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遊びからみた子どもの社会性の発達

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Academic year: 2021

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(1)

原著

遊びからみた子どもの社会性の発達

牧野順四郎

*§

・中尾彩子

* Sociality development of preschool infants in plays MAKINO Junshiro and NAKAO Ayako

要 旨

 子どもの社会性の発達を調べるため、0歳児から5歳児まで、ひとり遊び16種類とみんな遊び22種 類のそれぞれについて、子どもたちは1【しない】・2【あまりしない】・3【どちらでもない】・4【ま あまあする】・5【よくする】を保育者に5段階で評定してもらった。その結果、0、1歳だとひとり遊 びをみんな遊びよりも多くするが、2歳になるとそれが逆転し、子どもたちは、みんな遊びの方を多く するようになった。みんな遊びには相手が居て、意図・誘い・同意・拒否など、重要な社会心理的なや りとりが含まれるので、それができるだけの社会性の発達があったとみるべきである。2歳児でみんな 遊びがひとり遊びを上回ったことは、1歳から2歳にかけて子どもの社会性が著しく発達したことを表 わすものである。心の理論との関連でいえば、子どもたちは、従来よりずっと早い段階から心の推測・ 憶測を始めると考えるべきであろう。 キーワード:社会性の発達 年齢 保育園

目 的

 発達心理学的な研究に最適なフィールドは保育 園やこども園であることは明らかである。園には、 0歳児(6か月)から5歳児までのクラスが揃って おり、それぞれを保育士の、あるいは幼稚園の先 生が受け持って世話をし、教育している。先生方 は、年度ごとに異なる年齢の子どものクラスを担 当するので、発達心理学的知識を経験的に積み上 げていく。また、同じ園に勤務しているので、い ろいろな会議や集会を通してお互いに知識を共有 することになる。それは、結果として、園の知的 財産が豊富になることを意味する。  経験的知識とは具体的なエピソード的記憶の集 積のことであるが、それは学問的な知識とは少し 異なる。エピソード記憶はいくら蓄積されても、 抽象的、法則的、体系的な知識にはならないから である。たとえば、何歳児はA、Bという遊びが 好きだが、何歳上の子どもたちは遊びC、Dが好 き、という類の知識である。勿論、それはそれで 役に立つ知識には違いないのだが、だから何がど * 修紅短期大学 幼児教育学科   Shuko Junior College § 責任著者

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う変わったのかという疑問には答えられない。本 研究で問う‘社会性’は、具体的エピソード的知識 からの概念水準のステップアップを意味している。  中尾・牧野(2018)は、経験的知識の豊富な保 育士の先生に問う形で、子どもの社会性の発達 について調べた。保育士の先生には、たとえば、 「先生の話をしっかり聞き、それを身につけ行動 に表しているか」、「自分から遊びに誘えるか」、 「廊下などですれ違った人に挨拶をすることがで きるか」や「相手に「ありがとう」が言えるか」な ど、12項目について5段階で評定してもらった。 その結果、2歳児から3歳児にかけて、社会性得 点は否定的(1-2)から肯定的(4-5)に変わるこ とが分かった。ただし、「喧嘩をよくする」や「周 りの人に自己主張をすることができるか」など、 ‘わがまま’的な自己主張については、全年齢にわ たって肯定的(3以上)な、すなわち、発達的な 変化をみせない項目もあった。いずれにしても、 全12項目の平均得点の年齢にわたる変化から、 子どもの社会性が2歳から3歳にかけて大きく発 達することは確かなようである。  本研究は、上述の結果を念頭に、担当クラスの 子どもがどんな遊びがどれくらい好きかを保育者 に調査票を用いて問うことにする。遊びはひとり 遊びとみんな遊びに大別された。子どもが、年齢 が進むにしたがって、ひとり遊びからみんな遊び へと遊びの選好が変化するならば、子どもは成長 に伴って社会的行動に多くの関心を払う、すなわ ち社会性の発達がある、ことを明らかにできる。

方 法

 まず、子どもの遊びを出来るだけ多く列挙した 後に、それらについて、同じ内容の遊びを1つに まとめるなどの統合と整理を行った。最終的に、 ひとり遊び22項目、及び、みんな遊び16項目、 計38個の遊びに絞って調査に用いることにした。 それらを以下に示す。 【ひとり遊び】 1 ひとりでままごと遊びをする 2 ひとりでごっこ遊びをする 3 ひとりで玩具で遊ぶ 4 ひとりでブロック遊びをする 5 ひとりで絵本を読む 6 ひとりで砂場遊びをする 7 ひとりでボール遊びをする 8 ひとりで人形遊びをする 9 ひとりで縄跳びを跳ぶ 10 ひとりでパズルをする 11 ひとりで折り紙を折る 12 ひとりでシャボン玉を飛ばす 13 ひとりで三輪車で遊ぶ 14 ひとりで鉄棒で遊ぶ 15 ひとりで塗り絵を塗る 16 ひとりで粘土遊びをする 17 ひとりでお絵描きする 18 ひとりで虫取り遊びをする 19 ひとりで滑り台で遊ぶ 20 ひとりで色水をつくる 21 ひとりでダイヤモンド集めをする 22 ひとりで花や木の実集めをする 【みんな遊び】 1 みんなでままごと遊びをする 2 みんなでごっこ遊びをする 3 みんなで玩具遊びをする 4 みんなでブロック遊びをする 5 みんなで絵本を読む 6 みんなで砂場遊びをする 7 みんなでボール遊びをする 8 みんなで人形遊びをする 9 みんなで縄跳びを跳ぶ 10 みんなでパズルをする 11 みんなで鬼ごっこをする

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12 みんなでだるまさんが転んだをする 13 みんなでかけっこをする 14 みんなでかくれんぼをする 15 みんなで宝探しをする 16 みんなでジャンケンをする  それぞれの遊びに5段階評定尺度をつけ、「まっ たくしない」・「あまりしない」・「どちらともいえ ない」・「まあまあする」・「する」の5段階評定を 求めることにした。  調査協力依頼に応じてくれた園は、一関市内の 7保育園であった。評定者となる各年齢クラスの 担当者は、それぞれ園長より手配して頂いた。協 力を頂いた保育者には、「自分が担当するクラス の乳幼児がする遊びを振り返り、遊びがどれくら い好まれているか」の5段階評定を依頼した。約 一か月後に評定結果が回収されたが、それぞれの 園から3~6名、計33名の保育士から評定結果 を貰うことができた。

結 果

 回収できた調査票は、0歳児3枚、1歳児から5 歳児まで各6枚、計33枚であった。ただし、少数 ながら、未回答の遊び項目があったり、同一の遊 び項目に複数の評定があったが、それらの遊び項 目の評定だけを分析から外し、他は分析に加えた。  表1と表2は、「ひとり遊び」と「みんな遊び」 について、全遊び項目について0歳から5歳まで にわたり算出した平均評定値を示したものであ る。いうまでもなく、評定値3未満は「まったく しない」・「あまりしない」の否定的な内容を、評 定値3以上は「まあまあする」・「する」の肯定的 な内容を意味するので、0歳、1歳では子どもた ちはもっぱらひとり遊びを行うが、2歳を越える とひとり遊びはあまりしなくなり、みんな遊びが ひとり遊びを上回るようになる。ひとり遊びの減 少傾向は5歳まで一貫して続くことを示してい る。ただし、ひとり遊びを全くしなくなるわけで はない。逆に、みんな遊びは、0歳からは3歳に ᖺ㱋㸸 ṓ ṓ ṓ ṓ ṓ ṓ 㐟ࡧ㡯┠ (n=3) (n=6) (n=6) (n=6) (n=6) (n=6) ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ࡲࡲࡈ࡜㐟ࡧࢆࡍࡿ 4.0 3.8 2.2 2.4 2.2 2.4 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ࡈࡗࡇ㐟ࡧࢆࡍࡿ 3.3 3.7 1.5 1.4 1.5 1.4 ࡦ࡜ࡾ࡛⋵ල࡛㐟ࡪ 4.3 4.3 3.0 2.3 3.0 2.3 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ࣈࣟࢵࢡ㐟ࡧࢆࡍࡿ 4.8 4.5 3.2 2.7 3.2 2.7 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛⤮ᮏࢆㄞࡴ 4.5 4.8 4.2 3.3 4.2 3.3 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛◁ሙ㐟ࡧࢆࡍࡿ 4.7 3.7 2.7 2.4 2.7 2.4 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛࣮࣎ࣝ㐟ࡧࢆࡍࡿ 4.5 3.7 2.5 2.1 2.5 2.1 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ேᙧ㐟ࡧࢆࡍࡿ 4.6 3.2 2.7 1.8 2.7 1.8 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛⦖㊴ࡧࢆ㊴ࡪ 1.6 2.3 3.0 3.3 3.0 3.3 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ࣃࢬࣝࢆࡍࡿ 2.7 4.2 4.2 3.7 4.2 3.7 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ᢡࡾ⣬ࢆᢡࡿ 1.7 3.0 4.0 3.8 4.0 3.8 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ࢩࣕ࣎ࣥ⋢ࢆ㣕ࡤࡍ 2.8 4.3 3.0 2.9 3.0 2.9 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛୕㍯㌴࡛㐟ࡪ 2.8 3.3 2.0 2.6 2.0 2.6 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛㕲Წ࡛㐟ࡪ 2.3 3.0 3.0 3.1 3.0 3.1 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ሬࡾ⤮ࢆሬࡿ 3.0 5.0 4.5 4.0 4.5 4.0 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛⢓ᅵ㐟ࡧࢆࡍࡿ 2.8 5.0 4.3 3.1 4.3 3.1 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛࠾⤮ᥥࡁࡍࡿ 4.3 5.0 4.5 3.7 4.5 3.7 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛⹸ྲྀࡾ㐟ࡧࢆࡍࡿ 3.0 3.8 3.5 3.7 3.5 3.7 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛⁥ࡾྎ࡛㐟ࡪ 4.3 4.5 3.3 3.6 3.3 3.6 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ⰍỈࢆࡘࡃࡿ 2.2 2.8 2.5 2.3 2.5 2.3 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ࢲ࢖ࣖࣔࣥࢻࢆ㞟ࡵࢆࡍࡿ 1.3 2.8 3.0 3.1 3.0 3.1 ࠉࡦ࡜ࡾ࡛ⰼࡸᮌࡢᐇ㞟ࡵࢆࡍࡿ 3.8 3.5 3.0 3.5 3.0 3.5 ᖹᆒ 3.3 3.8 3.2 2.9 3.2 2.9 VG 1.1 0.8 0.8 0.7 0.8 0.7 表1 ひとり遊びの年齢ごとの評定平均値

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かけて顕著に増加する。  2~3歳にかけて起こる、ひとり遊びからみんな 遊びへの大きな変化は、みんな遊びとひとり遊び の最初の10項目をみると、さらに明確になる。こ れら10項目は同じ遊びだが、ひとりでも、みんな でも遊べるからである。すなわち、子どもたちは どちらを好んで遊ぶかがこれに表れることになる。 これらの遊び10項目に限定して平均評定値を算出 し、年齢ごとにプロットしたものが図1である。  図1から、年齢に応じた遊び方の発達的変化は さらに明らかになった。言いかえれば、子どもた ちがひとり遊びとみんな遊びのどちらを好むかが 表現されている。その答えは、図1に示された 通りである。分散分析の結果、年齢を通して、子 どもたちはひとり遊びよりもみんな遊びを好む (F=4.43, df=1/108, p<.05)。年齢の主効果は有 意ではなかった。  また、0歳~1歳までは主としてひとり遊びを 行うが、2歳になると、子どもたちは「ひとり遊 び」より「みんな遊び」を好むようになり、3歳 以降はその傾向がさらに顕著になる。この年齢 と遊び方の交互作用は高度に有意であった(F= 32.06, df =5/108, p<.001)。

考 察

 目的に述べたように、子どもの社会性が1歳 ~2歳に大きく変わるという指摘(中尾・牧野 2018)は、本研究結果もそれを肯定するものと なった。1歳児では、みんな遊びはまだひとり遊 びを上回ってはいないが、2歳児になるとそれが 逆転する。  ひとり遊びはともかく、みんな遊びには、一定 の社会性の発達を必要とすることは明らかであ る。みんな遊びには、相手がおり、少なくとも、 相手に対する配慮(同意や拒否や誘い)をしなけ れば遊びが成り立たない。このように、みんな 遊びとは、相手の心理の推測・憶測を必要とす る遊び方である。これまでの研究からは、心の 理 論(Premack, D. & Woodruff, G.,1978) は 1、2歳児ではまだ見られないようである(板 倉,2001)。というよりも、方法上の難点もあっ て研究が十分でなく、確定されていないという べきであろう。しかしながら、本研究結果から いえば、1歳児すぎにおいて、その萌芽的発生 を認めるべきである。それは互いに勝手に遊ん でいる(並行遊び)だけかもしれないが、たとえ ᖺ㱋㸸 ṓ ṓ ṓ ṓ ṓ ṓ 㐟ࡧ㡯┠ (n=3) (n=6) (n=6) (n=6) (n=6) (n=6) ࠉࡳࢇ࡞࡛ࡲࡲࡈ࡜㐟ࡧࢆࡍࡿ 2.0 3.3 4.0 4.0 4.7 4.5 ࠉࡳࢇ࡞࡛ࡈࡗࡇ㐟ࡧࢆࡍࡿ 2.0 2.8 3.3 4.2 4.8 4.3 ࠉࡳࢇ࡞࡛⋵ල㐟ࡧࢆࡍࡿ 3.0 3.5 4.5 4.5 5.0 4.3 ࠉࡳࢇ࡞࡛ࣈࣟࢵࢡ㐟ࡧࢆࡍࡿ 1.3 3.2 4.3 4.5 5.0 4.8 ࠉࡳࢇ࡞࡛⤮ᮏࢆㄞࡴ 2.7 3.0 4.0 3.7 4.2 4.4 ࠉࡳࢇ࡞࡛◁ሙ㐟ࡧࢆࡍࡿ 1.3 2.7 4.5 4.5 4.8 4.4 ࠉࡳࢇ࡞࡛࣮࣎ࣝ㐟ࡧࢆࡍࡿ 2.0 2.8 4.0 3.7 4.5 4.6 ࠉࡳࢇ࡞࡛ேᙧ㐟ࡧࢆࡍࡿ 2.0 3.0 4.0 3.8 4.2 3.1 ࠉࡳࢇ࡞࡛⦖㊴ࡧࢆ㊴ࡪ 1.0 1.0 1.7 1.8 3.5 3.6 ࠉࡳࢇ࡞࡛ࣃࢬࣝࢆࡍࡿ 1.0 1.3 2.3 4.0 3.8 3.4 ࠉࡳࢇ࡞࡛㨣ࡈࡗࡇࢆࡍࡿ 1.3 1.7 2.2 3.8 5.0 4.9 ࠉࡳࢇ࡞࡛ࡔࡿࡲࡉࢇࡀ㌿ࢇࡔࢆࡍࡿ 1.0 1.3 1.5 2.5 4.2 3.4 ࠉࡳࢇ࡞࡛࠿ࡅࡗࡇࢆࡍࡿ 1.0 4.0 4.3 4.8 4.3 4.7 ࠉࡳࢇ࡞࡛࠿ࡃࢀࢇࡰࢆࡍࡿ 1.3 1.7 2.5 3.8 4.2 4.1 ࠉࡳࢇ࡞࡛ᐆ᥈ࡋࢆࡍࡿ 1.0 1.0 2.3 2.8 3.2 3.1 ࠉࡳࢇ࡞࡛ࢪࣕࣥࢣࣥࢆࡍࡿ 1.0 1.5 2.2 4.2 4.7 4.3 ᖹᆒ 1.6 2.4 3.2 3.8 4.4 4.1 VG 0.6 1.0 1.1 0.8 0.5 0.6 表2 みんな遊びの年齢ごとの評定平均値

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ば、隣りの子どもの遊びをみてそれと同じ遊びに 切り替える、隣りの子の持っている遊具を取り上 げるなどの行為があれば、それは並行遊びではな く、相互に影響し合う遊び、すなわち、みんな遊 びとみなしてよいであろう。遊具を奪いに行った 子どもが、相手の所作をみて断念したならば、ま た、奪った後で泣く相手をみて、遊具を放り投げ たり、返しに行くなどがあれば、それは立派な心 の理論の所有者であることを意味する。心の理論 が2歳頃、あるいはそれ以前にすでに萌芽的にみ られることが林(2016)や沼山・三浦(2013)に よりされているが、その指摘は正しいように思わ れる。相手の心の憶測・推測・理解(心の理論) が含まれているかどうかは不明としても、2歳以 降、子どもがひとり遊びよりもみんな遊びを好ん で選択するという事実は、自分の行為(意図)に 対する相手からの拒否(不満・不愉快)が時々あっ て、自分の行為をいやいや修正することがあるに しても、最終的には、一緒にみんなで遊ぶ方が好 きな(その方が楽しい)ことを意味している。  みんな遊びといっても、単に自分がやりたい遊 びをお互いに並行的にやっていることにすぎない ので、厳密にはひとり遊びも混在しているという 可能性はある。評定を依頼した保育士・幼稚園 の先生方が、みんな遊びをすべて並行遊びとみな しているとは考えられないが、その回答に両者を 含んでいる可能性はある。これを分離するには並 行遊びの詳細を知る必要があるが、これについて は、別の調査と分析が必要である。

謝 辞

 本研究の実施に当たっては、平成30年度幼児 教育学科2年次生、金美月、佐藤菫、橋本七瀬、 村上あゆみ、及び小池綾子のみなさんの多大な協 力を得た。心から感謝申し上げます。  なお、本研究は、修紅短期大学研究倫理審査委 員会の承認を得て実施したものである(承認番号 30研倫第6号)。

文 献

林 創(2016)『子どもの社会的な心の発達』金 子書房.26-32. 板倉昭二(2001)「心の理論:比較認知発達科学 の視点から」岡野恒也監修『社会性の比較発達 図1 一人遊び/みんな遊びの発達的変化

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心理学』115-127. 中尾彩子・牧野順四郎(2018)保育者からみた乳 幼児の社会的行動の発達.修紅短期大学紀要. 38, 1-7. 沼山博・三浦主博(2013)『新訂 子どもとかか わる人のための心理学 発達心理学,保育の心 理学への扉』萌文書林.77-78.

Premack,D. & Woodruff,G., 1978 Does the chimpanzee have a theory of mind? The Behavioral and Brain Sciences, 1, 515-526.

参照

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