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リ ン パ 性 組 織 に 出 現 す る 細 胞 質 小 体 (cytoplasmic bodies)に 関 す る 研 究

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Academic year: 2022

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(1)611. 428‑018‑11. リ ン パ 性 組 織 に 出 現 す る 細 胞 質 小 体 (cytoplasmic. bodies)に. 関 す る研 究. 岡 山大学医学部第1解 剖学教室(指 導:尾 曽越文亮教授). 専攻生. 大. 村. 守. 〔昭 和45年3月27日. 内 Ⅰ. 緒. 容. 人. 受 稿〕. 目. 次. 言. 関係 4.. Ⅱ. 材 料 と方 法. 細 胞 質 小 体 の 形 成 に及 ぼ す 抗 原 刺 激 の 影. Ⅲ. 観 察 所 見 と実 験 成 績. 響. 1.. 細 胞 質 小 体 の 形 態 と組 織 化 学 的 所 見. 2.. 中 枢 性 な らび に末 梢 性 リ ンパ 組 織 に お け. Ⅳ. 総 括 と考 按. る細 胞 質 小 体 の 出現 状 況. Ⅴ. 結. 3.. 5.. 細 胞 質 小 体 の 形 成 に及 ぼ す 饑 餓 の影 響. 細 胞 質 小 体 の 出現 と核 崩 懐 物 の 多 寡 との. 語 文. 献. 能 分 化 と の 関 連 に おい て細 胞 質 小 体 を再 検 討 しよ う Ⅰ. 緒. 言. リンパ 性 組 織 の増 殖 部位,と. と企 て た. くに二 次 小 節 の芽 中. な お,細. 胞 質 小 体 は, DowneyとWeidenreich. 心 や 胸 腺 皮 質 に核 崩 壊 物 が 多 数 出現 す る こ と は,. (1912)2)の 最 初 の記 載 以 来,リ. Flemming (1885)1)に "tingible Korperchen". ぎ れ て 放 出 され た もの とい わ れ て い る が,こ の 点 を. よつ て 最初 に記 載 さ れ て 以 来, (tingible bodies)と して よ く. 知 られ て い る.こ れ とは 別 に,リ. ンパ 性 組織 内 に無. 確 め るた め に本 研 究 で は 二,三. (1912)2)に. Ⅱ. 実 験 材 料 と 方 法. よつ て 注 目 さ れ,当 時 は 血. 小 板 と混 同 され て論 議 を 呼 ん だが,血 小 板 が 骨 髄 巨. 1.. 核 球 に 由来 す る こと が 確 認 され た後 に は ほ とん ど顧. 実 験 動 物 には,体. み られ ず,こ. れ に 着 目 した研 究 者 はWhiteとDou. gherty 1949)3)お よ びWilliamson. (1950)4)を. 除き. ンパ 組 織 が 免疫 反 応 に関 与 す る こ とが 明. らか に され る につ れ て,リ. 実験動物 重2kg内. 羽),体. 重500乃. 羽),お. よ び体 重20g内. 至800gの. 外 の 成 熟 ウ サ ギ(30 ニ ワ ト リの 幼 若 個 体(10. 外 の マ ウ ス(ddN系)(20匹). を 用 い た.. ほ とん ど な い. 近 年,リ. の組 織 化学 的 検 索 を. 行 な った.. 核 の細 胞 質 の小 塊 が 出現 す る こ と が, Downeyと Weidenreich. ンパ 球 の 細胞 質 が ち. ンパ 組 織 に は免 疫 反 応 に. 2.. 細胞質小 体の検査方 法. リ ンパ 性 組 織 に 出現 す る 細 胞 質 小 体 は,. 直 接 関 与 しな い が 強 い影 響 を 及 ぼ す 中枢 性 組 織(胸. とWeidenreich. 腺,虫 垂,ニ. ワ ト リのFabricius嚢. 標 本 に お い て も認 め ら れ る が,そ. す る)と,免. 疫 反 応 に 直 接 に 関 与 す る未 梢 性 リ ンパ. 組 織(リ. な どが これ に属. ンパ 節 と脾 の 白髄 が これ に属 す る)と の機. 能 的分 化 の認 め られ る こ とが,. Cooperら(1965)5). amson. (1912)2)が. Downey. 記 載 した よ う に,切. 片. の 観 察 に はWilli. (1950)4)が 用 い た捺 印 標 本 に よ る 観 察 方 法. が 最 適 で あ る.固 定 染 色 法 はGiemsa染. 色 で もホ ル. マ リン固 定 後 ヘ マ トキ シ リ ン ・エ オ ジ ン染 色 で も よ. に よ って 提 唱 さ れ,幾 多 の 追 試 を へ て そ れ が 確 認 さ. い が,. れ て い る6‑9).著 者 は予 備 的 な 実 験 で,細. が 最 もす ぐれ て い る の で,本 研 究 で は 主 と して 後 者. 胞質小 体. Carnoy液. 固定, methyl. green‑pyronin染. 色. が リ ンパ 節 や 脾 の免 疫 増 殖 反 応 に 際 して 著 し く増 加. の方 法 を 用 い た.し か し,必 要 に 応 じてCarnoy液. す る と ころ か ら,細 胞 質 小 体 の 出 現 は 免 疫 と関 係 の. で 固 定 した 切 片 標 本 や,あ. あ る こ と に気 付 き,リ ンパ 性 組 織 にお け る上 記 の 機. は20%醋. らか じめCarnoy液. また. 酸 液 で 固 定 した リンパ 組 織 か ら 抹 塗 標 本.

(2) 102. 大. を 作 り,. methyl. を 行 な っ て,螢. これ よ り も大 き く,な か に は小 リンパ 球 位 の 大 き さ の もの もす くな か らず 認 め られ る.一 般 に,小 型 の. acridine. orangeで. 超 生 体染 色. 組 織 化 学 的 検 査 方 法 と し て は, 応 を,. DNAの. DNAやRNA除. 検 出 のた 去 のために. は そ れ ぞ れDNaseやRNaseに. もの は血 小 板 に 似 て 形 が 不 規 則 で あ る が,大. よ る処理 を 行 な っ. た.. 質 小 体 はpyroninで. 赤 く染 ま る粒 状,ま. 処理. す る と,そ の ピ ロニ ン好 性 を失 うが, DNase処. 理で. acridine orangeに. ウ サ ギ と マ ウ ス に 体 重1kgあ 静 注 し て3時. 48時 間 後 に,リ noy液. Kodak. に よ り 型 の如 定 着 後methyl. 4.. 7日. お よ び14日. よび. そ れ故,こ. Car. ぬ と い え る.. 作 り,現. 像,. 色 を 行 な つ た.露. 出. (1ml)を. た は10mgの. よ び28日. ウシ. Freund's. 混 合 し た も の を 注 射 し,. 14日,お. す る リンパ 節 や脾 で は,リ. 胞 質 小 体 が多 数 出現. ンパ 球,と. plasmic or cytoplasmic budding)と. 側 の 後 脚 足 蹠 皮 下 に ニ ワ ト リ全 血. (BGG)とComplete. 含ま. くに大 型 リン. パ 球 の細 胞 質 が くび れ て膨 出 し,細 胞 質 芽 出(proto. で あ る.. ツ ジ 全 血(2ml),ま. の γ‑globulin. 含 む が, DNAを. と を立 証 す る もの で あ るが,細. 抗 原 とそ の 投 与 方 法. (2ml),ヒ. の 小 体 はRNAを. 上 記 の 所 見 は,こ の 小 体 が 細 胞 質 の 性 格 を示 す こ. 用 い てdipping法. くradioautographを. ウ サ ギ で は,右. 日,. NTB‑2を. green‑pyronin染. 時 間 は3日,. 12時 間 後,お. ンパ 性 組 織 の 捺 印 標 本 を 作 り,. 固 定 後,. よ る螢 光 発 色 を み る と,細 胞 質小. 体 は リンパ 球 の核 の 緑 色 に対 して 橙 赤 色 を 呈 す る.. た り0.5mCiの. 間 後,. 応 が 陰 性 で あ る.ま た,. マ ウス の 腸 間 膜 リンパ 節 の 細 胞 懸 濁 液 に つ い て,. と り こ み のradioautography. による検査方法. 3H‑uridineを. た は糸状. の 顆 粒 状 構 造 物 か らな り,こ れ ら はRNaseで. は 不変 で あ り, Feulgen反. 3. 3H‑uridineの. きな も. の に は円 形 の もの が 多 い.形 の 大 小 を 問 わ ず,細 胞. 光 発 色 を 調 べ た.. め にFeulgen反. 人. 色 を した もの に つ. た,マ. ら 細 胞 懸 濁 液 を 作 り,. 守. ウ ス の 腸 間 膜 リ ンパ 節 か. green‑pyronin染. い て も 観 察 し た.ま. 村. 1日,. 3日,. ンパ球 の 運 動 に よ る細 胞 質 の膨 出 と は 明 らか に 区別 さ れ る もの で,そ. adjuvant 7. い わ れ る 現 象が. しば しば 観 察 さ れ る.こ の よ うな 細 胞 質 芽 出 は,リ. の 特 長 は一 時 に 多 数 の細 胞 質 が く. び れ て膨 出す る こ と で あ る.こ の よう な リ ンパ 球 の. 後 に膝 窩 リンパ 節 につ いて 既. 細 胞 質 芽 出現 象 か ら,細 胞 質 小 体 は リ ンパ 球 の細 胞. 側 の後 脚 足 蹠 皮 下 に は注 射. 質 が ち ぎれ て 放 出 さ れ た も ので あ る と古 くか ら推 定. 述 の 方 法 で 検 査 し た.左. し た 抗 原 と 同 量 の 生 理 的 食 塩 水 を 注 射 して 対 照 と し. さ れ て きた.し. た.ニ. 球 の細 胞 質 が ち ぎ れ て で き る も の で あ るか 否 か につ. ワ ト リで は,ヒ. 注 入 後3日. 目 に 脾,胸. い て 検 査 し た.マ. ツ ジ 全 血(2ml)を 腺,お. ウ ス で は,ヒ. 静 脈 内 に 注 入 後3日. 静脈 内に. よ びFabricius嚢. につ. ツ ジ 赤 血 球(109)を. 目 に 脾,胸. 腺 および腸間膜 リン. それ を検 討 す る た め に,ウ サ ギ と マ ウ スに3H‑uridi neを 投 与 して,細 胞 質 小 体 が この も の を と り こむか. か ら細 胞 質 へ 移 行 す る時 期(12時 間 後)に は,こ れが. 饑 餓実験. ウ サ ギ は7日. 間,マ. て 絶 食 せ し め た 後,既. ウ ス は4日. 間,水. のみを与 え. 述 の 方 法 で リ ンパ 性 組 織 を 検. 細 胞 質 小 体 に もと り こま れ る こ と がradioautograply に よつ て 立 証 され た. 次 に 問 題 と な る の は,上. 査 し た.. Ⅲ, .1 .. い て は,改 め て 検 討 せ ね ば な らぬ.. 否 か を 調 べ て み た.そ の 結 果, 3H‑uridineが 細 胞 核. パ 節 に つ い て 検 査 し た. 5.. か し,細 胞 質 小 体 が が 実 際 に リンパ. 観察所 見 と実 験成績. 細 胞 質 小 体 の形 態 と組 織 化 学 的 所 見. に述 べ た 細 胞 質 小 体 が,. 捺 印 標 本 の 作 製 に あ た つ て人 為 的 にで き る もの で は な い か とい う こと で あ る.そ 定 し, methyl. green‑pyroninで. こ で, Carnoy液. で固. 染 色 した リンパ 性組. 細 胞 質 小 体 は ウサ ギ の 腸 間 膜 根 リンパ 節(Pancreas. 織 の切 片 標 本 につ い て 検 査 した.そ の 結 果,捺 印標. Aselli)や マ ウス の腸 間 膜 リンパ 節 や 脾 に 多 数 に 出. 本 に お け る程 多 数 で は な い が,切 片 標 本 に お い て も. 現 す る.前 章 で 述 べ た よ うに,細 胞 質 小 体 は 切 片 標. 細 胞 質 小 体 が 出現 す る こ と が わ か つ た.と. 本 で も認 め られ るが,そ. ワ トリの脾 やFabricius嚢. の観 察 に は捺 印 標 本 が 最 適. で あ り,そ の 固 定 に はCarnoy液 thyl green‑pyroninが. よい.そ. が,染 色 に はme の よ う に して 作 製 し. くに,ニ. の切片 標本で はは かなり. 多 数 の細 胞 質 小 体 が 認 め られ た.さ. らに,ウ サ ギ の. 腸 間 膜 リンパ 節 を あ らか じめCarnoy液,ま. たは20. た 標本 に つ い て み る と,細 胞 質 小 体 の 大 多 数 は 大 き. %醋 酸 液 で1乃 至3時 間 固 定 した 後 に,そ れ を つ ぶ し. さ が 数 ミク ロ ン以 下 の 血 小 板 に 似 た小 体 で あ るが,. て つ くつ た 細 胞 懸 濁 液 の 塗 抹 標 本 をmethyl. green.

(3) リ ン パ 性 組 織 に 出 現 す る細 胞 質 小 体(Cytoplasmic. pyroninで. 染 色 して 観 察 す る と,や は り 細 胞 質 小体. bodies)に. 関す る研究. 103. マ ウ ス に お い て も,ウ サ ギ に お け る と ほ ぼ 同様 に,. が検 出 され た.こ の よ うな 観 察 か ら,細 胞 質 小 体 は. 細 胞 質 小 体 は 胸 腺 で は きわ め て す く な く,腸 間 膜. す べ て 捺 印 標本 作 製 に よ る人 為 的産 物 で な い こと が. リ ンパ節 や脾 に は 比 較 的 に多 い が,ウ サ ギ の場 合 と. 明 ら か で あ る.ま た,細 胞 質小 体 は胸 腺 に はす くな. 比 較 す る と す くな い.し. く,骨 髄 に は ほ と ん ど出現 しな い.と い う事 実 も上. 小 体 の研 究 に は 必 ず しも好 適 と は い え な いが,後. に述 べ た こ と の 労 証 と して 役 立 つ.. す る よ う に,ヒ. 2.. 中枢 性 な ら び に 末梢 性 リ ンパ 組 織 に よ る細 胞. た がつ て,マ. ウサ ギ につ いて,中 枢 性 な らび に 末 梢 性 リ ンパ 組 織 に お け る細 胞 質 小 体 の 出現 状 況 を 比 較 して み る と, 表1に 示 す よ う に,こ の小 体 は 中 枢 性 リンパ 組 織,. 述. ツ ジ赤 血 球 の よ うな抗 原 を 静 脈 内 に. 注 入 す る と脾 に多 数 の 細 胞 質 小 体 が 出 現 す る の で, この よ うな 条 件 の 下 で は,マ. 質 小 体 の出 現 状 況. ウ ス は細 胞 質. ウ ス も細 胞 質 小 体 の 研. 究 に 十 分 役 立 つ. つ ぎ に ニ ワ ト リの 幼 若 個 体 で は,中 枢 性 リ ンパ 組 織 と して 胸 腺 とFabricius嚢. が よ く 発達 して い る が,. 末 梢 性 リ ンパ 組 織 と して は リ ンパ 節 を欠 き,脾 の 白 表1. ウ サ ギの リン パ性 組織 と骨 髄 の 捺 印 標 本 に お け る細 胞 質 小 体 の 出 現 状 況. 髄 が きわ め て よ く発 達 して い る.細 胞 質 小 体 の 出現 状 況 は,表2の 表2. 上 段 に示 す よ う に,胸 腺 に は す くな く. ニ ワ トリ(幼 若 個 体)の. リ ンパ 性 組 織 と. 骨 髄 に お け る細 胞 質 小 体 の 出現 状 況. 1 細 胞 質小 体 の 出 現 状 況 を 下 記 の記 号 で あ らわ す . ± き わ め て 少数;+小. 型 少 数;〓. 小型 多 数;. 〓 小 型 少 数,大 型 多 数;〓 小 型 多数,大 型 多 数. * 検 査 した8例 中 の 個体 数 を あ らわ す .そ の 他 の 組 織 にお い て も 同 様 で あ る.. 1. 細 胞 質 小 体 の 出現 状 況 を 下 記 の 記 号 で あ らわ す. ± き わ め て 少 数;+小. と くに 胸 腺 に おい て は す くな い が,末 梢 性 リ ンパ 組 織,と. くに腸 間 膜 根 リンパ 節 と脾 に 多 い.さ. きに も. 述 べ た よ うに,細 胞 質 小 体 が 多 数 出 現 す る場 合 に は,. で あ る.. 小 リンパ 球 と ほ ぼ 同 じ大 き さの もの か ら血 小 板 大 の 大 き さの もの ま で,い. ろい ろ の大 きさ の細 胞 質 小 体. が 比較 的 に多 数 出 現 す る.そ. して そ の よ うな 小 体 は. 型 少 数;〓 小 型 多 数;〓. 小 型 多数,大 型 少 数;〓 小 型 多 数,大 型 多 数. * 分 母 は 検査 した 例 数 を ,分 子 は 記 号 に あ て は ま る個 体 数 を あ らわ す.他 の 組 織 に お い て も同 様. な い が,脾. に は多 く, Fabricius嚢 で は そ の 中 間 の. 多 い さで あ る.こ の よ う に,ニ. ワ ト リ のFabricius. 円型 で,ピ ロニ ン好 性 が 比 較 的 に弱 い.稀 に は 小 リ ン. 嚢 に お け る細 胞 質 小 体 の 出現 状 況 は,ウ サ ギにお け. パ 球 大 の 大 型 の細 胞 質 小 体 も 出 現 す る. 3H‑uridine. る虫 垂 や 円 小 嚢 の そ れ に 相 当 す る.. に よ る ラベ ル は,こ の よ うな 大 型 の細 胞 質小 体 に強 くあ らわ れ る. こ こで 注 目す べ き こ とは,同 織 で も,虫 垂 や 円 小 嚢(Sacculus. 3.. 細 胞 質 小 体 の 出 現 と核 崩 壊 物 の 多 寡 と の 関 係. リンパ 性 組 織 の増 殖 部位,と じ く中枢 性 リンパ 組 rotundus),と. くに. 後 者 で は,細 胞 質 小 体 が 比 較 的 に多 数 認 め られ る こ. くに 二 次 小 節 の 芽 中. 心 に は 多 数 の核 崩 壊 物 が 出現 し,そ の 大 多 数 は細 網 細 胞 の 胞 体 内 に と り こま れ て い る.こ の よ うな核 崩 壊 物 は"tingible Korperchen"と. 呼 ば れ て い るが,. と で あ る.ま た 比 較 の た め に 調 べ た 骨 髄 で は,細 胞. な か に は 細 網 細 胞 に と り こ ま れず に,遊 離 状 態 で 出. 質 小 体 は きわ め て す くな い こ と も特 記 す べ き所 見 で. 現 す る もの もあ る.一 般 に,こ の よ うな 核 崩 壊 物 は,. あ る.. 胸 腺 や ウサ ギの 虫 垂 と 円 小 爽 な ら び に ニ ワ ト リの.

(4) 104. 大. 村. Fabricius嚢 の よ うな,い わ ゆ る 中枢 性 リン パ 組 織 に 多 数 出現 す るが,リ. ンパ 節 や 脾 の よ うに 末 梢 性 と. 守. 人. られ な か つ た. ニ ワ ト リに ヒ ツ ジ血(2ml)を. 静 注 して3日. 後に. み な され る リ ンパ組 織 に は比 較 的 に す くな い.こ れ. 検 査 した場 合 に も,表2の. に 対 して,細 胞 質 小 体 は一 般 に 中枢 性 リンパ 組 織 に. 出現 す る細 胞 質 小 体 が 著 明 に 増加 した.胸 腺 やFa. す くな く,末 梢 性 リンパ 組 織 に多 い.し た が つ て,. bricius嚢 に お い て も細 胞 質 小 体 が 増 加 す る 傾 向 が. 細 胞 質 小 体 は リンパ 球 の 崩 壊 の際 に,そ の細 胞 質 が. 認 め られ た が,脾. 放 出 され て形 成 され る もの と はい え な い.換 言 す れ. に ヒツ ジ赤 血 球(109)を. ば,リ. に検 査 した 場 合 に も,脾 に お け る細 胞 質 小 体 が 著 し. ンパ 性組 織 に お け る核 崩 壊 と細 胞 質 小 体 の形. 成 とは,本 質 的 に 異 な る現 象 とみ なす の が 妥 当 の よ. に お け る程 著 明 で はな い.マ. ウス. 静 脈 内 に注 射 して3日 後. く増 加 した. こ の よ うな 細 胞 質 小 体 の 抗 原 刺 激 に よ る増 加 は,. うで あ る. 4.. 下 段 に 示 す よ うに,脾 に. 細 胞 質 小 体 の 形 成 に 及 ぼす 抗 原 刺 激 の 影 響. 免 疫 細 胞 増 殖 の 主 体 を な す ピ ロニ ン好 性 大 型 芽 細 胞. リ ンパ 性 組 織 に 出 現 す る細 胞 質 小 体 は,免 疫 に直 接 に は関 与 しな い と考 え られ る 中枢 性 リ ンパ 組 織 に. (リ ンパ 胚 球)の 増 殖 と ほぽ 平 行 して お り,ま た,大 型 ピ ロニ ン好 性 細 胞 の細 胞 質 芽 出 の 出現 頻 度 も著 し. は す くな く,免 疫 に 直 接 に関 与 す る末 梢 性 リ ンパ 組. く増 加 して い る.要 す る に,抗 原 刺 激 に よ つ て リン. 織 に多 い こ とは す で に述 べ た 通 り で あ る.こ. パ 球 の増 殖 が お こる と,細 胞 質小 体 が 著 し く増 加 す. の こ. とか ら,細 胞 質 小 体 の 形 成 は免 疫 と関 係 の あ る こと. るわ け で,こ の こ と も,細 胞 質小 体 が リンパ 球 の細. が 推 定 され る.そ. 胞 質 が ち ぎれ て で き る もの で あ る こ とを 示 唆 して い. こで,ウ サ ギ の後 脚 足 蹠 皮 下 に ニ. ワ ト リ血 液,ヒ ツ ジ血 液, complete Freund's adjuvant. る.. と混 合 した牛 の γ‑globulinな ど の 抗 原 を 注 射 す る. 5.. と と も に,反 対 側 の 後 脚 足 蹠 皮 下 に は抗 原 と 同 量 の. ウ サ ギ(3匹)を7日. 細 胞質小体 の形成 に及ぼす饑餓 の影響 間,マ. ウ ス(3匹)を4日. 生 理 的 食 塩 水 を 注 射 し,膝 窩 リンパ 節 に お け る細 胞. 間,水 の み を与 え て 饑 餓 せ しめ て,そ. 質 小 体 の 出現 状 況 を 調 べ た.実 験 成 績 は,表3に. て み る と,リ. 示. の影 響 を 調 べ. ンパ 節 や 脾 に 出 現 す る細 胞 質 小 体 が 著. す 通 り で,ど の 抗 原 を 接 種 した場 合 で も,接 種 後3. し く増 加 す る こ とが わ か つ た.こ. 日 目に は実 験 側 の 膝 窩 リ ンパ 節 内 の 細 胞 質 小 体,と. に よ つ て リ ンパ 球,と. くに大 型 の もの が,対 照 側 の膝 窩 リンパ 節 に お け る. ピ ロ ニ ン好 性 の リンパ 球,と. よ り も著 し く増 加 し た.実 験 側 の 膝 窩 リンパ 節 にお. に 対 す る抵 抗 性 が 強 い の で,後 者 が 比 較 的 に 増 加 す. け る細 胞 質 小 体 の 増 加 は,抗 原 接 種 後14日 迄 認 め ら. る.そ の 結 果,ピ. れ た が,そ. され る細 胞 質 小 体 が 比 較 的 増 加 す るた め に,細 胞 質. 表3. の 後 は 減 少 して 対 照 側 との 間 に差 が 認 め. の場 合 に は,絶 食. くに小 リンパ 球 が 著 減 す るが, くに大 型 の もの は絶 食. ロ ニ ン好 性 リ ンパ 球 に よつ て 形 成. 抗 原 を後 脚 の 足 蹠 皮 下 に 注 入 した ウサ ギの 膝 窩 リバ 節 に お け る 細 胞 質 小 体 の 出 現 状 況. 対 照 例 に は 抗 原 と同 量 の 生 理 的 食 塩 水 を 注 射 した..

(5) リ ン パ 性 組 織 に 出 現 す る 細 胞 質 小 体(Cytoplasmic. bodies)に. 関 す る研 究. 105. 小 体 の 数 が 絶 食 に よ つ て 増 加 す る よ うな 印象 を与 え. ス に つ い て行 な つ た 未 発 表 の実 験 に お い て も,腎 上. る もの と考 え られ る.. 体 皮 質 ホ ル モ ンが リ ンパ 節 に お け る細 胞 質 小 体 の形 成 を 促 進 す る こ とが 観 察 され た.し. Ⅳ.. か し,腎 上 体 皮. 質 ホ ル モ ンを 大 量 に 投 与 した 場 合 に は,リ. 総 括 と考 按. ンパ 組 織. に お け る ピ ロニ ン好性 リ ンパ 球 の 増 殖 を 阻 止 し,細 リ ンパ 球 の 細 胞 質 が くび れ て膨 出 し,そ れ が ち ぎ れて 無 核 の細 胞 質 小 体 を 形 成 ず る こ と は, Downeyと Weidenreich. (1912)2)に. よつ て 明 確 に 記 載 され て い. る.そ の よ うな現 象 は,ウ サ ギ や そ の 他 の 哺 乳 動 物 の リ ンパ 節,と. くに二 次 小 節 の 芽 中 心,二 次 小 節 間. 胞 質 小 体 の形 成 を 抑 制 す る よ うで あ る. リ ンパ 性 組 織 に お け る細 胞 質 小 体 形 成 の生 物 学 的 意 義 に つ いて は, DowneyとWeidenreich. (1912)2)の. 最 初 の 記 載 に 引続 い て,細 胞 小 体 と血 小 板 とが 混 同 され て 多 くの 議 論 を 呼 び お こ した が,血 小 板 が 骨髄. の皮 質 お よ び リ ンパ 洞 内 に は 多 数 認 め られ る とい う.. の 巨核 球 に 由来 す る こ とが 確 認 さ れ る に 及 ん で,リ. と くに注 目 され るの は,腸 間膜 リンパ 節 に 密 接 した. ンパ 性組 織 に 出現 す る細 胞 質 小 体 に 注 目 した研 究者. リ ンパ 管 内 や 胸 管 の 切 片 標 本 で,細 胞 質 小 体 が 比 較. はWhiteとDougherty. 的多 数 観 察 され た こ とで あ る.本 実 験 で は,細 胞 質. (1946)3)お. よ びWilliamson. (1950)4)を 除 き きわ め て す くな い.そ. こで 本 研究. 小 体 を 主 と して リ ンパ 性 組 織 の捺 印標 本 に つ いて 観. で は,近 年 に な つ て 明 らか に され た 中枢 性 リ ンパ組. 察 した の で,細 胞 質 小 体 が 標 本 作 製 に 人 為 的 に作 ら. 織 と末 梢 性 リンパ 組 織 の機 能 的 分 化 と の 関 連 に お い. れ た もの で は な い か とい う疑 問 が 生 ず る.そ こで こ. て,細 胞 質 小 体 の 系 統 的 検 索 を 行 な つ た わ け で あ る.. の 点 に つ い て 吟 味 せ ね ば な ら ぬ.. そ の結 果,中. そ の よ う な 吟味 に は,ま ず,細 胞 質 小 体 が リ ンパ. 枢 性 リ ンパ 組 織 とみ な され る胸 腺 で は. 細 胞 質 小 体 が す くな く,末 梢 性 リ ンパ 組 織 とみ な さ. 組 織 の切 片 標 本 に お い て も認 め られ る か 否 か を 調 べ. れ る リ ンパ 節 と脾(お. る必 要 が あ る.切 片 標 本 で 細 胞 質 小 体 を 観 察 す る こ. か つ た.た だ し,中 枢 性 リ ンパ組 織 と み な され る ウ. と は,捺 印 標 本 に お け る程 容 易 で は な い が,精. サ ギ の虫 垂 と円 小 嚢 お よ び ニ ワ ト リのFabricius嚢. 密に. 観 察 す る と細 胞 質 小 体 が 少 数 で は あ るが 認 め ら れ た. また,あ. らか じめ リ ンパ 組 織 をCarnoy液. ま た は,. 20%醋 酸 水 で 固 定 した後 に,細 胞 懸 濁 液 をつ くり, 塗 抹染 色 して 観 察 す る と,や は り細 胞 質 小 体 が 認 め られ た.し たが つ て,捺. 印標 本 で 認 め られ る細 胞 質. も に 白髄)で. は多 い こ とが わ. で は比 較 的多 数 の 細 胞 質 小 体 が 出 現 す る.こ れ は注 目す べ き所 見 で,中 枢 性 リ ンパ組 織 に も機 能 的 分 化 が お こつ て い る こ とを 示 唆 す る. 細 胞 質 小 体 が 末 梢 性 リ ンパ 組 織 に お け る免 疫 細 胞 増 殖 に と も なつ て 著 し く増 加 す る こ とは,本 研 究 に. 小 体 が す べ て標 本 作 製 の 際 の人 為 産物 で あ る と は い. よ つ て 明 ら か に さ れ た 新 しい 知 見 で あ る.リ. え な い.た だ し,捺 印 標 本 の作 製 が細 胞 質 小 体 の形. や 脾 の 白 髄 が 抗 原 刺激 を 受 けて 増 生 反 応 を あ らわ す. ンパ 節. 成 を 促 進 す る とい う可 能 性 は否 定 で きな い.. 場 合 に は,ピ. ロ ニ ン好 性 芽 細 胞 を 中心 と して 著 明 な. 胞 質 小 体 が ご く少 数 出現 す るに す ぎな い こ と,ま た,. リ ンパ 球 の 増 殖 が お こ る こ とが よ く知 られ て い る9) 〜13) .こ れ に と もな つ て 細 胞 質 小 体 が 増 加 す る こ と. 骨 髄 で は細 胞 質 小 体 が ほ とん ど 出現 し な い こ と か. は,細 胞 質 小 体 が ピ ロ ニ ン好 性 リ ンパ 球 に 由来 す る. ら,細 胞 質 小 体 の 形 成 と細 胞 の性 格 との 間 に密 接 な. こ とを 支 持 す る間 接 の 証 拠 とな る.. 次 に,中 枢 性 リ ンパ組 織 とみ な され る胸 腺 で は 細. 関係 の あ る こ とが わ か る.こ. こで 問 題 とな る の は,. リンパ 球 の 細 胞 質 芽 出(cytoplasmic う現 象 で あ る.さ. (1912)2)に. よ つ て 最初 に. の後WhiteとDougherty. (1946)3). お よびWilliamson れ て い る.と. い. きに も述 べ た よ うに,こ の 現 象 は,. DowneyとWeidenreich 注 目せ られ,そ. budding)と. (1950)4)に. よつ て 詳 し く観 察 さ. くに, WhiteとDoughertyは,腎. 上. 細 胞 質 小 体 の生 体 内 に お け る機 能 は,現 在 の と こ ろ 明 らか で な い が,そ れ がRNAに. 富 み,リ. の細 胞 質 と同 様 に3H‑uriodineを. と り こみ,リ. リ ンパ 球 の 蛋 白合 成,と. くに抗 体 産 生 と密 接 な 関 係. が あ る こ とが 推 定 され る.さ. らに ま た,細 胞 質 小 体. の形 成 が リ ンパ 球 か らの 免 疫 情 報 の伝 達 に 何 等 か の 役 割 を演 ず る と い う可 能 性 も考 え られ るが,そ. して,こ. は将 来 に 残 され た研 究 課 題 で あ る .. の ホ ル モ ンが リ ンパ 球 の 細 胞 質 芽 出 を 促 進 ンパ 球 か らの グ ロブ リン放 出. を増 加 せ しめ る と解 して い る.尾 曽 越 と粟 屋 が マ ウ. ンパ. 球 の 免疫 細 胞 増 殖 に つ れ て 増 加 す る こと な どか ら,. 体 皮 質 ホ ル モ ン に よ る リ ンパ 球 崩 壊 現 象 の 研 究 に際. す る こ と に よつ て,リ. ンパ 球. Ⅴ.. 結. 語. れら.

(6) 106. 大. 村. リ ンパ 節,胸 腺,虫 垂,脾 の 白髄 な どの リンパ 性 組 織,と. くに そ の増 殖 部 位 に,核 崩 壊 物 が多 数 出現 す. る こ と はtingible. Korperchenと. して 古 く知 られ て. 守. 人. す る が,リ. ンパ 節 や脾 の よ うな 末 梢 性 リ ンパ 組 織 で. は,核 崩 壊 物 はす くな い. 5.. 細 胞 質 小 体 が 多 数 出現 す る リ ンパ 節 や 脾 で は,. い る.そ れ と は別 に,無 核 の細 胞 質 の 小体 が 出現 す. リンパ 球,と. る こ と も報 告 され て い る.本 研究 で は,そ の よ うな. 質 芽 出(protoplasmic. 細 胞 質 小 体 の 出現 状 況 を,ウ サ ギ,マ. れ た.. ワ ト リ(幼 若 個 体)の. ウスおよびニ. リ ンパ 性組 織 につ い て 再 検 討. 細 胞 質 小 体 は,中 枢 性 リ ンパ 組 織 とみ な され. る胸 腺 に はす く な く,末 梢 性 リンパ 組 織 とみ な され る リ ンパ 節 や脾(と. くに白 髄)に. は多 数 出 現 す る.. 2. 細 胞 質 小 体 の大 多数 は,直 径 数 ミク ロ ン以 下 の血 小 板 に似 た小 体 で あ るが,小. リンパ 球 大 の 大 型. 細 胞 質 小 体 は, methyl green‑pyronin染. 色 で. 赤 く染 ま る ピ ロ ニ ン 好 性 顆 粒 に 富 み, RNaseで 理 す る とそ の ピロニ ン好 性 を失 うが, DNase処. 処 理で. と り こみを. よ つ て 調 べ て み る と,リ. ンパ 球. の細 胞 質 が 強 くラ ベ ル され る 時 期(3H‑uridineの 与 後12時 間)に 7.. は,細 胞 質 小 体 も ラ ベ ル され る.. ウ サ ギ,マ. い て も,リ. 投. ウ ス お よ び ニ ワ ト リの い ず れ に お. ンパ 節 や脾 に お け る免 疫 細 胞 増 殖 に と も. な つ て,細 胞 質 小 体 が 著 し く増 加 す る こ とが 立 証 さ. こ と が観 察 され た. 8.. 細 胞 質 小 体 の生 体 内 に お け る機 能 は 明 らか で. な い が,リ. ンパ 球 の蛋 白 合 成,と. くに 抗 体 蛋 白 の合. 成 と関 係 が あ る よ うに 思 わ れ る.. は不 変 で あ り, Feulgen反 応 陰 性 で あ る. 4.. しば しば 認 め ら. れ た.ま た,饑 餓 に よつ て も細 胞 質 小体 が 増加 す る. の もの も多 数 認 め られ た. 3.. budding)が. 生 体 内 に お け る3H‑uridineの. radioautographyに. した. 1.. 6.. くに 大 型 の ピ ロニ ン好 性 リンパ に細 胞. 中 枢 性 リ ンパ 組 織 とみ な され る胸 腺 で は 細 胞. 質 小体 が す くな い が,同. じ く中 枢 性 と み な され る ウ. サ ギ の 虫 垂 と 円小 嚢 お よ び ニ ワ ト リのFabricius嚢 で は,か な り 多 数 の 細 胞 質 小 体 が 認 め ら れ た.こ. の. よ うな.中枢 性 リンパ 組 織 で は,核 崩 壊 物 が 多 数 出現. 文 1) Flemming, W:. Studien uber. 本 研 究 に お け るradioautographの お よ びDNaseに. こ こ に 同 博 士 に 深 甚 な る謝 意 を表 す る.. 献. 24: 50-97, 6). 1885.. IX. Fortsetzung. der Studien uber. das. lymphoid. system. 143-146,. 1965.. 小 林 忠 義:胸. in the chicken.. 腺 とFabricius嚢. 免 疫 の 病 理(三. 2) Downey, H. und Weidenreich, F.: Uber die Bil dung der Lymphocyten in Lymphdrusen und Milz.. 7). 横 路 謙 次 郎:胸. 腺 の 反 応 と 機 能.免. 三 橋 ・相 沢 ・花 岡 編),朝 ‑150. Anat.,. 80:. 306-395, 8). 1912. 3) White, A., and Dougherty, T. F.: lymphocytes. The role of. in normal and immune globulin. production and the mode of release of globulin from lymphocytes. Ann. New York Acad. Sci, 46: 859-882, 4) Williamson, R: 47-52,. The production. of cytoplasmic. J. Path.. Bact., 62:. 紺 田 進 ・花 岡 正 男:胸. 倉 書 店,. 疫 反 応.最. 新 医 学,. 病 の 病 理( 1969.頁131. 腺 及 び 虫 垂 ・円 小 嚢 と免 25:. 195‑205,. 1970.. 9) Scothorne, R. J., and McGregor, I. A.:. Cellular. changes in lymphnodes and spleen following skin homograft in the rabbit. J. Anat., 89: 283-. 10) Oort, J. and Turk, J. L.: A histological and aut oradiographic study of lymph nodes during the development of contact sensitvity. 1950.. 5) Cooper, M. D., Peterson, R. D. A., R. A.:. 倉 書 店,. 292, 1955.. 1946.. bodies by lymphocytes.. 205:. の 構 造 と 反 応.. 橋 ・相 沢・ 花 岡 編),朝. Organe.. mikr.. Nature,. 1969.頁115‑130.. Blut und die blutbildenden und blut-zerstorenden Arch.. 立 がんセン. タ ー研 究 所 生 物 学 部 の 天野 実 博 士 の御 援 助 を 得 た.. die Regeneration. der Gewebe. Arch. mikr. Anat.,. 作 製 とRNase. よ る 消 化 試 験 には,国. and good,. Delineation of the thymic and bursal. pig. Brit, J. Exp. Path, 11) 尾 曾 越 文 亮:リ. 46:. in the guinea 147-154,. ン パ 球 の 動 熊,と. 1965.. くに 抗 原 刺 激.

(7) リンパ 性 組 織 に 出現 す る細 胞 質 小 体(Cytoplasmic. に 対 す る 増 殖 反 応.岡 冊): 12). 1‑16,. 21:. 77(10‑12号. ン パ 球 の 動 態‑リ. 1199‑1210,. ン パ 節.最. 写 真2.. ニ ワ ト リ 全 血(2ml)を methyl. 写 真1に. 示 し た 標 本 の 他 の 部 位.小. 写 真1と2に. Kinetics of lymphocytic and immune. cellular proliferation. in lymph node. Acta Path.. Jap., 17: 267-274,. 1967.. 版. の. 説. 明. 後 脚 の 足 蹠 皮 下 に 注 射 後3日. 液 固 定,. green‑pyronin染. パ 球 の 細 胞 質 が く び れ て,細 写 真3.. 新. 107. 1966.. 図 写 真1.. 13) Osogoe, B.:. 補. 1965.. 尾 曾 越 文 亮:リ 医 学,. 山 医 誌,. bodies)に 関 す る 研 究. 色.. 2個. 目 の 同 側 の 膝 窩 リ ン パ 節 の 捺 印 標 本,. Carnoy. の 比 較 的 大 型 の 細 胞 質 小 体 を 示 す.×1000.. 型 の 細 胞 質 小 体 を あ ら わ す.写. 真 の 中 央 や や 右 寄 り に 中型 リ ン. 胞 質 芽 出 を 示 唆 す る 像 が み ら れ る.×1000.. 示 し た 標 本 の さ ら に 他 の 部 位.大. 型 の ビ ロ ニ ン 好 性 リ ン パ 球 の 細 胞 質 が く び れ て,細. 胞 質 小 体 と し て 放 出 さ れ る 過 程 と 解 さ れ る 像 を 示 す.×1000. 写 真4.. ニ ワ ト リ脾 の 捺 印 標 本,ビ methyl. 写 真5.. green‑pyronin染. ロ ニ ン 好 性 大 型 細 胞 の 細 胞 質 芽 出(cytoplasmic. ウ サ ギ の 腸 間 膜 リ ン パ 節 の 捺 印 標 本 のradioautograph. 目, Kodak. NTB‑2,露. budding)を. 示 す,. 色.×1000.. 出7日,. methyl. 3H‑uridine. green‑pyronin後. 染 色.ビ. (0.5mCi/kg)を. 静 注 後12時. 間. ロニ ン好性 大 型 細 胞 の細 胞 質 突 出. 部 位 に も 銀 粒 子 が 認 め ら れ る.×1000. 写 真6.. 写 真5と. 同 じ 標 本 の 他 の 部 位.か. A. Study. of the. な り 大 き な 細 胞 質 小 体 に 多 数 の 銀 粒 子 が 認 め ら れ る.×1000.. Cytoplasmic Lymphoid. Bodies. Occurring. in. Tissues By. Morito. OHMURA. First Department of Anatomy, Okayama University Medical School (Director: Prof. B. Osogoe). The occurrence of cytoplasmic bodies in lymphoid tissues of mammals was first described by Downey and Weidenreich (1912). Concerning the significance of occurrence of these bodies, however, little is know at present. In the present study, the mode of occurrence of these bodies in imprints and sections of lymphoid tissues of rabbits, mice and young chickens was investigated, in relation to the functional differentiation of lymphoid tissues into the central and the peripheral ones. The chief findings are as follows: 1. In the peripheral lymphoid tissues, such as lymph nodes and spleen (splenic white pulp), cytoplasmic bodies of varying size are found in large numbers, whereas they are scanty in the central lymphoid tissues such as the thymus, although in the appendix and sacculus rotundus of rabbits, as well as in the bursa of Fabricius of young chickens, they are not so few as in the thymus. 2. Cytoplasmic bodies stained red by methyl green-pyronin, after fixing in Carnoy's fluid. They are chiefly composed of pyroninophilic granules or threads. They vary greatly in size, from the size of blood platelets to that of small lymphocytes. After digestion of the samples with RNase, the pyroninophilia of these bodies disappeared completely. Feulgen re action is negative in these bodies. 3. In the lymph nodes and spleen, which had previously been stimulated by antigen, cytoplamic bodies occurred in much greater numbers than in the unstimulated control tissues..

(8) 108. 大. 村. 守. 人. 4. The phenomenon of cytoplasmic budding of lymphocytes, which had first been described by Downey and Weidenreich (1912), was often observed in the areas, in which numerous cytoplasmic bodies were found. 5. Cytoplasmic bodies are able to incorporate 3H-uridine in the same mammer as the cytoplasm of lymphocytes..

(9) リ ン パ 性 組 織 に 出 現 す る 細 胞 質 小 体(Cytoplasmic. 大. 村. 論. 文. 附. bodies)に. 図. 関 す る研 究. 109.

(10) 110. 大. 大. 村. 村. 論. 守. 文. 人. 附. 図.

(11)

参照

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Abstract:The surgical procedure for early breast cancer patients with negative axillary lymph 

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