ホームロボット用の可動範囲を拡張できるロボットアーム 金沢大学
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(2) B65 となり,アームを回転させるための関係は, Z2 ϕ Z1 2 Z τ = τ1 − τ 2 3 Z2 ϕ1 = −. θ = ϕ1. のとき. 5.アームの性能確認実験 (3). 製作したアームの遊星歯車による伸縮・回転機構が十分に 機能しているかを調べた.各モータに測定レンジ±5A 分解能. (4). ±50mAの電流センサを取り付けて電流を測定し各モータに 生じるトルクを算出した.. となる.. アームに回転トルクをかけた時の各モータに与える影響を 調べた.その結果を図 6 に示す.▲印は各モータの測定トル. 4.3 自由度回転・伸縮アームの試作 3 関節の回転・伸縮アームの製作を行った.回転関節として は 3 自由度の RPP 型である.ここで,完成予定のモデル図を 図 3 に示す.試作したアームに長さ 200mm の 3 自由度の手先,. ク τ 1 , τ 2 を(4)式により τ に換算した値を示す.換算値が理論. 値とほぼ一致していることが分かった.これにより遊星歯車 機構がうまく機能していることが示された.. さらに水平移動を行うための台者 200mm を組み合わせるこ 換算値 モータ①の測定トルク モータ②の測定トルク 理論値. とにより天井から床までの広い範囲に対応するアームになる. 製作したアームの写真を図 4, 第 1 関節のみ写真を図 5 に示す. 歯車の歯数は Z1 =40, Z 2 =15, Z 3 =80, Z 4 =20,ねじのリード l =9mm とした. またモータは 20W,減速比 1:84.1,起動. 15 10. トルク [N・m]. 5. トルク 243mN・m, 定格回転数 9550rpm の DC モータを用いた. アームは,関節は全体で,最大 2021mm,最小で 1015mm,約 2 倍の伸縮可能である.アームの最大伸縮速度は 4.5mm/s,最. 0 -15. -10. -5. 0. 5. 10. 15. -5. 大回転速度は,60°/s である. -10. アームが,伸びている状態では大きながたが生じやすい. がたを減らす方法として,ガイド棒の下端に一つのストッパ. -15 関節の回転トルク [N・m]. を取り付け,アームが伸びきったときにそのストッパがアー ムを構成する板の溝にはまりロックさせるようにする工夫を 行っている.. 図6. 関節の回転トルクとモータのトルクの関係. アームに伸縮方向の荷重をかけた時の各モータへの影響を 調べた.その結果を図 7 に示す.実験より得た各モータのト Fl. ルクを式(2)に代入し,換算値 2π を求めた.減速比が大きいた め,伸縮方向の荷重によるモータへの影響は,関節の回転ト ルクに比べてほとんど無いことがわかった.. 換算値 理論値. 0.3. モータ①の測定トルク モータ②の測定トルク. トルク [N・m]. 0.25 0.2 0.15 0.1 0.05. 図3. 0. 完成予定のモデル図. 図4. 3 関節の回転・伸縮アーム. 0. 20. 60. 80. 100. 120. 伸縮方向の荷重 [N]. ガイド棒. 図7. ストッパ. 40. 伸縮方向の荷重とモータのトルクの関係. 6.結論. ナット. 2 個のモータと遊星歯車機構により伸縮・回転を行える関節 で,可動範囲を拡張できるホームロボット用のアームを提案 し,試作した 3 関節アームにより動作を確認した. ネジ送り機構. 今後の課題としては,手先部分 3 自由度(通常の回転関節) を付加して,6 自由度アームにすること,ガススプリングなど を用いたアーム自重による 負荷の軽減,伸縮率をさらに上げ る設計などが挙げられる.. 遊星歯車機構. 参考文献 高野他: RECS コンセプトに基づく屋内移動ロボットシス モータ. 図5. テムの開発 ,精密工学会誌,Vol.62,No.6, pp.815-819,(1996). 第 1 関節. 2005 年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集 −150−.
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