第 6学 牛理科学 習指導案
日 時 2003年 10月 29日 (水)5校 時 場 所 鱒 沢小学校 6年 教室
学 級 6年 (男4人 ,女 4人 ,計 8人 ) 授業者 小 野寺 幹 夫
1 単 元名 水 よ う液の性質 とはた らき (東京書籍 6下 )
2 単 元 について (1)教 材 について
本単元 の内容 は,「 いろいろな水港液を使 い,そ の性質や金属を変化 させ る様子 を調 べ, 水溶液 の性質 や働 きについての考 えを もつようにす ること。」である。 ここで言 う,水 港 液の性質 や働 きとは,
・水港液には,酸 性,ア ルカ リ性及 び中性のものがあること。
・水溶液には,気 体が溶けているものがあること。
・水溶液には,金 属を変化 させるものがあること。
である。
(2)児 童 につ いて
子 ども逮 は,8人 中4人 が理科 の学習を好 き, 1人 が どちらか とい うと好 き,そ して 3 人が どちらか というと嫌 いと思 っている。好 きと思 う理 由としては,ほ とん どの子 どもが 実験が好 きだか らということをあげてtヽる。また,嫌 いと思 う理由としては苦手だか ら, 分かりづ らいからということをあげている。
水溶液 という言葉 については, 5年 生で学習 しているが,正 確 に覚 えていた子 どもは2 人 しかいなかった。 ・
これまでの理科の授業では 「自然事象 との出会い」◆ 「課題の設定」→ 「予想」→ 「実 験」→ 「 結果」→ 「まとめ」とい う流れを基本 にしてやってきた。課題設定 の場面では教 師主導で課題を設定することもあったが,子 ども連はこの流れを大体提えている。
(3)指 導にあたって
子 ども連が自分逮で課題を見つける力をつけるために,単 元の導入 では 2つ の水溶液を 飲み比べる活動を取 り入れる。そこか ら水港液 にどんなものが港 けているか という課題を 設定 させたい。
単元を通 して出て くる水溶液の中で,塩 酸やアンモニア水 は子 ども達 にとって身近なも のではない。子ども連の興味 ・関心を高めるためにも,導 入場面では,家 庭で使われてい る洗斎1や薬などを引き合いに出す。そして,安 全面で十分配慮を行わせた上で見た目やに おい等の特徴 にも注 目させ,五 感を使 って観察 させたい。
理科の学習の中でも実験は子 ども達にとって楽 しみなことであるが,そ こに行 き着 くま での過程 を大事にしていきたい。何のために,何 を使 って,ど のように実験するのか。実 験の結果どうなると考え,そ の結果か ら分かることは何 なのか等を十分 に話 し合わせてか
ら実験 に臨みたい。
これ らを積み重ね,見 通 しをもって観察,実 験を行 うことにより,科 学的な見方や考え 方が身 につ くことにつながると考える。
‑1‑
3 単 元の目標 (1)単 元 目標
水港液には何が溶けているかにということに疑間をもち,水 溶液には気体や団体が溶け ているものがあることを調べる。また, リ トマス紙を使 うと水港液を酸性,中 性,ア ルカ リ4性に仲間分 けできることを提えることができるようにする。次に,身 の回りの水溶液 と 金属の資料 などか ら,,水港液は金属を変化 きせるかに問題をもち,多 面的に追究 していく
なかで,金 属が水港液によって質的に変化 していることを捉えることができるようにする。
(2)具 体 目標
① 自 然事象への関心 ・意欲 ,態度
ア 水 港液には何が港 けているかに疑間をもち,逸 んで調べる方法を考えて試そうとす る。
イ 雨 水の影響や身の回りの水港液 と金属の資料などから,金 属に水港液を注 ぐと変化 するかどうかに興味をもち,進 んで変化の様子を観察 しようとする。 す
② 科 学的な思考
ア 水 港液をJ リ トマス紙の色の変化によって酸性,中 性,ア ルカリ性に判別 し,水 鴻 液の性質で 3つ に仲間分けできることを見つけ出すことができる。
イ 金 属が港 け■液を謡発 させて出てきたものが水に港けることから,金 属は水潜液に よつて帰Jのものに変化 したと考えることができる。
③ 観 察 ,実 験 の技能 ・表現
ア 水 港液を謡発 させて,港 けているものが気体か団体かを見分け,記 録することがで きる。
イ リ トマス紙を正 しく扱い,水 港液をつけて調べ,色 の変化の様子を的確に整理 して, 記録することヵギ できる。
④ 自 然事象 についての知識 ・理解
ア 水 溶液 には,気 体や団体が溶 けているものがあることが分かる。
イ 水 港液には,酸 性 ・中性 ・アルカ リ性のものがあり, リ トマス紙て判別できること が分かる。
ウ 水 港液 には,金 属を変化 させるものがあることが分かる。
‑2‑
4 指 導 ・評価計画 (11時 間扱い)
日日い町
学習内容 主な評価規準
判 断 基 準
十分満足 おおむね満足 手立て
次 水 溶 液 に は 何 が 港 け て い る か
・2う の水落 液を飲み比べ て学習課題を 設定 し,予 想 す る。
・葉品を扱 う ときに気をつ けることを学 習す る。
(関)水港液に は何が港 けて いるかに興味 を もち,進 ん で調べ る方法 を考えようと す る。
・実験方法を考え るだけでな く,実 験に必要な道具等
もあわせて考えよ うとしている。
・蒸発させる以外 にも実験方法を考 えようとしている〔
・見た 目やにおい に着 目させ る。石 灰水 につ いては今 まで どん な ときに 使 ったか等 を想起
させ る。
2 本 時
・塩酸,炭 酸 水,食 塩水, 石灰水,ア ン モニア水には どんなものが おけているか, 蒸発させて出 て くるものを 調べる。
(技)水港液や 過熱器具等を 適切 に取 り扱 い,安 全に実 験を行 うこと ができる。
(知)水搭液 に は,気 体や固 体が港 けてい るものがある ことを理解す
│ る。
・蒸発 させて出て きた ものに安易 に 触れた りせずiま た周囲の安全 に気 を配 って実験 して いるb
・蒸発 させて も何 も残 らない水港液 には気体が港 けて い ることを説 明で きる。
'薬 品が皮膚につ いた り, 目に入 っ た りしないよ うに 注意 して実験 して いる。
・蒸発 させても何 も残 らない水港液 には気体がおけて ヽ ヽること, 残 るも のには固体が溶け ていることを理解 できる。
・実験前の確認事 項 (板書)を 見せ て確認す る。
・イ 可も残 らない と い うことは 目に見 えない ものが溶 け て いた ことに気づ かせ る。
3 ・炭酸水に港 けてい る気体 は何か,ま た 出て きた気体 をもう一度水
に溶 かす こと が で き るかを 調 べ る。
( 思) 炭酸水か ら取 り出 した 気体 について 調べ, そ の性 質か ら, 取り 出 した気体は 二酸化炭請で あると考え る ことができる
・炭酸水か ら取 り 出 した気体 につ い て,何 を どのよ う な方法で調べた ら よいかを考 え,気 体は二酸化炭素で あると考え ること がで きる。
ヽ炭酸水か ら取 り 出 した気体 につ い て,気 体 は二酸化 炭素で あると考 え ることがで きる。
。ろうそ くが燃え た後 の気 体 ,人 間 が は きだ した気体 を調べ た ときを想 起 させ る。
二 次 水 港 液 に は ど ん な 仲
1
2
・水港液は, 溶 けてヽヽるも の以外 に,ど のよ うな性質 で分 けること がで きるか,
リトマス紙 に つけて調べ る
。水港液は, リトマス紙 の 変化で,酸 性 中性,ア ルカ
(技)リ トマス を正 しく扱 い 水器液をつけ て調べぅ色の 変化の様子を 的確 に整理 し て,記 録す る ことがで きる (知)水落液に は,酸 性,中 性,ア ルカ リ 性の ものがあ
。 「リトマス紙の 使 いガ」に従 って 実験 し,結 果を分 類 して記録 してい
る。
・酸性の水落渡 と して塩酸 と炭酸水 アル カ リ性の水港 液 と してア ンモニ
・ 「リトマス紙の 使い方」 に従 って 実験 し, 正 しく記 録 している。
・リトマス紙の変 化を もとに水湾液 を酸性・ 中性・ アル カ リ性に分けられ
。 「リトマス紙の 使 い方」を読 ませ 正 しい扱 い方を確 認す るb
・共通 な変化を し て い る水港液を ま
とめ させ , 3つ に 仲 間分 け させ る。
‑3‑
間 │ │ド リ性 に仲 間分 !り , リ トマス 1ア 水 と石灰水,中 1る ことを理解 して
が あ る が
けできること をまとめる。
紙で判別す る ことがで きる ことを理解す る。
性の水港液 として 食塩水があること 理解 している。
い る。
3 ・身の回 り′に あ るいろいろ な水港液 につ いて酸性か 中 .性かアメレカ リ 性かを, リ ト マス紙で調べ る。
(関)洗剤や飲 料水,酸 性雨 等身の回 りの ものに関心を もち,進 んで 調べよ うとす る。
・酸性,中 性・ア ルカ リ性のそれぞ れの特徴 と身の回 りの水港液のそれ ぞれの特徴を関連 づ けて考え,進 ん で調べ ようと してて いる。
・身の回りにある 水港液を磁性,中 性,ア ルカ リ性 に 分親す ることに興 味を もち,通 んで 調べようとしてい る。
・子 ども違が調べ たい水澪液を使 っ て興味を もたせて, グループの中で役 割分担行 って実験 させ る。
一二 次
金 属 を 水 溝 湾 に 入 れ る と ど う な る か
・水溝液には 金属を変化 さ せ る働 きがあ るかを調べる(
(技)水溝液や 実験器具等を 適切に取 り扱 い,安 全に注 意 しなが ら実 験を行 うこと ができる。
・金属を滞か した 液を燕発 させた際 に出て きた団体を 未知 の物質 と考え, 安全 に配慮 してむ やみに触れた りし ないで実験 してい る。
,塩 酸の取 り扱 い に注意 した り加熱 中に謡発 している ものを吸い込 まな いよ うにす る等, 安全 に配慮 してい
る。
・水薄液や実験器 具の取 り扱 いを再 確認 させ るととも
に,実 験を見守 り ア ドバイスす る。
2
3
・塩酸 にアル ミニ ウム↓ まく が薄 けた液を 蒸発 させて, 何 か出て くる かを調べ る。
また, 出 て き た ものが アメ レ
ミニ ウムは く と同 じ金属か ど うかを調べ る。
(思)金属が滞 けた滋を燕発 させて出てき たものが水に 溶けることか ら,金 属は水 港液によって 別の ものに変 化 したと考え ることができ る。
・金属が水溝滋に 薄けることと, 食 塩カギ 水 に博けるこ
とを比較 して考え ることができる。
,実 験結果を もと に して,金 属が別 の ものに変化 して いると考え ること がで きる。
・出てきたものが 金属であれば, ど んな性質があるの かということを確 認する。
4 口水落滋 には, 金属を変化 さ せ るものがあ ることを まと め る。
(知)水港液 に は,金 属を変 化 させ るもの があ ることを 理解す る。
・身の回りの自然 事象等 と関連 させ て,水 港液には金 属を変化させるも のがあることを理 解 している。
・水港液には,金 属を変化させ るも のカギあることを理 解 している。
・磁石や電池 と豆 電球を使 って,も
との金属 とは違 う ことを確認す る。
5 ・「考えよ うJ につ いて考 え を まとめ る。
, 「 学習の整 理」を して, 学習のま とめ をす る。
(思)身の回り の水溶液によ て起 こる現象 や水港液の性 質についてこ れまでの学習 を もとに考え ることができ
・これまで学習 し た ことと身の回 り の自然事象 とを結 びつ けて考え,「 考 えよ う」や「学習の 整理Jを,説明で き
る。
'身 の回りの水薄 液 によ って起 こる 現象 や水簿滋の性 質 につ いて これ ま での学習を もとに 考 え ることがで き
る。
・サイダーには何 が薄 けて もヽるか,
それ が ど うな った か,梅 干 しの汁 は は何性 かを考 え さ
せ る。
││
1 ̲̲̲ 1ス ム
‑4‑
5 本 時の指導 (1)本 時の 目標
《 観察 ・実験 の技能 ・表現》
・水溶液や過熱器具等を適切に取 り扱い,安 全に実験を行 うことができる。
(自然事象 についての知識 。理解》
・水港液には,気 体や団体が溶けているものがあることを理解する。
(2)本 時の指導にあたって
前時で課題を設定 し,調 べる方法を確認 してある。また実験器具,薬 品の取 り扱 い方 に ついても学習 している。水溶液を蒸発 させた後に何 も残 らないということか ら,気 体が溶
けていたということに結び付けるのは難 しい。そこで,こ こについて話 し合 う時間を十分 に保障するため,実 験や記録は効率的に行わせる。
(3)本 時の展開
学習内容 と活動
1 前 時の活動 を想起 じ本時の学習課 題を確認 する。
それぞれの水 よう液 にはどんな ものが とけているだろ う。
2 実 験方法,実 験器具や薬品の扱 い 方 を再確認す る。
確 か め る
3 グ ループごとに実験をする。
・水溶校を蒸発 させ,何 が出て くるか 観察す る。
・実験の結果を記録する。
4 結 果 を確認 し,話 し合 う。
・団体が出てきたものについては,食 塩 と石灰 であることを推測 させ る。
・何 も残 らなかったものについては, 何が溶 けていたのか話 し合 う。
☆水溶液 や過熱器具等 を適切 に取 り い,安 全 に実験 を行 っているか。
(行動観察 )
・適切 に扱えるように,紙 板書 を確 認 させ る。
・各グループが結果を記入できるよ うな紙板書 を準備 す る。
。なぜ,何 もな らなかったのか考 え させ る。
実験器具 試験管
・ 試 験管 立 て
。 三 脚
ア ル コ ー ル
ラ ンプ 加熱用金網
マ ッチ
・ 燃 え き し入 れ
・ 蒸発皿
・ビペ ッ ト
・ 雑 巾
・ビーカー 紙板書 水溶液 評価 の観点(☆)と具体的 な支援 (,)
・薬品の扱 い方 は予 め紙板書 してお き,い つで も確認 で きるよ うに して お く。
‑5上
5 話 し合 いを もとにまとめる。
食塩水,石 灰水には白い団体が, 炭酸水,塩 酸,ア ンモニア水には 気体が港 けていた。水港液には回 体や気体が港 けているものがある
6 自 己評価 を行 う。 (感想を発表 す る)
7 次 時の予告 を聞 き,実 験の後始末 をす る。
6 1