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IRUCAA@TDC : №27:口腔扁平上皮癌細胞における自家蛍光物質の発現解析

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College,

Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

№27:口腔扁平上皮癌細胞における自家蛍光物質の発

現解析

Author(s)

丸茂, 知子; 田邉, 耕士; 三浦, 直; 野村, 武史; 笠原,

正貴; 柴原, 孝彦

Journal

歯科学報, 115(5): 484-484

URL

http://hdl.handle.net/10130/3834

Right

(2)

目的:口腔粘膜上皮の病変を観察する補助手段とし て,ヨード等による染色法が用いられる。しかし不 染域である過角化部には不適であり,アレルギーの 問題もある。そこで近年,細胞の自家蛍光をター ゲットにした蛍光観察装置を併用することで,肉眼 や染色では判別できない病変を検出する方法が導入 された。細胞内の自家蛍光物質は主に Collagen, Nicotinamide adenine dinucleotide(NADH),Fla-vin adenine dinucleotide(FAD)と さ れ る。こ の 装置は正常細胞とがん細胞の代謝の違いや Colla-gen 組織の破壊による自家蛍光物質量の差に着目し て開発された。しかし臨床報告のみで口腔組織での 基礎的エビデンスを示した報告はない。本研究では その機構を解明するために,細胞における自家蛍光 物質についての比較検討を行った。 方法:自家蛍光物質に想定される試料として Colla-gen,NADH,FAD を用い,それぞれ1μM の溶液を 作製した。また細胞試料として,ヒト表皮角化細胞 株(HaCaT),ヒ ト 口 底 扁 平 上 皮 癌 細 胞 株 (KON),ヒト舌扁平上皮癌細胞株(SAS),ヒト歯 肉扁平上皮癌細胞株(Ca9-22)を用いた。各細胞 株を DMEM 培地(10%FBS 添加)で培養し,剥離 回収後,PBS に懸濁し1×105 cells/mL の濃度で細 胞浮遊液を作製した。Collagen,NADH,FAD の 各溶液および各細胞浮遊液に分光蛍光光度計(RF-5300PC,島津)を用い,励起波長(EX)380nm∼ 680nm の条件で 蛍 光 波 長(EM)を 測 定,比 較 を 行った。 結果および考察:正常細胞と癌細胞において蛍光強 度(W)を比較した結果,正常細胞に比較して有意 に癌細胞の蛍光強度は弱かった。また蛍光観察装置 の照射波長範囲(およそ EX410nm∼EX450nm)に おける蛍光強度の比較も合わせて行ったが,同様の 結果を得た。続いて,蛍光物質と正常細胞における 蛍光特性についての比較検討を行った。どの物質に おいても,正常細胞が示す蛍光スペクトルの特徴と 一部一致するピークを認め,これらの物質が細胞の 自家蛍光に関与している可能性が示唆された。今 後,細胞における各物質の含有量についての検討が 必要と考えられる。 目的:ミダゾラムとプロポフォールは歯科治療時の 静脈内鎮静法で頻用される薬物であり,鎮静・健忘 作用とともに呼吸抑制作用も有する。そのため,気 道と術野が一致する歯科治療時の静脈内鎮静法にお いては呼吸監視が特に重要であり,日本歯科麻酔学 会のガイドラインでも呼気二酸化炭素分圧のモニタ リングなどの呼吸監視が推奨されている。これま で,鎮静薬投与前と投与後の呼吸安定時の呼吸状態 を比較した報告は多くあるが,鎮静薬投与直後から 静脈内鎮静中にかけての呼吸状態の経時的変動につ いて観察した報告は少ない。そこで本研究では,鎮 静薬の違いによる呼吸抑制の差を検討するために, 鎮静薬投与後の呼吸状態の経時的変動を観察した。 方法:本研究は,東京歯科大学倫理委員会の承認を 得て実施した(承認番号:586)。対象は ASA 分類 Ⅰの健康成人ボランティア11名で,ミダゾラム群 (M 群),プロポフォール群(P 群),ミダゾラム・ プロポフォール併用群(M+P 群)の3群を cross-over で観察した。各鎮静薬を投与し,Bispectral Index(BIS)で至適鎮静レベルが得られたことを 確認後,15分間にわたって RR(呼吸回数),呼気 二 酸 化 炭 素 分 圧(ETCO2),動 脈 血 酸 素 飽 和 度 (SpO2)を観察した。統計処理には Kruskal Wallis

H-test と分散分析を用いた。 結果:BIS は,M 群と M+P 群では薬物投与後約2 分で,P 群では約5分で至適鎮静レベルである70− 80に到達した。RR は3群すべてで増加した。M 群 では測定開始後1分までに最大約40%,M+P 群と P 群では測定開始1−3分までに約25%の増加を認 め,その後はその呼吸回数を維持した。ETCO2は 3群すべてでコントロール値より6−9%上昇し た。SpO2は3群すべてでコントロール値より2− 2.5%の低下を示し,その後は基準値より1.5%前後 の低下にまで回復した。ETCO2と SpO2は3群間に 有意差を認めなかった。 考察:3群すべてで RR はコントロール値より増加 しているにも関わらず,ETCO2は上昇し,SpO2は 低下した。このことから,呼吸抑制による一回換気 量の減少が RR の増加では代償できなかったことが 推測され,特にミダゾラムは一回換気量の減少率が プロポフォールよりも大きいことが示唆された。

№27:口腔扁平上皮癌細胞における自家蛍光物質の発現解析

丸茂知子

1)

,田邉耕士

2)3)

,三浦 直

3)

,野村武史

4)

,笠原正貴

2)

,柴原孝彦

1)

(東歯大・顎顔面口外)

1)

(東歯大・薬理)

2)

(東歯大・口科研)

3)

(東歯大・オーラルメディシン口外)

4)

№28:静脈内鎮静法における鎮静薬投与後の呼吸状態の経時的変動

−各種鎮静薬の比較−

萩原綾乃,松浦信幸,一戸達也(東歯大・歯麻)

学 会 講 演 抄 録 484 ― 102 ―

参照

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