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昭和十四年夏期に於ける小児流行性脳炎の臨床的観察

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Academic year: 2021

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東京女署學會第六圏絡會演説 ,ler) 常家兎臓器還元V.C.量に就ては諸家の報告あPO其李均値は第1表に見る如くにして、又森氏 は糖V,G量を測定して同じく第1表に示せる如く報告せり。 演者の例にては第2表に示す如し。諸家の報告は何れ魂成熟家兎に就て測定せる.ものにして幼 輯家兎臓器V・C・量に就では報告少きが如し。e般に幼若家兎は成熟家兎に比し、臓、胸腺等にV. C.多量に含まれるも、生後5目目よコ其V.C.含有量の順位定まサ、次第に成熟家兎の夫に近づ く.と報告さるるを以て、演者の得たる成績を之と比較するに大膿一致せるを見たPo 本實験材料としては 1kg内外の雄性幼若家兎を用ひ、一定飼料の下に敷日聞飼育後實験に供 せり.肺臓に於ては一葉文は二葉に指頭大乃至栂指頭大赤面色硬結病竃を認め、組織的所見は一・ 般に「クループ」性肺炎の像を呈し、浸潤強く沫血球及び.白血球が大部分を占め、白血球は主とし て多核白血球にしてFibrinは比較的少量なり○毛細氣管枝にも滲出物充満す。又所々に白血球 塊を認め、到る所血管蹟謝し充血を示す。 .存しで各臓器V.C.合有量は第3表に見る如く、封照例に比して甚しき減少を認む。死亡例にあ

耽舳液・尿蹴細査し得南扇・就ての襯定せるに・同じく甚しき減少を示ey(第蟻

参照) ・此V.C.減少度は血液が第1位を占.め、次で肺臓、副腎、肝臓の順な刀(第5表参照)。 蟹験前是等家兎血液総V.C.:量に比し實験後血液総V.G量遙に減少を申せるにも拘らず尿中 .V.C.量は實験前に比し著し毫槍加を示せり。之は演者が先年「ク7v・一プ」性肺炎患者の尿中V.C 排泄量を測定して得たる成績と一致せる所なb。而して之はこ階氏が「ヂフテリー」患者に就て報 告さるる如く、讐内に於けるV.C.の酸化滅少し充分利用されずして尿中に排瀧さるる事も其一・ 因ならむ。 術西垣氏の實験的結核家兎肺臓に於けるが如きV.G含有量の著しき櫓加を認め得ぎ.りし.は、 肺炎が結核に比し遙かに急性に來りV.C.は急速1(消費せられ、艦内合成によbV.C.聖多量に 肺臓に迭り之を保護するの暇なき事も其原因の一なるやも知れず。 .絡に臨み終始御懇篤なる御指導並に御校閲を賜Pし壷澤博士坂本博士に深く感謝の意を表す。 30昭魂†囲年夏期に於ける小見流行性三門の臨康的観察 東京女子醤學專門學校小見科教室(主任 磯田教授) 佐 藤 椰 子 枝 川 口 澄 子 本年度も:東京地方に流行性謄黍多藪嚢生し既に2−3の報告を.みたが、當教室に於て.も2《例の 患者を牧籍したので蝕にその臨床的寒気を総括して報告する.次第である。 症例24例中死亡せるもの3例、中途退院2例(中1例は退院2日後死亡せりと).、目下入院申のもの 3例あり。その他は全治又は輕快退院であるが、その中4例は伺外來にて引回き輕過を襯日中であ 一一一一if ・9 一8 743一一一一

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le6 東京女讐學會第六回総會演説 る0 1)獲生地匿 襲職例を各画別に分けてみると牛込旺最多く、次で四谷置、淀橋匿、更に京橋直、世葭ケ谷下 でその他本郷、小石川、中野s.向島等の各匿の順であうたが之は病院の位置の關係もある事と思 ふ0 2)護病の暗闘 8月13日より9月23日迄1ケ月蝕に亘η大部分の護病は8月中に終ってみる。 3)年齢別義性別 男は13例、女11例であった。年齢剃に見ると幼見κ:多く殊に3年以下のも. .の過孚敷を占む。最小年齢は1年1ケ月であった0 4)護病直前の生活歌態、特に長時間炎天下に遊んだ者、炎天下海水浴をしてみた者等誘因か・ と恩はれる事實の存在するものは5例のみで他には特記すべき程の攣った生活をしたものはなが った0

5)回申

a)前駆症 4−5目前より風邪絹目であったもの2例遥百口咳罹患中の者3例あったのみで・他 には前駆症と云ふ程のものを認めなかった。 b)初野症朕 胃病は獲熱、嗜眠、頭痛、不機娠、痙攣、嘔吐、疹痛、悪心、等で始まって姦 るが、何れ惹熱獲を俘ってみる。然も獲熱で始まってみるものが大部分であった。 c) 劇症駅及そと)純過 i)一般症妖 熱型 大井6型に分つ事が出賜る。帥ち 1型、急激に上昇して39−40。Cに及び3一一6同稽留して後1−2日の問に分利様に下降し一・’tS・ 旦無熱となって2目後1度37.2。C位の輕熱を出し、後無熱にて維過する.もの。(4例) ll型、1型と同様に上昇し4−5日稽留して後次第に下降し、後無熱とならず微熱が長く持幽 するもの。(4例.j 皿型、.最初よP幽氣に上昇せず3−4日の中に2段か3段となって40CC以上の高熱となP最高

は1−2恥てその後再び3−5日赫って2−3段に下降・後糠の持績するもの(7例)・

W型、階段厭に次第に上昇し周り40。C前肇に達し、糟幽する事なくして再び階段駅に次第に. 下降するもの(2例)o ▽型、高熱を突罪してよη不定の弛張熱を比較的長く苧績するもの(5例Q内3例死亡)。 W型、最初1塑にて高熱が6日稽留せる後解熱し、微熱12日間持績せる後再び急激に400C と.

ts Y.翌.日.k Y・ 38・OC壷の弛張雲彪績けたもの(1例。中途退院後死亡)。 高熱持績期聞は大部分10日以内であるが24日以上持綾したものが3例ある。

高熱解熱後無熱となる事なく微熱を維績したものが牛敷あ.つたが、高熱の下って後無熱のままこ 輕過.したものも.少数あ.つた。

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東京女讐品目第六同氏會漢説 le7

咽頭獅及舌苔鮪期贈んど全例礁も著明にみられた。

ii).脳及謄膜の一般症駅 1 意識・..1例を除く外全部潤濁及嗜眠欺態を呈し昏睡状態に陪つたものは3.数であった。殊に 死亡せる2例は終始昏睡扶態の儘であった。大部分の漏濁は第1週以内、嗜眠は第2週に入って潰 クした。. 不安朕態・即ち安眠出來ず常に盤をあちこち動かし又は誰語軋歯等を獲しその他落着かなかつ .たもの侵過多数を占め、殊に1例は躁:狂歌態を呈した。不眠は1例であった。

翻至難約÷躯見ら才・、何縦殆んど第・週以内に撒した、が・例に於て蠣が第2

d 遇に入って単作的に反復し食慾不振を來す程であった。 嘔吐は病初に1例みたのみであった。 項部強直:及ケルニッヒ.氏現象陽性 何れも過∠ド数を占め第2週以内に清失してみる。樹病初に 絃何れも陰性であったものが、第4乃至第7病目に陽性となったものが3例あった。 iii)謄ρ局所鉄脚 軋歯、牙關緊急、顔面筋肉播搦、舌振頗等は何れも僅少数であった。瀕田紳紹麻痺は5例に見 られたが、一時的のものであった。咀嚇嚥下困難は病態に約牛撒に見られ何れも意識恢復と共に 清失してみる。 獲苦不明瞭にて云ふ事のきXとれぬもの、非常に低聲なもの、書を長く延ばして獲催するもの 等5例あYo失語症は2例に認めた。1例は悲母は正常で泣く事も笑ふ事も出來、諒解もあるらし いが登懸鼻をする事が出來ず、うなつく事すらもしない。他の1例は話す意志はあるらしく盛に Pをいろいろの形に動かすが舌が丸くNの奥の方に丸まってしまって思ふ様に動かせず、且潭き 始め忙は暫く聲が出ず、暫時の後衣第に聲が出て認ると武ふ有様であった。 眼症駅 兎眼を認めたもの過牟数、.次で眼瞼下垂、眼球振盟(水雫性)及封光反庶逞鈍も牛数 1 .近くに認めた。斜覗及瞳孔の大小不定は哩「数に見られた。 ・三v) 発動障碍 全身痙攣を起したもの9例、何れも殆んど第1週以内のみである。死亡率は2例とも可成りの程 渡の痙攣をみた。 異常運動及四肢播搦を認めたもh. {g少、「アテトーゼ」様運動をなし、.四肢震頗を過孚敷にみ る。 筋肉麻痺は主に右側上下肢tg見られ(7例)何れも約1週間で恢復してみる。この中特に失語症と の關係をみるi・c、失語症ありし2例の中1例は右上下肢に、1例は左上下肢に筋肉麻痺をみたQ 筋硬直は過孚数に見られ、可選り長く第2週迄持績してみた。一般に上肢が下肢よ)早く緩解 七た。尖足を呈せるもの過牛澱。筋肉を輕く叩く時疹痛と共に偶獲性筋隆起あるものを孚敷以上 k認め、大部分は第3週迄に滑失したが1例だけ5週以上に亘b陽性のものあP。

一一第9巻745一

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tO8, 東京女書學會第六.同聰會演読』 v)反射 膝蓋腱反射及「アヒレス」腱反射共に出没不定であって朝消失してみたも.のが夕方は.もう売進し てみると云ふ有様賜るが、経湿瀧て一度で・も尤陣したもののみを鵬.と929久殿に消失 をとると21%とな駅「アヒレス」腱反射も同康にして韻図.が多く.一般に充莚を認める事が出來 る。然し病初消失してみて第5乃至第7病毒に至って尤恥して來たものを4例あげる事が出薫るQ 何れも大部分は第.3週には正常となってみる。足現象墾づピー.ン.スモー氏現象陽性者は少撒であっ. た。腹壁反射は牛敷以上、病勢盛な頃は溝失し、恢復期に再現.し來る側句あ.り提睾筋反射消失は 1 下藪に見られた。. e vi)感畳障碍 皮膚知畳過敏型筋肉歴痛を認.めたも.の封蝋数蝿しびれ感が1例あった。 vii)分泌及血管蓮動障碍 少数働に流目、張麗菱汗、顔面潮紅や皮麿紋蓋症を認めたQ嚢疹は奪庶疹様1例、秤斑2例を認 めた。 viii)膀胱及直腸障碍 患兄の大部分は便秘を來した○失禁は大多数に見られたが尿閉』は1例魯 も認めず。 ix)謄脊髄液所見 液塵は何れ蛤完進して彫り、測定し得た尤も高v・墜は430粍;水柱であっ・ た。外襯は大部分ホ様透明、第1同穿刺の時はよく見ると多く細塵を認め、又蜘蛛綱を形成す.る ものもあっ.た.。「グ直プリン」反慮は何れも陽性、大部分はバンディ中等度陽性、ノンネー、・アXルト 1 扇陽性であったQ総蛋白.量も㍉スル氏蛋白計でLガ∼3劃線・細胞数は一膿に撫加しでゐ.たが 大子;100越えないものが多かった.。柔の野獣は主1’:淋巴球である。「ト.リプト・・ン」鷹・高 附一荒氏反癒:、細菌何れも陰性。糖量は一般に正常又は赫加を示し、最高0.19h19に達してゐ.る。 x)血液所見 赤血球沈降速度は何れも.甚だしく促進、一血液像.は高熱時のもの.も.解熱後のものも白.血球堰加じ 大部分に中性嗜好細胞講加を認めた。殊に病初商熱時の3例は何才しも「エオ.ジンユ嗜好細胞消失を 示してみる。 xi) 尿所二見著攣なし、マントー氏反則全部陰性’0 6)韓露 死亡伽3例、12.5%。1佛ま5年であったが勉の2例は何れも2年以下であ.つた。全治退院13例、 ヶルニt.tヒ氏現象や競力障碍等を残して退院したもの3例、何れも1ケ月以内に退院してみる。 この外2例は中途退院(丙1例は退院2日後死亡)、3側は目;下俗入院.中である。 31ホ夏我内春斗に入醗せる流行性鵬炎の四症例 東京女子讐學專門學校今村内科教室(主任 今村教授) 横 山 渚 一第 9 巻 746∵一…曜

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