CMセルロースとプロナーゼ及びナガーゼの結合
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(2) . lof Hokka ido Uni Journa i i i t t t s on (Sec on 口 A) ver y of Educa. Vol .24 .I , No. oc t ober l973. CM セ ルロー スと プロ ナー ゼ及び ナ ガー ゼの 結合. 東. 尚巳・寺本栄 二 o 高野行夫 北海道教育大学旭川分校化学教室. Studi lulose es on Pronase and T agarse Boundto Carboxy cel ーmethyl .. Naomi AZUMA i TBRAMOTo and Yuki i O TAKANO , Ei Depar tmentof Chemi t s ry , , Asahikawa Branch Hokka ido Unive i i ty of Educa t r s on. Abstract. Theconditionsforthe preparation o fi l eenzyme werestudied, Carboxyα1ethylcellulose nso ubl. (CMC) was used as a carrier, pronase and nagarse. inase were used as prote .. The pH f ing Cハ de wi 4C‐ i th enzyme was studied and the maximum yield was or coupl az i obt a ned at around pH 8.7. The act ivi f CA4C‐pronase imum o ty wasincreased wi thincreasing couplingtime. ThepH opt 0 ine pH as compared to the i ts towards more alkal was 9 s value i sd aced by 2pH uni spl . , thi 0 ゴ 登cant 1oss of igni c wi iVe enzyme i th no s nat ed inso1ub1 e enzyme can be stored at 2 1 . The dr. ty act lvl .. 不溶性酵素は, そのすぐれた特性によって, 最近広く利用されつつある. 即ち, 懸濁液として, 又は, カラムに, これ ら不溶性酵素を用いることにより, 反応液と酵素の分離が極めて容易となる 他に, くり返え し酵素を使用することも可能である. 更に, 構造既知の担体に酵素を結合させて,. 1 ) 酵素の環境を変えることにより, 酵素の活性中心近傍についての知見を得ることも出来る ( ,2 . 3 抗原, 抗体反応に於ける利用も著 しい( ) .. 4 i t )の r a( 不溶性担体の種類及び結合の方法には種々あるが, CM セ ル ロ ー ス に Mi z and suma. 6 5 ) ) 方 法 で, 蛋 白分 解 酵 素 を 結 合 さ せ た 例 と して は, トリ プシ ン ( ,6 , キ モ トリ プシ ン ( , フィ シ. 7 8 ソ( ) ) などがあり, これら不溶性酵素の調製法についても, 最近よくまとめら , ブロメ ライ ン (. 9 れている ( ) ,10 .. 我々は, 別な目的の為に不溶性酵素を使 用する必 要を生 じたので, CM セ ル ロ ー ス に S妙ゆZo‐ z ‘ s 及 び βα “⑦yces gγZse c辺“s 錫魔霧svar. βZOZBα‘s, A より得らオ ている蛋白分解酵素 プロナー ゼ 及びナ ガー ゼを結合させたところ, 条件により, 収量及び活性に著 しい差を生 じることを見た. こ れ ら プ ロ ナ ー ゼ 及 びナ ガー ゼの CM セルロース誘導体は, 未だ報告されていないので, これらを. 調製する際の条件及び得られた酵素の性質につき, 若干検討 した結果を報告する.. 実験材料及び方法 実験材料: (54).
(3) . 第24巻 第1号. 1 部 A) 北海道教育大学紀要 (第 1. 昭和48年10月. CM セルロース (交換基容量 0.72 meq/g 45 ) は ミ ドリ 十 字, プ ロ ナ ー ゼ ( 00OPUK/ ) は科研工 g ,. 10 00OPUN/ 業, ナ ガー ゼ ( tube ) は 長 瀬 産 業, セ フ ァ デ ッ ク ス G-200 は Pharmasia, ATP は ,. Sigma よ り夫 々 購入し. い た.. t ) その他の試薬は, すべて 和光純薬特級試薬を用 r en s , カゼイ ン (Hamma. 実験方法: 1 ) 酵素活性測定 蛋白分解酵素の場合:リ ン酸緩衝液 ( 0 ) 中に, 不溶性酵素を懸濁し, 2 5oC の水浴中で, マ PH7 ,. グネ チ ッ ク ス タ ー ラ ー を用 い, 10 分 間 斑 拝 した 後 , カ ゼイ ンを 吹 き こ み, 適 当 な 時 間 々 隔 で,. 5 mZ ずつ反応液をとり出 し (通常5乃至6点) , トリ ク ロ ル 酢 酸 l mZ を含む遠沈管 , 水 0, ooor 中 に 吹 き こ み, 反 応 を 停 止 させ る, 3 pm.10分間の遠心分離後, 上澄みの l m/ を と り, 酢 酸 ,. 0, 5 mZ. 0 5 mZ と 振 り ま ぜ る そ の 後の 操 作 は Yemm and Cocki 緩衝液 ( 11 ) の ニ ンヒ PH5 ng ( . , ,4 M)0 , ,. ドリ ソ法に従い, 加熱開始後45 分 で, 570nm で の 吸 光 度 を 測 定 し, 別 に, L‐ ロイ ツ ン を用 い て 全 く同じ操作を行なって作成した標準曲線を用い, 活性を求めた. 反応液中での濃度は, 通常40mM. 5% カ ゼイ ンで, 全 容 5 mZ で行なった 活性は L‐ ロ イ シ ソ m” mo リ ン酸 緩 衝 液, 0 l e mi , n/mg .. で表わした,. ATpase の 場 合: 我 々の 方 法 で 測 定 した ( 12 ). 0 5M ) PH7 , . . 即 ち, 20 m M トリ ソー マ レイ ン酸 ( ,0 oC で反応させ 1分から4分までの1分毎に生成す KC1 5 C C 1 l M AT P M 5 2 の 成 で 組 a m m , 2 , , , る Pi を Mar t紙 Do t 13 ) に従って求め 活性を Pi ”moles/mg/min で表わした y 法( 2 ) ミ オ シ ン A の調製. ,. ,. 14 ウサギ骨格筋か ら, 我々の方法 ( ) に従って調製 したが, 最後の超遠心分離による精製は, 行. 260nm の 比 は 1 44 で, こ れ を DEAE‐ セ ル ロ ー ス カ ラ な わ な か っ た. こ の ミ オ シ ンの 280nm/ , 83 と な っ た しか し こ の 実 験 に は DEAE‐ セ ル ロ ー ス 処 理 を 行 な わ ム に 通 す と, こ の 比 は, 1 . , , , な い ミ オ シ ンを用 い た,. 3 ) 蛋白質の定量. 不 溶 性 酵 素 に 結 合 して い る 蛋 白 質 は, ミ ク ロ キ エ ル ダ ー ル 法 に よ り, ミ オ シ ンは ピュ ー レ ッ ト ,. 法に よ っ て 定 量 した.. 4 ) ディ スク電気泳動. 5% ア ク リ ル アミ ドゲル を用 い, Webe 15 ) の SDS‐ ディ ス ク 法 に よ っ た r and osborn( ,. 5 ) 不溶性酵素の調製. CM セ ル ロ ー ス ・ ヒ ドラ ジ ドの 調 製: 概 ね, 高 見, 安 藤 ( 6 ) の 方 法 に 依 っ た。 即 ち, CM セ ル 90%) を用 い, CM セ ル ロ ー ス 。 ヒ ド ラ ジ ロ ース をメ チ ル エ ス テ ル と した の ち, 抱 水 ヒ ドラ ジ ン ( ンを 得 た.. 5g の CM セ ル ロ ー ス . t 不溶性酵素の調製: Mi z and sum maria の 方 法 (4) に よ っ た, 即 ち, 0.. 5N‐ HC150mZ に 懸 濁 し, -2o-- ヒ ドラ ジ ドを 0 .. C で撹拝しなが ら 氷冷した 0 5N‐ NaN02 . , K を静かに滴下 し, 1 ‐ デンプン試験紙で確認 しながら適当量 を加え, 更に同温度で30分間機洋を - 続ける. これを猿過し, 生成 した CM セ ル ロ ー ス o ア ジ ドを氷 冷 しな が ら, CI- , N02 の消失す. るまで, 充分量の氷冷水で洗う, 得られたアジ ドは, 直ちに氷冷下で 40 m M ホウ酸緩衝液中で , 酵素とカッ プリ ングさせ, 生成した不溶性酵素を充分量の氷冷水で未結合酵素を洗際し 去 っ て か ら, シリカゲル上で減圧乾燥し, 冷所に保存する,. (55).
(4) . VO I .24 ,l , No. f Educa ion(Sec ion 江 A) i lo f Hokka t ido Uni t ty o journa s ver. 験. 実. 結. oc t ober l973. 果. A) CMC‐ プ ロ ナ ー ゼ (CMC-P) 1 ) カ ッ プ リ ン グ時 の pH の影響 通 常, カ ッ プリ ン グは, 若 干 ア ル カ リ 側 で 行 な わ れ る が, こ の pH. に大きく影響する. CM. 5g セ ル 口 ← ス ・ ヒ ド ラ ジ ド 0.. が不溶性酵素の収量及び活性. から得られた CM セ ル ロ ー ス ・ ア ジ ドに. プ ロ ナ ー ゼ 200 mg を, 種 々 の pH のホウ酸緩衝液 20 m/ 中 で 1 時 間 カ ッ プ リ ン グさせ, 生 成 し P の 収量 X 単位活性)と pH と の 関 係 を 図 ”こ 示 す, た不溶性 プロナー ゼの全活性 (CMC‐. 75 に於ける活性 が最も高く, この pH よ り も 酸 性 側 で も, ア ル カ リ 側 で も, 全 活 性 は 低 か っ pH8 , た, 2 ) カ ッ プリ ン グ時 間 の 影 響. CM セ ル ロ ー ス . ヒ ド ラ ジ ド 1.25g よ り 調 製 した CM セ ル ロ ー ス ・ ア ジ ドに プ ロ ナ ー ゼ 500 mg 75 ) 50 mZ 中 で カ ッ プリ ン グさせ, 時 間 毎 に 1o mZ ず っ と り出 し を 50 m M ホ ウ 酸 緩 衝 液 (PH8. て, 洗線, 乾燥させて得た CMC‐P の活性と, カ ッ プリ ング時間の関係を図2に示す, 活性は, 時. 間と共に増加するが, 反応1時間までの増加 が特に著しい.. 3 ) 酸素量の影響 5 5g の CM セ ル ロ ー ス ・ ヒ ドラ ジ ドよ り 調 製 し た ア ジ ドに, 50 m M ホウ酸緩衝液 ( )中 0. PH8 . s ×l o. 一 = の 罫 コ 心 - の 一 ー u ー. 一 亡 \ に ) - ① 〇 に ユ ヒ. 8 0 ,. 図 I CMC. 0 誓2. . 8 5 ,. PH. 9 o .. 一一- - - -. 9 5 ,. 0o. ,. 2 h ) 時 間(. 3. P 図 2 カ ッ プ リ ン グ 時 間 と CMC‐. アジ ドと プ ロ ナー ゼ がカ ッ プ リ ン. の関係. P 活性との関 グする際の pH と CMC‐. 4. 活性. 横 軸: カ ッ プ リ ン グ時 間, 縦 軸: 活. 係. 性, 各点は, 3回の実験の平均値で. 横軸:pH,縦軸: 全活性 (収量x活性). 5g よ り 得 ら れ た CMC ヒ ドラ ジ ド 0 . CMこC ア ジ ドと プ ロ ナー ゼ を 4 0mM ホ. あ る,. ウ酸緩衝液中でカッ プリン グ し, 得 た CMC P の量と単位活性の積を全活性と ‐ した, 各点は, 3回の実験の平均値であ る,. (56).
(5) . ( △ ). 十 ; \ 叩 「 \ ① 区 コ ① 十 の ① → ロ Y 仁. 昭和48年10月. 北海道教育大学紀要 (第 n 部 A). 第24巻 第1号. 戸 」 ヒ ヒ ヒ u y 一. 、 、 - - 1 1 ‐ 1 ‐ 1 . ・ 1 , I Q 十. M S 。 一 院 き e A I 。 芝 o. ○ ー J 、 一. ,. \, 、 、 、 、. 、 、. 0 5 C ) 温 度ぐ. 3 0 1 0 0. 2 o o P ) e( r ma s m g. oザ 3. 図5. 図 3 プロナー ゼ使用量と CMC‐P の活 性 及び. 結合蛋白量との関係 横軸: プロナ ゼ使用量, 縦軸:活性(0) , 結合蛋白 mg/CMC‐P 1oomg (□) , 各点は2回の実験の平均値である.. プ ロ ナー ゼ及 び CMC P の耐熱性 ‐ 横軸: 処理温度, 縦軸:活性 /mZ(△) 叉 反応条件: プロナー ゼ 10”g PO 5mg /mZ(0) は CMC - . ,40mM リン 0 )を各温度で10分間処 酸緩衝液 ( PH7 . 理後, 3分間流水で冷 却する, こ れ を oC に1 25 0分 間 保った後, カ ゼインを 加え, 反応を開始して活性を測定した,. ( ○ ). ( △ ). J 一 \ 加 ー \ の ス コ 」 の ① 文 r 辻 声 -. 馨lo. . 7. H p. 8. 図 4 プロナー ゼ及び CMC‐P の最適 pH. 9. 0mM 5%カゼイン, 4 横軸:pH, 縦軸: 活性, 反応条件:0 . プ 線 ) ナ 緩 衝 液 ( 点 ロ ーゼ ホウ酸 リン酸緩衝液 (実線) , , 250C. 5 mZ CMC P Z 全容 / / ( ○ ) 10β副mz(△) m m - g , , , (57). 7 0. 憲 ヒ ヒ こ U の ー U に -.
(6) . VO I .24 ,l , No. lof Hokka journa ido Univer i ion(Sec ty of Educa i t t s on n A). oc t obe r l973. で プ ロ ナ ー ゼ 量 を変 え て, 2 時 間 カ ッ プリ ン グさ せ て 得 た 酵 素 の 活 性 は 図 3 に 示 さ れ る よ う に , , おおむね, 酵素量の増加と共に活性は増加するが 約 200 mg 以 上 の プ ロ ナ ー ゼ に よ っ て 略 々 一 , ,. 定の活性を有する CMC‐ P が得られる 又, 図に示される様に CM セルロースに結合した蛋白 , , 量の増加と, 活性の増加とは略 々一致 した ,. B) CMC- ナ ガー ゼ (CMC‐N) ‐ と して プ ロ ナ ー ゼと 同様 に ナ ガー ゼ も CMC‐N , , 不 溶 化 させ る こ と が 出 来 る. CM セ ル ロ ー 5g か ら 得 た ア ジ ドに 直 ち に 種 々 の 量 の ナ ガー ゼ をカ ス ・ ヒ ド ラ ジ ン 0. ッ プ リ ン グさせ て 不 溶 , ,. 化 し, その活性と使用酵素量の関係を表1に示 した この場合も CMC‐P の 場 合 と 同様 に カ ッ . , プリングに使用 した酵素量の増加と共に 活性は増加 したが 使用酵素量に対する結合酵素の割合 , , は 略 々 35% と 一 定 に な っ た .. C) CMC‐P と CMC‐N の 性 質. 1 ) 最適 pH プ ロ ナ ー ゼ の 最 適 pH は 図 4 に 示 さ れ る 様 に , , 中性 附 近 で あ る. 一 方, こ の プ ロ ナ ー ゼが, CM セ ル ロ ー ス に 結 合 した CMC‐P で は PH9 附近に最適 pH が移動 している 酵素の不溶化 ,. .. 表1. 使用酵素量 収 (mg ). (mg ). 5 5 , 8. 254. 17. 量. 活. 性. 結合酵素 mg m〆 molesLeucine/ CM[C 『 - loom L g /mi /mZ mg n 22 0 . 1 09 . 2 6 .3. 240 228. 21. 242. 36. 255. ( ○). 3 43 . 5 3 .1. (船譲)瀞. .. ( △ ) 初0 0. ご. ミ . ー E 2 0 0 0き \ の こ 6 話 一 語 ぎ き l o o亀 o. 1 0 0. ー 0. 2 0 3 o 時間( i ) m n .. 4 0. 0. 6 - a: 分解時間とミオツソ A‐ATpase 及 び ニ ソ ヒ ドリソ反応 横軸: 分解時間 (分) s e 活性 , 縦軌:ATpa (○) , ニソヒドリソ呈色(△) . 反応条件: ミオツソ A 57 mg,0 6 M KC1 . , 1omM Tr isMa l t ea e緩衝液( PH 0) ,CMC- N 50mg 全容 1 2mZ を 25oC で反応し, , 各時間毎に櫨過し, 各櫨液について, 活性 を測定した. 図6. 2 0 フラクション N o ,. 3 0. 6 -b: セ フ ァ デ ッ ク ス G‐ 200 によるゲル櫨過 8×60cm,5 カ ラ ム:2 3 m″tube h / , . , 流 速:5mz , 溶 媒: 0 6M KC1 ) , ,200m M トリ ス ー HC1(PH 6 .ミ オ ツ ソ A (未処理) 6 7mg(……) 5分間分解:蛋白 ;1 .. , 量7mg( ---- ) ,20分間分解: 蛋白量 7mg(--) .. ミ オ ツ ソ A の CMC-N による分解. (58).
(7) . 第24巻 第1号. 北海道教育大学紀要 (第 n 部 A). 昭和48年10月. 一. 国 霧. 1. i 2. 画 一 5. 3. 6 ー c:SDS ディスク電気泳動 t ube 泳動方向は上から下である. 2mA/ 3:20分分解, 5分分解 2 l:ミオッソA(未処理) : , , 4:45分分解, 5: 標準蛋白 (上から BSA ダイ マ ー, BSA, リ ゾ チー ム) , コ マ ジ ー ・ ブ リ リ ア ン ト・ ブ ル ー で染 色し, 酢 酸・ メ タノー ル 溶 液で 脱 色 し た, 図 6 ミ オ ツ ソ A の CMC-N による分解. 9 ) ( 16 ) によって, PH‐ 活性曲線が, 殆ど変 らない場合もあるが ( , 移動する例は 多い , 2 ) 熱 変 性 0 分間処理すると, 何れの温 図 5 に 示 さ れ る様 に, プ ロ ナ ー ゼ 及 び CMC‐P を, 種々の温度で1 が著 度 に於 て も CMC‐P の方がプロナー ゼよりも若干安定 であり, 特に, 高温に於て, その傾向 , しい. 3 ) CMC‐N に よ る ミ オ シ ソの 分解. ニ ソヒ ド ミ オ シ ソ A は, CMC‐N に よ っ て, 小 さ い フ ラ グメ ン トに分 解 さ れ る, こ の こ と は, が次 リ ソ呈 色 法 で 測 定 す る と, ミ オ シ ソ A と CMC‐N の反応時間経過に従 って, TCA 可溶成分. 殆ど変 化 第に増加することからも推定される. 一方, ミオシ ン A‐ATpase 活性は, この処 理で, 00 カ ラ 間 5 分 及 び 20 分 解 液 を, セ フ ァ デ ッ ク ス G÷2 ) しない (図 6-a , しか し, こ の 時, 分 解 時 CMC‐N に よ る処 ム でフ ラ ク シ ョ ンす る と, 図 6-b に示される様な溶出曲線を示 し, ミオシ ソは 理で, 短時間に, 多くの小片を生成すること が認められる.. の ゲル 内 に 入 こ の こ と は, 図 6-c の ア ク リ ル ア ミ ドゲル に よ る 電 気 泳 動 に 於 て, 5% ゲル 上 端 ,. 良く り込まなかっ た蛋白が, 分解時間と共に減少 し, 分子量の小さい断片の増加 していることと, 対 応 して い る,. 察. 考. どの方法で 不溶性酵素の調製にあたり, 不溶化しようとする酵素及び, 用いる担体の性質, 又, ス◎アジド 結合させ るか, によって, その条件は極めて多種に亘る. 本報に於ては, CM セ ル ロ ー 4 )を用いた, この方法 では, 主と して, 蛋白質中 と酵素とを, カッ プリ ングして結合させ る方法 ( のアミノ 基が反応すると考え られているが, 他の基も, 当然反応に関与するものと思われる. 従っ て, それらの基が, 酵素の活性中心近傍に存在する場合には, 酵素は不溶化されても, 酵素活性を 失う場合もあ るが, ここに用いた プロナーゼ, 及び, ナ ガーゼの場合には, 共に充分の活性を有す o る状態で不溶化し得た, この方法は, すべての操作が, o C 附近で行なわれるので, 更に又, 反応 も穏やかである為に, 酵素の変性が一般に少ないのであろう. 7 附近に最適があるということは, CM セ ル ロ ー ス ・ ア ジ ドと 酵 素 の カ ッ プリ ン グの 際 に PH8 , ,. (59).
(8) . I VO .24 ,I , No. Journalof Hokka ido Un ive i ty of Educat ion(Sec i I A) r s t on l. oc t obe r l973. 生成 した CMC‐P の最適 pH が 9 附 近 に あ る こ と と 関 係 が あ る の か 否 か は 不 明 で あ る , , . 使用 する酵素量が多ければ 結合する酵素量も多いであろうと推定され Ka k h l t i 17 )も, ら( c a s , ,. トリ プ シ ン ‐ マ レイ ン酸 重 合 体 の 調 製 に 当 た っ て こ の 事 実 を 認 めて い る こ の こ と は プ ロナ ー , 。 ,. ゼ, ナ ガーゼを不溶化する場合 共に事実であるが 最適量の存在が認められた 又 酵素の結合 , , . , 量の増大に伴 って, その単位活性の増加 が認め られた . 酵素の不溶化によ って 酵素の性質が若干変わることが知られている 未処理の プロナーゼに比 , 。 し, CMC‐P の耐熱性は 若干ではあるが増大した 又 プロナーゼの最適 H p は中性附近である , 、 , の に 対 して CMC‐P では 約9附近へと移動した , . 耐熱性が増大したのは, CM セルロースに酵素が結合 した為に 酵素の構造が 安定したのが原 , , 因と考え られる. しか し, ここで得た結果とは違って 酵素の不溶化によ て 耐熱r注が 若干失 っ , , , 8 われる例 ( )も報 告されている . Ka l k t i ら( 18 cha s ) は, 蛋白分解酵素の担体と して 陰イ オン性担体を用いて得た不溶性酵素の , pH‐活性曲線は, アルカリ側へ移動し, 陽イ オン性担体を用いた場合には 酸性側へ移動すること , を見た. 彼らは, 担体表面と周囲の溶液との間で 水素イ オンが均等に分布していないので 陰イ , , オン性担体を用いた場合には 担体附近の pH は 溶液全体の pH よ り も 低 く 従 て , っ , , , 酵素活 性の pH 依存性は, アルカリ側へ移動する 陽イ オン性担体を用い た場合には この逆の状態に . , な る こ と に よ る の で あ る う と 説 明 して い る , CMC‐P に於 て も こ の様 な 環 境 の 変 化 が 酵 素 近 傍 で起 こ て い る の で ろ あ う. 即 ち, CMC‐P , っ , で最適 pH が アルカリ側へ移動 したのは 担体力ルポキ シル基が酵. 素の近傍を酸性化した為に, , , 反応液全体の PH よりも 酵素近傍では PH が低く その為に 最適 H が アル カ リ 側 へ 移 , p , , , , , 動 した の で あ ろ う と 考 え られ る しか も CM セ ル ロ ー ス と 酵 素 が 結 合 す る 場 合 に , 。 , , 酵素表面 の アミ ノ 基 の 他 に リ シ ソ残 基 の み ア ミノ 基 や グァ ニ ジ ン基 が 結 合 に な る こ と , もあ る と す る と, ,. 全体と して, 酵素表面 の負電荷の増加をもた らし このことも 最適 H 移動の原 因とな ている p , っ , のかも知れない. プロナーゼは 多くの蛋白分解酵素を含む系であることが知られていて ( 19 ) , , 非特異的作用を示. すの で, 広 く 利 用 さ れ て い る。 一 方 ナ ガー ゼ は 単 一 の蛋 白 分解 酵 素 で あ て トリ プ シ ン, キ っ , , , モ トリ プ シ ンよ り も 非特 異 的 で あ る と 考 え られ て い る ( 2 0 ) 従 て 蛋 白構 造 の 研 究 に は しば , っ , , , しば利用 されている酵素である これらの特性 を有したまま 不溶化された CMC‐P 及 び CMC N ‐ , ,. は, 従来通りの利用の他に, 更に 広く利用 され得るものと考え られる , . 文. 献. 1 lman ) Si l i t cha sk 1966) . H. ,1 ,and E, Ka . 尺β〃 . β海豹e粥. , A”” ,35 ,873( .. 2 ) 千畑一郎, 土佐哲也: 蛋白質・核酸・酵素 1 19 66 ) ,23( , 1 .. l iky 3) 帆/ l l e t ee a 7 z例の例の庇粥〆ダリ,2 1965 ) , N. ,and H. H. 帆′ ,Z ,293( . 4 ) Mi t z i 1961) a , M, A, ,and L,J , Summar , 対の 鰯e ,576( ,189 , 5 in ) EPs t e Z en 1962 O .and C, B. An五ns ) , C.J . Cたのれ , ヱ βZ , ,237 ,2175( .. 6 ) 高見徹, 安藤鋭郎: 生化学, 40 1 968 ) ,749( , 7 ) Hornby l ly and E, M. Crook βおをの獲 工 98 420( 1966 d , W. H. );ibi , M. D. Li 1968 ) , , , ,107 ,669( , 8 ) Wharton, C. W. 2 1 βお物 鰯2 1968 , E. M, Crook and K. Brocklehurst ) , β解 ゆ 鯛’ . ,6 ,565( . k ‘ 9 C ‘ E ) roo , , M, , K, Brocklehurstand C, W, W,harton, 肌郷”ods “2 8旧ツブ”oZogy“ VO1 ,19 Ed , by G, E,. Per lmann and L. Lorand Academi 1970 c Prees ) , , New York ( ,963 . ,p ‘ ‘ 肌訪ねod 10 ’ VO ) Cua t recas as 1 s 彰 β”砂夕卿 勿gy’ , P,and C, B, An6nsen , ,22 ,by W,B,Jakoby c ,Ed ,Academi Pres 1971 s ) , New York ( .343 , ,p 11 ) Yemm ,E 1955 ) . W.and E. C, Cocking, A”錫寛ご ,80 ,209( ,. (60).
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