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ゆめ・まち・ねっと

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NPO法人

ゆめ・まち・ねっと

って、どんな活動してんの?

第 1 0 期(2 0 1 2 年 1 1 月~2 0 1 3 年 1 0 月) 事業報告書

※この事業報告書は活動に共感するみなさんからの用紙提供と印刷費カンパで制作しました。ありがとうございます。

どんな家庭の子どもにも地域の居場所をと、参加費無料の活動が中心です。

これからもみなさんの募金に込められた期待に応え得る市民活動を地道に

真摯に継続していきますので、引き続きご支援ください。

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事業の成果

NPO法人ゆめ・まち・ねっとは、2004 年 9 月 28 日に設立認証を受け、継続的な活動をしてきました。

第 10 期においても多くの人たちに共感をいただき、活動を支えていただきました。おかげさまで以下に報 告するとおり、子どもたちの居場所づくりを中心に、地域に根ざした市民活動を展開できました。

また、全国各地から講演や研修会等にお声掛けいただき、子どもたちとの日々から学んだことをお伝えす る機会に恵まれました。東日本大震災被災地にも引き続き足を運び、ささやかながらお手伝いをしました。

さらに、読売新聞(地方版)、日本教育新聞では活動に基づく小論の連載をさせていただき、多くの共感を いただいたほか、各種情報誌・専門誌からも寄稿依頼をいただきました。テレビ東京でも密着取材により、

活動を特集していただき、こちらも全国から多くの反響がありました。

どんな家庭の子どもにも地域の居場所をと、参加費無料の活動を中心にしています。これからもみなさん の募金に込められた期待に応え得る市民活動を地道に真摯に継続しますので、引き続きご支援ください。

事業の実施に関する事項 -特定非営利活動に係る事業-

Ⅰ 自主企画事業

-1 冒険遊び場 たごっこパーク -

子どもたちが参加費無料・親の申込み不要で来られ、どんな家庭の子どもでも、また障碍の有無や不 登校なども問われず、自由に遊べる環境を提供する「冒険遊び場たごっこパーク」を継続事業として実 施。富士市島田公園および小潤井川を会場に、隔週の土日、長期休みは毎週開催し、1 年間で計 60 日 開催。子どもが述べ 1,279 人(乳幼児 128 人、小学生 746 人、中学生 190 人、高校生 136 人、

大学生 74 人、他未成年 18 人)大人が 794 人、計 2,083 人の参加がありました。(前期 2,093 人) 子どもたちは焚き火、川遊び、木登り、廃材工

作、泥遊びなどをして自由に遊んでいます。また、

元気いっぱいに遊ぶばかりでなく、のんびりまっ たり過ごす姿も見られます。

子どもたちの要望により、夜通しの「朝までた ごっこパーク」も開催しました。

2013 年 8 月 17 日(土)~18(日) 15 人参加 2013 年 9 月 7 日(土)~8 日(日) 14 人参加 活動も 10 年目に入り、遊び盛りの子どもたち だけでなく、思春期の常連っ子たちも遊びに来て いるのが大きな特徴です。地域の子どもたちの日 常に溶け込むとともに、「単なる遊び場」ではなく、

「子どもたちの居場所」に育っています。

不登校の子や不適切な養育環境にある子、障碍

のある子など、生きづらさを抱える子どもたちも集います。市外、県外からも参加があります。

『Better a broken bone than a broken spirit.』(心が折れるより、骨が折れるほうがましだ)と いう活動主旨のもと、これからも、子どもたちの 育ちを見守り続けていきます。

活動会員、賛助会員さんのほか、保護者、近隣 住民などの協力も多くいただきました。また、他 県を含む学生や青年たちの参加もありました。

県内外の市民活動団体の見学研修、行政や公的 団体等の視察も多数、受け入れ。新聞、情報誌、

テレビ、ラジオでも取り上げられ、新聞や専門誌 からの寄稿依頼もありました。

運営資金は、富士市市民活動支援補助金を 50 万 円 い た だ い た ほ か 、 現 場 カ ン パ 箱 募 金 に 139,550 円のご協力をいただきました。

みなさん、ありがとうございました。

川遊びを満喫する小・中学生

焚き火を楽しむ子どもたち

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まちなか保健室

-2 子どものたまり場・大人のだべり場 おもしろ荘

2011 年 3 月、旧東海道沿いの商 店街の空き店舗を借りて開設した、

子どものたまり場・大人のだべり場

「おもしろ荘」は、今期も子どもた ちの居場所として、また大人たちの 息抜きの場として、あるいは学びの 場として、賑わいました。

長年、代表・事務局長の自宅を「た ごっこはうす」と称し、地域の子ど もたちに開放してきましたが、もっ と地域の子どもたちと出会い、何気 ない日常を重ねる場がほしいという 思いで開設した「おもしろ荘」は、

狙い通り、「たごっこパーク」で出会 う子どもたちとは違う子どもたちと

の出会いも多くありました。「おもしろ荘」では次のような活動を中心に運営してきました。

◆児童クラブ型フリースペース/主に火曜日・水曜日 概ね 15:00~20:00

米 2013/4 より、水曜日は、「富士市市民活動支援補助金事業~まちなか保健室~」として開催。

放課後、学校帰りに立ち寄れるよう「児童クラブ(学童保育)」を標榜。ただし、参加費無料、親の 申込み不要で運営。集う子どもたちは、おしゃべりをしたり、卓球やオセロ、トランプなどを楽しん だり、マンガを読んだり、台所でおやつを作ったりと自由に過ごしています。その中で、気になる子 と出会うこともしばしば。そうした子どもたちのつぶやきも受け止めながら運営しています。

◆まちなか保健室/毎週水曜日 15:00~20:00

児童クラブ型フリースペースの運営で障碍、不登校、貧困家庭等の生きづらさを抱える子どもある いはその親と出会い、居場所を提供してきた成果が「富士市市民活動支援補助金事業」として認め られたので、「まちなか保健室」という位置付けで運営することになりました。

◆個別学舎 寺子屋/概ね平日毎日 18:00~21:00

一人ひとりの学力や興味関心に合わせて学びの意欲を引き出しています。学業成績の低い子は失い かけた自己肯定感の回復を願い、学業成績の良い子はその学力を社会に役立てる若者に育つことを願 い、不登校の子にはまずは社会に興味関心を持つことを主眼に、子どもたちと接しています。

◆お泊まり会/子どもたちの要望によりと相談しながら随時開催

概ね定員 10 名でおもしろ荘に泊まる会を開催。イベントやレクリエーションなどの企画はまった くなし。トランプ、卓球、人生ゲーム、お絵描き、おしゃべりなどで夜は更け、朝まで寝ない子も。

2013 年 2 月 16 日(土)~17 日(日) 15 人参加 2013 年 10 月 5 日(土)~ 6 日(日) 8 人参加

個別学舎 寺子屋

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◆子育て勉強会「ワンコインゼミ」/月数回 昼 10:00~12:00 夜 19:00~21:00

スタッフが参加した子育て関連研修会の報告や専門書を読み解く子育て勉強会。

飲み物・茶菓子も味わいつつ、子連れOK、アルコールOKで、少人数制の和やかな雰囲気で、笑 いあり、涙ありの子育て談義を重ねています。障碍のある子どもや不登校の子どもの子育てに奮闘中 の親も混じり、悩みや葛藤をつぶやける場になっています。親だけでなく、専門職で、あるいは市民 活動で、子どもに関わる人たちも多数、参加し、互いの学びが深まっています。

昼の部:23 回開催 延べ 159 名参加 夜の部:22 回開催 述べ 157 名参加

【主なテーマ】

・児童精神科医・佐々木正美先生の講座参加報告~発達障害について、子どもの育ちについて

・児童精神科医・田中康雄先生の著書読書会「軽度発達障害~繋がりあって生きる」

・浜松学院大学・大野木龍太郎先生の講座報告~「寄り添う仲間の大切さと第 3 の居場所の意義」

・NPO 法人サンフォレスト・三森重則さんの講座報告~「社会的ひきこもり問題の現状と課題」

・東日本大震災被災地での子ども支援の現状報告 ・代表たっちゃんの「九州連続講座」の報告

※詳細は地元紙「富士ニュース」(2012/11/16 付)参照。

◆視察、研修、学生ゼミ合宿など/随時受け入れ

NPO、市民活動団体、自治体関係者などの視察、子どもの居場所づくりを志す若者の研修、大学生 のゼミ合宿や卒論向け見学などなどを受け入れています。

なお、遠方から「冒険遊び場たごっこパーク」へ参加を希望する家族の宿泊の受け入れています。

※主なものを掲載します。

2012 年 11 月 1 日 武蔵大学 卒論向けヒアリング

2012 年 11 月 22 日~24 日 新潟国際情報大学、特別支援学校教員「たごっこパーク」視察 2012 年 12 月 22 日~24 日 東京都、神奈川県遊び場づくり関係者ほか「たごっこパーク」

2012 年 12 月 26 日~27 日 浜松学院大学 卒論制作合宿

2013 年 2 月 9 日~11 日 全国各地から冒険遊び場関係者、大学生等 交流研修(19 名) 2013 年 2 月 15 日 静岡県伊東市子どもの居場所づくり NPO 運営相談

2013 年 3 月 2 日~3日 摂南大学・静岡文化芸術大学ほか 「たごっこパーク」体験研修 2013 年 3 月 30 日~31 日 埼玉、神奈川、愛知から冒険遊び場関係者 研修(14 名) 2013 年 4 月 13 日~14 日 東京から NGO 事務局「たごっこパーク」視察研修 2013 年 4 月 17 日 東京からシンクタンク 取材

2013 年 4 月 20 日~21 日 浜松学院大学「たごっこパーク」体験ゼミ合宿(11 名) 2013 年 5 月 3 日~4 日 全国各地から主催講演会ふりかえり交流会および{視察(19 名) 2013 年 5 月 18 日 静岡県焼津市まちづくり有志の会「おもしろ荘」視察

2013 年 5 月 21 日 長野県長野市 子どもの居場所づくり講座+「おもしろ荘」視察 2013 年 6 月 26 日 神奈川県開成町役場職員「おもしろ荘」視察

2013 年 7 月 14 日~15 日 東京都市民活動団体「たごっこパーク」体験研修(13 名) 2013 年 7 月 28 日~29 日 石川県から「たごっこパーク」体験

2013 年 8 月 3 日~4 日 神奈川県冒険遊び場スタッフ「たごっこパーク」体験研修 2013 年 8 月 10 日~11 日 全国各地から子どもの居場所づくり関係者 交流研修(16 名) 2013 年 8 月 17 日~19 日 愛知冒険遊び場関係者「たごっこパーク」体験視察

2013 年 9 月 21 日~22 日 岐阜県多治見市冒険遊び場関係者「たごっこパーク」視察研修 2013 年 9 月 23 日~24 日 長崎県子どもの居場所づくり志向者 交流研修

2013 年 10 月 25 日~26 日 佐賀県子どもの居場所づくり関係者 交流研修 子育て勉強会 ワンコインゼミ

浜松学院大学ゼミ合宿

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-3 そのほかの市民活動あれこれ -

「冒険遊び場たごっこパーク」および「おもしろ荘」の取り組み以外の市民活動について報告します。

(1) 寄り添い、見守り続ける、市民活動の特性を生かした取り組み

本報告書やフェイスブック、ブログ等では、子ども・若者の保護のために詳細な活動報告ができませ んが、上記の活動以外に子ども・若者から様々な悩みが持ち込まれ、保護者からもたくさんの子育て相 談が寄せられました。専門的な対応というのはできませんが、会員それぞれの立場で、ひたすらに寄り 添ったり、ハラハラと心配しながら見守ったり、悩みを共有したり、自宅で寝食を共にしたりと、市民 活動という特性を生かし、その都度、臨機応変に、そしてできる限りの対応をしてきました。

(2) 「NPO×大学=子育て応援団『子ラボ』

2012 年 9 月 22 日(前期)~2013 年2月 23 日

静岡県民間子育て支援活動応援事業の採択を受け、浜松学院大学現代コミュニケーション学部大野木 ゼミの学生たちとの協働事業を実施。

1 NPO活動現場での大学生との協働

「冒険遊び場たごっこパーク」にゼミ生のうちの3名が一泊二日で参加。大人と子どもの中間の世 代として子どもたちといわゆる「ナナメの関係」を築きながら、交流を重ねた。

(2012年9月22日~23日[述べ参加者数73名]、10月27日~28日[72名]、

11月10日~11日[51名]、12月8日~9日[67名])

2 NPOと大学の合同夜間研修

「おもしろ荘」で初日の活動をふりかえる。子どもとのよりよい関わり方を学ぶとともに、地域 の子育て力を高めるためにどんな課題があり、何が求められているのか幅広い視点から研修した。

3 大学活動現場でのNPOスタッフとの協働

ゆめ・まち・ねっとスタッフが大学に出向き、ゼミに参加。上記1~2に参加していない学生と も二日間の学びを共有。また、同ゼミが実施する子ども向け「地域スポーツ教室」に参加。学生た ちの関わりに助言し、関係性の高まりに繋げた。(2012年10月2日、10月30日、12月11日)

4 NPOと大学の合同報告書作成

NPOスタッフと学生代表との合宿を中心に、活動での知見を報告書にまとめた。とくに大学活 動において、学生が代替わりしてもノウハウが継承されることを期待して作成。

5 NPOと大学の合同成果発表

大学で関心のある学生や地域の大人向けに成果発表。旧来の地域における子育て支援団体、すな わち子供会およびPTA等が諸々の事情により機能低下を起こしている中、NPOや大学等新たな 機関との連携による地域子育て力再生の可能性を提示した。2013年2月23日 参加者42名

(3) 児童養護施設支援活動

富士市内の児童養護施設「誠信少年少女の家」より依頼をいただき、小学生男児を「冒険遊び場たご っこパーク」に受け入れるとともに、施設へ出向き中学3年生の高校入試対策学習支援を行いました。

1 小学生男児を「冒険遊び場たごっこパーク」で受け入れ

遊び盛りの小学4年生~6年生の男児6人が「冒険遊び場たごっこパーク」に参加。初めは自由す ぎる遊び場に戸惑う様子も見られましたが、回を重ねるごとに「勝手知ったる場所」となり、今で は雨の中でもドラム缶風呂に入ったりと、生き生きと遊ぶ姿が見られます。

2013年7月6日、14日、8月4日、11日、9月7日、22日 2 中学3年生の高校入試対策学習支援

高校入試を控える男児2人、女児2人を対象に各自の志望校に合わせた個別の学習支援を実施。回 を重ねるごとに将来への希望を語ったり、今抱えている悩みを打ち明けたりと、単なる学習支援に 留まらない効果も生まれたのではないかと思います。(報告書時点では入試結果はまだです)

2013年6月13日、20日、27日、7月4日、11日、18日、8月2日、20日、29日、30日 9月12日、19日、26日、10月3日、10日、17日、24日、31日 各日概ね夜間2時間実施

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(4) 東日本大震災被災地でのささやかなお手伝い

NPO法人ゆめ・まち・ねっとの活動特性とネットワークを生かし、ささやかですが、被災地でがん ばっている市民活動者の応援をしようと、引き続き宮城県、福島県へ足を運びました。

震災以来、7度目、8度目の被災地訪問となりました。

①2013 年8月5日~7日 宮城県石巻市

主に仮設住宅に暮らす子どもたちの心のケアと元気回復を目的に震災後に設立された『北上プレー パーク有志の会』による遊び場「うらやまでプレーパーク」の活動応援に行きました。

渡部達也、渡部美樹+中学生1名、高校生1名、看護専門学校生2名、幼稚園教諭1名同行。

なた、会主催の子どもの居場所づくり講座にも協力。実践に基づく知見をお伝えしました。

8月5日 講座「心が折れるくらいなら、骨が折れたほうがマシだ」

8月6日 講座「遊び場の子どもから見える大人社会」

②2013年8月8日~9 日 宮城県気仙沼市

こちらも震災後、仮設住宅の近くに設立された「気仙沼・あそびーばーの会」主催の一日三本連続 講座の講師としてご協力。さらに翌朝まで主催者やボランティア学生からの質疑応答にも対応。

第一弾「幼児期・学童期の遊びの大切な価値」

第二弾「困った子ではなく困っている子です…生きづらさの軽減を」

第三弾「反抗期は自立期です…思春期の明日に希望の光を」の連続講座。

③2013 年 10 月 13 日 福島県伊達市

「だてな復魂祭」と銘打った復興イベントに前年に引き続き協力。子どもたちに笑顔の一日をお届け し、現地で奮闘する仲間を応援するために参画。屋外設置のモニタリングポストは確認時点で 0.238 μSv(マイクロシーベルト)。まだまだ放射線量が高い中、屋内で『子どものたまり場おもしろ荘』の出 前コーナーを開設。大賑わいでしたが、いつか、子どもたちが放射線量を気にすることなく外遊びが できる日がやってきて、『冒険遊び場たごっこパーク』の出前ができることを心から願います。

渡部達也、渡部美樹、望月義信+小学生 1 名、大学生 1 名同行。

石巻市・気仙沼市に同行し活躍した中高生・若者

気仙沼市の連続講座 伊達市のイベント

石巻市で子どもたちと遊びふれあう中高生

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(5) 冒険あそび場たごっこパーク広報展

冒険遊び場全国一斉開催キャンペーンポスターに、「冒険遊び場たごっこパーク」の活動写真2枚が 採用されたのを受け、この一斉開催週間に合わせて、NPO法人ゆめ・まち・ねっと活動写真展を開催。

採用ポスターのほか、各種の活動写真や趣旨説明パネルなど約30枚を展示しました。

協力:富士市社会教育課・富士市立中央図書館

2012 年 11 月 19 日(月)~22 日(木) 会場/富士市役所2階市民ロビー 11 月 23 日(金)~25 日(日) 会場/富士市中央図書館ロビー

※詳細は、巻末の地元紙「富士ニュース」2012/11/20 付、「静岡新聞」2012/11/15 付を参照。

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パワーアップ市民活動講座「僕が被災地転居を決めたわけ~寄り添い人が語る希望の明日

2013 年2月9日(土) 会場/富士市市民活動センター 参加者 42 名

富士市市民活動センターとの共催で2人の実践者、須永力さんと神林俊一さんを招きました。発災当 時は須永さんは静岡、神林さんは東京に住んでいましたが、それぞれ宮城県仙台市、気仙沼市へ転居し、

一過性のボランティアではなく、現地に足場を置き子どもたちの遊び場づくりを続けています。

遊び場づくりから見えてきた被災地の現在・過去・未来、そしてお二人の思い、志、使命感をたっぷ りとお聞きした120分でした。市民活動をやっている人にとっても、やってみたい人や知ってみた い人にとっても、お二人のパワーを感じ取っていただけたと思います。

なお、当日の参加費は二人への継続活動支援募金として全額カンパしました。

※詳細は地元紙「富士ニュース」2013/2/14 付、「静岡新聞」2013/2/15 付参照。

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静岡県ボランティア研究集会「生きづらさを抱える子どもたちに希望を」延長交流会 2013 年2月10日(日) 会場/おもしろ荘 参加者 23 名

同日開催の「静岡県ボランティア研究集会」で、「ゆめ・まち・ねっと」が担当した第3分科会の参 加者ほか希望者も交え、延長交流会を開催。分科会で各グループのまとめ役を担った高校生・大学生・

若者がみんな、心に響く感想を語り、とても有意義なひとときとなりました。

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(8) 子育て応援!研修会 児童精神科医・佐々木正美先生を迎えて

2013 年 5 月 3 日(金) 会場/富士市交流プラザ 参加者 228 人

1 月開催予定が佐々木先生の体調不良により延期となりながらも、多くの方の支え、励まし、労いが あり、なんとか再開催。ピンチに手を差し伸べてくれた人たちのお陰で、代表&事務局長はこれまで主 催した大規模研修会の中で、最も研修運営そのものに専念できました。本当にありがとうございました。

今回の研修会は、佐々木先生の二つのご専門、「子どもが遊び交わり育つことの意味」と「生きづら さを抱える子どもたちへの理解」を両方ともお届けしたく、一方で佐々木先生の体調にも配慮し、代表・

たっちゃんが聞き手をしながら、進行する形式にしました。

また、これまで佐々木先生からの様々に学んだことを生かし、取り組んできた活動実践も紹介。

一般の講演会とは異色の形式でしたが、研修会後、佐々木先生夫人が「とても良かったですよ。主人 も話しやすそうでしたし、たくさんのことが伝わったんじゃないかしら」と評され、隣で佐々木先生ご 自身も大きくうなずいてくださり、ホッと肩の荷が下りました。

参加者の皆さんが、佐々木正美先生からの数々の教えや導きをそれぞれの養育、教育、保育、地域活 動に生かしてくださっていれば幸いです。

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(9)「NPO法人ゆめ・まち・ねっと設立9周年まつり」

2013 年 9 月 28 日(土) 会場:おもしろ荘

・映画『遺体~明日への十日間』DVD 上映 東日本大震災直後の釜石市の遺体安置所の十日間を描 いた映画を「おもしろ荘」自慢の映写機能で上映。多くのみなさんと映画の主題を共有しました。

・「たごっこパーク発 HKT48」上演 人気アイドル HKT48 の楽曲に合わせて「冒険遊び場たごっ こパーク」の子どもたちの H はちゃめちゃ、K かたして(博多弁で仲間に入れて)、T たまがった(博 多弁で驚いた)な場面を紹介。大切にしていきたい子どもの育つ環境をみんなで再確認。

・「9 周年ふりかえりスライドショー」上演 ゆめ・まち・ねっと9年の活動の歩みを縁の下の力持ち であり続けている事務局長・みっきぃと子どもたちとのふれあいを撮った画像の数々でふりかえり。

・合間々々はわいわいと交流 常連女子高生がお祝いのケーキを焼いてきてくれたり、会員有志によ るたこ焼き・焼き鳥などを食したり、数々の他差し入れを飲食したりと一日盛り上がりました。

全国各地でNPO法人ゆめ・まち・ねっとの実践をお伝えする講演会などで出会った方々など、市 外、県外よりお祝いに来てくださった方も多数。ご祝儀寄付金やお祝い&期待メッセージもたくさ んいただきました。みなさん、ありがとうございました。

Ⅱ 依頼を受けての協力事業

ゆめ・まち・ねっとの活動実践に共感をいただいた全国各地・各方面からのご依頼により、さまざま な講演会や学習会、研修会等にご協力させていただきました。ゆめ・まち・ねっとの小さな活動実践だ けでは、子ども・若者が生き生きと暮らせる社会に変えていくうねりに到底なり得ません。こうして各 地で一滴、一滴、共感の輪が広がることがやがて新たな社会を築く大海になっていくと信じて、多くの 方とのつながりを大切に育んでいます。

※なお、以下の報告は、NPO法人ゆめ・まち・ねっととして受託した講演会等、すなわち受託費が巻末の活動計算書 5(3)講演事業収益に計上されているものと先方からの謝金が源泉徴収後、個人(代表・渡部達也、事務局長・美樹)

に支払われたものとが混在しています。いずれも、NPO法人ゆめ・まち・ねっととしての活動が基盤になっていま すし、今後の活動のネットワークにも繋がるものなので、どちらも掲載しています。

(1) 2012 年 11 月 6 日 静岡県富士市 PTA 三校合同講演会

主催:富士市立伝小学校・吉原小学校・吉原第一中学校 PTA 会場:富士市立吉原第一中学校 演題:「競争の子育てから、共感の子育てへ」~非社会的行動に走らない子どもたちの心づくり~

講師:渡部達也 ゲストスピーカー:山田幸男・富士市教育長

「冒険遊び場たごっこパーク」の公園と「子どものたまり場おもしろ荘」がある小中学校区のPT A主催研修会で、これまでの取り組みから見えてきたこと、学んできたことをお話ししました。

詳細は、地元紙「富士ニュース」(2012/11/10 付)を参照。

(2) 2012 年 11 月 17 日 静岡県沼津市 自閉症協会講演会

主催:静岡県自閉症協会沼津支部 会場:サンウェル沼津(ぬまづ健康福祉プラザ)

演題:「発達障害児(者)とつながりあって生きる~結び目づくりのささやかな実践から~」

児童精神科医の佐々木正美先生、田中康雄先生から学んできたこと、それを「たごっこパーク」や

「おもしろ荘」の実践に落とし込んでさらに実感したことを中心にお伝えしました。

本編終了後も 20 名ほどの主に発達障害のあるお子さんの親御さんたちと講演のふりかえりをし、

さらに、同行の副代表が発達障害のある我が子と「たごっこパーク」や「おもしろ荘」、あるいは「子 育て勉強会ワンコインゼミ」に参加し続け、親子関係がどう変化したか、熱弁をふるいました。

(3) 2012 年 11 月 18 日 埼玉県さいたま市 「いま、『協同』が創る2012全国集会」

主催:いま、「協同」が創る 2012 全国集会実行委員会 会場:埼玉大学 演題:「みんなをつなぐ、地域をつなぐ ~協同による子育ち、親育ち~」

分科会でパネリストを担当。生きづらさを抱える子どもたちを取り巻く環境、そのために取り組ん でいる「たごっこパーク」や「おもしろ荘」の実践から見えてきたものをお伝えしました。

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(4) 2012 年 11 月 18 日 埼玉県朝霞市 交流座談会~冒険あそび場の果たすべきこと~

主催:NPO あさかプレーパークの会 会場:朝霞中央公民館

「たごっこパーク」や「おもしろ荘」の活動を紹介してくれたテレビ映像を上映し、冒険あそび場 の魅力と大切さ、子どもの居場所づくりの意義などを参加のみなさんと共有。

(5) 2012 年 11 月 21 日 静岡県沼津市 静岡県 NPO 等基礎体力づくり及び中間支援機能強化事業 主催:ふじのくに NPO センター 会場:「いちごサークル」メンバー自宅

NPO アドバイザーとして、「いちごサークル」の活動の広がりにともなう課題などについて、目指 す方向性やミッションを確認し合い、対策を考えあいました。代表さんから『疑問や不安でなかなか 前に進めなかったことを的確にアドバイスしてくださり、心がスッキリしました!』。

(6) 2012 年 12 月 1 日 福岡県福岡市 プレーワーカー研修会

主催:PLAY Fukuoka 会場:NPO 法人環境未来センター希望 演題「心が折れるより、骨が折れるほうがましだ~今、子どもの遊びを考える」

遊びの価値や、子どもの育ちについてお話し。『PLAY Fukuoka』のメンバー、学生プレーワー カー、その他参加者みなさん熱心で予定の2時間講座の倍の時間、質疑応答、意見交換を実施。

(7) 2012 年 12 月 2 日 佐賀県鳥栖市 フォーラム「子どもも大人も暮らしやすい地域をめざして」

主催:team.遊悠融(ゆうゆうゆう) 会場:鳥栖市旭公民館 演題:午前「根拠のない自信を育む~子どもの遊びは AKB!?」

午後「もしボラ⇒もし佐賀県の子ども支援関係者がボランティアにできることを考えたら」

点数、偏差値、級・段で認証された「根拠のある自信」は、実は劣等感と表裏一体の優越感。信じ られる他者がいるから自分のことも信じられるという「根拠のない自信」を育みたい。その最高の場 が遊び場。仲間との A あぶない、K きたない、B ばかばかしい遊びの繰り返しが「根拠のない自信」

を育んでいくとお伝え。午後は、本当は子どもが求めているのは支援ではなく理解であり、地域の人 は長く関わるという利点を生かして、子どもの持ち味に光を当てましょうと呼びかけ。

(8) 2013 年 1 月 15 日 愛知県名古屋市 子育て協同研修会 主催:NPO 法人ワーカーズコープ 会場:名古屋市ウィンクあいち パネルディスカッション「違いがあるから支え合う・育ち合う」

パネラーとして登壇し、子どもたちが親、教師、地域の大人から欠点・苦手・短所を指摘され続け 自己肯定感を失っていく中、子どもの育ちを信じて、持ち味を見出しながら、共に生きていくことを していきましょうと、実践紹介映像も交えながら、呼びかけました。

(9) 2013 年 1 月 22 日 静岡県沼津市 経営者朝型勉強会~モーニングセミナー 主催:(社)倫理研究所 沼津市倫理法人会 会場:沼津リバーサイドホテル 演題:「お互い非力だからこそ、繋がりあって生きる」

企業経営者の勉強会ということで、事務局の方から生きづらさを抱えた若者たちの就労について触 れてほしいと依頼されました。そうした若者たちにも必ず持ち味があり、こちらが理解して寄り添お うとすれば、その能力を発揮できる。社会全体を豊かにするためにも、そうした若者たちの就労の場 をぜひとお願いしました。いつもと勝手が違いましたが大きな共感をいただき、嬉しかったです。

(10) 2013 年 1 月 30 日 静岡県富士市 富士・沼駿ブロック社会教育委員研修会 主催:東部地区社会教育委員連絡会、東部社会教育振興協議会、富士市教育委員会 会場:富士市産業交流展示場「ふじさんめっせ」

演題「心が折れるより、骨が折れる方がましだ」~子どもの生きづらさに寄り添う仲間の大切さ~

浜松学院大学教授・大野木龍太郎先生にも御協力をいただき、体罰問題、地域共同体の崩壊、子ど もの居場所の喪失などの問題提起をしていただき、渡部が現場からみえてくる実情をお伝えしそれを 補完するとともに、そのために取り組んでいることの実践と成果をお伝えをしました。

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(11) 2013 年 2 月 1 日 静岡県静岡市「静岡市立西奈南小学校卒業記念トークしゃべり場」

主催:静岡市立西奈南小学校 PTA 会場:静岡市立西奈南小学校 演題:「なりたい自分探しのスタート」

参加者:6年生生徒のほか、保護者や地域の自治会長さんなど大人も30人ほど参加。

「なりたい自分のスタート」をテーマに 16 人の六年生としゃべり場をやりました。

それぞれ自分がなりたい職業と、その仕事を通じて何をやりたいかということを別々の紙に書いても らいました。そして“そのやりたいこと”が同じ子どもでグループを作り、再度なりたい職業を発表 してもらったところ、例えば「大工」「弁護士」「トリマー」希望の子ども達の共通項は「人のため になりたいこと」。

「実は、仕事が違っても、みんながやりたいことは同じ、人のためになりたいことなんだね」と解 説し、「ということは、もしなりたい職業になれなくても、人のためになるという夢を諦めなければ、

職業は違っても、夢は実現するってことなんだよ」と伝えました。

最後に、たごっこパークで遊んでいる子どもたちの笑顔のDVDにウルフルズの「えーねん」が流 れるなか、「みんないろいろなことを言われるかもしれないけど、生きることが大事。だから今のま までいいじゃん。自分を大事にしよう。」と伝えると、会場の6年生のこどもたちの中には涙を浮か べる子どもも。最後の代表のお礼の言葉も、あらかじめ用意されたことばでなく、ほんとに自分の感 じたことばを言ってくれました。

(12) 2013 年 2 月 7 日 東京都墨田区 子ども支援者向け研修会

主催:(財)日本こども財団 NPO 法人ワーカーズコープ 会場:墨田区曳船文化センター 演題「支援から共生へ~何気ない日常を重ね、その先の希望へ」

チャイルドライン@ふくおか・山口祐二事務局長より問題提起をいただき、生きづらさを抱える 子どもたちとの出会いと重ねた日々、そしてそこから学んだことをお話させていただきました。

(13) 2013 年 2 月 10 日 静岡県富士市 静岡県ボランティア研究集会 第3分科会担当

主催:静岡県ボランティア協会 静岡県労働者福祉基金協会 会場:富士市文化会館ロゼシアター テーマ:「生きづらさを抱える子どもたちに希望を~大震災・原発事故・いじめ・不登校・貧困障害…」

事例報告兼助言者:須永力さん(「あそぼっカー」プレーリーダー/宮城県仙台市)

神林俊一さん(気仙沼あそびーばープレーリーダー/宮城県気仙沼市)

ファシリテーター兼事例報告者:渡部達也

被災地という日常が失われた環境で、子どもたちの心のケア、元気回復に取り組む実践や、非日常 から日常へと繋ごうとする子どもたちの居場所づくりの具体的な実践事例から見えてきたことを伝え ました。そして、生きづらさを抱える子どもたちと共に生きることの意味を学びあいました。

須永さん、神林さんやゆめ・まち・ねっとの活動をよく知る高校生・大学生が各グループに一人ず つ入り、討議の中心を担ってくれたので、実りの多い分科会にすることができました。

2013 年 1 月 30 日 静岡県富士市 2013 年 2 月 7 日 東京都墨田区

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(14) 2013 年 2 月 14 日 静岡県藤枝市 藤枝市職員向け協働研修会 主催:藤枝市(協働政策課) 会場:藤枝市役所

市民、市民活動団体と行政の協働についての研修。「協働」とは何かを学ぶためのワークも織り交 ぜながら、「協働は公共の課題をよりよく解決するためのあくまでも手段であり、目的ではない」と いうことをお伝え。職員からは「対等が大切だと認識した」「たくさんの見方、考え方が成果を上げ る鍵だと感じた」「相手を知ることが大切」「協働の実効性を高めたい」等の感想が寄せられました。

(15) 2013 年 2 月 15 日 静岡県富士市 静岡県 NPO 等基礎体力づくり及び中間支援機能強化事業 主催:ふじのくに NPO センター 会場:おもしろ荘

伊東市にて、地域の様々な課題を抱えた子どもたちに居場所を提供していらっしゃるNPO法人の 御相談にお答えし、「ゆめ・まち・ねっと」の思いとノウハウをできるだけたくさんお伝えしました。

(16) 2013 年 2 月 17 日 山梨県甲州市 甲州市勝沼青少年育成推進員会研修 主催:甲州市生涯学習課 会場:富士市島田公園「冒険遊び場たごっこパーク」

参加者:甲州市勝沼青少年育成推進員、中央公民館職員 15 名

子どもたちの居場所をどう育んでいったらいいのか、思春期の子どもたちをどう支えていったらい いのか、「たごっこパーク」の現場を見ていただきながら、重ねてきた実践をお伝えしました。

(17) 2013 年 2 月 21 日 静岡県浜松市 みんなの居場所トークシリーズ 主催:NPO法人クリエイティブサポートレッツ 会場:浜松学院大学 演題:「いい加減で継続的な関わりをしよう」

連続講座の4回目ゲストとして活動実践を紹介。子どもと上下関係にはなりたくないが、絶対に子 ども目線なんてのも無理。だからいい加減に関わっている。ただ一方で子どもが求めてくれる限りに おいては、継続的な関わりをし続けたい。少なくとも伸ばしてきた手を握り返したときには、こちら からそれを安易に離すことだけはしたくない。居場所づくりで大切にしていることを伝えました。

(18) 2013 年 2 月 24 日 静岡県富士市 富士地区保護司会&BBS会合同研修会 主催:富士市役所福祉総務課 会場:富士市フィランセ

演題「何気ない日常の先にある希望を信じて」

活動を続ける中で次々に出会ってきた“生きづらさを抱える子どもたち”。子どもたちと共に日常 を過ごしてきた中で教わったことや感じたことを伝え、地域の大人に出来ることを考え合いました。

(19) 2013 年 3 月 22 日 静岡県富士市 富士市民生委員児童委員協議会研修会 主催:富士市(福祉総務課) 会場:富士市役所

演題「ハラハラと心配しながら見守り続ける~地域で共に生きる立場を生かして~」

学校教員は毎年、担任が替わり、中学になると教科ごとに部活ごとに担当が替わる。そこでは子ど もたちが欠点、短所、苦手を指摘され、改善を求められ続ける。結果として子どもたちは孤立無縁な 状況になる。地域ボランティアは、子どもと長く関わり続けられる利点を生かして、子ども一人ひと りの持ち味を見出し、寄り添い続けるということをしたいとお伝えしました。

(20) 2013 年 4 月 2 日 静岡県富士市 ラジオf『f-times』」

主催:コミュニティーFMラジオ「ラジオf」 会場:「ラジオf」スタジオ

「People for People」というコーナーの記念すべき第1回ゲストにお招きいただき、活動実践を 紹介。同世代のナビゲーター・伊藤慶さんと子ども時代の遊び武勇伝で盛り上がり、そんな子ども時 代のAKB(危ない・汚い・バカバカしい)を保障する大人になろう語り合いました。

(21) 2013 年 5 月 21 日 長野県長野市 長野市松代地区民生児童委員協議会視察研修会 主催:長野市松代地区民生児童委員協議会 会場:富士市市民活動センター&おもしろ荘

センターで「ゆめ・まち・ねっと」の活動内容やそこから見えてきた子どもたちを取り巻く環境と それが生み出す生きづらさについてお伝えし、地域の役割は温かく見守り続けることとお伝え。その 実践のひとつ「おもしろ荘」の見学もしていただきました。

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(22) 2013 年 6 月 22 日 岐阜県多治見市 たじみプレーパーク祭り~学び編~

主催:たじみプレーパーク・楽風(らふ) 会場:岐阜県多治見市文化会館 演題「遊びとは?プレーパークとは?」

無名の僕の講演会なのに参加費が 1000 円。参加者が集まるんだろうかと正直、心配していました が参加者 100 人超。子どもにとっての遊びの意義、遊び場の大切さを伝え、継続していくことでさ らに得られる成果を初めの一歩へのエールとしてお伝えしました。閉会後の質問&座談会タイムにも 多くの人が残られました。夜も主催者との合宿形式で、夜を徹して熱く語り合いました。

(23) 2013 年 6 月 28 日 福岡県糸島市 子育て支援ボランティア入門講座&ミニプレーパーク体験 主催:糸島市社会福祉協議会・ボランティア連絡協議会 協力:いとしまの遊び場ったい!

会場:糸島市健康福祉センターあごら 演題:「“子育ち”支援、最高!…再考!?」

企画者が副題を「地域が求める子どもの居場所づくりから子どもが求める地域の居場所づくりへ」

としてくださいましたので、「子どもをどうこうしようとする施策が多過ぎないか?」と指摘。子ども たちの育ちを信じ、子どもたちにもっと自由な遊び場を、居場所を提供し、つながり支え合う共生の 関係を紡ぎ直しましょうと呼び掛けました。延長戦の座談会も盛況でした。

(24) 2013 年 6 月 28 日 福岡県福岡市 PLAY Fukuoka ゆめ・まち・ねっと実践報告 主催:PLAY Fukuoka 会場:福岡市 NPO・ボランティア交流センター「あすみん」

福岡市内外で子どもの遊び場づくり、居場所づくりに携わる人や保育士養成過程の学生さんなどが 集まる中、活動実践を報告するとともに、活動の志もお伝えしました。

(25) 2013 年 6 月 29 日 福岡県福岡市 平成25年度プレイワーカー養成講座

主催:福岡市こども未来局 運営:PLAY Fukuoka 会場:福岡市立婦人会館「あいれふ」

演題:「プレイワーカーに大切なこと」

参加者はすでに子どもたちとの現場に関わっている人たちでしたので、生きづらさを抱える子ども たちとの出会いと重ねた日々を個別事例的にお伝えし、大切にしてきた視点を紹介しました。

その後のグループワークでは、もっと話を聞きたいという人が多くいて、嬉しくなりました。

(26) 2013 年 6 月 29 日 佐賀県鳥栖市 市民活動座談会 主催:team.遊悠融 会場:とす市民活動センター 演題「地域で重ねる何気ない日常の大切さ」

活動上の責任問題、活動資金繰りなど、様々な質問にお答えし、ゆめ・まち・ねっとが肝にしてい る「思い」に関する部分をお話ししました。

2013 年 6 月 22 日 岐阜県多治見市 2013 年 7 月 1 日 鹿児島県鹿屋市

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(27) 2013 年 6 月 30 日 佐賀県佐賀市 フォーラム・子どもに大人ができること 主催:こどもエンパワメントさが 会場:佐賀市ほほえみ館

第1部/基調講演「子どもの自尊感情を育むかかわり」

第2部/トークセッション「今求められる子どもとおとなの向き合い方」

「子どもたちは自由な遊びの中で仲間と喜びを分かち合い、その先に他者の痛み、苦しみ、悲しみ を分かち合えるようになること」や「他者より運動や勉強、習い事が抜きん出ることは自信にはなら ない。ただの優越感。優れた他者に会うと劣等感に変わる。仲間や大人からの評価がない遊びの世界 でこそ、信じられる他者が生まれ、だから自分のことも信じられる、という本当の自信を手に入れて いく」といったことなどを実践事例をご紹介しながら、お話させていただきました。

(28) 2013 年7月 1 日 鹿児島県鹿屋市 活動報告&居場所づくり講座 主催:NPO法人健康づくりフォーラム 会場:鹿屋市内「アメタ食堂」

鹿児島県内各地からお集まりのみなさんが前のめりで耳を傾けてくださいました。主催者からは「い ろいろな想いを整理するとても貴重な時間となりました。できる事から、まずは形を作っていこうと 思っています。『居場所』ということについて、今までホントに大きな勘違いをしていたなと気づきま した。チカラを抜いて、まず一歩目を軽く踏み出してみます」と嬉しい感想をいただきました。

(29) 2013 年 7 月 25 日 神奈川県開成町 青少年問題を考える集会 主催:開成町社会を明るくする運動推進委員会 会場:開成町民センター 演題:「このまちが好きだ!!といえるまちづくり」

「あなたの居場所はどこ?」そして「なぜ居場所になっているのですか?」と参加者に伺いました。

共通の言葉は「安らぎ」「癒し」「自分らしさ」「存在意義」「交流」など。それを町全体に感じられる ように一人ひとりが取り組めば、きっと町民はみんな「このまちが好き」と言いますよね、とまとめ。

(30) 2013 年 8 月 6 日 宮城県石巻市 冒険遊び場遊び場づくり講座

主催:北上プレーパーク有志の会 会場:石巻市内仮設にっこりサンパーク集会所 演題:「心が折れるくらいなら、骨が折れたほうがマシだ」

活動紹介映像を使いながら、冒険遊び場(プレーパーク)という市民運動のイロハ、遊びの価値、

遊びに関わる大人の心構えなどをお話させていただきました。

(31) 2013 年 8 月 7 日 宮城県石巻市 子どもの居場所づくり講座 主催:北上プレーパーク有志の会 会場:NPO法人りあすの森 演題:「遊び場の子どもから見える大人社会」

前日の内容から一歩踏み込んで、遊び場が思春期の子どもや若者の居場所になり得ることを紹介。

同行した中高生、若者が学校や家庭とは違う地域の居場所の意義をそれぞれの言葉で語りました。

(32) 2013 年 8 月 8 日 宮城県気仙沼市 遊び場・居場所を考える連続講座 主催:気仙沼あそびーばーの会 会場:気仙沼市大谷公民館

主題:子どもにとって遊ぶことは生きること

第一弾「幼児期・学童期の遊びの大切な価値」、第二弾「困った子ではなく困っている子です…生き づらさの軽減を」、第三弾「反抗期は自立期です…思春期の明日に希望の光を」の連続講座。

それぞれ、「冒険遊び場たごっこパーク」の紹介映像も交えながら、子どもたちの見方、捉え方を変 えて、子どもが今を生きることを保障したいということをお伝えしました。

同行した中高生にもたくさん質問が寄せられ、今も居場所になっている理由を語ってくれました。

(33) 2013 年 8 月 10 日 静岡県富士市 被災シュミレーション型体験学習合宿

主催:NPOゴウディングコミュニティ、NPO障害者自立生活センター チャレンジド・ふじ 会場:富士市神戸小体育館

ゆめ・まち・ねっとの7度にわたる東日本大震災被災地訪問で観たこと、聴いたこと、感じたこと をお伝えしました。ちょうど、福島県南相馬市から視察に来た戸田光司さん(子どもの居場所づくり・

みんな共和国主宰)からも南相馬市の現状と取り組みについて報告いただきました。

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(34) 2013 年 8 月 22 日 福岡県宗像市 4市町合同プレーワーカー研修講座 主催:子ども支援ネットワーク With Wind 会場:メイトム宗像別館

福岡県内各地で「冒険遊び場」による子どもたちの居場所づくりに取り組むみなさん(宗像市「む なかたプレーパーク」、福津市「わくわくプレーパーク福津」、古賀市、岡垣町「おかがき冒険遊び場 やっぱぁ遊びの森」)を対象にした 4 市町合同研修講座にご協力。

「市民活動だから出会える子どもたち」「ハラハラと心配し見守り続ける」といった切り口から、地 域の子どもたちと築ける関係を大切に、冒険遊び場づくりをしていきましょうと呼びかけました。

(35) 2013 年 8 月 23 日 福岡県飯塚市 2市合同子どもの居場所づくり講座 主催:飯塚市「NPO法人子育て市民活動サポート Wil」

田川市「たがわ子育て支援コミュニティ たがわんわ」 会場:飯塚市公民館

班別作業で子どもの居場所づくりで大切な要素を再確認。その上で活動の中で出会った思春期の子 どもたちのつぶやきを紹介し、地域の大人にできることを学び合いました。講座後の座談会も盛況。

大切なのは「なにをどのようにやるか」ではなく、「なぜやるか」だということをお伝えしました。

(36) 2013 年 8 月 24 日~25 日 福岡県篠栗町 第6回冒険あそび場全国研究集会 主催:NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 会場:福岡県立社会教育総合センター

8/24:基調プログラム「『遊ぶ(冒険遊び場づくり)』で目指すもの」でパネラーを担当。「子どもを 変えるのではなく社会を変えたい」というメッセージを強くお伝え。

8/25 (1)モーニングプログラム「たごっこ発・HKT48劇場」

福岡のご当地アイドル HKT48 の楽曲に乗せて、「たごっこパーク」の子どもたちのH ハチャメチャ・Kかたして(仲間に入れて)・Tたまがった(驚いた)な名珍場面をお届け。

(2)「分科会~『遊ぶ』原点を見つめる~震災復興支援の事例から~」

コーディネーター担当。被災地各地に遊び場の出前をする須永力さん(あそぼっカー)、 気仙沼で遊び場を提供し続ける神林俊一さん(気仙沼あそびーばー)、南相馬で遊び場づく りに取り組む高橋慶さん(みんな共和国)の話を引き出しながら、被災地に限らず、各地で 生きづらさを抱える子どもたちに遊び場ができることを学び合いました。

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(37) 2013 年 8 月 25 日 佐賀県みやき町 みやき町こども応援隊研修 主催:みやき町こども応援隊 会場:みやき町勤労青少年センター 主題:「こどもの心に寄り添うために」

町議会議員、スクールカウンセラー、町役場職員等も参加する小さな町ならではの垣根の低い雰囲 気の中、まずはたっちゃんが冒険遊び場という活動の意義を紹介。そして「気仙沼あそびーばー」の 神林俊一さんが震災後2年半の取り組み成果を伝え、最後に「ゆめまちねっと育ち」で、今は「横浜・

鯛ヶ崎プレーパーク」で活動する土橋侑子さんが自身が救われた「出会い」の大切さを語りました。

(38)2013 年 8 月 26 日 佐賀県みやき町 子育てまち育ち講座「こどもとあそび・コドモノイバショ」

主催:みやき町子育ち子育てまち育ち応援プラザ TeaRa 会場:みやき町三根庁舎 主題:「こどもとあそび コドモノイバショ」

「気仙沼あそびーばー」の神林俊一さんとともに、年に数回のイベントではなく、子どもたちと日々 つながる場所地域の中に築いていくことで、生きづらさを抱える子どもたちとつながることができる ということを、それぞれの実践報告とともにお話しました。

(39) 2013 年 8 月 26 日 佐賀県小城市 NPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会職員研修会 主催:NPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会 会場:佐賀県児童保育支援センターただいま荘

小規模職員研修でしたので、「気仙沼あそびーばー」と「冒険遊び場たごっこパーク」、「子どものた まり場おもしろ荘」の映像をご覧いただき、あとは質問に答えながら、学びを深めていきました。

(40) 2013 年 8 月 26 日 佐賀県小城市 トーク&チャリティライヴ 主催:NPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会 会場:深川家揚羽蝶

「気仙沼あそびーばー」を支援するための催しにゲスト参加。音楽ライヴの間での出番なので、

まじめな話は抜きに、福岡でも大爆笑&涙がホロリだった『たごっこパーク発HKT48劇場』を 上演。最後は神林俊一さんがが気仙沼の状況とそこでの遊び場の意義を報告してくれました。

(41) 2013 年 10 月 12 日 静岡県伊豆の国市 不登校・ひきこもり学習会

主催:不登校・ひきこもり 静岡県東部親の会・結 会場:伊豆の国市韮山農村改善センター 演題:「生きづらさを抱える子どもたちと共に生きるということ」

「たごっこパーク」「おもしろ荘」で、不登校や発達障害など生きづらさを抱えている子どもたちと 過ごす中で大切にしていることなどをお伝えしました。

参加者からこんな素敵な感想が寄せられました。『これほど一生懸命生きている人に任せっきりでいい のですか?と世の恵まれた親御さんに問いたい思いでした。心が熱くなったぞ!』

2013 年 8 月 22 日 福岡県宗像市 2013 年 10 月 13 日 山形県東根市

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(42) 2013 年 10 月 13 日 山形県東根市 ひがしねあそびあランド プレイリーダー勉強会 主催:NPO 法人クリエイトひがしね 会場:ひがしねあそびあランド管理棟

第1部「あそび場から居場所へ~また明日という希望」

「ひがしねあそびあランド」のプレイリーダーのほか、東北各地の関心のある方、山形大学生など 小会場にぎっしり 40 名ほどの聴講者が。前半は、遊び場の大切さ、遊びの本質、遊びの価値など について和やかにお話をし、後半は、居場所について学び合う時間としました。

第2部「たごっこ発・HKT48劇場」

福岡のご当地アイドル HKT48 の楽曲に乗せて、「たごっこパーク」の子どもたちのHハチャメチ ャ・Kかたして(仲間に入れて)・Tたまがった(驚いた)な名珍場面をお届け。

第3部「参加者交流会」宮城、福島のプレイリーダーも加わり、さらに学びを深めました。

(43) 2013 年 10 月 26 日 東京都足立区 公益活動げんき応援事業「子育て研修会」

主催:足立区任意団体“がきんちょファミリー” 会場:足立区勤労福祉会館 演題:「今の子育て、子どもの環境に思うこと」

主催の先導によるワールドカフェ方式でのみなさんの話し合いののち、講評という立場を仰せつか りました。子どもを取り巻く環境の変遷を示すデータも紹介し、ミニ講座をしました。

(44) 2013 年 10 月 27 日 東京都足立区 公益活動げんき応援事業「参加型講演会」

主催:足立区任意団体“がきんちょファミリー” 会場:足立区こども支援センターげんき 午前の部演題:「子どもの育ちと居場所」

「たごっこパーク」でハチャメチャに遊ぶ子どもたちのスライドを示しながら、自由に遊べる環境 さえ提供すれば、足立区が教育目標として掲げる①思いやりの心と規範意識をもつ、社会に貢献する 人を育てる②自ら学び考え行動する、個性と創造力豊かな人を育てるなど4項目が達成されると具体 的にお伝えしました。

(45) 2013 年 10 月 28 日 静岡県三島市 ボイスキュー「素敵な街角」

主催:コミュニティーFMラジオ「ボイスキュー」 会場:「ボイスキュー」スタジオ

旧知のパーソナリティー・佐藤孝子さんにお招きいただき、活動 9 周年の実践や被災地応援活動の ほか「学力向上」や「根拠のない自信を育む」といった話題についても語り合いました。

(46) 2013 年 10 月 31 日 静岡県沼津市 経営者朝型勉強会~モーニングセミナー

主催:(社)倫理研究所 沼津北倫理法人会 会場:静岡県トラック協会東部支部研修ルーム 演題:「生きづらさを抱える若者に希望を」

経営者のみなさんには釈迦に説法でしたが、若者の雇用関係を巡る話題をいくつか取り上げた上で、

朝早くから企業倫理を学ばれる方々が経営されている職場ではぜひ、大小の生きづらさを抱える若者 も必ず持っている持ち味に光を照らし、生きがいを感じられるようにしてほしいとお願いしました。

NPO法人ゆめ・まち・ねっと第 10 期 活動応援団

(21)

NPO法人ゆめ・まち・ねっ と代表たっちゃん(渡部達 也)が新聞各紙に連載寄稿 したコラム23本を収録した コラム集を印刷実費300円 で頒布しています。

『第1弾』は、静岡新聞13 本、日本教育新聞4本、読 売新聞6本を収録した珠玉 のコラム集。

ぜひ、お読みください。

読後の感動上乗せ追加募 金もお待ちしています。

お求め希望の方はメールで

ご連絡ください。

(22)

コラム集『第2弾』も出ました。こちらは、日本教育新聞10本、読売新聞6本を収録した入魂のコラム

集。同じく印刷実費300円で頒布しています。お求め希望の方はメールでご連絡ください。

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