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地球環境問題の世界的貢献にわが国の材料技術を

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Academic year: 2021

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同時発表: 筑波研究学園都市記者会(資料配布) 文部科学記者会(資料配付) 科学記者会(資料配付)

地球環境問題の世界的貢献にわが国の材料技術を

-洞爺湖サミットにむけ、環境・エネルギー問題に応える材料技術の 底力をアピールする一連の企画をNIMSがスタート- 平成20年1月11日 独立行政法人物質・材料研究機構 概 要 洞爺湖サミットの年を迎え、世界規模での地球環境問題の解決のために、わが 国がいかなる貢献をなしうるかが模索されているが、独立行政法人物質・材料研 究機構(理事長 岸 輝雄、以下NIMS)では、これまで世界をリードしてき たわが国の材料・ものつくりの技術とその研究開発能力こそ世界的により大きく 貢献していくべきだとして、この1月から環境・エネルギー問題に応える材料技 術の底力をアピールする一連の企画をスタートさせる。 この一連の企画は、①環境・エネルギーに係わるわが国の材料研究・開発を総 結集させる「環境・エネルギー材料研究展」、②環境・エネルギー問題への取り組 みで直面する材料利用上の問題を交流する「これからの環境・エネルギーにかか わる材料に関する懇談会」、③その問題をさらに材料の専門家により掘り進める 「環境・エネルギー材料連続セミナー」、④最先端の研究開発状況をレビューする 小冊子「環境・エネルギー材料アウトルック」の発行、⑤環境・エネルギーに係 わる材料分野の国際的な研究者を結集させた「NIMSコンファレンス」の実施 である。 この1月16日に、その第1弾として、「これからの環境・エネルギーにかかわ る材料に関する懇談会」がグランドアーク半蔵門(東京都千代田区)にて開催さ れ、産業、運輸、エネルギーなどさまざまな方向から環境・エネルギー問題に取 り組んできた機関や、今後一層取り組みを強めようとしている公的な研究機関・ 大学などが集り、材料技術に対する期待や要望、問題点などを交流する予定であ る。 また、同日午前には、「環境・エネルギー材料研究展」の第1回実行委員会も開 催され、Environment & Energyにあわせて設定されたEighty Eight(88)の環境・ エネルギー材料開発分野からの代表が、平成20年5月29日~30日に東京国 際展示場(東京都江東区)で行われる「環境・エネルギー材料研究展」にむけて 準備を開始する。

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背景と意図 わが国が戦後半世紀の発展を遂げ続けてこられたのは、勤勉な国民性と世界に 誇るものつくりの能力によるものである。とりわけわが国の素材技術は、自動車 や製造機械などのさまざまなメカニズムから半導体技術や触媒技術などの物質機 能の発現に至るまで、広範な分野で先進的なアイデアを現実の製品として実現す ることのできる技術として、製品の生産と品質向上に大きく貢献してきた。そし て現在に至るもその質と生産性において世界を凌駕している。現在、2008 年の京 都議定書約束年を洞爺湖サミットのホスト国として迎えるわが国にとって、地球 環境問題に対する国際的役割にいかに貢献していくのかが問われているが、国際 的な貢献を考える際に、このようなわが国の優れた実績に目を向ける必要がある。 先述のように材料技術はわが国の発展と安定を支えてきた技術である。本四架 橋や関西空港、さらには林立する免振構造のビル群などわが国の社会の基盤構造 の形成は材料技術の存在なくしては不可能であった。また鉄道網の整備、用地用 水の確保、道路網の整備などのわが国の活力ある動脈形成にも材料技術の裏打ち があればこそであった。そして同時に、これらは社会基盤・産業基盤の急速な整 備に迫られている開発途上国において渇望されている技術であり、この基盤的材 料技術の国際的リーダーとしての展開はわが国が国際貢献として第一になしうる ものである。 基盤的材料技術は重要であるが、材料技術の可能性はそれだけではない。80 年 代以降わが国が到達し世界に提示したものは、製品やデバイス設計の極限までを 実現できるきわめて高付加価値の材料技術であった。半導体基盤の極低欠陥単結 晶、高密度実装、小型高性能磁石、低損失軟磁性材料、易加工性高張力鋼板など 自動車、半導体、電子機器のさまざまなアイデアが材料技術と結びついて製品化 されていった。そして、現在、ハイブリッド自動車や太陽光発電パネル、LED 照明、 省電力型ディスプレイなど、環境配慮製品を”具現化する”技術として大きく発 展しようとしている。 しかし、他方で、材料技術は「縁の下の力持ち」に例えられるように、製品と いう姿になってはじめて消費者と面するためにその技術のもつ重みはなかなか表 面に現れ難く、せっかくの技術的バックグラウンドを有しながら、国際貢献など の場ではその高みをあまり有力に生かしているとは言い難い状況であった。 そこで、NIMSでは、この 7 月に開催される洞爺湖サミットを機に、このよ うなわが国の持つ材料技術の研究・開発力を目に見えるようなかたちで認識でき るようにすることで、環境・エネルギー問題に対してもわが国の材料技術の研究・ 開発能力が国際的な問題解決に向けて積極的に貢献していく素地を形成する目的 で、一連の「環境・エネルギー材料」に係わる企画を率先して行うことにした。 このような企画に、材料技術の研究・開発に携わり、その可能性を地球環境問 題の解決のために少しでも生かしたいと思っている研究・開発者の積極的な協力 を期待している。また、一般の消費者の皆さんにも、わが国の優れた環境配慮製

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問い合わせ先: 〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1 独立行政法人物質・材料研究機構 広報室 TEL:029-859-2026 企画内容に関すること: 〒305-0047 茨城県千現1-2-1 独立行政法人物質・材料研究機構 材料ラボ ラボ長、元素戦略クラスター長 原田 幸明(はらだ こうめい) TEL:029-859-2602 FAX:029-859-2601 E-mail [email protected]

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環境・エネルギー材料研究展 --世界に誇るエコイノベーションの切り札:材料技術 人為的行為の影響による気候変動の拡大や資源の安定かつ持続的な供給への懸念な ど、地球環境問題はいまや国際的なセキュリティー問題であり、世界各国がその叡智 を結集して解決に向かわねばならない課題となっています。 こうした問題の解決には、環境配慮型の社会・経済システムへの転換や、あらゆる 生活の場におけるライフスタイルの見直しなど、これまでの人類知を結集した総合的 な取り組みが必要です。中でも、これまでの進歩の推進力であった技術的イノベーシ ョンをいかに使いこなし得るかは、生産基盤として人類知結集を実現する上で不可欠 の要素です。これまでの世界的経済発展を支えてきた国々は、材料、エレクトロニク ス、メカニクス、バイオ、インフォメーション、医療などそれぞれの国の得意な分野 を結集し、エコイノベーションに向けた国際的な共同・協力を推し進めていく必要が あります。 このような国際的な取り組みにおいて、我が国が大きく貢献できる分野は、「ものづ くり・材料技術」です。我が国は、世界をリードする材料生産量を誇り、現在でも高 い信頼性のある材料や高度なテクノロジーを集約した材料では国際的に高い評価を獲 得しています。この世界の最先端にある材料技術を大きく発展させ、国際的なエコイ ノベーションの物質的基礎に大きく貢献していくことは、地球環境問題に関する国際 セキュリティーに対する国際貢献として大きく期待されています。 今回の取り組みは、このような我が国の持つ国際エコイノベーションに関する貢献 の「底力」を結集し、それぞれの技術開発が個別単独ではなくさまざまな関連要素の 連携の中で進められているのだということやその高い開発ポテンシャルを開発者や研 究者同士で確認し励ましあうとともに、社会的にも環境・エネルギー問題を解決する うえで世界最高の材料技術がもつ可能性を提示し、夢のある持続可能なライフスタイ ルの構築に役立てようというものです。 ものづくり・材料に係わる研究者と開発者のみならず、それらを用いた製品やサー ビスの提供者、さらには最終的な選択を下す使用者や消費者の方々の積極的な参加を 呼びかけます。 2008 年 1 月 環境・エネルギー材料研究展 組織委員会

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環境・エネルギー材料研究展 副題 --世界に誇るエコイノベーションの切り札: 材料技術 日程 2008 年 5 月 29 日(木)、30 日(金) 会場 東京ビッグサイト レセプションホール B(5/29、30)+同 A(5/30) テーマⅠ:講演企画(5 月 29 日) 「世界貢献と知のインテグレーション」(仮) 有識者・海外招待者により環境・エネルギー材料が必要とされている背景や 国際的な協力要請を浮き彫りにする。 テーマⅡ:先端研究展示(5 月 30 日) 「究極の資源・エネルギー利用を目指して」(仮)

環境・エネルギー関連材料(E&E)の 88 分野(Eighty Eight)からの展示 テーマⅢ:企業展示(5 月 30 日) 「世界に誇る解決力」(仮) エコプロダクツ展参加企業などによる展示 テーマⅣ:社会企画(5 月 30 日) 環境・エネルギー材料利用のアイデア競技など高校生等が参加しやすい企画 あいさつ 各種団体

参照

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