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2主鈑桁橋梁の床版−上フランジ間の荷重伝達機構に関する研究

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Academic year: 2022

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(1)土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). Ⅰ-A284. 2主鈑桁橋梁の床版−上フランジ間の荷重伝達機構に関する研究 神戸製鋼所. 正員. ○山田岳史、中川知和. 神戸製鋼所. 正員. 沼田. 日本道路公団. 正員. 水口和之. コベルコシステム. 中 間支 点. 524 5. 5 245. 455. P Cコン クリ ート床 版厚 310m m. アスフ ァル ト舗 装厚 75mm. 1 000. 近年、建設コストの縮減、維持管理の省力化のために、. 洋二. 小川義孝. 中間 横桁 455. 1.まえがき. 克、塙. 少数主桁橋梁の採用が積極的に行われるようになってきて 29 50. いる。これらの少数主桁橋梁は、一般に床版支間が6m程 度と大きいことから、床版−主桁結合部で、従来に比べ大 きな曲げモーメントが発生することとなる。主桁と床版の 282 5. ずれ止めに頭付きスタッドを使用するのが一般的となって. 3000. いる現在の少数主桁橋梁では、床版−上フランジ間の剥離、. 3 000. 282 5. 図-1 2主鈑桁橋の一般断面. ハンチ部でのひび割れなどの問題も報告されており、床版 −主桁間の荷重伝達機構の解明が急務である。. 1 00 0. G 1 上フ ラ ン ジ. そこで、本報では、連続合成2主桁橋に対して活荷重載荷試験およ C5. び有限要素解析を行い、比較検討することで、床版−主桁上フランジ の荷重伝達機構について考察を行う。. G 2 上 フ ラ ンジ. 2.活荷重載荷試験の概要. 図-2 クレーンの載荷位置. 本試験の目的は、横桁および垂直補剛材とスタッドの位置をパラ. Stud直下 V‑stiff. メータに取り、床版−主桁上フランジの荷重伝達機構を明らかにす. G1. ることである。. G2 A1. 活荷重載荷試験の対象とした橋梁は、東海北陸自動車道・日計平. P1. P3. A2. Stud間 V‑stiff. 高架橋で、横締めPC床版を有する4径間連続合成2主桁橋で、ジ. 図-3 全橋における着目位置(C5). ャッキダウンにより橋軸方向プレストレス ひずみ 計測スタ ッド. を導入したものである。その一般断面図を. ひ ずみ計 測スタ ッド. 図-1 に示す。 載荷試験は、45ton ラフタークレーン(総 重量 37ton)を使用し、C5(⑤横桁)に. 垂直 補剛材コ バ面 垂 直補剛 材コバ 面. 着目して行った。本報では図-2 のケースに. 上フ ランジ 50. G2桁−⑤横桁 Stud間 V‑stiff. のスタッド、および垂直補剛材コバ面の応 力を計測した。垂直補剛材とスタッドの関. 150. 計測位置は、図 -4 に示すとおりC5近傍. 600 ス タッド. 26 5. 600 335. 8. 溶接ビ ード. ついて結果を示す。. G1桁−⑤横桁 Stud直下 V‑stiff. 垂 直補剛 材. 6 00. 600. 600 22. 上フラ ンジ. 係は、G1桁では、スタッド直下に垂直補 剛材があり、G2桁ではスタッド間に垂直 補剛材がある。. 垂直 補剛材. 垂 直補剛 材. 図-4 計測位置. キーワード:PC床版、2主桁橋梁、荷重伝達 連絡先:〒651-2271 神戸市西区高塚台 1-5-5(構造強度研究室)Tel:078-992-5641,Fax:078-993-2056.

(2) 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). Ⅰ-A284. P2. 3.有限要素解析の概要 本解析モデルは、全橋のほぼ1/2で A1〜P2 までをモデル化したもので、特. P1. にC4〜C7までを詳細なモデルとし、 床版は Solid 要素、主桁を Shell 要素、 スタッドを Beam 要素でモデル化した. A1. ものである。荷重伝達機構の解明のため、 詳細モデル部のC4〜C7間について. G1. 図-6 の3モデルを仮定した。(a)は完全. G2. 合成を仮定したモデル、(b)は床版と上. C4 C5. C6. C7. 図-5 有限要素解析モデル(A1〜P2). フランジ間の荷重伝達はスタッドのみ. 実 モ デ ル で は gap な し. としたモデル、(c)はウェブ上のみを完全 合成とし、その他の部分ではスタッドの 節点 共有. みで荷重(曲げ、せん断力)を伝達する としたモデルである。. 独立二重節点. (a)完全合成モデル. 4.載荷試験結果の検討. 独立二重節点 節点共有. (c)Web上合成モデル. (b)スタッドモデル. 図-6 床版−主桁間のモデルの概念図. 図-2 のトラック載荷試験. G2桁、5横桁. G1桁,5横桁. の結果として、図 -7 に垂直補 剛材コバ面の応力、図 -8 に着. 8mm. 8mm. 目位置のスタッド軸応力を示 す。両図より、①垂直補剛材 50mm. 50mm. 直上にあるスタッドには軸力. 試験結果 (a)完全合成 (b)スタッド (c)Web上合成. の作用が認められるが、それ 以外では垂直補剛材直上と比. 試験結果 (a)完全合成 (b)スタッド (c)Web上合成. 150mm. 150mm. べて、スタッドにはほとんど 軸力は伝達されない。②垂直. (MPa) ‑40. ‑35. ‑30. ‑25 ‑20. ‑15. ‑10. ‑5. 0. (MPa) ‑40. ‑35. ‑30. ‑25. ‑20. ‑15. ‑10. ‑5. 0. 補剛材への力の伝達は、その. 図-7(a) 垂直補剛材コバ面の応力. 図-7(b) 垂直補剛材コバ面の応力. 上でのスタッドの有無によっ. (G2桁−5横桁). (G1桁−5横桁). て異なる。③有限要素解析の 3モデルの比較より、 (c) の Web 上合成モデルが試験結. (MPa) 0. (MPa) 0. ‑20. ‑20. 果を定性的に捉えることがで きることが明らかになった。 この結果は、垂直補剛材の 上にスタッドがあるような特 殊な断面を除いては、ウェブ. ‑40. 試験結果 (a)完全合成 (b)スタッド (c)Web上合成. 試験結果 (a)完全合成 (b)スタッド (c)Web上合成. ‑40. ‑60. ‑60. 上では床版と上フランジは接 触し、その他では隙間を生じ、 荷重伝達のほとんどはウェブ 上で行われていることを示唆 するものと考えられる。. ‑80. 壁高欄側. ‑80 垂直補剛材 床版支間側 床版支間側. 図-8(a) G2スタッド軸力. 垂直補剛材. 壁高欄側. 図-8(b) G1桁のスタッド軸応力.

(3)

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