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平成26年3月17日 長崎市│監査等の結果

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(1)

25

長崎市

包括外部監査

結果報告書

26

3

長 崎 市

包 括 外 部 監 査 人

(2)
(3)

包括外部監査の概要

··· 1

監査の種類 ··· 1

監査人 ··· 1

選定した特定の事件 ··· 1

監査対象事件を選定した理由 ··· 1

監査の視点 ··· 2

6 監査対象部局 ··· 2

7 監査の対象年度 ··· 2

監査の実施期間 ··· 2

9 利害関係 ··· 3

指摘・意見 ··· 3

子育

を取り巻く環境

··· 4

子育 支援 関す 統計データ ··· 4

出生数・出生率の推移··· 4

総人口の推移··· 6

将来推計人口構造の推移··· 7

婚姻・出産の状況··· 9

結婚・出産 対する意識··· 10

子育て世帯の状況··· 15

小括··· 20

策及び取組み ··· 21

国 おける政策及び取組み··· 21

ア 少子化対策推進基本方針··· 21

イ 次世代育成支援··· 21

ウ 少子化対策··· 22

地域子育て支援拠点事業··· 25

オ 子 も・子育てビ ョン··· 26

子 も・子育て支援新制度··· 28

長崎市 おける政策及び取組み··· 31

ア 長崎市第四次総合計画··· 31

イ 長崎市次世代育成支援行動計画 次代の さ っ子育成プラン · 33 ウ 市長マニフ スト··· 33

(4)

児童扶養手当事業 子育て支援課 ··· 44

り親家庭・寡婦医療対策事業 子育て支援課 ··· 47

児童生徒就学援助制度 教育委員会総務課 ··· 52

母子福祉指導事業 子育て支援課 ··· 55

6 り親家庭日常生活支援事業 子育て支援課 ··· 57

7 り親家庭生活支援事業 子育て支援課 ··· 61

母子家庭自立支援助成事業 子育て支援課 ··· 63

9 母子自立支援プログラ 策定事業 子育て支援課 ··· 66

母子生活支援施設運営事業 子育て支援課 ··· 68

乳児 ··· 76

乳児家庭全戸訪問事業 こ も健康課 ··· 76

養育支援訪問事業 こ も健康課 ··· 77

母子健康手帳及び父子手帳 パパノート こ も健康課 ··· 78

相談事業 子育て支援課 他 ··· 79

乳幼児医療対策事業 子育て支援課 ··· 81

子育 支援 ··· 83

親子のふれあいや仲間 くり ··· 83

6 子育 支援センター運営事業 子育て支援課 ··· 83

7 地域親子のふれあい支援事業 お逿び教室 子育て支援課 ··· 87

児童センター・児童館運営事業 子育て支援課 ··· 88

9 子ども広場運営事業 子育て支援課 ··· 90

保育所、幼稚園の園庭開放 幼児課 ··· 91

その他 幼児課、教育委員会 ···· 92

生活支援・一時的な預かり ··· 93

ファミリー・サポート・センター運営事業 子育て支援課 ··· 93

子育 短期支援事業 子育て支援課 ··· 96

病児・病後児保育事業 幼児課 ··· 97

(5)

幼児 ··· 100

6 保育所事業 幼児課、収納課 ··· 100

7 幼稚園事業 幼児課 ··· 121

認定こども園事業 幼児課 ··· 134

児童 ··· 135

9 放課後児童クラブ こ もみらい課 ··· 135

資料編

子育 関連施設位置図 成25年4月1日現在 長崎市の児童館、児童逿園、子育 支援センター、児童養護施設 ··· 159

同 保育所 ··· 160

同 幼稚園 ··· 161

(6)

包括外部監査の概要

監査の種類

地方自治法 以 法 いう 第252条の37第1項 規定する包括外部監 査契約 基 く監査

監査人

包括外部監査人 塩 飽 志 郎 弁護士 同補助者 石 橋 龍 郎 弁護士 同補助者 荒 木 裕 史 弁護士 同補助者 爪 宏 明 弁護士 同補助者 波 多 子 公認会計士 同補助者 赤 羽 耕 介 公認会計士

選定した特定の事件

子育て支援 関する事務 いて

監査対象事件を選定した理由

人口減少社会 到来し、長崎市 おいても、少子化、核家族化、夫婦共働 の 一般化 進み、離婚等 る 親家庭の増加及び地域の子育て機能の 等、家庭を取 巻く環境 大 く変化して ている その 、親 安心して子 育て る環境の形成 各家庭 けの問 く、社会全体 して取 組 べ 重要 課 して認識さ ている 子育て支援事業の充実・成 、子育ての 範囲 限定さ 、その地域全体の活性化 も繋 る好循環を生み出すもの あ る

近 、国の施策のみ ら 独自の子育て支援策 力を入 ているこ 注目を 浴び、子育て世代の人口流入 、過疎化 歯 を け、地域を活性化さ るこ 成 している地方自治体も存する こ ある

し って、子育て支援事業 、地方公共団体 おいても積極的 取 組 べ 喫緊の課 あ 、市民の関心も高い分 の一 ある 考えら る

長崎市 おける子育てを取 巻く環境 いて 、後記第 4頁 の お ある

(7)

第 包括外部監査の概要

監査の視点

長崎市 おける子育て支援 関する事業 、こ も部及び教育委員会 中核を 担っている 本監査 おいて 、主 こ も部 所管する事業のう 監査人 重 要 考え任意 抽出し 事業の事務の執行 いて個別 検討するこ し

その 、本監査 あ って 、次の ~ を重要 視点 して検討 を行っ

適法性・適正性

事務の執行 、関連諸法 、規則等 準拠している 公益性・公 性

事務の執行 、公益性を し、公 実施さ ている 経済性・効率性・ 効性

事務の執行 、経済性 Economy 、効率性 Efficiency 、 効性 Effectiveness のいわゆる を充足するもの っている

お、子育て支援 関する事務 いて 、個別の事業 って セ フテ ネットの役割等公益的性質 あるこ ら、 公益性のバランス 取 ている いう点 いても考慮し

P Aサイクル

明確 目標・計画を策定し(Plan 、目標達成 向け計画を透明性をもって実 行し(Do 、事後的 十分 検証を行い(Check 、検証結果をその後の行動 反 映する(Action) いういわゆるP Aサイクル 確立さ ている

適時性

事務の執行 、変わ ゆく環境の変化 対応し もの っている

6 監査対象部局

市民局こ も部 子育て支援課、こ も健康課、幼児課、こ もみらい課 、 教育委員会総務課 し 児童生徒就学援助制度 限る 、総務局理財部収 納課 し 保育所事業 の滞納保育料 限る

7 監査の対象年度

原則 して、 成24 度 成24 4月1日 ら 成25 3月31日 を監査の対象 し、 し、監査の視点 って 、対象 度を拡 ている

監査の実施期間

(8)

9 利害関係

包括外部監査人及び補助者 、い も監査の対象事件 いて、法252条の

29 規定する利害関係 い

指摘・意見

本報告書 おいて 指摘 して記載し 事項 、法252条の37第5項の 監 査の結果 関する報告 しての 指摘 、す わ 、適法性・妥当性 問 あ 、是正措置 必要 ある 考えるもの ある

、意見 して記載し 事項 、法252条の38第2項の 監査の結果 関する報告 添えて・・・提出するこ る 意見 、す わ 、直 適 法性・妥当性 問 あ 是正措置を採るこ 必要 ある 考え い 、 是正の検討をするこ 自治体の組織及び運営の合理化 資する 考えるも の ある

本報告書全体 おける 指摘 6件、 意見 48件 あっ

お、監査人 して 、 指摘 ・ 意見 の 無や本監査 おいて個別の検討 対象 っ 否 拘わら 、関係各位 おいて、本報告書を参考 して、長 崎市の子育て支援 関する事務の執行のさら る適正化 て い 考 えている

注意事項

(9)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

4

長崎市

おけ

子育

を取り巻く環境

子育 支援 関す 統計データ

1

出生数・出生率の推移

<出生数及び合計特殊出生率の 次推移表>

ア 出生数

ア 全国 103万7231人 厚生労働省・ 成24 人口動態統計 確定数 国の 間の出生数 、第1次ベビ ム期 1947 昭和22 ~1949 昭和24 約270万人、第2次ベビ ム期 1971 昭 和46 ~1974 昭和49 約200万人 あっ 、1984 昭和

59 150万人を割 込み、1991 成3 以降 増加 減少を繰 返し ら、 や 減少傾向 っている 2012 成 24 の出 生数 103万7231人 、1998 成10 の120万3147人 比較す る 、86.2% △16万5916人 落 込 いる

イ 長崎市 3,329人 成24 版・長崎市統計 鑑 衛生統計 報

長崎市の出生数 、全国 均 もさら 大 く減少を続けている

2012 成24 の出生数 3,329人 、1998 成10 の4,178人 比較する 、79.6% △849人 落 込 いる

イ 合計特殊出生率

ア 全国 1.41 厚生労働省・ 成24 人口動態統計 確定数

日本の合計特殊出生率 その 次の15歳~49歳 の女性の 齢別出 生率を合計し もの 、第1次ベビ ム期 4.3を超えてい 、

1950 昭和25 以降急激 し

その後、第2次ベビ ム期を含 ほ 2.1 推移してい 、1975

1

(10)

5

昭和50 1.91 、2.0を 回って ら 再び 傾向 っ

1989 成元 そ 最 あっ 1966 昭和41 丙午: のえう 2 の数値1.58を 回る1.57を記録し、 1.57ショック い わ

さら その後も を続け、2005 成17 過去最 ある1.26 落 込 いる

その後 わ 昇し、2012 成24 1.41 っ ものの、 欧米諸国 比較する 、 お 水準 っている

イ 長崎市 1.30 成23 成24 度こ も部の事業概要

長崎市の合計特殊出生率 、次の お 、出生数の 割合 同 く全 国 均を大 く 回っている 全国 均 1.26 過去最 を記録し

2005 成17 6 前の1999 成11 、長崎市 1.23 こ を 回ってお 、2005 成17 過去最 の1.17を記録して いる

その後微増して、2010 成22 1.32 っ ものの、2011 成23 再び し、1.30 っている

長崎市の合計特殊出生率の さ 、全国の状況以 極 て深刻 あ 、 急激 少子高齢化の進展を予想さ るもの ある

<合計特殊出生率の推移>

全国 長崎県 長崎市

1998 成10 1.38 1.58 1.31

1999 成11 1.34 1.52 1.23

2000 成12 1.36 1.57 1.24

2001 成13 1.33 1.52 1.27

2002 成14 1.32 1.48 1.26

2003 成15 1.29 1.45 1.24

2004 成16 1.29 1.46 1.25

2005 成17 1.26 1.45 1.17

2006 成18 1.32 1.49 1.22

2007 成19 1.34 1.48 1.23

2008 成20 1.37 1.50 1.27

2009 成21 1.37 1.50 1.28

2010 成22 1.39 1.61 1.32

2011 成23 1.39 1.60 1.30

丙午 のえう 、 支 え の一 、盤0 1 回 わってくる 丙午の 生 女

(11)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

6

総人口の推移

ア 総人口 総務省統計局・ 成22 国勢調査 基 く推計人口 ア 全国 1億2752万人 成25 版厚生労働白書

日本の総人口 、江戸時代後半 3000 万人強 ほ 安定してい 、 明治維新以降 ら近 至る ほ 一 して増加し続け

第 次大戦後 7000万人強 あっ 後も急勾配の増加 続 、1967 昭 和42 1億人を、1974 昭和49 1億1000万人を、1984 昭 和59 1億2000万人を超え

し し、2005 成17 遂 人口増加率 マイ ス 転 、2012 成24 の日本の総人口 1億2752万人 っている

イ 長崎市 43万9016人 成24 版長崎市統計 鑑

長崎市の総人口 、1889 明治22 の時点 5万4502人 あっ の 以後一 して増加し続け、1944 昭和19 27万113人 っ

1945 昭和20 14万2748人 激減し ものの、1953 昭和28 再び27万4809人 回復し、1965 昭和40 40万5479 人 、40万人を超え、1975 昭和50 45万194人 ク 達 し

し し、1976 昭和 51 戦後初 て人口増加率 マイ ス 転 、町村合併 増加 転 以外 、人口 減少傾向 あ 、特

1985 昭和 60 以降 大 く減少している す わ 、長崎市 、全 国 均 も少 く も29 前 ら人口減少状態 ってい いえる

長崎市の総人口 、2005 成17 及び2006 成18 の大合併 一 増加し ものの、以後も減少傾向 変わら 、2012 成24 の長崎市の総人口 43万9016人 お、 民基本 帳 基 く総人口

2012 成24 12月31日現在 44万1882人 っている

2010 成22 国勢調査 おける同 の長崎市の総人口 44万3766 人 、前回の 2005 成 17 国勢調査時 おける長崎市の総人口 45 万5206人 も1万1440人減少してお 、全国市町村の中 、福岡県 九州市 △1万6679人 、 海道函館市 △1万5137人 、福島県いわ 市 △1万2243人 、青森県青森市 △1万1866人 次い 5番目 人口減少数 多い

イ 将来推計人口 ア 全国

国立社会保 ・人口問 研究所 日本の将来推計人口 成24 1月 推計 の中位推計 出生中位・死亡中位 る 、日本の総人口 、2010

成22 の1億2805万人 ら長期の人口減少過程 入 、2030 成42 1億1661万人、2040 成52 1億727万人 2010

(12)

7

さら 、2048 成60 1億人を割って9913 万人 、50 後の2060 成72 8673万人 、2010 成22 の67.7%

落 込 推計さ ている 100 後の 2110 成 122

4286 万人 推計さ 、日本 、 史 経験し こ い急激 長期 的 人口減少社会の入口 立っている いえる

イ 長崎市

国立社会保 ・人口問 研究所 日本の地域別将来推計人口 成 25

3月推計 の中位推計 出生中位・死亡中位 る 、長崎市の総人 口 、2010 成22 の44万3766人 ら、2025 成37 40 万人を割って39万4361人 、2040 成52 33万1191人

2010 成22 の74.6% 減少する見通し ある 減少幅 全 国 均 も大 く、現状の 人口減少 一層進み極 て深刻

状況 る 予測さ る ウ 将来推計合計特殊出生率

国立社会保 ・人口問 研究所 日本の将来推計人口 成 24 1 月推計 の中位推計 出生中位・死亡中位 る 、日本の合計特殊出 生率 、2010 成22 の実績値1.387 ら、2014 成26

概 1.386 推移し、その後2024 成36 の1.329 至る

や し、その後わ 昇して、2030 成42 の1.337 を 経て、2060 成72 1.351 る見通し ある

将来人口の急激 減少を回避する 、合計特殊出生率を るこ 急務 る

将来推計人口構造の推移 ア 全国

国立社会保 ・人口問 研究所 日本の将来推計人口 成24 1月推 計 る 、2010 成22 の将来推計人口 2040 成52 の将 来推計人口 を、 少人口 0歳~14歳 、生産 齢人口 15歳~64歳 、 老 人口 65歳以 区分し比較してみる 、 少人口 63.7%、生産 齢人口 70.8% 大幅 減少するの 対し、老 人口 逆 131.2% 大幅

増加する

2040 成52 の総人口 占 る割合も、 少人口 10.0%、生産 齢人口 53.9%、老 人口 36.1% ってお 、急激 少子高齢化の進展

予測さ る

(13)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

8

<将来推計人口 全国 > 単位:千人

総人口

少人口

0歳~14歳

生産 齢人口

15歳~64歳

老 人口

65歳以

2010 成22 128,057 16,839 13.1% 81,735 63.8% 29,484 23.0%

2040 成52 107,276 10,732 10.0% 57,866 53.9% 38,678 36.1%

増 減 率 83.8% 63.7% 70.8% 131.2%

イ 長崎市

1955 昭和30 の総人口 30万3724人 占 る割合 、 少人口

35.0% 10万6626人 、生産 齢人口 61.1% 18万5200人 、老 人 口 3.9% 1万1898人 あっ

2010 成22 の将来推計人口 2040 成52 の将来推計人口 を比較する 、 少人口 55.1%、生産 齢人口 61.0% 全国 均以 大幅 減少し、老 人口 118.2% 増加する

2040 成52 の総人口 占 る割合 、 少人口 9.2%、生産 齢 人口 51.1%、老 人口 39.7% ってお 、 少人口 10.0%未満 老

人口 約40% る

<将来推計人口 長崎市 > 単位:人

総人口

少人口

0歳~14歳

生産 齢人口

15歳~64歳

老 人口

65歳以

2010 成22 443,766 55,370 12.5% 277,040 62.4% 111,356 25.1%

2040 成52 331,191 30,491 9.2% 169,114 51.1% 131,586 39.7%

(14)

9

婚姻・出産の状況

ア 未婚化・非婚化の進行 ア 出生率 の原因

出生率の の主因 未婚率の 昇 るもの あ 、未婚率の 昇 少子化の進行の直接の原因の7割を占 る の研究結果もある

イ 未婚率 総務省統計局・ 成22 国勢調査

全国の合計特殊出生率 いて、日本 少子化 転 る前の1970 昭和

45 2010 成22 を比較する 、2.13 ら1.39 大幅 している

、全国の 齢別未婚率 いて、同 く1970 昭和45 2010 成22 を比較する 、 25歳~29歳 30歳~34歳 のい おいても男女 も 昇 著しい

< 齢別未婚率 全国 > 単位:%

25歳~29歳 30歳~34歳 男性 女性 男性 女性

1970 昭和45 46.5 18.1 11.7 7.2

2010 成22 71.8 60.3 47.3 34.5 増 加 倍 率 1.5倍 3.3倍 4.0倍 4.7倍

ウ 生涯未婚率 国立社会保 ・人口問 研究所 人口統計資料2013 全国の生涯未婚率 、男女い も 昇してお 、特 男性の 昇幅 大 く、2012 成24 、男性 20.14%、女性 10.61% って いる 1980 昭和 55 2012 成24 を比較する 、次の お あ 、男性 7.74倍、女性 2.38倍 増加している

<生涯未婚率 全国 > 単位:% 男性 女性

1980 昭和55 2.60 4.45

2012 成24 20.14 10.61 増 加 倍 率 7.74倍 2.38倍

イ 晩婚化、晩産化の進行

ア 均初婚 齢 厚生労働省・ 成24 人口動態統計 確定数

(15)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

10

< 均初婚 齢 全国 > 単位:歳 男性 女性

1980 昭和55 27.8 25.2

2012 成24 30.8 29.2 増 加 齢 3.0 4.0

長崎市 おける2008 成20 ~2012 成24 の 均初婚 齢 の推移 次の お あ 、男性女性 もほ 横 い 、い も全国 均 い 長崎市の保健行政

< 均初婚 齢の推移> 単位:歳

全国 長崎市

男性 女性 男性 女性

2008( 成20 30.2 28.5 29.5 28.0

2009( 成21 30.4 28.6 29.5 28.0

2010( 成22 30.5 28.8 29.7 28.4

2011( 成23 30.7 29.0 29.4 27.8

2012( 成24 30.8 29.2 29.5 28.3

イ 出生し の 親の 均 齢 厚生労働省・ 成 24 人口動態統計 月報 計

全国の、出生し 時の 親の 均 齢をみる 、2012 成24 、 第1子 30.3歳、第2子 32.1歳、第3子 33.3歳 ってお 、2011

成23 初 て第1子出産 齢 30.0歳を超え、晩婚化 も 晩産化も進行している

結婚・出産 対する意識 ア 結婚 対する意識

ア 意識調査

国立社会保 ・人口問 研究所 第 14 回出生動向基本調査・結婚 出 産 関する全国調査 独身調査の結果概要 る 、 一生結婚する も い する未婚希望者 、第9回調査 1987 昭和62 以 降男女 も や 増加傾向 ある

し し、 い 結婚する も する未婚者の割合 、第14回調査

2010 成22 おいて男性86.3%、女性89.4% あ 、第9回 調査 おける男性91.8%、女性92.9% ほ 同水準 あ 、依然 して高 い水準 ある

(16)

11

生涯未婚率 、 一生結婚する も い する未婚希望者の割合の 増加幅 も大 く増加しているこ を併 て考慮する 、結婚する意思 ある 結婚 い者の数 相当数存在し、 、相当程度増加してい る 考えら る

イ 収階級別の婚姻状況

20代及び30代の結婚希望者の割合 高い中 、未婚化 進 大 要 因 して、 経済的基盤 弱く、将来の見通し 立てら いこ 挙

ら ている

結婚・家族形成 関する調査 成23 る 、20代及び30 代の男性 、 収 400 万 以 の者の 均既婚率 結婚 3 以内

30% ある 、 収 300万 未満の者の 均既婚率 わ 9.0% 過 い

< 収階級別の既婚率> 単位:%

男性 女性

収 20代 30代 均 20代 30代 均

0万 ~299万 8.7 9.3 9.0 25.7 35.7 30.7

300万 ~399万 25.7 26.5 26.1 16.2 17.1 16.7

400万 ~499万 36.5 29.4 33.0 22.7 20.0 21.4

500万 ~599万 39.2 35.3 37.3 32.9 23.0 28.0

600万 ~ 29.7 37.6 33.7 34.0 16.3 25.2

同調査 る 、20代及び30代の未婚男性の47.6% 収300万 未 満 あるこ ら、20代及び30代の未婚男性の約半数 結婚 難しい状 況 ある いえる

同調査 、調査結果の イント して、 収 300 万 結婚の分岐 点 指摘する

イ 出産 対する意識

ア 理想子 も数・予定子 も数

国立社会保 ・人口問 研究所 第 14 回出生動向基本調査・結婚 出 産 関する全国調査 夫婦調査の結果概要 る 、夫婦

理想的 子 もの数 均理想子 も数 、前回の第13回調査 2005 成 17 引 続 してお 、調査開始以降、最も い 2.42 人 っている

(17)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

12

もっ も、同調査 、出生過程 入って間も い結婚持続期間0 ~

4 の夫婦 いて過去 比較し こ 、夫婦の理想子 も数 、第 9 回調査 1987 昭和 62 以降、一 して減少傾向 あっ ものの、 今回調査 横 い っ している

、同持続期間 おける夫婦の予定子 も数 、第 9 回調査 1987 昭和62 以降、こ を構成する現存子 も数 減少傾向 あるもの の、追加予定子 も数 さほ 減少しておら 、現存子 も数 追加予定 子 も数 を合わ 予定子 も数 、依然 均2人を超え 水準 ある

している

こ らのこ ら、若い夫婦の出生意欲 維持さ て いるものの、持 も の子 も数 あ 変わっておら 、出生実現ペ ス 遅 見 ら る 指摘さ ている

<調査別 み 、 均理想子 も数 均予定子 も数の推移>

※ 結婚持続期間0 ~4 の夫婦 いて比較

イ 理想子 も数を持 い理由

同調査 る 、予定子 も数 理想子 も数を 回る理由 しての回 答 複数回答 、選択率 高い項目 次の お ある

子育てや教育 お金 す る ら 60.4% 高 齢 生 の いや ら 35.1%

欲しいけ も い ら 19.3% 健康 の理由 ら 18.6%

こ 以 、育児の心理的、肉体的負担 耐えら い ら 17.4% 自分の 事 勤 や家業 差し支える ら 16.8%

(18)

13

特 30歳未満 の若い世代 経済的理由を選択する割合 高く、 子育てや教育 お金 す る ら 83.3%

自分の 事 勤 や家業 差し支える ら 21.1% 家 い ら 18.9%

っている

ウ 予定子 も数を実現 い可能性

さら 、同調査 る 、今後子 もを生 予定 ある夫婦 、予定の 子 も数を実現 い し 考えら る理由 いて

こ 、妻 30歳未満の若い層 4割以 43.6% 、 収入 不安定 こ

を挙 ている

生活意識の状況 厚生労働省・ 成24 国民生活基礎調査

厚生労働省・ 成 24 国民生活基礎調査 る 、暮らしの状況を総 合的 みて の う 感 ている いう質問 対し、 しい 大変 しい やや しい 答え 世帯の割合 、全世帯 60.4%、高 齢者世帯 54.0% あるの 対し、児童のいる世帯 65.3% 高い割合

っている 特 、児童のいる世帯 大変 しい 答え 割合

31.3% 達している

<生活意識別 み 世帯数の構成割合>

※ 福島県を除い もの ある3

東日本大震災の影響 、福島県 いて 調査を実施してい い 、福島県を除い もの

(19)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

14

オ 子育て世代の所得の状況 成25 版少子化社会対策白書

総務省統計局・就業構造基本調査 2007 る 、全国 おける

20 代及び30 代 いっ 子育て世代の所得分 収入階級別 用者構成 を、1997 成9 2007 成19 比較する 、20代 、

1997 成9 収 300万 ~399万 の 用者の割合 最も多 っ の 対し、2007 成19 200万 ~249万 最も多 く っている

、30代 、1997 成9 収 500万 ~699万 の 用者の割合 最も多 っ の 対し、2007 成19 300万 ~399万 最も多く っている

この う 、婚姻適齢期世代・子育て世代の所得分 、1997 成9 ~2007 成19 の10 間 所得層 シフトしているこ わ る

<収入階級別 用者構成 20代 > 単位:%

(20)

15

お、2007 成 19 以降の各種統計 基 く所得状況 、減少又 ほ 横 い ってお 、子育て世代の所得分 所得層 シフトし

ある 考えら る 子育て世帯の状況

ア 世帯数 総務省統計局・ 成22 国勢調査 ア 全国

2010 成22 国勢調査 る 、全国の世帯4数 5195万504世 帯 、国勢調査開始以来初 て5000万世帯を超え

、世帯種類別 みる 、一般世帯数 5184万2307世帯 ってお 、世帯数 同様、調査開始以来初 て5000 万世帯を超え お、一 般世帯人員 1億2554万5603人 あ 、一般世帯の1世帯当 人員

2.42人 っている

一般世帯の推移を1990 成2 以降 いてみる 、一般世帯数 一 して増加してお 、一般世帯の1世帯当 人員 一 して減少して いる

<一般世帯数及び一般世帯の1世帯当 人員の推移 全国 >

4

昭和60 以降の調査 、世帯の種類 、 一般世帯 施設等の世帯 区分さ ている

(21)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

16

イ 長崎市

2010 成22 国勢調査 おける同 の長崎市の世帯数 18万7685 世帯 、前回の2005 成17 国勢調査時 おける長崎市の世帯 数18万3777世帯 も、3,908世帯の増加 っ

、世帯種類別 みる 、一般世帯数 18万7267世帯、一般世帯人 員 43万502人 ってお 、一般世帯の1世帯当 人員 2.30人

っている

長崎市の一般世帯の推移を1990 成2 以降 いてみる 、全国 の推移 同様、一般世帯数 一 して増加してお 、一般世帯の1世帯当

人員 一 して減少している

イ 世帯の種類 総務省統計局・ 成22 国勢調査

2010 成 22 国勢調査 おける同 の一般世帯数を家族類型別 み こ 、

<家族類型別一般世帯数 占 る割合 全国 > 単位:世帯、% 世帯数 一般世帯数 占 る割合

単独世帯 1678万4507 32.3 夫婦のみの世帯 1024万4230 19.7 夫婦 子 も ら成る世帯 1443万9724 27.8 親 子 も ら成る世帯 452万2945 8.7 その他の世帯 585万0901 11.2

<家族類型別一般世帯数 占 る割合 長崎市 > 単位:世帯、% 世帯数 一般世帯数 占 る割合

単独世帯 6万3159 33.7

夫婦のみの世帯 3万8887 20.7 夫婦 子 も ら成る世帯 5万0317 26.8 親 子 も ら成る世帯 1万9454 10.3

その他の世帯 1万5450 8.2

ってお 、一般世帯数 占 る 夫婦 子 も ら成る世帯 の割合 、 長崎市 全国 均 も く、単独世帯 、 夫婦のみの世帯 及び

(22)

17

ウ 児童のいる世帯の状況 厚生労働省・ 成24 国民生活基礎調査

厚生労働省・ 成24 国民生活基礎調査 る 、2012 成24 6 月7日現在 おける全国の世帯総数 4817万世帯 あ 、そのう 児童 18 歳未満の未婚の者 のいる世帯 1200万3000世帯 全世帯の24.9% っている 福島県を除く

児童数別 みる 、

<児童数別 み 全世帯及び児童のいる世帯の構成割合> 単位:世帯、% 世帯数

全世帯

占 る割合

児童のいる世帯

占 る割合

児童 1人いる世帯 518万0000 10.7 43.1 児童 2人いる世帯 524万1000 10.8 43.6 児童 3人いる世帯 138万0000 2.8 11.4 児童 4人以 いる世帯 20万2000 0.4 1.6

ってお 、 児童 1人いる世帯 児童 2人いる世帯 の合計 、 児童のいる世帯の86.7%を占 、児童のいる世帯の 均児童数 1.72人 っている

、世帯構造別 みる 、

<世帯構造別 み 児童のいる世帯の構成割合> 単位:世帯、% 世帯数

児童のいる世帯

占 る 割 合

夫婦 未婚の子のみの世帯 863万2000 71.9

世代世帯 215万6000 17.9

親 未婚の子のみの世帯 79万8000 6.6

その他の世帯 41万7000 3.4

っている

児童のいる世帯 おける の 事 厚生労働省・ 成 24 国民生活基礎 調査

厚生労働省・ 成 24 国民生活基礎調査 る 、全国の 児童のいる 世帯 福島県を除く おける の 事の 無 、 事あ 合計

63.7% あ 、その内訳 、

(23)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

18

子の 齢階級別 みる 、 子の 齢 高く る 従って 非正規の職 員・従業員 の の割合 高く る傾向 ある

< 子の 齢階級別 み の 事の 無及び構成割合> 単位:%

齢 階 級

事あ

事 し 内訳

合計 正規の職員

及び従業員

非正規の職員

及 び 従 業 員

その他

0歳 22.3 7.8 7.8 38.0 61.9

1歳 16.4 16.7 8.6 41.6 58.3

2歳 20.2 19.8 9.9 49.8 50.0

3歳 16.5 25.8 12.3 54.8 45.1

4歳 16.5 34.9 10.8 62.3 37.6

5歳 15.9 34.1 11.4 61.5 38.4

6歳 17.9 32.9 13.6 64.5 35.4

7歳~ 8歳 16.1 38.4 13.2 67.7 32.2

9歳~11歳 18.1 40.1 13.7 72.0 28.0

12歳~14歳 17.5 44.1 15.3 77.1 22.8

15歳~17歳 21.0 41.3 14.0 76.4 23.5 ※ 福島県を除い もの ある

※ の 事の 無不 を含 い

※ その他 、自営業主、家族従業者、会社・団体等の役員、内職、その他、

勤 自営 不 及び勤 先 の 称不 を含

オ 児童のいる世帯の所得状況 厚生労働省・ 成24 国民生活基礎調査

2011 成23 1月1日~12月31日 の全国 おける1世帯当 及び世帯人員1人当 の 均所得金額 福島県を除く 、

<各種世帯別 み 均所得金額> 単位:

1世帯当 世帯人員1人当 全 世 帯 548万2000 208万3000

高 齢 者 世 帯 303万6000 195万1000 児 童 の い る 世 帯 697万 170万

(24)

19

、所得金額階級別 世帯数 福島県を除く の相対度数分 をみる

300万 ~400万 未満 13.4%

100万 ~200万 未満 13.0%

の 多く ってお 、中央値 所得を いもの ら高いものへ 並べ て2等分する境界線 432万 、 均所得金額以 の割合 62.3% っている

<世帯数の所得金額階級別相対度分 >

※ 福島県を除い もの ある

各種世帯 いて、 均所得金額 548万2000 以 の世帯数の割合 をみる 、

高齢者世帯 91.9% 児童のいる世帯 41.9% っている

世帯主の 齢階級別 1 世帯当 均所得金額 福島県を除く をみ る 、50歳~59歳 764万3000 最も高く、次い 40歳~49歳 、

30歳~39歳 ってお 、最も いの 29歳以 の314万6000 っている

、世帯主の世帯人員1人当 均所得金額をみる 、50歳~59歳

(25)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

20

<世帯主の 齢階級別 み 1世帯当 及び世帯人員当 の所得金額>

小括

日本 おける少子高齢化 加速度的 進行しているこ 明ら あ 、特 長崎市 おいて その状況 さら 深刻 ある

少子化 る急速 生産 齢人口の減少 高齢化の進行 、近い将来 おい て、日本そして長崎市 、重大 影響を及 すこ 容易 想像 る こ

ある

少子化の原因 合計特殊出生率の あ 、出生率の の主因 未婚率 の 昇 夫婦の予定こ も数の ある 、い も20代及び30代の若者 世代の所得状況の 迷 主 要因 っている 考えら る

安心して働 、生み、育てら る 環境 く 必要 あ 、その 、経済的支援 保育等サ ビス支援を柱 し 子 も・子育て支援 不可欠 ある

現在の20代及び30代の結婚 約9割 希望 及び出産 2.0人以 を希望 希望 お 実現し 場合の合計特殊出生率 潜在出生率 1.75程度 推 計さ ている 厚生労働省・ 成19 第3回社会保 審議会

日本の人口を維持する 必要 合計特殊出生率 2.07 ある 国立社会 保 ・人口問 研究所 人口統計資料集 成24

少子化対策 、その効果 現 る 時間を要する

長崎市 、国 歩調を合わ 、あるい 国 も早いス 、施策の実 施主体 しての責任を自覚し、直 、全力 、 充実し 少子化対策 取

(26)

21

策及び取組み

国 おける政策及び取組み ア 少子化対策推進基本方針

成2 発表さ 成元 の合計特殊出生率を指して 1.57ショック 言わ 、少子化の認識 一般化する中、政府 、中長期的 進 るべ 総 合的 少子化対策の指針を定 、子育て 事の両立支援を中心 して、子 もを生み育てやすい う する の環境整備 力点をおいて、対策を実 施して

主 もの して 、 少子化対策推進基本方針 成11 12月17日少 子化対策推進関係 僚会議決定 、 重点的 推進すべ 少子化対策の具体的 実施計画 いて 新 ンゼルプラン 成11 12月19日大蔵・文部・ 厚生・労働・建設・自治 大臣合意 、 事 子育ての両立支援策の方針

いて 成13 7月6日 議決定 基 く 待機児童ゼロ作戦 等 ある

し し、 成14 1月 発表さ 日本の将来推計人口 、従 来の少子化の主 る要因 あっ 晩婚化 加え、夫婦の出生力そのものの

合計特殊出生率の いう新しい傾向 見ら 、将来出生率予測 前回の 成9 時 も悪化してお 、少子化の傾向 更 深刻化するこ

予想さ

そこ 、少子化の流 を変える 、改 て、国・地方公共団体・企業 等 一体 って、従来の取組み 加え、もう一段の対策を進 る必要 認 識さ る 至っ

イ 次世代育成支援

ア 少子化対策プラスワン

成14 9月 厚生労働省 おいて 少子化対策プラスワン 取 ら 、保育 関する施策 事 子育ての両立支援 中心 あっ 従来の取組み 加え、 男性を含 働 方の見直し 、 地域 お ける子育て支援 、 社会保 おける次世代支援 、及び 子 もの社会 性の向 や自立の促進 いう4 の柱 沿って、総合的 取組みを推進 するこ し

(27)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

22

政府・地方公共団体・企業等 一体 って、国の基本政策 して次世代 育成支援を進 、家庭や地域社会 おける 子育て機能の再生 を実現す るこ し、次の法案を成立さ

イ 次世代育成支援対策推進法

成15 7月 次世代育成支援対策推進法 成立し、次世代育成支援 対策を迅速 重点的 推進し、次代の社会を担う子 も 健や 生

、 、育成さ る社会の形成 資するこ を目的 して、地方公共団 体及び企業 おける 10 間の集中的・計画的 取組みを促進する の 施策を定 、市町村 行動計画策定を義務付け

市町村行動計画等 、 成17 4月1日施行 、 成27 3月31日 の時限立法 ある

ウ 児童福祉法の一部改正

すべての子育て家庭 おける児童の養育を支援する 、市町村 おけ る子育て支援事業の実施、市町村保育計画の作成等 関する規定を整備す る等の措置を講 るこ 、地域 おける子育て支援の強化を図るも の あ 、主 内容 次の お ある 成17 4月1日施行

・市町村 おける子育て支援事業の実施等 ・市町村保育計画の作成等

ウ 少子化対策

ア 少子化社会対策基本法

成15 7月、次世代育成支援対策推進法 続いて、超党派の議員立 法 少子化社会対策基本法 制定さ 、同 9月 施行さ

(28)

23

地方公共団体 対し次の お 体制の整備 を求 ている

11 条 1 項 保育サー ス等の充実

国及び地方公共団体 、子どもを養育す 者の多様な需要 対応した良質

な保育サー ス等 提供され う、病児保育、 年齢児保育、休日保育、

夜間保育、延長保育及び一時保育の充実、放課後児童健全育成事業等の 充

その他の保育等 係 体制の整備並び 保育サー ス 係 情報の提供の

進 必要な施策を講 も 、保育所、幼稚園その他の保育サー スを

提供す 施設の活用 子育 関す 情報の提供及び相談の実施その他

の子育 支援 図 れ う必要な施策を講 もの す

12 条 地域社会 おけ 子育 支援体制の整備

国及び地方公共団体 、地域 おい 子どもを生み、育 者を支援す

点の整備を図 も 、安心し 子どもを生み、育 こ き 地

域社会の形成 係 活動を行う民間団体の支援、地域 おけ 子ども 他の

世代 の交流の 進等 い 必要な施策を講 こ り、子どもを生

み、育 者を支援す 地域社会の形成のた の環境の整備を行うもの す

イ 少子化社会対策大綱

少子化社会対策基本法 基 、少子化の流 を変える の総合的 施策展開の指針 して、 成16 6月 議決定 少子化社会対策大 綱 策定さ

同大綱 、3 の視点 自立への希望 力 不安 壁の除 去 子育ての新 支え合い 連帯-家族の 地域の

- のも 、4 の重点課 若者の自立 く しい子 もの育 事 家庭の両立支援 働 方の見直し 生命の大 さ、 家庭の役割等 いての理解 子育ての新 支え合い 連帯 を 示し、重点施策の具体的実施計画 して 子 も・子育て応援プラン を 策定する している

(29)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

24

ウ 子 も・子育て応援プラン

成16 12月 少子化社会対策会議 おいて、子 も・子育て応援プ ラン 策定さ 同プラン 、前記大綱の示し 重点課 沿って、 成17 度~ 成21 度の5 間 講 る具体的 施策内容 目標を提示 し

(30)

25

動計画 ンクさ 形 プランを策定し、数値目標を設定している点 大 特徴の一 ある

新しい少子化対策 いて

成17 の全国の合計特殊出生率 1.26 過去最 を記録し、予想以 の少子化の進行 対処し、少子化対策の抜本的 拡充、強化、転換を図 る 、 成18 6月20日、政府 党合意・少子化社会対策会議決定

、 新しい少子化対策 いて 策定さ 新しい少子化対策 いて 、

・子育て初期家庭 対する家庭訪問を組み入 子育て支援ネットワ クの構築

・全家庭を対象 する地域 おける子育て支援拠点の拡充 ・待機児童ゼロ作戦の更 る推進

・全小学校区 おける 放課後子 もプラン の推進 ・奨学金の充実等

・ 子家庭等の総合的 自立支援対策の推進

等の対策 講 ら 、妊娠・出産 ら高校・大学生 る の子 もの 成長 応 総合的 子育て支援策等の促進 図ら

地域子育て支援拠点事業

ア 国 、 成5 度 ら保育所 おける地域子育て家庭等 対する相談指 や子育てサ クル等への支援を行う地域子育て支援センタ 事業を実 施し、 成14 度 ら 乳幼児 その親の相談、情報交換、交流

る いの広場 事業を実施して 、 成 19 度 ら、地域子育 て支援センタ 事業 いの広場事業を再編し、児童館の活用も図るこ

して地域子育て支援拠点事業を創設し

イ 保育所等 おける相談や出張活動をする 地域子育て支援拠点事業 セ ンタ 型 、公共施設や商店街の空 店舗等を活用し気軽 集うこ

る常設の広場を開設して取 組 地域子育て支援拠点事業

型 、民営の児童館 おいて学齢期の子 も 来館する前の時間等を利用 して実施する 地域子育て支援拠点事業 児童館型 の推進 図ら て いる

(31)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

26

オ 子 も・子育てビ ョン

成15 成立し 少子化社会対策基本法7条の規定 基 く大綱 し て、 成22 4月 5ヵ の次世代育成支援対策推進法 基 く市町村前 期行動計画 終了し新 5ヵ の後期行動計画へ移行するのを え、 成

22 1月29日 議決定 子 も・子育てビ ョン 定 ら

同ビ ョン 、こ の少子化対策の視点 ら 真 子 も・若者の ニ や不安、将来への希望 応える政策を生み出すこ っ して、次の お 、 子 も 主人公 チル ン・フ スト 、 少子化 対策 ら子 も・子育て支援へ 、 生活 事 子育ての調和 をスロ ン し、目指すべ 社会への政策4本柱 12の主要施策を策定し

(32)

27

(33)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

28

子 も・子育て支援新制度 ア 検討の経緯

各種統計 タ ら少子化 歯 ら い深刻 状況 続いて いるこ 明ら 、他方 各種意識調査 ら結婚し子 も 欲しい

思っても実現 い状況 ある 考えている者 相当数いるこ も 明ら る中、 成22 1月 少子化社会対策会議のも 幼保一体 化を含 新 子育て支援制度 いて検討を行うこ 決定さ 、 成

24 2月の 子 も・子育て 関する基本制度 の公表、同

3月の 子 も・子育て新システム 関する基本制度 等の少 子化社会対策検討会議の決定を経て、同 8月10日 いわゆる子 も・ 子育て関連3法 成立し

イ 内容

子 も・子育て関連 3 法 、 子 も・子育て支援法 、 就学前の子 も 関する教育、保育等の総合的 提供の推進 関する法 の一部を改正 する法 及び 子 も・子育て支援法及び就学前の子 も 関する教育、 保育等の総合的 提供の推進 関する法 の一部を改正する法 の施行

(34)

29

子 も・子育て関連3法 基 く 子 も・子育て支援新制度 、社 会保 ・税一体改革の一項目 して、消費税の引 る財源の一部を 得て実施さ るもの あ 、消費税 10% 引 ら る予定の 成

27 4月1日 ら本格施行さ るこ 予定さ ている ウ 新制度の イント

新制度 、以 の取組み 、質の高い幼児期の学校教育・保育を総 合的 提供し、地域の子 も・子育て支援を充実さ 、子育て しやすい 社会を実現するこ を目指すもの ある

施設型給付 地域型保育給付 の創設 施設型給付

認定こ も園、幼稚園、保育所 共通の給付 して 施設型給付 を創設

地域型保育給付

6人以 19人以 の子 もを預 る 小規模保育 、5人以 の子 もを預 る 家庭的保育 保育ママ 、子 もの居宅 おいて保育 を行う 居宅訪問型保育 、従業員の子 も・地域の子 もを保育す る 事業所内保育 の4 の事業 いて財政支援をする 新

地域型保育給付 を創設 認定こ も園制度の改善

保護者のニ 合わ 幼児期の学校教育 保育を一体的 行う 幼稚園 保育所の両方の機能を併 持っ 施設 して 成 18 創 設さ 認定こ も園のう 、その一類型 ある 幼保連携型認定こ も園 いて、学校及び児童福祉施設の両方の法的位置付けをも 単一の認可施設 し、認可や指 監督等を一本化するこ 、 その設置の促進を図る

地域の子 も・子育て支援の充実

全ての子 も・子育て家庭を対象 地域のニ 応 多様 子 育て支援を充実さ る 、市町村 事業計画を策定し、計画 基

(35)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

30

政府の推進体制 子 も・子育て本部

新制度 、子 も・子育て支援法 の事務の企画立案 ら執行 を 一元的 内 府 所管する も 、認定こ も園制度も、文部科学省及 び厚生労働省 連携をし 、内 府 子 も・子育て本部 を設置し、 内 府 所管するこ る

子 も・子育て会議

新制度 、 識者、地方公共団体、子育て当事者、子育て支援当事者 子育て支援の政策プロセス等 参画・関 る 組み して、 成25 4月 、 子 も・子育て会議 設置さ

同会議 、 成25 度中 、子 も・子育て支援の意義や、市町村・ 都道府県 作成する事業計画の記載事項等 いて定 る 基本方針 及 び各種の基準等 策定さ るこ っている

オ 市町村の役割 法 の責務

子 も・子育て支援法3条1項 市町村の責務 して次の お 定 て いる

市 村 特別区を含 以下同 、この法 の実施 関し、次 掲

責務を有す

子どもの健やかな成長のた 適切な環境 等しく確保され う、子ども

及びその保護者 必要な子ども・子育 支援給付及び地域子ども・子育 支援

事業を総合的か 計 的 行うこ

子ども及びその保護者 、確実 子ども・子育 支援給付を受け、及び地域

子ども・子育 支援事業その他の子ども・子育 支援を 滑 利用す た

必要な援助を行う も 、関係機関 の連絡調整その他の便宜の提供を行う

子ども及びその保護者 置かれ い 環境 応 、子どもの保護者の選択

基 き、多様な施設又 事業者か 、良質か 適切な教育及び保育その他の

子ども・子育 支援 総合的か 効率的 提供され う、その提供体制を確

(36)

31

実施主体

新制度 、基礎自治体 ある市町村 実施主体 る

市町村 、地域 おける幼児教育・保育及び子育て支援 いての需要 を把握し、その需要 対する子 も・子育て支援の提供体制の確保等を内 容 する事業計画 市町村子 も・子育て支援事業計画 を策定し、そ

応 条例を制定し け ら い

市町村 、市町村子 も・子育て支援事業計画 基 いて 施設型給付 等の給付や地域子育て支援拠点、放課後児童クラ 等の 地域子 も・子 育て支援事業 を計画的 実施するこ 求 ら る

認定・保育確保

新制度 、市町村 、 施設型給付 地域型保育給付 の対象施設 関して、保護者 申請を け、保育の必要性の 無、区分、保育必要量

いて認定を行うこ る

さら 、市町村 、保育所 の保育の実施義務を負い、保育所以外の保 育 いても必要 保育を確保する義務を負ってお 、必要 措置を行う こ 求 ら ている

長崎市 おける政策及び取組み ア 長崎市第四次総合計画

ア 概要

長崎市 、こ らの長崎市 す都市像を掲 、その実現 向け 基本的 姿勢や道筋を明ら する基本構想 、こ 基 いて定 る基 本計画、実施計画 併 、すべての長崎市民 って共通の指針 あ 、

市民 行政 共 し、 も 取組 計画 ある して、長崎市総合計 画を策定している

(37)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

32

、3 間の主要 事務事業を定 実施計画 策定さ てお 、毎 度計画の見直しを行い ら進行管理を行う さ ている

イ 基本構想

前期計画の基本構想 、長崎市の深刻 現状 いて、次の お 認 識 示さ ている

長崎市 おい 、全国や九州の県庁所在都市 比べ人口減少のス ード 著

しく、特 生産年齢人口の減少 も 、高齢化 い も全国を上回 速さ

進行す いう見通し 示され います これ 、出生率の 迷 相まっ 雇用

機会の減少 若年層を中心 した大都市圏 の流出 主た 要因 考え

れます

そして、その対策 して 次の う 言さ ている

人口減少問題 の対応 し 、地域経済の活性化 雇用の創出、安心し

子どもを生み、育 れ 環境 くりなど っ 、人 みたくな まち、

み続けたいまちを くり、併 、長崎な の魅力を発信し いくこ

重要 なります

ウ 基本施策

前期計画 、8 の基本方針 45項目の基本施策 定 ら ている 、 子 も・子育て 関して 、 F:わ し 人 やさしく、地域 い い み続けら る を し す の基本方針 F4: 安心して子 もを生み育て、子 もの健や 育 を図 す の基本 施策 定 ら 、次の成果目標 定 ら ている

指標 合計特殊出生率 直近値 1.28 成21 目標値 1.36 成27

目標値設定の根拠 いて 、 過去 5 間の 均伸び率 推計し 数値1.32 ら0.04 イント増を目標 する さ ている

個別施策

(38)

33

指 標 直近値 目標値

子の健康増進を図 す

妊婦一般健康診査の 診率 11回 84.8% 90%

4 月児健康診査の 診率 98.9% 100% 子育て支援の充実を図 す

こ も総合相談 おける助言指 改善 見ら 割合

82.3% 85%

子育て支援センタ の利用組数 17,189組 25,000組 フ ・サ ト・センタ 会員

録数

435人 1,200人

子 もの成長を育 環境の充実を図 す

待機児童数 38人 0人

放課後児童クラ 設置箇所数 累計 82箇所 108箇所 親家庭等の自立を支援し す

子家庭自立支援助成事業 る就職者 数の割合

73.7% 80%

イ 長崎市次世代育成支援行動計画 次代の さ っ子育成プラン 次世代育成支援対策推進法8条 、市町村 行動計画 即して5

地域 おける子育ての支援等その他次世代育成支援対策の実施 関する 計画 市町村行動計画 を策定し、達成し う する目標及び次世代育成支 援対策の内容等を定 るこ さ こ を けて、長崎市 おいて策定し

行動計画 ある

成17 度~ 成21 度の前期行動計画 5ヵ 、 成22 度~ 成26 度の後期行動計画 5ヵ ある ウ 市長マニフ スト

(39)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

34

成22 度 策定し 長崎市第四次総合計画 計画期間: 成23 度 ~ 成 32 度 の重点化を図 ら、もう一 先の長崎 く を進 て いく の具体的 取組み して、99項目のマニフ ストを長崎市民 示し

もの ある

長崎市 、現市長 掲 99 項目のマニフ スト いて、長崎市第 四次総合計画 の関係性を確認し 、長崎市の重点的 取組み して位 置付け、取 組 いる

マニフ スト項目の取組状況 いて 、毎 所管課 おいて進捗状況を 自己評価し 市長マニフ スト関連事業進行管理表 を作成して長崎市の

ムペ 公表している

主 子育て支援 関するマニフ スト項目 成 24 の取組実績 対する自己評価 次の お ある

お、自己評価 、

◎:マニフ ストを達成している 達成済

○:マニフ スト達成 向け、取 組 いる 取組中 -:着手してい い 未着手

(40)

35

マニフ スト項目 実施主体の自己評価 その理由

子 も・子育て 子育てしやすい を目指し、子 もの健全 成長を助ける居場所

く を進 す

28

保育所待機児童をゼロ し

す ○

保育所待機児童ゼロ 向け取組 いるものの、

待機児童ゼロ 至ってい い 、 ○:取組中

断し

29

子も親も、 も 成長する

仮称 こ もセンタ

を く す

こ もセンタ 設置 向け取組 いるものの、

こ もセンタ 設置 至ってい い 、 ○:

取組中 断し

30

放課後児童クラ を整備し

安定して運営 る 組み

く 取 組み す

放課後児童クラ を93箇所 増やす 取組

ものの、 放課後児童クラ 103箇所 等を目

標 している 、 ○:取組中 断し

31

放課後子 も教室のモ ル

地区を増やし す

放課後子 も教室実施校区数を5校区増やし、9

校区 し ものの、 放課後子 も教室実施校区

数:20校区 を目標 している 、 ○:取組

中 断し

32 子育て世帯の市営 宅への

優先入居を実施し す

子育て世帯の市営 宅への優先入居を開始し

、 ◎:達成済 断し

子 も・子育て 心豊 子 もを育て す

33 全中学校区 専任 書を配

置し す

全中学校区 36校区 学校図書館 書を配置し

、 ◎:達成済 断し

34

赤 本 触 る っ

けを くる ックスタ

ト 事業を図書館や公民

館図書室等を活用して始

図書館や公民館図書室等を活用して ックスタ

ト事業を開始し 、 ◎:達成済 断し

35

食育の充実の一 して小

中学校の米飯給食を増やし

2012 成24 度 ら、米飯給食を、週 均

2.4回を週3回 増やし 、 ◎:達成済

断し

36

父子手帳を作成し、交付し

す ○

父親の の育児手帳作成 向け取 組 いる

ものの、手帳作成・交付 至ってい い 、 ○:

取組中 断し

37

子育て家庭 気軽 交流・

相談 る子育て支援セン

タ を増やし す

週6日開設型子育て支援センタ を2箇所増や

し、7箇所 し ものの、整備数等を定 る設置

方針 決定してい い 、 ○:取組中

断し

※ 項目番号 、市長マニフ ストの項目番号 ある

(41)

第 長崎市 おけ 子育 を取り巻く環境

36

子 も・子育て支援新制度への対応 ア 子 も・子育て支援法 の対応義務

前記 オ 30頁 記載の お ある イ 政府 る対応要請

地方公共団体 対する子 も・子育て関連3 法説明会 おける 成 24

9月18日説明資料 、地方自治体 おいて対応 必要 る事項 して次の う 記載 ある

成 25 年度予算の確保 い

成 25 年度 、各自治体 以下の予算を確保す こ 必要

地方版子ども・子育 会議の開催のた の経費

主体:地方版子ども・子育 会議を設置し う す 都道府県及び市 村

容:事業計 等の調査審議のた 必要な会議を開催す た の経費

事業計 策定 向けたニー 調査のた の経費

主体:全市 村

容:事業計 策定 向けたニー 調査のた の経費

事業計 の検討 い

市 村子ども・子育 支援事業計

国の基本方針 案 即し 策定

地方版子ども・子育 会議 おい 検討

設置しない場合 支援当事者の意見聴取

成 25 年度 市 村子ども・子育 支援事業計 の検討開始

現在の子ども・子育 支援施策の把握・評価、区域設

定等

後半~ ニー 調査の実施 国の基本指針 案 即し 実施

成 26 年度 前半 都道府県 の協議。必要 応 都道府県 広域調整)

事業計 の確定、都道府県 提出

ウ 長崎市の取組み状況

長崎市 、 成25 5月 ら、既存の長崎市社会福祉審議会のも ある児童福祉専門分科会 委員を合同する形 、子 も・子育て会議 替えて検討を行っている

こ も部内 プロ クトチ ムを設置して、事業計画及び条例策定の 準備を進 ている こ ある

(42)

37

個別事業の検証

母子及び寡婦福祉資金貸付事業

事業目的

配偶者の い女子 現 児童を扶養している者又 その扶養している児童 対し、配偶者の い女子の経済的自立の助成 生活意欲の助長を図 、あわ てその扶養している児童の福祉を増進するこ を目的 する 、寡婦 対 し、経済的自立の助成 生活意欲の助長を図るこ を目的 する

所管課 子育て支援課 対象者

子家庭の 及びその扶養する児童 父 の い児童

寡婦

40歳以 の配偶者の い女子 あって 子家庭の 及び寡婦以外の者 事業内容

資金種類 って、貸付限度額、据置期間、償還期限、利率 異 ってお 、 その内容 以 の お ある

単位:千 資金種類 貸付限度額 据置期間 償還期限 利 率

事 業 開 始 資 金 2,830 貸付後1 以内 7 以内 無利子又 1.5%

修 学 資 金 月額96 修学終了後6ヵ月

貸付期間の3倍 又 4倍

無利子

技 能 習 得 資 金 816 1 間 20 以内 無利子又 1.5%

修 業 資 金 月額68 1 間 6 以内 無利子

就 職 支 度 資 金 320 1 間 6 以内 無利子又 1.5%

療 介 護 資 金 500 6ヵ月 5 以内 無利子又 1.5%

生 活 資 金 2,400 6ヵ月 5 ら20 無利子又 1.5%

転 宅 資 金 260 6ヵ月 3 以内 無利子又 1.5%

就 学 支 度 資 金 590 修学終了後6ヵ月 5 以内 無利子

※ お、この他の資金種類 して、事業 続資金、 宅資金、結婚資金 ある 、

直近5ヵ の利用 っ 記載を省略している

負担割合及び 成24 度実績額 市 全額負担

(43)

第 り親支援

38

事業実績の推移

成22 度 ら 成24 度 の 子及び寡婦福祉資金の資金種類別の新 規貸付額の推移 以 の お ある

単位:件、千 資金種類

22 度 23 度 24 度

件数 金額 件数 金額 件数 金額 事 業 開 始 資 金 1 2,830 - - - - 修 学 資 金 140 85,130 135 84,620 112 68,568 技 能 習 得 資 金 19 11,269 23 15,157 14 11,142

修 業 資 金 1 600 - - 1 540

就 職 支 度 資 金 1 320 1 220 - - 療 介 護 資 金 1 423 - - - - 生 活 資 金 10 6,609 5 3,696 1 1,692 転 宅 資 金 6 1,412 3 554 2 510 就 学 支 度 資 金 41 12,933 44 11,781 11 2,897 合 計 220 121,526 211 116,029 141 85,349 ※ お、この他の資金種類 して、事業 続資金、 宅資金、結婚資金

ある 、 成22 度 ら 成24 度 いて 利用 っ

成20 度 ら 成24 度 の各 度 償還すべ 金額 調定額 償 還さ っ 金額 収入未済額 の推移 以 の お ある

単位:千

20 度 21 度 22 度 23 度 24 度 調 定 額 A 170,878 157,665 149,889 148,589 148,381 収入未済額 36,060 32,311 30,017 26,995 25,919 割合 / A 21.1% 20.5% 20.0% 18.2% 17.5%

、 成20 度 ら 成24 度 の 子及び寡婦福祉資金の貸付金残 高及び延滞債権額の推移 以 の お ある

単位:千

(44)

39

前記表の う 、各 度 償還すべ 金額のう 償還さ っ 金額の割 合 減少傾向 ある し し、貸付金残高 減少する中 、過 度分の延滞債 権を回収 い 、貸付金残高 おける延滞債権の占 る割合 昇して いる 考えら る

貸付手続、滞納償還金の管理

貸付けの手続 以 の お ある

貸付申請書類の作成 、当 書類の子育て支援課への提出 子育て支援課 理し 貸付申請書類の確認

審査会 る貸付けの妥当性の 断

貸付けの 認及び不 認 関する子育て支援課長の決裁 申請者 対する決定書類の発送

借用書及び償還 関する誓約書兼同意書を子育て支援課 提出 資金の振込み

貸付金の償還方法 以 の2通 ある 納入通知書 る振込み

口 引落 し 延滞の場合の対応

納期限を過 て償還さ っ 場合、以 の お 督促等を行っている 督促状を発送する も 償還推進員3 電話又 臨戸訪問 償 還の督促を行う

お、償還さ っ 場合、7月 ら8月 けて4ヵ月以 滞納し ている借 人 対して催告書を送付する も 、その連帯借主 連帯債 務者 及び連帯保証人 納付指 依頼書を送付する

催告書 、指定期日 償還の い場合 管轄裁 所へ法的措置を るこ を記載している そ も連絡 い場合 、再度償還推進員 電話 来庁を依頼して、今後の返済計画を確認する この時、返済計画 基 い 分割納付誓約書を作成し、 行 っ 場合 連帯保証人 への請求及び法的措置 異議 い を誓約してもらう

不納欠損

長崎市未収金対策強化会議 作成し 長崎市債権管理マニュアル 成25 1月 、不納欠損 収入未済額 ら将来 わ って納入さ い債権額を除去する の決算 の処理 る場合 して、以 の4 を定 ている

時効の完成 消滅時効 完成し、 債務者 時効を援用し 債権の放棄 議会の議決 って権利の放棄 さ

徴収権の消滅 滞納処分の執行停 徴収権 消滅し

(45)

第 り親支援

40

以 の う 場合、少 く も毎月処理し け ら いこ 定 ら ている

成 10 度以降の 子及び寡婦福祉資金の不納欠損処理の実績 以 の お ある お、 成12 度 ら17 度及び20 度 、処理件数

0件 あっ

処理 度 資金 償還未済額 不納欠損理由

10 度 宅資金 92,680 時効の援用

11 度 修学資金・就学支度資金 234,500 免責の決定

18 度 転宅資金 252,925 免責の決定

19 度

事業開始資金・修学資金 749,923 免責の決定

宅資金 432,977 免責の決定

21 度 児童扶養資金 505,560 免責の決定

監査結果 申請書類

当 貸付金の申請 必要 書類 、 子及び寡婦福祉貸付金指 基準及 び償還事務 おいて定 ら ている 本監査 、 成 24 度の新規貸 付のう 任意の10件を抽出し、当 新規借主 ら提出さ 書類を閲覧し、 必要 書類 提出さ ている う を確認し

その結果、貸付決定後 提出するこ 必要 書類 して定 ら ている 申請者 及び連帯借主 子 の貸付申請 いての確認書 以 貸 付申請確認書 いう 提出さ てい いもの 4件あっ

当 確認書 、連帯借主 連帯債務者 ある児童 対して、償還 い て再度認識してもらう 署 押印して提出してもらう書類 ある し し、こ 就学後遠方の学校 入学してし う生徒及び学生 らのみ提出 してもらってい 、市内の学校 入学し 連帯借主 連帯債務者 あ る児童4人 ら 貸付申請確認書 を提出してもらわ っ のこ ある 貸付申請確認書 の提出 、 子及び寡婦福祉貸付金指 基準及び 償還事務 おいて定 ら てお 、 、連帯借主 連帯債務者 ある 児童 償還の意識を定着さ 、貸付金の回収を図るこ 当 確認書の趣

ある

意見

(46)

41

審査会

子及び寡婦福祉資金貸付指 基準及び償還事務 の 第 その他 おいて、すべての申請 いて貸付審査会 おいてその適否を審査するこ

定 ら ている その 、こ も部の中 審査会 あ 、原則毎月 1 回、3月及び4月 貸付申請件数 多い 月2回行っている 、審査 会の委員 こ も部の職員4 構成さ ている

当 審査会の構成員や 定基準 いて 定 ら ている 、貸付けの適 否の具体的 決定方法 いて 定 ら てい い 当 資金の貸付の妥当 性の 断を行う機関 当 審査会 ある

意見

貸付けの適否 いての審査会の結論の決定方法 いて定 ておくこ 望 しい

滞納償還金を現金 回収する 使用する領収書

滞納償還金の回収 振込みを原則 している 、償還推進員 訪問し 現金 回収するこ もある この場合、現金を支払っ 借 人 対して 領収書 長崎市会計規則第4号様式の3 準 もの を交付する その後、 償還推進員 回収し 現金、領収書の複写 っている納入書及び長崎市収 入金送付表領収証書 長崎市会計規則 第5号様式の6 を金融機関 提出 する

長崎市指定の領収書 長崎市会計規則第4号様式の3 準 もの 2 枚綴 あ 、1 枚 現金を支払っ 借 人 手交し、もう一枚 金融機関 提出する 、領収書の え 領収書綴 残ら いうえ、領収書 連番 付さ てい い その 、償還推進員 回収し 現金を故意又 過失

金融機関 納付し っ 場合、子育て支援課 把握するこ い

意見

今後 、使用する領収書 連番を付す も 、領収書の え 領収書 綴 残る う するこ 望 しい 、償還推進員 領収書綴 を使 い終え 場合 、子育て支援課 提出して ら、新しい領収書綴 を入手 する も 、子育て支援課 償還推進員 ら提出さ 使用済みの領収書 綴 の領収書の え 記載さ ている金額 そ の回収金額 を照合し て、適 使用さ ているこ を確認するこ 望 しい

償還推進員のロ テ ション

(47)

第 り親支援

42

も 滞納者宅を訪 ている し し、滞納者を担当する償還推進員 固定化 している場合、不正 生 てし う可能性 ある 担当者の固定化 って 発生する不正を防 最も 効 方法 、担当地区のロ テ ション ある

意見

償還推進員 いて、今後5 一度担当地区を変更する のロ テ ション制度の採用を検討するこ 望 しい

長崎市普通会計財務4表 おける滞納償還金 係る回収不能見込額 子及び寡婦福祉資金の残高 、 成23 度の長崎市普通会計財務4表 の貸借対照表 以 の お 表示さ る

成23 度 回収予定 っ 、 成23 度 おいて回収さ っ 金額

流動資産 未収金 その他 26,995,173

成22 度 回収予定 っ 、 成23 度 おいて回収さ っ 金額

投資等 長期延滞債権 142,499,481 そ 以外の金額

投資等 貸付金 789,808,732

、回収 っ 金額のう 回収不能見込額 して、流動資産及び 投資等 そ 101,112 A 、287,165 を計 している

成23 度決算 係る財務書類 長崎市総務局企画財政部 成25

2月 、長期延滞債権の回収不能見込額 過去5 間の不納欠損の実績 ら算定している 記載さ ている

単位:

18 度 19 度 20 度 21 度 22 度 合計

不 納

欠損額

現 度分 - - - 505,560 - 505,560

過 度分 252,925 1,182,900 - - 1,435,825

未収金その他 係る回収不能見込額 0,505,560平5=101,112 A 長期延滞債権 係る回収不能見込額 1,435,825平5=287,165

(48)

43

らも納付してい 、保証人 る納付の可能性 あっ する 今後 の回収見込み ある している し し、他の2人 いて 保証人 死亡 又 自己破産しているうえ、借 人の所在 不明又 借入金 ても多い

回収見込み いこ 分 っ この2人の滞納額の合計 2,107,703 ある

このこ ら、長崎市財務4表の貸借対照表 計 さ ている長期延滞債 権 る回収不能見込額 、少 く も前記 - =1,820,538 以 過少 ある 考えら る

、 子・寡婦福祉資金貸付制度等の運用 の疑義回答集 いて 昭和54 8月2日 児福20号 各都道府県・指定都市民生主管部 局 長

厚生省児童家庭局 子福祉課長通知 、 子・寡婦福祉資金の借 人 所在不明 っ 場合 いて官公署の不在証明等の書類を作成し

、時効の援用をする見込み あるもの み し み し消滅処理 取 扱 って差し支え い 記載さ ている

ア 不納欠損すべ 債権

意見

保証人 自己破産し、借 人 所在不明 ある債権 いて 、時効の 援用 あるもの み して、不納欠損の処理をするこ を検討するこ 望 しい

イ 回収不能見込額

意見

確 過去5 間の不納欠損額の 均を計算して、各債権の回収不能見 込額を算出する方法も認 ら る 、各所管課 おいて個別 回収不能

明している債務者 対する債権金額も回収不能見込額 して計 する こ 望 しい

ウ 福祉系システム

子育て支援課 、担当者 延滞の発生している重要性の高い債権を 30 件程度抽出して 個別案件 進行管理表 を作成し、子育て支援課長 報 告し 、未収金対策強化会議事務局 提出している

債権管理の観点 最も重要 こ の一 して、時効を中断するこ 挙 ら る 個別案件 進行管理表 、時効完成。予定)日や催告の 記録 記載さ ている その 、 子及び寡婦福祉資金 関する決 裁権限を している子育て支援課長 、 個別案件 進行管理表 を閲覧 し、延滞 発生している債権の状況を把握するこ 、時効の援用を阻 する の措置を講 る 必要 ある

参照

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