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・水よう液の性質1(指導案)

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Academic year: 2021

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第6学年2組       理科学習指導案      平成20年10月15日 指導者 清山 淳一郎 1 単元名    水よう液の性質 2 単元の目標   ○ 水溶液の性質について興味をもって調べることができる。  (自然事象への関心・意欲・態 度) ○ 金属との反応や指示薬による仲間分け及び水溶液に溶けているものを調べる活動を通して,水 溶液の性質やはたらきについての見方や考え方をもつことができる。       (科学的な 思考) ○ リトマス紙などを使って水溶液の性質を調べたり,加熱器具などを使って水溶液に溶けた金属 のゆくえを調べたりすることができる。       (観察・実験の技能・ 表現) ○ 水溶液は酸性・中性・アルカリ性の仲間に分けられることや,水溶液には金属を変化させるも のや気体が溶けているものがあることがわかる。        (自然事象についての知識・ 理解) 3 指導観 ○ 本単元は,学習指導要領の内容B「物質とエネルギー」の(1)「いろいろな水溶液を使い,その 性 質や金属を変化させる様子を調べ,水溶液の性質や働きについての考えをもつようにする。」を 受けて構成されている。水溶液を加熱したり金属と触れさせたりして泡の発生や金属の変化を調 べ,水溶液には気体が溶けているものがあることや,金属を変化させるものがあることに気付か せる。また,いろいろな水溶液の性質を,指示薬を用いて調べ,水溶液はその性質によって3種 類に仲間分けができることをとらえさせる。   本単元を学習することは,水溶液の性質とその働きについての見方や考え方をもつようにする とともに,水溶液の性質や働きを多面的に追究する能力や,日常生活に見られる水溶液を興味・ 関心をもって見直す態度を育てることができ,本校教育目標「自分らしさを精いっぱい表現する 心豊かでたくましい児童の育成」の具現化につながり大変意義深い。 ○ 本学級の児童27名(男子17名,女子10名)は,素直で明るく,理科の学習に興味をもっ ている児童が多い。アンケートで「実験がおもしろいから理科が好き」と答えた児童が多かっ た。授業中は班で協力しながら進んで実験に取り組む姿が見られ大変意欲的だが,自分の考えを まとめて発言することに苦手意識をもっている児童が多く,実験の結果を予想したり,考えを 深め合ったりする場面では発言する児童に偏りがある。結果や方法の見通しをしっかりもてな いまま実験に取り掛かってしまったために,実験には楽しんで取り組めたとしても,結果の考 察まで意欲が持続できないでいることもある。本単元に関するアンケートの結果は次の通りで ある。 ・身の周りにどんな水溶液がありますか。(食塩水,ミョウバン水,砂糖水,石灰水,石鹸水 ) ・炭酸飲料から出てくるあわ(気体)は,何だと思いますか。(二酸化炭素25名,酸素2名 ) ・あわの正体をどうやって確かめますか。(石灰水を入れる21名,気体検知管を使う11 名) 児童は,第5学年単元「もののとけ方」で水の温度や量による溶け方の違いを食塩やミョウバ ンを使って調べ,溶け方の規則性について学習した。第6学年で学習する塩酸や水酸化ナトリウ ム水溶液など金属を溶かす水溶液の性質について知っている児童は少ない。また,身の周りにあ

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る水溶液は,水に固体が溶けているものをあげる児童が多い。炭酸水から出るあわ(気体)は, 二酸化炭素であると答えた児童は多いが,実際確かめた児童はいない。 ○ そこで本単元の指導にあたっては,まずアルミニウムが塩酸に溶けていく様子を観察させ,水 溶液には金属を溶かしてしまうものもあることへの驚きから,水溶液の性質への関心を高めるよ うにしたい。そして,溶けたアルミニウムの行方を調べていく学習を通して,水溶液は触れたも のの性質を変えてしまうことに気付かせたい。塩酸以外に金属を溶かす水溶液として水酸化ナト リウム水溶液を取り上げ,水溶液の種類に目を向けさせるようにし,水溶液の性質はリトマス紙 で酸性・アルカリ性・中性に分けることができることを理解させる。また,炭酸水のように,水 溶液には気体が溶けているものもあることを実験で確かめさせ,水溶液についての理解をさらに 深めるようにしたい。 特に本時の学習は,導入で児童に炭酸水の入ったびんを思い切り振らせ,栓を開けた瞬間に出 てくるあわに着目させる。そして,あわの正体を調べていこうとする意欲を高めていく。あわの 正体を調べる際には,児童一人一人に実験結果や方法を予想させるなど見通しをもたせて実験に 取り組み,問題解決的に調べていくようにしたい。また,授業の中で自分の考えを明確にさせる 場面を設け,すべての児童が主体的に学習できるようにしていきたい。実験は,児童一人一人の 見通しに沿ってグループを編成し,主体的に取り組めるようにする。そして,結果の考察まで意 欲が持続できるように心掛けていきたい。 4 指導計画(全12時間) 主な学習内容及び学習活動 時間 評価計画 (単元導入)水溶液の性質 ○ 金属を変化させる雨と同じ はたらきをする水溶液につい て調べよう。 2時間 関 アルミニウムに薄い塩酸を加えたときの様 子に興味をもち,アルミニウムが変化する様 子を調べようとする。《行動観察・発言》 技 水溶液やガラス器具などを使って,金属が 変化する様子を調べることができる。《行動 観察》 1 水溶液と金属  ○ 水溶液に溶けた金属はどう なったのだろうか。   ・ 液の中にアルミニウムが あるのか,ないのか。 4時間 (1) 技 加熱器具を使って,溶けた金属の行方を調 べ,記録することができる。《行動観察・記 録分析》 思 蒸発皿に残った物とアルミニウムとの違い を見つけ,アルミニウムかどうかを確かめ る実験の必要性に気付くことができる。《発 言・記録分析》   ・ 蒸発皿に残ったものは, アルミニウムなのだろう か。 (2) 思 薄い塩酸に入れたアルミニウムの変化か ら,水溶液には金属を質的に変化させるもの があると考えることができる。《発言・記録 分析》 技 薄い塩酸などを使って,溶けた金属の行方 を調べ,記録することができる。《行動観 察・記録分析》  ○ 金属に水溶液を加えると, どうなるのだろうか。 (3) (4) 技 水溶液と金属との反応を調べ,記録するこ とができる。《行動観察・記録分析》 知 水溶液には,金属を変化させるものがある ことがわかる。《行動観察・記録分析》

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2 水溶液の仲間分け  ○ 水溶液は,どんな仲間に分 けられるのだろうか。 2時間 技 リトマス紙を使って,水溶液の性質を調 べ,まとめることができる。《行動観察・記 録分析》 知 水溶液は,3つの仲間に分けられることが わかる。《記録分析》 3 水溶液に溶けているもの  ○ あとに何も残らない水溶液 には,何が溶けているのだろ うか。 2時間 (1)本時 思 水溶液を蒸発させ,後に何も残らなかった ことから,気体が溶けている水溶液があると 考えている。《記録分析》 技 水に溶けている気体を実験を通して調べる ことができる。《行動観察・記録分析》  ○ 二酸化炭素が水に溶けるか どうか確かめよう。  (2) 関 水溶液の性質やはたらきの学習結果を受け て,酸性雨など身の回りの水溶液を見直す態 度が育っている。《行動観察・発言》 知 水溶液には,気体が溶けているものがある ことがわかる。《記録分析》 (まとめ)   学習したことをまとめよう。 1時間 知 金属を変化させる水溶液があること,水溶 液は酸性・中性・アルカリ性の仲間に分けら れること,気体が溶けている水溶液があるこ とがわかる。《記録分析》 (評価テスト) 1時間 5 本時の目標 ○ 炭酸水は,二酸化炭素が水に溶けた水溶液であることがわかる。 6 指導過程       学習内容及び学習活動 指導上の留意点 評 価 資料・準備 1 前時の学習を想起する。  ○ 前時は,炭酸水などの水 溶 液 の 性 質 に つ い て 調 べ た。 2 炭酸水から出てくるあわに 着目する。 3 学習問題を設定する。  炭酸水から出てくるあわ の正体を調べよう。 4 問題解決の見通しをもつ。 ○ 結果を予想する。  ・二酸化炭素  ・酸素 ○ 実験方法を予想する。  (気体を集める方法)  ・水上置換  (気体を調べる方法)  ・二酸化炭素(石灰水,気 体検知管,線香)   ・ 酸 素 ( 気 体 検 知 管 , 線 ○ 前時は,炭酸水などの水溶液 の性質をリトマス紙で調べたこ とを想起させる。 ○ 炭酸水のビンを振って,栓を 開けた瞬間に出てくるあわに着 目させる。 ○ あわの正体を調べていこうと する意欲を高める。 ○ 炭酸水を蒸発した実験から, 炭酸水は固体ではなく気体が溶 けていることを確認する。 ○ 単元「ものが燃えるとき」 で,酸素や二酸化炭素を集めた りその性質を調べたりした経験 を思い出させる。  ○ 予想した実験結果や方法をノ ートに記録させ,見通しをもた せて取り組むようにさせる。 ○ 実験方法・準備・安全の確認 を行う。 ○ 気体が何 であるかを 予想し,調 べる方法を 考えること ができた か。 (科学的な思 考:記録分 炭酸水 栓抜き 炭酸水 丸形水槽 ガラス管

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香)  ○ 実験方法等を確認する。 ・実験方法 ・実験準備 ・安全確認 5 実験をする。  ○ 気体を集める実験 ○ 気体を調べる実験 6 実験結果について話し合 い,ノートにまとめる。 ○ 個人で   ○ グループで  7 実験結果を発表する。  8 本時学習のまとめをする。 炭酸水は,二酸化炭素 が水にとけた水よう液で ある。 9 後片付けをする。  10 次時の予告を聞く。  ○ 児童一人一人の予想と実験方 法を確認し,見通しに沿ったグ ループ編成を行う。 ○ 個人で結果をまとめさせる。 ○ グループで話し合い結果と分 かったことを画用紙に書かせる ○ 実験結果と分かったことを方 法別に発表させる。 ○ 本時学習の結論をノートにま とめさせる。  ○ 自己評価をさせ,本時学習の 反省をさせる。 ○ 次時は,二酸化炭素が水に溶 けるかどうかを調べる実験を行 うことを伝える。 析) ○ 実験に主 体的に取り 組んでいた か。(観 察・実験の 技能表現: 行動観察) ○ 炭酸水 は,二酸化 炭素が水に 溶けた水溶 液であるこ とを理解で きたか。  (知識・理 解:記録分 析) ゴム管 ゴム栓 試験管 試験管立て 石灰水 気体検知管 線香 マッチ 燃えがら入 れ 画用紙 マ ジ ッ ク ペン マ グ ネ ッ ト 式 名 札 (児童用) 7 板書計画 水よう液の性質        学習問題       実験 方法       石灰水    実験の結果 分かったこと  炭酸水から出てくる あ わ の 正 体 を 調 べ よ う。  予想 実験の写真    気体検知管  結論 ・二酸化炭素          炭酸水は,二酸化炭素が水 ・酸素      準備      にとけた水よう液である。

参照

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