ドキュメント・リリース日: 2019 年 7 月 3 日 (第 3 版)
1. はじめに. . . 1 1.1. 注意事項. . . 1 1.1.1. お客様へのお願い . . . 1 1.1.2. 商標について. . . 1 1.2. 表記について. . . 2 1.3. マークについて . . . 3 2. 販売およびサポートの終了について . . . 4 2.1. サポートプラットフォーム. . . 4 2.2. リポジトリDB . . . 4 2.3. アダプタ. . . 6 3. DataSpider Servista のバージョンアップ. . . 9 3.1. バージョンアップの対象バージョン . . . 9 3.2. バージョンアップする際の注意事項 . . . 9 3.2.1. サーバとクライアントのバージョンについて. . . 9 3.2.2. バージョン間の互換について. . . 9 3.2.3. 言語の互換について. . . 10 3.2.4. Windows - Linux 間のバージョンアップについて . . . 10 3.2.5. バージョンごとの修正内容や仕様変更について . . . 11 3.2.6. アダプタのサポートプラットフォームについて . . . 11 3.2.7. サーバ移行機能で移行できる機能について . . . 11 3.2.8. 移行できない設定について . . . 12 3.2.9. サポート終了プラットフォーム・リポジトリDB・アダプタについて. . . 12 3.2.10. マイプロジェクトのプロジェクトダウンロード・アップロード機能について. . . 13 3.2.11. ライセンスファイルの再発行について . . . 13 3.2.12. UNIX/Linux のフォントファイルの設定. . . 14 3.3. バージョンアップの流れ. . . 15 3.4. リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (同一リポジトリ). . . 16 3.4.1. 旧バージョンの DataSpider Servista でトリガーを無効にする. . . 16
3.4.2. 旧バージョンの DataSpiderServer および DataSpider Studio の停止. . . 16
3.4.3. 旧バージョンの DataSpider Servista のバックアップ. . . 17
3.4.4. リポジトリDB のバックアップ. . . 17
3.4.5. 旧バージョンの DataSpider Servista のアンインストール. . . 17
3.4.6. 新バージョンの DataSpider Servista のインストール. . . 17
3.4.11. バージョンアップに伴う特別な設定. . . 20 3.4.12. 各種ツールのバージョンアップ. . . 20 3.4.13. バージョンアップ後の起動 . . . 21 3.5. リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (別リポジトリ) . . . 21 3.5.1. トリガーの停止ができる場合 (平行運用を行わないケース). . . 21 3.5.2. トリガーの停止ができない場合 (平行運用を行うケース) . . . 22 3.6. リポジトリDB 無し環境のバージョンアップ. . . 22
3.6.1. 旧バージョンの DataSpider Servista で DataSpiderServer 設定の エクスポートを行う. . . 22
3.6.2. 旧バージョンの DataSpiderServer および DataSpider Studio の停止. . . 23
3.6.3. 旧バージョンの DataSpider Servista のバックアップ. . . 23 3.6.4. 旧バージョンの DataSpider Servista のアンインストール. . . 23 3.6.5. 新バージョンの DataSpider Servista のインストール. . . 23 3.6.6. ライセンスファイルの適用 . . . 24 3.6.7. ライブラリのインストール . . . 24 3.6.8. 各種設定および各種データの移行. . . 24 3.6.9. その他設定の移行 . . . 25 3.6.10. バージョンアップに伴う特別な設定. . . 26 3.6.11. 各種ツールのバージョンアップ. . . 26 3.6.12. バージョンアップ後の起動 . . . 27
3.6.13. 新バージョンの DataSpider Servista で DataSpiderServer設定の インポートを行う. . . 27
3.7. バージョンアップと同時にリポジトリDB 無しからリポジトリDB 有りに変更する場合. . . 27 3.8. バージョンアップと同時にプラットフォームの移行を行う場合. . . 27 4. サポート終了プラットフォーム、リポジトリDB、アダプタのバージョンアップ方法. . . 29 4.1. プラットフォームの移行. . . 29 4.2. リポジトリDB の移行 . . . 29 4.3. アダプタの移行 . . . 29 5. バージョンアップに伴う特別な設定 . . . 32 5.1. アダプタの互換性プロパティ. . . 32 5.1.1. DataSpider Servista 3.0 の互換性プロパティ . . . 32 5.1.2. DataSpider Servista 2.3.0 の互換性プロパティ. . . 36 5.2. Mapper の互換性プロパティ. . . 42 5.2.1. DataSpider Servista 2.4.0 の互換性プロパティ. . . 42 5.2.2. DataSpider Servista 2.2.0 の互換性プロパティ. . . 45
5.3.1. 既存の Mapper の新アーキテクチャへの反映方法 . . . 48 5.4. カレンダーの設定. . . 48 5.4.1. 基準カレンダーの変更反映方法 . . . 48 5.4.2. 定期的な休日の設定の修正反映方法. . . 49 5.5. 日付/時間型のスクリプト変数を文字列に展開する際のフォーマット . . . 50 5.6. スクリプト全般 . . . 51 5.6.1. UTF-8 のバックスラッシュを設定するとコンパイルエラーが発生する問題の修正反映方法 . . . 51 5.6.2. トランザクション処理、またはグループ処理に関する問題の修正反映方法. . . 52 5.6.3. サービス実行に関する問題の修正反映方法 . . . 52 5.7. Mapper . . . 53 5.7.1. ユーザ定義ロジックに関する問題の修正反映方法 (1) . . . 53 5.7.2. ユーザ定義ロジックに関する問題の修正反映方法 (2) . . . 54 5.7.3. 単純な繰り返しロジックに関する問題の修正反映方法. . . 54 5.7.4. Mapper ロジックに半角カンマを含む環境変数を設定した場合 に発生する問題の修正反映方法 . . . . 55 5.7.5. 「文字列ごとに置換」ロジックの [マッチング方法] に関する問題の対処方法. . . 55 5.8. データベースアダプタ全般 . . . 57
5.9. Accessアダプタ、SQL Server ODBCアダプタ、ODBCアダプタ. . . 57
5.10. Oracle 11gR2 アダプタ. . . 58 5.10.1. ライブラリ (JDBCドライバ) の変更. . . 58 5.11. Oracle OCI アダプタ. . . 59 5.11.1. [8iに接続] プロパティ項目にチェックありグローバルリソースの移行方法. . . 59 5.12. SQL Server 2014 / 2012 / 2008 R2 / 2008 アダプタ . . . 60 5.12.1. ライブラリ (JDBCドライバ) の変更. . . 60 5.13. SAP EICS. . . 61 5.14. SAPテーブルクエリアダプタ. . . 62 5.15. Tableau アダプタ. . . 62 5.15.1. Hyper ファイル出力の設定. . . 62 5.16. List Creator アダプタ . . . 63 5.16.1. ライブラリのパスの区切り文字の変更 . . . 63 5.17. FTP アダプタ. . . 64 5.17.1. グローバルリソースの [エンコード] の設定. . . 64 5.18. Web アダプタ . . . 64 5.18.1. 「localhost」および「127.0.0.1」に対するプロキシサーバ接続の設定 . . . 65 5.19. Webサービスアダプタ. . . 65
5.21. Amazon Redshift アダプタ. . . 68 5.21.1. ライブラリ (JDBCドライバ) の変更. . . 68 5.22. Azure SQL Database アダプタ. . . 69 5.22.1. ライブラリ (JDBCドライバ) の変更. . . 69 5.23. ScriptRunner. . . 70 5.23.1. scriptrunner.bat の配置. . . 70 5.24. ScriptRunnerProxy. . . 71 5.24.1. dssrconnection.jar の更新. . . 71 5.25. DataSpiderServer . . . 71 5.25.1. Windows x64 版の「lax.nl.java.option.additional」設定について. . . 72 5.26. スマートコンパイラ. . . 72 5.26.1. バージョンアップしたスクリプトへのPSPの適用 . . . 72 5.27. JDBC Proxy Server. . . 75 5.28. StraForm-Xコネクタ. . . 76 6. 補足事項. . . 77 6.1. スキーマ読み込みの仕様変更について. . . 77 6.1.1. 「2.1」ツールチップが表示されるドキュメントMapper / 変数Mapper について. . . 77 6.2. 外部アプリケーション起動処理の仕様変更について . . . 77 7. トラブルシューティング. . . 79 7.1. DataSpider Servista 2.1.1 以前からバージョンアップ後、検索系SQL実行処理で「ClassCastException」が発生する 79
7.2. DataSpider Servista 2.4.6 以前から DataSpider Servista 3.0
以降にバージョンアップ後、妥当性検証(XML Schema)処理でエラーが発生する
1. はじめに
本ドキュメントは、既存の DataSpider Servista を新しいバージョンにバージョンアップする手順を記載しています。 バージョンアップを行う場合には、必ず本ドキュメントに記載の手順に従うようにしてください。 バージョンアップではなく、新規にインストールする場合には、「DataSpider Servista インストールガイド」を参照 してください。1.1. 注意事項
1.1.1. お客様へのお願い
• 本ソフトウェアの著作権は株式会社セゾン情報システムズまたはそのライセンサーが所有しています。 • 本ソフトウェアおよび本ドキュメントを無断で複製、転載することを禁止します。 • 本ドキュメントは万全を期して作成されていますが、万一不明な点や誤り、記載もれなど、お気づきの点がござい ましたら弊社までご連絡ください。 • 本ソフトウェアは使用者の責任でご使用ください。ご使用の結果、万一トラブルおよび訴訟などが発生しまして も、あらゆる直接、または間接の損害および損失につきまして、弊社は一切責任を負わないものとします。あらか じめご了承ください。 • 本ソフトウェアの仕様や本ドキュメントに記載されている内容は、改善のため予告なしに変更されることがありま す。 • 本ソフトウェアの使用には、ソフトウェアライセンス契約が必要で、株式会社セゾン情報システムズまたはそのラ イセンサーの重要な業務機密と独自の情報が含まれており、日本国政府の著作権法で保護されています。株式会社 セゾン情報システムズまたはそのライセンサーのソフトウェアと本ドキュメントの無断使用は、損害賠償、刑事訴 訟の対象となります。1.1.2. 商標について
• DataSpider、DataSpider ロゴ、DataSpider Servista、その他の関連製品名、サービス名などは、株式会社セゾ ン情報システムズの登録商標または商標です。
• その他記載されている会社名・商品名・サービス名などは、各社の商標および登録商標です。 • 個々のページに表示・記載されたこれら商標などの複製・転用を禁止致します。
1.2. 表記について
本ドキュメント内の表記は、次の規則に沿って行われています。
• DataSpider Servista の画面に表示されるメニュー名・タブ名・プロパティ項目名および値・ボタン名は [] で囲 んで太字で表します。 また、それ以外の機能名や画面のタイトル、名称のないものは「」で囲んで前者と区別し ています。
• 「$DATASPIDER_HOME」は DataSpider Servista をインストールしたディレクトリを表します。
デフォルトでは、Windows 版の場合は「C:\Program Files\DataSpiderServista」、UNIX/Linux 版の場合は 「<ユーザのホームディレクトリ>/DataSpiderServista」となります。 • x86 版とは、32bit OS を表します。 x64 版とは、64bit(Intel 64/AMD64) OS を表します。 • <と> で囲まれた名称は、可変であることを表します。 例:$DATASPIDER_HOME/server/logs/<日付ディレクトリ> • 本ドキュメント内に表記されているウェブサイトの URL は 2018年9月現在のものです。ウェブサイトの都合な どにより、予告なしに URL が変更になる場合があります。
• 「Studio」とは「DataSpider Studio」を、「Studio for Web」とは「DataSpider Studio for Web」を指しま す。
• DataSpiderServer についての記述は Windows 版・UNIX/Linux 版共通になっています。
オペレーティングシステムに依存する内容 (パス区切り文字など) は適宜読み替えてご使用ください。 • 「DSS-」で始まる番号は、各問題の管理用の一意な ID となります。
1.3. マークについて
本ドキュメント内で使用しているマークについての説明は以下の通りです。 マーク 説明 操作や設定に関するヒントであることを表します。 操作や設定に関する注意事項や制限事項であることを表します。 詳細な説明が別の項目に記載されていることを表します。2. 販売およびサポートの終了について
2019年1月8日現在、以下のサポートプラットフォーム、リポジトリDB、アダプタは販売、およびサポートを終了して います。 最新の情報については、 https://www.hulft.com/support/dss-lifecycle を参照してください。 これらを使用している場合のバージョンアップについては「サポート終了プラットフォーム、リポジトリDB、アダ プタのバージョンアップ方法」を参照してください。2.1. サポートプラットフォーム
OS サポート終了日Red Hat Enterprise Linux 2.1 2009/12/29 Solaris 8 2009/12/29 Windows 2000 2010/7/31 Red Hat Enterprise Linux 3 2012/1/31 AIX 5L V5.3 2013/10/31 Windows XP 2014/5/31 Windows Server 2003 2015/7/31 Windows Server 2003 R2 2015/7/31 Windows 8 2016/8/31 Red Hat Enterprise Linux 4 2017/3/31 Windows Vista 2017/4/30 CentOS 5 2017/4/30
2.2. リポジトリDB
リポジトリDB バージョン サポート終了日 DB2 UDB V7.2 2010/7/31 UDB V8.2 2012/1/31 V9.1 2013/7/31 V9.5 2015/4/30 V9.7 2017/9/30 V10.1 2017/9/30 MySQLリポジトリDB バージョン サポート終了日 5.0 2012/1/31 5.1 2015/10/31 5.5 2018/12/31 Oracle 8.1.6 2010/7/31 8.1.7 2010/7/31 9.0.1 2010/7/31 9.2.0 2012/1/31 10g R1 2012/6/30 10g R2 2013/7/31 11g 2015/10/31 PostgreSQL 8.0 2010/7/31 8.1 2012/1/31 8.2 2013/7/31 8.3 2013/5/31 8.4 2014/7/31 9.0 2015/9/30 9.1 2016/10/31 9.2 2017/9/30 9.3 2018/9/30 SQL Server 2000 2013/5/31 2005 2016/4/30
Amazon RDS for MySQL
5.1 2016/8/31
Amazon RDS for PostgreSQL
2.3. アダプタ
アダプタ バージョン サポート終了日 Access 2000 2012/1/31 2002 2012/1/31 2003 2014/5/31 DB2 UDB V7.2 2009/12/29 UDB V8.2 2012/1/31 V9.1 2013/7/31 V9.5 2015/4/30 V9.7 2017/9/30 V10.1 2017/9/30 DB2 for i 5.1 2009/12/29 5.2 2010/7/31 5.3 2012/1/31 5.4 2013/10/31 6.1 2016/2/29 7.1 2018/4/30 MySQL 5.0 2012/1/31 5.1 2015/10/31 5.5 2018/12/31 Oracle 8.1.6 2010/7/31 8.1.7 2012/1/31 9.0.1 2012/1/31 9.2.0 2012/1/31 10g R1 2012/6/30 10g R2 2013/7/31 11g 2015/10/31 PostgreSQL 8.0 2012/1/31 8.1 2012/1/31 8.2 2013/7/31 8.3 2013/5/31アダプタ バージョン サポート終了日 8.4 2014/7/31 9.0 2015/9/30 9.1 2016/10/31 9.2 2017/9/30 9.3 2018/9/30 SQL Server 2000 2013/5/31 2005 2016/4/30
Amazon RDS for MySQL
5.1 2016/8/31
Amazon RDS for PostgreSQL
9.3 2018/9/30 Excel 97 2009/12/29 2000 2012/1/31 XP 2012/1/31 2003 2014/5/31 2007 2017/10/31 Calc 2015/12/31 Dr.Sum EA 2.2 a 2009/12/29 2.4 2012/1/31 2.5 2013/10/31 IBM Domino 5.0 2010/7/31 6.0 2012/1/31 6.5 2012/1/31 7.0 2012/1/31 8.0 2015/5/31 8.5 2018/9/30 IBM Notes 4.6 2012/1/31 5.0 2012/1/31 6.0 2012/1/31 6.5 2012/1/31 7.0 2012/1/31
アダプタ バージョン サポート終了日 8.0 2015/5/31 8.5 2018/9/30 SAP 3.1H~4.7 2016/12/31 SAP BC 4.6 2016/10/31 SAPテーブルクエリ R/3 4.6C、4.7 2016/12/31 Universal Connect/X 5.3 2015/7/31 Active Directory 2000 2012/1/31 2003 2015/7/31 BIGLOBEクラウドホスティング 2016/3/31
Azure Service Bus トリガー
2017/5/31 StraForm-X Ver 1.5 2017/5/31 Shunsaku 2018/12/31 Xuras inicio 2018/12/31 メインフレーム 2018/12/31
3. DataSpider Servista のバージョンアップ
本項では、既存の DataSpider Servista を新しいバージョンである DataSpider Servista 4.2 へバージョンアップす る手順を説明します。
これ以降、現在使用している DataSpider Servista を「旧バージョン」、DataSpider Servista 4.2 を「新バージ ョン」と表します。
3.1. バージョンアップの対象バージョン
新バージョンへバージョンアップを行う場合、対象となるバージョンは以下の通りです。 • DataSpider Servista 2.1.0 ~ 3.2 SP4 (日本語版) DataSpider Servista 2.0.2.3 以前を使用している場合は、弊社サポートセンターまで問い合わせてくださ い。 • DataSpider Servista 3.0 SP2 (英語版) • DataSpider Servista 4.0 以降 DataSpider Servista 4.0 以降では、インストール後に日本語と英語が選択できます。3.2. バージョンアップする際の注意事項
3.2.1. サーバとクライアントのバージョンについて
前提として、DataSpider Servista のサーバとクライアントは同一のバージョンである必要があります。 そのため、サーバとクライアントは同時にバージョンアップしてください。DataSpider Studio を異なるバージョンの DataSpiderServer に接続した場合、モジュールの不整合が発生し、再 インストールが必要になるため、注意してください。
3.2.2. バージョン間の互換について
DataSpider Servista では、上位バージョンへのバージョンアップのみをサポートしています。下位バージョンへの バージョンダウンはサポートしておりません。
はできません。
3.2.3. 言語の互換について
旧バージョンの言語と新バージョンのサーバ言語との組み合わせにより、サポート有無が異なります。旧バージョンの 言語に合わせて、新バージョンのサーバの言語を設定してください。 新バージョンのサーバ言語 日本語 英語 旧バージョンの言語 日本語 ○ ✕ 英語 ✕ ○ 上記表において「○」はサポート対象、「×」はサポート対象外になります。 サーバの言語が上記条件を満たしている場合、クライアントの言語は日本語/英語の双方がサポート対象となりま す。3.2.4. Windows - Linux 間のバージョンアップについて
Windows - Linux 間でバージョンアップする際には、通常のバージョンアップとは異なる確認が必要になります。以下 に、主に注意すべき項目をまとめました。バージョンアップ前に確認してください。 項目 説明 バッチファイル/ シェルファイル 環境に応じて、バッチファイル/シェルファイルの再作成が必要です。 DataSpiderServer 起動方法 Windows はサービス登録ができますが、Linux ではできません。 マウント設定 Windows と Linux ではパスやネットワークドライブの参照方法が異なるため、再設定が必要です。 アプリケーション ログ出力先設定NT イベントログは Windows でのみ使用できます。Linux では Syslog に変更してください。 外部アプリケーション 起動処理の起動コマンド 環境に依存する実行形式のファイルを指定している場合、移行先の環境に合わせたファイル を設定します。 アダプタのサポート プラットフォーム アダプタによって、サポートするプラットフォームが異なる場合があります。使用している アダプタが移行先のプラットフォームをサポートしているかを確認してください。 ファイルアダプタ の改行コード Windows と Linux では改行コードが異なります。そのため、「AUTO」を指定していた場合、結果も異なります 。また、「CRLF」や「CR」などの改行コードを指定した場合、必要に応じて修正が必要で す。 DataSpiderServer 設定の インポート 設定名にマルチバイト文字が含まれている場合、インポート後に文字化けが発生します。移 行先でエクスポートファイルを展開後、ZIP 圧縮のうえ、インポートしてください。
3.2.5. バージョンごとの修正内容や仕様変更について
バージョンごとの修正内容や仕様変更については、バージョンごとのリリースノートに記載されています。バージョン アップの際には必ずご一読ください。3.2.6. アダプタのサポートプラットフォームについて
アダプタによって、サポートするプラットフォームが異なる場合があります。バージョンアップ時に DataSpider Servista のプラットフォームの変更を行う場合には、使用しているアダプタが移行先のプラットフォームをサポートし ているかを、DataSpider Servista ヘルプの対象アダプタの「稼働環境」ページで確認してください。3.2.7. サーバ移行機能で移行できる機能について
サーバ移行機能で移行できる機能は以下の通りです。 設定名 備考 ユーザアカウント/ グループ ユーザアカウント/ ユーザ サービス グローバル リソース 新バージョンでサポート終了になったアダプタのグローバルリソースはエクスポート対象から外し てください。 環境変数 トリガー トリガーの状態を「無効」にしてエクスポートすることを推奨します。 休日設定カレンダー プロジェクトファイル サーバに保存されたプロジェクトが対象となります。 アプリケーションログ出力 設定 マウント設定 インポートする際に以下の点を確認してください。 • マウント元・マウント先がインポート先に存在する • マウント元が参照可能になっている グローバルスキーマ DataSpider Servista 4.0 からの新機能です。 グローバルユーザ定義ロジ ック DataSpider Servista 4.1 からの新機能です。サーバ移行は、本ドキュメントの手順でのバージョンアップ用途以外の場合、バージョン・サービスパック・単体 パッチ適用のすべてが同一の DataSpiderServer 間でのみ使用することができます。
サーバ移行機能の詳細については、DataSpider Servista ヘルプの「DataSpiderServerの設定」ページを参照し てください。
3.2.8. 移行できない設定について
以下の設定は、バージョンアップ時に自動で移行されません。新バージョンの DataSpider Servista で新しく設定して ください。 設定名 設定場所 備考 ローカル保存された プロジェクト バージョンアップ前に必ずサーバにコミットするようにし てください。 検索条件 マイログ リポジトリDB ありの場合は移行できます。 DataSpiderログ設定 (圧縮設定・削除設定) コントロールパネル ScriptRunner for Amazon SQS 設定 コントロールパネル HTTPSの設定 コントロールパネル チーム開発機能の設定 コントロールパネル 最大同時実行数 コントロールパネル FTPサーバの設定 コントロールパネル cacerts ファイル .keystore ファイル lax ファイル内の設定項目 lax ファイル アダプタやトリガーのプロパティフ ァイルの設定項目 アダプタやトリガーのプロパ ティファイル DataSpider Studio の 接続先一覧 Studioのログイン画面 DataSpider Studio の 背景色 Studioデスクトップ デザイナのレイアウト デザイナ バージョンアップに伴う特別な設定 詳細については、「バージョンアップに伴う特別な設定」 項を参照してください。3.2.9. サポート終了プラットフォーム・リポジトリDB・アダプタについて
サポートを終了しているサポートプラットフォーム、リポジトリDB、アダプタをご使用の場合には、DataSpider Servista 4.2 でそのままご使用にはなれません。サポート対象となるサポートプラットフォーム、リポジトリDB、アダプタに移行する必要があります。 詳細については、「サポート終了プラットフォーム、リポジトリDB、アダプタのバージョンアップ方法」を参照し てください。
3.2.10. マイプロジェクトのプロジェクトダウンロード・アップロード機能
について
マイプロジェクトのプロジェクトダウンロード・アップロード機能は、現在使用している本体バージョンよりも一つ前 の本体バージョン (マイナーバージョンを含む) でダウンロードしたプロジェクトのアップロードのみをサポートしま す。たとえば、DataSpider Servista 4.2 では、DataSpider Servista 4.1 でダウンロードしたプロジェクトのみをアップ ロードできます。 二つ以上離れたバージョン間のバージョンアップ時には、マイプロジェクトのダウンロード・アップロード機能は使用 できませんので、注意してください。
3.2.11. ライセンスファイルの再発行について
以下のいずれかに当てはまる場合は、バージョンアップする際にライセンスファイルの再発行が必要となります。 • Select で Amazon S3 アダプタを使用していて、4.2 SP2 以降でライセンスの新規発行または再発行をしていな い場合 • Select で Excel アダプタを使用していて、4.2 以降でライセンスの新規発行または再発行をしていない場合 • Azure SQL Database アダプタを使用していて、4.1 SP4 以降でライセンスの新規発行または再発行をしていな い場合• Amazon Web Services アダプタを使用していて、4.1 SP1 以降でライセンスの新規発行または再発行をしてい ない場合 • Universal Connect/X アダプタを使用していて、3.2 SP1 以降でライセンスの新規発行または再発行をしていな い場合 • 2010年8月31日以前に発行されている開発用サーバライセンスを使用している場合 初回出荷時点のバージョンが 2.4.4 以前の場合に該当します。 ライセンス再発行の詳細については、DataSpider Servista の販売元に問い合わせてください。
3.2.12. UNIX/Linux のフォントファイルの設定
UNIX/Linux 版で、使用言語のフォントファイルが OS に入っていない場合は、使用言語のフォントファイルを $DATASPIDER_HOME/jre/lib/fonts/fallback ディレクトリへ配置してください。
3.3. バージョンアップの流れ
DataSpider Servista をバージョンアップするときは、新バージョンの DataSpider Servista を新規にセットアップし て、旧バージョンの DataSpider Servista から設定を移行します。
バージョンアップの主な流れは以下の通りです。
1. 旧バージョンの DataSpiderServer および DataSpider Studio を停止する 2. 旧バージョンの DataSpider Servista をバックアップする 3. 旧バージョンの DataSpider Servista をアンインストールする 4. 新バージョンの DataSpider Servista をインストールする 5. 新バージョンの DataSpider Servista にライセンスファイルを適用する 6. 新バージョンの DataSpider Servista にライブラリをインストールする 7. 新バージョンの DataSpider Servista に各種設定および各種データを移行する 8. 新バージョンの DataSpider Servista にその他設定ファイルを移行する (省略可) 9. 新バージョンの DataSpider Servista にバージョンアップに伴う特別な設定を実施する (省 略可) 10. 各種ツールをバージョンアップする (省略可)
11. 新バージョンの DataSpiderServer および DataSpider Studio を起動する
バージョンアップ前に作成したプロジェクトやスクリプト、ユーザアカウントなどの各種設定情報は、バージョンアッ プ後もそのまま使用することができます。
バージョンアップの詳細手順は、リポジトリDB 有り / 無しによって変わります。次の図にしたがって、使用している
A.「バージョンアップと同時にプラットフォームの移行を行う場合」を参照。 B.「リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (別リポジトリ)」を参照 C.「リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (同一リポジトリ)」を参照 D.「バージョンアップと同時にリポジトリDB 無しからリポジトリDB 有りに変更する場合」を参照 E.「リポジトリDB 無し環境のバージョンアップ」を参照
3.4. リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (同一リポジトリ)
リポジトリDB 有りで、旧バージョンと新バージョンの DataSpider Servista で同じリポジトリDB を使用する場合の バージョンアップは、以下の手順で行ってください。3.4.1. 旧バージョンの DataSpider Servista でトリガーを無効にする
旧バージョンの DataSpider Servista で、トリガーを無効にします。マイトリガーでトリガーをすべて選択し、右クリ ックメニューの [トリガーを無効にする] から一括で無効にできます。3.4.2. 旧バージョンの DataSpiderServer および DataSpider Studio
の停止
DataSpiderServer および DataSpider Studio の停止方法については、旧バージョンに同梱されている 「DataSpider Servista インストールガイド」を参照してください。
3.4.3. 旧バージョンの DataSpider Servista のバックアップ
旧バージョンの DataSpider Servista のバックアップを行います。OS のコピー機能を使用して、退避ディレクトリに 移動します。 1. 任意の場所に退避ディレクトリを作成します。 2. 旧バージョンの DataSpider Servista をインストールディレクトリごとコピーします。 3. 退避ディレクトリに貼り付けます。
3.4.4. リポジトリDB のバックアップ
リポジトリDB のバックアップを行います。 バックアップ方法は各データベースにより異なります。各データベースが推奨するバックアップ手順にしたがって 実施してください。3.4.5. 旧バージョンの DataSpider Servista のアンインストール
旧バージョンの DataSpider Servista のアンインストールを行います。アンインストールは、旧バージョンの DataSpider Servista に付随のアンインストーラを使用します。 アンインストールの詳細については、旧バージョンに同梱されている「DataSpider Servista インストールガイ ド」を参照してください。3.4.6. 新バージョンの DataSpider Servista のインストール
新バージョンインストールの際、インストールディレクトリはファイルなどが存在しないディレクトリを指定して ください。 新バージョンの DataSpider Servista のインストールを行います。インストール時に、以下の項目は旧バージョンの DataSpider Servista と同じ設定にしてください。• インストール対象の選択 • クライアント環境の選択 • 管理者パスワード
• リポジトリDB の有無および設定
リポジトリDB に MySQL、MySQL on Amazon RDS または Oracle Database Cloud Service を使用する場 合は、新バージョンに同梱されている「DataSpider Servista インストールガイド」の以下の項を参照して設定し てください。 ◦ リポジトリDB に MySQL を使用する場合 ▪ 「MySQL を使用する場合」の「仕様制限/注意事項」項 ◦ リポジトリDB に MySQL on Amazon RDS を使用する場合 ▪ 「MySQL on Amazon RDS を使用する場合」の「仕様制限/注意事項」項 ◦ リポジトリDB に Oracle Database Cloud Service を使用する場合
▪ 「Oracle Database Cloud Service を使用する場合」の「仕様制限/注意事項」項 • Windows サービス登録および Windows サービス名 • DataSpiderServer 情報の設定(ホスト名 /IPアドレス、ポート番号) • インストール先の設定
3.4.7. ライセンスファイルの適用
新バージョンの DataSpider Servista にライセンスファイルを適用します。 $DATASPIDER_HOME/server/lic 下にライセンスファイル (license.lic) を配置してください。 インストール時に「ライセンスファイルの選択」でライセンスファイルを設定している場合には必要ありません。 ライセンスファイルの再発行が必要になる場合があります。詳細については、「ライセンスファイルの再発行につ いて」を参照してください。3.4.8. ライブラリのインストール
新バージョンの DataSpider Servista に各種アダプタで使用するライブラリをインストールします。詳細については、新バージョンに同梱されている「DataSpider Servista インストールガイド」を参照してください。
3.4.9. 各種設定および各種データの移行
旧バージョンの DataSpider Servista の設定を、新バージョンの DataSpider Servista に移行します。
退避ディレクトリにある旧バージョンの DataSpider Servista から、以下のファイルの設定を新バージョンの DataSpider Servista の同階層ディレクトリ下にある同名ファイルに設定してください。 移行対象となるファイルは「システム設定ファイル」と「ユーザデータファイル」の 2 種類が存在します。 これらのファイルの設定がデフォルトのままである場合は、本項の設定は必要ありません。 1). システム設定ファイル DataSpider Servista のシステム側で用意しているファイルです。これらファイルの設定をデフォルトから変更してい る場合は、その設定項目を新バージョンの DataSpider Servista の同名ファイルに追加してください。 /conf 下のシステム設定ファイルの上書きコピーは行わないでください。 ディレクトリパス ファイル名 説明 $DATASPIDER_HOME/server/conf dslog.properties DataSpiderServer のログファイルの設定が保存されています。 system.properties DataSpiderServer のシステム関連の設定が保存されています。 $DATASPIDER_HOME/client/conf dslog.properties DataSpiderClient のログファイルの設定が保存されています。 system.properties DataSpiderClient のシステム関連の設定が保存されています。 2). ユーザデータファイル ユーザが任意で配置したファイルです。必要に応じて、移行してください。
3.4.10. その他設定の移行
必要に応じて、以下の設定を行ってください。• cacerts ファイル
旧バージョンの DataSpider Servista の cacerts ファイルに証明書のインポートを行っている場合は、旧バージ ョンと同じ証明書を新バージョンの DataSpider Servista の cacerts ファイルにインポートしてください。
cacerts ファイルの上書きコピーは行わないでください。
• .keystore ファイル
旧バージョンの DataSpider Servista の .keystore ファイルに証明書のインポートを行っている場合は、旧バー ジョンの .keystore ファイルを新バージョンの DataSpider Servista に上書きコピーしてください。
• lax ファイル内の設定項目 各種ツールの起動設定ファイル (*.lax) で、メモリ割当値 (ヒープサイズ) や標準出力の変更を行っていた場合 は、その変更値を新バージョンの DataSpider Servista の同名ファイルに反映してください。 バージョンによって設定方法が異なる場合があります。設定値の反映方法については、新バージョンの DataSpider Servista ヘルプの「プロパティリファレンス」ページを参照してください。 lax ファイルの上書きコピーは行わないでください。 • アダプタやトリガーのプロパティファイルの設定項目 DataSpider Servista ヘルプに記載されているプロパティファイルの設定を行っている場合は、その設定値を新 バージョンの DataSpider Servista の同名ファイルに反映してください。 設定値の反映方法については、新バージョンの DataSpider Servista ヘルプを参照してください。 • 「移行できない設定について」に記載の各種設定
3.4.11. バージョンアップに伴う特別な設定
コンポーネントやリポジトリDB の接続先によっては、バージョンアップ時に特別な設定が必要となる場合がありま す。詳細については、本ドキュメントの「バージョンアップに伴う特別な設定」項を参照してください。3.4.12. 各種ツールのバージョンアップ
ルディレクトリにインストールするツールのバージョンアップ (再インストール) を行います。
再インストールは、必ず新バージョンの DataSpider Servista に同梱されている新しいインストーラで行ってくださ い。
また、JDBC Proxy Server など DataSpider Servista とはインストールディレクトリが異なるツールも、DataSpider Servista のバージョンアップに合わせて新しいインストーラで再インストールしてください。
詳細については、本ドキュメントの「バージョンアップに伴う特別な設定」項を参照してください。
3.4.13. バージョンアップ後の起動
新バージョンの DataSpiderServer、DataSpider Studio または DataSpider Studio for Web を起動します。
DataSpiderServer、DataSpider Studio および DataSpider Studio for Web の起動処理については、新バージョ ンに同梱されている「DataSpider Servista インストールガイド」を参照してください。設定やデータが正しく移行さ れているかどうかを確認してください。また、サービスパックがリリースされている場合、そちらも併せて適用するこ とを推奨します。
3.5. リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (別リポジトリ)
リポジトリDB 有りで、旧バージョンと新バージョンの DataSpider Servista で別のリポジトリDB を使用する場合の バージョンアップは、以下の手順で行ってください。3.5.1. トリガーの停止ができる場合 (平行運用を行わないケース)
1. 旧バージョンの DataSpider Servista でトリガーを無効にします。 2. 旧バージョンの DataSpiderServer および各種クライアントアプリケーションを停止します。 3. 移行先リポジトリDB に DataSpider Servista のリポジトリDB 用ユーザを作成します。 ユーザ権限は移行元リポジトリDB と同等に設定します。 各データベースで必要な権限については「DataSpider Servista インストールガイド」を参照してくださ い。 4. DataSpider Servista が使用しているデータベースインスタンスのテーブルを、移行元リポジトリDB から移行先 リポジトリDB に移行します。 移行方法は各データベースにより異なります。各データベースが推奨する移行手順にしたがって実施してください。
移行先データベースにあらかじめテーブルを作成しておく必要がある場合は、移行先データベースを新バー ジョンの DataSpider Servista のリポジトリDB として設定し、DataSpiderServer の起動を行ってくださ い。リポジトリDB 用テーブルの作成は DataSpiderServer の起動時に行われます。 5. DataSpider Servista のバージョンアップを行います。 以降のバージョンアップ手順については、「リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (同一リポジトリ)」の「 旧バージョンの DataSpider Servista のバックアップ」項以下を参照してください。 「新バージョンの DataSpider Servista のインストール」項では、リポジトリDB の設定を移行先リポジトリDB にしてください。
3.5.2. トリガーの停止ができない場合 (平行運用を行うケース)
トリガーの停止ができない場合 (※) は、リポジトリDB 有り環境でサーバ移行機能を使用してバージョンアップしま す。基本的な手順は、「リポジトリDB無し環境のバージョンアップ」と同じです。(※) 旧バージョンの DataSpider Servista と新バージョンの DataSpider Servista を複数のライセンスで平行運用す る場合などが該当します。 「新バージョンの DataSpider Servista のインストール」項では、リポジトリDB の設定を移行先リポジトリDB にしてください。 サーバ移行機能でエクスポートする機能以外は、アクセス権限などのメタ情報が初期化されます。
3.6. リポジトリDB 無し環境のバージョンアップ
リポジトリDB 無し環境の場合のバージョンアップは、以下の手順で行ってください。3.6.1. 旧バージョンの DataSpider Servista で DataSpiderServer 設
定の エクスポートを行う
旧バージョンの DataSpider Servista で、サーバ移行機能を使用して DataSpiderServer設定のエクスポートを行いま す。
「エクスポートのオプション指定」画面で、[トリガーを次の状態としてエクスポート] と [無効] にチェックを入 れ、トリガーの状態を無効にしてエクスポートしてください。
サーバ移行を実行する前には、スクリプトが実行されていないこと、ほかのユーザが DataSpiderServer を使用し ていないことを確認してください。
エクスポートが完了するまで時間がかかる際は、エクスポート項目を絞って数回に分けてエクスポートすることで 回避できる場合があります。
3.6.2. 旧バージョンの DataSpiderServer および DataSpider Studio
の停止
旧バージョンの DataSpiderServer または DataSpider Studio が起動中の場合は停止してください。
DataSpiderServer および DataSpider Studio の停止方法については、旧バージョンに同梱されている 「DataSpider Servista インストールガイド」を参照してください。
3.6.3. 旧バージョンの DataSpider Servista のバックアップ
旧バージョンの DataSpider Servista のバックアップを行います。OS のコピー機能を使用して、退避ディレクトリに 移動します。 1. 任意の場所に退避ディレクトリを作成します。 2. 旧バージョンの DataSpider Servista をインストールディレクトリごとコピーします。 3. 退避ディレクトリに貼り付けます。
3.6.4. 旧バージョンの DataSpider Servista のアンインストール
旧バージョンの DataSpider Servista のアンインストールを行います。アンインストールは、旧バージョンの DataSpider Servista に付随のアンインストーラを使用します。 アンインストールの詳細については、旧バージョンに同梱されている「DataSpider Servista インストールガイ ド」を参照してください。3.6.5. 新バージョンの DataSpider Servista のインストール
新バージョンインストールの際、インストールディレクトリはファイルなどが存在しないディレクトリを指定して ください。 新バージョンの DataSpider Servista のインストールを行います。インストール時に、以下の項目は旧バージョンのDataSpider Servista と同じ設定にしてください。 • インストール対象の選択 • クライアント環境の選択 • 管理者パスワード • リポジトリDB の有無 • Windows サービス登録および、Windows サービス名 • DataSpiderServer 情報の設定 (ホスト名 /IPアドレス、ポート番号) • インストール先の設定
3.6.6. ライセンスファイルの適用
新バージョンの DataSpider Servista にライセンスファイルを適用します。 $DATASPIDER_HOME/server/lic 下にラ イセンスファイル (license.lic) を配置してください。 インストール時に「ライセンスファイルの選択」でライセンスファイルを設定している場合には必要ありません。 ライセンスファイルの再発行が必要になる場合があります。詳細については、「ライセンスファイルの再発行につ いて」を参照してください。
3.6.7. ライブラリのインストール
新バージョンの DataSpider Servista に各種アダプタで使用するライブラリをインストールします。 詳細については、新バージョンに同梱されている「DataSpider Servista インストールガイド」を参照してくださ い。3.6.8. 各種設定および各種データの移行
旧バージョンの DataSpider Servista の設定を、新バージョンの DataSpider Servista に移行します。
退避ディレクトリにある旧バージョンの DataSpider Servista から、以下のファイルの設定を新バージョンの DataSpider Servista の同階層ディレクトリ下にある同名ファイルに設定してください。
これらのファイルの設定がデフォルトのままである場合は、本項の設定は必要ありません。 1). システム設定ファイル (/conf) DataSpider Servista システム側で用意しているファイルです。これらファイルの設定をデフォルトから変更している 場合は、その設定項目を新バージョンの DataSpider Servista の同名ファイルに追加してください。 /conf 下のシステム設定ファイルの上書きコピーは行わないでください。 ディレクトリパス ファイル名 説明 $DATASPIDER_HOME/server/conf dslog.properties DataSpiderServer のログファイルの設定が保存されています。 system.properties DataSpiderServer のシステム関連の設定が保存されています。 $DATASPIDER_HOME/client/conf dslog.properties DataSpiderClient のログファイルの設定が保存されています。 system.properties DataSpiderClient のシステム関連の設定が保存されています。 2). ユーザデータファイル ユーザが任意で配置したファイルです。必要に応じて、移行してください。
3.6.9. その他設定の移行
必要に応じて、以下の設定を行ってください。 • cacerts ファイル旧バージョンの DataSpider Servista の cacerts ファイルに証明書のインポートを行っている場合は、旧バージ ョンと同じ証明書を新バージョンの DataSpider Servista の cacerts ファイルにインポートしてください。
cacerts ファイルの上書きコピーは行わないでください。
• .keystore ファイル
旧バージョンの DataSpider Servista の .keystore ファイルに証明書のインポートを行っている場合は、旧バー ジョンの .keystore ファイルを新バージョンの DataSpider Servista に上書きコピーしてください。
• lax ファイル内の設定項目 各種ツールの起動設定ファイル (*.lax) で、メモリ割当値 (ヒープサイズ) や標準出力の変更を行っていた場合 は、その変更値を新バージョンの DataSpider Servista の同名ファイルに反映してください。 バージョンによって設定方法が異なる場合があります。設定値の反映方法については、新バージョンの DataSpider Servista ヘルプの「プロパティリファレンス」ページを参照してください。 lax ファイルの上書きコピーは行わないでください。 • アダプタやトリガーのプロパティファイルの設定項目 DataSpider Servista ヘルプに記載されているプロパティファイルの設定を行っている場合は、その設定値を新 バージョンの DataSpider Servista の同名ファイルに反映してください。 設定値の反映方法については、新バージョンの DataSpider Servista ヘルプを参照してください。 • 「移行できない設定について」に記載の各種設定
3.6.10. バージョンアップに伴う特別な設定
コンポーネントやリポジトリDB の接続先によっては、バージョンアップ時に特別な設定が必要となる場合がありま す。詳細については、本ドキュメントの「バージョンアップに伴う特別な設定」項を参照してください。3.6.11. 各種ツールのバージョンアップ
SAP EICS や SAPテーブルクエリアダプタのコンフィギュレーションツールなど、DataSpider Servista のインストー ルディレクトリにインストールするツールのバージョンアップ (再インストール) を行います。
再インストールは、必ず新バージョンの DataSpider Servista に同梱されている新しいインストーラで行ってくださ い。
また、JDBC Proxy Server など DataSpider Servista とはインストールディレクトリが異なるツールも、DataSpider Servista のバージョンアップに合わせて新しいインストーラで再インストールしてください。
3.6.12. バージョンアップ後の起動
新バージョンの DataSpiderServer、DataSpider Studio または DataSpider Studio for Web を起動します。
DataSpiderServer、DataSpider Studio および DataSpider Studio for Web の起動処理については、新バージョ ンに同梱されている「DataSpider Servista インストールガイド」を参照してください。設定やデータが正しく移行さ れているかどうかを確認してください。また、サービスパックがリリースされている場合、そちらも併せて適用するこ とを推奨します。
3.6.13. 新バージョンの DataSpider Servista で DataSpiderServer設
定の インポートを行う
新バージョンの DataSpider Servista で、サーバ移行機能を使用して DataSpiderServer設定のインポートを行いま す。 インポート後は必ず DataSpiderServer の再起動を行ってください。 再起動後、設定やデータが正しく移行されているかどうかを確認してください。また、サービスパックがリリースされ ている場合、そちらも併せて適用することを推奨します。
3.7. バージョンアップと同時にリポジトリDB 無しからリポジトリDB
有りに変更する場合
DataSpider Servista のバージョンアップと、リポジトリDB 無しからリポジトリDB 有りへの変更を同時に行う場合の 手順は、基本的に「リポジトリDB無し環境のバージョンアップ」の手順と同じです。 「新バージョンの DataSpider Servista のインストール」項では、リポジトリDB を「有り」で設定してインストール するようにしてください。 リポジトリDB 有りの環境をリポジトリDB 無しの環境に移行することはできません。3.8. バージョンアップと同時にプラットフォームの移行を行う場合
DataSpider Servista のバージョンアップと、プラットフォームの変更を同時に行う場合の特別な手順はありません。 詳細手順はリポジトリDB 有り / 無しによって変わるため環境に応じてバージョンアップを実施してください。 リポジトリDB 有りの場合の手順については、「リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (同一リポジトリ)」または「リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (別リポジトリ)」を、リポジトリDB
無しの場合の手順については、「リポジトリDB無し環境のバージョンアップ」を参照してください。
移行先に、マウント設定のマウント元を用意するようにしてください。 移行元とパスが異なる場合は、マウントポ
イントを再作成する必要があります。
Windows - Linux 間の移行に関する注意事項については、「Windows - Linux 間のバージョンアップについ
て」を参照してください。
アダプタによって、サポートするプラットフォームが異なる場合があります。詳細については、「アダプタのサ
4. サポート終了プラットフォーム、リポジトリDB、アダ
プタのバージョンアップ方法
以下のウェブサイトにて、サポート終了となったサポートプラットフォーム、リポジトリDB、アダプタを公開していま す。 • https://www.hulft.com/support/dss-lifecycle サポートを終了しているこれらのサポートプラットフォーム、リポジトリDB、アダプタを使用している場合に は、DataSpider Servista 4.2 でそのまま使用できません。サポート対象となるサポートプラットフォーム、リポジト リDB、アダプタに移行する必要があります。次項にて、移行方法を説明します。4.1. プラットフォームの移行
プラットフォームの移行の手順は、「バージョンアップと同時にプラットフォームの移行を行う場合」を参照してくだ さい。4.2. リポジトリDB の移行
リポジトリDB の移行の手順については、「リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (別リポジトリ)」を参照して ください。4.3. アダプタの移行
アダプタの移行は、スクリプトの変更を行わず、グローバルリソースの変更のみで行うことができます。移行の手順は 以下の通りです。(ここでは、現在ご使用中の DataSpider Servista を「旧バージョンの DataSpider Servista」、DataSpider Servista 4.2 を「新バージョンの DataSpider Servista」、サポート終了になった接続先アプリケーションを「サポート終了接 続先」、サポート対象の接続先アプリケーションを「サポート内接続先」と表します。)
1. サポート終了接続先をサポート内接続先にアップグレード、もしくは新規に構築します。 2. DataSpider Servista のバージョンアップを行います。
▪ バージョンアップの手順については、「リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (同一リポジ トリ)」を参照してください。 ▪ 旧バージョンの DataSpider Servista をアンインストールする前に、「グローバルリソースの設 定」でサポート終了接続先のグローバルリソースを削除します。また、削除する際には、サポート終了 接続先のグローバルリソース名を控えておいてください。 ◦ リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (別リポジトリ) の場合 ▪ バージョンアップの手順については、「リポジトリDB 有り環境のバージョンアップ (別リポジト リ)」を参照してください。 ▪ 旧バージョンの DataSpider Servista をアンインストールする前に、サポート終了接続先のグ ローバルリソース名を控えておいてください。 ◦ リポジトリDB 無し環境のバージョンアップの場合 ▪ バージョンアップの手順については、「リポジトリDB無し環境のバージョンアップ」を参照して ください。
▪ 旧バージョンの DataSpider Servista で DataSpiderServer設定のエクスポートをする際に、サ
ポート終了接続先のグローバルリソースはエクスポート対象外としてください。また、サポート終了接 続先のグローバルリソース名を控えておいてください。
3. サポート内接続先の接続情報を確認します。
◦ 例: Oracle 10g アダプタから Oracle 12c アダプタに移行する場合は、Oracle 12c の「ホスト名」「ポー ト番号」「SID」「ユーザ名」「パスワード」を確認します。 ◦ 各データソースの接続に必要な情報の詳細については、DataSpider Servista ヘルプの「グローバルリ ソースのプロパティ」ページを参照してください。 4. サポート内接続先用のアダプタが使用できる状態になっているかどうか確認します。 ◦ 例: サポート内接続先としてOracle 12cを使う場合 ▪ コントロールパネルの [グローバルリソースの設定]-[新しいグローバルリソースの追加]-[リソースの 種類の選択] で、Oracle 12c アダプタのリソースアイコンが表示されているかどうかを確認します。 一覧に現れない場合は、Oracle 12c アダプタのライブラリが配置されているかどうかを確認してくだ さい。
◦ ライブラリの配置方法については、「DataSpider Servista インストールガイド」または DataSpider
◦ ライブラリを配置した場合は必ず DataSpiderServer を再起動してください。 5. サポート内接続先のグローバルリソースを作成します。グローバルリソース名は 2. で控えておいた名前にしてく ださい。 ◦ 各コンポーネントでは、接続先に設定されたグローバルリソースの接続情報の取得を「グローバルリ ソース名」で行います。 そのため、サポート内接続先のグローバルリソースをサポート終了接続先のグロー バルリソースの元の名前と同じにすることにより、スクリプトの変更をせずに、移行を行うことができま す。 6. テストを実施します。 ◦ 既存のスクリプトが正常に動作することを確認してください。
5. バージョンアップに伴う特別な設定
バージョンアップ元となる DataSpider Servista のバージョンによっては、バージョンアップ後に特別な設定が必要と なる場合があります。それらの設定は必要に応じて、新バージョンの DataSpider Servista に行ってください。5.1. アダプタの互換性プロパティ
DataSpider Servista では、仕様の変更や不具合の修正などにより、以前のバージョンと動作の互換性が取れなくなる 場合があります。その場合に、特定のプロパティを設定することにより、以前のバージョンの動作に戻し、互換性を保 つようにすることができます。そのようなプロパティ設定を「互換性プロパティ」と呼びます。 各互換性プロパティの「設定が必要なアップグレード元のバージョン」に記載のバージョンからバージョンアップを行 う場合、仕様が変更され、動作が変わります。修正前の動作を保つ必要がある場合には、互換性プロパティを設定する ようにしてください。 旧バージョンの DataSpider Servista に互換性プロパティを設定している場合には、バージョンアップ後に新 バージョンの DataSpider Servista に新しく設定を行う必要があります。 互換性プロパティを追加した際には DataSpiderServer の再起動が必要になります。5.1.1. DataSpider Servista 3.0 の互換性プロパティ
本項では、DataSpider Servista 3.0 から追加された互換性プロパティについて説明します。 • 設定が必要なアップグレード元のバージョン ◦ DataSpider Servista 2.4.x 以前 1).Excel アダプタ empty.date.cell.not.null 本プロパティは、Excel 2007ブック (.xlsxファイル) に対しては適用されません。 • 修正内容 シートから読み取り処理、および定義済み範囲から読み取り処理で、値が空のセルを [列一覧] の [型] で「日 付」を指定して読み取った場合、「1970-01-01」として取得される問題を修正しました。 修正後は、「null」として取得されます。以前の動作に変更したい場合には、以下の対象ファイルに互換性プロパティを設定してください。 • 対象ファイル ◦ component.properties • 配置場所 ◦ $DATASPIDER_HOME/server/plugin/data_processing/modules/excel_adapter/META_INF • キー ◦ empty.date.cell.not.null • 値の説明 ◦ true: 日付型のセルが空の場合「1970-01-01」で読み取ります。(2.1.1 以前、2.3.0 以降~2.4.x以前の動 作) ◦ false: 日付型のセルが空の場合「null」で読み取ります。(2.2.0 以降 ~2.2.1.1 以前、3.0 以降の動作) • デフォルト値 ◦ false 2). 可変長アダプタ emptyfield.typecheck.enabled • 修正内容 可変長ファイル読み取り処理で、数値型・日付型フィールドから読み取ったデータが空文字の場合、エラーになる 問題を修正しました。 以前の動作に変更したい場合には、以下の対象ファイルに互換性プロパティを設定してください。 • 対象ファイル ◦ adapter.properties • 配置場所 ◦ $DATASPIDER_HOME/server/plugin/data_processing/modules/variablelength_adapter/META-INF • キー
◦ emptyfield.typecheck.enabled • 値の説明 ◦ true: 数値型・日付型フィールドで、読み取ったデータが空文字の場合、エラーとなります。(2.4.x 以前の 動作) ◦ false: 数値型・日付型フィールドで、読み取ったデータが空文字の場合にもエラーとなりません。(3.0 以降 の動作) • デフォルト値 ◦ false 3). Active Directory アダプタ disable.accountexpires.adjustment • 修正内容 ◦ ユーザ検索処理およびユーザメンバ検索処理で、取得するアカウント有効期限の日付と Active Directory 上 で表示されている日付に 1 日の差異がある問題を修正しました。 ◦ 1 件ユーザ登録処理および複数ユーザ登録/更新処理で、入力するアカウント有効期限の日付と Active Directory 上で表示されている日付に 1 日の差異がある問題を修正しました。 以前の動作に変更したい場合には、以下の対象ファイルに互換性プロパティを設定してください。 • 対象ファイル ◦ adapter.properties • 配置場所 ◦ $DATASPIDER_HOME/server/plugin/data_processing/modules/activedirectory_adapter/META-INF/ • キー ◦ disable.accountexpires.adjustment • 値の説明 ◦ true: アカウント有効期限の日付はアカウントが無効となる最初の日付となります。(2.4.x 以前の動作) ◦ false: アカウント有効期限の日付はアカウントが有効である最後の日付となります。(3.0 以降の動作)
• デフォルト値 ◦ false enable.emptyusernames.validation • 修正内容 ◦ 1 件ユーザ登録処理および複数ユーザ登録/更新処理で、[姓]、[名] および [表示名] の設定を省略できるよ うにしました。 ◦ 以下のオペレーションで、[姓]、[名] および [表示名] のいずれかが設定されていないアカウントも操作の 対象とできるよう変更しました。 ▪ 複数ユーザ登録/更新処理 ▪ ユーザ削除処理 ▪ アカウント有効/無効処理 ▪ ユーザ移動処理 以前の動作に変更したい場合には、以下の対象ファイルに互換性プロパティを設定してください。 • 対象ファイル ◦ adapter.properties • 配置場所 ◦ $DATASPIDER_HOME/server/plugin/data_processing/modules/activedirectory_adapter/META-INF • キー ◦ enable.emptyusernames.validation • 値の説明 ◦ true: 以下の動作となります。(2.4 以前の動作) ▪ 1件ユーザ登録処理で、[姓]、[名]、[表示名] すべての入力が必須となります。 ▪ 複数ユーザ登録/更新処理で、[姓]、[名]、[表示名] すべての入力が必須となります。 ▪ 複数ユーザ登録/更新処理、アカウント有効/無効処理、ユーザ移動処理、ユーザ削除処理で、[姓]、 [名]、[表示名] のいずれかが未設定のアカウントは処理対象となりません。
◦ false: 以下の動作となります。(3.0 以降の動作) ▪ 1件ユーザ登録処理で、[姓]、[名]、[表示名] いずれかの入力が必須となります。 ▪ 複数ユーザ登録/更新処理で、[エントリ名]、[姓]、[名]、[表示名] いずれかの入力が必須となりま す。 ▪ 複数ユーザ登録/更新処理、アカウント有効/無効処理、ユーザ移動処理、およびユーザ削除処理で、 [姓]、[名]、[表示名] が未設定のアカウントも処理対象となります。 • デフォルト値 ◦ false
5.1.2. DataSpider Servista 2.3.0 の互換性プロパティ
本項では、DataSpider Servista 2.3.0 から追加された互換性プロパティについて説明します。 • 設定が必要なアップグレード元のバージョン ◦ DataSpider Servista 2.2.1.1 以前 1). Excel アダプタ get.sheet.end.condition.compat2211 • 修正内容 シートから読み取り処理で、[開始/終了条件] タブの [読み取り終了条件を指定] オプションを有効にして終了条 件を設定する際に、すべてのカラムに AND 演算子で条件を指定した場合、条件ごとに判定し、最後に条件を満た した行を読み取り終了条件とする問題を修正しました。修正後は、すべての条件を満たす行を読み取り終了条件と します。 以前の動作に変更したい場合には、以下の対象ファイルに互換性プロパティを設定してください。 ( 本プロパティは、Excel 2007 ブック (.xlsxファイル) に対しては適用されません。) • 対象ファイル ◦ component.properties • 配置場所◦ $DATASPIDER_HOME/server/plugin/data_processing/modules/excel_adapter/META_INF • キー ◦ get.sheet.end.condition.compat2211 • 値の説明 ◦ true: 条件ごとに判定し、最後に条件を満たした行を読み取り終了条件とします。(2.2.1.1 以前の動作) ◦ false: すべての条件を満たす行を読み取り終了条件とします。(2.3.0 以降の動作) • デフォルト値 ◦ false 2). ファイルシステムアダプタ disable.check.target.directory • 修正内容 ファイルシステム書き込み処理の動作を以下のように変更しました。 ◦ DataSpider Servista 2.2.1.1 以前 ▪ 入力データの path(2番目のカラムのデータ) が絶対パスの場合: 入力データの path に書き込み処理を行います。プロパティの [ディレクトリ] で指定したパスは参照 しません。 ▪ 入力データの path が相対パスの場合: ファイルチューザやディレクトリチューザ、エクスプローラなどで最後に選択したディレクトリをカレ ントディレクトリとし書き込み処理を行います。プロパティの [ディレクトリ] で指定したパスは参照 しません。 ◦ DataSpider Servista 2.3.0 以降 ▪ 入力データの path が絶対パスの場合: 入力データの path に書き込み処理を行います。プロパティの [ディレクトリ] で指定したパスは参照 しません。 ▪ 入力データの path が相対パスの場合: プロパティの [ディレクトリ] で指定したパスをカレントディレクトリとして書き込み処理を行いま す。
上記のように 2.2.1.1 以前では、[ディレクトリ] で指定したパスは参照していなかったため、相対パスの指定ができました。しかし、2.3.0 以降では、入力データ の path が相対パスで、プロパティの [ディレクトリ] で相対パスを指定した場合、エラーが発生するようになり ます。(絶対パスのみ指定可) 以前の動作に変更したい場合には、以下の対象ファイルに互換性プロパティを設定してください。 • 対象ファイル ◦ adapter.properties • 配置場所 ◦ $DATASPIDER_HOME/server/plugin/data_processing/modules/filesystem_adapter/META-INF • キー ◦ disable.check.target.directory • 値の説明 ◦ true: 相対パスを許容し、例外が発生しません。(2.2.1.1 以前の動作) ◦ false: 相対パスを許容せず、例外が発生します。(2.3.0 以降の動作) • デフォルト値 ◦ false 3). IBM Notes アダプタ disable.column.type • 修正内容 ビュー読み取り処理、ノーツ式読み取り処理および全文検索読み取り処理で、プロパティの [カラム定義] で指定 された [型] にデータを型変換して読み取る機能を追加しました。 以前の動作に変更したい場合には、以下の対象ファイルに互換性プロパティを設定してください。 • 対象ファイル ◦ lotusnotescommon.properties
• 配置場所 ◦ $DATASPIDER_HOME/server/plugin/data_processing/share/classes • キー ◦ disable.column.type • 値の説明 ◦ true: 型変換を行いません。(2.2.1.1 以前の動作) ◦ false: 型変換を行います。(2.3.0 以降の動作) • デフォルト値 ◦ false notes.dateformat.compat.enabled • 修正内容 ビュー読み取り処理で、カラムに「@Created」「@Modified」「@Accessed」が指定されているビューを指定 して実行した際に取得される日付データのフォーマットを、「EEE MMM dd hh:mm:ss z yyyy」から「yyyy-MM-dd’T’HH:mm:ss.SSSZZ」に変更しました。 以前の動作に変更したい場合には、以下の対象ファイルに互換性プロパティを設定してください。 • 対象ファイル ◦ lotusnotescommon.properties • 配置場所 ◦ $DATASPIDER_HOME/server/plugin/data_processing/share/classes • キー ◦ notes.dateformat.compat.enabled • 値の説明
◦ true: 「EEE MMM dd hh:mm:ss z yyyy」フォーマットで値を取得します。(2.2.1.1 以前の動作) ◦ false: 「yyyy-MM-dd’T’HH:mm:ss.SSSZZ」フォーマットで値を取得します。(2.3.0 以降の動作) • デフォルト値