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雪国の実情に応じた耐震改修工法について

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(1)

雪国の実情に応じた耐震改修工法について

平成18年3月

新潟県土木部都市局建築住宅課

(2)

はじめに

雪国の実状 に応 じた木造住宅の耐震改修工法」検討委員会

委 員 長 西 dZS

新潟県 中越大震災」 は、平成 16 1023日午後 556分 に、新 潟県央 の川 口町 ・山古志村 ・長 岡市 を中心 に発生 した。 この地震 は、兵庫県南部地震以来 の震度 7を川口町が記録す る と言 う未曾有 の地震 で、 中越地方の広域 な地域 に渡 って人々に 甚大 な被害 をもた らした生活基盤 となる上下水道 ・電気 ・ガスや道路 ・鉄道等 のイ ンフラの被害 とともに、住宅の倒壊 ・半壊 の被害が広範 囲に起 こ り、避難 した地域住 民 は10万人 に も及 んだ。

与の地震直後 には (社)新潟県建築喪計事務所協会や (社)新潟県建築士会 に所属 す る建築士達が協力 して応急度判定 を行 う体制 を迅速 に立 ち上 げて、被災 した住宅や 公共施設 の判定作業 に対応 した。この時の活動 は、新潟県全体 で住宅の全壊2,632棟、

半壊 7,709棟 、一部損壊 77,369棟 となる大 きな被害 にもかかわ らず、死者数 を40 とい う最小 に押 しとどめる役割の一塊 を担 った もの と考 え られる

被災後 1年半 を経過 し、最大の被害地である長 岡市 山古志 では、集落全体 の移転計 画が策定 され、中越 の地域全体 で も住宅の改築 と改修が行 われている。今 回、震源か ら離 れていて被害 を受 けなかった住宅 にあって も、自ら住 む家 の耐震診断 と耐震補強 の検討 は、急務 の課題 となってお り、行政の既存 の住宅 に対す る耐震性 向上 を支援す る活動 も始 め られている 新潟県 は 日本 国内で有数 の豪雪地域であ り、今 回の 「新潟 県 中越大震災」 も積雪のある状態 で起 こっていた ら、受 けた被害 はさらに倍化 してい ただろ うと危倶 されている この ようなことか ら、本報告書 は、地域 によって異 なる 積雪条件等 を考慮 しなが ら、耐震診断の流れ と補強方法、コス トについて検討 した結 果 をま とめ1今後 の耐震診断 ・耐震改修 のガイ ドとしてまとめた ものである

本報告書が、新潟県 の木造住宅の未来 を地震 か ら守 ることに大 きく貢献 し、これか らも地域 の住環境形成 に貢献 してゆ くことを期待 している

(3)

的 ・・ ●●●●●●●●●●●

新潟県の地勢 ・地質 な どの特性 ・・・・・・・・・ 2 1 地勢

2 活断層

3 降雪 4 雪質

5 積雪量

lII 新潟県の住宅事情 ・・・

1 住 宅事 情

2 木造住 宅 ス トック

● ● ● ● ● ● ●●●●●

3 新 潟県 の地域風 土 に根 ざ した木造住 宅

新潟県内に被害 を与 えた地震 ・・・・・・・・・・ 12

1 地震 とその被害

2 過去 の積雪期 の地震災害

∨ 住宅の耐喪診断 ・補強に関する県民意識 ‑ ・・ 18

1 耐震診 断‑ の理解度

2 住 宅 の建築時期別 の理解度

3 耐震診 断の経験

4 住 まい の安全性 の認識

5 安全対 策 に関す る相 談

6 耐震補 強 に支 出可 能 な工事費

V! モデル住宅による耐震診断 と補強例 1 方針

2 モ デル住宅

3 耐震診 断

4 耐震補 強

5 コス ト比較

・・・ 24

V… 耐震改修 の推進方策 ・・・・・・・・・・・・・・ 56

( 資料編 )

公募 による民間耐震改修工法 募集要項

住宅の耐震化の現状

誰でもできるわが家の耐震診断

(4)

J 検討の背景 と目的

国土交通省の住宅 ・建築物の地震防災推進会議 は、平成 176月の 「住宅 ・建築物の 地震防災対策の推進のために」 の提言の中で、阪神 ・淡路大震災では地震 による直接的 な死者数5,502人のうち約9割の4,831人が住宅、建築物の倒壊等 によるものであった と

報告 している

また、中央防災会議 による今後発生が予測 される大規模地震 による被害 として、東海 地震で死者数 9,200人、東南海 ・南海地震で死者数 17,800人、首都直下型地震で死者数 13,000人が想定 されることか ら、地震 による人的 ・経済的被害 を低減するためには、住 宅 ・建築物の耐震化 などの地震防災対策の充実が不可欠であるとしている

新潟県で平成 16 1023日夕刻 に発生 した 「新潟県 中越大震災」では最大震度7を 記録 し、住宅損壊約 12万棟、避難者約10万人などの直接的な被害 をもた らす とともに、

風評被害や上越新幹線 の不通 な どによ り、観光産業 をは じめ県内全域 に大 きな経済的影 響 を及ぼ し、現在 もその復 旧 ・復興 に向けた懸命 の取 り組みが続け られている

平成182月に県が素案 を示 した今 までの長期総合計画 に代 わる県政運営の基本計画 となる 「新潟県 『夢お こし』政策 プラン」では、中越大震災後の 12年間をにらみ、「 来 に希望 の持 てる魅力 ある新潟県の実現を基本理念 とし、住宅 ・建築物の耐震化 を促 進す ることが、雪 に強い住宅 の普及促進 などとともに 「くらし夢お こしプラン」 の中の

災害 に強いふるさとづ くり政策の一つ として位置づ けられている

この ような背景か ら、本報告書 は、仝国有数の豪雪地である新潟県の実情 を踏 まえ、

耐震改修 の進め方や工法 を検討す る際の課題や留意すべ き事柄 を整理 し、耐震改修 の推 進 に資することを目的 とする

ここでは、雪国の木造住宅 を想定 したモデルプランの耐震診断か ら補強設計、概算工 事費の算 出等 を行 うなかで、積雪条件 な ど複数のタイプを比較検討することにキ り雪国 の実情 に応 じた耐震改修の工法 について検討する

LiE

(5)

新潟県の地勢 ・地質 などの特性

1 地勢

新潟県 は、 日本海沿岸のほぼ中 央 に位置 し、朝 日山地、飯豊山地、

越後山脈が東側 に連 な り、西側 に は西雷城 山地及び白馬山地などが そびえている。

これ らの山岳 に源 を発する信濃 川など数多 くの河川が 日本海にそ そ ぎ、肥沃で平坦 な越後平野や高 田平野などを形成 している。

気候 ・風土 は、概ね阿賀野川 を 境 として、以南は北陸型、以北 は 東北型 に分 けられる。

面 積 は全 国 第 5位 の広 さの 12,582k㌦で、土地利用状況 ( 14 10月) は森林が最 も多 く 68.7% を占め、次 いで農用地 が

14.3%、宅地が41%を占めてい る。

(土地利用の様子〉

水面・河川・水路371

1路341.肝JIO41

その他541

塑王司l

‑2‑

箕料 :土地利用状況調査

(6)

2 活断層

本県 には、櫛形山脈 断層帯 をは じめ数多 く の活断層が存在すると

されているO

また、国の地震調査 研究推進本部が、社会 的、経済的に大 きな影 響 を与 えると考 えられ 調査対象 とした全国の 98活断層帯 の うち、

県内には、櫛形山脈断 層帯、月岡断層帯、長 岡平野西縁断層帯、十 日町断層帯、六 日町断 層帯及び高田平野断層 帯がある。

《新潟県内の調査対象断層の位置図》

3 降雪

冬季 の典型的な西高東低型の気圧配置 によ り、 シベ リアか ら寒冷な季節風が 日本海 を渡 る。 日本海 には暖流 (対馬海流)が北上 してお り、 この季節風 に大量の水蒸気 を 供給す ることになるが、暖流 は北上す るにつれて水温が下がるため、水蒸気の供給量 は、東北や北海道 に比べ新潟地方の方が多 くなる。

シベ リアか らの季節風 は、新潟平野 を超 える と県境付近の山脈で行 く手 を遮 られ、

山腹 にある市町村 に、よ り多量の雪 を降 らせ る。

‑3‑

(7)

4 雪質

新潟県 は、他 の降雪地 とは異 な り1月の平均気温が高いことか ら、降雪直後の雪の 密度は70‑90kg/m3と北海道や東北地方の50‑80kg/m3に比べ、湿 って重い雪質である。

新潟県の ように 日中の気温上昇や El射 により気温が0℃ を超える地方では、降 り積 も った湿った雪の一部が融解 し、次第 に密度が高 くな り、 きめ細か く締 まった 「しま り 雪」 となる。その後、積雪の内部 に霜の結晶が成長 し、粒径 も大 きくな り、密度が さ

らに上昇する。

く降雪直後の雪密度)

新潟 北陸 .山陰 東北 北海道

:̀社'雪センタ‑ 「北陸の雪2000」8

5 積雪量等 (1)積雪量

県内の海岸部の新潟市 と佐渡市 (旧相川町)、内陸平野部の上越市 (高田)、中 山間部の津南町の昭和44年度か ら平成16年度 までの年 降雪量の経年変化 を見 ると、

最 も多 い津南町では,最 も少ない佐渡市 (旧相川町) に比べ約13倍 も多 く、19 ぶ りの豪雪 と言われた平成16年 には、約21倍 の降雪量があった

(年降雪t)

2.500

00nU00000O505211(ED)叫

S54 目元 Hll H16

‑ー 新潟市 ‑■一 佐渡市 (旧相 川町 ) + 上越市 (高 田) 一一・一津南町

賛科 :新潟Ut良書Ag及び気温観測30年報

‑4‑

(8)

(2)豪雪地帯 と特別豪雪地帯

平成 17 4 1日現在 、我が国では、国土面積 の50.83%が豪雪地帯、20.08% (豪雪地帯 の うちの39.0%)が特別豪雪地帯 であ り、豪雪地帯 に総人口の16.1%、

特別豪雪地帯 には2.8% (豪雪地帯 の うちの 17.2%)が居住 している

全域が豪雪地帯 に指定 されている新潟県 においては、上 ・中越 のほぼ全域 と下越 の内陸部 を中心 に県土の約 7割が特別豪雪地帯 に指定 されてお り、県内の宅地 の約 41%がその特別豪雪地帯 にある

‑5‑

(9)

新潟県の住宅事情

1 住宅事情

新 潟 県 の 総 住 宅 数 は平 成 15年 で 888,000戸 で、総世帯数 791,900世帯 よ 96,100戸 も上回ってお り、 これは10 年前の 65,500戸 に比べ約 1.5倍 となっ ている。

平成 15年の住宅総戸数における所有 関係別内訳 は、持 ち家が約77%と最 も 高 く、全国で第6位 となっている。

住宅の広 さをみると、平成 15年 は 1 世帯あた り132.72m2で全国第5位 とな

ってお り、全 国的 に東北、北陸の 日本 海側 に位置する県が上位 を占めている。

(全国の住宅延べ面 1住宅当たり)の状沢)

資料 :新潟県100の指数

(住宅総戸数に対する所有者関係別内訳〉

2%

19ヽ / 匝 二亘 画

01 2 一1

2

5 山 エ

lil

資料 住宅・土地統計的査

(全国 と新潟県の住宅延べ面書Jの推移 〔1世帯当たり〕)

125 115

10595 一一日 ‑ ./ { :H H H H '

.J '̲I ̲H H H H H ̲̲̲̲̲

一 一一一一一一‑‥ ‑‑二L二二二二 jL T

85 75 65

38ホ】43年 l53 163年 平助 )0 )5年 l‑ 一 JZ) 72.5273.86I77.叶 80.28185.92 89.29

資料 :新潟県100の指数

‑6‑

(10)

2 木造住宅 ス トック

住宅総戸数 に占める木造住宅比率 をみ る と、年々若干の低下傾向が見 られる ものの

平成 15年 で約 86%と全国の約 61%に比べ 高い比率 となっている。

(住宅総戸数に占める木造の割合)

/ 直詞

3

貸料 :住宅 ・土地統計調査

年代別の住宅ス トックをみる と、住 宅総戸数 に占める昭和55年以前の木造住宅ス ト ックは、平成 15年 では全国の47%に比べ新潟県 は48%とほぼ同 じであるo

県内の平成 5年か ら 15年の 10年 間における年代別の木造住宅ス トックの推移 をみ ると、戦前か ら昭和 35年が 72%、昭和 36年か ら45年 が 71%に減少 しているのに対

し、昭和46年 か ら 55年 の ものは78%と減少幅が少 ない。

(平成15年の全国と新潟県の建築時期別木造住宅のストック)

一oo,90%807060540%3020tot0%0%,%%%ii 29 29k l‑「ll 1l …誤 成2

24% 23%

≡蓋i==n:q=3=5=* . l

ゝ 47%

l

資料 :住宅 ・土地統計調査

ー7‑

(11)

(県内の平成15年 にお ける木造住宅 ス トック割合 〔建築時期が昭和55年以前〕) 500000

400000

300000 ロ昭和■戦争前〜昭和3536〜45

‑ 平成I15戸数 / 平成5戸数 =78% 200000

100000 一一 平成15戸数 / 平成5戸数 =71% 0 ‑ 平成15戸数 / 平成5戸数 =72,i

箕料 :住宅 .土地放言十調査

く県内の建築時期別木造住宅 ス トックの推移)

資料 :住宅 ・土地統計調査

‑8‑

(12)

新潟県 における昭和54年か ら平成 16年 までの5年毎の住宅着工戸数 に占める木造 住宅の割合 は、減少傾向にあるものの、全国に比べ高い比率 となっている。

木造住宅の構造種別 をみると、平成16年の木造住宅着工戸数の うち、在来工法が約 87.6%を占め、2×4工法の84%、プレハブ道の39%が続 く。

なお、平成 12年度 までは、2× 4工法に比べ プ レハ ブ道が多かったが、平成 13年 度以降は逆転 している。

(住宅*エ件数 に占める木造の比率)

85%

75,i \ Y

65%

55%

45%

35%

25%

15

ヽ→ ̲.i ++‑●..木 達 (全 E木 造 (非未 達 (新 潟 g全 EZI)Zt)H

f

/

f

/

※昭和54‑62年の間は木造長屋住宅が含む。 賛料 :建築統計年朝

く新潟県の木造住宅書工戸数に占める在来軸組工法)

23.000 21.000 19.000 17,000 15.000 13,000

l975l.,..000000000000 l .2x41 。1レL在州ハブ J

l

※昭和54年から62年の間は木造長屋住宅を含むO

ー9‑

資料 :建築統計年報

(13)

3 新潟県の地域風土 に根 ざ した木造住宅

(1) 伝統的な住 まいづ くりと木組み

多様 な地形や気候 に恵 まれた本県 においては、北 は真束重 し、南 は武家屋敷特 有の床が高い ものや東造 りといった住宅様式 を見 ることがで きる

海岸沿いの出雲崎町は舟小屋兼用 の海 に向か った妻入 りの住宅、内陸平野部 は 牛馬 と共 に生活 した中門造 りの住宅が存在 している

柏崎市荻 ノ島地区に見 られる環状型の集落 は、生活の知恵か ら出た和 の豊か さ を見 ることがで きる

伝統工法 と在来工法の遣 い

江戸時代以前か ら存在す る日本古来の工法 は 「伝統工法」 と呼 ばれ、現在の筋 かい を用いる 「在来工法とは区別 されている

伝統工法 に用い られる二つの部材 を水平 ・垂直 直角 に組み合 わせ る接合法「'ij)/

組み」 は、木材 だけの複雑 な細工 を必要 とし、一度組 んだ ら取 り外 しが出来ない もの もあるな ど、高度 な技術 である

貫工法と 「差 し

伝統的な貫工法 を用いた住宅 は、柱 と柱 の間に通常 は桁 まで24mm程度の厚 さの 貫が 4‑ 5本入 る その貫 は、取 り付 け位置 によって下か ら順 に、地貫、胴貫、

内法貫、天井貫 と呼ばれる

また、鴨居上や廻 り線上 には、丈が 360‑ 450mm程度の 「差 し」が室 を囲 うよ うに入 り、その上 に管柱が乗 って軸組が構成 される

この工法 は、柱 と貫が 「クサ」、柱 と差 しが 「止め栓」 によって止め られ、そ の接合部が地震時に粘 りを発揮 し、元 に戻 ろうとする復元力が期待 される

せがい造 り

元々船大工 の工法及び宮大工の工法 (天秤梁)しの一つ と言われている

在来木造住宅 に採用 されたのは、渡 り顎 と天秤梁 を組み合 わせ て生 まれた工法 で、寺社建築 の屋根の軒の出が大 きい ものに使 われている

一方、農村部の桁上 に造 った蚕棚 の構造 も 「せがい造 り」 で、積雪地 において は軒先 の積雪荷重 を支 えるため、大正時代 か ら昭和の初期頃に建 て られた町屋 に も多 く取 り入れ られている

中門造 り

新潟県 をは じめ東北地方 に分布する曲家の一種で、県内には10種類の形の違 っ た中門造 りの建築物が存在 している

‑10‑

(14)

(2) 現在 の雪 国の住 まいづ くり

屋根 の克雪化

豪雪地帯 での冬季 の居住 環境 を確保 す る とともに、屋根 雪処理 の負担軽 減 と危 険防止 のため、特別豪雪地帯 を中心 に、住宅屋根 の融 雪化 や耐 雪化、落雪化 が進 んでい る

高床式住宅

昭和 30年代 に普及 し始 めた住宅。ノ基礎 の高 さを通常 の45cmか ら180cm前後 ま で高 くし、冬季 の積 雪 で も1階部分 が雪 に埋 もれ ない ように工 夫 した もので、県 内 にお いて は落雪式 と併用 した ものが多 く見受 け られ る。 なお、.雪国 におい ては 1階床 高 を上 げる住 宅 は、糸魚川市 の山口家住 宅 な ど比較 的古 くか ら存在 し'Tい る。

克雪の形状の種別 と特徴≫

d蔓い屋根材 を用 いて雪 を自然 に ギー、生活排熱 を用 いて屋 根 え られ る ように住宅の構造 を'JI

菱滑 り落す方式l 雪 を融 かす方式 強 くす る方式

.(I

萱(落雪 .堆 雪スペ‑スが必要) す

tI̲'̲A ヒlJ: S7+tI1:1p.J:.蓬ランニ ングコス トがかか らなI.r: 融雪装置 の設置費用及 び電熱 鉄筋 コンクリー ト造、木造 の 蓋いJ(屋根材 や塗喪等 のメンテ 費等 の ランニ ングコス ト、設 骨組強化 のため建設費用が増 萱ナ ンスは必要) 備交換費用 がかかる 大す る

1階の居室が雪 に埋 もれて採 温水式等 はボイラー (灯油) 屋根雪の荷重 に耐 え られ るよ

?光が悪 しー の燃焼音が不快 う、壁 や柱 の位置、間取 りへ , 、ri,

1

'7' ∴∵.f̲IrfI.l1Fli.j.1lI.Itp.i'lLt̲t:,)73:,:

資料 :雪国におけるバ リアフリー対策の推進による安全で快適な 都市生活の実現に関するモデル調査報告書

‑HE

(15)

lV 新潟県内に被害 を与 えた地震

1 地震 とその被害

県内に被害 を与 えた既往地震 について、その被害状況、特徴等 は次表の とお りで ある

《慶 応 以 前》

863二7.10(貞観 5) 7.0 越中、越後 越後津波、死者あ り叫崩れ、民家倒壊 、湧水 あ り、庄死者多数

885.6.4(仁和 1) 越後

885.6.6(仁和 1) 越後

887.7.29(仁和 3). .越後、京都 ‑

887.8.2(仁和 3) 6.5 越後、京都

938‑943 (天慶 1‑ 6) 越後 ,4前後詳細不明蒲原郡の入海、陸地 とな る133回大地震日鎌倉 関東 に地震あ り、関連 あ り?(発生年 月 日不 明) A

1092 (寛治 5). 越後

1093.12.7(寛治.7) 越後

1099」5.3(康和 1)

1133 ‑(長承 2) 越 中⊥越後、加賀能登越後

1257 (正嘉 1) 越後

1361.7.30(正平16) 1400 (明応 7) 1467 (文正 1) 1502.1.28(文亀 1) 1517.7.18(永正14) 1585.12.20(天正13) 1594 (文禄3) 1614.ll.26(慶長19) 1633.6.1ト(寛永10) 1666.2.1(寛文5) 1669.6.3(寛文9) 1670.6.22(寛文10) 1676.1.16(延宝 3) 1706.12.8(宝永 3) 1710.8.28(宝永 7) 1714 (正徳4) 1719.5.7(享保 3)

寺泊の沖合大陥没

越後 にては家屋 の倒壊並 び に死者あ り 越後 には倒壊家屋 あ り

越中の兵士600人海中に姿 を消す 津波 あ り死者多 し(発生年慶長18年 ?)

城被損、潰家多 し、出火あ り、死者1,500

保倉 団平 山鳴動、 山崩れ

※ 規模 はマグニチュー ドを示す 。

‑12‑

資料 :新 潟県地域 防災計画

(16)

《慶 応 以 前》

発 生 年 月 日 規模

1751.5.20(宝暦 1) 1759.6.23、(宝暦9)

1762.3.29(宝暦12) 6.5.69 越後、越中越後三条 高 田城破損、震災地 を通 じて死者土蔵壁亀裂、新潟強震、 日光、有感高田領の全壊及び焼失家屋 6,0882,、死者0001,128 .

・1̲111111111111177777807777777778888666771777.8.3.9.8.4.19.3.49.0.8.6.8.89.4.2,2.5.9.0.9.1..3.7111l12.2..0.0.l.3122221111440259679̲(ノ(.(.(((((((((((宝暦安永安永安永安永安永天明天明寛政享和明和明和明和明和112)2)8)8962)2)570711))))))))) 6.7.7.6.4469 佐渡佐渡佐渡佐渡佐渡佐渡年波佐渡佐渡津軽、佐渡佐渡佐渡佐渡佐渡 佐渡津波あ り日光有感3郡全体で潰家、26戸流出、新潟地割れを生ず1,150、焼失328‑死者O .19人 . 1809.2.4(文化 7) 佐渡、江戸 倒壊家屋9,800、焼失1,200、死者1,400

1828.12.1̲8(文政11) 1833.12.7(天保 4)

1847.5.8(弘化 4) 越後三条、.亘、見附、与板、江戸北海道函館、福 山出羽、佐渡長 岡、 江戸 は精強津波 を伴 う○潰家震災地 を通 じて潰家1033、死者4,.000、死者42 12,pOO0

《明 治 以 降》

発 生 ■年 月 日 規模 地 ■ 一 名

※ 規模はマグニチュードを示す。 資料 :新潟県地域防災計画

‑13‑

(17)

芦J

発 生 年 月 規模

1904.5.8(明治37)

1905.1.23(明治38) 6.5 .61 六 白町佐渡西方沖 南魚沼郡五十沢村付近で土蔵 .家屋の破損 、落石、道路 の亀裂 か ら青砂 を噴出、城即 すで瓦の塵落 .障壁 の亀裂、墓石 の転倒 あ り震域 は能登、長野 に及ぶ

1905.,7.23(明治38) 5 . 2 安塚 町 壁 に亀裂

1910..5.26(明治43)

1911.9.5(明治44)̲ 66..36 新潟 .佐渡沖長野県境 東頚城郡大 島村 菖蒲及び菱里村須 川が最 も強強震域 は佐渡南部、越後海岸く、石垣 の破損 、地面 の亀裂 あー 1914.ll.15(大正 3) 5.7 高 田付近 壁 に亀裂、屋根石落下

1927.10.27(昭和 2) 1933.10.4(昭和 8)

194ウ.4.14(昭和22) ‑ 5.6.5.271 三島郡直 中由西頚城郡能生谷 倒壊等 の被害あ り (三島郡関原、 日吉、宮本各村 で道路損壊 、家屋北魚沼川口1堀之内、田麦 山各村 、屋根石落下、壁 に亀裂能生谷村で1か月後、山崩れ起 こる関原地震)

1990.12.7(平成 2) 5.4 刈羽郡高柳 町付近 道路 の陥没、家屋 の壁面亀裂

1992.12.27(平成 4)

1993.2」7(平壌 5) 4.6.65 能登半島沖中魚沼郡津南町付 小 .中学校 の体育館天井落下、家屋の壁面や負傷1人、落石、̲崩土

2001.1.4(平成13) 負傷2人、家犀一部破損192、文数施設27

2004.10.23(平成16)

2005.6.20(平成17) 死者51人∴負傷者4,795人、住家全壊3,185、住

山古志等)A 中越地方 (長 岡、

柏崎等)中越地方 (長 岡

等) 土砂災害多発、上越新幹線脱線 (負傷者家半壊1震災)13,人、住家一部損壊725、通路網寸断、河道 閉塞、各地で5 新潟県 中越大

※ 規模 はマグニチュー ドを示すo 資料 :新潟県地域防災計画

‑14‑

、‑

(18)

2 過去 の積雪期 の地震災害

新潟県 の既往 地震 中、積 雪期 に発生 し、大 きな被 害 を与 えた もの には次 の二つが あ

(1) 1666年 (寛文5年)の地震

資料 :新潟県地域防災計画

‑15

(19)

(2)長岡地震

発 生年 月 日 1961(昭和36)22 震源 北緯37.5 東経138.8 規模 : マ グニチ ュー ド5.2

発生時の積 雪 ‑ 170cm〜200cm

被 害状況 1

建物被害

人的被害

死者5人 負傷者30人 ノ 電力被害

電柱折損1 電柱傾斜6 電線切断454

被 害の特徴 ̲I

地震 の規模 はそれ 時 ど大 き くはをか つたが、直下型 の地震 であ ったため、.局坤 的 に 非常 に大 きな板書が発生 し、震央付近 の4集落では全壊率が50%を超 えた○

積 雪が地震に与 えた影響 l

被災地付 近 の碍 雪 は1.ウm〜2m位 であったが、月 とん どの家が3‑4回程度 の雪下 ろ Lを行 ってお り、屋根 に残 っていた雪 は多 くて も30〜40cm位 であ った○従 って積 雪 は 住家 の被害 を大 き くした直接 の原■因 とはなっていな.い と考 え られる

1‑方 、構 造 的 に弱 く屋根 雪 の積 雪 も住家 よ り多 か つた と思 われ る作 業所 、物置等 の 非住 宅 で ば廼物被 害が大 きか つた といわれてい る○ これ らは、雪 に よって破壊 が促 進

されたi=め と考 えられてい る○

また、.雪 中 に埋 もれてい美 石灯寵 、 こpiいぬ、墓 石等 の転倒 はな く、 これ らは周 囲 の積雪 による保護 の結果 と考 え られ る 住家 で も1階部分が積雪 によって支 え られ てい たため、完全倒壊 を免 れた例 もあづたo しか し、 これ らの家屋 は融雪 に従 って二倒壊 が進 む こととなった○

以上 に記述 した ように長 岡地震 は どち らか とい うと豪雪時 に発生 した ものではな く、

資料 :新潟県地域防災計画

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《梼雪と過去の地震分布図》

qJ

O H地 訳が

千料 '新.1大事71f地ff災書センター 大木 先生 ■ 固 よ り

17‑

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住宅の耐震診断 ・補強に関する県民意識

住宅の耐震診断及 び補強 は、地震の被害か ら住民の生命 と財産 を守 るため に実施する ものであるが、 この ことに対する県民意識 について住宅需要実態調査 (平成 15 121 日実施)の結果か ら状況 を把握す る

1耐震診断の理解度

県内の耐震診断の理解 は、「知っている」とする世帯が45.4%と最 も多 く、次いで 「 らない」が30.0%、「よく知 っている」が3.3%である

広域連携 圏別 に耐震診断の理解 についてみる と、いずれの圏域で も 「知 っている

40%を超 え最 も多 く、次いで 「知 らない」世帯が多い。

耐震診断の理解度≫

資料 :住宅需要実態調査 (平成15年 12月 1日実施)

2 住宅の建築時期別の理解度

現在居住 してい る住宅の建築時期別 に、耐震診断の理解 についてみると 「昭和26

〜35年」を除 き、いずれの建築時期で も 「知 っている」が最 も多 く、「昭和26〜35

は 「知 らない」が43.1%で最 も多い。 また、「知 らない」 は、住宅の建築時期が古 くな るにしたがって多 くなる傾向がある

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参照

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