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平成 29 年度(第 9 期)事業報告書 平成

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平成 29 年度(第 9 期)事業報告書

平成29年4月1日から平成30年3月31日

特定非営利活動法人 日本放課後児童指導員協会 1.事業の成果

都道府県開催の「放課後児童支援員認定資格研修」は、西日本を中心に7県の委託を受け実施する こととなり、本会が全国一の受託数であった。今までの放課後児童指導員資格認定事業の実績ゆえの 結果であり、放課後児童支援員の専門性の向上に向けて貢献することができた。

2.事業の実施に関する事項

(1)特定非営利活動に係る事業

事業名 事業内容 実施日時 実施 場所

従事者 の人数

受益対象者の 範囲及び人数

支出額 (千円)

■放課後児童指導員資格認定事業

資格認定講習会 放課後児童育成支援師

資格等認定講習会開催 年12日 岡山

市内 7人 一般

20人 665

資格認定 資格の認定証発行等 年1回 岡山

市内 2人 修了者

61人 127

資格養成課程 大学等へ養成課程

カリキュラムの導入 通年 全国

各地 3人 大学・短大

等 46

資格認定者管理 資格者の管理等 通年 岡山

市内 3人 登録会員

1,135人 0

■放課後児童指導員養成研修事業 都 道 府 県 放 課 後 児

童 支 援 員 認 定 資 格 研修

各地放課後児童支援員

研修の受託、講師派遣 年104日 7県

22カ所 56人

自治体等 受講者 2,057人

29,252

フ ォ ロ ー ア ッ プ 研 修

資格者の再研修及び

指導者資格研修 年4回 全国

4カ所 10人 登録会員

76人 523

岡 山 県 放 課 後 子 ど も 総 合 プ ラ ン 合 同 研修

岡山県放課後子ども総

合プラン 年1回 岡山県 15人

自治体等 受講者

175人

209

岡 山 県 放 課 後 児 童 ク ラ ブ 職 員 等 階 層 別研修

岡山県内の支援員対象 に、初任者・中堅者と階 層別に研修を行う

年8回 岡山県 9人

自治体等 受講者

163人

2,167

放 課 後 児 童 支 援 員 認 定 資 格 研 修 テ キ スト作成事業

放課後児童支援員認定 資格研修で使用するテ キストの作成

通年 岡山

市内 7人 自治体等 668

■放課後児童健全育成事業 実施なし

■その他本会の目的を達成するための事業 情報発信メルマガ・

WEBサイト

メールマガジンの発行 ホームページの管理

年6回 以上

岡山

市内 3人 登録会員他

一般 0

子ども・子育て支援 推進調査研究事業

放課後児童支援員等の 研修体系のあり方等に 関する調査研究

11~3月 全国 12人 自治体等 11,348

(2)

■放課後児童指導員資格認定事業

≪資格認定講習会≫

【目的】

放課後児童育成支援師資格等を認定するための講習会に関わる準備と実施。

【概要・内容】

「放課後児童育成支援師資格」は11名の受講者を迎え、「放課後児童専門育成支援師資格<子育て支援 コース>」は7名の受講者を迎え、「放課後児童高度育成支援師資格」は2名の受講者を迎え、それぞ れ開催した。昨年度の再履修者3名が鳥取県であり、対象となる1日分を公開講座として鳥取市にて開 催した。(6/25・参加者7名)

高度育成支援師は合格者2名で、3月4日実践研究発表会を開催し、参加者は25名であった。学童保 育ラボの4つの研究会からも特別報告を行った。

【成果・課題】

専門と高度は会員を中心に案内し、育成については都道府県の支援員研修で開催要項を置き、案内に 務めた。受講者は少なかったが、学ばれた方々の満足度は高く、千葉県、滋賀県、鳥取県、広島県と県 外からの参加があり、都道府県の支援員研修が機となっている。今後に向けては、本会の資格取得が処 遇改善と繋がるしくみがないと、受講料を負担し受講する方の増加は難しいと感じられる。

≪資格認定≫

【目的】

資格認定講習会または養成課程にて修了された方に、認定資格証と資格証カードを発行する。

【概要・内容】

資格認定講習会からは、育成支援師13名(仮1名)、専門育成支援師7名、高度育成支援師2名、過去 修了者1名計23名に、養成課程設置校からは、鈴鹿短期大学22名、中国学園大学20名へ資格証を発 行した。更新制の導入により、平成24年度取得者160名の資格証カードを再発行した。

【成果・課題】

協会資格の変更により、資格種別が、従来の「放課後児童指導員」「放課後児童指導員〈上級〉」2種 類から、新資格3種類分と仮認定(支援員研修未修了者)と計6種類に増え、複雑化したため、煩雑に ならないような管理方法が必要である。

≪資格養成課程≫

【目的】

放課後児童指導員資格を大学で取得できるようにすることを目的としている。そのため、資格取得が可 能となる養成課程の設置に関する業務を行っている。

【概要・内容】

①養成課程設置校3校の設置更新料や年会費の請求。質問への連絡対応など。

②設置を検討する学校からの問い合わせに対する対応。

③表彰者2名への賞状、記念品の授与。

【成果・課題】

①今後に備え、養成課程の継続や教員の変更手続き等に関する規定を明確にする必要がある。

②連絡協議会の詳細が不透明なまま会費を請求したため、提示が求められている。

(3)

③養成課程の設置を検討する大学等からの質問に対し、迅速に回答できる体制を整える。

④本協会とは別組織ではあるが、養成校の連絡協議会の設立を後押しする。また養成校の実習先確保 のためにも、本協会認定講習会の講師陣との合同研修会を継続して開催できるようにする。

≪資格認定者管理≫

【目的】

放課後児童指導員資格認定者(登録会員)の情報管理

【概要・内容】

平成28年度までの資格認定者1,135名の情報管理と、登録会員の年会費引き落とし手続き。

【成果・課題】

平成29年度の年会費を各会員の郵便局口座から自動引き落としするための手続きを行なった。93名が 未徴収。未徴収者には2回郵便にて連絡しており、2年未納者で3年目となった方には、年度末で自動 的に退会=資格無効となる旨を伝えた。今年度末での退会者は 39 名(内資格失効 16 名)となってお り、支援員研修スタート以降、退会する方が増えている。

■放課後児童指導員研修事業

≪都道府県放課後児童支援員認定資格研修事業≫ 委託事業

【目的】

国のガイドラインに沿った「放課後児童支援員認定資格研修」を都道府県からの委託を受け開催する もの。プロポーザルに参加し、滋賀県・奈良県・鳥取県・岡山県・広島県・徳島県、随意契約で高知県 からの委託を受けた。

【概要・内容】

各県での開催数・場所・受講者数は以下となっている。

県・会場数 開催場所 開催日数 受講者数

滋賀県2会場 大津市・彦根市 4日間×2会場 292名 奈良県2会場 奈良市・大和高田市 4日間×2会場 264名 鳥取県3会場 鳥取市・倉吉市・米子市 8日間×3会場 87名 岡山県5会場 岡山市 2 会場・倉敷市・津山

市・笠岡市

4日間×5会場 485名

広島県7会場 広島市 4 会場・三原市・三次 市・福山市

4日間×7会場 680名

徳島県2会場 徳島市・吉野川市 6日間×2会場 143名 高知県1会場 高知市 4日間×1会場 106名

【成果・課題】

昨年度の7県19会場から7県22会場と会場数が増え、受託数は全国一となった。3年目となり、事務 局規模の割には、スムーズな企画運営ができていると思う。席が固定化されない工夫として、新たに指 定席制を取り入れた。出欠確認では、科目ごとに押印する個人用出欠票カードを導入し、最終的にレポ ートと提出してもらうことで、出席管理のダブルチェックとなるようにした。課題としては、開催要項 を見られていない受講者が多い為、台風時の対応を受講決定通知書にも明記すること、評価レポートの 提出期限の遵守など、受講者への周知を改善していく必要がある。

(4)

≪フォローアップ研修事業≫

【目的】

登録会員の方へのフォローアップ研修を行う。

【概要・内容】

登録会員へのフォローアップ研修を年5回各地域にて実施した。開催地、参加者数は以下である。

開催地域 開催日 内容 参加者数

愛媛 6月4日 非認知能力と放課後児童クラブ 講師:中山芳一 8名 三重 2月4日 学童保育支援員の育ち方・育て方! 講師:高岡敦史 約20名 岐阜 2月18日 学童保育支援員の育ち方・育て方! 講師:高岡敦史 15名 滋賀 3月17日 非認知能力と放課後児童クラブ 講師:中山芳一 8名 宮崎 3月24日 「情報共有」や「事例検討」 講師:中山芳一 約25名

【成果・課題】

高岡敦史先生の支援員の同僚性に関する書籍発刊に合わせたテーマにて2県(岐阜・三重)で開催し、

愛媛、滋賀は地域担当者からの要望に合わせ、宮崎はこちら側からの提案で進めた。例年開催できる地 域とできない地域(函館・石川・奈良・徳島・高知・佐賀)が固定化されつつあり、それは、各地域で 開催されている支援員対象の研修量と関係している。開催は協会への求心力となるため、より計画的な 取り組みが必要である。

≪岡山県放課後子ども総合プラン合同研修事業≫ 委託事業

【目的】

岡山県からの委託により、県内の放課後児童クラブと放課後子ども教室の指導者を対象に研修会を開 催した。

【概要・内容】

12月17日(日)中国学園大学にて午前10時から午後16時で開催し、175名が参加した。全体研修 と2つのテーマ別研修会(①放課後のあそび・体験の幅を広げる 51名 ②子どもの放課後に関わる職 員の同僚性を育てる 82名)を行い、参加者が受講を選択できるようにした。

【成果・課題】

開催時期が夏から冬に変わったことと、講義が難しいとの意見はあったが、全体的には満足度は高く、

年1回の振り返りと他クラブとの交流機会になっている様子である。

≪岡山県放課後児童クラブ職員等階層別研修事業≫ 委託事業

【目的】

岡山県からの委託により、県内の放課後児童クラブに関わる職員を対象に、初任者、中堅者と階層別 での研修会を開催した。

【概要・内容】

階層別 地域 開催日 内容 参加者数

初任者 岡山市 1月19日 健全育成事業の基礎理解 講師:鈴木瞬 育成支援の基礎理解 講師:中山芳一

57名 54名 1月30日

津山市 2月2日 35名

(5)

2月13日 34名 中堅者 岡山市 1月28日

2月4日

育成支援計画(講義・演習) 講師:住野好久 実践記録と検討(講義・演習)講師:中山芳一

46名 47名 津山市 1月21日

2月4日

25名 24名

【成果・課題】

昨年度から国の計画に基づきスタートした事業であり、企画提案後、委託が決まった。岡山市会場につ いては定員枠超過の為、県と協議し選考した。中堅者は昨年度から引き続き同じ内容とし、初任者につ いては支援員研修未受講者前提で構築したカリキュラムに基づき、テキストも作成し実施した。中堅者 研修については、受講するクラブとしないクラブとに分かれてきている。

■放課後児童健全育成事業 該当する事業はなし。

■その他本会の目的を達成するための事業

≪メールマガジンの発行≫

【目的】

会員への情報提供と会員同士の交流

【概要・内容】

5月より隔月で6回発行(43号~48号)内容は、

・理事長だより

・各種研修、セミナーのお知らせ

・シリーズ 支援員研修各科目のポイント

・研修の報告、感想 など

【成果・課題】

隔月定期発行だが、研修の申込み以外については、会員からの反応は特にない。会員管理システムに より、不達メールと原因の詳細が確認できるため、配信率は97%になっている。

≪ホームページの運営≫

【目的】

社会に対して、本協会の活動を幅広く提供する。

【概要・内容】

12月より全面リニューアルした。最新の情報を提供するためトップページ「お知らせ」を、年12回程 度更新を行った。フェイスブックによる情報発信は年24回行った。

【成果・課題】

「指導員協会」検索でヤフー、グーグルともにトップにヒットし、フェイスブックページも2番目にヒ ットする。ホームページを見ての問い合わせがあるなかで、リニューアルしたことで、国の資格と本会 の資格について明確になり、説明がしやすくなった。

≪子ども・子育て支援推進調査研究事業≫

(6)

【目的】

国庫補助を受けて、放課後児童支援員等の研修体系のあり方等に関する調査研究を行う。

【概要・内容】

国が求める成果物に合わせて、自治体を対象に、放課後児童支援員認定資格研修の実施に関する課題 抽出のアンケート調査とヒアリング調査を行い、DVD研修教材(初任者・中堅者)を作成し、5県の地 域でモニター受講していただき、結果をまとめ報告、提言した。

【成果・課題】

実施決定から終了までの短い期間ながら、今までの事業の成果を踏まえて一定の調査研究報告まで辿 り着けることができたが、事業担当者との連携、情報共有が課題となった。

参照

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