電子情報通信学会論文誌 B Vol. J100-B No. 9 pp. 580-581 © 一般社団法人電子情報通信学会 2017 580
特集
100 周年記念招待論文特集の発行にあたって
100 周年記念招待論文特集編集委員会 委員長
山 崎 憲 一
本会は2017年5月をもって創立100周年を迎えた.ま た,和文論文誌が会誌から独立したA,B,Cの形で 発行されたのは1968年1月からであり,およそ50年が 経過したことになる.この間,ご投稿頂いた著者の 方々,査読をご担当頂いた査読委員の方々,編集を支 えて頂いた編集委員の方々ならびに事務局に感謝申し 上げる.
当編集委員会は,100周年を記念した特集を出版す ることを目的として設置された.特集の内容について いくつかの案が議論されたが,論文誌であることを鑑 み,これまでの優れた研究業績について招待論文の形 で改めて振り返って頂くのがふさわしいのではないか と考えた.また併せて,そのような優れた研究業績を お待ちの方が,当該分野の将来の方向性についてお考 えになっていることにも触れて頂くのが,100周年を 記念した論文として価値があるのではないかと考え た.
長い歴史の中で優れた業績はもちろん沢山あるわけ であるが,当委員会では本会の業績賞を受賞したこと を一つの基準とした.おおむね平成元年以降の業績賞 を対象として,記念論文にふさわしいかという観点か ら編集委員による投票を行い,これを一次審査とし た.次に一次審査結果の上位の業績について,技術分 野の重複や,現時点において改めて論文として取り上
げることの価値等を吟味し,議論の末12編の業績に絞 った.
これらの業績の受賞者の方々に招待論文の執筆を依 頼した.業績賞の内容に近年の進展を加えたり,将来 の方向性についてもお考え頂いたりする必要があるこ とから,執筆期間や修正期間は通常よりも長く確保 し,丁寧な執筆を心がけて頂いた.12編の論文は,い ずれも読みごたえのあるものであり,当該分野の研究 者だけでなく,初学者にも有用な内容である.執筆頂 いた著者の方々に深く感謝申し上げる.
最後に,招待論文の校閲は編集委員が直接担当する ルールであるが,このように多くの招待論文を一度に 校閲したことは近年では例がなく,編集委員の方々に は通常編集業務でお忙しい中,大変ご負担をおかけし た.感謝申し上げる.本特集が電子情報通信分野の次 の100年に向けた研究開発の礎となれば幸いである.
山やま
崎ざき
憲けん一いち(正員:シニア会員) 昭59東北大・工卒.昭61同 大大学院修士課程了.同年日本電信電話入社.平12よりNTTド コモ.平22より現職.プログラミング言語,OS,記号処理計算 機,形態素解析,ユビキタスコンピューティングの研究に従事.
現在,芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科教授.博士
(工学).平27本会通信ソサイエティ活動功労賞受賞.平27より 本会通信ソサイエティ和文論文誌編集委員長.ACM,IEEE,
情報処理学会,人工知能学会各会員.
581 電子情報通信学会論文誌 2017/9 Vol. J100–B No. 9
100周年記念招待論文特集編集委員会 委 員 長 山 崎 憲 一
副 委 員 長 笹 森 崇 行 ・ 高 橋 徹
委 員 有 馬 卓 司 ・ 伊 藤 嘉 浩 ・ 内 田 大 輔 ・ 鬼 沢 武 坂 井 丈 泰 ・ 佐 藤 輝 被 ・ 菅 原 真 司 ・ 武 田 茂 樹 谷 川 陽 祐 ・ 谷 村 崇 仁 ・ 冨 里 繁 ・ 豊 田 啓 孝 中 澤 進 ・ 中 澤 仁 ・ 長谷川 洋 平 ・ 久 永 光 司 廣 田 悠 介 ・ 深 田 陽 一 ・ 福 田 盛 介 ・ 不 破 泰 三 上 学 ・ 道 下 尚 文 ・ 山 崎 浩 輔 ・ 山 田 渉 山 登 庸 次