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(1)

東京歯科大学図書館現況

平成 18 年 2 月 1 日現在−

(2)

1

図書館概要

1

2

施設概要

2

3

図書館組織及び職員数

3

4

図書館業務分掌

4

5

平成16年度図書館費決算実績

5

6

平成16年度図書館費決算書

6

7

遡及5年間の決算実績

7

8

図書受入状況(

グラフ)

8

9

    〃    (統計表)

9

10

雑誌受入推移(

製本冊数)

10

11

雑誌全所蔵タイトル数の推移

11

12

雑誌受入状況推移(

継続分)

12

13

洋雑誌購入状況推移

13

14

電子ジャーナル接続数推移

14

15

収書方針

15

16

整理係からみた問題点

16

17

図書館入館者数推移

17

18

入館管理システム」

による入館者状況

18-19

19

貸出状況推移

20

20

代行複写受付及び文献複写申込状況の推移

21-22

21

著作権法遵守の課題

23

22

閲覧係からみた問題点

24-26

23

危機管理の課題

27-30

24

電子化の取り組みについて

31-32

25

電子情報費用の年度推移

33

26

図書館団体への加入状況

34

目次

(3)

書 館 概 要

(URL → http://www.tdc.ac.jp/lib/) 1.館員数(館長を除く) ア.一般職員 1 名 イ.専門職員 8 名 2.施設面積 総延面積 1,960 ㎡ 3.座席数 閲覧座席数 1 3 6 席(うち、キャレル 20 席) 4.書架収容能力 236,000 冊(第二書庫を含む) 5.蔵書数(図書+製本雑誌) 総数 202,159 冊(図書 103,988 冊 製本雑誌 98,171 冊、歯科大図書館で4位) 【参考】 1位 奥 羽 220,910 冊 (図書 148,291 冊 製本雑誌 72,619 冊) 2位 鶴 見 211,327 冊 (図書 89,629 冊 製本雑誌 121,698 冊) 3位 北 療 207,920 冊 (図書 152,402 冊 製本雑誌 55,518 冊) 5位 日松歯 193,428 冊 (図書 102,701 冊 製本雑誌 90,727 冊) (「日本医学図書館協会加盟館統計 2005」より) 6.所蔵雑誌タイトル数 3,941 種 7.年間受け入れ数(平成16 年度) ア.図書+製本雑誌 4,468 冊(内、購入数 3,120 冊)(歯科大図書館では3位) 【参考】1位・北療:19,114 冊、2位・奥羽:8,579 冊、4位・鶴見:4,011 冊、5位・阪歯:3,624 冊 (「日本医学図書館協会加盟館統計 2005」より) イ.雑誌タイトル数(一般雑誌を除く) 1,272 種(内、購入数 693 種)(歯科大図書館では4位) 【参考】1 位・北療: 1,471 種、2位・鶴見:1,463 種、3位・松歯:1,347 種、5位・阪歯: 998 種 (「日本医学図書館協会加盟館統計 2005」より) 8.電子ジャーナル

国内 : JST「J-Stage」、 UMIN「Elbis」、 本学「Bulletin of Tokyo Dental College」 国外 : Blackwell「Synergy」、 Elsevier「ScienceDirect」、 Wiley「InterScience」

9.文献検索データベース

国内 : 医中誌 Web、 JST「J Dream 」、 国情研「GeNii 」、 官報検索、 本学学位論文データベース、 「歯科学報」総索引 など

海外 : Journal Citation Reports、 Cochrane Library、 Pub Med、 SCOPUS など 10.パソコン 配備状況 利用者向け インターネット検索用 10 台(視聴覚室に配備) 蔵書検索用 2 台 大判プリンタ用 1 台 図書館員向け 通常業務用 10 台 図書館システム用 4 台 11.年間開館日数 272 日 12.年間利用状況 ア.入館者数 9 1 , 6 6 2 人(1日平均 337 人) イ.館外貸出冊数(図書+製本雑誌) 12,274 冊(1日平均 45 冊) 13.図書館間相互利用実績[相互貸借](年間) ※受付総件数(通称・貸) 2,008 件 ※依頼総件数(通称・借) 2,211 件 コピー送付 1,999 件 コピー入手 2,208 件 他大学図書館への現物貸し出し 9 件 他大学図書館から現物借受 3 件 14.図書館の公開状況 対象:医療関係従事者、並びに公共図書館からの紹介状を持参する者(貸出不可) 千葉市歯科医師会会員(貸出可)

(4)

施設概要

図書館創立 1906年(明治39年)4月8日 現用館竣工 1981年(昭和56年)9月1日 専有延床面積 2066㎡ 図書館棟 書架棚総延長 8506m 構造 鉄筋・鉄骨コンクリート構造 図書収容能力 23.6万冊 階層 2階建て(書庫3層式) 1階 事務室、館長室、サーバー室、トイレ、 現所蔵冊数 20.2万冊 書庫(第1層)、ロビー、コピー室、史料室 (うち開架図書冊数 25000冊 ) 2階 閲覧室(第1・第2)、書庫(第2層及び第3層)、 視聴覚室、保管庫、トイレ(利用者用) 全体 サービススペース 総面積 閲覧室 視聴覚室 ロビー、コピー室 座席数 図書館棟 1960㎡ 393㎡ 64㎡ 256㎡ 136席 第二書庫 170㎡ 合計 2130㎡ 393㎡ 64㎡ 256㎡ 136席 管理スペース 書庫 事務室 史料室 その他 書架収容能力 456㎡ 146㎡ 160㎡ 485㎡ 166000冊 170㎡ 70000冊 626㎡ 146㎡ 160㎡ 485㎡ 236000冊 閲覧室 0.18 視聴覚室 0.03 ロビー、コピー室 0.12 図書館棟書庫 0.21 第二書庫 0.08 事務室 0.07 史料室 0.08 その他 0.23 閲覧室 18% 視聴覚室 3% ロビー、コピー室 12% 図書館棟書庫 21% 第二書庫 8% 事務室 7% 史料室 8% その他 23%

(5)

書 館 組 織 及び 職 員 数

組 織 図書館長 図書委員会 図書課長 整理係 4名 閲覧係 3名 総務係 1名 係 長 1 名 係 長 1名 事務主任 事務員 3名 事務員 2名 図書委員会 委員構成(平成 18 年1月1日現在) 施 設 所 属 委 員 名 氏 名 千葉校舎 生化学講座 館 長 木 崎 治 俊 千葉校舎 法人類学 副 館 長 橋 本 正 次 市川総合病院 消化器科 市病 分館長 西 田 次 郎 市川総合病院 歯科・口腔外科 市病分館委員 外 木 守 雄 水道橋病院 保存科 水病 分館長 槇 石 武 美 水道橋病院 小児歯科 水病分館委員 辻 野 啓一郎 千葉校舎 口腔外科学講座 委 員 柴 原 孝 彦 千葉校舎 生化学講座 委 員 佐 藤 裕 千葉校舎 歯科理工学講座 委 員 河 田 英 司 千葉校舎 病理学講座 委 員 橋 本 貞 充 千葉校舎 歯科保存学第三講座 委 員 高 瀬 保 晶 千葉校舎 微生物学講座 委 員 石 原 和 幸 千葉校舎 図書課 委 員 新 井 勉 職員数(平成18 年1月1日現在) 常勤(専任) 9名 (男5名 女4名) 司書資格者 8名 (男4名 女4名)

(6)

図 書 館 業 務 分 掌

総務係  (1名)

学内ネットワーク業務 基幹ネット/無線LAN維持管理 サーバ設定・管理 IPアドレス設定・管理 メールアドレス・メーリングリスト/設定・管理 相談・トラブル受付 ホームページ 図書館ページ 作成・設定・更新 学外文献検索データベースへのリンク 電子ジャーナルの提供(登録・メンテナンス) 館内ネットワーク 維持・管理・運営(視聴覚室やOPACなどのPC) 図書館システム 蔵書検索の提供 利用者データの管理・更新、利用条件の管理・設定 委員会 図書委員会/情報システム管理委員会 準備および記録 広報 「大学広報」原稿作成 その他 調査回答(文部科学省・私大連盟・私情協ほか) 図書館関連規程の見直し

閲覧係  (3名)

カウンター業務 レファレンス・サービス 文献所在・所蔵調査、書誌事項調査、利用方法指導 Library Card・入館証 発行 新規作成、再発行、利用者データ登録 貸出・返却業務 延長、予約、督促、自動貸出機の管理 相互貸借業務/複写業務 複写文献受け渡し、複写機の管理、料金徴収 その他 個室・第二書庫所蔵雑誌・ビデオ・大判プリンタの利用受付、 学外利用者への対応、館内環境保全 カウンター外の業務 情報検索支援 ナビゲーション、マニュアル作成、(講習会)、 代行検索/代行複写業務 市病・水病 及び同窓 広報 掲示文書作成、「利用案内」作成

整理係  (4名)

資料整理 図書 分類・書誌所蔵データ入力・配架、原簿作成 逐次刊行物 ページ点検・受入記録・欠号請求・展示・排架 現行受入 1,300誌=年間約12,000冊(未製本で) 製本 合綴準備・仕様書作成、所蔵データ入力・配架、原簿作成 (約12,000冊の未製本を、約2,500冊に合綴) 書誌所蔵データの維持・管理 Local・Online Journal・NII 配架資料の維持・管理 旧版の移動・利用のための書架移動・除籍とその処分、補修 蔵書点検 資料収集 購入選択:資料作成・発注・検収 購入希望資料の処理 学会抄録集・学内出版物収集 雑誌購読更新 重複雑誌交換/寄贈依頼(年間凡そ50件) 寄贈資料受入 その他 図書支出・刊行物費管理 受入・所蔵統計 テーマ別図書リスト

(7)

実  績

印刷製本費

5,205,493

AV資料

114,156

和書

5,322,982

洋書

1,053,492

和雑誌

6,429,206

洋雑誌

16,721,267

電子ジャーナルと抱き合わせの 洋雑誌

42,092,905

電子情報通信料 (電子ジャーナルなど)

2,996,779

消耗品費

1,331,603

旅費・

交通費

65,470

郵便料・

運搬費

443,840

保守管理委託費 (コピー使用代)ほか

4,533,625

86,310,818

平成16年度図書館費の費目別実績

印刷製本費 6.03% AV資料 0.13% 和書 6.17% 洋書 1.22% 和雑誌 7.45% 洋雑誌 19.37% 電子情報通信料 (電子ジャーナルなど) 3.47% 消耗品費 1.54% 旅費・交通費 0.08% 郵便料・運搬費 0.51% 保守管理委託費 (コピー使用代)ほか 5.25% 電子ジャーナルと抱き合わせの 洋雑誌 48.77%

(8)

`05/6/16作成

科目

予  算

実  績

増  減

(実績/予算)%

消耗品費

1,280,000

1,331,603

-51,603

104.03%

用品費

0

0

0

#DIV/0!

消耗品費

1,280,000

1,331,603

-51,603

104.03%

FD・

CD

0

0

0

#DIV/0!

旅費交通費

280,000

65,470

214,530

23.38%

旅費

210,000

8,560

201,440

4.08%

交通費

70,000

56,910

13,090

81.30%

通信運搬費

4,140,000

3,440,619

699,381

83.11%

電信電話料

0

0

0

#DIV/0!

郵便料

530,000

266,984

263,016

50.37%

運搬費

100,000

176,856

-76,856

176.86%

電子情報通信料

3,510,000

2,996,779

513,221

85.38%

印刷製本費

5,200,000

5,205,493

-5,493

100.11%

印刷費

200,000

278,695

-78,695

139.35%

製本費

5,000,000

4,926,798

73,202

98.54%

支払修繕料

250,000

0

250,000

0.00%

刊行物費

71,250,000

71,734,008

-484,008

100.68%

和書

5,000,000

5,322,982

-322,982

106.46%

洋書

2,000,000

1,053,492

946,508

52.67%

和雑誌

5,700,000

6,429,206

-729,206

112.79%

洋雑誌

58,410,000

58,814,172

-404,172

100.69%

AV資料

140,000

114,156

25,844

81.54%

賃借料

200,000

165,973

34,027

82.99%

委託費

3,370,000

3,828,923

-458,923

113.62%

清掃

40,000

8,232

31,768

20.58%

保守管理

3,290,000

3,714,599

-424,599

112.91%

その他

40,000

106,092

-66,092

265.23%

手数料・

報酬

50,000

53,750

-3,750

107.50%

会議費

10,000

5,479

4,521

54.79%

諸会費

350,000

479,500

-129,500

137.00%

交際費

20,000

0

20,000

0.00%

雑費

0

0

0

#DIV/0!

合計

86,400,000

86,310,818

89,182

99.90%

平成16年度

平成16年度図書館費決算書

(9)

遡及5年間の決算実績

平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度

保守管理委託費ほか

¥9,205,284

¥8,114,532

¥7,547,157

¥4,357,558

¥4,533,625

郵便料・

運搬費

¥518,515

¥534,132

¥529,328

¥648,081

¥443,840

旅費・

交通費

¥265,810

¥393,540

¥308,890

¥257,640

¥65,470

消耗品費

¥1,561,660

¥1,157,587

¥1,299,734

¥1,111,585

¥1,331,603

印刷製本費

¥5,625,877

¥5,328,025

¥4,876,712

¥5,289,927

¥5,205,493

AV資料

¥194,317

¥269,085

¥267,592

¥530,769

¥114,156

和書

¥5,236,118

¥5,571,342

¥5,117,655

¥4,983,021

¥5,322,982

洋書

¥1,332,777

¥1,634,196

¥1,347,524

¥1,396,552

¥1,053,492

和雑誌

¥6,858,840

¥5,645,101

¥5,378,176

¥5,519,490

¥6,429,206

洋雑誌

¥53,040,727 ¥52,732,498 ¥54,110,483 ¥58,891,824 ¥58,814,172

電子情報通信料

¥1,078,896

¥3,075,103

¥3,892,550

¥1,787,969

¥2,996,779

合計

¥84,918,821 ¥84,455,141 ¥84,675,801 ¥84,774,416 ¥86,310,818

1.27% 3.64% 2.11% 62.46% 62.44% 69.47% 8.08% 6.68% 6.35% 6.51% 7.45% 1.57% 1.93% 1.59% 1.65% 1.22% 6.17% 6.60% 6.04% 5.88% 6.17% 6.63% 6.31% 5.76% 6.24% 6.03% 10.84% 9.61% 8.91% 5.14% 5.25% 4.60% 3.47% 68.14% 63.90% 0.00% 10.00% 20.00% 30.00% 40.00% 50.00% 60.00% 70.00% 80.00% 90.00% 100.00% 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度

比率

保守管理委託費 (コピー使用代) ほか 郵便料・運搬費 旅費・交通費 消耗品費 印刷製本費 AV資料 和書 洋書 和雑誌 洋雑誌 電子情報通信料 (電子ジャーナル  など)

(10)

図書受入状況(グラフ)

2.購入図書受入冊数(種類別) 0 200 400 600 800 1000 1200 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 冊数 教養洋書 専門洋書 教養和書 専門和書 53% 40% 6% 1% 58% 33% 8% 1% 59% 33% 7% 1% 59% 34% 6% 1% 61% 33% 5% 1% 1.図書受入冊数 0 500 1000 1500 2000 2500 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 冊数 寄贈 購入 63% 65% 60% 62% 54% 37% 35% 40% 38% 46%

(11)

図書受入状況(統計表)

購入図書

(価格単位: 円) 専門 教養 小計 専門 教養 小計 平成12年度 冊数 567 429 996 63 15 78 1,074 (2000) 価格 3,920,458 1,315,660 5,236,118 1,088,918 243,859 1,332,777 6,568,895 平成13年度 冊数 625 360 985 85 8 93 1,078 (2001) 価格 4,369,301 1,202,041 5,571,342 1,443,193 191,003 1,634,196 7,205,538 平成14年度 冊数 615 340 955 76 9 85 1,040 (2002) 価格 4,098,835 1,018,820 5,117,655 1,348,650 240,374 1,589,024 6,706,679 平成15年度 冊数 643 377 1,020 69 11 80 1,100 (2003) 価格 3,729,136 1,253,885 4,983,021 1,167,079 229,473 1,396,552 6,379,573 平成16年度 冊数 666 356 1,022 56 10 66 1,088 (2004) 価格 4,039,439 1,283,543 5,322,982 809,470 244,022 1,053,492 6,376,474

寄贈図書

専門 教養 小計 専門 教養 小計 平成12年度 冊数 381 205 586 31 4 35 621 平成13年度 冊数 453 98 551 29 6 35 586 平成14年度 冊数 561 78 639 39 6 45 684 平成15年度 冊数 453 102 555 101 23 124 679 平成16年度 冊数 641 246 887 29 0 29 916 和 書 洋 書 計 和 書 洋 書 計

(12)

雑誌受入状況の推移(製本冊数)

和雑誌 洋雑誌 小計 和雑誌 洋雑誌 小計 和雑誌 洋雑誌 計 平成12年度 590 1589 2179 538 93 631 1128 1682 2810 平成13年度 597 1593 2190 323 62 385 920 1655 2575 平成14年度 560 1592 2152 267 38 305 827 1630 2457 平成15年度 521 1456 1977 351 89 440 872 1545 2417 平成16年度 533 1499 2032 331 101 432 864 1600 2464 購  入 寄贈(含・学報/紀要の交換) 合  計

0

500

1000

1500

2000

2500

3000

平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度

冊数

洋(寄贈)

和(寄贈)

洋(購入)

和(購入)

21% 23% 23% 22% 22% 57% 62% 65% 60% 61% 19% 13% 11% 14% 13% 3% 2% 1% 4% 4%

(13)

雑誌全所蔵タイトル数推移

和雑誌 洋雑誌 計 平成12年度 1866 1792 3658 671 824 1495 平成13年度 1890 1776 3666 689 841 1530 平成14年度 1918 1828 3746 719 856 1575 平成15年度 1956 1851 3807 747 866 1613 平成16年度 2047 1894 3941 773 884 1657 和雑誌 洋雑誌 合計 (内:歯科)

0

500

1000

1500

2000

2500

3000

3500

4000

4500

平成

12

年度

平成

13

年度

平成

14

年度

平成

15

年度

平成

16

年度

ル数

歯科以外

歯科

41%

42%

42%

42%

42%

59%

58%

58%

58%

58%

(14)

雑誌受入状況推移(継続分)

和雑誌 洋雑誌 小計 和雑誌 洋雑誌 小計 和雑誌 洋雑誌 計 和雑誌 洋雑誌 計 平成12年度 279 528 807 435 114 549 714 642 1356 278 246 524 平成13年度 248 469 717 469 100 569 717 569 1286 276 243 519 平成14年度 249 453 702 442 98 540 691 551 1242 283 242 525 平成15年度 252 440 692 448 101 549 700 541 1241 292 248 540 平成16年度 256 436 692 473 107 580 729 543 1272 317 261 578 (内:歯科) 購  入 寄贈(含・学報/紀要の交換) 合  計

1.受入タイトル数の年別推移

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1300

1400

1500

平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度

ル数

洋(

寄贈)

和(

寄贈)

洋(

購入)

和(

購入)

21% 20% 20% 20% 20% 39% 36% 36% 36% 34% 32% 36% 36% 36% 37% 8% 8% 8% 8% 9%

2.歯科関係雑誌の比率(

年別推移)

0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度

ル数

洋(

その他)

和(

その他)

洋(

歯科)

和(

歯科)

29% 32% 21% 18% 25% 34% 19% 22% 25% 33% 19% 23% 24% 33% 20% 23 % 25% 21% 32% 22% 12

(15)

洋雑誌購入状況推移

1 年間契約額 タイトル数 単価 平成12年度 48,225,008 528 91,335 平成13年度 48,686,065 469 103,808 購  入 1.洋雑誌年間契約額とタイトル数の推移 47000000 48000000 49000000 50000000 51000000 52000000 平成12 年度 平成13 年度 平成14 年度 平成15 年度 平成16 年度 円 200 250 300 350 400 450 500 550 タ イ ト ル数 年間契約額 タイトル数

2.洋雑誌平均単価(

1誌)

60000

70000

80000

90000

100000

110000

120000

平成12 年度 平成13 年度 平成14 年度 平成15 年度 平成16 年度

単価

(16)

電子ジャーナル接続数推移

年 度 冊子体購読との抱き合わせ 合計 平成12年度 111 111 平成13年度 158 Elsevier 305 463 平成14年度 173 Blackwell 330 503 平成15年度 159 Blackwell 330 489 平成16年度 145 Blackwell 378 523 ※「Consortium」欄には、購読していないタイトル(全文閲覧可)数を掲載。 ※平成17年度には、ConsortiumでWileyを契約。 Consortium(有償)

0

100

200

300

400

500

600

平成

12

年度

平成

13

年度

平成

14

年度

平成

15

年度

平成

16

年度

ル数

Consortium(有償)

冊子体購読との抱き合わせ

(17)

書 方 針

(「点検・評価報告書」平成15 年 4 月版 p109 より抜粋) ① 専門図書 a. 洋 書:本学で行われている教育・研究に関連のある主題の資料、個人では購入困難な資料を 優先的に収集する。 b. 和 書:歯科医学の学術書をできる限り収集する。 ② 参考図書 a. 洋 書:医学分野の文献情報検索に必要な資料はできる限り収集する。 b. 和 書:歯科医学に関連した資料はできる限り収集する。 上記に従い次のように収集する。 ア. 一部は必ず収集する…ハンドブック、データブックの類で歯科医学に関連したもの(収集済みの 資料と同種でも、新規内容のものはできる限り収集する) イ. できる限り収集する…医学辞典・辞書類、歯科医学・医学分野の便覧、住所録・名簿の類 ウ. 定評あるものを収集する…医学関連分野及び一般の語学関係の辞典、事典類 ③ 学生用図書〔一般教養図書も含む〕 定評のあるものを収集する。必要なものは複数冊揃える。 ④ 逐次刊行物 a. 洋雑誌:医学の主要抄録、索引誌に収録されているもののうち歯科医学関係の雑誌はできる限り 収集し、関連分野も収集する。複数言語から選択が必要な場合は、英語版を優先する。 b. 和雑誌(国内欧文誌を含む):歯科医学雑誌はできる限り収集する。 ⑤ 電子ジャーナル、歯科医学・医学関係の新聞(和)、視聴覚資料等 必要に応じて収集する。

(18)

資料収集 ・ 歯科関係資料を収集している:歯科大学の図書館であり、歯科資料は国内有数の所蔵がある。 ・ (歯科関係資料が歯科大学以外で収集されることは、ほとんど無いのではないか?) ・ 「授業要覧」「研究年報」に載った図書・本学関係資料は対象としている。. ・ 雑誌については、医学各科の1誌は維持するようにしている。 ・ * 収集基準についての論議が未熟 ・確定していない・認知されていない。 * online journalの扱い 未確定 選択 ・ リスト化は図書館:歯科の新刊はほとんど「見計い」で現物が到着、他は各種資料より選択。 ・ 選択は図書委員会(副冊購入は館長決済) * 雑誌の購読更新は委員会での十分な検討をお願いしたいl。 * 特に洋書について、委員の専門知識提供が必要。 * 図書館員の選定もあってよい * 「授業要覧」や "かずさ資料"など、 教員や教務課との緊密な連携が必要。 * 購入希望が出ない → アピール不足 目録 ・ 蔵書データの入力作業が停滞 (2005/3/31現在112,000冊=蔵書数202,159冊の55.4%) * 移転以前から所蔵している分まで遡及して、データを入力することが急務。人手が要る。 管理 ・ 蔵書点検:毎年7月下旬に実施。 閲覧室排架のもの:毎年 1・2・3F排架のもの:循環点検(=3年に1回) * 資産基準が不明確。 (設備関係支出として2800万円が、例年計上されている。 → 事務方との折衝が必要)  除籍・廃棄 ・ 蔵書点検で3回不明のもの、紛失・汚損・破損・価値消失によるものが、除籍・廃棄の対象となる。 * 「価値消失」であっても資産図書は、除籍・廃棄が困難。 書庫 * 狭隘化必至 雑誌価格の高騰 ・ 現状は行き詰まり 予算額は横這いであり、継続購読の打ち切りなどで対処してきたが、それも限界が見えている。 電子ジャーナルに切り替えれば、その時点に限り10%程度の値下がりが見込める。ただし翌年から再び値上がる。 コンソーシアムに加入することで、利用可能となるタイトルは増えている。ただし加入料金も毎年値上がりしている。 * 全学的に対処方法を検討する必要がある。 為替レート変化 ・ レートの良いときは価格の値上がりが吸収され、悪いときは値上がりが加増される。 (レートが悪い方向に向かうなら、外貨支払いも考慮したほうがよい。) 以 上 極論 → 他は間に合えばよい。(億単位の予算をもつ医科系図書館の真似はできない。)

整理係からみた問題点

(「 ・」 : 現状説明 、 「*」 : 問題点 ) 2006/2/4 図書館が電子ジャーナルを契約することにより、 購読していない雑誌であっても来館せずに利用可能となる。 → (案) 3施設・講座研究室予算から助成して戴く。

(19)

平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 9:00-17:00 54,949 51,609 62,504 59,606 68,619 17:00-20:00 14,986 15,934 19,980 24,341 23,043 合計 69,935 67,543 82,484 83,947 91,662

図書館入館者数推移

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 17:00-20:00 9:00-17:00 21% 79% 24% 76% 24% 76% 29% 71% 25% 75%

(20)

入館管理システムによる入館者数

(注:在席者数ではない。平成17年度4月よりシステム稼働。) 集計期間:平成17年4月1日∼平成18年1月31日 1.利用者別入館者数(月別) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 合計 教職員 601 877 1,067 743 720 822 784 758 599 528 7,499 大学院生 592 508 670 494 506 522 717 642 519 529 5,699 学生1・2年 239 239 353 117 182 1,198 250 737 314 558 4,187 学生3・4・5年 760 1,543 1,037 545 565 2,310 591 892 1,451 1,189 10,883 学生6年 493 571 1,186 1,035 1,292 1,321 1,737 1,796 2,006 1,927 13,364 衛生士校 143 137 132 12 58 321 112 52 82 72 1,121 その他 66 87 123 131 120 235 178 206 145 150 1,441 合計 2,894 3,962 4,568 3,077 3,443 6,729 4,369 5,083 5,116 4,953 44,194 2.利用者別入館者数(総数) 大学院生 13% 学生1・2年 9% 衛生士校 3% その他 3% 学生3・4・5 年 25% 教職員 17% 学生6年 30% 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 その他 衛生士校 学生6年 学生3・4・5年 学生1・2年 大学院生 教職員

(21)

3.利用者別入館者数(時間別) 9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 教職員 616 679 634 609 923 810 729 748 604 526 311 大学院生 501 590 489 352 580 585 546 530 481 381 359 学生1・2年 211 238 256 653 262 222 338 670 516 298 127 学生3・4・5年 573 856 799 1,438 864 940 724 805 1,347 1,200 617 学生6年 427 440 561 845 883 1,309 1,752 2,132 1,627 1,300 848 衛生士校 27 89 51 100 74 82 116 351 125 48 19 その他 55 87 105 132 135 160 180 137 150 112 66 合計 2,410 2,979 2,895 4,129 3,721 4,108 4,385 5,373 4,850 3,865 2,347 4.入館者推移(時間別) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 その他 衛生士校 学生6年 学生3・4・5年 学生1・2年 大学院生 教職員 9時台 6% 10時台 7% 11時台 7% 12時台 10% 13時台 9% 14時台 10% 15時台 11% 16時台 13% 17時台 12% 18時台 9% 19時台 6%

(22)

貸出状況推移

1. 貸出冊数 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 学部学生 3,449 3,494 3,581 3,407 4,592 衛生士校学生 126 128 216 79 289 大学院生 2,106 2,109 1,742 2,120 2,273 教職員 4,217 4,587 5,468 5,675 4,733 学外者 32 102 245 361 446 合計 9,930 10,925 11,252 11,642 12,333 2. 貸出資料内訳 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 和図書 8,025 8,813 9,118 9,458 10,695 洋図書 196 202 213 282 380 和雑誌 731 756 772 810 569 洋雑誌 978 1,154 1,149 1,032 630 視聴覚資料 - - - 60 59 合計 9,930 10,925 11,252 11,642 12,333 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 学外者 教職員 大学院生 衛生士校学生 学部学生 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 視聴覚資料 洋雑誌 和雑誌 洋図書 和図書 20

(23)

1.文献複写の受付件数(学外図書館からの申込受付) 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 文献複写 2,486 2,488 2,444 2,390 1,999 2.文献複写の申込件数(学外図書館へ依頼) 平成12年度 千葉・水病 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 市病 千葉 1,099 1,139 水病 33 22 市病 981 1,065 1,157 1,566 936 合計 2,342 2,223 2,305 2,665 2,097 1,361 1,158 1,148

代行複写受付及び文献複写申込状況の推移

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 市病 千葉・水病 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 文献複写

(24)

3.市病の文献複写申込に占める比率 平成16年度 市病 千葉・水病 4.代行複写受付件数 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 同窓 180 169 246 水病 34 59 47 市病 605 553 502 474 423 合計 - - 716 702 716 0.45 0.59 0.5 0.48 0.42 0.55 0.41 0.5 0.52 0.58 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 平成16年度 平成15年度 平成14年度 平成13年度 平成12年度 市病 千葉・水病 - -0 100 200 300 400 500 600 700 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 同窓 水病 市病 22

(25)

著作権法遵守の課題

図書館に於いて、著作権法に違反した複写が頻繁にされているという問題があります。 特に1人につき1部という規定が守られていません。図書館としては、著作権法を守る よう、オリエンテーションで話したり、コピー機の近くにポスターを掲示するなど、 利用者に法の遵守をお願いしています。

著作権法

第 31 条(図書館等における複製)

図書、記録その他の資料を公衆の利用に供することを目的

とする図書館その他の施設で政令で定めるもの(以下この条

において「図書館等」という。)においては、次に掲げる場

合には、その営利を目的としない事業として、図書館等の図

書、記録その他の資料(以下この条において「図書館資料」

という。

)を用いて著作物を複製することができる。

1. 図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に

供するために、公表された著作物の一部分(発行後相当

期間を経過した定期刊行物に掲載された個個の著作物に

あっては、その全部)の複製物を1人につき1部提供す

る場合

2. 図書館資料の保存のため必要がある場合

3. 他の図書館等の求めに応じ、絶版その他これに準ずる

理由により一般に入手することが困難な図書館資料の複

(26)

24

閲 覧 係 か ら み た 問 題 点

1.利用者教育 学生に対しては、新入生・大学院生オリエンテーション時に簡単な説明を行っているが、 効果的な内容を展開できずにいるのが実情である。また、オリエンテーション時の説明を 補足する意味で、図書館主催による新入生を対象とした、資料の探し方など図書館の基本 的な利用方法に関するガイダンスを、3年程前に2年に渡り実施したこともあるが、参加 者も少なく効果は得られなかった。定期的な講習会の開催や、オリエンテーションの内容 をより利用者の要求に則したものへと検討する必要がある。 また、図書館が提供する各種データベースの利用方法などを利用者に案内することが、 図書館をより有効に活用してもらうためにも重要であるが、千葉校舎だけでなく市川・水 道橋でも同じ情報が共有できるように、情報の格差が生じないような情報発信が重要であ る。そのためには、定期的な講習会の開催やパンフレットなどの作成などが考えられる。 それだけでなく、各講座や医局、市川・水道橋で出張講習会を開催するなど、図書館から 利用者への積極的な広報および情報提供が必要である。そして、授業や研究との連携がで きればより効果的だと考える。そのためには、館員の資質を向上させることが必須であり、 各自経験した利用者からの質問を共有するマニュアル作り、勉強会の実施のほか、外部の 各種講習会への参加、論文の投稿・発表など、自己研鑽が重要である。 2.レファレンスワーク カウンター業務は、現在、館員全員が交互に一人で担当している。 カウンターでは貸し出しなどの通常のサービスから参考業務まですべてを行っているが、 利用者からの問い合わせが多いと、十分なサービスを提供することが難しく、今後は利用 者サービスに重点をおく必要があると考える。そのためには、レファレンスコーナーを設 け担当者を一定時間置くなど、カウンターの業務内容を整理することが考えられる。 3.文献複写サービス 文献複写サービスには「代行コピーサービス」と「相互貸借サービス」がある。 代行コピーサービスは市川、水道橋、同窓の利用者への文献複写サービスを指すが、現 状では代行コピーは年々増加傾向にあり、特に同窓からのコピーは増大している。 相互貸借サービスは学外図書館との文献複写などの相互利用を指す。相互貸借では本学 図書館が依頼を受けるよりも、申し込む件数の方が多い。特に市川総合病院からの申し込 みが多く、全体の半数近くを占めている。これは、本学図書館の歯科領域を中心とする蔵 書構成によるものであるが、総合病院で必要とする資料は不足しており、また、近年は歯 科も全身的な研究が進んでいるために、蔵書構成と、必要とされる資料とに、乖離ができ

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始めていると思われる。 また、現在の相互貸借のシステムでは申し込み依頼、支払いが複雑であり、業務を軽減 するためにも早急に国立情報学研究所が行なっているNACSIS-ILL システムへの加入と料 金相殺制度へ参加する必要がある。ただし、システム加入により他図書館からの複写申し 込みの増加が予想される。 全体的に提供するサービス量は増加しており、他の業務とのバランスが崩れ始めている。 文献複写業務のアウトソーシング化など、人的配置やサービスの対応の仕方を見直すこと も必要であると考える。 4.市川・水道橋への利用者サービス 市川総合病院図書分館は館員が 1 名いることで、資料の貸借、文献複写サービスなどが スムーズに提供可能となっている。 しかし、水道橋病院図書分館は館員がおらず、月2回、本館館員による開館を行ってい るが、活用されていないのが現状である。利用の促進をはかるためにも見直しが必要であ る。また、大学各施設へ同じレベルでのサービス提供が行えるよう、市川・水道橋で出張 講習会を実施するなど、図書館から積極的な情報提供を行うとともに、各施設の連携が必 要であると考える。 5.図書館の利用 図書館離れが話題となっているが、本学の図書館では学生を中心に利用者は増えている。 また、貸出冊数も増加している。試験期や授業による利用は当然のことだが、最近ではカ ウンターにて「books pick up」「新着図書案内」の問い合わせを受けるなど、掲示による利 用者も増加している。利用者には、図書館の資料を積極的に案内していくことも必要であ り、閲覧係だけでなく、整理係、あるいは授業とも連携して推し進める必要がある。 貸出方法として、自動貸出装置は利用者に好評である。 資料利用後の返却の問題は、メールによって自動的に督促が行なわれるようになり、順 調に返却されるようになった。ただし、閉館後は返却できないとの利用者からの声もあり、 返却ボックスの設置が望まれる。今後は長期延滞者の督促および卒業、退職による未返却 への予防対策が必要である。 なお、利用者への貸出冊数や貸出資料の範囲を見直す必要がある。特に教職員について は常勤者も非常勤者も同じ貸出条件のため、問題がないか、検討が必要である。 6.同窓・学外者の利用 現在、図書館の利用は、学内関係者のほか、学外利用者として、同窓生・千葉市歯科医

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26 ている。千葉市歯科医師会会員については当会からの申し入れもあり、図書の貸出を行う など、地域連携を積極的に行っている。 同窓の利用は年々増加しており、特に文献複写利用の伸びは顕著である。その反面、館 員の負担も増えており、今後の検討課題である。 7.開館時間 図書館の開館時間は平日8 時 45 分から 20 時、土曜 8 時 45 分から 13 時となっているが、 試験期間の土曜日は午後5 時までの開館時間延長を行なっている。 現状の開館時間は利用者の要望に対応しているのか、検討する必要がある。また、本来 はいつでも利用できることが望ましいが、時間延長の必要性と人的確保が必要であろう。 無人開館も一つの選択肢であるが、図書館の管理、利用者の安全性等を考えると慎重な対 応が必要である。利用者の中心が学生だけに、開館時間延長の問題は図書館だけの問題と してではなく、学内全体の問題としての検討が必要だと思われる。 8.その他 ・図書館からの情報発信の必要性 積極的な情報発信が必要 ・患者利用者について教員への説明と理解 ・文献複写をする際の著作権の問題 著作権法上必要とされる複写文献内容と利用者の把握 複写は1 人 1 部に限られることなど、著作権法の理解 著作権法に則って利用されるべき2 階コピー機と、1 階コピー機との違い ・個人情報保護法に関する問題 ・図書館設備に関しての見直し 書架の管理とスペース不足 閲覧室の空調不備 利用者の増加と座席の数 1 階コピー機の利用増大 ・閲覧室の学生の風紀指導 ・閲覧マニュアルの作成 ・ 災害時における来館者の安全確保のための行動マニュアルの作成 以 上

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機 管 理 の 課 題

図書館の危機管理として、主に次の2つが考えられる。 ・災害対策(地震、火災、台風、水害、大雪、テロ) ・トラブル対策(問題利用者の迷惑行為、個人情報保護)

災害対策

これまでの災害対策は主に火災を想定して、訓練を実施し、マニュアルを作成してきた。 現在図書館は、全館禁煙を実施しており、火気の使用も行っていないので、火災発生の危 険性は低いと思われる。ただ、ひとたび火災が発生すれば、人的被害はなくても熱・煙・ ススによる被害や消火活動によって、多数の資料が損傷するおそれがあるので、特に貴重 図書については、ふだんから収蔵場所に十分気をつけなければならないと考える。 さらに、阪神・淡路大震災の発生以降、宮城県北部地震や新潟県中越地震などの大きな 地震が日本各地で頻発し、それによる図書館での被害の報告がされており、地震への対策 が急務となってきている。そこで今後図書館として取り組むべき検討課題について、下記に列挙 してみた。 − 今後の検討課題として − Ⅰ.日常の備え 1)防災計画の策定・防災体制の整備 防災組織、館員の役割分担の見直し 2)防災訓練の計画・実施、避難誘導計画の作成 ・災害時における来館者等の安全確保のための行動マニュアルの作成 ・館内非常口の位置の周知徹底 利用案内の館内マップへの記載 非常口をわかりやすく記載した館内マップを拡大して館内に掲示 新入生オリエンテーション時などで説明

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28 3)施設・設備の管理及び点検・整備(耐震・耐火性の強化を含む) 館内の危険箇所(危険が発生すると予測される箇所)の洗い出し ・書架等の転倒・破損・移動 固定の強化 ・図書の落下・散乱、通路遮断 重い図書は最上部に置かない ・漏水による図書・資料の冠水 ・天井・照明器具等の落下 固定の強化 ・ガラス破損・飛散 飛散防止フィルムの張り付け ・貸出記録・バックデータの消滅(パソコン・サーバーの落下・破損) データーの入ったパソコン・サーバーの固定化 ・キャスター付家具の対策 キャスター付の台に載せているパソコンは鎖で繋ぐ ブックトラックは、使用しない時の定位置を定める など。 4)防災物品の整備及び生活物資の備蓄管理 ・消火器、消火栓の位置確認 ・拡声器、大型懐中電灯などのメンテナンス ・事務室用 電池式携帯ラジオ(情報収集) ・カウンター用 緊急用携帯電話(単純機能なもの)、災害用救急箱、ヘルメット 5)来館者の避難用の場所及び避難経路の確保 6)貴重図書、資料、書類(図書原簿)等の非常搬出の基準・方法等の検討 搬出しやすいようにまとめておく 搬出する際の優先順位を決めておく 持ち出しにくいものは耐火金庫を購入し、その中に入れる 7)職員の連絡体制の整備(安否確認・招集方法等) 8)通信体制の確立(電話回線以外の通信手段の確保と機器の操作の習熟) 緊急連絡網は、あくまで電話による連絡網であるので、電話回線が不通になった時 は機能しないことを予め認識しておく。 電話以外のものによる代替連絡手段の検討 携帯電話、無線機(トランシーバー)、インターネット、メール 9)関係施設・団体、関連部局との連携・連絡体制の確立 日本医学図書館協会、千葉県大学図書館協議会 など 被害状況、休館の有無・期間の報告 救援の依頼 人的援助 10)安全点検のチェックリストの作成

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Ⅱ.地震・火災発生時における対応

まずは、来館者と館員の生命・安全確保が最優先という前提のもと、以下について検討 する必要がある。それに基づいて日頃から訓練を実施することが重要であると考える。

対応マニュアル(案)

※ カウンターでの対応 1.館内放送で利用者宛通報 停電時はマイクが使用不可→拡声器使用 「地震・火災が発生しました。来館者は慌てずに、館員の指示に従って行動して下さい」 拡声器のない人は、大声で指示を出す 2.内線電話3794 課長宛 「○○で地震・火災が発生しました。応援願います。」 停電時、カウンター内線電話使用不可 → 他の連絡方法を検討する必要あり 課長の電話も停電時は使用不可→内線3795 へ(電池式のため使用可) 3.なるべくカウンター付近を離れないで避難誘導(夜間停電時 → 大型懐中電灯使用) 利用者の避難誘導を最優先に 来館者を集合させるスペースの確保 → 閲覧室か? トイレ等残留者の有無の確認 避難経路の確認 来館者を引率し、大学中庭へ誘導 図書館の外に出てからは、大学としての避難誘導に従う。 ※ カウンター外での対応 1.カウンター以外の館員が手分けして、館内を巡回し、被害状況の把握に努める。 ・倒れた書架の間等に利用者がいないか確認 負傷者がいた場合 救助 応急処置 (災害用救急箱を用意する必要あり) 医療機関への連絡・搬送 ・窓閉鎖確認 ・不在確認の上、書庫出入口のドア閉鎖 ・被害状況を火元責任者に連絡する 2.火元責任者は本部へ通報 全館空調設備の運転中止要請

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30 Ⅲ.災害後の取組み 1)施設・設備の点検 危険の除去、応急復旧、立ち入り禁止措置 2)被害状況の記録(写真・図面) 3)資料等の保護(安全な場所への搬出等) 落下資料配架

トラブル対策

特にマニュアルなどはなく、ケースバイケースで対応しています。但し、予防策として 館内の数箇所に防犯カメラを設置しています。 問題利用者への対応 図書館でのトラブルで、最近注目されているのが問題利用者です。特に、利用者の層が 限定されている大学図書館よりは、不特定多数の人が自由に出入りしている公共図書館に おいて問題となっています。ただ大学図書館としても、学生・教職員とのトラブルはあり 得ますし、また今後、地域との連携を深めていく段階で、同様な問題に直面しますので、 このことについて検討する必要があると考えます。 以 上

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東京歯科大学図書館における電子化の取り組みについて

雑誌価格の高騰は深刻であり、国内で収集される海外学術雑誌のタイトル数は減少の一途を辿っ ている。本学図書館においても購読雑誌タイトル数は減少している。しかしながら、日本医学図書館 協会・日本薬学図書館協議会におけるコンソーシアムを積極的に活用し、平成 17 年から Blackwell Synergy、平成 18 年からは Wiley InterScience のコンソーシアムに参加することにより、平成 18 年 1 月現在、購読洋雑誌タイトル数 415 に対して、閲覧可能電子ジャーナルタイトル数 680 誌(見込み)と なっている。また、流動的な存在である電子ジャーナルの安定した利用を目指し、Elsevier 社のバック ファイル(歯科分野)を購入するなど供給の安定化も目指している。そして、出版社の寡占化や雑誌価 格高騰など、商業出版社が主導権を握る学術コミュニケーションを変革する活動として、学術界で活 発化しているオープンアクセス誌についても、当館では『The Bulletin of TOKYO DENTAL COLLEGE』 の電子化に取り組み、学内情報の発信の一端としてだけでなく、研究者自身の手による学術コミュニ ケーションを作り出すための活動も展開している。 『学術情報の流通基盤の充実について(審議のまとめ)』*1(文部科学省科学技術・学術審議会研 究計画・評価分科会情報科学技術委員会デジタル研究情報基盤ワーキンググループ、2002 年)では、 大学等からの学術情報発信機能の整備について、「これまでも、大学等からの情報発信は、電子図 書館的機能の整備、大学等のホームページの活用、研究者個人による取組などにより行われてきた が、大学等が生産する学術情報を国民に直接還元するために、今後は体系的な情報発信のための 体制作りが必要である。」とまとめている。本学図書館ではこれを踏まえ、本学における学術情報のポ ータル化を目指し、2005 年にホームページの大幅な改訂を行った。しかしながら、学内で生産される 学術情報の積極的な発信という意味ではまだまだ不十分であると言える。 『学術情報基盤としての大学図書館等の今後の整備の在り方について(中間報告)』*2(科学技術・ 学術審議会学術分科会研究環境基盤部会学術情報基盤作業部会、2005 年)では、「学内で電子的 に生産される研究成果、過去の資料を電子化した資料、電子的教材などを、図書館等が中心となり 蓄積保存し、メタデータを付すことによってインターネットを通じて利用者の便に広く供する「機関リポ ジトリ」への取組みが、教育研究活動を一層推進し、大学からの情報発信を強化するための方法とし て、世界的規模で進みつつある。」と指摘している。本学では業績目録である『東京歯科大学研究年 報』の電子化の実績があり、機関リポジトリの構築・運用は比較的容易であると考えられる。また、質 の高い情報(データベース)の構築には情報の専門家である図書館員の存在は不可欠であり、機関リ ポジトリは図書館が担う事業であると考える。大学の知的成果を保存し社会へ発信することは、大学 評価の向上につながるだけでなく、大学の説明責任を果たす上でも重要であり、大学として機関リポ ジトリへの取り組みは重要である。そのためにも、全学的な合意形成への努力や、財政基盤の強化、 図書館職員の確保・育成など実現に向けての課題は多い。

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電子ジャーナルと 抱き合わせ洋雑誌 (図書・雑誌) 予算 330,000 150,000 18,500,000 84,700,000 決算 362,638 161,876 *1 66,662,779 17,731,528 84,918,821 予算 1,060,000 430,000 17,330,000 84,700,000 決算 1,050,769 199,699 *1 65,852,222 17,352,451 84,455,141 予算 1,070,000 1,200,000 15,220,000 84,700,000 決算 1,060,319 2,704,743 32,599,335 33,622,095 14,689,309 84,675,801 予算 1,180,000 2,850,000 12,490,000 84,700,000 決算 1,304,130 483,839 (*2) 38,824,382 32,497,274 11,664,791 84,774,416 予算 1,380,000 2,130,000 11,640,000 86,400,000 (*3) 決算 1,408,149 1,588,630 42,092,906 29,641,102 11,580,031 86,310,818 *1:平成12年度及び平成13年度は不明。 *2:当該年度分だけ(1月∼3月分)の会計処理をしたため、減額。 *3:洋雑誌の高騰を訴え、増額申請が認められた。 65,880,000 67,210,000 68,180,000 71,250,000 ジャーナル 平成16年度 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 65,720,000

電子情報費用が図書館費総額に占める推移

電子情報費用 資料費 その他 図書館費総額 導入データベース 電子 0 10,000,000 20,000,000 30,000,000 40,000,000 50,000,000 60,000,000 70,000,000 80,000,000 90,000,000 100,000,000 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 その他 資料費(図書・雑誌) 電子ジャーナルと抱き 合わせ洋雑誌 電子ジャーナル 導入データベース 42.9% 47.9% 52.2%

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図書館団体への加入状況

団体名 加入下部機関 備考 日本図書館協会 大学図書館部会  日本の図書館の理念・思想などをリードする存在。機関としてまた 専門家集団として諸団体を代表する。著作権法の改正問題、RFID の標準化問題など、本学図書館にとっても当団体からもたらされる 情報は有用である。 私立大学図書館協会 東地区部会  私立大学の9割を超える図書館が加盟する。 大学図書館の改善 発展を図って、これに係る調査・研究及びその成果の刊行、研究 会・講演会等の開催、機関誌の刊行、対外関係活動等の諸事業を 行う。  本学図書館は電子ジャーナル・コンソーシアム(PULC:Private University Library Consortium)や、「Lラーニング研究部会」に参加している。 千葉県大学図書館協議会  県内大学図書館が相互に連絡し協力することによって、互いの 発展を図ろうとする団体。年1回、会議が開催され、加盟50余館か らは近況や直面している課題などが報告される。大変参考になり、 有意義である。(H18は、開催当番館) 千葉市図書館情報ネットワーク協議会  市内大学図書館や公共図書館、各種法人の図書館(室)など27館 が加盟する。館種を超えて相互に協力し、地域への図書館サービス を向上させようとする団体である。平成6年設立、全国的趨勢の先 駆け的存在となった。  本学図書館には設立準備段階から呼びかけがあり、当初からの 「物流手段確保」という課題を克服して(自動車文庫または図書館 協力車の運行)、一般書の現物貸借ができるよう期待。  保健・医療その他関連領域の図書館事業の振興 並びに情報の 流通に関する調査・研究・開発を推進することにより、図書館の利用 を通して高度な知識が習得できるよう環境を整え、ひいては保健・ 医療その他関連領域の進歩発展に寄与することを目的としている。  国公私立の保健・医療系大学図書館、病院図書館、研究機関の 図書館など110余館が加盟。本学図書館の加盟は昭和36年であり、 歯科系としての嚆矢となった。    資料の貸借・文献複写等の相互利用は、日常的に加盟館同士で 行っており、また重複雑誌交換事業、電子ジャーナル・コンソーシアムなど 予算面でのメリットもある。また、医学図書館員の育成に大きな役割 を担っており、平成13年には、館員のスキルアップのため、「ヘルス サイエンス情報専門員認定資格制度」を創設した。  現在 本学図書館は協会の評議員を務めるほか、平成17年11月、 血脇ホールにおいて、「研究会・継続教育コース」を開催している。 日本医学図書館協会 関東地区会

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東京歯科大学図書館現況 平成18 年 2 月 1 日 発行 編集・発行 東京歯科大学図書館 〒261-8502 千葉市美浜区真砂 1-2-2 TEL 043(270)3795(事務室)・3687(カウンター) FAX 043(270)3578 http://www.tdc.ac.jp/lib

図   書  館  概  要  (URL  → http://www.tdc.ac.jp/lib/)  1.館員数(館長を除く)     ア.一般職員   1 名                   イ.専門職員   8 名  2.施設面積           総延面積    1,960 ㎡  3.座席数            閲覧座席数          1 3 6 席(うち、キャレル  20 席)  4.書架収容能力         236,000 冊(第二書庫を含む)  5.蔵書数(図書+製本雑誌)
図   書  館  組  織  及び  職  員  数  組  織  図書館長              図書委員会          図書課長                              整理係  4名  閲覧係  3名  総務係  1名      係  長  1 名           係  長  1名          事務主任      事務員  3名           事務員  2名  図書委員会  委員構成(平成 18 年1月1日現在)  施  設        所  属
図 書 館 業 務 分 掌 総務係  (1名) 学内ネットワーク業務 基幹ネット/無線LAN維持管理 サーバ設定・管理 I Pアドレス設定・管理 メールアドレス・メーリングリスト/設定・管理 相談・トラブル受付 ホームページ 図書館ページ 作成・設定・更新 学外文献検索データベースへのリンク 電子ジャーナルの提供(登録・メンテナンス) 館内ネットワーク 維持・管理・運営(視聴覚室やOPACなどのPC) 図書館システム 蔵書検索の提供 利用者データの管理・更新、利用条件の管理・設定 委員会 図書委員会/情報シ

参照

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