第1学年3組 英語科学習指導案
指導者 教諭 ○○ ○○ 指導者 教諭 ○○ ○○ 1 単元名 「 New Horizon English Course 1
Multi Plus 1 私の紹介、Listening Plus1 何の CM? 」 2 本単元の概要 (1)単元観 小学校において外国語活動が導入され、子どもたちは英語を聞いたり話したりする活動に慣れ親 しんで中学校へ入学してきている。しかし、中学校では文字を通した学習が始まるため、小学校で 体験した英語の学習と中学校で行われる英語の学習との間にギャップを感じる生徒も多いようだ。 実際に、中学校では基礎的・基本的な語彙や文構造を活用する力が十分に身に付いていないことが 現在の英語教育の課題であると、新学習指導要領にも書かれている。また、聞く・話す・書く・読 むの4技能のうち、書く活動に関しては、自分の考えなどを相手に伝えるための「発信力」や、コ ミュニケーションの中で、基本的な語彙や文構造を活用する力を育てるために、その育成を重視す る必要があると考えられている。そこで、本単元では既習事項を活用し、話すことと書くことを通 じて、自分の考えや思いを発信する力の育成につなげる。 (2)生徒の実態 本学級は男子15名、女子22名計37名の生徒で構成されている。2学期の最初に実施した英 語の授業に関するアンケートの中で、話す活動を好む生徒(48%)が最も多く、続いて聞く活動 (38%)、そして書く活動(14%)という順番で英語への興味関心を持っている。話す活動を 好む生徒は、話せたと思ったときの喜びを楽しみに授業に参加しているようである。聞く活動を好 む生徒は、分からない英単語があっても、おおまかな内容をつかめたときの喜びがあると答えてい る。そして、書く活動を好む生徒は、人前で発表をしたり、声を出したりすることを苦手としてい る生徒であることがわかった。しかし、書く活動が苦手な生徒も話すことが苦手な生徒も、友達と 一緒に活動をすることで、意欲的になれるという回答が多かった。そこで、ペア学習やグループ学 習を取り入れた書く活動を行うことで、生徒の苦手意識を半減し、積極的に書く活動に取り組める 授業作りをおこなうことにした。また、学習形態にペアやグループを取り入れることで、ふだん発 表を苦手とする生徒も、全体の前で発表をする意欲へつながることを期待したい。 (3)本単元の学習活動の工夫 指導にあたっては、まず英文の成り立ちについて理解させることが必要である。そのために、英 文法の語順で日本語を用いて文章を作る活動を取り入れる。英文法の語順に慣れ始めた頃に、短い 英作文の練習と、既習事項(be 動詞と三人称単数現在形を含んだ一般動詞の使い分け方)の復習・ 定着に努めた。そして、通常はリスニング教材である Listening Plus1 を発展させて、書く活動 と話す活動を取り入れたCM作りを行わせることで、楽しみながら書く活動に取り組むことができ ると考えた。CMの原稿作りには英和・和英辞典を生徒全員が1冊ずつ使用できるように手だてを 加え、自分達で調べて原稿作りをさせる。そして、学級の人数を2つにわけて書く活動に取り組ま せ、それぞれに1人教師がつく。教師がより多くの生徒の学習支援に役立てることができると考え る。さらに、友達の発表を評価する活動を取り入れることで、意欲的に友達の発表を観察させるだ けでなく、自分では考えつかなかったことに気づかせたり、良かった点・改善点に気づかせたりす ることができ、友達から学ぶ機会を与えたい。
3 指導目標および指導計画 (1)指導目標 言語への関心・意欲・態度 友達と協力し合いながら、ワークシートを完成させることができる。 表現の能力 自分が伝えたいことを聞き手に伝わるように表現することができる。 理解の能力 英語で流れたCMの内容を正しく聞き取り理解できる。 言語や文化についての知識・理解 自分が考えていることを正しい英文法を活用し、書いて表現すること ができる。 (2)指導計画(総時間数6時間) 第一次 グループ活動を取り入れ、英文法の語順を理解するための活動を行わせる。 第二次 自分の自己紹介文を英語で書き、基本表現を活用して友達の紹介文を作らせる。 第三次 be 動詞と一般動詞の活用の仕方を練習問題を使って復習させる。 第四次 学級を2つのグループに分け、テレビCMの原稿作りをさせる。 第五次 前時の活動の続きと発表のリハーサルをさせる。 第六次 各班でテレビCMの発表をさせる。(本時) (3)単元の評価規準 評価の観点 評価の規準 評価の方法 言語への 関心・意欲・態度 ・積極的に辞書で調べたり、教師に質問をしたりした か。 行動観察 学習プリント 自己評価表 表現の能力 ・英文法を正しく用いて、伝えたい内容を書いて表現 しているか。 ・発表をするとき、発音やイントネーションに気をつ けていたか。 行動観察 学習プリント 自己評価表 定期考査 理解の能力 ・与えられた練習問題の内容が理解できたか。 ・友達の発表内容を理解できたか。 行動観察 自己評価表 定期考査 言語や文化につい ての知識・理解 ・動詞を表現内容に応じて正しく活用できたか。 豆テスト 定期考査 4 本時 平成21年11月5日(木)5校時 場所 1年3組教室 (1)本時の指導観 本時は生徒が自分の発表内容を、聞き手に伝わるように表現できることを目的とする。そのため には、未学習の英単語を言うときほど、ジェスチャーや顔の表情を十分に生かして、聞き手に自分 の意志が伝わるように工夫をさせる。そして、発表を聞く側の生徒は、発表者の発表を聞きながら、 聞き取ることができた英語表現や発表者の良かった点・改善点をワークシートに書かせることで、 意欲的に聞く姿勢と聞く力を養う。 (2)本時の主眼 間違いを恐れず、自分が伝えたい内容をジェスチャーやイントネーションを工夫して、聞き手に 伝わるように表現することができる。 (3)準備 【教師】教科書、自己評価表、友達の評価表、センテンスカード 【生徒】教科書、ノート、ファイル、筆記用具、和英・英和辞典(自分の物を持っている生徒)
(4)展開 学習活動・内容 指導上の留意点 形態 配時 導 入 1.あいさつをする。 2.本時のめあてを確認する。 ○生徒全員が教師の質問に答えようとして いるか、確認しながら質問をする。 ○間違いを恐れずに発表することの大 切さを強調して伝える。 ○未習事項が含まれていることから、友 達の発表を聞き取る場合は、大まかに 内容を理解できれば目標達成とする ことを伝える。 一斉 一斉 2 3 展 開 3.教師のデモンストレーションを見ることで、自分の発 表方法の参考にできることを見つける。 〔基礎・基本の確認〕 4.CMの発表の最終確認をする。 5.CMの発表と各グループの評価を行う。〔活用②〕 6.各グループの良かった点を発表する。 7. drink と ice cream の優勝賞品を決める
<商品の決め方>
drink の優勝賞品を ice cream 班の生徒が挙手をして決 める。ice cream の優勝賞品を drink 班の生徒が挙手を して決める。 ○生徒が聞きとるポイントを強調して 表現する。 ○自分の台詞の表現方法を中心に練習 させ、必要に応じて班員との確認をさ せる。 ○聞き手には、聞き取れた英語表現や、 良かった点・改善点・条件に関する項 目全てを評価表に記入させる。 ○聞き手に考えが伝わるように、発表さ せる。 ○全てのグループの発表に関して良か った点を自主的に発表させる。 ○友達の考えに左右されず、自分の意志 で優勝賞品を選ばせる。 ○優勝した班の良かった点を発表させ る。 一斉 グルー プ 個人 一斉 一斉 一斉 2 3 30 3 2 終 末 8.本時の振り返りをする。 9.あいさつをする。 ○自分が思った通りに自己評価を付け させる。 個人 一斉 4 1 <発表の手順> 1. drink のCM発表班3グループが発表する。 2. 発表班以外のCM発表班の生徒が drink 発表班の評 価を評価表に記入する。 3. ice cream のCM発表班3グループが発表する。 4. 発表班以外のCM発表班の生徒が ice cream 発表班 の評価を評価表に記入する。 <評価の手順> 1.T2から評価表の束が各班に配布され、全生徒が1枚ず つ取る。 2.発表が終わるごとに評価表に評価内容を記入し、新しい 評価表を受け取る。 <手だて> ○発表するときのポイントを確認する。 ・voice / speed / pronunciation memorization / delivery ○聞く態度の確認をする。 ・失敗を笑わない ・発表が終るまで静かに聞く ・疑問文とその答え方が会話文に入って いたかどうかを聞き取る CM の発表を通して、聞き手に思いや考え方が伝わ る方法を考え、それらを使って表現しよう。 1.既習の文法が会話中で使われていること 2.聞き手に思いを伝えるため、表現を工夫 していること