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教科・領域教育専攻

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Academic year: 2021

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ベートーヴ、ェンのピアノ・ソナタ第 21 番ハ長調作品 53 に関する一考察 ピアノ・ソナタの成立過程を通して

教科・領域教育専攻

芸 術 系 ( 音 楽 ) コ ー ス

庄 司 昭 子

1 .  

はじめに

わたしたちが「ピアノ・ソナタjという用語 を耳にしてまず想像するのは、古典派およびロ マン派におけるソロ・ソナタであろう。この場 合の「ピアノ・ソナタJは、通常幾つかの楽章 で構成されており、その中に今日ソナタ形式と 呼ばれている形式によって書かれた楽章を1つ、 あるいは数個含んでいるものを指している。確 かに、ピアノ・ソナタは古典派時代に形式、内 容ともに充実したものとして確立されることに なるが、実際は歴史的に連続、一貫した意味を 持っていたのではなく、各時代ごとに少しずつ 異なった意味を持って用いられてきた。これは ピアノ・ソナタの発展が、そもそも鍵盤楽器の 発展と並行していたためであり、また、このよ うな音楽の発展には、その時代における社会的 背景も大きな影響を及ぼしている。ピアノ・ソ ナタの形劫切確立の頂点とされるベートーヴ、エ ンのピアノ・ソナタを演奏するにあたって、そ れ以前のピアノ・ソナタの成立過程を理解して おくことは、非常に重要であるという見解によ って、本研究で、はヒUアノ・ソナタの成立過程を、

各時代の社錦守背景、音楽的背景も交えながら、

主要な作曲家の作品を通して辿っていきたし

L

2 .

研究の目的

本研究では、ピアノ・ソナタの成立過程を辿 っていき、その各時代におけるピアノ・ソナタ

指導教官 森 正

の特性やその変遷を、社会的背景なども交えな がら把握していく。ソナタには様々な楽器編成 によって書かれた佑弘が存在し、それぞれが相 互に作用しながら発展していっている。したが って、その発展をピアノ・ソナタた、けに限って 見ていくことは、観点が狭く、断肘句であると は思う。しかし、たとえピアノ・ソナタのみを 視点、としても、ソナタの様式ヰ構造の発展は明 確に捉えることが出来るように思われる。この ような見解をもとに、本研究においては、ピア ノ・ソナタのみに視点、を絞り、その変遷に関す る音楽史的な知識を深めていくことによって、

これから音楽に関わる際の大きな糧としていく ことを目的としている。

3.論文の構成

1章 ピアノ・ソナタの成立過程 第1節 ソナタへの準備期 第2節 ノミロック・ソナタの時代

1項 バ ロ ッ ク 附

t

の時代背景

2項 ノミロック・ソナタの成立

第3項バロック・ソナタの構造上W変遷 第3節 前 古 典

8

耐寺代のピアノ・ソナタ

第 1項 前 古 典

5

問寺代の時代背景

第2

項前古典派のピアノ・ソナタの特性、

およひ糟造上の変遷 第2章 古 剣

R

時代のピアノ・ソナタ

第1節古典抑制吃の時代背景

(2)

第2節ノ、イドン、モーツアルトのピアノ・

ソナタ

第1項ノ、イドンのピアノ・ソナタ 第2項モーツアルトのピアノ・ソナタ 第3項 古 蜘

R

のピアノ・ソナタの特性、

およて糟造上の変遷

第3章 ピアノ・ソナタ第21番の楽曲分析

4.論文内容

第1章では、前古典派時代に至るまでのピア ノ・ソナタの成立過程を、時代背景なども交え ながら辿ってし、くO 次に第2章では、古典派時 代のピアノ・ソナタを、その特性、構造上の変 遷、時代背景を通して見てし、く。その中でも、

古典派時代の作曲家の代表とされるハイドンと モーツアルトそしてベートーヴェンのピアノ・

ソナタに視点、を絞り、ピアノ・ソナタが形劫句 に確立される過程を理解してして。最後に第

3

章では、以上のことを踏まえながらベートーヴ ェン〆の中期の千ら誌において、最も有名とされる ピアノ・ソナタ第

2 1

番ハ長調

op.53 r

ヴアル

トシュタインJの楽曲分析を行う。

5 .

おわりに

ピアノ・ソナタは、器楽の発展のもとに確立 され、鍵盤楽器の登場によって発展したもので ある。そして、その発展の過程には、それぞれ の時代における社錦句背景や音楽的背景などが 密接に関わっており、音楽様式の決定などに反 映しているU

バロック以前の時代では、「ソナタJとし、う用 語は、単に器楽

f

らもをあらわす用語として使用 されていた。バロック時代になると、ある程度 の決まった形式を持った鍵盤楽器の作品を指す ようになり、前古典派時代には、ソナタ形式の 基本が誕生し、形劫句にも確立されたものへと

発展してして。そして古典派時代には、ハイド ン、モーツアルト、ベートーヴェンらの作曲家 によって、さらに深みを持つものへと発展して し、く。このように、ピアノ・ソナタに限らず音 楽作品は、過去の作曲家たちの築き上げた形式 に対しての尊重をもとに、さらに新たな羽織が 加えられ、発展していったものである。したが って本研究において、古典派時代、特にベート ーヴェンが登場する以前の時代までにおけるピ アノ・ソナタの成立過程といった、歴史的な変 遷を辿っていった上で、ベートーヴェンのヒ。ア ノ・ソナタについて考察、分析を行うという形 で研究を進めた。今後さらに瑚手を深め、これ からの演奏活動を進めていきたいと思う。

【学位関連演奏曲目:ピアノ独奏}

ルードヴィッヒ・ヴ、アン・ベートーヴ、ェン作曲

ピアノ・ソナタ第

21

番ノ、長調

op.53

「ヴアルトシュタインj

Ludwig van Bee也oven

Kl

a v i e r  

So

n a t e  N r . 2 1  C ‑ d u r  o p . 5 3  

a l d s

凶n"

参照

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