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諸外国における臨床 PET の現況

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Academic year: 2021

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(1)

《報 告》

諸外国における臨床 PET の現況

田代  学*

1,

*

4,

*

5

窪田 和雄*

2

伊藤 正敏*

1

藤本 敏彦*

3

山口慶一郎*

1

  佐々木英忠*

4

Ernst M

OSER

*

5

要旨 18F-FDG の輸送システムおよび保険還付という観点に注目し,ヨーロッパおよびアジア・オセ

アニアの諸国における臨床 PET 事情に関する調査を行った.臨床 PET が最も普遍化しているイギリス,

ドイツ,ベルギーにおいては,国家間の制度および程度の差はあるものの保険還付の制度が充実してき ており,他の国も準備を進めている.また,ほとんどの国においてサテライト施設への 18F-FDG の輸 送が自由に行われているが,18F-FDG 輸送が行われていない日本はむしろ例外的であった.

今後日本において臨床 PET 検査の普及を推進するために重要と思われる事項は,臨床 PET 検査の適 応疾患リストおよび保険還付システムの確立と商業ベースの 18F-FDG 供給ネットワークの確立である.

これらは臨床 PET の拡大に欠かせない一種のインフラストラクチャーであり,日本において早急に整 備されることが期待される.

(核医学 38: 255–267, 2001)

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