• 検索結果がありません。

結果の要旨/金沢大学大学院医学研究科

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "結果の要旨/金沢大学大学院医学研究科"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

白色家兎脛骨の延長仮骨に対する塩基性線維芽細胞 増殖因子の効果 : MMD法による延長仮骨内骨塩量の 評価

著者 峰松 康治

著者別名 Minematsu, Koji

雑誌名 博士学位論文要旨 論文内容の要旨および論文審査

結果の要旨/金沢大学大学院医学研究科

巻 平成15年7月

ページ 54‑54

発行年 2003‑07‑01

URL http://hdl.handle.net/2297/15800

(2)

乙第1571号 平成15年2月5日 峰松康治

白色家兎脛骨の延長仮骨に対する塩基性線維芽細胞増殖因子の効果 一MMD法による延長仮骨内骨塩量の評価一

学位授与番号 学位授与年月日 氏名 学位論文題目

教授 教授 教授

富松 田勝郎

井修 輪晃一 論文審査委員 主査

副査

内容の要旨及び審査の結果の要旨

骨延長法が臨床に応用され、整形外科領域の治療において難問であった骨欠損部の補填や脚長差の 補正、変形の矯正に画期的な治療効果があがっている。しかしその一方で、治療に長い時間を要する 事が二次的なピン刺入部の感染の原因となったり,延長仮骨の成熟遅延により治療成績が安定せずに 問題となっている。骨延長法の治療成績を安定させるためには治療期間を短縮させることや延長仮骨 部に確実な骨形成を導くことが必要である。そこで、塩基性線維芽細胞増殖因子(basicfibroblast growthfactor,bFGF)を延長仮骨部に注入することにより、早く確実な仮骨の成熟が得られるのでは ないかと考えて以下の実験を行った。骨延長法において、至適な延長速度は1mm/日とコンセンサス が得られているので、曰本白色家兎の脛骨に金沢大式創外固定器を用いて1m/曰と2mm/曰の速度で 20mmの骨延長法を行った。延長仮骨内の骨塩量の変化をIUD(mineraldensitometry)法の原法から 独自に変更を加えたMVD(modifiedmineraldensitometry)法を用いて評価した。延長仮骨部の骨塩 量を比較すると、2mm/曰の延長速度では仮骨部の骨塩量は明らかに少なく、延長速度を上げることに よって骨形成が傷害されることがわかった。さらに、骨形成が傷害される2mm/曰の延長速度におい て、20m【nの延長終了時に生食(コントロール群)、bFGF80必g/0.5,1(F80群),bFCF400岨/0.5,1(F400

群)を経皮的に延長仮骨内に投与して延長仮骨部の骨塩量を経時的に比較した。F400群ではコントロ

ール群に比べ3~6週において有意に骨塩量の増加を認めたが、それ以降は差を認めなかった。F80群は

コントロール群に比べ全経過を通じて高値を示す傾向はあったが、有意差はなかった。これらの結果か ら、骨形成は延長速度を上げることによって傷害されたが、強力な血管誘導能と末分化間葉系細胞に 対する増殖促進・分化誘導能を持つbFGFの投与によって回復したと考えた。以上の成績より、bFGF は延長仮骨部の骨形成不全例に対する有望な治療薬になりうると考えられた。脚変形、脚長差矯正手 術を実施するうえで貴重な示唆を与えるものであり学位授与に値する研究と評価した。

-54-

参照

関連したドキュメント

げっ歯類から霊長類に至るまで,一過性脳虚血の3,4日後には海馬CA1領域の神経細胞が遅発性の細胞死をき

マクロライド系抗生物質であるパフィロマイシンA1(bafilomycmA1)は、液胞型プロトンポンプの特

人工関節周囲に生じる骨融解の原因として,人工関節摺動面から産出されるポリエチレン摩耗粉を

同手技による筋再教育訓練を行う実験モデルを作成し,筋再教育訓練を行う治療群(、=10)と行わ

体重1kgあたり4mgの酢酸メチルプレドニゾロンを週1回ずつ,最大8週間まで投与したステロイ

これに伴い顎間固定の期間は大幅に短縮されたが下顎頭の微妙な外側への位置変化が直接的に関節とその周囲に影響

cyclophosphamide(CPA)とADMとCDDPの併用療法(CAP療法)は0%(0/8例),MMCと

光感受性物質であるへマトポルフィリン誘導体(hematoporphyrinderivative,HpD)とア