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ハナカメムシ科ならびにカタビロアメンボ科(異翅亜目)に属する昆虫3種類の染色体研究

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Academic year: 2021

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(1)Title. ハナカメムシ科ならびにカタビロアメンボ科(異翅亜目)に属する昆虫3 種類の染色体研究. Author(s). 竹内, 恭; 村元, 直人. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. B, 生物学,地学,農学編, 22(1): 23-25. Issue Date. 1971-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6302. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 第22巻 第1号. 北海道教育大学紀要 (第 1 工 部 B). 6年9月 昭和4. ハ ナ カ メ ム シ科 な ら び に カ タ ビ ロ ア メ ン ボ 科. (異麹亜目) に属する昆虫3種類の染色体研究 竹. 内. 恭. 北海道教育大学札幌分校生物学教室 村. 元. 直. 人. 函館ラ・サール高等学校. A Study on the. Chromosomesi f Heteropteran lnsects n Three Species o. dae and Veli i idae: Heteroptera) (Anthocor Yasushi TAKENOUCHI Bi i i l l ido Univer i t ol og t caI Labora ty of Educa ory on s ege ,Sapporo Co , Hokka Naoto M【URAMOTO La Sa l l l t e Hi e gh Schoo , Hakoda. Abstract The chromosomes o fthree heteropteran bugs be1onging to Anthocoridaeand Ve 1 i idae were. i l tud i s ed in ma e or female ge thod rm l ne according totheaceticorcein squash me . Theresults i 1 are sum立 ー ar zed in Tab el , Tabl de i el t t sand sex ‐ ermining mechani sm es ab1 shed , Chromosome number Spec i es. Chromosome numbers 2n. Anthocor i dae A粥か脳oγ 8“sob s c““G eps O“綿ssp , l i idae Ve 朋! !簾! ”〆 c知り〆# o“g. n 1 17 ( 1 1 ) ) ,16 ( 1 1 1 13 ( ) ) ,12 (. 22o 12 ( 1 1 1 ) ) ,11 (. Sex ‐ chr ,. Remarks. X‐Y. X‐X X-Y. The X i l te sthelarges ement inthe comp l ement. 1 1 1 o ) ) t ocyt e , oogonium,( . ( ,Secondary sperma . ,Primary spermatocyte. t t 異超亜目 (He ) に属する昆虫のうち, 今日までに染色体研究がなされた種類は約 710 e r op e r a idae 種, 33 科 に お よ ん で い る が, こ れ ま で の と こ ろ, ハ ナ カメ ム シ 科 (Anthocor ) に属するものに l i idae つ い て は 一 つ も な さ れ て い な い, ま た, カ タ ビ ロ アメ ソポ 科 (Ve ) に属するものの研究 も非 常 に 貧 弱 で, こ れ ま で に ▽郷幻 c““8”s l 種の染色体が知られているにすぎない (牧野, 1 95 6; 1 9 2 Manna 6 b 1 9 6 9 1 9 内 7 0 a ; 竹 ・ 村 元, , , , ). 筆者 等 は こ の 度, 初 め て ハ ナ カメ ム シ 科 に 属 す る A粥Pゑわγ鋤sobsc塀 たgps と 0γ粥s sp. の 2 Z の染色体研究を行なう機会を得た 種 類 の ほ か, カ タ ピロ アメ ンボ科 に 属 す る Mi c知り〆如 do“gおs. ので, その結果をここに報告する. (23).

(3) . . I VO .l .22 , No. i I B) i t i ido Uni t lof Hokka on l ty of Educa on (Sec journa s ver ,. 稿を草するにあたり, 種名同定の労を執 られた筑紫女学園短期大学教授 りお礼申 しあげる.. Sep t ember l971. 宮本正 一博士に衷心よ. 材料および方法 sobsc昭 彦gps と dae ‘ i ) に 属 す る A粥ゑ崩 御βz こ の 研 究 に用 い た 材 料 は ハ ナ カメ ム シ 科 (Anthocor α“ (ケ ツ カ タ ビ ロ アメ ン Vl i id ) の Mi c知り〆彰 do“gZ 0“多ば sp . , お よ びカ タ ビ ロ アメ ソポ 科 ( e ae ・あ る 3 れ も 北 海 道 函 館 市 お よ びそ の 近 郊 で 1968 ボ) の 3 種 で , 1970 , 1969 . こ れ らの 種 類 は い ず. 年の 5月 か ら9月にかけて採集 したものである. 研究に供 した種類は, いずれも微小な昆虫で, 生 殖巣内の分裂細 胞がすくないうえ, 3種類とも幼虫時 代に分裂 が完了するので, その染色体研究に. は多大の困難を伴なっ た. ケシカタ ビロアメ ンボの成虫には有迎型と無地型の2型があり, 両者は混棲 しているのが常であ る. しか し, 本研究に用いた個体は 幼虫のため, 有超型か無想型かの判別は できなかっ た. 摘出 した精巣又は 卵巣を, アセト・オルセイ ソによる押 しつぶし法によって観察したが, いずれ 5 00倍の倍率でおこなっ た, も良好な結果を得た. 図の作成は描画装置を用い, 2 , A. Anthocoridae (ハ ナ カ メ ム シ 科) i 1 ee s (Figs ”ゑ姦のγe“soらsc〃 叱りs PoPP .1-3) . A7. 精原細胞の染色体は観察できなか った. 第1 分裂前期において, ほぼ同形同大の X な らび に Y n=17 であるが i ) 染色体が観察された (F , 他の染色体と明確に g .1 . 第1 分裂中期の染色体数は 2 F i 区別できる 2個の小形染色体が存在する ( g .) . 6 で, 小形の 2 個の染色体以外はそ の大きさが漸減的である 第 2 分裂中期の染色体数は n=1 昆虫にく らべて小形である, i (F ) g .3 , 本種の染色体は一般の異超亜目に属する 2. 0“硲 S ) p ,4 and 5 . (Figs 本種においても精原細胞の染色体を観察することはできなかった. 第1分裂中期においては, あ ) g まり特徴のない, かなり小形の染色体が n=13 存在する (Fi ,4 . 第2分裂中期の染色体もかな i ) g り小形であるが, 12個の染 色体が明瞭に観察された (F .5 ,. 1 2 雲霧 ぎ も年 濯繋ご . . 愛. 凝議 . . . l・ taphase 500) t ロ ー e ogoni a s c“γたりs (×2 クリ霧〃β“so汐 Figs . ,Sperma . 1 , .1 . Chromosomesof Aテ foγ如s h C d 5 h i 4 F d ー m so S m o s o e h t n r o F i 3 s s a 2 a e t t m e a g s e c o n p s m a e eap , , , , , , r tapha se 500 taphase t me ) s r , 9 ,Chromosomes sp , Figs ,Second me , 5 , 4 , Fi , (×2 , l S h l 7 O i togoni 6 t a 2 ○ 郡 副 5 0 s た i α m ー e a a e p Z の (× , ) . Perma , of ル γの Q 伽g ・ ogona , h d h 9 S t h F i s 8 m a e o n e a t t e c p s m a e r s e a r o a s e p p p , , , ,. (24).

(4) . 第22巻 第1号. 1 部 B) 北海道教育大学紀要 (第 1. 6年9月 昭和4. B. Vel i idae (カ タ ビロ ア メ ン ボ 科) 1 肌化 ばScot t (ケ シ カ タ ビロ アメ ソポ) (Figs 飾り物α の“gZ αs , .6-9). 卵原細胞の染色体数は 2n=22 で, 他の染色体と明らかに区別できる1対の大形染色体が観察さ i れる (F ) g .6 , 卵母細胞の染色体の観察はできなかった. また, 雄の精原細胞の染色体を観察することはできなかったが, 第1 , 第2精母細胞の染色体を 観察することができた. 第1分裂前期においては X な らび に Y 染色体が明瞭で (Fi ) g ,7 , 第1 分裂中期の染色体数は Fig.8 に 見 られ る よ う に n=12 で あ っ て, こ の 時 期 に お い て も 比 較 的 大 形の X な ら びに Y 染色体は容易に識別できる . 第2分裂中期における染色体数は n ‐=11 で , 常染色体が接触 している XY 混合体をとりかこむ よ う に 配 列 して い る (Fi ), g.9 察. 考. idae 今回, 報 告 す る ハ ナ カメ ム シ 科 (Anthocor ) に 属 す る A7 soらsc鰯 鷲gps の第1 分裂 れP形o蛇z ≠ 16 で あ る 0“z 7 中期の染色体数は n=1 ‘ ss p , の第 1 分裂中期 , 第2分裂中期の染色体数は n= ,. の染色体数は n=13 , 第2分裂中期の染色体数は. n=12. 染色体数は前者においては 2n=32 , 後者 に お い て は. である, これらの結果から, 精原細胞の であると推定される,. 2n=24. ‘ ssp. の 場 性決定機構は A, のs粥γ叱りs においては ×-Y 型 で あ る こ と は 明 白 で あ る が, 0“z. 合も, 第1および第2 分裂中期の染色体数か ら判断して ×-Y 型である, また, 両種とも性染色体 19 70 の分裂は, 多くの異超亜目の昆虫と同様, 後還元型である. 宮本 ( ) によれば, 両種は異なっ ly) に 属 して い る と の こ と で あ る. こ れ ら両 種 の 染 色 体 の 大 き さ は, 筆 者 等 ( 1969 た亜 科 (Subfami , 1970a 2種類の異超亜目昆虫のうちで , b) が こ れ ま で 染 色 体 研 究 を お こ な っ た 14 科 に わ た る 6. , 最. も ・形 で あ る. Z の染色体数は雌雄とも 2n=22 で 性決定機構は雄が ×-Y 型で後還元型 ヱ財た知り〆如 doz増加s ,. である. 性染色体は第1精母細胞の前期および中期核板にみられる通り,かなり大形である, このこ とから, 卵原細胞の中期核板にみられる 1 対の大形染色体は, X 染色体であると思われる. 牧野 l i idae (1956) の 動 物 染 色 体 数 総 覧 に よ れ ば, こ れ ま で の と こ ろ, カ タ ビ ロ アメ ンボ 科 (Ve ) のもの z s で染色体研究がなされたのは Poi son (1936) に よ る VBZ血 筋γ雑れsl 種 類 の み で あ る, V.c ‘“e 7 2 s 2n=25 で 性決定機構は ×-0 型 で あ る と い う ま た , V. α‘“8“s の X 染 , . 粥 d 肌 Z V 1 9 6 2 色 体 は 常 染 色 体 に く らべ 大 形 で あ る (Manna ) o ” s と . c““ 例s の 染 色 体 を く g , . .. の雄の染色体数は. らべてみると, 染色体数ならびに性決定機構 が異なっているが, 両種とも常染色体にく らべて, X 染色体が大形である点で類似している, Reference. 9 56 00頁, 牧野佐二郎, 1 , 動物染色体数総覧, 北隆館, 東京, 3 l ]a ionships be ion ofthe cy i N[ t t tween var therevo t ol ogy andin er re ous groupsof ut ‐ anna . Afur . G. K.1962 N l He 2 8 5 7 t - teropera , uceus , , :. 970 宮本正一, 1 , 私信, ido Univ Takenouchi t t t uramo o sofHe erop era . Chromosome number .Jour ,Hokka ,Educ , ,and N, M【 , Y, ,1969 n B,20:1‐15 .. 1 部 B) 9 70 竹内 恭・村元直人, 1 a . カメムシ料昆虫9種類の染色体研究, 北海道教育大学紀要 (第 1 , 第21巻 第 1号:1-8 ,. ・. 1 部 B) 9 70b , 異超亜目昆虫5種類の染色体研究, 北海道教育大学紀要 (第 1 ,1 , 第21巻 第. 1 号:9-13 .. (25).

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