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ビッターリッヒ法による幼令リュウキュウマツ林分の材積および立木本数の推定: University of the Ryukyus Repository

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(1)

Title

ビッターリッヒ法による幼令リュウキュウマツ林分の材

積および立木本数の推定

Author(s)

砂川, 季昭

Citation

琉球大学農家政工学部学術報告 = The science bulletin of

the Division of Agriculture, Home Economics & Engineering,

University of the Ryukyus(11): 66-82

Issue Date

1964-12

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12000/19315

(2)

ピッタ - リッヒ法 に よる幼令 リュウキュウ

マ ツ林分 の材積お よび立木本数 の推 定

砂 川 季 日召*

SueakiSUNAKAWA: Estimateofthevolumeandthetreenumber ofyoungRyukyu-matsu(PinuSluchuensisMayr)

forestbytheBitterliehmethod.

Ⅰ 緒 - ■呂 表題に関連する調査は,1962年に立木位置図を作製 しての検討 と DoubleSamplingに よる調査 を 壮令広葉樹林分についておこな ったが,大標本の平均値 と して,前者は真の平均値 を,使用 した。 こ の場合,上記何れの調査において も, ピッタ- リッヒ調査に使用 した測定器の断面積定数は4であっ た。 ′ 今回は特に,胸高断面横定数 1お よび 4の両者について,本数密度の異なる リュウキュウマツ幼■ 令林において,それぞれ精度 を検討 したので,その結果 を報告する。 ⅠⅠ 調査林分の概況 本調査地は,琉球林業試験場 の リュウキュウマツ本数密度試験地で(沖縄本島北部南明治山試験地) 3000本区 ・6000本区 ・9000本区の 3区に区分け され,1957年に直播造林 をお こな ってい るので訊 査時 (1963年 8月)は 6年生の林分である。 ⅠⅠⅠ 調 査 方 法 調査地は,20-300の西傾斜面 で,南北に長 く,東西に短か く,面積約 1.2haの林地に 3000本 区・6000本区 ・9000本区の杯分が成立 してい る。 この調査地 を,第1図のごとく,10m2のブ ロック80個に区分 し,その内杯緑の 4個 を除いた 76 個のブ ロックについて,毎木調査 とピッタ- リッヒ調査 をおこな った (3000本区は No.1-No.35,・ 6000本区は No.37-No.73,9000本区は No.74-No.80).

毎木調査は,胸高直径のみ を測定 し, ピッター リッヒ調査は,各ブ ロックの中心部において,胸高 断面積定数 1お よび 4の手製の測定器 を使用 してお こな った (4倍のものは, ゲージの幅 2cm、器 械長 50em,1倍の ものは,ゲージの幅 1m,器械長 50cm)。

(3)

砂川 : L'ッ ター リッ ヒ法 に よる幼 令 リュ ウ キ ュ ウマ ツ林 分 の材 積 お よび立 木 本 数 の推 定 67 N 1 - ⅠⅤ 調査結果および考察 第 1図 ブロック配置図 第 4表には,ブロック別調査別

毎 木調査によるブロック別胸高直径別立木本数は第1表に,ど ツ タ ∼ リッヒ調査によるブロック別胸高直径別胸高断面積定数別 立 木 カ ウント数は第2表に,第3表には,第1表および第 2表の 立 木 本 数 を,ha当りに換算 したものが記載されている。 第 3表 によると,毎未調査の結果は,3000本区においては, 1400本-3500本で,平均2430本;6000本区においては,1300 本∼5700本で,平均 4836本;9000本区においてほ,670 0本-8400本で,平均 7700本となっていて,全体では1300本-8400 本で,平均は 3842本 となる。なお,3000本区,6000本区,9000 本区の両横の比率は 33:36:7である。 ピッタ- リッヒ調査では,3000本区において:6-4の場合, 0本-12,903本で,平均 4005本,毎木調査結果に較べての比較 は 165%;0-1の場合,199本-6977本で平均 3465本,毎木 調査結果に較べて比率は 14370。 6000本区において:¢-4の場合,0本-23,404本で 平 均 6356本,毎木調査結果に較ペての此率は 131%;6-1の場合, 640本一10,427本で平均5589本,毎木調査結果に較べての比率 は 11670。 9000本区において:6-4の場合,3454本 -13,385本で平均 8193本.毎木調査結果に較べての比率は 106%;a-1の場合, 2209

-8523本で平均 4536本,毎木調査結果に較べての比率

は5

9

7

0

となっている。

h

a当り

材横を記載 してある。この表で,毎木調査による立木の 材横は,琉球林業試験場高江洲

重-氏の同試

験地について調製された材横表 (材横式は Ⅴ-0.00026 D2・00826) を使用 し, ピッタ∼ リッ

ヒ法による材

横は此推定によって算出した。すなわち,

V=

-!G g によった。 ここで, γ は, ピッタリッヒ法に よる ha当 り材横, γは,ブ ロックの毎木調査 による材横, gは,ブロックの毎木調査 による胸高断面積, G は, ピッター リッヒ法に よって算 出された ha当り胸高断面稗 である。なお,

V

/

g

の値は第5表 に計算 してある。 第4表 に よると,毎木調査 の結果は, (1) 3000本区で,8.423m 8-30.033m 3で平均20.135m 8;6000本区で,13.955m 8-49.070m 3で平 均32.282m 8;9000本区で,37.514m 3-61.890m 8で平均49.643m 8, とな っていて,全体ではで, 8.423m3-61.890m 8で平均 28.607m 8である。 ピッター リッヒ調査では, 3000本区において:8-4の場合,0-67.80m 8で平均 35.81m 8,毎木調査結果に較べての此率は

(4)

68 琉 球 大 学 鹿家 政 工 学 部 学術 報 告 第11号 (1964) 第1表 ブ ロ ッ ク別 胸 高 直径 別 立 木本 数 一 覧 表 (1) - \\ 胸一・、ヽ高 直径 ブロック 、\ 計 5 0 4 2 9 1 2 9 5 1 2 3 7 2 2 7 0 6 2 4 4 6 8 3 4 1 6 5 7 6 2 9 1 3 5 4 L , 2 3 2 2 1 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3 2 2 1 1 2 1 2 2 3 2 3 1 4 4 3 3 3 4 3 1∂ 9[101ll 1 2 2 1 2 1 1 1 2 1 1 1 1 1 3 3 3 1 2 3 l 1 1 1 2 1 4 3 2 2 1 1 1 2 1 l 1 5 5 5 1 1 3 4 2 5 2 2 2 1 5 3 4 1 2 2 1 3 3 1 5 2 3 6 3 3 CO 2 2 6 cc 6 2 1 2 3 1 5 2 1 2 1 1 3 3 3 5 1 2 2 2 5 3 4 5 1 6 2 1 6 4 1 5 7 4 9 4 6 3 1 4 2 4 1 7 2 6 3 1 5 8 4 3 5 8 5 3 1 5 4 3 4 9 4 3 3 4 8 9 4 5 8 7 9 1 2 6 5 6 3 2 5 5 6 10 7 3 5 4 6 5 6 3 3 6 6 6 4 1 3 3 3 6 2 6 5 1 2 9 . 1 4 5 6 4 6 2 5 5 4 6 4 5 7 3 3 4 3 1 3 4 6 3 3 2 4 5 3 2 1 5 5 2 3 6 6 5 4 5 6 3 4 7 7 8 2 1 2 8 4 4 8 3 4 5 2 4 4 2 5 1 1 1 3 3 2 4 6 4 1 1 1 4 3 2 5 4 2 4 2 9 3 5 3 01 l 1 2 1 1 1 3 2 1 6 2 3 l 1 2 5 2 2 3 2 1 1 2 4 2 2 3 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 3 3 3 ・ 4 4 1 3 4 3 2 8 3 1 2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 1 1 2 CY3 1 1 4 5 1 1 6 7 8 1 1 1 9 0 1 2 1 2 2 2 3 4 2 2 5 6 2 2 7 8 9 2 2 2 1 2 3 3 3 4 5 3 3 3 7 8 9 3 3 3 0 1 3 4 4 4

(5)

砂 川 : ピッター リッヒ法 に よる幼 令 リュ ウキュ ウマ ツ林分 の材 横 お よび立木 本数 の推 定 69 第1表 ブ ロ ック別胸高 直径別 立木 本数一 覧表 (2) 計 9 0 2 9 8 7 8 1 3 6 6 8 0 3 7 5 2 1 1 3 5 7 4 8 9 5 cc 2 4 0 7 8 4 7 9 3 4 3 2 4 4 4 4 1 5 5 4 5 4 3 4 5 5 4 5 4 4 4 3 4 5 5 5 8 8 6 7 8 7 6 539 1 1 7 一 6 l 1 3 1 4 1 4 3 1 2 2 1 1 1 l 1 2 3 2 1 1 1 2 2 書lf: 3 7 2 2 5 6 3 8 3 7 7 5 6 9 4 5 5 3 8 2 4 8 3 4 3 1 3 4 6 5 4 6 0 6 6 1 3 2 7 3 3 2 3 1 2 cc 3 5 6 4 1 3 4 4 4 CY3 4 2 3 1 3 3 5 5 8 4 1 8 5 6 4 6 3 5 3 6 7 3 8 4 7 4 1 9 4 7 4 7 5 3 8 2 0 6 8 6 9 3 cc 2 0 q d q ...菖 1 .6 3 9 0 4 3 5 7 4 0 4 5 3 8 3 9 5 4 1 2 ..8 3 8 7 2 4 9 2 4 7 5 7 1 1 1 1 1 l 1 2 4 5 3 6 4 5 2 6 1 6 9 2 7 3 4 4 9 6 6 1 0 3 1 2 4 5 5 6 3 0 2 3 5 6 7 1 1 1 1 1 1 1 1 l 1 2 1 1 1 1 1 1 3 9 7 4 7 7 9 1 1 1 1 0 7 8 9 1 6 2 3 8 1 1 6 5 4 1 1 1 3 3 5 1 2 1 0 3 0 2 1 2 8 6 01 7 4 1 1 8 6 4 5 3 1 6 6 1 9 1 8 5 7 4 8 9 5 5 6 6 3 3 4 3 1 2 1 1 3 CY3 4 4 4 2 6 1 4 6 5 3 1 1 1 1 2 1 6 2 7 0 8 6 5 1 3 1 1 計 内 釈

(6)

70 琉 球 大 学 農 家 政 工 学部 学 術 報 告第11号 (1964) 第2表 ピ ッ ター リッ ヒ調 査 に よる ブ ロ ッ ク別 胸 高 直 径 別 立 木 カ ウ ン ト数一 覧 表 (1) 1 2 1 1 1 1 2 1 1 1 1 3 2 1 1 1 1 5 6 17 18 I9 110 …ll 4 1_i 悼 21;ll 董 妻 lT 11…Il 1 2 5 2 1 1 2 3 1 3 1 2 1 1 1 1 1 6 1 3 2 1 2 1 2 3 1 2 4 1 5 l 1 2 2 2 ll4Jlr4 2l J1 ll 12 紺 2Zli2 …ll ll2 -: ‡ 二 : 3 1 2 1 1 1 2 1 2 3 4 2 6 4 4 3 2 2 3 2 1 1 l 1 1 1 4 2 1 5 3 1 2 2 1 2 1 3 3 3 4 1 1 l 1 2 1 1 合 計 1271う 0 6 7 7 8 ハひ 2 0 qひ cb 9 9 7 0 9 0 8 1 7 1 3 1 5 5 cc 8 4 0 7 eO 2 6 1 8 2 5 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 3 2 2 2 3 5 3 3 3 5

0

1 4 4 2 3 3

0

3 4 3 5 3 2 4 2 5 5 5 4 6 0 4 3 1

(7)

砂川 : ピッ タ- リッ ヒ法 に よ る幼 令 リュ ウ キ ュ ウマ ツ林 分 の材 積 お よび立木 本 数 の推 定 71. 第2表 ピ ッ ター リッ ヒ調 査 に よる ブ ロ ッ ク別 胸 高 直径 別 立 木 カ ウ ン ト数 一 覧 表 (2)

1 1 1 1 1 1 1 1 3 ュ . 2 l昔 巾 . o cp o e! 打 v co . 打 v o 〟 6 LL 5 9 e Q 7 1 ユ 7 1 J q 〟 8 7 ︰ 八月 4 6 4 9 8 4 5 9 7 2 1 4

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令 計

(8)

`72 琉 球 大 学戯 家政 工 学部 学術 報 告第11早 (1964) 第3表 調 査 別 ブ ロ ック別 ha 当 り立木本数一 覧表

(9)

砂 川 : ピッタ- リッ ヒ法 に よる助 命 リュ ウキュ ウマ ツ林 分 の材横 お よび立木 本数 の推 定 73:

(10)

74 琉 球 大 学 農家 政 工 学 部学 術 報 告 第11号 (1964) 第5表 調査 別, ブ ロ ック別 の材積 と胸高断 面積 の此 一覧表 everytree measurement 3.40 3.39 3.40 3.38 3.40 3.40 3.38 3.39 3.39 3.40 3.38 3.41 3.38 3.39 3.39 3.39 3.40 3.39 3.39 8.39 3.39 3.39 3.39 3.38 3.39 3.39 3.39 3.39 3.37 3.39 3.39 3.39 3.39 3.39 3.39 3.39 3.39 3.40 Bitterlieh meaSurement 3.39 3.42 3.41 3.38 3.40 3.41 3.36 3.37 3.40 3.39 3.39 3.42 3.31 3.38 3.43 3.38 3.41 3.39 3.33 3.39 3.43 3.40 3.38 3.37 3.38 3.39 3.40 3.39 3.39 3.40 3.39 3.38 3.40 3.40 3.40 3.39 3.40 3.41 3.40 3.38 3.40 3.40 3.38 3.40 3.39 3.41 3.38 3.42 3.37 3.39 3.41 3.38 3.41 3.39 3.40 3.39 3.39 3.40 3.38 3.39 3.38 3.38 3.34 3.42 3.37 3.41 3.40 3.40 3.38 3.38 3.40 3.40 3.40 3.39

(11)

砂 川 : ピッタ- リッ ヒ法 に よる幼 令 リュ ウキュ ウマ ツ林 分 の材 横 お よび立木 本 数 の推 定 75 17.870,平均値の標準誤差は3.21m 3,9570の信頼区間は 29.26m 3-42.36m 8; 0-1の場合,3.42m 3-50.70m 8で平均 29.46m 3,毎木調査結果に較べての比率は145%,平均 値 の標準誤差は 5.21m 3,9570の信頼区間は18.82m 3-40.10m 3. 6000本区において :a-4の場合,0-162.24m 3 で平均62.12m 3,毎木調査結果に較べての比率 は 19270,平均値 の標準誤差は 5.56m 3,9570の信轍区間は50.77m3-73.47m 3; 0-1の場合,10.26m8-64.41m 3で平均42.46m 3,毎木調査結果に較べての此率は13270,平埠 値 の標準誤差は 7.18m8,9570の信頼区間は27.80m 8-57.12m a。 9000本区において :6-4の場合,27.12m8-122.40m 8で平均78.49m 8,毎木調査 に較べての此 率は 15870,平均値 の標準誤差は 12.03m 8,9570の信頼区間は50.04m 3-106.94m 8; 0-1の場 令,16.90m 3-57.80m 3で平均39.77m 3,毎木調査結果に較べての比率は8070,平均値 の標準誤差 は 5.03m 3,9570の信頬区間は27.87m8-51.67m 3である. 第5表 に よると,材横 と胸高断面積の比は毎木調査 の結果では, 3000本区の場合,3.37・∼3.41で平均3.3922;6000本区の場合,3.37-3.41で平均 3.3904; 9000本区の場合,3.39-3.40で平均3.3912, とな っていて,何の場合 も平均値 は3.39である。 ピッタ- リッヒ調査 では, 3000本区において :6-4の場合,3.35-3.50で (0を除 く)平均 3.403, 平均値 の標準誤差は 0.06;a-1の場合,3.35-3.42で平均3.391,平均値 の標準誤差は 0.003. 6000本区において :a-4の場合,3.31-3.43で (0を除 く)平均 3.387,平均値 の 標準誤差は 0.004;β-1の場合,3.34-3.42で平均 3.391,平均値 の標準誤差は0.003。 9000本区において :6-4の場合,3.38-3.40で平均3.394,平均値 の標準誤差は0.003;β-1の場 令,3.38.-3.40平均3.393,平均値の標準誤差は0.003とな っていて,ほ とん ど平均は3.39となる。 以上第1表 -第5表 についての記述 を纏めて表示すると第6表のごと くなる。 次には,第6表 について考察 を加えることにする。 1) ha当 り 本 数 毎木調査の結果では,3000本区,6000本区,9000本区は,実測すると,ha当 りの平均値はそれ ぞれ 2,430本,4,836本,7,700本 と示 され る。 この値に対 して, ピッタ- リッヒ調査 の結果では, 〟-4お よびβ-1の双方 ともほ とん どが 過大な測定値 を示 し(6-1の場合の 9000本区は過小の値 を示す), さらに,立木本数が増加するに したが って誤差は小 さくなる傾向を示 してい る。なお,〟-4 とβ-1の両者の比較においては,β-1の方が良好である。 ピッタ- リッヒ調査 に よって,ha当 り立木本数 を算 出するに当っては,予め計算 して表示 した第7 表 を使用 した.第 7表 の数値は次式に よって求めた(a-10の場合 も計算 して追加表示 してある)0 あるいは ここに, ii--君 f

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iはha当 り推定本数 Biはha当 り胸高断面積 biは胸高直径diに応ずす単木胸高断面積 n はカウン ト数 αはス リッ ト幅, bは器械長 (2) (3)

(12)

76 琉 球 大 学 鹿家 政 工 学 部 学 術 報 告 第11号 (1964) 例えば,胸高断面横定数1,4,10の3つの場合について,(2)式 を用いてha当り立木本数を算出 すると,カウン ト数1本 当り,胸胸高直径 2cm のときは, 定数4の場合, 定数1の場合 , 定数10の場合 , 0.785(0.02)2 1 0.785(0.02)2 10 0.785(0.02)2 12,739本 3,185本 31,847本 第6表 各種測 定結果一 覧表 everytree measurement N parha V perha Ⅴ/BA Bitterlieh measurement everytree measurement Bitterlich measurement everytree measurement Bitterlieh measurement range mean range 8-4 m ean perCent. range ¢=1 mean perCent. range mean range mean perCent.

=

4 standarderror confidence interval range mean perCent.

=

1 standarderror confidence interval range mean range c=4 mean standarderror range β-1 mean standarderror 1400.-3500

2

430 0.-12903 4005 165 199.-6977 3465 143 8.423.-30.033 20.135 0.-67.80 35.81 178 3.21 29.26.-42.36 3.42.-50.70 29.46 145 5.21 18.82.-40.10 3.37.-3.41 3.3922 3.35.-3.50 3.403 0.006 3.35.-3.42 3.391 0.003 1300.-5700 4836

0

.-23404 6356

1

31 640.-10427 5586 116 13.955-49.070 32.282 0.-16

2

.2 4 62.12 192 5.56 50.77・-73.47 10.26.-64.41 42.46 132 7.18 27.80.-57.12 3.37.-3.41 3.3904 3.31.-3.43 3.387 0.004 3.34.-3.42 3.391 0.003 6700.-8400 7700 3454.-13385 8193 106 2209.-8523 4536 59 37.514.-61.890・ 49.643 27 .12.-122.40 78.49 158 12.03 50.04.-106.94 16.90.-57.80 39.77 80 5.03 27.87.-51.67 3.39.-3.40 3.3912 3.38.-3.40 3.394 0.003 3.38.-3.40 3.393 0.003

(13)

砂 川 : ピッ ター リッ ヒ法 に よる幼 令 リュ ウキュ ウマ ツ林 分 の材 積 お よび立木 本 数 の推 定 77 第7表 カ ウ ン ト数1本 当 りのha当 り換 算 立 木 本 数 一 覧 表

(

D:

胸 高 直径 ,a:断 面積 定数) 6 6 6 6 6 6 6 6 5 5 5 5 4 4 3 2 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 ハU 0 1 2 3 3 4 3 2 2 2 2 6 6 6 6 5 5 5 5 5 4 4 4 4 4 4 4 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 8 8 8 8 8 8 8 8 8 0 8 5 7 2 4 7 8 2 4 3 0 5 8 3 0 3 9 8 7 7 5 0 2 0 9 1 5 5 9 5 2 0 5 2 4 7 5 3 2 1 1 1 1 2 3 1 1 4 4 8 5 8 7 0 6 7 5 6 9 6 5 4 1 3 4 9 4 3 3 8 9 5 1 8 3 3 2 3 1 1 6 4 2 2 2 2 8 5 2 1 1 2 4 7 0 4 8 7 6 5 4 3 2 1 1 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 8 C0 8 4 0 6 2 9 6 9 9 8 8 8 7 7 6 6 6 8 2 9 8 8 5 0 5 0 6 3 0 7 4 2 7 7 6 6 5 5 5 4 4 4 9 7 5 4 2 0 9 8 AU 3 3 3 3 3 3 2 2 2 4 2 0 9 7 6 5 4 3 2 2 1 0 0 9 9 8 8 8 7 7 7 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 D m 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1l l2 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 約 40 41 42 43 4

(14)

78 琉 球 大 学 鹿家 政 工 学 部学循 報 告 第11 (1964) と計算 され る。 なお,第7表に よると,カウン ト数1本 当 りの ha当 り推定本数は,¢-1の場合は β-10の ha 当 り本数の 1/10で示 され,a-4の場合は 0-10のha当 り本数 の 4/10であらわ され る。 さらに a-1,a-4,a-10の胸高断面積定数 を用いて測定する際,ha当 り立木本数が 1本 となる限界は, a-1の とき di≒150cm,0-4の ときdi≒310cm,a-10の とき di≒500cm で,胸高直径がこれ らの寓径 をこえるときには,それぞれ測定器で測定 した場合 ha当 り立木本数は計算 されずに 0とな る。散に,胸高憤径が大 になるに したが って胸高断面積定数 を大 き くしなければならない。 しか し普 通の調査地では,胸高直径のみ を考 えた場合 0-1お よびC-4の測定器で充分間に合 うであろ うO なお,ha当 り立木本数が1本 となる限界胸直径は,a-1のときの di≒150cm を基準にするな らば

a-4の ときは,di≒150cmx

JT

4

で,a-10のときは,d淳150cmxJiToで示 され ることもうかが

うことができる。 ピッタ- リッヒ調査 に よる立木本数の推定は,その平均値 を求めるに,各ブ ロックのha当 り立木 本数を計算 し,その平均値 を求めたのであるが,各ブ ロック毎に観察すると,毎木調査 に よって測定 した立木本数 よりピッタ- リッヒ調査で推定 した場合の立木本数が少い場合は, 3000本区において :0-4の とき11ブ ロ ック(33ブ ロック中);C-1の とき9ブ ロック(33ブ ロック中): 6000本区に お い て :6-4の とき10ブ ロック (36ブ ロック中);β-1の とき10ブ ロック(36 ブロック中)0 9000本区において :¢-4の とき3ブ ロ ック(7ブ ロック中);β-1の とき6ブ ロック (7ブ ロッ ク中)0 となっていて,残 りのブ ロックは,毎木調査 に よって測定 した立木本数 よりピッター リッヒ調査 で推 定 した場合の立木本数が多 くな っている。 ここで,各ブロ ック毎の立木本数 を, ピッタ- リッヒ法で推定すると,ブ ロック毎に変動が大 きい ので,各ブ ロック毎 にカウン トされた立木の全てについて平均直径 (算術平均) を計算 し, カウン ト 本数は, カウン トされた全本数 をブ ロックの個数 (測定箇所の個数)で除 した ものを使用すると,ba 当 り推定立木本数は次のごとく計算 され る。 3000本区において :0-4の とき,2782本,毎木調査結果に較べての比率は 114%;0-1の とき, 2462本,毎木調査結果に較べての比率は101%。 6000本区において :a-4の とき,4779本,毎木調査結果に較べての比率は 99%;a-1の とき, 4012本,毎木調査結果に較べての比率は 83700 9000本区において :a-4の とき,6550本,毎木調査結果に較べての比率は 8570,0-1の とき, 3524本,毎木調査結果に較べての比率は4670。 すなわち,各ブ ロ ック毎にha当 り立木本数 を推定 して,その平均値 を求めるよりは, カウン トさ れた全立木の平均直径 と,カウン トされた全本数を測定箇所の個数で除 した値 を使用 して,ba当 り立 木本数 を推定 した方が計算 も簡単で,結果は良好のごとく思料 され る。ただ し,9000本区のβ-1の 場合は,著 しく過少な値 となるが, これは測定誤差に基づ くものではないか と考 えられる。なお, こ の場合は,6-4の方が β-1よりも良好な結果を与えている。 2) ha当 [) 材 積 毎木調査 の結果では,3000本区,6000本区,9000本区は,それぞれ20.135h 3,32.282m 3お よ び 49.643m 3となる。 これ らの値は,3000本区の値 を基準すると, 16070 32.282 20.135 お よび 247% 49.643 20.135

(15)

砂 川: ピ ッ ター リッ ヒ法 に よる幼 令 リュ ウ キ ュ ウマ ツ林 分 の材 穏 お よび立木 本 数 の推 定 79 の増加率 を示す。 本数では,やは り3000本区の本数 を基準にすると,19970お よび31770とな るが, この比率に比 べ ると若干低い比率にな ってい る。 このことは,本数の増加率 と材横 の増加率は一致せず,材横 の増 加率は低い こ とを示 してい る。 さて, これ ら 毎木調査 の 結果に 対 して, ピッター リッヒ調査 で は,8-4,¢-1の何れの 場合 も (9000本区の 0-1の場合 を除 く)過大な推定値 を与えてい る。 また,本数の場合 と同様 に0-1の 場合が 0-4の場合 よ りも良好である。特 は,95% の信精区間は 0-4の場合はその区間内に寅の平 均値が含 まれないのに対 して,a-1の場合は,3000本区,6000本区,9000本区の各区に亘 って, 信精区間内に真の平均値が含 まれてい る。 今, これ らのことを分散分析に よって検討 してみ よう。 すなわち,第 8表お よび第 9表 に よって, 調査法間お よび本数密度間に570の危険率で有意 の差のあることが分 る.では特に,調査法間の どれ とどれ との間に差があるか を計算 すると,a-4と毎木調査お よび 0-1との間には 570の危険率で それぞれ有意の差 β-1と毎木調査 との間には認め られない。 すなわち,本調査地のごとき幼令林に おいて, ピッタ∼ リッヒ法 を用い るときは,0-1測定器 を採用すべ きであると考え られ る0 第8表 分 散 分 析 準 備 表 要 因 調 査 法 間 密 度 間 誤 差 全 第9表 分 散 分 析 表 次に,回帰推定 に よる計算結果について考察 しよう。採用すべ き因子 は, ピッター リッヒ法 の胸高 断面積 と毎木調査法の材横,ピッタ∼ リッヒ法 の材横 と毎木調査法の材横である。計算結果は第10表 に表示 してある。 今坂 りに,

をそれぞれ毎木調査 に よって得 られた平均値 を用いて推定値 (y-)を計算 をすると,標 準誤差,相関係数,推定値共に,a-4とC-1の優劣はつけ難 く, さらに

BA.

V

,

V.

V

の回帰式の 何 れが良いかの優劣 もつけ難い。強いて優劣の差 をつけ るな らば,β-1の場合が 若干良好な推定値 が得 られるであろ う。ただ し,本調査 においては,回帰推定におけ る考察は参考程度に記載 したにす ぎない。 次に,第 6表 において,材横 と胸高断面積 の比ついて簡単に所見 を述べ よう。

(16)

80 琉 球大 学 戯 家 政 工 学 部学 術 報 告 第11号 (1964) 第 10表 回 帰 式 一 覧 表 3000 6000 9000 3000 6000 9000 3000 6000 9000 3000 6000 9000 回 帰 式 .f標準 誤 差崩 関係数 y-20.1352+0.4951(a-29.4648) y-32.2822+0.3336(x-42.4644) y-49.6427+0.4219(a-39.7686) y-20.1352+0.1997(a-35.8121) y-32.2822+0.1156(x-62.1156) y-49.6427+0.1880(x175.6343) y-20.1352+1.6711(a- 8.6970) y-32.2822+1.1271(x-12.5278) y-49.6427+1.4395(x-ll.7143) y-20.1352+0.6743(x-10.5455) y-32.2822+0.4102(xl18.3333) y-49.6427+0.6263(x-22.2857) 4.0139 5.9069 9.3406 5.8433 6.8074 8.4137 4.0193 5.9117 9.3374 5.8428 6.6946 8.4812 0.8156 0.6590 0.5499 0.5391 0.4984 0.6588 0.8151 0.6581 0.5489 0.5394 0.5226 0.6499 真 の 平均 値 20.1352 32.2822 49.6427 20.1352 32.2822 49.6427 5.9357 9.5217 14.6386 推 定値 15.5161 28.885 4-53.8086 17.0045 28.8335 44.7563 15.5208. 28.8940、 53.8522 17.0268. 28.6677● 14・6386も44・8533 毎木調査 の結果か らは,3000本区,6000本区,9000本区共,その計算値 の範囲は類似 してお り, 平均値 も3.39 と一定の値にな っている。 これに対 して, ピッタ- リッヒ調査 の結果は,範囲には若・ 千の変動はあるが,平均値はほ とん どが 3.39の値 を示 し,略安定 した値 を示 している。すなわち, 此推定によって材横 を求める場合, ピッタ- リッヒでカウン トされた立木の材横計 と胸高断面積の此 を代用 しても差支えない ように考え られ る。なお, この場合 もβ-1の方が ¢-4の結果 よりも良好 である。 上記の材横 と胸高断面積の比率は,各ブ ロック毎に計算 したのであるが,次の方法に よって決定 し ても良いであろ う。 すなわち,本調査 で使用 した材横式は, V-0.00026D2・00826であるが, この式において,D の値 を 1cm∼13cm に したときの V/BA の債_ を計算すると第11表 の ようになる。 第 11表 胸 高 直径 別 の Ⅴ/BAの催 Ⅴ/BA-R 1 2 3 4 5 3.250 3.387 3.366 3.373 3.398 6 7 8 9 01 Ⅴ/BA-R 3.396 3.400 3.404 3.333 3.415 1 2 3 1 1 1 胸高直径が大 き くなるに したが って,V/BA の値は僅かに 上昇する 一次直線になると思われ るの・ で,その回帰式を計算 すると, R-3.33+0.0076D (4) となる。 次に,¢-4,♂-1 の各穣測定値 で カウン トされた 胸高直径別立木本数は,略正規分布を示 し,そ の平均直径 (算術平均) は6-4の場合 6.9cm,β-1の場合 6.5cm であ って,(4)式の D にこ

(17)

砂 川: ピッタ- リッヒ法による助命 リュウキュウマツ林分の材横お よび立木本数の推定 81 れ らの値 を入れ ると,R の値 は,お よそ¢-4の場合 も β-1の場合 も 3.38 と計算 される。 この値 は ,真の平均値 3.39に畷べると僅かに小 さ く,実際の計算には使用 しても差支えないであろ う。 Ⅴ 総 括 1) 本調査 は, ピッタ リッヒ法に よって,材横 と立木本数 を推定する場合の精度 を検討 したもので あ る。特に,幼令 リュウキュウマツ林において,胸高断面積定数 1お よび 4の両測定器で推定 した と きの精度 を検討 してみた。 2) 調査林分は,本数密度の異な る 3000本区,6000本区,9000本区の各林分か らな り,調査時 ・(1963,8)は,6年生の林分であ った。 3) 調査,は約 1.2baの林分の中,0.76ha を調査の対象 とし,10mxlOm のブロック76個に 細分 して,毎木調査お よび ピッター リッヒ調査 をおこな った。 4) 調査 の結果次の事柄が判明 した。 a) 本 数 i) 毎木調査 に よると,播種造林の際は,ha 当 り3090本,6000本,9000本の各区が,平均 2430 本,4836本,7700本の生立本数であった。

i

i

)

ピッター リッヒ調査に よると,胸高断面積定数4の場合,3000本区が ha当 り平均 4005本, ・6000本区が 6356本,9000本区が 8193本,胸高断面積数 1の場合は,3000本区が ha 当 り平 均 3465本,6000本区が 5589本,9000本区が 4536本 と推定 され,毎木調査 の 結果に 軽べて一般に 過大の推定値 とな った。ただ し,胸高断面積定数1の場合の 9000本区は過少の推定値 を示 した。

i

i

i

)

ピッター リッヒ調査の結果は,一般に本数密度の高いほ ど良好な推定値 を与え,また,胸高断 面積定数1が胸高断面積定数 4の場合 よりも良好であった。 iv) ピッダー リッヒ法に よって ha当 り立木本数を求めるための表 を,胸高断面積定数

1

,

4

お よ び 10の場合について作製 したが,この表か ら林分の径級が 大 き くなるにつれて 胸高断面積定数 を大 きくしなければな らないことが分 った。ただ し,普通の林分では胸高断面積定数1お よび 4の測定器 で充分であろ う。 Ⅴ) ピッター リッヒ法に よってha 当 り立木本数を求めるのに,測定箇所毎に ha当 り立木本数 を 求めて,後で平均するよりも, ピッタ∼ りッヒ法でカウン トされた全立木の平均直径 と,カウン トさ れた全本数を,測定箇所の箇数で除 した値 を用いて,ha当 り立木本数 を求めた方が,計算 も簡単で, 結果 も良い ように思われた。 b) 材 横 i) 毎木調査 に よると,3000本区 20・135m 3,6000本区 32・282m 3であった。 この比率は,3000 本区 を基準にすると,3000本区 10070,6000本区 16070,9000本区 24770で,本数での 3000本 店 10070,6000本区 19970,9000本区 31770の比率に較べると,本数が増加 しても・本数増加の比 率に比例 して,材質比率は増加 していないことが分 った。

i

i

)

ピッタ- リッヒ調査 に よ る と,胸高断面横定数4の場合, 3000本区 35・81m8・6000本区 ・62.12m 3,9000本区 78.49m 3,胸高断面積定数1の場合,3000本区 29・46m 3,6000本区 42・46m 3, ・9000本区 39.77m 3と推定 され,本数推定の場合 と同様に,毎木調査 の結果に比べて一般に過大の値 とな った。ただ し9000本区の胸高断面積定数 1の定数の場合は,過少の推定値 を示 したoなお 9000 本区の胸高断面積定数1の場合は,測定誤差があったのではないか と推測 されるo

i

i

i

)

ピッター リッヒ法による推定値は,胸高断面積定数4の場合,9570の信精区間内に真の平均 値 (毎木調査 で測定 した値)は入 らなか ったが,胸高断面横定数1の場合は,9570の信頼区間内に,

(18)

82 琉球大 学 鹿 家政 工 学部 学術 報 告第11号 (1964) 各区共真の平均値が入 り,胸高断面積定数1の場合が良好な推定値 を与えることが分 った。 iv) 分散分析の結果か らは,胸高断面積定数 4と,毎木調査お よび胸高断面積定数 1の間には, 570.の危険卒で,調査法間に有意 の差がみ られ,胸高断面積定数1と毎木調査 との間には認められな か った。すなわち,胸高断面積定数1の場合が良好な推定値 を与えることが分 った。 V) ピッタ- I)ッヒ調査において,材横 と胸高断面横の比 を用い,此推定で材横 を算 出 したが,材 横 と胸高断面積の比は,毎木調査お よび ピッター リッヒ調査 の何れにおいても,3000本区,6000本 区,9000本区の各区共,一定の平均値 3.39が得 られた。すなわち,本調査地のごとき同令林では, 比の値は略一定 してお り, ピッター リッヒでカウン トされた立木の材横 と胸高断面積の比 を使用 して も差支えないことが分 った。 この場合 も胸高断面檀定数1の方が胸高断面積定数 4の場合 よりも良好 であった。 さらに,この比は,材横表 (2変数)か ら材横 と胸高断面積の此 (Rとする) を計算 し,RとDの 回帰式を作製 してお き, ピッタ- リッヒ法でカウン トされた全立木の平均直径に対するR を使用 し ても,実用的には差支えないであろ うことも推察 された。 vi) 回帰推定に よっての精度の比較を,参考的におこな ったが,やは り胸高断面積定数1の方が良 好であるように見受け られた。

ⅤⅠ

摘 要 1) 本調査は, ピッタ- リッヒ調査によって,材横お よび立木本数 を推定する際の精度 を,胸高断 面積定数4と 1の場合について比較検討 した ものである。 2) ピッター リッヒ法で,材横お よび立木本数 を推定する際,調査対象林分の胸高直径が大 きい と きは,胸高断面積定数 も大 きくしなければいけないが,普通の林分 (D<150cm) では,胸高断面横 定数は4お よび 1で充分である。 3) 本調査林分のごとき幼令林の場合は,胸高断面積定数は 4よりも1の方が適当である。なお, 本調査林分の胸高直径範囲は 1cm-13cm,算術平均胸高直径は 5.3cm で,本数分布は正規分布に したがっている。 参 考 文 献 1) 木 梨 謙膏 ・砂 川 季 昭 1961 プ ロ ッ ト法 と ピッタ- リッヒ法 の 併 用 に よる 胸 高断 面積 鼓 に本 数 の推 定 につ い て. 第 72回 日本林 学 会 九州支 部大 会 講演集 , 第 15号. 2) 砂 Jtl季 昭 1963天 然 生 広 葉 樹林 分 の材積 お よび 立 木本 数 の推 定 につ い て. 琉球大 学農家政 工 学部 学術報 告, 第 10号. R占sum6

1・ Theresearchisanexaminationoftheprecisionofthebreastheigh tbasalareafactors・. 4and1inestimatingthevolumeandtreenumberbytheBitterlichmethod.

2. Thebreastheigh tbasalareafactorsshouldbelargewhenthediameterofthebreast heightbecomeslargeinestimatingvolumeandtreenumberbytheBitterliehmethod. While thefactorsof鐘and1areenough tomaketheestimationongeneralforest (DBH∠150cm).

3・ Thebreastheigh tbasalareafactoriSmoreSuitableas1than4fortheyoungforest inwhichtheresearchwasdone・ AstheresultoftheSurvey

,

itwasfound thatthe breast heightdiameterrangeslcm to13cm andthearithmaticmeanofthebreastheightdiameter is5.3em. Thenumberdistributionshowedanormaldistribution.

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