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進化論と社會科學との關係

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(1)

雑録

進 化 論 と 社 會 科 學 と の 關 係 D r

A l b e r t   E F r i e d r i c h   S c h a f f l e

今 野 秀 輔 譯 緒   言

D r

A r

be r E i ed ri cl S c e 済学者にして且政治家なり︒西暦千八百三十 一年二月二十四日を以て︑クヰルテンベルヒ

W t em be rg

N i e

生れ︑千九百三年十二月二十五日スツツトガ

S ti Eg ar t

i Ti i

ge

民経済学の教授となれり︒千八百六十二年よ

り六十五年迄︑クヰルテンべルヒの国合に議

席を占むるに至り︑後千八百六十八年猫逸の陶税舐倉に列したり︑此年維内大挙の正数授

どなる︒一八七一年ホーエンワルト︵HOhe−老・

art︶の内閣成立する時商務大臣となりたりし

が︑同内閣の義解後スツツトガルトに於て再

び学術上の研究を薦け逐次著名なるものを出

版せり︑就中其主なるものを列挙すれば︑

D ie Na ti

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m ie  O de r  a m ei ne Wi rt s

進化諭せ洗骨科挙亡の関係二〇

(2)

己 記

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口問)

一︑資本主義さ一肱曾主義完全豆一己

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一︑一粧台的図健の構造芝生活

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一︑獅逸の重要問題さ時事問題(りのロ門

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しかば︑千九 百一年同氏の満七十歳に逮せし時︑カ

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其他専門の大家五名は︑グエプレ

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のために紀念の図書(司

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E 印 ︒ B O ) 争後行して長毒合資したりしが其翌 年残したのである上記の論説集(の

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を所蔵せ

られある武藤敬授より借覧して︑前記題目の

一篇を探び抽諜を試みたり︒評語等の安勝目な

らゴるものあらば殺ル

4 m m

はらん事を望

hu J

五口人は陶汰率設の一枇合科率上に奥へたる功

績を波却せゴるのみか︑寧歴史的に知られた

文明赴合は︑陶汰の真理が生存競争に依り︑

事貸さして完全に立詮せられ叉墜に仮設さし

て信号しめ︒さる庭の唯一の範囲なりさいふ事

を主張する︒

文明の最初の起原は︑不明の事買なるも.

賃験上知られた一枇合的事買に関係せる陶汰準

設は︑有利なる根披営基礎ざしてゐた︒遠大 なる時限に亙

b︑直接の観察に依りて決定せ

られたる鴨川放の構成に閲する仮定設も︑一枇合

mA

Tの観察

すぺき事象の定義も︑理解し難い南陸により

て認められ︒さる程の些少のものでもない︒一枇

(3)

aの範図

ケ脱する訟得ない︒文明の俊一速に関係ゐる精

一判的事象も︑研究し難い事でもない︒一枇合的

進歩及び川越歩は(我等の時代に於ても)我等

は湖察し得ゐのでゐる︒直接之訟観察するが

忽に︑数千年数十両立

P

必要ごしないのであ

に従って税察じも特有の方法を要すさはいひ

頴微鏡を以て研究せねばならぬ事象でもない

文明さは人類の紛糾を兵陛化せる範回であっ

て︑長期間其精一別的産物によb︑心理原始的

に︑文化史よb

に泌氏迭の貼に於ては勤物苧より侵れたので

J

一泣合の俊一巡は︑買に生存続守ざいふ強制的

決定による総絞せる料鈍化さ︑遊底さ︑泣停に

基きて起るのである︒此地盤は一般企亭の俊浩

説さ勤物苧の夫さは︑共通のものである︒然

れーとも人類相互間の又自然を利用せる一枇合組

織的生存競争は︑直接見れば直ちに特性ゐる

逃化論之社合制作品さの悶係 主位︑秩序︑利窓口の目的物︑武器ご戦争手段適応及び泣停の形式︑生存競争及び利窓口競守の特性ゐる種類及び結果ぞ示す︒進歩的なる生存競争の是等の波態の特質に基きて︑一実事情により影響子うける真の人類一般合組織の特性は生十るなり印ち文明の貫践が生十るので永 山

U4 hv o

此特性は︑赴曾科向山手上重大なる利害関係を

有す︑共科卒の主なる任務は︑此特性を後揮

せしむるにある︒五口人は此任務を勤物的学者に

漁期するこさも又委任する事も出来ない︑漁

期されぬ?英理由は彼等は零細なる仕事以上

のものを成就し得ざる程︑人類一肱舎の事買に

閲する専門的宇宙上の研究は︑其距離徐b

いからでゐる︒委任されぬ?それは赴合的後

に多少獣性子附加するを要する勤物進化の事

買にのみ偏して︑標準ケざる事を非難さるる

然るに一流の勤物卒者は︑

O 二三の有力な樫

(4)

むるには業関係乏しいのである︑才能の大な

るケ示したるはグ1

γである︹千八百九

年二月に生れ千八百五十九年十一月極の起原

を著し亭名大いに著はる)彼は付︼V y及び

グレヅグの研究を利用して一肱合生物事界に彼

︒ 門

oq q

の事設の興味ある趨用を研究した︑伎は其随

時的の意見密通ぺて一此合陶汰の現象ケ筒躍に

解秤せんごは欲しないで︑文明の進歩は最早

全く粗暴なる生存競争に基づくものでなしさ

の見解子述べた︒且自然陶汰の全健(人類粧

台並びに獣類)の後遣の事買を抱括する形式

文化の進みたる凶民に於ては恒久的進歩

は其皮著しからね♂とも自然陶汰に支配せらる

如何どなれば文化民族は野蕃民放の結局すが如くに互に補充又撲滅するこごはないからであ

る︒野蕃民族の翁すが如くじせぬだらうか︒

b︑乍併生存競争の行はる場合は一営に戦

争放態に於てのみなら十所謂卒和欣態に於て O

も文明一肱舎に満ち渡ってゐる︒生存競争の強

制的決定より起るその施設により︑勝利ょ︑9

敗北より.侵害よりして︑建設も生じ不具も

生宇るのである︒一肱舎の後建はその最も高き

一品質印図家の或立や披張及び奥己に至るまで

暴力の衝突︑欺偽的なる不常利得︑平和的利

害競争及び相互の競争の結果である︑此競争

に闘し科卒のため統一的計霊的に指導する人

なきを以て︑我等は赴曾の後達は自然的陶汰

の結果一式剤師生存競争の陶汰の結果さ見倣さね

ばならぬ︑我等の理解するが如く︑文明の恒

久的進歩は自.然陶汰による事は砂しごせない

のであるo一枇舎上の自然陶汰の特性ある現象

五日人の申}れより述ぺんざする赴舎陶汰の現象

守一層精密に観察せんさす︒

第一章︑協力の競争ぜ赴合自身の事賞︑

人類相互間又は自然さの競争は︑協力の勢

力にて行はるる︑生存の競争場裡に表はるる

は図陸の主位RAび図睦力盆多くなる︒既に人

類に後表する能力を奥へられたる言語さ理性

(5)

の能力︑これに基づき人類凶健ケ維持すべき

最も肝要なる要素は︑他の箇所((回当

5 L F a

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建設ご生活)にて指示せし如く.人の欲望z

増加するご共に国陸的生存競争盆烈しくなる

に至りしなり︒赴舎の最高の事貸すら︑一枇曾

科卒に於て陶汰苧一説に依bて説明しうらる︒

経験に徴するに人類一此曾は狭き務牧民時代

b︑文明の隆盛どなれる国家︑又は交迩区

域さなるまで後建せしものなるや‑知る︑此後

迭は戦争又は無数の競争の影響ごして表はれ

た一部を知るのである︒此競争又は闘争は歴史

に記述せらるる人間の統御術を有する事貫ケ

描おせしものでもな︿︑人類統一の計宣伝侠

きたる街突.生存競争を示したるものにして

換言すれば自然陶汰の出来事たるを立詮する

者一枇舎の後遣が歴史に依り鯨納的に立設せ

らるるものならば︑その後一速は又演畑作的にも

進化訟によb推論するをうるのである︒例へ

ば最も支配するに越感せる貸陛(人間)は主

活化論之社

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科串さの開係M て世界的民族仁︑最高の格カを待た事に依b せる敦れの民族も事賃上の後達史を︑通覧する 権者の位置にまで達する会得た︒世界を支配

になりえたのである︒最高のカは個人の共同

によりて生れ︑殊に一肱曾的に図健的に向上進

︿

一交せられた個人の結合カにて達せられる︒文

明民放さは元来宇ば個人であり︑竿ば低級の

共同集合健で︑分業に漣せる精紳的の個人を

組織的共同作用に依り︑如新大なる図健にな

りしものでゐる︒ぞの特別なる活動範囲内で

最大のカを後揮する可能性ある怠カの共同作

用によるの外︑他の方法にてはかかる多数の

赴舎ごは最大の活生ある集令憾で︑最も高き

ものごして引続き向上する現世界の棒カざし

て︑自然的創造過程の漸迩的陶汰によbて生

宇るものであるο此世の創造物の首位にゐる

赴曾組織たる文明は︑経験上確定的事貫たる

が如く俊一連亭設の締約的の必要なる儲結であ

O

(6)

4概念は後達率設により

て十分な併し筒躍なる原始的基礎を有するの

である︒赴倉科卒は勿論此最初の概念にこれ

まで十分なる説明を兵へてなさ殺なり︑否一

般に一枇合科卒は原始的な調査をもなさぬので

人類一枇舎は一営に人間の共同によりてのみな

ら歩︑又人間ご財ごの結合によb又生物︑無

生物の利用し得ぺき物陸の助けによりて大な

る権力ごなるのである︒寸銭なき人類のカは

他会総合せしなる力もなく又最大の権力を構

成する事も出来ぬのである︒会しき民族は減

じする事︑又人間は財産の力に依bて支配者

さまでなり得し事ケ経験の示すごニろである

文明さは結合せる人間力及び自然カである J

閤民の財産ごは自然に打ち勝ちて生産物ケ得

たる結果でゐり︑立(分配さは人間同士山の所得

競争の敗北である︒文明の闘に注する物質的

増加は夫故同誌に一般の陶汰の︑過程によらぬ

ものでな︿︑寧日疋に依りて其増加するケ得た O

赴舎は強大なる結合陸さして岡家骨形成す.

0 0  

一粧台は図よ米に於て統一せんごする怠志ケ有し

統一せる権力を備へたる集会図健であるo

然の侵勢なるもの及び人たる政ご戦うて之に

打ち勝ち残存せんぜする生存勤機郎ち其努力

は︑一致協力の怠士山を有するに至らしめ︑協

同行匁をなすに至らしな︑生存競争の経路盆

進むに従ひ図家統一の標準も高めらるるので

ある︒共理由は盆大なる自然の危険もあb

抗もあb︑又闘内及び園外の強政を征服せね

ばならぬからである︒

現在の民族の力にゐる岡家統一的の殺育に

b常に必十しも図家組織を強めるを得十し

て︑他の図陸さ泥契するにより(同盟︑聯盟等)で強さを増大せし原始民族の図位は他の民族

b滅己せらるるか︑和高度の岡家統一のた

め征服せられ介のでみのる︒生存競争の必要上

恒久的に又相営なる程度に︑国健診図家的結

令ケ促したのである︒国家の後達は概して云

(7)

へば自然陶汰の結果である︒

共立士山の統一︑格カの統一の形態をなした

る人類赴舎に換言すれば図家に或任務が自然

に存するのである︒此任務はいかなる貼にあ

るならんか︒これ統一立志に通用せられた図

家み総旋カに反抗せる欣態診征服する事︑及

び一枇合の怠士山及び権力の統一を妨ぐるか又は

岡家の任務ごして共任務は存するのであるο m m めんごする回陸若くは放態ケ征服する貼に

起るものは︑陸軍制︐反︑強言自然に背く階放

を征服すぺき大なる一公役︑困窮の欣態にある

下庶民の保護又は一枇曾のために暴力︑欺踏の

競争ケ抑制する一指令なb︒如何さなれば外散の征服︑ある路︑き白然カを征服する事は全国

民の共同カによりて始めて遂行するをうるも

のにして図内の野蕃的なる暴力欺陥の競争

は枇舎の統一及一致の上に於て一枇合子妨害す

るのである︒五日人の経験は︑図家の峨分は異に

表記の国陸に於て代位せられたるものなるや﹄

立詮するのである︒国家の活動の貫験的限界

活化論之社合科目明言の関係 は陶汰論の結果ご会︿一致するのである︒

他方文明人類の維持は国家が意志及び行結局

統一上結合せし人人の結局に︑自己保存の競

争ケ行はしなる事を僚件ごしない︒又各機能

を図一家に集中し︑図家の保護によりて人類生

活の最高権力は達し得られない︑又一此舎内部

の競争は中止するを得玄るものにして︑暴力

欺附の争のみを休止するをラるのみである︒

仏以来bる各種の競争及び言論の戦は︑赴舎の

進歩に有効札なるものにして︑平和的種類の競

守は厨家にて立法及行政上奨廠すぺきもので

一枇合一か生存競争に残存する匁になすぺき事

ヶ国家により匁されゴるを要する︒統計上赴

舎の各部門が自ら決定したる自己保存の場合

が多い︑此各部の者は夫に拘はる問題子十分

の努力争以て一居完全に解決する︑一肱合も相

互に続守する時に最も完全である︒各部門自

己保存の匁にする平和的競争は︑一此曾固踏を.

して其範回で進歩を促すものにして︑目下行

O

(8)

はれである自然陶汰の肝要なる事柄である︒

是合否定するは恰も文明進歩の基縫合否定す

るに等しいのであるο個人及び図陸の自由競

守?除外せる一肱舎主義は一肱舎を送時せしむる

事になるであらう︒

自然︑一般及同胞ご競争して生存競争のゑに

戦ふ濁立的分割力は粧台上の競争主械でみのり

其種類も多レのである︒これは個人であり家

族であb又は人治的の問挫であるJ後者は自

(

)

.

40

.

様のある組合︑共産主義図陸及び職業凶位の

如き結令である︑総ての是等の部門に自治の

大部分は委ねられてゐる︑伺人行忽.組令

の活勤一公治上の自治陸の競争区域は査る事な

いだらう︒個人及び家族の力に及ばゴる任務

は盆多くなるであらうJ故に図家は個人の自

治及び家族生活に閲奥するや﹄要せぬ︒自由な

る個人組令のカの些細なる集合力並びに職業

上及び地方的自治陸の結合は往々十分なる力

ニ 一

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含有し︑閥家よりも優れた事予も怨L

?

図家の外に継続的愛化さ構成さケ示した三

歴史的に思考せらるる赴合的勢力及び主陸さ

なるものに︑家族︑個人︑赴合︑図躍の如き

単位が無数にある︑自然さ散さ又は同胞さ生

存競争中社合的陶汰の永続的作用は最も活動

性ある主陸及び権力般を有殺に又胤双山遥をなすに至らしむ︑最も強き者勝つ︑種々の任務に

劃しては或は個人或は個人組合或は自治陸が

最も強きカたるが‑立詮す︑種々の主陸形は故

に各専門的立場にが︑て互に趨用し合ひ︑生存

競争によりて得たる堪能力は︑専門的活動性

によりて・有殺ならしむるのである︒個人並び

に家族の活動の披大︑一公私雨格にて認められ

たる各秘の組合の有致範図の限定は自然向汰

の結果そのものである︒

枇舎は︑第二には心的の競争の持続?概し

七除外せぬ︑競争は大なる集合力ごなりて残

る事もゐる︒又実力は例へ其人々が互に物質

(9)

的又は理想上の利盆を待んご競争する時さ雌

も︑会陸を維持する競争では︑岡家ざして最

高の権力を保つ事になるのである︑此心的競

争は一公盆翻念及び愛国心含犠牲にして利己主

義を泊設するか若︿は其心的競争が総陸の力

営破壊するか又は弱めんごする獣的根絶戦の

如き形態をどりて︑一件曾各自の統一的共同作

用(立士山さ行結局に)反する時は排すべきであ

る︒偶人︑組令及び自治挫の物質的︑理想的

利盆に閲せる競争股入︑財︑評剣︑名処一目.支

配的地位.選胤盆寸に関する競争は︑皆公盆観

念及び一枇曾会般の単位若くは要素骨破壊する

ものではない︒其外一三朗平和紙態に於て一枇舎

の内部を充たす彪のかの生存競争及び利害競

争の分裂的影響に封しては特殊の道徳的政防

泌が有殺であるo

結局此競争は夫に依りて物

質的又は理想的の勝利が会陸に劃する功績の

抑制酬ざして奥へらるるが如き形態含芯るであ

らう︒一枇曾の精紳的競争は一致の悪影響や分

裂的利己主義を養ふ事なく︑かかる競争に会

進化説さ批合科品一さの関係 益的影響を奥ふる限

b.

赴舎の進歩上有設な

ものでゐるこれ一枇合生活の各方面に於て︑

各の図陸を刺戟し全力企遊きしめ︑支配権を

得︑其泌氏達ぞ来たし︑建会なる理想の勝利を

博する庭の持続的陶汰であるo文明の進歩は

故に︑平和紙態のためには機続的競争ご其競

争による陶汰ざを要する色︑其競争の中には

暴力もなく欺臨もな︿.財の債位︑人間の債

位︑理想の債値が勝利の決定的基準ざなり︑

又一一暦償値あるものの陶汰には理性を以て考

慮する要ある競守である︒権カ強き図陸ぎし

て又国家ざして表はる英一枇曾の同一範囲内に

於ける任命︑選奉票奴の競争︑才能の立詮によ

れる任官者.一被選奉者の陶汰︑又は合宜的基礎によれる政治上の理想の4

だらうか︑疑の存する所以である︒

善良なる同家組織の完全なる建設は有放な

る競争及び陶汰の致呆に基づくものである︒

第二章︑一枇舎の越化︑逃底︑選停の現象

一枇舎の創造過程の基礎は︑援化ごいふ継続問

(10)

せる河川であって︑個人も組合も図睡も︑勝

因家も︑精一脚的肉陸的に︑人並びに財の成立

も夫に支配さるるのである︒外界の的変化.自

然生活の鑓化は巳に一肱合的援化のために行は

る︒親子孫の後生︑新らしき理想の後現も其

援化に影響?なす︒物質的利害の競争又は理

想のう一日諭の戟に勝ちたる皮に愛化を来たす︒

常に親しき一枇曾上の或は高き或は低き位地後

生し︑時代を支配する意見も行はるるもあり 又は共伎滅するもゐり︒利得競争の交互に起

る事件は岡民の財産分配を援更する︑彼此の

理由により赴曾は日日間守の主位又は常に新

らしき時運に支配せらるるの結果ごなる︒

一枇合的愛化は概して趨応的の援化ケする時ε

b︑併し乍ら文明の反応

き程多く天賦の才ある趨者存し︑悪意ある不

過者も存在するのである︑秩序的に趨熔せる

個人の力︑集凶のカは︑戦争的又は卒和的競

争に陥るけれども合理的趨応よりして急速な

る進歩が起るか又は我等の文化後炭上認めう

る完全性を備へたるもの起る事必然である︒

生存の激烈なる競争にて砂くさも残存し︑

出来うる限b向上するゑに秩序的白血見せる適

応を行ふ︑この遊底性は亦岡家の手を経て︑

公共闘躍に依りて促進せられ且買施せらる︑

例へば一公立の向学校殺育の制度︑徒弟養成機関

及び軍隊的設備ゐり︒赴合的自己保存に要す

るカが︑盆大ごなる故に一粧台越路の標準も高

まり︑一枇合に越せしむる統一的共同施設も必

要ごなり︑精一別的殺育には翠術的救育の機関

も表はるるのである︒一此曾的漣阪地は︑赴合生

存能力の殺育ご等しく常に内容的になる︒

最も強宗一般合的生存カは専門に陶冶せられ

たる勢力を共有にするに依りて建せらるる︑

通俗的慌用語にて申せば︑此一枇合的生存力の

通勝子労働の集令及び分配ご名づく︒

各の生存の障害に濁しては卓越せる専門的

の勢力争錯雑せる生存の障害に濁しては殊に

趨切なる努力を︑反抗の総附胞に濁しては種々

なる特別の勢力の総佳子設定するこさは︑

(11)

一枇命日的勢力の構成の泌密で︑共内容は所謂分

業な

bo

れ作業は合理的なる順応なり︒一粧台的

生存競争の速に働きつ﹀

ωる焼事は︑殊に急

速なる高広のれ作業ケ強要する︑これ一耽舎の陶

汰に於ては生存能力ある様力の請求権も︑甚

だ速かに向上するからである︒分業者くは遊

底的隔離

35

︿2

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?

u (

は適才必十しも通所をうるご限ら中して甲の

職業に越するも四回の関係上乙の職業に脅熟

して泊所全うる結果ごなる如きをいふ)は集

業ご関連して各般の生存競争上出現する︑殊

に高度の分業は︑一此合的陶汰の勤機たるに止

まら十して必然的産物なり︒

この滋常の遊底は乍併動物芥に於けるご等

しく︑一肱合的生活にも行はる︒各競守主陸は

特別の遊底を勝者ざして或は敗者ごして表は

し夫に依bて︑共生存能力は最も大ごなる

如斯くして種々なる場令含生じ︑一粧台的迫感

の隔離の寂々あるにより一枇合的生活のマキ守山

(

B S M )

が出来うるのである︒

話化論さ祉合併児一さの関係

適者も︑最趨者の陶汰も一つの計査より免

がるる事は出来ぬ︑互に並立して行はるる数

多の競守に於て︑肉陸的︑精紳的︑経済的又

は強き競争者側が︑各濁立的勝利を得て生存

るる︑人銭的にして谷会宜的の順応性あるに

拘はら争︑自然陶汰の特有形式にして決して

・自然陶汰の例外ではない︑況んや宇宙の自然

陶汰の赴曾の進化を包括せる形式に立脚すれ

Yグインの自然陶

汰さ名づけたるものは赴舎に於ける自然陶汰

の或特別の事件で︑一枇舎の利害競争の勝利を

うるための人結局的遊底に過ぎない︑卸真.名

選ロ若くは賞奥のために︑動物飼義者は適者の

中より狛一一般の適者を養ひっ︑健闘するので

占 の

4 Q U

一泣曾的俊一連のためにも亦遺停の原理も標準

ぜなる︑尤も権力ある一枇合的単位も互に勢力

を維持せんさし︑その人的︑物的︑経済的及

び政治的優逸権会嗣がしれU︑最も

m m き車位以

(12)

零落して将来の後展には無影響さなる︑一枇合的生存能力の階級ごして表はるる一耽合的無数

自身の功績によるに非宇して︑雨親の生殖及

び殺育行局に依りて肉陸的及び精紳的に叉泣産相演によb︑又は権利絵承によbて彼等に

赴合的生存に必要なる才能を遺侍せられたる

ものなり︒乍併是等の遺体現象も人類一枇曾の

後遠の際に特別に形成3るるのである︒

肉健的遺停は又一肱合的に遺停の賞健保持者

なるが併し唯一のものでもない︑狭義の相続

の財産の交附︑口碑︑練習︑殺授及び政綱に

よれる過去及び近代の理想の殺育的財貨の交

附も之に加ふる事ごなる︒物質的泣仰に関し

ては一営に雨親又は親屈の財産を子孫に譲渡す

るのみなら争︑設備上の財産を職業の後給者

に管理せしむるに至る︑始め只一個人のみが

得たbし精紳的最良の迫感を成るべく多数の

ものが︑之を亨受する震に一泣曾は皆令理的じ

支配し得べき相績車件に関興す︑教授︑岡氏

ニ 一

数育︑臨換︑一般に普及せらるる問書館及び

美術陳列館の如きれ公盆ゐる提供は個人の肉躍

的遺体に勝る事数等なり︑個人ケ完成する逃

応及び精一紳的陶冶に基づく一般の傍播ヶ司る

又泣侍過花は一枇曾に於ては集合行ゑさなb

議に精紳的に溌形し内容豊富ごなる︑其結果

文明の怒れUご共に︑漸進的泣停は保守的の泣

停を凌駕するに至る︑新式の政綱は躍に従来

のものより勢力をう︑此欣態は人類の赴合的

後迭の急速なる進歩に重要なる関係含有する

第三章︑人類一肱舎の競争

平静は宗教的情操ケ怪傑す︑経験は一般曾の

飯域に於て之を求むるか﹂得ない︑平和ぞ欲求

する心は切なるも︑充ち足れる平和は↓公民吐合の中には見出しかぬるのである︒人間の卒和は︑暴力︑欺陥に依りて行はるる抗争の表

面に表はれ.ざる迄にして︑其競争の跡全く絶

ゆるさいふ事ではない︒

法律ご道徳ごは︑暴力の競争︑欺蹴を排戸川

(13)

す︒然れざも其競争にして自由を確保し︑暴

力によらぬ競争の放呆印も所得.容剣︑決定

的剣決︑持}患の結果

e T

道徳さは利害の競守さ理想の競争どケ規定し

且保活するのである︒

赴合的平和さは夫放に人間の暴力ど欺蹴ご

の屈従的朕態なれピも.あらゆる利害調照の

.

論戦の平穏でもない︒者し競争のなき場合は

寺院の静寂で︑あらゆる後遣の止まりたる墓

所の静寂であらう︒自然の外界に向つては絶

え十又凶外さ園内の戦時放態にある敢に調し

暴力.敗防の闘争の続行する事につきでは論

外である︒買に人類同には平和的競争は行は

る︒第三者の選探及び剣断による競争︑譲歩

さ和解に基づける競争︑争者同志の契約によ

りて決定の行はるる競争の如︿盆多く現はる

るのである︒これ部丸一般合的競争生活の特性

文明の人類にすら喧﹄の休止するなき守が何

又其動機は何であら

予 フ か ︒

これはダY

グイ

Yの所謂生物が他の範囲ぞ

符んために勢力を振はんぜする動機ご同一の

ものである︒外界に制到し無遠慮に遂行3

保全の戦の極めて底︑範なる範闘を奥へらるご

いふ事は︑無機物又は有機物の有害なる攻撃

を防ぐに有致

hu

b

非常に康範図に亙りて︑人口の増殖︑及び

生存の欲望に応じて︑自然物会奪取し又は生

産せんごする努力は︑日に新にして又盆強︿

なるは︑人間の飢渇を墜する匁である︒

乍併かの自然に謝する確保の闘争及びこの

生産の戦ひは︑例ヘ暴力により欺騎に依るさ

は雄も︑盆人銭的ごなり.盆合理的ざなり︑

集会的ざなり従って亦固有的さなる︒

雷に自然が人類に調し.人類が自然に謝し

て争ひを起すのみなら宇又人類は人類さ争議

を惹起す︑食物ご宮さのため︑性的思寵を得

んがため︑一肱交的地位名春︑‑評剣を待んため

(14)

理想の勝利をうるため︑意見及び信仰の確信

合致力ゐらしめん結局に争起る︒利得競争郎ち

所得の分配上起る競守.性的陶汰の競争︑増

加利潤及び致カぞ得んどの各種の利盆の争︑

政治上︑宗数上︑審美

mA

干上且科卒上の確信に

よる争議は無数に起る︑日日精紳的自治の勤機よりも起b︑狛又物質上優秀なる地保を占

めんため︑又は一粧台的地位を得んため︑善良

なる且︑一公益的理想の名器又は支配権争得ん

さの努力は︑特殊の人間的方治で起るのであ

Q

暴力さ欺陥ごは此康き闘争原一域に於て狛包

擁的に決定するさ難︑次第に人︑財及び理想

の債低が決定権を有して此債位は一公盆上規定

せられたる決定及び淘汰過程上確定せらるる

自然界に劃する永続的保護確保の戦及び生

産の戦の外に︑散の岡家及国民に調抗する時

期的の調外戦︑一公民の欧各種の犯罪者及び海

浪人に劃する司絵︑警察及び個人の持続する

一 一 一 六

内乱の外に個人政調の無根カな正直なる闘争

買手︑剣事︑債格指定人︑一公論︑選泉様︑官

吏及び多数決により債他を認識せられん匁の

競争愈起る︒令官的にふ

HM

き償位を顧慮して途

行せられたる又一公盆を考慮したる人間特有の

競争安施は人類郎関民間に常一きケなすのであ

る︒勿論この侵透性は徐々ごして定まるもの

なれぜも︑確在し︑人類の最高の理想的又は

物質的の所有︑否あらゆるよりよさ智的︑道

徳的及び審美的徳性︑宗殺の高度の階級すら

此高倫なる形態を採れる生存競守の淘汰に依

るものなb

動物類似の生存競守よりして最初の進歩起

る︑動物類似の野性的の闘争は︑狛姿を浅さ

ない︑野獣的性質は今日猪赴合的競争場裡の

動物的に残3れたる範園内にて淘汰される︑

然れども人類聞の生存競争は最早動物的であ

るさは名づくるを得ない︑動物界の淘汰さ区

別して︑一枇合的淘放は細密なる高・倫なる方に

.

(15)

食物の動機︑性慾︑俊逸的存在に制到する努 力最後に一公民的自存さ一公盆等さしての︑あら

ゆる外界の中にでの自己保存の欲望は日々幾誌の争ぞ惹起す︑而して物質的宮の進歩︑政

.

誌の迩歩は他の箇所に於て詳細詮明したる如

︿︑此悶守の白然的淘汰より起るのである︒

白殺の事貨は競守の用意怠bなき自存勤機の文明営側川泣する活効性に戻るが如く見ゆ︑

然れピもこは皮想の槻なb

的闘争に於て直接又は泣停の念に於てざの道

頒敗するものなb︑多︿の自殺は自然淘汰の

人間相互間又は自然に向って戦はるる無数の関守は然らば何によりて︑決定3るるか︑叉

J議の決定の要素は何であらうか︒五日人は答ふるに俊逸権力にして其外になし

J1

腕 悦

l

併し乍ら管に権力のみではない殊l

に況んや暴力に於てをや!

話化論さ一位合粧品さの関係 勝利の決定を奥ふるものは︑倍加的優勢そ

??

併し乍ら勝利を博するもの銭忽のカ︑爪牙.歯噛のカではない︑又貝取早欺騎に依るに非十

して︑理由及び一泣曾的剣審全得たる債値の優透様︑権威︑率問︑精紳的殺養︑技術︑資本赴合的又は閥家的義術等の俊逸標は重きをな

す︑赴合的優逸関係は疾に主観的方面に従って特性の形態をぜるに至れ

bo

関守の決定に蛍hノ又或外界の暴力︑傍俸のカ︑時勢の恩恵も基準的に考慮せらる︒

自力によbて強き窯汲は︑者し夫に自然の経過及び一枇合的出来事の外部より左右し得ゴ

る運命の助げある時は勝利は狛一層確買なb

夫自身m拐さ減士も︑彼に偶然.幸一服︑殊に又平均以上に幸ある時勝者ごなる事もあり︒偶然は動物的後遣の過程中多︿の事︒γ決定

す︑地殻の隆起ご泌下さは例へば動植物の後

述には非常なる影響を有した

h J

(16)

には偶然は同様に大なる併し展特有なる影響

を及ぼす︑多数決ごいふ打破し難き襟力に調

しでは︑第一流の人士も建関するも其甲斐な

﹃ レ

人類が偶然ケ遊戯又は賭事の際の如︿︑彼

等の利害競争の時淘汰の様力まで重視せる

は注目すぺき事である︒結局吾人は利盆︑理

想に閲する一枇合的競争の結果佐観察せん四

時観察するも一此曾後遣のあらゆる特有なる消

極的及び積極的事買を生存競争の作用ごして

叉自然淘汰の結果ごして露はるペしJ

競争は往々未決の依中止し且終息す︑二個

の互に政調せし白熱波は︑敦れも決定的勝利子

えぎるため平和金締結す︑暴力紙蹴の攻撃は

防禦せらる︑互に利盆ある契約ぞ結ばんさ努

めたる二議は契約を締結するに至ら・干して相

離る二人の鋒利的競争者は︑己れの側に市

場を得んど主張す︑二大政治的又は宗殺的尚早一

波は策略念行ふ︑一粧台争議の不決定に怒る場

合は︑赴舎の進歩上失ふ所少なしu

其守は双

方をして一一府適応せしめ︑相互間の適応せん

ざする傾向を生じ︑利盆

e T 平均せしめ︑実力

子繰り︑強め︑試験せしひ︑生存能力ある紫

波の問の一肱曾的カ長の平均は回復せらる︒

他の場合は一堂⁝は多少勝利ぞ得.他の一銭⁝

の敗北ケ得しごきなり︒勝者に謝する結果は利盆の獲得︑所有の確

保︑支配様︑様力︑名器及び椋成の取得なり

決定的勝者ざして共勝利は将来の後遠のた

めに基準ごなり共上に慌張ご模倣守成就す︒

屈服者側に起る運命は︑極めて極々あり︒

多︿の場人口に於て︑引続き破滅は一枇合的闘

争の結果である︑自然に劃する権保戦に於て

は或は弱き人間も︑或は盆多く有害なる影響

動物植物は根絶さる︑外界さの生産戟に於て

は多量の物質はぞの白然的成分子破壊せら

れ︑杭物は破損せられ︑動物は殺3る︑乍併

又肉股.生命︑健康及財産.につき不幸ケ見る

は少数の人間でない︑調外的戦争に於ては数

千の者姥れ全国民の減じするあり︑程放すら

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