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九州大学学術情報リポジトリ

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Academic year: 2022

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

「超高速ネットワークを利用したアジア遠隔医療プ ロジェクト」AQUA (Asia-Kyushu Advanced Medical Network)活動報告 : 第4巻

清水, 周次

九州大学病院

中島, 直樹

九州大学病院

https://doi.org/10.15017/10571

出版情報:「超高速ネットワークを利用したアジア遠隔医療プロジェクト」 TEMDEC活動報告. 4, pp.1- 112, 2008-04. AQUA事務局

バージョン:

権利関係:

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AQUA活動報告 2007 1. はじめに

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1. はじめに

本プロジェクトの記念すべき100回目のイベントを、昨年6月に迎えました。平成15年2 月に第 1回目のテレカンファレンスを始めてから4年4ヶ月目になります。本年度はまたドイツ、

フランス、イタリアなどのヨーロッパへも初めて接続し、これまでのアジア・アメリカに続いてまさ に世界中がこの遠隔医療ネットワークで繋がれた形になりました。技術的には患者プライバシー保護 のためのセキュリティーを用いた 8 地点同時接続の手術および内視鏡ライブデモンストレーション に成功しています。1年間で26回のイベントを施行し、接続地点は16カ国、65箇所へと増加して います。また 12 月には九州大学病院において「アジア遠隔医療シンポジウム」を開催しました。8 カ国から 150 名以上の医療関係者やエンジニアが一同に介し、システムの標準化や今後の活動計画 に関して議論できたことは非常に有意義でした。文部科学省や日本学術振興会から来賓をお迎えし、

また柳原副学長や水田病院長にもご出席いただけたことは大変光栄でした。

これまでの 5 年間に本プロジェクトは、日韓からアジア、そして欧米へと大きく展開して きました。玄海プロジェクトから、日韓拠点大学交流事業、さらにP&P(九州大学教育プログラム・

研究プロジェクト)へと受け継がれてきた医療拠点の形成は、今後もさらに拡大を続けることは間違 いありません。しかしながらその一方でこれまでの物理的インフラの拡大と平行して、「充実したプ ログラムの確立」という第 2 ステージへ向けて、本プロジェクトをさらに魅力あるものへと作り上 げて行きたいと考えています。昨年末から始まった「アジア早期胃癌カンファレンス」の他、内視鏡 外科テレカンファレンスや消化器内視鏡症例検討会の定期的開催は既に計画が進行中ですし、心カテ やリモートメディソンなど新しい医療分野の開拓も視野に入れています。またもう一つの動きとして、

九州大学病院において「アジア遠隔医療開発センター」設立へ向けたワーキンググループが既に結成 され、来年度中には具体化する可能性が高くなってきています。これまでの活動をしっかりとした体 制の下で、発展・継承していくことができればと考えます。さらに技術面では、ハイビジョンの研究、

10地点以上での同時接続、Conference XPやアノテーションの導入など今後も新しいチャレンジを 続けて行く予定です。ネットワーク拡大に関しては、接続されている大学の数に比較し付属病院への 接続が圧倒的に少ない中国をメインターゲットして、オリンピックイヤーに相応しい展開を望んでい ます。

今後もAPAN medicalを中心とした体制作りが基本です。医療スタッフと技術スタッフの 協力関係をさらに深め、より良いコミュニティーの形成を目指します。

平成20年3月

九州大学病院 光学医療診療部 清水周次

参照

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