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症候性および無症候性原発性胆汁性肝硬変症の比較検討

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Academic year: 2021

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より徹底的に宣伝され,一般人,患者はもとより,場 合によっては医師まで不治の疾患として,診断がつい た時点から基本的治療を行なわず,ステロイド剤か抗 炎症鎮痛剤のみで治療し,RAの進行を紡止せず,これ ら治療で痛みがコントロールできなくなった時点で, 専門医に依頼する.また,典型的,かっ確定的と診断 された RA では,その 80-90% は~、かなる抗RA療 法に抵抗し,関節破壊が進行したり,種々の抗RA療 法にもかかわらず,病状が一進一退を繰返し,関節症 状が進行する.このような症例で膝関節を中心に滑膜 増殖→関節軟骨破壊→骨破壊という関節破壊のパター ンが進行する.関節破壊を防止するために従来より滑 膜切除術が行なわれ,それなりの成果を収めてきた. 通常の滑膜切除術は,①皮切が大きく,関節機能障害 を残す.②術後,

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年で再発を起こしやすい.③ 関節破壊を防止できないなどの副作用から,一般的に はあまり行なわれなくなった.しかし, RA炎症の場で ある滑膜を除去することは意味のある所である.通常 の滑膜切除術の副作用を最少限にし,効果を維持する ために,関節鏡視下に滑膜切除を約150例に行なってき た.今回は,最近経験した関節鏡視下滑膜切除術によ り著効を示したRA膝の1例について報告する.症例 は63歳,女性.classical RA, stage III, class 2でメタ ルカプターゼ200mg/dayでコントロールを行なって いた.赤沈は90mm/h→87mm/h-(関節鏡視下滑膜切 除術〉→84mm/h→134mm/h→109mm/h→76mm/h →30mm/hと著明に改善し,膝屈伸筋力も軽度増加を 示した.従来の方法に比較して同等であり,患者の負 担を考慮に入れれば非常によい方法である. 質問 〔第4内 科 〉 詫 摩 武 英 このオベ前後に,全身的に投与していた薬剤は何か 応答 〔リウマチ・痛風センター〉井上和彦 本 治 療 法 は 全 身 的RA療 法 が う ま く い っ て い る に もかかわらず,関節症状が遺残する症例が適応となり, 本法を行なっても, RA療法は継続するのが一般的で あるが,本法によりその量を軽減することができる. 15.顔面に血管性母斑をもたないスタージ・ウエー パー病(不全型)のl例 (小児科〉

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上遠田鶴子・泉 達 郎 ・ 矢 島 邦 夫 ・ 丸山 博 ・ 福 山 幸 夫 ( 放 射 線 科 〕 小 野 由 子 ・ 小 林 直 紀 スタージ・ウエーパー病は,臨床上顔面の血管性母 斑,座奪発作,片麻癖,牛眼,同名半盲などを呈する 87 疾患であるが,その本態は,先天性の顔面及び頭蓋内 のAngiomatosisである. 今 回 我 々 は , 顔 面 に 血 管 性 母 斑 を 認 め な い ス タ ー ジ・ウェーパー病(不全型〉を経験したので報告する. 症例は,生後6カ月, 11カ月にて左半身窪李出現し たが放置され 1歳11カ月にも同様の発作をくり返し たため,松戸クリニッグ受診した.CT土石灰化像を指 摘され,アレピアチン・フェノパールの投与をうけた. 7歳2カ月時,左側頭部打撲を契機に頭痛を訴えた為 当科受診した.当科でのCT上後頭葉表層部にコイル 状の石灰化像を認め, CAGにてdeepmedullary vein の拡張,Galen大静脈の拡大がみられた.頭部単純写で はrailtrack signは認めなかった. スタージ・ウェーパー病の病状は症例により多彩で あり, Poserら3群に分けている.type 1 (typical type), type 2

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ncomplete type), type 3 (atypical type)である.この症例では,皮膚症状を欠くが,半 身 崖 李 及 びCT上の石灰化像, CAGの所見より in -comp lete type,の 5turgeWeber diseaseと診断し た 初回CTにても,石灰沈着部位の検討及びCAG施 行により診断されたと考えられる.スタージ・ウェー ノミー病では,痘李は報告者により異なるが55-100%に 合併し,産李重積により知能低下を来たすより早期に 発見し,充分な抗けいれん剤の投与が必要で、ある. 本症例では,頭部単純写上石灰化像を認めなかった が,これは石灰沈着の範囲が狭いか,年齢が低いため か,さらに経過を追う必要がある. 質問 (第4内 科 〉 詫 摩 武 英 convulsionに対する治療は? 応 答 (小児科〉上遠田鶴子 アレピアチン・フェノパールにてコントロールされ ている 16.症候性および無症候性原発性胆汁性肝硬変症の 比較検討 (消化器内科〉

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金 子 篤 子 ・ 久 満 董 樹 ・ 山 内 克 己 ・ Ji$ 世 賢 ・ 富 松 昌 彦 ・ 栗 原 毅・ 橋 本 悦 子 ・ 小 幡 裕 目的 原発性胆汁性肝硬変症(以下PBC)は,その診断基 準の普及と共に無症候性の症例の発見機会が多くなっ ている.しかし症候性の比較,特に予後の面での比較 がなされる機会は少ない.自験例により症候性群

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87-88 群),無症候性群 (AS群〉の臨床的,病理学的及び予 後の比較検討を行なった. 対象および方法 昭和47年から昭和59年までに肝生検または臨床検査 により PBCの診断基準をみたした症例, 26例を対象 とした.理学的所見,免疫学的検査,組織学的検査を 検討した.初診時に黄痘,皮膚癌痔感を認めた例を

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群, これら特有の症状がなく検査などで偶然発見され た例をAS群とした. 成績 26症例の男女比は23対3で,女性に優位 (88.5%) であった.発症(または発見〉の年齢は30歳から66歳 (平均46歳 入 確 診 時 年 齢 は31歳から70歳(平均49歳〉 であった.発症からの平均観察期聞は60カ月である. 初診時S群1417U,AS群12例であった.S群の初発症状 は黄痘6例, J.l芸淳感7例,吐血2例であった.初診時 検査所見では,

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, ALP,総コレステロール,総ビ リルビン値, ICG 15分値がS群で高値であった.血清 抗ミトコンドリア抗体は初診時20例に陽性で,陰性群 中の2例がAS群であったが観察期間中陽性化した. 血清IgM債はAS群で高値であった.26例中13例(S 群6,AS群7)にSjogren症候群またはSiccacom町 plexの合併を認めた.

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群の4例は消化管出血,肝不 全で死亡した.AS群では12例中6例が黄痘を伴わな い痩淳感の出現をみた.組織学的にはAS群がすべて ScheuerのStageII以 下 でS群 は8例 がIII以 上 で あったが,両群聞における年齢差はなかった. 17.最近の新しい免疫抑制剤によるベーチヱツト病 の治療 目的 〔限科〉

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若月 福美・小暮美津子・古川啓司・ 高 橋 義 徳 ・ 酒 井 香 子 ベーチェット病は難治の全身病として知られている が,なかでも眼病変はその特徴的な発作,寛解の症状 とともに失明ないし,それに近い状態にまで進行する ため,大きな問題となっている.われわれは最近,こ れら難治性ベーチェット病患者11例22眼に対し,眼再 発抑制の目的でサイクロスポリンA(以下Cy-A),ブ レジニン(以下Br.)の免疫抑制剤を使用する機会を得 たので発表する. 対象および方法 対象はコルヒチン,免疫抑制剤等従来の治療によっ ても眼発作を十分に抑える事のできなかったものであ る.投与方法は原因として, Cy-Aは早朝空腹特に1日 1回, 10mg/kg, Br.は1日2-3回, 100mg/dayで 開始しその症状に応じ投与量を増減した. 結果 Cy-A使用患者では,限発作回数は3例とも減少を みた.一方, Br.では8例中眼発作回数の減少したもの が6例,ほとんど変化のなかったものが1例,増加し たものが1例認められた.視力では, Cy-A使用3例6 眼とも改善をみたが, Br.使用8例16眼中では,改善し たものが1眼,不変が7眼,視力の低下したものが8 限認められた.臨床検査成績では,Cy-Aを用いたもの では,免疫系,他の検査でも特に有意の結果は得られ なかったが, Br.では,内服後,血清免疫でグロプリン IgG, IgA, IgMの減少を認めた.

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比は減 少が4例,不変は3例,増加が1例認められた.副作 用については, Cy-A, Br.ともに腎機能・肝機能には 障害は認められなかった. 考察 Cy-A, Br.はともにこれまで,腎移植,心臓移植で 臨床応用され,拒絶反応に著明な効果をあげることで 知られている.その作用はCy-Aは細胞性免疫を抑制 し,選択的にTcellを抑制すると言われ,またBr.は 一種の核酸合成問害剤であるが,細胞性,液性雨免疫 系に抑制的に作用することが認められている. 今回Cy-Aについては有意な結果は得られなかった が, Br.については,両免疫系抑制の結果が得られた. いづれにせよ両薬剤により,限発作回数が減少し,限 外症状の軽減等も認められており,今後ベーチェット 病に対する有効な薬剤になる可能性が高いと思われ る. 18. (総説〕 胃潰揚の発生,治癒における攻撃因子,防御因子の 役割について (第二病院内科〕森 治樹 胃潰蕩の発生には古来種々の説が唱えられているが その機序については未だ明らかでないものが少なくな い.即ち, 1829年Crureihierの胃炎説以来, Gunzburg の胃液説, Virdrowの血管梗塞説, Bergmaunの自律 神経失調説など枚挙にいとまがないが,1974年,Sunの 唱える胃粘膜における攻撃因子,防御因子のunbalan -ce説はこれまでの諸説をまとめその相互関係をよく 表わしているものとして高く評価されている.今回は, この潰蕩発生における攻撃因子としての酸, pepsinの 作用と,防御因子としての粘液成分の潰蕩発生,治癒 -

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