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岐阜県多文化共生推進基本方針 ( 案 ) に対するパブリックコメントとそれに対する県の考え方 ( パブリックコメント結果 ) ページ番ご意見 ( 概要 ) 号 年毎に見直しをされるようですが 大きな社会情勢などの変化があれば見直しをする必要があると思います 基本は5 年で良いと思いますが

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Academic year: 2021

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ペー ジ番 号 ご意見(概要) 意見に対する県の考え方 1 1 5年毎に見直しをされるようですが、大きな社会情勢などの変化があれば 見直しをする必要があると思います。基本は5年で良いと思いますが、そ の間も状況によって見直すことも追記してはどうでしょうか。  ご意見のとおり、計画期間中であっても必要に応じて見直しを行 いますので、以下のとおり記載いたします。 <修正箇所(下線部)> P1 基本方針の対象期間は、平成29年度から平成33年度までの5 年間とします。なお、期間中であっても必要に応じて見直しを行い ます。 2 12 「外国籍県民」から「外国人県民」に改めることで、国籍にかかわらず支 援の対象となりますし、分かりやすくていいと思います。  ご意見のとおり、外国籍の県民だけでなく、幅広く外国にルーツ を持つ方々との多文化共生を進めていくということが分かりやすい よう「外国人県民」としました。 3 13 (学校における学習支援等の体制整備) 将来を考えると子供達への教育は絶対にしっかりと行うべきだと思いま す。教育について数値で評価するのは適切ではないかもしれませんが、可 能であれば数値目標の設定を検討してもらいたいです。  岐阜県教育委員会において、学習支援等の体制整備として、日本 語指導が必要な子どもに指導するためのカリキュラムを作成してい ます。ご指摘の数値目標としまして、日本語初期指導を含めた特別 なカリキュラムを整備する学校の割合を設定します。 <修正箇所(下線部)> P14 ○ 外国人児童生徒向けに作成した特別のカリキュラムの普及を図 るなど、外国人児童生徒の日本語指導や学校生活への適応、学力向 上に向けた取組みを推進します。 (カリキュラムを整備した学校の割合 H33年度:100%) 4 13 14 (子どもの教育) 子供たちが日本で暮らしていくには、小学校入学時から高校卒業までの トータル支援が必要だと思います。高校生のインターンシップなどは是非 実施してもらいたい。  ご意見のとおり、高校生等へのインターンシップなどの取組みを 進めてまいります。 5 16 (県・市町村における外国人防災対策の強化) 防災対策については、市町村へ県からも働きかけをお願いします。  ご意見のとおり、外国人防災対策の強化に向けた働きかけを進め てまいります。

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号 6 16 (外国人防災人材の育成) ぜひ進めていただきたいと思いますので、可能であれば他にあるように数 値目標の設定を検討してもらいたいです。  外国人防災人材の育成は、先の熊本地震の検証も踏まえ新たに取 り組んでいくものですが、まずは、外国人県民の方が我が国の防災 の考え方を理解し、その上で防災知識を習得することが必要である と考えております。  このため、明確な数値目標の設定については尚早であり、当面は 外国人県民に対する研修会等を開催するなど、災害時の担い手とな れるような外国人防災人材の育成に向け、着実に取り組んでまいり ます。 7 17 19 (情報提供の充実等) (多文化共生の地域づくり ①多文化共生社会の実現に向けた意識醸成) 多言語ややさしい日本語で情報提供すれば、外国人県民が日本のルールに 則って生活できるようになるとは限りません。なぜなら、その情報が日本 人視点で表現されていると、その重要性が必ずしも外国人県民に伝わると は限らないからです。 つまり、情報をただ読めるようにすればよいのではなく、行動の変化につ ながる内容にしていくため、情報そのものに外国人県民の視点を加えるこ とが必要です。そこで、広報「岐阜県からのお知らせ」などを、外国人県 民の興味を惹きつつ理解しやすい内容に変えていく場として、「外国人県 民情報会議」の開催が必要と考えます。 この会議は、協力的な外国人県民に月1回の頻度で集まってもらい、行政な どが伝えたい情報の表現を修正したり内容を追加したりしていく場です。 その結果、外国人県民にとって分かりやすく、興味の惹く表現や内容の情 報が発信されることで、その行動の変化につながりやすくなると考えま す。従って、情報提供を充実させる取組みの一環として、「外国人県民情 報会議」の開催を、本プランの施策として追加することを提案します。  外国人県民の視点で情報提供を行うことは重要であると考えてお り、現在も県国際交流センターの国際交流員等の意見も踏まえなが ら情報提供に取り組んでいるところです。  また、本県では外国人県民の意見を施策に反映するため、外国人 県民のキーパーソンからなる「岐阜県外国籍県民会議」を設置して いるところです。  ご意見を踏まえ、まずは、こうした会議の場や委員の方にも、外 国人県民が興味を惹きつつ理解をしやすい情報提供のあり方につい てご意見を伺いたいと考えておりますので、以下のとおり修正いた します。 <修正箇所(下線部)> P17 (情報提供の充実等) 〇 県広報「岐阜県からのお知らせ」のほか、市町村等とも連携 し、保育所の入園に関する情報、その他生活に必要な情報などの多 言語化を進めるとともに、情報提供の方法や表現のあり方などにつ いては「外国籍県民会議」の委員をはじめ、外国人県民の意見を踏 まえながら取り組むなど、情報提供の充実に向けた取組みを推進し ます。

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号 8 17 市町村の仕事かもしれませんが、ごみの捨て方など、地域でトラブルなく 暮らすことができるよう、生活について外国人に理解してもらうことも必 要だと思います。  ご意見を踏まえ、市町村とも連携しながら、外国人県民向けに生 活についての基本的な情報を取りまとめたガイドブックの作成など に取り組むこととし、以下のとおり修正します。 <修正箇所(下線部)> P17 (情報提供の充実) 〇 県広報「岐阜県からのお知らせ」のほか、市町村等とも連携 し、保育所の入園に関する情報、その他生活に必要な情報などの多 言語化を進めるとともに、情報提供の方法や表現のあり方などにつ いては「外国籍県民会議」の委員をはじめ、外国人県民の意見を踏 まえながら取り組むなど、情報提供の充実に向けた取組みを推進し ます。 9 17 (情報提供の充実) 日本での基本的な生活ルールガイド(挨拶やゴミだし等)は外国語で提供 が必要だと思います。外国人がルールを守らないと、これだから外国人 は・・・といわれがちなので、多文化共生の推進には必要なことだと思い ます。 同上 10 17 医療は、命に係わることなので、できるだけ医療通訳がいる病院を増やし てもらいたいです。  ご意見のとおり、県内医療機関が行う医療通訳の雇用に対する支 援や、医療通訳ボランティアの育成・確保を進めます。 11 17 (情報提供の充実) 県の広報紙の多言語化は素晴らしいと思います。  ご意見のとおり、県広報「岐阜県からのお知らせ」の多言語化な ど、外国人県民への情報提供の充実に向けた取組みを推進します。

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号 12 19 外国の子供が日本語や日本の文化を吸収するだけでなく、日本人の子供に とっても外国人の子供から他国の文化や考え方を学ぶことができると思う ので、学校でもお互いの文化を学ぶ授業や時間を作っていただくなど、多 文化共生についてしっかりと取り上げてもらいたいと思います。  ご意見のとおり、互いの文化を学ぶことは大切なことです。公立 小中学校におきましては、外国と日本の文化を理解する学習や取組 みを行っています。例えば、小学校の外国語活動の時間は、地域の 状況や子どもの発達に合わせて、外国の言語だけでなく文化につい ても理解を深める時間となっています。また、中学校の英語では、 外国や日本の生活や文化についての理解を深めることにも配慮して 教材を使用するようにしています。 <修正箇所(下線部)> P19 ○ 学校への国際交流員等の派遣や、外国と日本の文化を理解する 学習・活動などにより、児童生徒対する国際理解や多文化共生の意 識啓発を推進します。 13 20 (外国籍県民会議) 外国籍民会議とありますが、外国人県民会議とするのが正しいのではない でしょうか?  基本方針の改定後に、外国籍県民会議の設置要綱を改正し、外国 人県民会議とする予定です。 14 20 県、市町村(市町村国際交流協会を含む)、岐阜県国際交流センター、民 間団体(NPO等)、企業、県民が、それぞれ果たすべき役割を認識し、 連携して取り組んでいく必要があります。 とありますが、国とも連携する 必要があるのではないでしょか。  ご意見のとおり、国ともしっかりと連携しながら進める必要があ ると考えており、現在も国(労働局など)とも連携しながら取り組 みを進めておりますので、以下のとおり修正いたします。 <修正箇所(下線部)> P20  多文化共生の推進に向けては、国、県、市町村(市町村国際交流 協会を含む)、岐阜県国際交流センター、民間団体(NPO等)、 企業、県民が、それぞれ果たすべき役割を認識し、連携して取り組 んでいく必要があります。 15 (全体) 県だけでなく国もしっかり進めるよう、県としても要請することを検討し てもらえればと思います。  ご意見のとおり、国に多文化共生の推進について、しっかりと要 望をする必要があり、現在も他県と連携しながら、国への提言・要 望を行っておりますので、以下のとおり修正いたします。 <修正箇所(下線部)> P21 〇 国における日系定住外国人施策の推進状況や、高度人材の受 入、外国人留学生の就労拡大などの動向も注視しつつ、外国人児童 生徒に対する教育の充実や、就労環境の適正化、外国人患者の受入 環境の整備などの多文化共生の推進に向けた取組みを進めるよう国 に提言・要望等を行います。

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号 16 (全体) 国が、専門人材や留学生の受け入れ、規制緩和などで、外国人の受入を進 めていますので、国が率先して外国人支援に取り組むように要望してくだ さい。 同上 17 (全体) 具体的に事業内容が記載してあるので良いことだと思います。しっかり進 めていただきたいです。  ご意見のとおり、本基本方針に基づき多文化共生の推進を進めて まいります。 (全体) 外国人住民が地域に増えると、生活習慣の違いによる騒音やゴミの分別な どの問題が起きて、外国人住民が、日本人住民の迷惑な隣人になることも あります。一方で、生活習慣の違いはすぐ直らないうえに、言葉もあまり 伝わらないため、これらの問題はなかなか解決できません。従って、仮に 意識醸成の事業によって多文化共生を頭で理解しても、迷惑な隣人との交 流は自然と生まれません。 また、多様な交流の機会を提供しても、多文化共生に興味のある同じ顔ぶ れの住民や、地域外の住民ばかりが参加しているだけで、同じ地域の住民 交流になかなかつながりません。 さらに、多くの外国人住民は、その生活を営むことで精一杯な場合も多い 状況です。従って、イベントなどの情報を母国語で入手できたとしても、 時間的・言語的などの制約から自発的な参加が難しい現実もあります。そ のため、意識醸成の事業や交流事業などは、結局、多文化共生に関心を持 つ一部の層にしか効果がなくて、拡がりのある多文化共生の地域づくりに ならない状況が、日本の各地域で見られます。 (続く)  県では、ご指摘のとおり市町村から推薦いただいた方を多文化共 生推進員として委嘱し、地域の外国人県民と行政の橋渡しや、地域 での多文化共生に資する活動を担っていただいています。  したがいまして、まずは、この多文化共生推進員の拡充や、行政 (県・市町村)と多文化共生推進委員の情報交換の充実などによ り、地域における多文化共生を推進したいと考えております。  また、地域住民同士の課題解決に向けては、専門家の派遣を行う 等地域づくりを推進する取組みも実施していますので、地域や市町 村に活用いただけるよう引き続き周知に努めたいと考えておりま す。 18

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ペー ジ番 号 ご意見(概要) 意見に対する県の考え方 (続き) そこで、騒音やゴミの分別などの問題を緩和しつつ、住民同士の間を意識 的につなぐ第三者が、外国人住民の多い地域に必要です。今回のプランで は、多文化共生推進員が、これらの役割も担うものと理解します。しか し、多文化共生推進員はボランティアのため、本人の都合などに活動が左 右されて、必ずしも狙い通りに機能しません。 そこで、外国人住民の集住地域をモデル地区に指定した上で、公民館に コーディネーターを派遣する事業を試験的に運用することを提案します。 そもそも、外国人住民と一括りに表現できても、その実態は経済状況、教 育環境、在留資格などで多様な背景を持つため、一律の施策がなかなか機 能しません。そこで、双方の住民と日頃から人間関係を築きつつ、地域の 現状に根差した対応策を考えて実行できる人材が、外国人住民の多い地域 に必要です。 これらの業務は、地域住民との人間関係を日頃から築ける場所で働いてい る人材、例えば、地域住民の「つどい・まなび・むすび」をその目的にす る公民館職員の方々に適任と考えます。一方で、公民館の所管は各市町村 に委ねられているため、県としては、コーディネーターの有用性を試験す るモデル事業の実施が必要と考えます。 公民館に配置されたコーディネーターが、双方の住民と信頼関係を築いて イベントなどに誘えば、多文化共生に対する興味のあるなしに関係なく参 加者が増えて、地域住民同士の交流が促進される可能性も高まります。ま た、地域住民の苦情を日々把握して適切な対処をすれば、様々な問題も緩 和に向かいます。 例えば、人口5千人の内、半分が外国人住民になった埼玉県川口市の川口芝 園団地では、大学生ボランティア団体「芝園かけはしプロジェクト」が、 双方の住民と信頼関係を築いて、上述のような役割を担っています。一方 で、ボランティア活動には限界があるため、コーディネーターが業務とし て携わることで、個人の事情に左右されない安定的な取り組みが可能にな ります。 そして、コーディネーターや多文化共生推進員の統括責任者として、県職 員の方々が、横断的な視点での情報共有や研修などを実施します。これら によって、コーディネーターなどが各地域に根差して活動する縦の取り組 みと、県全体に効果の波及する横の取り組みが合わさって、結び目の固い 多文化共生の施策を展開できるものと考えます。 従って、多文化共生の地域づくりの施策として、①外国人住民集住地域の 公民館にコーディネーターを派遣するモデル事業の開始を明示、②コー ディネーター機能(問題の緩和、両住民の人間関係をつなぐ)の明示、③ その評価方法の明示、という3点の追加を提案します。 での多文化共生に資する活動を担っていただいています。  したがいまして、まずは、この多文化共生推進員の拡充や、行政 (県・市町村)と多文化共生推進委員の情報交換の充実などによ り、地域における多文化共生を推進したいと考えております。  また、地域住民同士の課題解決に向けては、専門家の派遣を行う 等地域づくりを推進する取組みも実施していますので、地域や市町 村に活用いただけるよう引き続き周知に努めたいと考えておりま す。

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