主催:野菜需給協議会、独立行政法人農畜産業振興機構 後援:農林水産省、厚生労働省、東京都
「野菜の栄養・機能性について」 「農産物の機能性と機能性表示制度の活用」 市野 真理子 (デザイナーフーズ㈱ 取締役 管理栄養士) 山本(前田)万里(農研機構食品研究部門 食品健康機能研究領域長 農学博士) ・・・ P.2 ・・・ P.3 ・・・ P.31 ・・・ P.32 ≪目 次 ≫ ・・・ P.1
プログラム
講演者紹介
講演資料①
講演者紹介
講演資料②
開 場 13:00 開会・挨拶 13:30 ▶ 閉 会 16:30 講 演 ① 〈講演60分 質疑・応答10分〉 13:50 ▶ 全体の質疑・応答、講評 16:20 ▶ 休 憩 15:00 ▶ 講 演 ② 〈講演60分 質疑・応答10分〉 15:10 ▶ 【主催者】独立行政法人農畜産業振興機構 理事長 宮坂 亘 【来 賓】農林水産省 大臣官房 生産振興審議官 鈴木 良典 【主催者】野菜需給協議会 座長 中村 靖彦(一般社団法人日本食育学会 会長) 【演 題】「野菜の栄養・機能性について」 【講演者】 市野 真理子(デザイナーフーズ㈱ 取締役 管理栄養士) 【演 題】「農産物の機能性と機能性表示制度の活用」 【講演者】 山本(前田)万里(農研機構食品研究部門 食品健康機能研究領域長 農学博士) ≪ プ ロ グ ラ ム ≫ 日程:平成28年8月31日(水) 場所:イイノカンファレンスセンター
【講演者】 市野 真理子(いちの まりこ) <Summary> 高齢化社会と食の関係 そこから見えてくる問題点 野菜のチカラ 外観ではなく中身が重要 旬と品種と調理 野菜の健康診断 野菜のチカラを消費者へ伝えるには 商品開発、メニュー開発に活かす方法 ・デザイナーフーズ株式会社 取締役 ・管理栄養士 ・椙山女学園大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒 ・現在デザイナーフーズ(株)にて食品メーカー、外食、コンビニエンス、スーパー等に対 してセミナー、講演、商品企画開発、情報提供、栄養カウンセリング、衛生管理等のアド バイスを行う。 ・ボディー+、VOGUE、からだにいい食べ方、クロワッサン、レタスクラブ、太陽笑顔fufufu 等多くの雑誌に執筆。テレビ東京「レディス4」、「ガイアの夜明け」、TBS「はなまるマー ケット」に出演。 2 ≪講演①≫ 「野菜の栄養・機能性について」
野菜の栄養・機能性について
デザイナーフーズ株式会社
市野 真理子
野菜のシンポジウム
デリカフーズ(株) 東京デリカフーズ(株)本社 東京FSセンター 東京デリカフーズ(株) 九州事業所 名古屋デリカフーズ(株) 子宝工場 大阪デリカフーズ(株) 茨木工場 東京デリカフーズ(株) 神奈川事業所 直営17拠点とエリア協力企業で 日本全国1万店舗へデリバリー 九州事業所 神戸事業所 神奈川事業所 大阪デリカフーズ(株) 名古屋デリカフーズ(株) デザイナーフーズ㈱ デリカフーズ㈱ 東京デリカフーズ㈱ ㈱メディカル青果物研究所 三郷センター 大田センター かの里工場 仙台事業所 2
デリカフーズグループ
デリカフーズは「農」と「健康」を繋ぐ
創造企業です
2
西東京FSセンター4
平均寿命と健康寿命
73.62 70.42 86.61 80.21 60 65 70 75 80 85 90 女性 男性 平均寿命 健康寿命 9.22年 12.77年平均寿命よりも健康寿命が重要!
(出典 厚生労働省) H22年データより グラフ化 歳
19.2
21.9
23.8
27.9
31.7
0 10 20 30 40 50 602010
2013
2015
2020
2025
35兆円
38.5兆円 40兆円
47.2兆円 52.3兆円
高齢者の医療費
第11回高齢者医療制度改革会議(2010年10月25日 厚生労働省保険局) 国民の所得に対する医療費の割合は11.17%(平成24年度 厚生労働省発表)高齢化と国民医療費の増加
マクガンガバンレポートより
アメリカ人の食生活を、
「諸々の慢性病は肉食中心の誤った食生活がもたらした
食原
病
であり、
薬では治らない
」とし、大量の脂肪、砂糖、食塩が
心臓病、がん、脳卒中など命を奪う病気に直結していることを
指摘
「理想食」
として挙げられているのが、
元禄時代以前の日本の食事
6
要介護の原因
21.5
15.3
13.7
10.9
10.2
3.9
3.2
3
2.8
2.3
2.1
1.8
9.3
その他 認知症 高齢による衰弱脳
血管疾患
関節疾患 骨折・転倒 心疾患 パーキンソン病 糖尿病 呼吸器疾患 悪性新生物 視覚・聴覚障害 脊椎損傷メタボリックシンドローム
認知症
ロコモティブシンドローム
8
食料消費の変化
野菜と果物の摂取量
249 256 276 312 339 302 233 249 245 286 320 304 0 50 100 150 200 250 300 350 400 74 63 88 128 154 152 68 60 60 96 153 170 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 平成15年 平成25年野菜類
果物類
平成25年 国民健康・栄養調査結果より10
15年間 25,000検体の分析結果から
旬の野菜にはチカラがある
美味しいものは身体に良い
酸 素
活性酸素とは
12
活性酸素
エネルギ
ー
呼 吸
呼吸で取り込んだ約2%が活性酸素になる
活性酸素の良い働き:
抗菌・抗ウィルス作用・情報伝達
日本栄養・食糧学会誌 Vol. 51 (1998) No. 6 P 365-371活性酸素の発生原因
大気汚染 大量の飲酒 激しい運動 電磁波 食品添加物肥 満
不規則な生活 化学薬品たばこ
ストレス
紫外線
野
菜
が
活
性
酸
素
を
消
す
力
を
測
定
活性酸素を消去するフィトケミカル
14 活性 酸素 フリーラ ジカル 活性酸素 フリーラジ カル フリーラジ カル 活性酸 素リコピン
アントシ
アニン
クロロフィル
ルテイン
クロロゲン酸
プロビタミンA
活性酸素 「栄養学の基本」より14
DPPH法
・・・・・・・・・・日本の研究者が行ってきた方法
産地の評価、旬の発見
25,000検体のデータ
ORAC法・・・・・・アメリカでの表示方法
抗酸化力の表示に対応
AOU研究会との連係
ESR法・・・・・・
体の中で発生する活性酸素
消去の測定
SOAC法・・・・・・
カロテノイド系の抗酸化活性
活性酸素消去能の測定方法
小菊ちゃん 栗こかぼちゃ ぺポかぼちゃ 黒皮かぼちゃ 栗かぼちゃ 味平かぼちゃ 坊ちゃんかぼちゃ そうめんかぼちゃ 宿儺かぼちゃ 打木赤皮 スーパーオキシド 150units/g ヒドロキシラ ジカル 3000μmol/g 一重項 酸素 60μmol/g
85
1160
55
140
1729
55
12
1245
24
22
776
15
82
1246
46
156
1659
32
285
2892
133
127
1659
46
127
1234
38 2580
51
えびすかぼちゃ71
1340
29
16ESR法におけるカボチャの抗酸化力の比較
16
108
旬の時は活性酸素消去活性(抗酸化力)が
一番高く美味しい
DPPH法 0 15 30 45 60 75 90 105 120 135 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 ビタミン C 含量 (mg /1 0 0g ) 活 性 酸 素消 去活 性( 抗酸 化力 ) (mg T E/ 1 0 0 g) 糖度 (%)ホウレンソウ(2003~2013.3,n=1120)
活性酸素消去活性(抗酸化力:DPPH法) 糖度 ビタミンC含量 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 硝 酸 イ オン 含量 (mg /kg) 硝酸イオン含量 「美味しいものは体にいい」 より0 10 20 30 40 50 60 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 ビタミンC(mg/100g) 0 2 4 6 8 10 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 糖度(Brix%) 0 200 400 600 800 1000 1200 1月2月 3月 4月5月 6月 7月8月 9月10月11月12月 硝酸イオン(mg/kg) 0 2 4 6 8 10 12 14 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月10月11月12月
活性酸素消去活性(抗酸化力)
(mgTE/100g)n=153
~キャベツ~ デザイナーフーズ株式会社 分析: デザイナーフーズ(株)調べ 「美味しいものは体にいい」 より旬の時は活性酸素消去活性
(抗酸化力)が一番高く美味しい
18
栗こかぼちゃ ぺポかぼちゃ 黒皮かぼちゃ 栗かぼちゃ 味平かぼちゃ 坊ちゃんかぼちゃ そうめんかぼちゃ 宿儺かぼちゃ 小菊ちゃん 打木赤皮 スーパーオキシドラ ジカル 150units/g ヒドロキシ ルラジカル 3000μmol/g 一重項酸 素 85 1160 55 140 1729 55 12 1245 24 22 776 15 82 1246 46 156 1659 32 285 2892 133 127 1659 46 127 1234 38 108 2580 51 えびすかぼちゃ 71 1340 29
ESR法におけるカボチャの
活性酸素消去活性(抗酸化力)の比較
デザイナーフーズ株式会社分析値64 252 1943
<宮崎産 マンゴー>
<台湾産 マンゴー>
106 574 2655 デザイナーフーズ株式会社分析値 41 2415 2098<メキシコ産 マンゴー>
スーパーオキシドラ ジカル 120units/g ヒドロキシル ラジカル 3000μmol/g 一重項酸素 2500μmol/g活性酸素消去活性(抗酸化力)で
示すマンゴーの力(ESR法)
20
収穫適時の時が活性酸素消去活性
(抗酸化力)は一番高く美味しい(ESR法)
老化
(スーパー
美容
(一重項酸
未 熟
(適期の1週間前)
適 期
スーパーオキシドラジカル ヒドロキシルラジカル 一重項酸素未熟バナナ
熟バナナ
完熟の時が活性酸素消去活性(抗酸化力)は
一番高く美味しい~バナナ~(ESR法)
22
スーパーオキシドラジカル ヒドロキシルラジカル 一重項酸素3倍
2倍
2倍
デザイナーフーズ株式会社分析値22
おいしくなると 活性酸素消去活性 (抗酸化力)も高い
加熱と活性酸素消去活性
(抗酸化力)と美味しさの関係
~
ネギ
~
DPPH法調理時間と活性酸素消去活性
(抗酸化力)と美味しさの関係
一番おいしい
菜の花
デザイナーフーズ株式会社分析値 ESR法 ORAC法 DPPH法24
栽培方法による抗酸化力の違い
0 50 100 150 200 250慣行品
有機栽培A
有機栽培B
有機栽培C
有機栽培D
89 219 71 105 116野菜の健康診断
野菜のチカラのご提案
青果コーナーにて
アンケート1
「野菜のチカラ」の表示のある野菜とない野菜の場合、どちらを
購入しますか
表示があ
るもの
80%
表示がな
いもの
0%
わから
ない
17%
無回答
3%
回答数 116名アンケート2
「野菜のチカラ」の表示がない野菜との値段差があった場合、表
示がない野菜の何割程度の値段なら購入しますか
同じ程度であ
れば購入
33%
1割程度でも
購入
38%
2割程度高く
ても購入
24%
3割程度高く
ても購入
3%
4割程度高く
ても購入
0%
無回答
2%
回答数 96名30
ガイアの夜明けで放送したニンジン
トマトA
トマトB
リコペン
(mg/100g)
6.0以上
4.5以下
糖度(%)
6.5以上
5.5以下
国の委託試験研究「攻めの農林水産業」
名古屋市内のスーパーで、
リコペン6mg・高糖度トマトの実証。
トマトA, Bの食べ比べ
実証試験販売
トマト総販売数は平常通り(180p/日)
リコペン6mg・高糖度トマトは4時間で8割以上売れた。
青果担当者より
「午前中にトマトを購入したお客様のなかで、
7割以上がリコペン
6mg・高糖度トマトを購入
していた。
1p 498円でも充分販売でき
た
」
リコペン6mg・高糖度トマト
加子母トマト3玉 438円
(973円/kg)
通常トマト
あかばねトマト3玉 398円
(737円/kg)
試食
実証検査結果
34
設問:リコペンを多く含むトマトについて、
通常のトマトに対してどのくらいの価格で
あれば購入しますか?
(単数回答)
設問:野菜が有する成分の表示につい
て、関心はありますか?
(単数回答)
試食アンケート結果
旬のチカラでご提案
36
旬のチカラ
春
夏
秋・冬
酵素のチカラのご提案
酵素のチカラ
酵素を活かしたサラダの提案例
肉や魚と一緒に
食べるサラダ
パンやパスタと
一緒に
食べるサラダ
揚げ物と一緒に
食べるサラダ
人は加齢と共に身体の中で「消化酵素」が作りにくく
なるため、たくさんの量の料理が食べられなくなる
38
色がもつチカラでご提案 : 7色のフィトケミカル
7色のチカラ ~フィトケミカルでわける~
黄
赤
オレンジ
紫
40
色がもつチカラのご提案
7色のチカラ ~フィトケミカルでわける~
カップサラダは抗酸化力の7色を活かす
カット野菜の売り場展開
野菜の栄養素をより効率よく摂るために開発
46
毎日の食事で身体ができている
60兆個の細胞
生活習慣病 不定 愁訴 うつ病 ビタミン 不足 ミネラル 不足 代謝が悪い ビタミン ミネラル人の一生において
1日 約2kgの食べ物
を食べる
1年 約730kg
83歳 約60t
分子栄養学で食をデザインする
生活習慣病の増加 → 予 防 生活習慣が原因で発症する病は生活習 慣の改善、コントロールが必要で薬では治 すことができない医学界も病気の治療から予防へ
戦 前
感染症
に罹る人が多い →
治 療
戦 後
生活習慣病
の増加 →
予 防
生活習慣が原因で発症する病は
生活習慣の改善、コントロールが必要で、
薬では治すことができない
分子栄養学で
食をデザインする
カロリーが重要ではなく代謝が重要
炭水化物
4kcal/g
たんぱく質
脂 質
9kcal/g
4kcal/g
カロリー栄養学 ⇒ 分子栄養学
48
かぼちゃを勧め方
カロテン
季節を感じることができる
おいしさがある
噛む良さ、種がある
料理に楽しみが感じること
食べ続けられること
その食材から健康を感じること
私たちが考えていく機能性のある食事とは
【講演者】 山本(前田)万里(やまもと(まえだ) まり) <Summary> 2015年4月に施行された消費者庁機能性表示食品制度の概要(事業者自らの責任、販売60日前の届出制、ヒト 試験によるエビデンス、健康の維持増進にかかる機能性表示、十分な食経験) 機能性農林水産物・食品開発の現状と野菜の機能性 機能性表示制度における農産物特有の課題とその対応 今後の機能性農産物の開発方向 ・1986年 千葉大学園芸学研究科修士(農芸化学)。農学博士。日本茶インストラクター。 同年農林水産省入省。中国農業試験場、野菜茶業試験場、2002年 野菜茶業研究所 製品開発研究室長。2006年 野菜茶業研究所茶機能解析研究室長、2011年 野菜茶 業研究所上席研究員(中課題推進責任者)を経て、2012年より現職。消費者庁機能性 表示食品の関与成分の取扱い等に関する検討会委員。 ・主に、茶の機能性解明とそれを利用した製品開発に従事。 ・2013年内閣府産学官連携功労者表彰農林水産大臣賞、2016年日本農芸化学会技 術賞受賞。 ・最近は、農水省革新的技術展開事業や委託プロジェクトで、機能性農産物のヒト介入 試験による効果の実証を行うとともに、機能性表示農産物について各産地での取り組 みを支援している。 ≪講演②≫ 「農産物の機能性と機能性表示制度の活用」
国立研究開発法人農研機構 食品研究部門
食品健康機能研究領域 山本(前田)万里
農産物の機能性と機能性表示制度の活用
野菜シンポジウム 農畜産振興機構
2016年8月31日
(イイノカンファレンスセンター)
0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 1955 1965 1975 1985 1995 2005 2015 2025 2035 2045 2055 実績値 推計値 3,626万人 (39.4%) 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 (千人)
1.世界的に最も早く人口が減少する超高齢社会により社会的負担が増大
2.平均寿命と健康寿命に約10歳の差
3.生活習慣病の増大、若い女性の羸痩
(るいそう:痩せすぎ)4.食料自給率低迷、農業後継者不足
平均寿命 (年) 健康寿命*(年) 男 女 男 女 80 86 70 73The World Health Statistics 2011/2007*より
年 区分別人口の推移 総人口=12,775万人(‘11) 推計総人口=9,193万人 生産年齢人口 (15~64歳) 老齢人口 (65歳以上) 年少人口 (0~15歳) 高齢者=2,980万人 (全体の23.3%(‘11) 8,130万人(‘11) 生産年齢人口42%減 4,706万人 日本の将来推計人口(平成24年1月)より 働く年齢層の健康維持に 重要なことは 1.適性摂取カロリー 2.野菜と果物の適性摂取 3.適度な運動 と分かっているが 実行は難しい 食品の機能性を活用して 健康維持、疾病予防に 努めることが大切
我が国の食と健康に関する問題点
2平均寿命と健康寿命の差(世界)(男性)
国 平均寿命(年) 健康寿命(年) 差(年) 日本 80.05 71.11 8.94 USA 76.33 65.84 10.49 UK 79.09 68.48 10.61 ドイツ 78.18 67.27 10.91 フランス 78.38 68.43 9.95 イタリア 79.45 69.11 10.34 スペイン 78.97 68.40 10.57 ノルウエー 79.09 68.56 10.53 オーストラリア 79.71 68.43 11.28 カナダ 79.44 69.11 10.33 ニュージーランド 78.61 68.19 10.42 シンガポール 79.71 70.75 8.96 中国 73.53 65.89 7.64Lancet, Published online
平均
10.38
平均寿命と健康寿命の差(世界)(女性)
国 平均寿命(年) 健康寿命(年) 差(年) 日本 86.39 75.56 10.83 USA 81.42 68.61 12.81 UK 82.84 70.56 12.28 ドイツ 83.14 70.31 12.83 フランス 84.91 72.32 12.59 イタリア 84.60 71.36 13.24 スペイン 84.43 71.83 12.6 ノルウエー 83.71 71.66 12.05 オーストラリア 83.99 70.63 13.36 カナダ 83.43 71.04 12.39 ニュージーランド 82.66 0.48 12.18 シンガポール 84.03 73.35 10.68 中国 79.99 70.28 9.71 4平均
12.39
年
食品の機能性とは
1次機能:栄養機能
栄養素で生命を維持す
る機能
タンパク質、炭水化物、 脂質、ビタミン、ミネラル2次機能:感覚機能
色、味、香り、歯ごた
え、見た目、舌触りな
ど食べた時においしさ
を感じさせる機能
3次機能:
生体調節機能
生体防御、体調リズム
の調節、老化防止、疾
病予防など生体を調節
する機能
食物繊維、ポリフェノール、 カロテノイド等 美味しく栄養のあるものを バランス良く食べることが 最も大切。 その上で、生体調節作用の ある機能性食品を生活にう まく取り入れることが重要 です!メタボリックシンドローム予防 健常人等の健康維持増進 がん等の疾病予防 農林水産物の機能 解明(機能性成分 同定、効果の細胞、 動物試験) 機能性成分の機能解明 (作用機作、代謝吸収、 安全性検証) ヒト試験での検証 (疫学研究(観察研 究、介入研究)) 機能性農林水産物やレシピによる 疾病予防、健康維持増進、健康長 寿、日本型食生活、明るい日本、 海外輸出 農林水産物 機能性農林水産物の機能性表示、 調理特性、産地・栽培条件特性情 報のデータベース公開=消費者、 栄養士へ 長期コホート研究 目的 ー 現状 ー
食品機能性研究のステージ
6機能性表示食品(食品表示基準) H26内閣府令第10号 平成27年4月~
新たな機能性表示制度
規制改革実施計画及び日本再興戦略(平成25年6月14日閣議決定)
いわゆる健康食品等の加工食品及び農林水産物に関し、企業等の
責任において科学的根拠をもとに機能性を表示できる新たな方策
について、平成25年度中に検討を開始し、平成26年度中に結論を
得た上で実施する。
食品の新たな機能性表示制度に関する検討会
(平成25年12月~26年8月)
主な論点
①安全性の確保
②機能性の表示(部位表示、主観的スコア)
③食品表示制度としての国の関与
食品表示について(食品表示法)
8食品
保健機能
食品
一般食品
病者用、妊産婦用、乳児用、 アレルギー用。嚥下困難者用 特定保健用食品 (個別許可型等) 栄養機能食品 (規格基準型) 機能性表示食品 (届出制) 特別の用途表示 (消費者庁の審査必要) 保健の機能表示可能 (消費者庁の審査必要) 栄養成分の機能表示可能 (消費者庁の審査は不要) 健康維持増進の機能表示可能 (消費者庁の審査は不要) 機能表示はできない 「機能性表示食品」は、 事業者の責任で、科学的根拠を基に 商品パッケージに機能性を表示するものとして、 消費者庁に届け出られた食品 医薬部外品医薬品
機能性食品の歩み
文部省特定研究(藤巻正生、千葉英雄、荒井綜一) 1984-1986「食品機能の系統的解析と展開」 1988-1990「食品の生体機能の解析」 1992-1994「機能性食品の解析と分子設計」 農林水産省委託プロ 1989-1991「食品成分の分子構造と機能の解明」 1992-2000「新需要創出のための生物機能の開発と利用技術の開発に関する総合研究」1988 機能性食品懇話会
1991 特定保健用食品
2001 保健機能食品(特定保健用食品、栄養機能食品)
2008 特別用途食品
2015 機能性表示食品
1990 Designer’s foods project
1993 Japan explores the boundary between food and medicine
(Nature, 364, 180) 重 要 度 にんにく、 キャベツ、甘 草、大豆、 ショウガ、人 参、セロリ タマネギ、茶、ターメリック、 玄米、全粒小麦、亜麻、カンキ ツ、トマト、ナス、ピーマン、ブ ロッコリー、カリフラワー、芽 キャベツ メロン、バジル、タラゴン、エン麦、ハッカ、オ レガノ、キュウリ、タイム、アサツキ、ローズマ リー、セージ、じゃがいも、大麦、ベリー
機能性を表示しうる農林水産物
10
機能性関与成分が明らかで
定量
できること(標準化された分析法
)
機能性の
作用機序
がin vitro試験及びin vivo試験、又は臨床試験に
より
考察
されていること
最終製品を用いた
臨床試験
か、最終製品か機能性関与成分に関す
る
研究レビュー(臨床試験 or 観察研究)
で機能性の根拠が説明で
きること
機能性は、健康の維持・増進に資するものであること
食経験
があるか安全性試験が実施されており安全性が担保されて
いること
発売日の
60日前
までに消費者庁に届け出て容器包装に表示できる
もの
1日摂取目安量が
通常食べられる分量
であること(塩分、糖分、飽
和脂肪酸、コレステロールを過剰摂取させる食品は不可)
対象外の食品(消費者庁)
●機能性関与成分が明確でないもの
●
食事摂取基準
に基準が策定されている栄養素
●特別用途食品(トクホを含む)、
栄養機能食品
(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、Na,Mg,Mn,Mo,I,P,ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、VA、 VB1,VB2,VB6,VB12,VC,VD,VE,VK,葉酸)●アルコール含有飲料、脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、単糖類、
二糖類、ナトリウムの過剰な摂取につながるもの
以下は除く
表 対象成分となり得る機能性関与成分等 食事摂取基準に摂取基準が 策定されている栄養成分 対象成分となり得る左記の構成成分等(例) タンパク質 各種アミノ酸、各種ペプチド類 n-6系脂肪酸 γ-リノレン酸、アラキドン酸 n-3系脂肪酸 α-リノレン酸、EPA、DHA 食物繊維 難消化デキストリン、グアーガム分解物 ビタミンA プロビタミンAカロテノイド(β-カロテン、α-カロテン、 β-クリプトキサンチン)ガイドライン(安全性)(消費者庁)
●食経験(喫食実績)
(ⅰ)
全国規模で、機能性を表示する食品を摂取すると想定している摂取
集団より広範囲の摂取集団
(例えば、高齢者による摂取を主眼としている
が、それ以外の者にも摂取するなど)において、機能性関与成分の
一日当
たりの摂取目安量を同等以上含む食品について一定期間の喫食実績
があ
ること
(ⅱ)日本人の食生活・栄養状態、衛生面、経済面等を勘案し、
類似の
国又は地域で
、機能性を表示する食品が想定している摂取集団より広範
囲の摂取集団において、機能性関与成分の摂取目安量が同等以上であり、
かつ、一定期間の喫食実績があること等を評価
*生鮮食品や限られた地域で製造された単一の農林水産物のみが原材料
である加工食品(乾しいたけ、煮干し、押麦、ストレートジュース、緑茶な
ど)については全国規模でなくても可。
10●喫食実績の評価項目 (例)
摂取集団(国籍、年齢、性別、健康状態、規模 等)
摂取形状(例:錠剤、カプセル剤 等)
摂取方法(例:生食、加熱調理 等)
摂取頻度
食習慣等を踏まえた機能性関与成分又は含有食品の日常的な摂取量
(例:機能性関与成分 ○g/日 等)
機能性関与成分の含有量(例:○g/包、○g/100g 等)
市販食品の販売期間(例:西暦○○年から流通されている 等)
これまでの販売量(例:年間○kg、過去○年間で○kg 等)
健康被害情報
等
●機能性関与成分と医薬品との相互作用
公的データベース等を検索、評価
ガイドライン(安全性)(消費者庁)
ガイドライン(品質管理)(消費者庁)
●生産・製造及び品質管理の体制
実施されていなければ機能性表示ができないというものではないが、実施の有無を明
らかにし、消費者の食品の選択に資する情報と位置付ける
①生産、採取、漁獲等の衛生管理の取り組み状況について別紙様式に記述
②生鮮食品の均質性と管理体制
機能性関与成分のバラツキが大きくなる場合があるので、下記の取り組み状況を様
式に記載
ア 届出をしようとする食品の一般的事項
産地、種類(品種、畜種、魚種等)、栽培時期(飼養時期、漁獲・ 養殖時
期)、肥培管理(飼養管理、養殖管理)、収穫(漁獲)・調製 等
イ 施設園芸の場合
温度・湿度管理、水分管理等
ウ 出荷調製時
選果・選別、鮮度保持、保管・貯蔵等
12ガイドライン(品質管理)(消費者庁)
●分析
ー第三者試験機関等(①~③)での分析試験成績書の添付ー
①健康増進法、食品衛生法登録検査機関(例:日本食品分析センター)
②地方自治体、独立行政法人又は地方独立行政法人が所有する農業試験場、
水産試験場、畜産試験場及び林業試験場等
③登録試験機関又は及び登録検査機関と同等の信頼性が確保できる試験機
関
(届出食品の研究、開発に関わった者、届出食品を鵜入、加工、販売する葉、
届出者と同一のグループ会社は、利害関係があるとして分析機関にはなれない)
★分析方法は、標準作業手順書による
★信頼性の確保は下記で担保する
ⅰ)試験を行う部門に当該試験の管理者が置かれていること
ⅱ)試験の業務の管理及び精度の確保に関する文書が作成されていること
ⅲ)当該試験を行う部門及び管理者から独立し、ⅱ)の文書に従い、試験の
業務の管理及び精度の確保を行うための部門が置かれていること
ガイドライン(機能性) (消費者庁)
●最終製品による臨床試験
1)UMIN臨床試験登録に事前登録
(食品表示基準の施行後1年を超えない日までに 開始(参加者1例目の登録日)された研究については、事前登録を省略できる)2)臨床試験の実施は、特定保健用食品の試験方法に準拠。
被験者は、原
則として、疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く。)
から選定。表示しようとする機能性と関連しないことが医学的に明らかな
疾病の患者のデータについては、これを用いても差し支えない。 被験者
は、当該疾病について広くコンセンサスの得られた診断基準等で判断。医
師のスクリーニングで疾病がないと判断。
3)CONSORT 2010声明に準拠した査読付き論文として公表された論文
を
提出
(食品表示基準の施行後1年を超えない日までに開始(参加者1例目の登録日)され た研究については、国際指針に準拠していない形式による報告でも差し支えないものとする。 )4)臨床試験に関する
一般消費者向けの構造化抄録
(1000文字以内)を
平易な言葉で作成する。
表題、目的(P(Participants:誰に)、I(Intervention: 何をすると)、C(Comparison:何と比較して)、O(Outcome:どうなるか))、方法、主な結 果、科学的根拠の質 等 14ガイドライン(機能性) (消費者庁)
●最終製品、機能性関与成分の研究レビュー
定性的研究レビュー又は定量的研究レビュー(メタアナリシス)を実施し、
“totality of evidence”(関連研究について、肯定的・否定的内容及び研究
デザインを問わず検討し、総合的観点から肯定的といえるかを判断)の観点から、
表示しようとする機能性について肯定的と判断できるものに限り、機能性表示食
品の機能性に係る科学的根拠になり得るものとする。
★
摂取量を踏まえた臨床試験又は観察研究(査読付き論文)で肯定的な結
果が得られていること
(横断研究を使用する場合は、機能性関与成分による臨
床試験との組み合わせ等により機能性を実証すること)
★
複数の機能性関与成分の場合は、成分ごとに機能性を実証する
★
対象者は、疾病に罹患していない者(トクホの試験方法として記載された範囲
内に限り、軽症者が含まれても良いが、疾病に罹患していない者のレビューも実
施)
★
報告書は、PRISMA声明2009チェックリストに準拠した形式での記載
ガイドライン(機能性)(消費者庁)
●PRISMA声明
(Preferred Reporting Items for Systematic Reviews and
Meta-Analyses)
★系統的レビュー・メタアナリシス報告の標準化を目的とした指針
システマティックレビュー(SR)やメタアナリシス(MA)の報告の質の向
上のために、従来のQUOROM(The Quality of Reporting
Reporting of Meta-Analyses) 声明から、2009年新たに改良し
て発表された声明
チェックリスト項目
構造化抄録、目的(参加者[participant]、介入[intervention]、比較
[comparison]、アウトカム[outcome]、研究デザイン [study design]の
PICOS形式で提供)、プロトコールと登録、適格基準、検索、バイアス、リスク、資金
源 等
ガイドライン(表示の範囲:消費者庁)
●疾病に罹患していない者の健康の維持及び増進に役立
つ旨又は適する旨を表現するもの
① 容易に
測定可能な体調の指標★の維持
に適する又は改善に
役立つ旨
② 身体の
生理機能、組織機能の良好な維持
に適する又は改善
に役立つ旨
③身体の状態を本人が自覚でき、
一時的な体調の変化(継続
的、慢性的でないもの)の改善
に役立つ旨
★
部位表現も可能
、医学的及び栄養学的な観点から十分に評価され、広
く受け入れられている評価指標を用いる。
主観的な指標
によってのみ評価
可能な機能性の表示も対象となり得るが、その指標は
日本人において妥
当性が得られ、
かつ、
学術的に広くコンセンサス
が得られたものとする。
ガイドライン(表示の範囲:消費者庁)
●機能性表示
1)最終製品を用いた臨床試験で説明
「本品にはA(機能性関与成分)が含まれるので、Bの機能があります
(機能性)。」
2) 最終製品に関する研究レビューで説明
「本品にはA(機能性関与成分)が含まれ、Bの機能があること(機
能性)が報告されています。」
3)機能性関与成分に関する研究レビューで説明
「本品にはA(機能性関与成分)が含まれます。AにはBの機能がある
こと(機能性)が報告されています。」
4)特定の食事に追加して摂取することで機能性が期待できるようなもの
については、前提となる食事について表示する場合
「本品は○○を△mg含みますので、魚介類を□g/日程度(日本人の
平均摂取量)摂取している方の××に役立ちます。」
18ガイドライン(容器包装表示)(消費者庁)
●摂取の方法
機能性の科学的根拠に関する情報を取得した摂取の方法(例:
科学的根拠に基づく摂取時期、調理法等)を表示する。
●表示禁止事項
1)疾病の治療効果又は予防効果を標榜する用語
(例)「花粉症に効果あり」、「糖尿病の方にお奨めです」、
「風邪予防に効果あり」
2)機能性関与成分以外の成分(食品表示基準別表第9の第1欄に
掲げる栄養成分を含む。)を強調する用語
(例)○○たっぷり、△△強化、◇◇(届け出た機能性関与成
分以外の成分)のパワー)
3)消費者庁長官の評価、許可又は承認を受けたものと誤認させる
ような用語
(例)「消費者庁承認」、「消費者庁推奨」、「消費者庁長官
許可」
ガイドライン(容器包装表示)(消費者庁)
● 一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の
含有量
(例:機能性関与成分 ○○(機能性関与成分名)
△△g)。
消費期限又は賞味期限(生鮮食品の場合は販売期間)を通
じて含有する値を機能性関与成分を表示
→生鮮食品や単一の農林水産物のみが原材料である加工食
品
(乾しいたけ、煮干し、押麦、果汁100%ジュース、緑茶など)
で・・・・
どうしても表示値を下回る可能性がある場合は、
「○○(機能性関与
成分)の含有量が一定の範囲内に収まるよう、栽培・出荷等の管理を実
施しています。しかし、△△は生鮮食品ですので、◇◇(バラツキの要
因)などによって、○○(機能性関与成分)の含有量が表示されている
量を下回る場合があります。」
等の注意書きを付す
19申請手続き
①機能性関与成分の科学的根拠収集(臨床試験、研究
レビューの実施)→
ヘルスクレームの決定
②機能性関与成分の食経験把握
③機能性関与成分のバラツキ把握→下限値(表示値)の
設定
④機能性関与成分から見た賞味期限、消費期限の設定
や最適摂取法の確定
⑤包装容器表示、デザインの確定、成分分析
⑥申請書類作成
⑦お客さま窓口、HPの整備
⑧発売予定日60日前までに消費者庁に届出
ガイドライン(公告)(消費者庁)
●
機能性表示食品の広告における留意点
➢届け出た表示内容の範囲を超える表示しないこと
(機能性関与成分以外の成分を強調する用語を用いな
い等)=>POPもOK
➢医薬品や特定保健用食品と誤認されないように必要な
事項を表示すること(疾病の診断、治療、予防を目的と
したものではない等)
景品表示法及び健康増進法に留意する。
機能性表示食品の広告等に関する主な留意点(H27.6.19) 232016年7月12日現在 消費者庁HPから 機能性表示食品(A310-B35まで)6品目撤回 表示される機能性 機能性関与成分 科学的エビ デンス 生鮮 食品 加 工 サプ リ 内臓脂肪を減らすのを助け、高めのBMIの改善に 役立つ、おなかの脂肪を減らす ラクトフェリン、キトグルカン、葛花イソフラ ボン(テクトリゲニン)、グラブリジン、ローズ ヒップティロリサイド、酢酸、ガセリ菌、 EGCG、リンゴプロシアニジン,CP1563 臨:8、SR: 56 0 41 23 食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増 加させ、糖の吸収をおだやかにするため、食後の 血中中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする 難消化デキストリン、小麦アルブミン、サ ラシノール、5-アミノレブリン酸リン酸塩、 キトサン、松樹皮由来プロシアニジンB1 臨:3、SR: 42 0 37 8 中性脂肪を減らす、LDLコレステロールを下げる、 HDLコレステロールを上げる モノグリコシルヘスペリジン、 EPA/DHA、β-グルカン、プロシアニジンB1、リコピン、ポ リデキストロース、キトサン、ギムネマ、桑、 ターミナリアベリリカ由来ポリフェノール 臨:5、SR: 38 0 26 17 血圧が高めの方の血圧を正常に維持するのを助 ける ラクトトリペプチド、バリルチロシン、γ-グ ルタミル-S-アリルシステイン、カカオフラ バノール、α-リノレン酸,GABA、わかめペ プチド、酢酸、ピペリン、リコピン 臨:5、SR: 25 0 22 8 腸内フローラを良好にし、便通を改善する ビフィズス菌ロンガム種、ビフィズス菌 BifiX、デキストリン、ビフィズス菌BB36、難 消化デキストリン、ゲンクワニン配糖体 臨:1、SR: 33 0 28 6 肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する ヒアルロン酸Na、米,lこんにゃくグリコシル セラミド、N-アセチルグルコサミン 臨:0、SR: 24 0 7 17 目の黄斑部の色素量を維持する、手元のピント調 節機能を助ける、目のコントラスト感度を改善 ルテイン、アスタキサンチン、ゼアキサン チン、シアニジン-グルコシド、ビルベリー 由来アントシアニン、クロセチン 臨:1、SR: 31 0 3 29 夜間の健やかな眠りをサポートする、日中の眠気 テアニン、グリシン、L-セリン、清酒酵母 GSP6 臨:2、SR: 10 0 2 10
機能性表示食品(A310-B35まで)6品目撤回 26 表示される機能性 機能性関与成分 科学的エビ デンス 生鮮 食品 加 工 サプ リ 膝関節の曲げ伸ばしを助ける、膝関節の違和 感の緩和、腰の不快感の軽減 コラーゲンペプチド、グルコサミン塩酸 塩、非変性II型コラーゲン、S-アデノシ ルメチオニン、テアニン・ピぺリン・クレ アチン・プロテオグリカン 臨:3、SR: 10 0 0 13 日常の生活で生じる身体的な疲労感を軽減す る、一時的な精神的ストレスを緩和する テアニン、GABA、イミダペプチド、還元 型コエンザイムQ10、ライチポリフェ ノール、セサミン 臨:2、SR: 15 0 4 13 ハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快 感を軽減する メチル化カテキン 臨:1、SR: 1 0 2 0 骨代謝のはたらきを助けることにより、骨の健 康に役立つ β-クリプトキサンチン、大豆イソフラボ ン 臨:1、SR: 11 3 6 3 認知機能の一部である記憶(知覚・認識した物 事の想起)の精度を高める イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョ ウ葉テルペンラクトン、DHA 臨:0、SR: 7 0 3 4 気温や室内温度が低い時などの健やかな血 流(末梢血流)を保ち、体温(末梢体温)を維持 する機能がある モノグリコシルヘスペリジン、6-ジン ゲロール 臨:0、SR: 3 0 3 0 肝機能酵素(GOT、GPT、γ-GTP)に対して 健常域で高めの数値の低下に役立ち、健康な 肝臓の機能を維持する クルクミン 臨:1、 SR:0 0 0 1 加齢によって衰える筋肉の維持に役立つ筋肉 をつくる力をサポートする ロイシン 臨:0、SR: 2 0 1 1 SR:システマティックレビュー 2016年7月12日現在 消費者庁HPから
★農産物の場合、品目毎に2種類の表示品が想定される。
1.機能性関与成分が通常の品種より多い高含有品種の場合
品種を明示して、設定した含有量を担保する。
例)カンキツ 西南のひかり(β-クリプトキサンチン)
2.普通に生産されている品種であるが、栽培条件、産地、収穫
時期により機能性関与成分が高まることが明らかな場合、高
含有になった生産物をプレミアム農産物として表示し、含有量
を担保する。
例)寒締めホウレンソウ(ルテイン)
農林水産物機能性表示
機能性表示生鮮食品での問題点
●生鮮食品は機能性関与成分含量がばらつく
=>厳密な生産・出荷管理、全数検査機器開発が
必要
●健常者での有効性をどう実証するのか
=>生鮮食品独自の臨床試験プロトコールが必要
●消費者の一品目一丁食いをどう食い止めるのか
=>食品の組み合わせ複合効果に関する研究推
進と幼児期からの食育が必要
農林水産物のサンプリング・分析について
農林水産物の成分の含有量にはバラツキが発生。
事業者は、「一日摂取目安量及び関与成分の含有量」の表示に際して、表示
する農林水産物の一定の単位で、成分の含有量を測定することが必要。
農林水産省は、事業者の円滑な対応が可能となるよう、以下のとおり取り組
む。
-サンプリング・分析に関する参考的な手順の公表
-事業者からの相談に対応
<サンプリング・分析の基本的考え方>
含有量のバラツキ要因の調査 調査を踏まえたサンプリング・分析 手法の決定 バラツキ要因 品種、栽培(飼養)管理、産地、収穫時期、 加工法 等 留意事項 表示含有量の担保 (統計的アプローチ) 分析コスト/負担の軽減 分析精度の確保、分析機関の実施可能データ収集技術小委員会スケジュール
平成27年1月19日 第1回データ収集技術等小委員会
平成27年3月4日
第2回小委員会
(想定している議題) 1.参考手順書(総論)のとりまとめ 2.品目別手順書の検討スケジュール 等平成27年4月22日 第3回小委員会
平成27年4月1日
食品の新たな機能性表示制度スタート
平成27年8月24日 「機能性表示に向けた技術的対応」の公表
301.成分濃度の規格設定と届出後のモニタリング検査
①届出前のデータ収集
(変動要因である、
品種、産地、生産者、栽培条件、栽培期間
はで
きるだけそろえる)
★試料はランダムに採取、均一な分析試料の作成
★妥当性確認された分析法で分析
生鮮食品やその簡易な加工食品の表示のため
に
-取り組むべき事項-
1.成分濃度の規格設定と届出後のモニタリング検査
①届出前の規格設定
★エビデンスから有効な機能性関与成分量を算出し、一日摂取目安
量当たりの成分含有量として、
「下限値」か「下限値~上限値」を表示
■下限値表示例: 「成分名」・・・1.0mg以上(平均値
2.0mg)
★成分濃度の個体差が大きい場合は、品種、地域、栽培法などを限
定する。
生鮮食品やその簡易な加工食品の表示のため
に
-取り組むべき事項-
32【産地を問わな
いデータ】
0.79~2.4mg
>
>
【特定の県にお
けるデータ】
0.96~2.2mg
【その県の特定
のブランドの
データ】
1.7~2.2mg
1.成分濃度の規格設定と届出後のモニタリング検査
①届出前の規格設定
(一日摂取目安量当たりの成分含有量の求め方)
★取得したデータからヒストグラムを作成し、正規分布であることを確認
★表示しようとする生鮮食品に含まれる成分濃度の範囲(許容区間)を
推定
★計算された平均値や許容区間の上限値、下限値について、有効数字
を考慮して端数処理し、実際の表示値(規格)を設定
=>農水省HP掲載のエクセルファイルで計算
http://www.s.affrc.go.jp/docs/kinousei_pro/reference.htm
FFCcalculator.xlsm
★1日摂取目安量がミカン3個であれば、
3個に含まれる成分合計量をエクセル
ファイルを使って計算して表示
生鮮食品やその簡易な加工食品の表示のため
に
-取り組むべき事項-
1.成分濃度の規格設定と届出後のモニタリング検査
②届出後の成分濃度のモニタリング
★収穫時期、生産者、同一生産者の異なる圃場で30点以上分析
★圃場による影響が少ないことがわかっている場合は、収穫時期、生
産者の2要因で、収穫期5、生産者3で15点という分析を実施
★分析データの平均値、標準偏差等から成分濃度の表示値(下限値)
を下回る食品の割合を推定
=>農水省HP掲載のエクセルファイルで計算
http://www.s.affrc.go.jp/docs/kinousei/○○○ .htm
生鮮食品やその簡易な加工食品の表示のため
に
-取り組むべき事項-
341.成分濃度の規格設定と届出後のモニタリング検査
②届出後の成分濃度のモニタリング
★「規格設定時に表示値を下回ることを許容した食品の割合」(集団カバー率を
0.95としたときの許容の割合は
5%
)に比べて、「表示値を下回ると推定される食品の
割合」が
2倍を超える(10%以上)
ときは、成分濃度の分布が著しく異なると判断
生鮮食品やその簡易な加工食品の表示のため
に
-取り組むべき事項-
2.生産方法の改善と品質管理
②集出荷等の出荷段階における管理方法
(例)非破壊分析による成分濃度の測定または代替指標の測定を選
別ラインで行い、成分濃度が高いものたけを表示の対象にする
生鮮食品やその簡易な加工食品の表示のため
に
-取り組むべき事項-
36 ウンシュウミカンのβ-クリプトキサンチン含有量は糖度と相関が高い 静岡県柑橘試成果情報200110.5=>
0.95-1.6mg野菜・果物の摂取状況
68.3g
不足
67.7g
不足
38