(12) 特許協力条約に基づ て公開さ
れ
た国際出願 (19)世界 知的所有 権機関 国際事務局 (10)国際公開番号 (43)国際公開日 2010 年7月1 日(01.07.2010)WO 2010/073375 Al
(51) 国際特 許 分類 (74) 理人 :渡辺 望 稔,外 (WATANABE, Mochitoshi B32B25/18(2006.01) F16L11/04(2006.01) et al・) ; 〒1010032東京都千代田 区岩木町2 T 目1 B32B27/34(2006.01) 2 番5 号 早JIIトナカイビル3 階 Tokyo (JP). (21) 国際 出願 番 号 PCT/JP2008/073747 (81) 指定国(表示のなΛ限り、全ての種類の国 内保 護 可国際 出願日 年 月 日 ) :AE, AG, AL, AM, Aの, AT, AU, AZ, BA,
(22) 2008 12 26 (26. 12.2008)
BB, BG, BH, BR, BW, BY, BZ, CA, CH, CN, Cの, CR, (25) 国際 出願の言語 日本 語 CU, CZ, DE, DK, DM, Dの, DZ, EC, EE, EG, ES, FI, GB, GD, GE, GH, GM, GT, HN, HR, HU, ID, IL, IN, IS, JP, (26) 国際公開の言語 日本 語 KE, KG, KM, KN, KP, KR, KZ, LA, LC, LK, LR, LS,
(71) 出願人 (米国を除<全ての指定国につ( て) :横 LT, LU, LY, MA, MD, ME, MG, MK, MN, MW, MX,
浜ゴム株 式 会 (The Yokohama Rubber Co., LTD.) MY, MZ, NA, NG, NI, NO, NZ, OM, PG, PH, PL, PT,
[JP/JP]; 〒1058685 東 京都港 区新橋 五丁目3 6 番 RO, RS, RU, SC, SD, SE, SG, SK, SL, SM, ST, SV, SY,
1 1号 Tokyo (JP). TJ, TM, TN, TR, TT, TZ, UA, UG, US, UZ, VC, VN, ZA, ZM, ZW.
(72) 発明者 および
(75) 発明者/ 願人 (米国につΛてのみ) :大 石 英之 (84) 指定国(表示のなΛ限り、全ての種類の広域保
(OISHI, Hi eyuki)[JP/JP]; 〒2548601 神 奈 川県平塚 護 1 可 ) :ARIPO (BW, GH, GM, KE, LS, MW, MZ, 市 追 分2 番 1 号 横 浜ゴム 株 式 会 社 平 塚製造 NA, SD, SL, SZ, TZ, UG, ZM, ZW), --Lーラシア
所内 Kanagawa (JP)・山川 賀津人(YAMAKAWA, (AM, AZ, BY, KG, KZ, MD, RU, TJ, TM), ヨーロ ツ/ Kazuto)[JP/JP]; 〒2548601 神 奈 川県平塚市 追 分2 (AT, BE, BG, CH, CY, CZ, DE, DK, EE, ES, FI, FR, GB,
GR, HR, HU, IE, IS, IT, LT, LU, LV, MC, MT, NL, Nの
番 1号 横 浜ゴム株 式 会 社 平塚製造所内 Kana , PL, PT, RO, SE, SI, SK, TR), OAPI (BF, BJ, CF, CG, CI, gawa (JP). 佐藤 浩司 (SATOU, Kouzi) [JP/JP]; 〒
CM, GA, GN, GQ, GW, ML, MR, NE, SN, TD, TG). 2540016 神 奈 川県平 塚市東八幡4 T 目6 番4 0
号 横 浜ゴム株 式 会 社 平 塚東エ 場内 Kanagawa 添 公開書類 (JP).
— 国際調 査報告 ( 条約第2 1条 (3))
(54) Title: HOSE FOR TRANSPORTING REFRIGERANT (54)発明の名 称 :冷媒輸 送用 ホース
(57) Abstract: A hose is provided which includes a gas-barrier layer and a rubber layer bonded thereto without u s
[図1] ing an adhesive or the like and has far higher durability
than conventional ones. The refrigerant transport hose in
cludes an inner-tube layer composed of a gas-barrier layer and a rubber layer tightly adherent to the outer surface thereof. The gas-barrier layer comprises a modified polyamide obtained by blending a polyamide with a car-boxylated modified polyolefin. The rubber layer comprises a rubber composition obtained by compounding specific amounts of a raw-material rubber, an alkylphenol formaldehyde resin, and carbon black. The raw-material rubber comprises specific amounts of a BIMS, a butyl r ub
ber and/or a copolymer rubber which is a halogenated butyl rubber, and an EPDM. The carbon black is a specific one. The refrigerant transport hose has no adhesive layer between the gas-barrier layer and the rubber layer.
(57) 要 約 本 発明の 目的は、接着剤等 を用Λず にガスバリア 層とゴム層とが接 合されており、 さらに従来と 較 して 耐 久,性が 格 段に優れた ホースを提供する ことである 。本 発明のホース は、ガスバリア 層とその外 表面に密着したゴム 層とからなる内管層を備 え る冷媒輸 送用 ホース であって、前記ガスバリア 層が、ポリア ドと カルボキシル基含有変,性ポリオレフィ ン と を ブ レンドして得られる変,性ポリア ドからなり、 前記ゴム層が、特定量の原料ゴム、アルキル フ ェノー ル ホ ル ムアル デデヒヒ ドド樹樹 脂脂おおよよびカー ボ ン ブラック を配合 して なる ゴム 組 成 物からなり、前記原料ゴム が、特定量のB I M S、ブチルゴムおよび または
/ \
ロゲ ン化ブチルゴム である共 重 合ゴム、E P D Mからなり、前記カー ボ ン ブラックは特定のもので あ り、前記ガスバリア 層と前記ゴム層との間に接着剤層を有さなΛ、冷媒輸 送用 ホースである 。明
細
苫
冷 媒 輸 送
用
ホー
ス技
術分野
0001 本発明は、伶媒輸迭用ホースに関す
る。背
景
技
術
0002 近年、カ一ェ
アコン等に使 用され
る伶媒輸迭用 のホース として、カス透過性 の低い
ボリアミト等の樹脂 材 科とコム材 科とを組合せ
た樹脂とコムとの積層体か一
般的に用い
られ
るょぅになっ
てきた。このょぅな樹脂とコムとの積層体におい
て、樹脂材 科とコム 材 科との接 着 か悪い
と、気体や
被体か接 着 界 面に冊留し、その部 分 の樹脂に膨れ
か発 生す
る。そのため、従来ては接 着剤を使用 したり樹脂材 科に表 面処理なとを施す
ことか一
般的に行 われ
てきた。例えは特井文献 には、カスハリア層と、特定のコム 組成物て形成され
てい
るコ ム屑とか接 着剤て接若され
た伶媒輸迭用ホースか記載され
てい
る。 0003 しか
し、接 着剤等を用い
て良好な接 着 状態を得るためにはこれ
らの処理 を一
定の 条件下て行ぅ必要かあるため、作業工程数か増えるたけてなく、ホースの庫続 生産 か 難しく、生産コス トかかか
り問題てあっ
た。また、接 着剤等を用い
ると、有機 溶剤の使 用 にょっ
て地球環 境へ悪影響を及 はす
可能性 かある。 そこて、特井文献2
おょひ3
ては、接 着剤等を使用せす
に樹脂とコムとを接 合したホ ースか提案され
た。 0004 特井文献 1 特詐第3
0747 00号公報 特井文献2 特詐第389
7 8号公報 特井文献3 特開2
002
07964
号公報発
明の開
示
発
明
が解決
し
ようとす
る裸題
0005 しか
しなから、本発明者か検討したところ、特井文献2
おょひ3
に記載のホースは耐 久性 か不十
分てあることかわかっ
た。 したかっ
て本発 明の目的は、接 着剤等を用い
す
にカスハリア層とコム屑とか接 合され
ており、さらに従来と比較して耐 久性 か格段に優れ
たホースを提供す
ることにある。裸
題 を
解決
す
るための
手
段
0006 本発明者は鋭首検討し、特定の成分を特 定 の最比て含む
、カスハリア層およひコ ム屑か
らなる内管屑 を備 える伶媒輸迭用ホースか、接 着剤等を用い
す
にカスハリア 層とコム屑とか強固に接 合され
ており、かつ
従来と比較して格段に耐 久性 か優れ
るこ とを見出し、本発明を完成させ
た。 0007す
なわち、本発明は吹の ( )~
(3) てある。 ( )カスハリア層とその外 表 面に笘 若 したコム屑とか
らなる内管屑 を備 える伶媒輸迭 用ホースてあっ
て、前記カスハリア層か、ボリアミトと力ルホキ ンル某含有変性ボリオ レフインとをフレントして得られ
る変性ボリアミトか
らなり、前記コム屑 か、原科コム 0 0質呈部に対 して、アルキルフェ
ノールホルムアルテヒト醐
旨~
5質呈部、およひ カ一ホンフラノク3
0~
8 0質呈部を配合してなるコ ム組成物か
らなり、前記原科コム か、S
と、フチルコムおよひ またはハロケンィヒフチ ルコムてある共重合コムと、P
とか
らなり、前記原科コムにおける前記S
の含有呈か5~
4
0質呈部てあ り、前記S
と前記共重合コムとの含有呈の合 計 か2
0~
8 0質呈部てあり、P
の含有呈か8 0~
2
0質呈部てあり、前記カ一ホンフラノクは、 S 三7 5 2 、か
つ
P
吸仙呈三g
0c 00てあり、前記カスハリア層と前記コム屑との間に接 着 剤屑 を有さない
、伶媒輸迭用ホース。 (2 )
前記共重合コムかハロケンィヒフチ ルコムてある、上記 ( )に記載の伶媒輸迭用 ホース。 (3) 前記ボリアミトか、ボリアミト6、ボリアミト 、ボリアミト2
、ボリアミト4
、ボリアミ ト6 、ボリアミト6 0、ボリアミト62
およひボリアミトX
ならひにこれ
ら の中の2
種以上のコポリマーか
らなる群か
ら選はれ
る少 なくともつ
てある、上記 ( )ま たは (2 )
に記載の伶媒輸迭用ホース。発
明の効果
0008 本発明によれ
は、接 着剤等を用い
す
にカスハリア層とコム屑とか接 合され
ており、さ らに従来と比較して耐 久性 か格段に優れ
たホースを提供す
ることかてきる。図
面の簡
単
な説
明
0009 図 図 は、本発明のホースの好適実施例の斜 視図である。
符
号の説 明
0010 本発明のホース2
内管屑2
ガスバリア層22
ゴム屑3
補強屑4
外管屑発
明を実
施
す
るための最
良の形態
0011 本発明のホースについ
て詳 細に説 明す
る。 本発明のホースは、ガスバリア層とその外 表 面に密 着 したゴム屑とか
らなる内管屑 を備 える冷媒輸送用ホースである。このガスバリア層とゴム屑との間には接 着剤か
ら なる屑は存在しない
。前記内管屑のみか
らなり他の屑 を有さない
場合 でも本発明の ホースに含 まれ
る。 本発明のホースの構成 は後に具体例 を用い
て説 明す
るが、従来のものと同様であっ
てよい
。 0012 くガスバリア層ノ ガスバリア層につい
て説 明す
る。 本発明のホースにおけるガスバリア層は、ボリアミドと力ルボキシル某含有変性ボリ オレフインとをブレンドして得られ
る変性ボリアミドか
らなる。 なお、ガスバリア層は前記変性ボリアミドか
らなっ
ていれ
ばよく、本発明の目的を達 成できる範囲で他の成分 (例えば添加剤等 )を含んでもよい
。このように他 の成分を 含んでい
る場合 であっ
ても、本発明の範囲内である。 0013 ボリアミドは特 に限定され
ない
ものの、ボリアミド6、ボリアミド 、ボリアミド2
、ボリア ミド4
、ボリアミド6 、ボリアミド6 0、ボリアミド62
およびボリアミドX
6ならびにこれ
らの2
種以上のコポリマーか
らなる群か
ら選ばれ
る少 なくともつ
である ことが好ましい
。 0014 カルボキシル某含有変性ボリオレフインとしては、例えばエチレン、プロピレン、プタジエンなどのオレフィン
や
ジエンモノマ一を単独 重合または共重合したボリオレフィン に無水マレイン酸などの酸 無水物をグラフト重合す
ることにより官
能某を約0 ・~
0 モル 導入した変性ボリオレフィンが好ましく用い
られ
る。 0015 ボリアミドと力ルボキシル某含有変性ボリオレフィンとのブレンド比(質呈比)は9
0 0~
5 05
0が好ましく、8 5 5~
6 535
がより好ましい
。か
レポキシル某含有変 性ボリオレフィンの割合が大きくなると本発明のホースの柔 軟性 はよくなるが耐冷媒 透過性が低下す
る可能性があり、またⅡ
、
さくなると耐冷媒透過性 はよくなるがゴム屑と の接 着性および柔軟性が劣る傾向にある。 0016 変性ボリアミドとしては、例えばボリアミド6と無 水マレイン酸変性ボリオレフィンとをア ロイ化したものと考えられ
るデュ
ボン社製のザイテルS8
0 、ザイテルS 、ザイ テルS8
S
などのザイテルS シリーズなどがあげられ
る。 0017 ガスバリア層は前記変性ボリアミドを例えば管 状に押出し成形す
ることによっ
て形成す
ることができる。 ガスバリア層の厚さは特に限定され
ない
ものの、0
・0~
0・5 0 が好ましく、0
・ 05~
0・3
0 がより好ましく、0
・05~
0・2
0 が さらに好ましい
。このような範囲 であると、成形 作業性および耐冷媒透過性ならびに可擁性がより良好となる傾向が ある。 0018 くゴム屑ノ ゴム屑につい
て説 明す
る。 ゴム屑は、原料ゴムに特 定 最のアルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂と、特定 最のカーボンブラックを配合してなるゴム組成物か
らなる。 ここで、ゴム屑は原料ゴムとアルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂とカーボンブ ラックとか
らなっ
ていれ
ばよく、本発明の目的を達成できる範囲で他の成分を含んで もよい
。このように他 の成分を含んでい
る場合 であっ
ても、本発明の範囲内である。 0019 初めに、原料ゴムについ
て説 明す
る。 原料ゴムはS
と、ブチルゴムおよび またはハロゲン化ブチルゴムである共重 合ゴムと、P
とか
らなる。 0020 前記原料ゴムが含む
S
につい
て説 明す
る。S
は、 アルキルスチレン(PS)
含有呈が5~
2 5質呈 。、臭素()
含有呈 が ・5 質呈 以上であり、 アルキルスチレン単位と臭素 単位との質呈比が0 ・ 5 三 PS
三0・4 0である、炭素原子数4~
7 のイソモノオレフィンと アルキルス チレンとの共重合ゴムの臭素化物である。ム一二一粘度(8
2 5)
は3 0以 上である。 0021 炭素原子数4~
7 のイソモノオレフィンは、例えばイソブチレンが挙げられ
る。 ア ルキルスチレンは、例えば メチルスチレン、 エチルスチレン等の炭素原子数~
5 のアルキル某をパラ位に有す
るスチレンが挙げられ
る。S
における アル キルスチレンの含有呈は、 アルキルスチレンのアルキル某の臭素化物も含め、 一アルキルスチレン骨
格を有す
るもの全てについ
て、5~
2 5質呈 。、好ましくは5~
0質呈 である。5 質呈 以上であると、耐冷媒透過性 等 に優れ
る。2 5質呈 以下 であると、ゴム組成物が低 温で脆 化す
ることもなく、耐寒性 に優れ
る。 002 2S
には、市販品があり、例えば、エクソン化学社製のXXP O
シリーズが挙げ られ
る。具体的には、イソブチレンと メチルスチレンとの共重合ゴムの臭素化物で ある同社製のo
3745 が挙げられ
る。 002 3 前記原料ゴムが含む
前記共重合ゴムについ
て説 明す
る。 前記共重合ゴムは、ブチルゴムおよび またはハロゲン化ブチルゴムであり、ハロ ゲン化ブチルゴムであることが好ましい
。得られ
る本発明のホースの耐 久性がより高 まるか
らである。 ブチルゴムとしては、一
般的なイソブチレン・
イソプレンゴムを使用でき、特に制 限され
ない
が、そのイソプレンの含有呈は不飽 和度として0 ・6~
2・5 モル 。、分子呈は ム一二一粘度で3 5~
60( 25oC)であることが好ましい
。また、ハロゲン化ブチルゴム としては塩素化ブチルゴム、臭素化ブチルゴム等が挙げられ
る。これ
らのハロゲンィヒ ブチルゴムも、一
般的なものを使用す
ることができるが 、塩素化ブチルゴムの場合、 塩素含有呈は~
2・5 質呈 。、イソプレンの含有呈は不飽 和度として0 ・6~
2・5 モ ル 。、分子呈はム一二一粘度で3 0~
60( 2 5 C )であることが好ましい
。また、臭素 化ブチルゴムの場合、臭素含 有呈は~
2・5 質呈 。、イソプレンの含 有呈は不飽 和 度として0・6~
2・5 モル 、分子呈はム一二一粘度で2 5~
5 5 ( 2 5 C )であることが好まし
い
。 0024 前記原料ゴムが含む
P
は、エチレン、プロピレンおよびジエンか
らなる一
般的 な共重合体 ゴムであれ
ば特に限定され
ない
。市販品としては、三井化学社製の三井P
4
07 0を例示す
ることができる。プロピレン含有呈は、 0~
70o
であるのが 好ましく、 5~
5 0o
0であるのがより好ましい
。ジエン成分 は、例えば、エチリデン ノルボルネン、ジシクロペンタ、ジエン、 ,4
ヘキザジエンが挙げられ
る。中でも、架 橋速 度の速い
エチリデンノルボルネンが好ましい
。ジエン成分の最 は、ョウ素価で3
~
2 5
であるのが好ましく、5~
2
0であるのがより好ましい
。 002 5 前記原料ゴムにおける前記S
の含有呈は5~
4
0質呈部であり、前記S
と ブチルゴムおよび またはハロゲン化ブチルゴムである共重合ゴムとの含有呈の合 計は2
0~
8 0質呈部であり、前記P
の含有呈は8 0~
2
0質呈部である。 0026 ここでS
の含有呈が5質呈部末満では、必要とす
るゴム付きが得られ
難い
。す
なわち、ガスバリア層の表 面に接 着ゴム屑 を必要な厚さで形成す
ることが困難になる 。また4
0質呈部を超えると、必要とす
る接 着力が得られ
にくい
。す
なわち、ガスバリア 層の表 面にゴム屑 を強固に接 着す
ることが困難になる。 002 7 また、上記のP
の存在比は、70~
5 0質呈部であることが好ましい
。 また、P
の存在比が2
0質呈部末満では、必要とす
る接 着力およびゴム付きが 得られ
難い
。また8 0質呈部を超えると、加硫 速 度が遅くなりホースの生産性が低下す
る。 0028 次に、アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂 につい
て説 明す
る。 アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂 は、前記原料ゴムの加硫剤として作用す
ることができる。 アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂 には、ハロゲンィヒされ
たア ルキルフェ
ノー ルホルムアルデヒド樹脂 (ハロゲン化アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂 )も含 まれ
る。中でも臭素化アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂が好ましい
。 アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂としては、例えば田岡化学工業社製のタ ッキロール2 5
0 等の市販 品を使用す
ることができる。 0029 アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂 の配合 最 は、前記原料ゴムの 00質呈部に対 して
~
質呈部であり、2
~
0質呈部であることが好ましく、2
~
7質呈部であ ることがより好ましい
。 質呈部未満であると必要とす
る接 着力が得られ
難い
場合があ る。す
なわち、ガスバリア層の表 面にゴム屑 を強固に接 着す
ることが困難になる可能 性がある。また 5質呈部を超えるとゴム屑の物性 (硬さ)が損なわれ
る場合がある。 0030 次に、ヵ
一ボンブラックについ
て説 明す
る。 本発明で用い
るヵ
一ボンブラックのコロイダル特性 は、 S 三7 5 2 、かつ
P
吸油呈三g
0c 00である。 S が 未満またはP
吸油呈がg
0c 00末満であると、ガスバリア層の表 面にゴム屑 を強固に接 着す
ることが困難 2 2 になる。 S は8 0~
5 0 であることが好ましく、8 0~
2
0 であることが より好ましい
。P
吸油呈は9 5
~
4
0c,
00であることが好ましく、 00~
3
0 c 00であることがより好ましい
。 ここで S とはヵ
一ボンブラックの表 面に吸着す
る空素分子呈を意 味し、具体的 にほJ S
6 2
7 に規定の方法で測定して求めた値を意 味す
るものとす
る。 また、P
吸油呈はヵ
一ボンブラックの凝集体に吸収され
る油分呈を意 味し、具体 的にほJ S
6 2
7 に規定の方法で測定して求めた値を意 味す
るものとす
る。 0031 前記ヵ
一ボンブラックの配合 最 は、前記原料ゴムの 00質呈部に対 して3
0~
8 0質 呈部であり、4
0~
6 5質呈部であることが好ましい
。3
0質呈部未満であると必要とす
る 接 着力が得られ
にくい
。す
なわち、ガスバリア層の表 面にゴム屑 を強固に接 着す
るこ とが困難になる。また8 0質呈部を超えると未加硫ゴムの粘度が高くなり、加工性 を阻 告す
る。 003 2 前記ゴム屑は前記原料ゴム、前記アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂および 前記ヵ
一ボンブラックの他に他 の成分として、さらに亜鉛 華 (Z O)
、加硫助剤、加硫 促進剤、添加剤を含んでもよい
。 加硫助剤としては、例えば、アセチル酸、プロピオン酸、ブタン酸、ステアリン酸、ア クリル酸、マレイン酸 等の脂 肪 酸 アセチル酸亜鉛、プロピオン酸亜鉛、ブタン酸亜鉛 、ステアリン酸亜鉛、アクリル酸亜鉛、マレイン酸亜鉛 等の脂 肪 酸 亜鉛が挙げられ
る。 加硫 促進剤としては、例えば、テトラメチルチウラムジスルフィド()
、テトラエデヒ
ト
アンモニア系 ジフェ
ニルグアニジン等 のグアニジン系 ジベンゾチアジルジザ ルファイド()
等 のチアゾール系 シクロヘキシルベンゾチアジルスルフェ
ンアマイ ド等 のスルフェ
ンアミド系のものが挙げられ
る。 添加剤としては、例えば、クレー等の充填剤、パラフィン系オイル等の軟ィヒ剤、可塑 剤、加工助剤、老化防止剤、顔料 等が挙げられ
る。 003 3 前記原料ゴム、前記アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂、および前記ヵ
一ボ ンブラックを配合してなるゴム組成物 を得る方法 は特に限定され
ない
。例えば、所定 最のS
、ブチルゴムおよび またはハロゲンィヒブチ ルゴム、ならびにP
に、 所 定 最のヵ
一ボンブラック、必要に応じてパラフィン系オイル等の添加剤や
加工助剤 を加え、ロール、バンバリーミキザ一等により混合し、引き続い
て、上記 特 定 最アルキ ルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂、必要に応じてその他 の亜鉛 華、加硫助剤、加硫 促進剤を加えて混合す
ることで得ることができる。 0034 ゴム屑の厚さは特に限定され
ない
が、0
・5~
3
・ が好ましい
。 003 5 本発明のホースは、このようなガスバリア層とその外 表 面に密 着 したゴム屑とか
らな る内管屑 を備 え、前記ガスバリア層と前記ゴム屑との間に接 着剤屑 を有さない
冷媒輸 送用ホースである。 内管屑が上記に説 明したような特定成分を特 定含有呈で含む
ガスバリア層および ゴム屑か
らなるものでない
と、接 着剤を使用す
ることなしにガスバリア層とゴム屑とを強 固に加硫接 着す
ることはできない
。す
なわち、高接 着性 (高接 着力および高ゴム付き ) を発 現す
ることはできない
。 0036 本発明のホースの内径および外径ならびに長さは特に限定され
ない
。 例えば内径は5~
2
0 であることが好ましく、7~
であることがより好ましい
003 7 本発明のホースは前記内管屑 を備 えるものであれ
ば、その他に、さらに補強屑や
外 管屑 を有す
るものであっ
てよい
。 0038 補強屑としては、ブレード状 で形成され
たものでもスパイラル状で形成され
たもので もよく、特に限定され
ない
。用い
る材料としてほ、糸 、ワイヤ等 を挙 げることができる。 補強糸としては、ビ二ロン繊維、レ一ョン繊維、ボリエステル繊維、ナイロン繊維、芳香族ボリアミド繊維 等 で製 造さ
れ
た糸 が例示できる。また、補強用ワイヤとしては、硬 鋼線が例示され
、さらに具体的には、防錆および接 着性付 与のためにブラスメッキワ イヤまたは亜鉛メッキワイヤが例示され
る。 0039 外管屑は前記内管屑や
前記補強屑の外側に形成され
るものであり、その材 質、構 造、厚さ等を特に限定され
ず、一
般に用い
られ
てい
るゴム組成物、樹脂、金 属ワイヤ 等を使用できる。ゴム組成物として前記原料ゴムを用い
ることもできる。ゴム組成物に は加硫剤、充填剤、補強剤、可塑剤、老ィヒ防止剤、加硫 促進剤、軟化剤、粘着付 与 剤、滑剤、分散剤、加工助剤等が適宜配合され
てい
てもよい
。樹脂としては、例えば ボリアミド樹脂、ボリエステル樹脂、ボリウレタン樹脂、ボリアセタール樹脂、塩化ビニ ル樹脂、ボリプロピレン、ボリエチレン等が挙げられ
る。また、ホースの柔 軟性 を確保 し、振動吸収性能を損なわない
範囲におい
て、重呈増加による振動吸収性能の向上や
強度向上のため、金 属や
繊維 を含有す
ることもできる。外管屑は、例えばソリッド状 、スポンジ状とす
ることができる。また、外管屑は、例えば、筒状であっ
て本発 明のホ ースを挿入して用い
るタイプ、スパイラル状、スプリング状であっ
て本発 明のホースに 巻き付 けて用い
るタイプとす
ることができる。 外管屑の厚さは、~
5 であるのが好ましく、0
・5~
3
がより好ましく、~
2
が さらに好ましい
。 外管屑が複数屑 で形成され
てい
てもよい
。 0040 本発明のホースの構成を図を用い
て説 明す
る。 図 は本発 明のホースの好適実施例 を示す
図である。 図 におい
て本発 明のホース は、ガスバリア層2
とその外 表 面に密 着 したゴム屑22
とか
らなる内管屑 を備 えてい
る。ガスバリア層2
とゴム屑22
の間には、接 着剤屑 は存在してい
ない
が、両屑は強固に密 着してい
る。 0041 この好適実施例 ではゴム屑2 2
の上面に補強屑3
を有し、さらに、その上面に外 管 屑4
を有してい
る。 004 2 本発明のホースは前記内管屑 を備 えるものであれ
ば特に限定され
ず、図 を用い
て説 明した好適実施例における外管屑のさらに外側に他 の屑 を有す
るものであっ
て もよい
。また、本発明のホースは上記のように補強屑 を必ずしも有して
い
る必要はない
が、 補強屑 を備 えてい
ると、ホースの引張り破断強度、使用可能圧力範囲および金具装 着性が向上す
るので好ましい
。特に、本発明のホースを高圧部に用い
る場合は、補 強屑 を有す
ることが好ましい
。 004 3 本発明のホースの製 造方法につい
て説 明す
る。 本発明のホースの製 造方法 は特に限定され
ず、従来公知 の方法を用い
ることがで きる。 例えばガスバリア層およびゴム屑は押 出し成形 して得ることができる。ここで、ゴム屑 は上記の方法で得たゴム組成物を用い
て成形す
ることができる。例えば前述の図 を 用い
て説 明した好適実施態様のホースの場合 であれ
ば、ガスバリア層の外 表 面にゴ ム屑 を積層し、さらに編組またはスパイラル巻などにより補強屑、つい
で外側ゴム屑 を 積層した後、全体を加硫す
ることによっ
て得ることができる。加硫条件は約 50~
8 0C
で加硫を行なうことができる。 004 4 また、他の製 造方法としては、マンドレル上に、ガスバリア層、ゴム屑、補強屑およ び外管屑 をこの順に積層させ
た後に、それ
らの屑 を 40~
90o C 、30~
80分の 条件で、プレス加硫、蒸 気加硫、オーブン加硫(熱気加硫)または温水加硫す
ること により加硫接若させ
て製 造す
ることができる。実
施
例
004 5 以下に、実施例 を用い
て本発 明のホースについ
てより詳 細に説 明す
る。ただし、本 発明はこれ
らの実施例に限定され
るものではない
。 004 6 く試験 :ゴム組成物の押し出し加工性試験ノ 以下に示す
原料 を第 表~
第3表に示す
呈比(質呈部)で混 合し、各実施例および 各比較例におけるゴム組成物を得た。具体的には、S
、ブチルゴムおよび また はハロゲンィヒブチ ルゴム、ならびにP
に、ヵ
一ボンブラック、パラフィン油、ステ アリン酸を加え、ロール、バンバリーミキザ一等により混合し、引き続い
て、アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂、ZO
を加えて混合して組成物を得た。 004 7 ブチルゴム㎝R :XXO
268 、日本ブチル株式会社製 塩素化ブチルゴム ( C R ) XXO CO O
06 6、日本ブチル株式会社製 臭素化ブチルゴム(B R ) XXO
O
O
2255 、日本ブチル 株式会社製S
:o
3745XXO
O
CC
C OP
P
:
三井P 4
070、三井化学社製ヵ
一ボンブラック( C・B・( A )) ショウブラック22
0、昭和キヤボット社製ヵ
一ボンブラック( C B A )) ショウブラック33
0、昭
和キヤボット社製ヵ
一ボンブラック( C・B・( E )) ショウブラック55
0、昭和キヤボット社製 ステアリン酸:ルナック 、花王株式会社製 パラフィン油:プロセスオイル 2 3、昭和シェ
ル石油社製 ZO
:酸化亜鉛 3 種、正同化学工業社製 臭素化アルキルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂:タッキロール2 5 0 、田岡化学 工業株式会社 004 8 なお、ヵ
一ボンブラックにおい
て、 A および A で示され
るものは、 S 三7 5かつ
P
吸油呈三g 0c 00の条件な
満たす
が、 E で示され
るもの注
満 たさない
。 004 9 次に、得られ
た各ゴム組成物の最低ム一二一粘度を測定した。最低ム一二一粘度 はJ S 6 300 のム一二一ス コーチ試験で、 C におい
て測定した値()
を意 味す
るものとす
る。 また、小型スクリュ
ー式押し出し機(スクリュ
ーは圧縮タイプを使用)に、丸棒 状となるへ
ツドを細み
付 け、ヘッド、シリンダー温度 を C、回伝数 を60 にて押し出し
性 を確認 した。そして外観 等、ホース として使 用可能 なレベルにある形 状のものを「 」 、使用不可レベルにあるものを「X」として示した。 0050 く試験2:ゴム組成物の物性ノ 次に、得られ
た各ゴム組成物を 50C のブレス成型機 を用い
、面圧3・Pa
の圧 力下で4 5分間加硫して、2 厚の加硫 シートを作製した。このシートか
J 号ダ ンベル
状の試験片を打ち抜き、引張速度500 分 での引張試験匂
S625
2004に準拠 して行い
、引張強さ( )Pa
」、切断時伸び( ) 」、 00 モジュ
ラス( )
Pa
を室温にて測定した。 0 0 また、J S6253
006のタイプ デュ
ロメータに準じて、各ゴム組成物の硬ィヒ物 の室温における硬さ ( )を測定した。 0051 く試験 3 :接 着性試験ノ なるホースを作製した。 具体的には、初めに、ザイテルS8
S
(表中では「ザイテル」と記す
)またはボリ アミド樹脂(表中では「P6
」と記す
)を、押 出し機 を用い
てマンドレル(外径 ) の上に引き落として成型 し、厚さ0・ のガスバリア層を形成 した。 次に得られ
たゴム組成物を用い
て、上記で得たガスバリア層の外 表 面に、厚さ ・4 のゴム屑 を形成 した。ガスバリア層の外側の表 面にゴム屑 を積層した後、全体を 加硫す
ることによっ
て得た。加硫条件は約 50~
oCで蒸 気圧をか
け加硫を行っ
た。そして、 ・5 の厚さであっ
て外径が の内管屑 を得た。 なお、比較例 につい
ては、ガスバリア層とゴム屑とを接 着材( Ch e ok 402 X、 od
C opo a on
製)を用い
て接 着した。 005 2 このようして得た各ホースについ
て、剥離スピード50 でゴム屑 を剥離した ときの接 着力およびゴム付きを測定した。 ここで接 着力は幅2 5 当たりの接 着力()
を意 味す
る。また、接 着力が40 2 5 以上のものを「 」、接 着力が40 2 5 未満のものを「X 」として評価 した。 また、ゴム付きはゴムが剥がれ
ず残留してい
る面積比( ) を意 味す
る。また、これ
に加えて、剥がれ
ずに残留したゴムの厚さも測定して「厚い
」、「薄い
」、「界面」(ガス バリア層とゴム屑との界 面で剥離したものを意 味す
る。)で示した。そして、厚い
ものを 「 ( 良好)」、「薄い
」ものを「 」、「界面」で剥離したものを「X 」と評価してこれ
を記し た」
0 005 3 く試験 4 :デラミネーション試験ノ 上記の試験 3と同様の方法で、各実施例および各比較例におけるホースを作製し た。ホースの内径は 、外径は 8 (内管屑の厚さは ・5 である)、長さ は50c とした。次に、ホースに金 具を装 着後、冷媒
(
34a)
を封入し、9
0oC
のオー ブンに24
時間放置した。ここで冷 媒は0
・6
c
となるように封入した。 次に冷 媒 を解放後、ただちに2
0oC
のオープンに入れ
、24
時間放置した。 そして、その後、ホースを半分に切り(
縦割り)
、ゴム屑の剥離(
タナ落ち)
を確認 した 。タナ落ちがなか
っ
たものを「 」、タナ落ちが発生したものを「X
」として示す
。 0054 く試験5
:
ガス透過性試験ノ 実施例3
および実施例4
におけるホースのそれ
ぞれ
につい
て、ホース両端に金 具を 装着した長さ5
0c
のホース4
本を用意 した。次にその中の3
本につい
て、0
・6
。
となるように冷 媒 を封入した。また、残りの 本 は冷 媒 を封入せ
ずに密 閉した。そし て、 oC
で24
時間経 過 後における質呈および96
時間後における質呈を測定す
る ことで、72
時間当たりのガス透過呈(
72 )
を算出し、34a
の透過性 を調 べた。 0055 表 第1表 その1 0056 表 2第 表 その )
表3
005 8 表4
第 表( その「)
第2表 その
表6