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特集 学生論文特集の発行にあたって

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Academic year: 2021

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電子情報通信学会論文誌 D Vol. J101-D No. 3 pp. 468-469 © 一般社団法人電子情報通信学会 2018 468

特集

学生論文特集の発行にあたって

学生論文特集編集委員会 委員長  

井 口 和 久

学生論文特集は今回で第7回となる.2012年より始 まった本特集は,第1回から一貫して「日々高度化す る技術を体系的に学ぶと共に研究の最先端を担ってい る学生に,その研究成果を論文として発表する場を分 野横断的に与え,若手研究者による新しい研究交流を 促進する」こと,及び「論文執筆経験が必ずしも十分 でない学生に対して,より指導的・教育的な査読を通 して研究活動を支援する」ことを編集活動の目的とし,

ISS和文論文誌編集委員会が全員で編集に当たってい る.

本特集は筆頭著者が学生であることを踏まえ,採録 条件や不採録理由等のコメントを通常よりいっそう丁 寧に記述することを心掛けている.先行研究の十分な 調査に基づく新規性のある提案,信頼性の高い実験に より示される提案手法の有効性,そしてこれらを整理 し首尾一貫した論文としてまとめる了解性の高さは,

執筆に用いる言語にかかわらず論文に必要な要件であ る.残念ながら今回不採録と判定された論文も,コメ ントを参考に修正し,是非再チャレンジしてほしい.

投稿数は前々回の20編,前回の36編に対して今回は 43編と増加傾向にある.本特集の査読基準は通常の論 文と同一であり,学生論文特集なので評価が甘いとい うことはない.厳正な審査の結果,今回の採録は16編

となった.採択率は37%と一般論文と同程度である.

本特集では第2回から,新規性,有効性,信頼性,了 解性の少なくとも一つの項目において特に秀逸で,学 生としてよく健闘したと称賛に値する論文を秀逸論文 として特集編集委員会が認定している.今回は次の2 編の論文を秀逸論文とした.「記号モデル検査による スマートオブジェクトの近接連携シナリオの効率的な 検証」は形式検証技術を正確に理解しやすい形で記述 し新しい問題に適用した信頼性が評価され,「異質な データを統合した敗血症患者の転帰予測システム」は 救急医療現場の課題に即した手法を提案した有効性が 評価され,それぞれ秀逸論文に認定された.

最後に,本特集を発行するにあたり,論文を御投稿 頂いた皆様,タイトなスケジュールにもかかわらず丁 寧な査読を行って頂いた査読委員の皆様,企画・編集 に尽力して頂いた編集幹事,編集委員の皆様,ならび にサポート頂いた事務局の皆様に心より感謝を申し上 げる.今後も本特集が継続的に企画され,若手研究者 の支援・育成を支えていくことを期待している.

ぐち 和かずひさ(正員:シニア会員)  1993年,東京工業大学大学 院理工学研究科修了.同年NHKに入局.同放送技術研究所にお いて,映像方式変換,映像シーン記述,映像符号化の研究に従事.

映像情報メディア学会会員.

(2)

469 電子情報通信学会論文誌 2018/3 Vol. J101–D No. 3

学生論文特集編集委員会 委 員 長 井 口 和 久

吉 本 潤一郎 ・ 籠 嶋 岳 彦 ・ 横 川 智 教

青 西   亨 ・ 岩 田 具 治 ・ 衛 藤 将 史 ・ 河 田 佳 樹 木 村 昭 悟 ・ 倉 立 尚 明 ・ 小 尻 智 子 ・ 小 林   匠 近 藤 一 晃 ・ 合 田 和 生 ・ 酒 向 慎 司 ・ 佐 藤 克 成 佐 藤 智 和 ・ 佐 藤 信 夫 ・ 篠 崎 隆 宏 ・ 薗 田 光太郎 二 宮   崇 ・ 中 田 明 夫 ・ 中 村   豊 ・ 長谷川   忍 原 口   亮 ・ 林   雄 介 ・ 平 田   豊 ・ 福 井 健 一 福 田 洋 治 ・ 松 尾 康 孝 ・ 三 浦 幸 也 ・ 山 下 隆 義 吉 田 尚 史 ・ 渡 辺 哲 也

参照

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