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専攻領域名:保健医療学研究科 運動障害リハビリテーション領域  

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Academic year: 2021

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論文内容要旨  

論文題名:Motion−PlaneDependencyof(heRangeofDartThrowMotionandtheE庁ectsof  

TbndonAc(ionduetoFingerExtrinsicMusclesduringtheMotion  

(ダーツスローモーション可動域の運動方向依存性と外来腱の腱作用)  

専攻領域名:保健医療学研究科 運動障害リハビリテーション領域  

氏名:光金正官  

内容要旨:  

[背景] 道具を使用する上肢の日常生活動作の多くで、手関節の運動は横背届から掌尺屈   方向の面で行われており,この面に沿った手関節の運動は、ダーツを投げる動作に類似し   ていることから、ダーツスローモーション(DTM)と呼ばれている.DTM可動域とADLス   コアとの間には有意な相関が認められている.また,横骨遠位端骨折患者のDTM可動域の経   時的変化は手根中央関節の可動性の経時的変化と強く相関することも報告されている.こ   のように,DTM可動域は有用性の高い臨床指標としての利用が期待されているが,標準化さ  

れた測定方法は未だ確立されていない.  

[研究の意義]DTMは矢状面からおおよそ45度傾いた面上で起こると言われているが,用   いる道具に依存してその運動方向は変化することが知られている.そこで模背屈から掌尺  

屈方向での様々な運動面上の最大可動範囲を求め、その外郭を知ることは今後の測定法開   発と標準化をすすめる際の参考資料として活用できる.また,手関節の可動域は外来腱の  

腱作用のため手指の肢位に影響されることは周知のことである.DTMは指で道具を把持し   ながら,それを使用する際に出現することから,外来腱の腱作用の影響をも考慮した調査  

が必要である.  

[目的] DTM可動域の運動面依存性とDTM可動域に対する外来腱の腱作用を明らかにする  

ことを研究の目的とした.  

[対象と方法]健常若年者40孝.を対象に境背屈から輩尺屈方向の7つの運動面(解剖学的   掌背屈軸と椀尺屈軌 およびその間を150間隔に刻んだ5つの運動面)について,考案  

した測定具を用いて最大自動可動域を計測した.腱作用の影響はグリップの太さを変化さ  

せて検討した.  

[結果]DTM可動域は矢状面から約45D傾斜した面(450I)TM面)で最大となり,可動域に  

対する運動面の主効果は有意であった(pく0.001).運動面とグリップの太さとの間には交   

(2)

互作用が認められ(pく0.01),450DTM面ではグリップの太さによる違いが認められなかった  

が,他の角度では有意差が認められた.  

[結語] 梼背届から掌者屈の方向において,手関節の可動域は運動面に依存していた.そ   の際,矢状面から約450傾斜した面,すなわち450のDTM面で,手関節の可動域は最大と   なった.さらにこの運動面では外来腱の腱作用は存在しないものと考えられた.これらの  

点は,DTMが機能的な運動であるという概念を支持していた.   

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