厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事業)
運動失調症の医療基盤に関する調査研究班 分担研究報告書
脊髄小脳変性症における歩行解析
(
第二報)
研究分担者:佐々木 秀直 北海道大学医学研究科神経内科学分野 研究協力者:矢部 一郎 1), 白井 慎一 1), 松島 理明1),伊藤 陽一 2)
所 属:1) 北海道大学医学研究科神経内科学分野 2) 北海道大学医学研究科医学統計学分野
研究要旨
われわれは平成 26 年度に小脳性運動失調による歩行障害について分析し、そのゆ らぎを定量価することで、その測定値が指標候補になり得る可能性について 6 分間 歩行にて検討し、小脳性運動失調の生理学的指標として、直線歩行時の左右平均振 幅の胸背部での測定値が最も適している可能性があることを報告した。今回われわ れはさらに検討を加え、6分間より短時間での歩行解析による測定結果の再現性の検 証と、経時的測定を行い、重症度評価の鋭敏性を検証した。その結果、6分間歩行に おける前半3分と後半3分の比較、前半30秒と6分間歩行全体の比較において、い ずれも有意差は認められなかった。鋭敏性については、80%の検出力のもと、30%の 治療効果を確認するのに必要な症例数を算出したところ、直線歩行時の左右平均振 幅の胸背部測定値では170名であり、SARA合計スコア 507名などと比較し最も少 数であった。今回の結果は、歩行解析はより短縮して施行できる可能性があること と、評価スケールと比べ鋭敏な評価指標であることを示唆している。
A.研究目的
脊髄小脳変性症においては新規治療法開発 の観点から、小脳性運動失調を客観的に評価 できる指標の開発が急務である。われわれは 平成26年度において、小脳性運動失調による 歩行障害について6分間歩行にて分析し、そ のゆらぎを定量化することで、その測定値が 指標候補になり得る可能性について検討を試 み、直線歩行時の左右平均振幅が、小脳失調 の生理学的なマーカーとして適していると考 え報告した。
今回われわれはさらに検討を加え、6 分間 歩行より短時間の歩行解析による測定結果の
再現性の検証と、経時的測定を行い、重症度 評価の鋭敏性を検証した。
B.研究方法
1)短時間歩行解析による測定結果の再現性の 検証
前回解析した各測定値を前半3分、後半3分 で解析し、Scale for the assessment and rating of ataxia (SARA)との相関係数をBrand-Altman plotに適応し検討した。さらに最初の30秒の 直線歩行に注目し、同様の解析を行った。
2)重症度評価の鋭敏性の検証
対象: 初回測定した純粋小脳型脊髄小脳変性 症25名のうち、歩行障害が増悪し、SARA歩
行パート6点以上
外した16名について解析した。歩行分析を行 う直前に疾患重症度を
Scale(BBS)
病院自主臨床研究、釧路労災病院自主臨 験として承認されており、対象者からは文書 にて説明し同意を得た。
方法: 歩行解析装置はモーションレコーダー
(見守りゲイト
た。今回、我々は腰背部および胸背部にレコ ーダーを装着し測定した。
測定は開閉眼それぞれ1分間の立位でと、
分間で 30m とで行った(
右、上下、前後)の加速度信号を
て歩行運動の相対軌道を求めた。そして、立 位時、直進時および方向転換(ターン)時に おける各方向の軌道振幅の平均値と変動係数
(coefficient of variation: CV れらの指標と臨床症状の重症度 びBerg Balance Scale (BBS)}
するとともに、患者間の測定値の変動を分析 に ふ く め た 共 分 散 分 析 (
covariance:
を設計する計算式を使用した。
(倫理面への配慮
C.研究結果 1)相関係数の比較
前回測定した各測定値を前半 解析し、SARA
plotに適応したところ、概ね 測定値とSARA
であり(図1) った。
点以上(独歩困難
名について解析した。歩行分析を行 う直前に疾患重症度を
Scale(BBS)で評価した。本研究は北海道大学
病院自主臨床研究、釧路労災病院自主臨 験として承認されており、対象者からは文書 にて説明し同意を得た。
歩行解析装置はモーションレコーダー
(見守りゲイト® LSI
た。今回、我々は腰背部および胸背部にレコ ーダーを装着し測定した。
測定は開閉眼それぞれ1分間の立位でと、
30m の距離を複数回往復歩行するこ とで行った(6分間歩行)。得られた
右、上下、前後)の加速度信号を
て歩行運動の相対軌道を求めた。そして、立 位時、直進時および方向転換(ターン)時に おける各方向の軌道振幅の平均値と変動係数
efficient of variation: CV れらの指標と臨床症状の重症度
Berg Balance Scale (BBS)}
するとともに、患者間の測定値の変動を分析 に ふ く め た 共 分 散 分 析 (
:ANCOVA
を設計する計算式を使用した。
倫理面への配慮)
研究結果 相関係数の比較
前回測定した各測定値を前半 SARAとの相関係数を に適応したところ、概ね
SARAの級内相関係数
1)、前後半に有意差は認められなか 独歩困難)となった者を除 名について解析した。歩行分析を行 う直前に疾患重症度をSARAとBerg Balance
で評価した。本研究は北海道大学 病院自主臨床研究、釧路労災病院自主臨 験として承認されており、対象者からは文書 にて説明し同意を得た。
歩行解析装置はモーションレコーダー LSIメディエンス)を使用し た。今回、我々は腰背部および胸背部にレコ ーダーを装着し測定した。
測定は開閉眼それぞれ1分間の立位でと、
の距離を複数回往復歩行するこ 分間歩行)。得られた
右、上下、前後)の加速度信号を
て歩行運動の相対軌道を求めた。そして、立 位時、直進時および方向転換(ターン)時に おける各方向の軌道振幅の平均値と変動係数 efficient of variation: CV)を計算した。こ れらの指標と臨床症状の重症度
Berg Balance Scale (BBS)}との相関を検討 するとともに、患者間の測定値の変動を分析 に ふ く め た 共 分 散 分 析 (
ANCOVA)を用いた必要症例数
を設計する計算式を使用した。
前回測定した各測定値を前半3分、後半 との相関係数をBrand に適応したところ、概ね±0.1
の級内相関係数(ICC)
、前後半に有意差は認められなか となった者を除 名について解析した。歩行分析を行
Berg Balance で評価した。本研究は北海道大学 病院自主臨床研究、釧路労災病院自主臨床試 験として承認されており、対象者からは文書
歩行解析装置はモーションレコーダー メディエンス)を使用し た。今回、我々は腰背部および胸背部にレコ
測定は開閉眼それぞれ1分間の立位でと、
の距離を複数回往復歩行するこ 分間歩行)。得られた3次元(左 右、上下、前後)の加速度信号を2回積分し て歩行運動の相対軌道を求めた。そして、立 位時、直進時および方向転換(ターン)時に おける各方向の軌道振幅の平均値と変動係数
)を計算した。こ れらの指標と臨床症状の重症度{SARA およ との相関を検討 するとともに、患者間の測定値の変動を分析 に ふ く め た 共 分 散 分 析 ( Analysis of
)を用いた必要症例数
分、後半3分で Brand- Altman
±0.1に収束し、各 (ICC)は0.976
、前後半に有意差は認められなか となった者を除 名について解析した。歩行分析を行
Berg Balance で評価した。本研究は北海道大学
床試 験として承認されており、対象者からは文書
歩行解析装置はモーションレコーダー メディエンス)を使用し た。今回、我々は腰背部および胸背部にレコ
測定は開閉眼それぞれ1分間の立位でと、6 の距離を複数回往復歩行するこ 次元(左 回積分し て歩行運動の相対軌道を求めた。そして、立 位時、直進時および方向転換(ターン)時に おける各方向の軌道振幅の平均値と変動係数
)を計算した。こ およ との相関を検討 するとともに、患者間の測定値の変動を分析 Analysis of
)を用いた必要症例数n
分で Altman に収束し、各 0.976
、前後半に有意差は認められなか
図1 plot.
図2 数の
6 Brand も概ね は
の測定値に有意な差はなかった。
て適していると考えた直線歩行時の左右平均 振幅値の前半
数を求めると を認めた
1 前後半3分の解析値と plot.
2 前半30秒の解析値、
数のBrand-Altman plot.
また、各測定値の前半 6 分 で 求 め た
Brand-Altman plot
も概ね±0.1に収束し、各測定値と は0.974であった。
の測定値に有意な差はなかった。
前回、小脳失調の生理学的なマーカーとし て適していると考えた直線歩行時の左右平均 振幅値の前半
数を求めると を認めた(図3)
分の解析値とSARA
秒の解析値、6分全体の解析値と Altman plot.
また、各測定値の前半 分 で 求 め た SARA
Altman plotに適応したところ、こちら に収束し、各測定値と
であった。30秒での測定値と、
の測定値に有意な差はなかった。
前回、小脳失調の生理学的なマーカーとし て適していると考えた直線歩行時の左右平均 振幅値の前半30秒とSARA
数を求めるとR= 0.6590, p=0.0003 3)。
SARAとの相関係数の
分全体の解析値とSARA
また、各測定値の前半30秒について解析し、
SARA と の 相 関 係 数 を に適応したところ、こちら に収束し、各測定値とSARA
秒での測定値と、
の測定値に有意な差はなかった。(
前回、小脳失調の生理学的なマーカーとし て適していると考えた直線歩行時の左右平均
SARAのpearson
R= 0.6590, p=0.0003と正の相関
との相関係数のBrand-Altman
SARAとの相関係
秒について解析し、
と の 相 関 係 数 を に適応したところ、こちら SARAのICC 秒での測定値と、6分で
(図2) 前回、小脳失調の生理学的なマーカーとし て適していると考えた直線歩行時の左右平均 pearsonの相関係 と正の相関 秒について解析し、
と の 相 関 係 数 を に適応したところ、こちら ICC 分で
前回、小脳失調の生理学的なマーカーとし て適していると考えた直線歩行時の左右平均 の相関係 と正の相関
図3 左右平均振幅
これらの結果から歩行解析は、より短時間 の施行で十分である可能性が示唆された。
2)重症度評価の鋭敏性の検証
図4 80%の検出力のもと治療効果を確認するのに必要な症例 数N
80%の検出力のもと、
認するのに必要な症例数
となったのは、前回の検討で最も適している と考えられた胸背部測定における直線歩行時 の左右の振幅で
背部測定の直線歩行時の上下 SARA合計スコアで
あった。(図
D.考察
6 分間歩行は、呼吸循環障害の評価方法と して確立した手法であり、神経変性疾患にお いても、JASMITT trial
れた手法である。しかし、
左右平均振幅30秒測定値と
これらの結果から歩行解析は、より短時間 の施行で十分である可能性が示唆された。
重症度評価の鋭敏性の検証
%の検出力のもと治療効果を確認するのに必要な症例
%の検出力のもと、
認するのに必要な症例数
となったのは、前回の検討で最も適している と考えられた胸背部測定における直線歩行時 の左右の振幅で170名であった。その他、胸 背部測定の直線歩行時の上下
合計スコアで507 図4)
分間歩行は、呼吸循環障害の評価方法と して確立した手法であり、神経変性疾患にお
JASMITT trial れた手法である。しかし、
秒測定値とSARAの相関
これらの結果から歩行解析は、より短時間 の施行で十分である可能性が示唆された。
重症度評価の鋭敏性の検証
%の検出力のもと治療効果を確認するのに必要な症例
%の検出力のもと、30%の治療効果を確 認するのに必要な症例数Nを算出した。最小 となったのは、前回の検討で最も適している と考えられた胸背部測定における直線歩行時 名であった。その他、胸 背部測定の直線歩行時の上下CV
507名、BBS
分間歩行は、呼吸循環障害の評価方法と して確立した手法であり、神経変性疾患にお JASMITT trialでも評価として採用さ れた手法である。しかし、6 分間の歩行時間
の相関
これらの結果から歩行解析は、より短時間 の施行で十分である可能性が示唆された。
%の検出力のもと治療効果を確認するのに必要な症例
の治療効果を確 を算出した。最小 となったのは、前回の検討で最も適している と考えられた胸背部測定における直線歩行時 名であった。その他、胸 CVで400名、
BBSで582名で
分間歩行は、呼吸循環障害の評価方法と して確立した手法であり、神経変性疾患にお でも評価として採用さ 分間の歩行時間 これらの結果から歩行解析は、より短時間 の施行で十分である可能性が示唆された。
%の検出力のもと治療効果を確認するのに必要な症例
の治療効果を確 を算出した。最小 となったのは、前回の検討で最も適している と考えられた胸背部測定における直線歩行時 名であった。その他、胸 名、
名で
分間歩行は、呼吸循環障害の評価方法と して確立した手法であり、神経変性疾患にお でも評価として採用さ 分間の歩行時間
は被験者および診療者にとってともに負担と なる上、施設によっては
保が困難な場合がある。そのため、歩行解析 時間の短縮可能性を検証した。今後、厳密な 非劣性検討は要するものの、今回の結果によ り
ることが示唆された。
用いる際の問題点として、通常のスケールは カテゴリー変数として評価されるため、対象 者数を多く必要とすることが過去に報告され ている。
を検 UMSARS
力でサンプルサイズを推計すると するとされる。連続変数で評価される PEG test
のに少ない対象患者数ですむことも既に報告 されているが、今回施行した歩行解析測定値 も連続変数であり、
示したことは妥当な結果と考える。
いという検査限界もあるが、歩行障害は代表 的初発症状であり、早期治療介入を念頭にお いた
画される臨床試験の評価項目候補の るものと考える。
E 1.
2.
[
は被験者および診療者にとってともに負担と なる上、施設によっては
保が困難な場合がある。そのため、歩行解析 時間の短縮可能性を検証した。今後、厳密な 非劣性検討は要するものの、今回の結果によ り6分より短い時間で評価できる可能性があ ることが示唆された。
また、運動失調評価スケールを介入試験に 用いる際の問題点として、通常のスケールは カテゴリー変数として評価されるため、対象 者数を多く必要とすることが過去に報告され ている。SARA
を検出するのに UMSARSでは
力でサンプルサイズを推計すると するとされる。連続変数で評価される
PEG testの測定値が最も進行抑制を検出する
のに少ない対象患者数ですむことも既に報告 されているが、今回施行した歩行解析測定値 も連続変数であり、
示したことは妥当な結果と考える。
歩行に介助を要する進行期には解析できな いという検査限界もあるが、歩行障害は代表 的初発症状であり、早期治療介入を念頭にお いた臨床試験の観点から利点がある。今後計 画される臨床試験の評価項目候補の
るものと考える。
E.結論
1. より短い歩行時間を対象とした歩 行解析においても、
結果の再現が可能であった。
2. 歩行解析測定値は、
価スケールよりも、より鋭敏に重症度を 評価できる。
[参考文献]
なし
は被験者および診療者にとってともに負担と なる上、施設によっては
保が困難な場合がある。そのため、歩行解析 時間の短縮可能性を検証した。今後、厳密な 非劣性検討は要するものの、今回の結果によ 分より短い時間で評価できる可能性があ ることが示唆された。
また、運動失調評価スケールを介入試験に 用いる際の問題点として、通常のスケールは カテゴリー変数として評価されるため、対象 者数を多く必要とすることが過去に報告され
SARAでは、1年間で
出するのに250名の対象者を要し、
では30%のeffect size 力でサンプルサイズを推計すると するとされる。連続変数で評価される
の測定値が最も進行抑制を検出する のに少ない対象患者数ですむことも既に報告 されているが、今回施行した歩行解析測定値 も連続変数であり、SARA
示したことは妥当な結果と考える。
歩行に介助を要する進行期には解析できな いという検査限界もあるが、歩行障害は代表 的初発症状であり、早期治療介入を念頭にお 臨床試験の観点から利点がある。今後計 画される臨床試験の評価項目候補の
るものと考える。
より短い歩行時間を対象とした歩 行解析においても、
結果の再現が可能であった。
歩行解析測定値は、
価スケールよりも、より鋭敏に重症度を 評価できる。
は被験者および診療者にとってともに負担と なる上、施設によっては30mの歩行距離の確 保が困難な場合がある。そのため、歩行解析 時間の短縮可能性を検証した。今後、厳密な 非劣性検討は要するものの、今回の結果によ 分より短い時間で評価できる可能性があ
また、運動失調評価スケールを介入試験に 用いる際の問題点として、通常のスケールは カテゴリー変数として評価されるため、対象 者数を多く必要とすることが過去に報告され 年間で50%の進行抑制 名の対象者を要し、
effect sizeで80%の検出 力でサンプルサイズを推計すると258 するとされる。連続変数で評価される
の測定値が最も進行抑制を検出する のに少ない対象患者数ですむことも既に報告 されているが、今回施行した歩行解析測定値 SARAより高い鋭敏性を 示したことは妥当な結果と考える。
歩行に介助を要する進行期には解析できな いという検査限界もあるが、歩行障害は代表 的初発症状であり、早期治療介入を念頭にお 臨床試験の観点から利点がある。今後計 画される臨床試験の評価項目候補の
より短い歩行時間を対象とした歩 行解析においても、6分間歩行と同様の 結果の再現が可能であった。
歩行解析測定値は、SARA
価スケールよりも、より鋭敏に重症度を は被験者および診療者にとってともに負担と の歩行距離の確 保が困難な場合がある。そのため、歩行解析 時間の短縮可能性を検証した。今後、厳密な 非劣性検討は要するものの、今回の結果によ 分より短い時間で評価できる可能性があ
また、運動失調評価スケールを介入試験に 用いる際の問題点として、通常のスケールは カテゴリー変数として評価されるため、対象 者数を多く必要とすることが過去に報告され の進行抑制 名の対象者を要し、
%の検出 258名を要 するとされる。連続変数で評価される9-hole
の測定値が最も進行抑制を検出する のに少ない対象患者数ですむことも既に報告 されているが、今回施行した歩行解析測定値 より高い鋭敏性を 示したことは妥当な結果と考える。
歩行に介助を要する進行期には解析できな いという検査限界もあるが、歩行障害は代表 的初発症状であり、早期治療介入を念頭にお 臨床試験の観点から利点がある。今後計 画される臨床試験の評価項目候補の1つにな
より短い歩行時間を対象とした歩 分間歩行と同様の
SARAなどの評
価スケールよりも、より鋭敏に重症度を は被験者および診療者にとってともに負担と の歩行距離の確 保が困難な場合がある。そのため、歩行解析 時間の短縮可能性を検証した。今後、厳密な 非劣性検討は要するものの、今回の結果によ 分より短い時間で評価できる可能性があ
また、運動失調評価スケールを介入試験に 用いる際の問題点として、通常のスケールは カテゴリー変数として評価されるため、対象 者数を多く必要とすることが過去に報告され の進行抑制
のに少ない対象患者数ですむことも既に報告 されているが、今回施行した歩行解析測定値
歩行に介助を要する進行期には解析できな いという検査限界もあるが、歩行障害は代表 的初発症状であり、早期治療介入を念頭にお 臨床試験の観点から利点がある。今後計
などの評 価スケールよりも、より鋭敏に重症度を
F.健康危険情報 なし
G.研究発表(2014/4/1〜2015/3/31発表)
1.論文発表
1.論文発表
1) Yabe, I., Matsushima, M., Yoshida, K., Ishikawa, K., Shirai, S., Takahashi, I., Sasaki, H. Rare frequency of downbeat positioning nystagmus in spinocerebellar ataxia type 31. J Neurol Sci. 2015: 350; 90-92
2) Sakushima, K., Nishimoto, N., Nojima, M., Matsushima, M., Yabe, I., Sato, N., Mori, M., Sasaki, H. Epidemiology of Multiple System Atrophy in Hokkaido, the Northernmost Island of Japan. Cerebellum. 2015: 14;
682-687
3) Matsushima, M., Yabe, I., Oba, K., Sakushima, K., Mito, Y., Takei, A., ouzen, H., Tsuzaka, K., Yoshida, K., Maruo, Y., Sasaki, H.
Comparison of Different Symptom Assessment Scales for Multiple System Atrophy. Cerebellum [Epub ahead of print]
4) Shirai, S., Yabe, I., Matsushima, M., Ito, Y., M., Yoneyama, M., Sasaki, H. Quantitative evaluation of gait ataxia by accelerometers. J Neurol Sci. 2015: 358; 253-258
5) 矢部一郎, 佐々木秀直. 脊髄小脳変性症の 治療の進歩, 神経治療. 2015: 32; 470-474
2.学会発表
1) Matsushima, M., Yabe, I., Takahashi, I., Nakano, F., Sato, K., Hirotani, M., Kano, T., Horiuchi, K., Houzen, H., Sasaki, H. Attempt of a new indicator for Multiple System Atrophy. Comparison Of Different Symptom Assessment Scales For Multiple System Atrophy In 1 Year. 第56回日本神経学会学 術大会. 新潟, May 2015
2) Shirai, S., Yabe, I., Matsushima, M., Tsuzaka, K., Sasaki, H. Quantitative evaluation of cerebellar ataxia by accelerometers. 第56回 日本神経学会学術大会. 新潟, May 2015
H.知的財産権の出願・登録状況 (予定を含む.)
1.特許取得 該当なし 2.実用新案登録 該当なし
3.その他
該当なし