は起こらず、初期の高活性が安定的に維持されることが確認された。 320 330 340 350 360 370 380 0 20 40 60 80 100

Time on stream /day

R equi r ed Te m p e ra tur e fo r 1 0 pp m / o C

C-606A

H2分圧分圧分圧分圧 4.9 MPa LHSV 1.3h-1 原料 原料原料 原料 直留軽油直留軽油直留軽油直留軽油       (S 1.06 %) 320 330 340 350 360 370 380 0 20 40 60 80 100

Time on stream /day

R equi r ed Te m p e ra tur e fo r 1 0 pp m / o C

C-606A

H2分圧分圧分圧分圧 4.9 MPa LHSV 1.3h-1 原料 原料原料 原料 直留軽油直留軽油直留軽油直留軽油       (S 1.06 %) 事業原簿:P16 事業原簿:P16 事業原簿:P16 事業原簿:P16 24

開発触媒の実用化

開発触媒の実用化

開発触媒の実用化

開発触媒の実用化

・・

C-605A

2003年年年年7月~ 月~ 月~ 月~  コスモ石油坂出製油所軽油脱硫装置 コスモ石油坂出製油所軽油脱硫装置コスモ石油坂出製油所軽油脱硫装置 コスモ石油坂出製油所軽油脱硫装置

・・

C-606A

2004年年年年5月~月~月~月~ コスモ石油千葉製油所軽油脱硫装置 コスモ石油千葉製油所軽油脱硫装置コスモ石油千葉製油所軽油脱硫装置 コスモ石油千葉製油所軽油脱硫装置 2004年年年年7月~月~月~月~ コスモ石油四日市製油所軽油脱硫装置 コスモ石油四日市製油所軽油脱硫装置コスモ石油四日市製油所軽油脱硫装置 コスモ石油四日市製油所軽油脱硫装置 2004年年年年9月~月~月~月~ コスモ石油堺製油所軽油脱硫装置 コスモ石油堺製油所軽油脱硫装置コスモ石油堺製油所軽油脱硫装置 コスモ石油堺製油所軽油脱硫装置 コスモ石油 コスモ石油コスモ石油 コスモ石油(株株株株)では、では、では、では、2005年年年年1月の製油所出荷を目標に、月の製油所出荷を目標に、月の製油所出荷を目標に、月の製油所出荷を目標に、 今秋よりコスモ石油全製油所(千葉、四日市、堺、坂出) 今秋よりコスモ石油全製油所(千葉、四日市、堺、坂出)今秋よりコスモ石油全製油所(千葉、四日市、堺、坂出) 今秋よりコスモ石油全製油所(千葉、四日市、堺、坂出) 軽油脱硫装置にてサルファーフリー軽油の商業生産を開始 軽油脱硫装置にてサルファーフリー軽油の商業生産を開始軽油脱硫装置にてサルファーフリー軽油の商業生産を開始 軽油脱硫装置にてサルファーフリー軽油の商業生産を開始 コスモ石油 コスモ石油 コスモ石油 コスモ石油(株株株株)千葉製油所軽油脱硫装置千葉製油所軽油脱硫装置千葉製油所軽油脱硫装置千葉製油所軽油脱硫装置 事業原簿:P16 事業原簿:P16事業原簿:P16 事業原簿:P16

(14)

25

まとめ

まとめ

まとめ

まとめ

リン酸とクエン酸を添加した含浸溶液( リン酸とクエン酸を添加した含浸溶液( リン酸とクエン酸を添加した含浸溶液(

リン酸とクエン酸を添加した含浸溶液(Co、、Mo))))を担体(、 を担体(を担体(を担体(HY-Al2O3)))に担持した)に担持したに担持したに担持した 後、焼成をせずに乾燥で留めるという新たな触媒調製方法でサルファーフリー 後、焼成をせずに乾燥で留めるという新たな触媒調製方法でサルファーフリー 後、焼成をせずに乾燥で留めるという新たな触媒調製方法でサルファーフリー 後、焼成をせずに乾燥で留めるという新たな触媒調製方法でサルファーフリー 軽油を生産できる高活性 軽油を生産できる高活性 軽油を生産できる高活性 軽油を生産できる高活性CoMo系脱硫触媒の開発に成功した。系脱硫触媒の開発に成功した。系脱硫触媒の開発に成功した。系脱硫触媒の開発に成功した。 この触媒の脱硫活性は従来の この触媒の脱硫活性は従来の この触媒の脱硫活性は従来の この触媒の脱硫活性は従来の500ppm対応触媒と比較し、反応速度で約対応触媒と比較し、反応速度で約対応触媒と比較し、反応速度で約3倍で対応触媒と比較し、反応速度で約 倍で倍で倍で ある。 ある。 ある。 ある。 同触媒の活性点構造を調べた結果、高活性である 同触媒の活性点構造を調べた結果、高活性である 同触媒の活性点構造を調べた結果、高活性である 同触媒の活性点構造を調べた結果、高活性であるCo-Mo-S相の高分散化、並相の高分散化、並相の高分散化、並相の高分散化、並 びに びに びに

びにMoS2の多層化(の多層化(Co-Mo-S TypeⅡ)の多層化(の多層化( Ⅱ)Ⅱ)Ⅱ)に成功していることが明らかになった。に成功していることが明らかになった。に成功していることが明らかになった。に成功していることが明らかになった。

同触媒はベンチプラントでの寿命試験で耐久性が確認された後、コスモ石油 同触媒はベンチプラントでの寿命試験で耐久性が確認された後、コスモ石油 同触媒はベンチプラントでの寿命試験で耐久性が確認された後、コスモ石油 同触媒はベンチプラントでの寿命試験で耐久性が確認された後、コスモ石油 全製油所(千葉、四日市、堺、坂出)の軽油脱硫装置に導入され、サルファーフ 全製油所(千葉、四日市、堺、坂出)の軽油脱硫装置に導入され、サルファーフ 全製油所(千葉、四日市、堺、坂出)の軽油脱硫装置に導入され、サルファーフ 全製油所(千葉、四日市、堺、坂出)の軽油脱硫装置に導入され、サルファーフ リー軽油生産の実用化に成功した。 リー軽油生産の実用化に成功した。 リー軽油生産の実用化に成功した。 リー軽油生産の実用化に成功した。

事業原簿:P16 事業原簿:P16事業原簿:P16 事業原簿:P16 26

高分散

高分散

高分散

高分散NiMoアルミナ触媒

アルミナ触媒

アルミナ触媒

アルミナ触媒

PEC袖ヶ浦第1研究室

袖ヶ浦第1研究室

袖ヶ浦第1研究室

袖ヶ浦第1研究室

(15)

27 NiMo触媒触媒触媒触媒 (硫化後) (硫化後)(硫化後) (硫化後) Al2O3 NiMoS 高活性点高活性点高活性点高活性点

 ○高分散化促進   ○活性点の構造制御

 ○高分散化促進   ○活性点の構造制御

 ○高分散化促進   ○活性点の構造制御

 ○高分散化促進   ○活性点の構造制御

不活性種の生成を抑制 不活性種の生成を抑制 不活性種の生成を抑制 不活性種の生成を抑制

×

:脱硫活性点脱硫活性点脱硫活性点脱硫活性点 S Mo Ni S S Mo Mo S S S S CH3 S CH3

金属増量・高分散化・構造制御

金属増量・高分散化・構造制御

金属増量・高分散化・構造制御

金属増量・高分散化・構造制御

金属増量・高分散化・構造制御

金属増量・高分散化・構造制御

金属増量・高分散化・構造制御

金属増量・高分散化・構造制御

NiSx NiMoO4 NiAl2O4

NiMo触媒の更なる高性能化 → 水素化脱硫ルートの更なる促進

触媒の更なる高性能化 → 水素化脱硫ルートの更なる促進

触媒の更なる高性能化 → 水素化脱硫ルートの更なる促進

触媒の更なる高性能化 → 水素化脱硫ルートの更なる促進

触媒開発コンセプト

触媒開発コンセプト

触媒開発コンセプト

触媒開発コンセプト

事業原簿:P17事業原簿:P17事業原簿:P17事業原簿:P17 28

H11

H13

相対脱

硫活

相対脱

硫活

相対脱

硫活

相対脱

硫活

年度

年度

年度

年度

H12

H14

H15

実用化検討

実用化検討

実用化検討

実用化検討

更なる高性能化

更なる高性能化

更なる高性能化

更なる高性能化

NiMoP/Ti-Al

増量

増量

増量

増量NiMoP/Si-Al

NiMo/Al

NiMoP/Si-Al

CoMo/Al

NiMo/Al

高分散化

高分散化

高分散化

高分散化

高担持量

高担持量

高担持量

高担持量

表面改質

表面改質

表面改質

表面改質

15 ppmターゲット

ターゲット

ターゲット

ターゲット

50 ppmターゲット

ターゲット

ターゲット

ターゲット

NiMoP/Ti-Al

触媒開発展開図

触媒開発展開図

触媒開発展開図

触媒開発展開図

100 200 300 400 事業原簿:P17 事業原簿:P17 事業原簿:P17 事業原簿:P17

(16)

29

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(1)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(1)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(1)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(1)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(1)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(1)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(1)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(1)

目標硫黄分を達成する反応温度(初期活性) **** 異なるLGO運転データ   からの換算推定値 300 300 300 300 310 310 310 310 320 320 320 320 330 330 330 330 340 340 340 340 350 350 350 350 360 360 360 360 反応 温度 ( ℃ ) 反応 温度 ( ℃ ) 反応 温度 ( ℃ ) 反応 温度 ( ℃ ) H11年開発基準 H11年開発基準 H11年開発基準 H11年開発基準 中間開発品中間開発品中間開発品中間開発品 H15年開発品H15年開発品H15年開発品H15年開発品 400ppm 400ppm 400ppm 400ppm 40ppm40ppm40ppm40ppm 10ppm10ppm10ppm10ppm

CoMo/Al NiMoP/Si-Al NiMoP/Ti-Al

* * * * S: 1.15 %, N: 100ppm T90%: 347℃℃℃℃ P(H2):::: 4.9 MPa H2/Oil:::: 250 Nm3/kl LHSV:::: 1.5 h-1

超深脱性能に優れた

超深脱性能に優れた

超深脱性能に優れた

超深脱性能に優れた

NiMo系触媒の大幅な低温高活性化を達成

系触媒の大幅な低温高活性化を達成

系触媒の大幅な低温高活性化を達成

系触媒の大幅な低温高活性化を達成

事業原簿:P18 事業原簿:P18事業原簿:P18 事業原簿:P18 30 3000 3200 3400 3600 3800 4000 Wavenumber (cm-1 ) Al2O3(II) TiO2=5wt% TiO2=10wt% チタニア添加担体のIRスペクトル チタニア添加によりアルミナ表面の チタニア添加によりアルミナ表面の チタニア添加によりアルミナ表面の チタニア添加によりアルミナ表面の 塩基性 塩基性 塩基性 塩基性OHが選択的に減少が選択的に減少が選択的に減少が選択的に減少  NO吸着IRから算出した相対Ni露出度     (添加物無しを基準,NO-Ni/NO-Mo比) 添加物によりアルミナ表面が改質され 添加物によりアルミナ表面が改質され添加物によりアルミナ表面が改質され 添加物によりアルミナ表面が改質され Ni表面露出度が向上表面露出度が向上表面露出度が向上表面露出度が向上 チタニア添加 > シリカ添加 チタニア添加 > シリカ添加チタニア添加 > シリカ添加 チタニア添加 > シリカ添加

初期脱硫活性向上要因の解析

初期脱硫活性向上要因の解析

初期脱硫活性向上要因の解析

初期脱硫活性向上要因の解析

初期脱硫活性向上要因の解析

初期脱硫活性向上要因の解析

初期脱硫活性向上要因の解析

初期脱硫活性向上要因の解析

0 5 10 15 20 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 添 添 添 添加加加物加物物物担担持担担持持量持量量量 (wt%) 相相相相 対対対対 Ni 露露露露 出出出出 度度度度 シリカ添加 チタニア添加 相対相対相対相対 Ni 露出度露出度露出度露出度 事業原簿:P18 事業原簿:P18 事業原簿:P18 事業原簿:P18

(17)

31

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(2)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(2)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(2)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(2)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(2)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(2)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(2)

1.活性点制御による脱硫性能向上検討(2)

開発触媒(ラボ試作レベル)の寿命評価

開発触媒(ラボ試作レベル)の寿命評価

開発触媒(ラボ試作レベル)の寿命評価

開発触媒(ラボ試作レベル)の寿命評価

330 340 350 360 370 0 30 60 90 120 150 通油日数( 通油日数( 通油日数( 通油日数(day)))) 補正反 応温 度 補正反 応温 度 補正反 応温 度 補正反 応温 度 (ºC) 触媒: 触媒: 触媒: 触媒:NiMoP////Ti-Al 初期の比較的急な劣化後  初期の比較的急な劣化後  初期の比較的急な劣化後  初期の比較的急な劣化後  約 約 約 約50日以降では日以降では日以降では日以降では 劣化速度 劣化速度 劣化速度 劣化速度 1.0~~1.5℃/月で~ ℃/月で℃/月で℃/月で 安定であることを確認できた。 安定であることを確認できた。 安定であることを確認できた。 安定であることを確認できた。 工業化検討中 工業化検討中 工業化検討中 工業化検討中 工業レベル( 工業レベル( 工業レベル( 工業レベル(10トン)での  トン)での  トン)での  トン)での   製造試験を実施済 製造試験を実施済 製造試験を実施済 製造試験を実施済 寿命評価条件 寿命評価条件寿命評価条件 寿命評価条件 原料油: 標準設定油 原料油: 標準設定油原料油: 標準設定油 原料油: 標準設定油 LHSV:::: 1.0 h-1 水素分圧:  水素分圧: 水素分圧:  水素分圧: 4.9 MPa ターゲット ターゲットターゲット ターゲットS分: 分: 分: 分: 10 ppm 事業原簿:P18 事業原簿:P18 事業原簿:P18 事業原簿:P18

10ppmに向けて

触媒劣化機構解析

触媒劣化機構解析

触媒劣化機構解析

触媒劣化機構解析

に向けて

に向けて

に向けて

寿命予測検討

寿命予測検討

寿命予測検討

寿命予測検討

東北大学

東北大学

東北大学

東北大学

東北大学

東北大学

東北大学

東北大学

(山田研究室)

(山田研究室)

(山田研究室)

(山田研究室)

(山田研究室)

(山田研究室)

(山田研究室)

(山田研究室)

産業技術

産業技術

産業技術

産業技術

産業技術

産業技術

産業技術

産業技術

総合研究所

総合研究所

総合研究所

総合研究所

総合研究所

総合研究所

総合研究所

総合研究所

袖ヶ浦第一研究室

袖ヶ浦第一研究室

袖ヶ浦第一研究室

袖ヶ浦第一研究室

袖ヶ浦第一研究室

袖ヶ浦第一研究室

袖ヶ浦第一研究室

袖ヶ浦第一研究室

触媒開発

触媒開発

触媒開発

触媒開発

触媒開発

触媒開発

触媒開発

触媒開発

実運転

実運転

実運転

実運転

実運転

実運転

実運転

実運転

劣化触媒解析

劣化触媒解析

劣化触媒解析

劣化触媒解析

劣化触媒解析

劣化触媒解析

劣化触媒解析

劣化触媒解析

寿命予測技術

寿命予測技術

寿命予測技術

寿命予測技術

寿命予測技術

寿命予測技術

寿命予測技術

寿命予測技術

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

触媒改良

PEC

PEC

研究統括室

研究統括室

研究統括室

研究統括室

研究統括室

研究統括室

研究統括室

研究統括室

2.触媒劣化機構の解析と

2.触媒劣化機構の解析と

2.触媒劣化機構の解析と

2.触媒劣化機構の解析と

加速劣化による寿命予測検討

加速劣化による寿命予測検討

加速劣化による寿命予測検討

加速劣化による寿命予測検討

付着炭素質の 付着炭素質の 付着炭素質の 付着炭素質の 詳細解析を活 詳細解析を活 詳細解析を活 詳細解析を活 性点の変化と 性点の変化と 性点の変化と 性点の変化と 合わせて実施 合わせて実施 合わせて実施 合わせて実施 加速劣化条件による 加速劣化条件による 加速劣化条件による 加速劣化条件による 劣化速度の変化と残 劣化速度の変化と残 劣化速度の変化と残 劣化速度の変化と残 存活性を評価 存活性を評価 存活性を評価 存活性を評価 事業原簿:P19 事業原簿:P19 事業原簿:P19 事業原簿:P19

(18)

33

2.1 軽油深脱の劣化に関する研究例

2.1 軽油深脱の劣化に関する研究例

2.1 軽油深脱の劣化に関する研究例

2.1 軽油深脱の劣化に関する研究例

• 既報告書からの知見

既報告書からの知見

既報告書からの知見

既報告書からの知見

– H13年度

年度

年度

年度PEC成果報告会

成果報告会

成果報告会

成果報告会

• コーク原因物質の解析による軽油生コーク原因物質の解析による軽油生コーク原因物質の解析による軽油生コーク原因物質の解析による軽油生 産性効率化技術の研究開発 産性効率化技術の研究開発 産性効率化技術の研究開発 産性効率化技術の研究開発(((M.1.1.3))))(         – 2222環+3環+環+3環+環+3環+N分から劣化予測式環+3環+ 分から劣化予測式分から劣化予測式分から劣化予測式

– NEDO軽油深脱報告書

軽油深脱報告書

軽油深脱報告書

軽油深脱報告書

• H13年度 年度 年度 PEC横浜第1研究室年度  横浜第1研究室横浜第1研究室横浜第1研究室 – LGO反応性と劣化反応性と劣化反応性と劣化反応性と劣化 » 高温域の運転と3環以上の芳高温域の運転と3環以上の芳高温域の運転と3環以上の芳高温域の運転と3環以上の芳 香族量が特に劣化に影響 香族量が特に劣化に影響 香族量が特に劣化に影響 香族量が特に劣化に影響

• 室蘭工業大学

室蘭工業大学

室蘭工業大学

室蘭工業大学

• 脱硫活性向上とコーク劣化脱硫活性向上とコーク劣化脱硫活性向上とコーク劣化脱硫活性向上とコーク劣化 – 酸性担体の活性向上効果酸性担体の活性向上効果酸性担体の活性向上効果酸性担体の活性向上効果 – Na等による酸性質制御の可能性等による酸性質制御の可能性等による酸性質制御の可能性等による酸性質制御の可能性

• 500ppm深脱運転時の  

深脱運転時の  

深脱運転時の  

深脱運転時の  

触媒劣化は無視できた。

触媒劣化は無視できた。

触媒劣化は無視できた。

触媒劣化は無視できた。

• 50ppm超深脱の規制  

超深脱の規制  

超深脱の規制  

超深脱の規制  

対応から劣化=触媒寿命

対応から劣化=触媒寿命

対応から劣化=触媒寿命

対応から劣化=触媒寿命

が問題となってきた。

が問題となってきた。

が問題となってきた。

が問題となってきた。

• 10ppm以下運転時の劣化

以下運転時の劣化

以下運転時の劣化

以下運転時の劣化

解析は実機ではもちろん 

解析は実機ではもちろん 

解析は実機ではもちろん 

解析は実機ではもちろん 

ベンチでも経験なかった

ベンチでも経験なかった

ベンチでも経験なかった

ベンチでも経験なかった

事業原簿:P19 事業原簿:P19 事業原簿:P19 事業原簿:P19 34 NiMoP/Al(Si) 開発触媒の安定性 310 320 330 340 350 360 370 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 通油日数 (day) 補正反応温度 ( ℃ ) NiMoP/Al(Si) 開発触媒の安定性 310 320 330 340 350 360 370 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 通油日数 (day) 補正反応温度 ( ℃ ) 中間開発品:NiMoP/Si-Al 条件:圧力5MPa, LHSV 1.5h-1,     H2/Oil 250NM3/kl 原料油:硫黄分1.33wt% Short Middle Long 50ppm運転時の劣化状況運転時の劣化状況運転時の劣化状況運転時の劣化状況

2.2 超深脱時の活性劣化状況把握

2.2 超深脱時の活性劣化状況把握

2.2 超深脱時の活性劣化状況把握

2.2 超深脱時の活性劣化状況把握

2.2 超深脱時の活性劣化状況把握

2.2 超深脱時の活性劣化状況把握

2.2 超深脱時の活性劣化状況把握

2.2 超深脱時の活性劣化状況把握

A.

A.

A.

A.

活性点のシンタリング

活性点のシンタリング

活性点のシンタリング

活性点のシンタリング

B.

塩基性窒素の吸着

塩基性窒素の吸着

塩基性窒素の吸着

塩基性窒素の吸着

C.コーク生成・堆積

C.コーク生成・堆積

C.コーク生成・堆積

C.コーク生成・堆積

予想劣化因子

触媒上のコーク質評価

触媒上のコーク質評価

触媒上のコーク質評価

触媒上のコーク質評価

がポイント

がポイント

がポイント

がポイント

事業原簿:P19 事業原簿:P19 事業原簿:P19 事業原簿:P19

(19)

35 抜き出し触媒に付着した炭素質の経時変化 抜き出し触媒に付着した炭素質の経時変化 抜き出し触媒に付着した炭素質の経時変化 抜き出し触媒に付着した炭素質の経時変化 (溶媒抽出法) (溶媒抽出法) (溶媒抽出法) (溶媒抽出法)

2.3 劣化触媒上のコーク質評価(

2.3 劣化触媒上のコーク質評価(

2.3 劣化触媒上のコーク質評価(

2.3 劣化触媒上のコーク質評価(

2.3 劣化触媒上のコーク質評価(

2.3 劣化触媒上のコーク質評価(

2.3 劣化触媒上のコーク質評価(

2.3 劣化触媒上のコーク質評価(

TPO

TPO

法)

法)

法)

法)

法)

法)

法)

法)

触媒上のコーク質評価

触媒上のコーク質評価

触媒上のコーク質評価

触媒上のコーク質評価

がポイント

がポイント

がポイント

がポイント

1.9 3.5 5.0 5.2 1.9 1.3 1.5 2.0 1.6 1.3 1.4 1.7 0 2 4 6 8 10 予備硫化後 7日間 70日間 170日間 On c at al ys t, wt % ASE 1(吸着成分) ASE 2(ソフトコーク) ハードコーク Ⅲ 予備硫化後 予備硫化後 予備硫化後 予備硫化後 170日後 170日後 170日後 170日後

長期寿命評価後触媒上には難燃性コーク(ハードコーク)が堆積

長期寿命評価後触媒上には難燃性コーク(ハードコーク)が堆積

長期寿命評価後触媒上には難燃性コーク(ハードコーク)が堆積

長期寿命評価後触媒上には難燃性コーク(ハードコーク)が堆積

→ この堆積量と残存活性との関係を把握する試み

→ この堆積量と残存活性との関係を把握する試み

→ この堆積量と残存活性との関係を把握する試み

→ この堆積量と残存活性との関係を把握する試み

東北大学

東北大学

東北大学

東北大学

事業原簿:P19 事業原簿:P19 事業原簿:P19 事業原簿:P19 36

IIIの堆積量が多い触媒ほど残存活性が低い

の堆積量が多い触媒ほど残存活性が低い

の堆積量が多い触媒ほど残存活性が低い

の堆積量が多い触媒ほど残存活性が低い

2.4 炭素堆積量と残存

2.4 炭素堆積量と残存

HDS

HDS

活性との相関

活性との相関

0 2 4 6 8 10 600 610 620 630 640 650 660 670 Residual HDS activity* /K Am ount of Car bon /m m o l/g-c a t 実劣化触媒 実劣化触媒実劣化触媒 実劣化触媒 (袖ヶ浦研) (袖ヶ浦研)(袖ヶ浦研) (袖ヶ浦研) 加速劣化触媒(産総研)加速劣化触媒(産総研)加速劣化触媒(産総研)加速劣化触媒(産総研)

III

I

II

I+II

*10 ppm-S到達補正温度 (産総研産総研産総研産総研評価結果に基づく)

東北大学

東北大学

東北大学

東北大学

I

II

III

I +II

事業原簿:P20 事業原簿:P20 事業原簿:P20 事業原簿:P20

(20)

37

堆積炭素質による劣化モデル

(東北大学提供)

原料油中の含窒素化合

物の構造と反応性

硫化物ナノクラスターの

CUS, モルフォロジー

堆積炭素質の

組成と堆積量

事業原簿:P20 事業原簿:P20 事業原簿:P20 事業原簿:P20 38

研究開発の成果

研究開発の成果

研究開発の成果

研究開発の成果

研究開発の成果

研究開発の成果

研究開発の成果

研究開発の成果

 

 1.改良触媒の絞込と実用化検討

  ・

活性点制御技術により脱硫活性の大幅な高性能化を達成活性点制御技術により脱硫活性の大幅な高性能化を達成活性点制御技術により脱硫活性の大幅な高性能化を達成活性点制御技術により脱硫活性の大幅な高性能化を達成 → NiMoP/Ti-Al

  ・

10ppm以下でのベンチ評価(以下でのベンチ評価(以下でのベンチ評価(100日超)にて安定性を確認以下でのベンチ評価( 日超)にて安定性を確認日超)にて安定性を確認日超)にて安定性を確認 → 厳しい運転条件でも1年以上の寿命は期待できる

  ・

工業規模での製造可能性を確認(平成16年1月実施済)工業規模での製造可能性を確認(平成16年1月実施済)工業規模での製造可能性を確認(平成16年1月実施済)工業規模での製造可能性を確認(平成16年1月実施済)

 2.長寿命化と寿命予測技術検討

  ・

解析結果から触媒劣化要因は、ハードコークへの変質・蓄積が一因解析結果から触媒劣化要因は、ハードコークへの変質・蓄積が一因解析結果から触媒劣化要因は、ハードコークへの変質・蓄積が一因解析結果から触媒劣化要因は、ハードコークへの変質・蓄積が一因 → この蓄積量を抑制することが重要

 3.開発技術の体系化

  ・

計算化学手法による活性点のモデル化に目処をつけた計算化学手法による活性点のモデル化に目処をつけた計算化学手法による活性点のモデル化に目処をつけた計算化学手法による活性点のモデル化に目処をつけた

今後の課題

今後の課題

今後の課題

今後の課題

 ア.改良触媒の工業化

 イ.産学連携による開発技術の普及と体系化(特に劣化抑制)

まとめ

まとめ

まとめ

まとめ

まとめ

まとめ

まとめ

まとめ

事業原簿:P20事業原簿:P20事業原簿:P20事業原簿:P20

(21)

39

チタニア担体触媒

チタニア担体触媒

チタニア担体触媒

チタニア担体触媒

PEC千代田研究室

千代田研究室

千代田研究室

千代田研究室

40

なぜチタニアか?

それは、水素化活性がアルミナ担体に比べ高いから。

それは、水素化活性がアルミナ担体に比べ高いから。

それは、水素化活性がアルミナ担体に比べ高いから。

それは、水素化活性がアルミナ担体に比べ高いから。

◎難還元性で脱硫性能の低い四配位種のモリブデンが無い ◎難還元性で脱硫性能の低い四配位種のモリブデンが無い ◎難還元性で脱硫性能の低い四配位種のモリブデンが無い ◎難還元性で脱硫性能の低い四配位種のモリブデンが無い ◎チタニア上のモリブデンは還元されやすく、硫化されやすい。 ◎チタニア上のモリブデンは還元されやすく、硫化されやすい。◎チタニア上のモリブデンは還元されやすく、硫化されやすい。 ◎チタニア上のモリブデンは還元されやすく、硫化されやすい。

文献に見るチタニアを担体とする触媒の

文献に見るチタニアを担体とする触媒の

文献に見るチタニアを担体とする触媒の

文献に見るチタニアを担体とする触媒の

  対比表面積当たりの活性比較

  対比表面積当たりの活性比較

  対比表面積当たりの活性比較

  対比表面積当たりの活性比較

触媒 脱硫 脱窒素 VGOの脱窒素触媒の開発(1978) - 3倍 上智大・瀬川教授の深脱触媒(1995) 3倍 -物質研・葭村室長の超深脱触媒(2000) 4倍 -比活性 事業原簿:P25 事業原簿:P25事業原簿:P25 事業原簿:P25

(22)

41

研究開発の課題と手段

技術課題:

技術課題:

技術課題:

技術課題:

 

 

 

 チタニア担体の

チタニア担体の

チタニア担体の

チタニア担体の

細孔分布制御

細孔分布制御

細孔分布制御

細孔分布制御

 

 

 

 チタニア担体の

チタニア担体の

チタニア担体の

チタニア担体の

高表面積化

高表面積化

高表面積化

高表面積化

((

(100

100m

100

100

m

m

m

2222

/

//

/gggg以上) 

以上) 

以上) 

以上) 

 

 

 

 担持金属の

担持金属の

担持金属の

担持金属の

高分散化

高分散化

高分散化

高分散化

 

 

 

 

   その手段として

その手段として

その手段として

その手段として

     ・

     ・

     ・

     ・

千代田

千代田

千代田

千代田pH

pH

pH

pHスイング法

スイング法

スイング法

スイング法

を応用

を応用

を応用

を応用

    

    

    

    

事業原簿:P25 事業原簿:P25事業原簿:P25 事業原簿:P25 42

原料油種、反応条件および目標値

原油種 原油種原油種 原油種 中東系直留軽油中東系直留軽油中東系直留軽油中東系直留軽油 原料油蒸留性状 原料油蒸留性状原料油蒸留性状 原料油蒸留性状 T90T90T90T90 350℃350℃350℃350℃ 以下以下以下以下 液空間速度 液空間速度液空間速度 液空間速度 1.5h1.5h1.5h1.5h----1111 以下以下以下以下 水素分圧 水素分圧水素分圧 水素分圧 約5MPa約5MPa約5MPa約5MPa 反応温度 反応温度反応温度 反応温度 350℃以下350℃以下350℃以下350℃以下 生成硫黄分 生成硫黄分生成硫黄分 生成硫黄分 1111 0000 ppm以下ppm以下ppm以下ppm以下 水素消費量 水素消費量水素消費量 水素消費量 65Nm65Nm65Nm65Nm3333/kl/kl/kl/kl 以下以下以下以下 触媒寿命 触媒寿命触媒寿命 触媒寿命 2年2年2年2年 以上以上以上以上 触媒強度 触媒強度触媒強度 触媒強度 0.8kg/mm以上0.8kg/mm以上0.8kg/mm以上0.8kg/mm以上 事業原簿:P25 事業原簿:P25 事業原簿:P25 事業原簿:P25

参照

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