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_B REF MMT Medtronic MiniMed, Inc. All rights reserved. CareLink および ipro は Medtronic MiniMed, Inc. の商標です OneTouch OneTouch Ultr

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(1)

CareLink

iPro

糖尿病管理ソフトウェア

(2)

6026150-153 _B REF MMT-7340

© 2017 Medtronic MiniMed, Inc. All rights reserved.

CareLink®および iPro®は、Medtronic MiniMed, Inc.の商標です。

OneTouch®、OneTouch® Ultra®、OneTouch® Ultra®2、OneTouch® UltraSmart®、OneTouch® UltraVue®、OneTouch® UltraMini™、OneTouch® UltraEasy™は、LifeScan, Inc.の商標です。

Ascensia、BREEZE および CONTOUR は、Ascensia Diabetes Care Holdings AG の商標または登録商標です。 Microsoft®、Windows®、Access®、Excel®および Internet Explorer®は、Microsoft Corporation の登録商標です。 Mozilla® Firefox®は、Mozilla Foundation の登録商標です。

Apple®、Mac®、Mac OS®および Safari®は、Apple Inc.の登録商標です。 Adobe®および Reader®は、Adobe Systems, Incorporated の登録商標です。 Oracle®および Java™は Oracle Corporation の商標です。

USBGEAR™は、Quality Cables USA, Inc.の商標です。

販売名:

(3)

  連絡先:   アイルランド: Accu-Science LTD. Tel:+353 45 433000 アゼルバイジャン: Isomed Tel:+994 (12) 464 11 30 アフリカ:

Medtronic Africa (Pty) Ltd. Tel:+27 (0) 11 677 4800 アルゼンチン: Corpomedica S.A. Tel:+(11) 4 814 1333 Medtronic直通 24/7:+0800 333 0752 イスラエル:

Medtronic World Trade Corporation Tel:+972 9972 4400

イタリア:

Medtronic Italia S.p.A. Tel:+39 02 24137 261 Fax:+39 02 24138 210 テクニカルサポート: ホットライン:800 60 11 22 インドネシア: Medtronic International Ltd. Tel:+65 6436 5090 または+65 6436 5000 インド: India Medtronic Pvt. Ltd Tel:(+91)-80-22112245 / 32972359 Mobile:(+91)-9611633007 患者ケアサポートライン:1800 209 6777 ウクライナ:

Medtronic B.V. Representative office in Ukraine Tel:+38 044 392 04 01 Лінія цілодобової підтримки: 0 800 508 300 オランダ、ルクセンブルグ: Medtronic B.V. Tel:+31 (0) 45-566-8291 フリーダイヤル:0800-3422338 オーストラリア:

Medtronic Australasia Pty. Ltd. Tel:1800 668 670 オーストリア: Medtronic Österreich GmbH Tel:+43 (0) 1 240 44-0 24 時間ホットライン:0820 820 190 カザフスタン: Medtronic BV in Kazakhstan Tel:+7 727 311 05 80 (Almaty) Tel:+7 717 224 48 11 (Astana) Круглосуточная линия поддержки:8 800 080 5001 カナダ: Medtronic of Canada Ltd. Tel:1-800-284-4416 (フリーダイヤル) ギリシャ:

Medtronic Hellas S.A. Tel:+30 210677-9099 クロアチア:

Medtronic Adriatic d.o.o. Tel:+385 1 488 11 20 Fax:+385 1 484 40 60

コロンビア:

Medtronic Latin America Inc. Sucursal Colombia Tel:+(1) 742 7300 Medtronic直通 24/7 (固定電話):+01 800 710 2170 Medtronic直通 24/7 (携帯電話):+1 381 4902 シンガポール: Medtronic International Ltd. Tel:+65 6436 5090 または+65 6436 5000 スイス: Medtronic (Schweiz) AG Tel:+41 (0)31 868 0160 24 時間ホットライン:0800 633333 Fax:+41 (0)318680199 スウェーデン: Medtronic AB Tel:+46 8 568 585 20 Fax:+46 8 568 585 11 スペイン:

Medtronic Ibérica S.A. Tel:+34 91 625 05 42 Fax:+34 91 625 03 90 24 時間:+34 900 120 330 スリランカ: Swiss Biogenics Ltd. Mobile:(+91)-9003077499 または(+94)-777256760 スロバキア共和国: Medtronic Slovakia, s.r.o. Tel:+421 26820 6942

ヘルプライン:+421 26820 6986 スロベニア:

Zaloker & Zaloker d.o.o. brezplačna številka:080 1880 Tel:+386 1 542 51 11 セルビア: Medtronic B.V. Serbia Tel:+381 11 2095 900 タイ: Medtronic (Thailand) Ltd. Tel:+662 232 7400 チェコ共和国

Medtronic Czechia s.r.o. Tel:+420 233 059 111 24 時間サポートライン(24/7): +420 233 059 059 Zákaznický servis (8:00 - 17:00): +420 233 059 950 チリ: Medtronic Chile Tel:+(9) 66 29 7126 Medtronic直通 24/7:+1 230 020 9750 Medtronic直通 24/7 (Santiagoから):+(2) 595 2942 デンマーク:

Medtronic Danmark A/S Tel:+45 32 48 18 00 トルコ:

Medtronic Medikal Teknoloji Ticaret Ltd. Sirketi. Tel:+90 216 4694330 ドイツ: Medtronic GmbH Geschäftsbereich Diabetes Tel:+49 2159 8149-370 Fax:+49 2159 8149-110 24 時間ホットライン:0800 6464633

(4)

ニュージーランド: Medica Pacifica Tel:64 9 414 0318

フリーダイヤル:0800 106 100 ノルウェー:

Medtronic Norge A/S Tel:+47 67 10 32 00 Fax:+47 67 10 32 10 ハンガリー: Medtronic Hungária Kft. Tel:+36 1 889 0688 バングラデシュ: Sonargaon Healthcare Pvt Ltd. Mobile:(+91)-9903995417 or (+880)-1714217131 フィリピン: Medtronic International Ltd. Tel:+65 6436 5090 または+65 6436 5000 フィンランド: Medtronic Finland Oy Tel:+358 20 7281 200 ヘルプライン:+358 400 100 313 フランス:

Medtronic France S.A.S. Tel:+33 (0) 1 55 38 17 00 ブラジル:

Medtronic Comercial Ltda. Tel:+(11) 2182-9200 Medtronic直通 24/7:+0800 773 9200 ブルガリア: RSR Ltd. Tel:+359 885 428 900 プエルトリコ: Medtronic Puerto Rico Tel:787-753-5270 ベラルーシ: ОДО “Баджин” Tel:+375 17 313 0990 ベルギー:

N.V. Medtronic Belgium S.A. Tel:0800-90805 ボスニア・ヘルツェゴビナ: Medimpex d.o.o. Tel:+387 33 476 444 または+387 33 476 400 Fax:+387 33 476 401 または+387 33 432 241 ポルトガル:

Medtronic Portugal Lda Tel:+351 21 7245100 Fax:+351 21 7245199 ポーランド:

Medtronic Poland Sp. z o.o. Tel:+48 22 465 6934 マケドニア: Alkaloid Kons Dooel Tel:+389 2 3204 430 マレーシア: Medtronic International Ltd. Tel:+603 7946 9000 メキシコ: Medtronic Servicios S. de R. L. de C.V. Tel (México DF):+(11) 029 058 Tel (Interior):+01 800 000 7867 Medtronic直通 24/7 (México DFから): +(55) 36 869 787 Medtronic直通 24/7:+01 800 681 1845 モンテネグロ: Glosarij Tel:+382 20 642 495 Fax:+382 20 642 540 ヨーロッパ:

Medtronic Europe S.A. Europe, Middle East and Africa Headquarters Tel:+41 (0) 21-802-7000 ラテンアメリカ: Medtronic, Inc. Tel:1(305) 500-9328 Fax:1(786) 709-4244 ラトビア: Ravemma Ltd. Tel:+371 7273780 ルーマニア: Medtronic BV Reprezentanta Tel:+40 372 188 000 ロシア: ООО «Медтроник» Tel:+7 495 580 73 77 Круглосуточная линия поддержки:8 800 200 76 36 中国: Medtronic (Shanghai) Ltd. 24 時間ヘルプライン(携帯電話):+86 400-820-1981 24 時間ヘルプライン(固定電話):+86 800-820-1981 中東および北アフリカ: 支社 Tel:+961-1-370 670 台湾: Medtronic (Taiwan) Ltd. Tel:02-21836000 フリーダイヤル:+886-800-005285 大韓民国:

Medtronic Korea, Co., Ltd. Tel:+82.2.3404.3600 日本: 日本メドトロニック株式会社 Tel:+81-3-6776-0019 24 時間サポートライン:0120-56-32-56 米国:

Medtronic Diabetes Global Headquarters 24 時間サポートライン:+1-800-646-4633 備品の発注:+1-800-843-6687 英国: Medtronic Ltd. Tel:+44 1923-205167 香港: Medtronic International Ltd. Tel:+852 2919-1300 備品の発注:+852 2919-1322 24 時間ヘルプライン:+852 2919-6441

(5)

目次

第 1 章

1

はじめに

2 CareLink iPro 治療管理ソフトウェア 2 使用目的 2 禁忌 2 実測血糖値のアップロード 2 コンピュータシステム要件 3 サポート

第 2 章

4

CareLink iPro ソフトウェアおよびコンピュータの

初期設定

5 医療機関の登録および管理者ユーザの作成 6 ログイン 6 ユーザアカウントの作成 7 医療機関レポート設定 8 一般レポート設定 8 評価レポートの設定 9 データのアップロードおよびレポートのレビュー用コンピュ ータの設定 11 Windows のユーザに必要な設定 11 必要なインターネットブラウザ設定 12 JavaScript の有効化

12 Internet Explorer での JavaScript の有効化 12 Firefox での JavaScript の有効化 12 Safari での JavaScript の有効化 13 トランスポート層セキュリティ(TLS) 13 Internet Explorer での TLS の有効化 13 安全なブラウジングのための Internet Explorer 設定 14 安全なブラウジングのための Safari 設定 14 Mac での血糖自己測定器アップロード設定 14 Mac 上での LifeScan 血糖自己測定器の設定 15 Mac 上でのその他すべての血糖自己測定器または ComLink の設定 16 リソースのダウンロードおよび印刷

(6)

16 ユーザの安全対策

第 3 章

18

CareLink iPro ソフトウェアへのデータ入力

19 患者記録を開く 19 実測血糖値のアップロード 20 患者様用ログデータの入力 21 ログブックを開く 21 ログブック入力の追加 21 実測血糖値の除外 22 ログブック入力データの変更 22 ログブック入力データの削除 22 ログブック入力データのソート

第 4 章

23

CareLink iPro レポート

24 患者レポートの表示および印刷 24 レポート作成成功のために 25 レポートについて 25 至適正確度 26 曲線下面積(AUC) 27 患者レポート設定 28 レポート初期設定の復元 28 データテーブルレポートの作成 29 CSV ファイルへのデータのエクスポート

第 5 章

30

パターンスナップショットレポート

31 パターンスナップショットレポートの概要 31 一般統計 32 観察パターンおよび想定される原因 32 観察パターン 33 想定される原因 43 センサデータグラフ

第 6 章

44

CareLink iPro ソフトウェアの継続使用

45 ユーザタスク 45 追加患者様用ログ・機器管理票およびその他のフォームの 印刷 45 パスワードまたは他のユーザ情報の変更 45 患者情報の変更 46 患者測定データの移動 46 医療機関情報の変更 47 管理者タスク 47 ユーザアカウントの変更 47 ユーザアカウントの削除

付録 A

48

トラブルシューティング

48 トラブルシューティングリファレンス 50 CareLink iPro ソフトウェアエラーメッセージ

(7)
(8)
(9)

1

はじめに

CareLink® iPro®糖尿病管理ソフトウェアへようこそ Medtronic製品およびサービスをご利用いただき、ありがとうございます。 • このユーザガイドでは、CareLink iPro糖尿病管理ソフトウェアの設定および使用に必要 な情報を提供します。 • 各章のはじめにはこのページと同様な記載があります。そこには、その章の概要および 各タスクの実行に必要なステップが示されています。

(10)

CareLink iPro治療管理ソフトウェア

CareLink iPro糖尿病管理ソフトウェアであるMMT-7340 (CareLink iProソフトウェア)は、レ ポートを作成したりデータを保存したりするためにデザインされたウェブベースのシステム です。 iPro2 デジタルレコーダであるMMT-7741 (iPro2 レコーダ)は、グルコースセンサのデータを 収集して保存します。データをCareLink iPro糖尿病管理ソフトウェアにアップロードするこ とができます。iPro2 レコーダは最高 24 時間分のデータを 7 回収集することが可能で、その 後自動的に停止します。

使用目的

CareLink iProソフトウェアは医療従事者による使用を意図したもので、アップロードしたデー タの分析および表示を目的としています。この情報を用いて、目標範囲外へ逸脱したグルコー ス変動パターンを識別し、治療の調節を行い、逸脱を抑制することが可能になることが期待 されます。

禁忌

確認されている禁忌はありません。

実測血糖値のアップロード

多数の血糖自己測定器から得られたデータをCareLink iProソフトウェアにアップロードする ことができます。血糖自己測定器の製造業者から供給される血糖自己測定器専用ケーブルが 必要です。血糖自己測定器専用ケーブルはレコーダの一部としては供給されません。CareLink iProソフトウェアとの互換性のない血糖自己測定器を使用している場合は、血糖自己測定器 の実測測定値をCareLink iPro2 ソフトウェアに手入力することができます。互換性のある血 糖自己測定器のリストは、http://ipro.medtronic.com.でご確認いただけます。

コンピュータシステム要件

CareLink iProソフトウェアを作動させるコンピュータには、以下のソフトウェアがインストー ルされていなければなりません。 • オペレーティングシステム:

- Microsoft®Windows® 7 Ultimate、32 ビットまたは 64 ビット

- Microsoft® Windows® 8 Enterprise、32 ビットまたは 64 ビット、デスクトップ限定

- Microsoft® Windows® 8.1 Enterprise、32 ビットまたは 64 ビット、デスクトップ限定

- Microsoft® Windows® 10、32 ビットまたは 64 ビット、デスクトップ限定

- Mac OS® 10.10 (Yosemite) - Mac OS® 10.11 (El Capitan) - Mac OS® 10.12 (Sierra)

(11)

ノート:Windows 8 および 8.1 の場合、スタート画面から「デスクトップ」タイルをク リックし、ブラウザを開く前にデスクトップが表示されていることを確認してください。

- Windowsの場合のみ:Microsoft® Internet Explorer® 8、9、10 または 11、32 ビット

または 64 ビット

- Mozilla® Firefox® 38 以降

- Mac OSの場合のみ:Apple® Safari® 8、9、または 10

• Adobe® Reader® 5.0 以上 • ディスプレイ:解像度(最小) 1024x768 ご使用の血糖自己測定器のメーカーおよびモデルによっては、血糖自己測定器と通信を 行うためアップローダ用のシリアル(COM)ポートが必要な場合があります。 • (Windowsのみ)データアップロードのためにコンピュータに接続するUSBケーブル使用の 血糖自己測定器用USBデバイスドライバ。詳しい情報については、血糖自己測定器の製 造業者から供給された説明書を参照してください。 ノート:一部の血糖自己測定器製造業者からは、Windows 7、8、8.1、10 (32 ビットお よび 64 ビット)にアップロードするためのUSBデバイスドライバが供給されないことが あります。コンピュータがこれらのオペレーティングシステムを使用している場合、血 糖自己測定器の製造業者から供給されたシリアルケーブルを使用しなければならない場 合があります。 CareLink iProソフトウェアは、すべての血糖測定器のUSBを使用したアップロードには 対応していません。 • (Mac OSのみ)血糖測定器アップロード用シリアルポートドライバ。詳細については14 ページの「Macでの血糖自己測定器アップロード設定」を参照してください。

サポート

アメリカ合衆国以外の地域にお住まいの方は、営業担当者にご連絡ください。各国の連絡先 については、本ユーザガイドの冒頭に記載されている連絡先を参照するか、以下のURLにア クセスしてください。 http://www.medtronicdiabetes.com/customer-support/international-contacts

(12)

2

CareLink iProソフトウェアおよびコン

ピュータの初期設定

重要項目: • 接続の指示があるまでドックステーションをコンピュータに接続しないでください。 CareLinkアップローダアプリケーションをインストールする前にドックステーションを 接続すると、iPro2 ドックステーションが正しくインストールされない可能性があります。 • iPro2 レコーダからのセンサデータのアップロードに使用する各コンピュータで、設定作 業を行う必要がある場合があります。 • CareLink iProソフトウェアのユーザIDは、所属医療機関だけではなく、システムに登録 されているすべての医療機関の中で固有なものでなければなりません。 • 管理者ユーザを最低 2 人選定します。そのうち 1 人が医療機関のCareLink iProソフトウェ アの設定を行います。

(13)

医療機関の登録および管理者ユーザの作成

CareLink iProソフトウェアに初めてアクセスすると、医療機関の登録および管理者ユーザの 作成のプロセスが案内されます。管理者ユーザは、医療機関の他のスタッフのユーザアカウ ントの作成、追加および削除を行います。 TM 注意:医療機関の第一管理者を 1 人選び、「医療機関の登録」リンクを利用して医療機関を 1 回だけ登録してください。医療機関に 2 つ以上の医療機関アカウントを作成しないでくだ さい。各ユーザが別の医療機関を登録する場合は、患者記録を別々の医療機関アカウントに 分け、権限のあるユーザ以外はアクセスできないようにします。 1 コンピュータ上でインターネットブラウザを開き、http://ipro.medtronic.comにアクセ スします。 ノート:Windows 8 および 8.1 の場合、スタート画面から「デスクトップ」タイルをク リックし、ブラウザを開く前にデスクトップが表示されていることを確認してください。 CareLinkソフトウェアにアクセスできない場合は、ウェブブラウザ設定をチェックして JavaScriptおよびトランスポート層セキュリティ(TLS)バージョン 1.2 が有効になっている ことを確認してください。詳細については11 ページの「必要なインターネットブラウ ザ設定」を参照してください。それでもウェブサイトにアクセスできない場合は、ネッ トワーク管理者に問い合わせてインターネットアクセスが制限されているかどうかを確 認してください。 2 必要であれば「国/言語の変更」をクリックして画面上の指示に従ってください。 3 画面最下部付近の「医療機関の登録」リンクをクリックして画面上の指示に従ってくだ さい。 4 指示が表示されたら、医療機関の識別情報を入力して「続行」をクリックします。 5 指示が表示されたら、管理者ユーザアカウントの識別情報を入力して「続行」をクリッ クします。

(14)

この管理者ユーザアカウントでログインして、医療機関の他のユーザのアカウントを作 成します。 6 「終了」をクリックしてログイン画面に戻ります。

ログイン

1 http://ipro.medtronic.comに進んでください。医療機関を登録した後であれば、このウェ ブサイトにアクセスすることができます。 2 ユーザIDおよびパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。 医療機関の「ホーム」タブが表示されます。画面上に医療機関名が表示されます。画面 中央に医療機関の患者リストが表示され、患者記録のサンプルが 1 つ現れます。iPro2 レ コーダを使用して測定を行うまで、他の患者は表示されません。 CareLink iProソフトウェアからログアウトしたい場合は、画面右上の「ログアウト」を クリックします。

ユーザアカウントの作成

iPro2 レコーダまたは血糖自己測定器からのデータのアップロード、ログブックデータの入 力、レビュー、またはレポートの印刷を行う各スタッフメンバーには、CareLink iProソフト ウェアのユーザアカウントが必要です。 管理者権限のあるユーザ(管理者ユーザ)はユーザアカウントの追加および削除を行うことが できます。管理者ユーザは、ユーザアカウントにアクセスしてパスワードまたはユーザアカ ウントの他の情報を変更することもできます。 最低 2 人のユーザが管理者権限を持つことを推奨します。管理者が 2 人いると、新しいユー ザアカウントの作成、アクセスが不要になったユーザの削除などの設定を 1 人だけに頼らな くてすみます。医療機関のスタッフが代わった場合は、必ず 2 人以上のスタッフメンバーが 管理者権限を持つようにしてください。 1 CareLink iProソフトウェアユーザアカウント登録が必要なスタッフの氏名および電子メー ルアドレスのリストを入手します。 2 「医療機関設定」タブで「ユーザ」をクリックします。既存のユーザアカウントが表示さ れます。 管理者ユーザとしてログインしなければ、「ユーザ」タブは表示されません。

(15)

3 「新規ユーザの作成」ボタンをクリックします。「新規ユーザの作成」画面が表示されます。 4 必要なユーザ情報を入力します。 5 このユーザにユーザアカウントの管理を許可する場合は、「管理者権限」チェックボック スにチェックを入れます。 重要:必ず 2 人以上が管理者権限を持つようにしてください。管理者ユーザが医療機関 を異動する場合は、新しい管理者ユーザを追加してください。 6 「保存」をクリックします。 ノート:CareLink iProソフトウェアのユーザIDは、所属医療機関だけではなく、システ ムに登録されているすべての医療機関の中で固有なものでなければなりません。入力し たユーザIDが使用不可能な場合は、別のユーザIDを使用するよう指示が出ます。 7 ユーザに通知できるようにユーザIDおよびパスワードを控えておいてください。ユーザ がログインして新しいパスワードの選択を行うには、この情報が必要です。 必要なユーザアカウントを作成する際は、この操作を繰り返してください。

医療機関レポート設定

医療機関レポート設定は、新規患者記録の初期設定値を決定します。医療機関レポート設定 は新しい患者記録のテンプレートのようなものです。 xxxxxxx xxxxx xxxxxx xxxxxxx xxxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxxxx xxxx xxxxxxx xxxxxxx xxxxx xxxxxx xxxxx xxxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxxxx xxxx xxx xxx xxx xxx xxx xx xxxxxx xxxxxxxx xxxx xx xxx xxx xxxxx xxx xxxx xxx x xxxx xxx xxx xxxxxxxx xxxx xx xxx xxx xxxxx xxx xxxx xxx x xxxx xxx xxx xxxxxxxx xxxx xx xxx xxx xxxxx xxx xxxx xxx x ノート:医療機関レポート設定の変更は既存の患者測定またはレポートには影響を及ぼしま せん。 特定の患者に固有の設定が必要な場合は、必要に応じて患者ごとにこれらの設定を無効にす ることができます。 1 「医療機関設定」タブをクリックします。医療機関の「レポート設定」が表示されます。 「医療機関設定」タブが表示されていない場合は、「ホーム」タブをクリックします。こ れで「医療機関設定」タブが表示されます。 2 「レポート設定」では、「一般レポート設定」および「評価レポートの設定」を行います。 これらの設定の詳細については、次の 2 つの項を参照するか、または各セクションにつ いてCareLink iProソフトウェアのヘルプアイコン をクリックしてください。 3 終了したら、「保存」をクリックします。 医療機関設定は、設定の変更後に追加したすべての新しい患者に適用されます。変更前 に追加した患者および変更前に作成したレポートには影響がありません。

(16)

特定患者についてのレポート設定方法の詳細については、27 ページの「患者レポート 設定」を参照してください。

一般レポート設定

一般レポート設定では、グルコース値および時刻の情報を患者レポートにどのように表示す るかを決定します。 • 目標血糖範囲:レポートで使用する目標血糖範囲を選択します。 - 高値:この患者にとって正常血糖値(目標血糖値)の上限と考えられるグルコース測定 値を入力してください。システムは、正常血糖範囲または目標血糖範囲を超えた範 囲を示すのに、レポートの高値を使用します。 - 低値:この患者にとって正常血糖値(目標血糖値)の下限と考えられるグルコース測定 値を入力してください。システムは、正常血糖範囲または目標血糖範囲を下回る範 囲を示すのに、レポートの低値を使用します。 • 許容グルコース値:レポートで使用する許容グルコース値を選択します。 - 最高値:この患者にとって極度の高血糖と考えられるグルコース測定値を入力して ください。システムは、高グルコース範囲を超えた範囲を示すのに、レポートの最 高値を使用します。 - 最低値:この患者にとって極度の低血糖と考えられるグルコース測定値を入力して ください。システムは、低グルコース範囲を下回る範囲を示すのに、レポートの最 低値を使用します。 • グルコース値単位:グルコース値を表す適切な単位(mg/dLまたはmmol/L)を選択します。 • 時刻表示:12 時間または 24 時間の時刻表示を選択します。

評価レポートの設定

目標血糖範囲のフィールドで、3 食それぞれの食前食後の目標血糖範囲を規定します。夜間 と就寝中は、同じ目標範囲を使用します。以下のルールに従って目標範囲の上限および下限 を入力することができます。 • グルコース値単位にmg/dLを選択した場合: - 目標範囲下限値の入力フォーマットはxxx (例:123)です。下限値の範囲は、(最低値 + 10)~140mg/dLと設定することができます。 - 目標範囲上限値の入力フォーマットはxxx (例:123)です。上限値の範囲は、80~(最 高値 - 20) mg/dLと設定することができます。 • グルコース値単位にmmol/Lを選択した場合: - 目標範囲下限値の入力フォーマットはxx.x (例:12.3)です。下限値の範囲は、(最低値 + 0.6)~7.8mmol/Lと設定することができます。 - 目標範囲上限値の入力フォーマットはxx.x (例:12.3)です。上限値の範囲は、4.4~ (最高値 - 1.1) mmol/Lと設定することができます。 食事時間帯によって、各食事マーカがどの食事と関連付けられるか決定されます。たとえば、 朝食の時間帯が 6:00~10:00、昼食の時間帯が 10:00~15:00 である場合、9:30 に入力した食 事マーカは朝食マーカとなり、12:30 に入力した食事マーカは昼食マーカとなります。

(17)

各時間帯は 0.5 時間以上でなければなりません。時間帯の終了時は次の時間帯の開始時と異 なる可能性があるため、時間帯間にギャップが存在することもあります。このルールの 1 つ の例外は、夜間の終了時間が就寝中の開始時間と同じに設定されることです。 食後評価は食後に収集したデータによる統計を作成するのに使用します。「食後評価」時間帯 は食後 4.0 時間まで延長することができます。食後評価の時間帯は、0.5 時間以上でなければ なりません。開始時間の範囲は 0.0~3.5 時間、終了時間の範囲は 0.5~4.0 時間です。

データのアップロードおよびレポートのレビュー用コンピュータの

設定

CareLink iProソフトウェアには、iPro2 レコーダから患者データをアップロードするための アップローダアプリケーションをインストールする必要があります。レポートを表示するた めに、Adobe Readerもインストールする必要があります。 開始前の注意事項: • 一部のオペレーティングシステムでは、ユーザがインストーラや血糖自己測定器をアッ プロードする医療機関の各コンピュータの管理者権限を持っていることが要求されます。 ネットワーク管理者などの管理者権限のあるユーザに依頼して、ソフトウェアをインス トールするために各コンピュータにログインしてください。 • iPro2 レコーダからデータをアップロードするために使用するすべてのコンピュータに、 この操作を行う必要があります。 • Macコンピュータを使用している場合、実測血糖値のアップロードを可能とするため、 新しいケーブルを入手し、ソフトウェアドライバをインストールしなければならない場 合があります。詳細については14 ページの「Macでの血糖自己測定器アップロード設 定」を参照してください。 注意:画面の指示を確認する際、接続の指示があるまでドックステーションをコンピュータ に接続しないでください。CareLinkアップローダをインストールする前にドックステーショ ンを接続すると、「新しいハードウェアの検出ウィザード」ウィンドウが表示されることがあ ります。ウィザード画面が表示されたら、画面を閉じるか、または「キャンセル」をクリッ クしてください。ウィザードの指示には従わないでください。ドックステーションドライバ が正しくインストールされないおそれがあります。 1 CareLink iProソフトウェアにログインします。 2 ホーム画面に「患者リスト」が表示されます。クリックして患者リストから患者を選択 します。

(18)

各コンピュータに初めてアップローダをインストールする際には、Sample Patient M.を 選択することを強くお勧めします。すでに患者リストがある場合は、検索ボックスに Sample Patientと入力して患者リストでサンプル患者を検索し、クリックして選択します。 3 画面最下部の「患者記録を開く」ボタンをクリックします。患者画面に患者記録が表示 されます。 4 「iPro2 レコーダアップロード」ボタンをクリックします。これにより必要なリンク先に 進むことができます。 ノート:サンプル患者の別の測定データをアップロードしたいかどうかを尋ねるメッ セージが表示されたら、はいをクリックします。このダイアログは、同日に同患者の測 定データが複数回アップロードされるのを防止するためのものです。このダイアログは、 アップローダをインストールする際には関係ありません。 5 20 秒以内に「CareLinkアップローダをインストールする必要があります」というダイア ログボックスが表示されます。CareLinkアップローダのインストーラをダウンロードす るのリンクをクリックしてください。アップローダのインストーラは、各コンピュータ に一度インストールする必要があります。 6 インストール言語を選択し、OKをクリックします。 7 お使いのコンピュータへのアップローダのインストールを許可し、画面上の指示に従っ てCareLinkアップローダを設定するよう指示されます。インストールが処理されるまで しばらくお待ちください。 - 使用許諾契約書をお読みになり、「同意します」をクリックして続行してください。 - 次の操作に進む前に、すべての医療機器をコンピュータから取り外すよう指示され ます。すべての医療機器が取り外されていることを確認したら、OKをクリックします。 8 インストールが完了したら、終了をクリックします。これによりインストールダイアロ グボックスに戻ります。右上にある赤色のXをクリックしてこのページを閉じます。 9 Sample, Patient M.の記録を選択し、iPro2 レコーダアップロードボタンをクリックして

アップローダを起動します。 ノート:患者の別の測定データをアップロードするかを尋ねるメッセージが表示された ら、「はい」をクリックします。 10 ブラウザによりCareLink Launcherを起動するかの確認メッセージが表示されます。 ノート:メッセージはお使いのブラウザによって異なります。コンピュータに設定を記 憶させるオプションがあります。アップローダを起動する度にこれらのセキュリティ メッセージ(「iPro2 レコーダアップロード」ボタンをクリックする度に発生します)を表示 させたくない場合は、これを行ってください。 11 アップローダが正常に起動されたことを確認したら、ホームタブをクリックしてサンプ ル患者の記録を閉じます。これでコンピュータが患者データをアップロードできる状態 になりました。 12 iPro2 レコーダからセンサデータをアップロードするのに使用する各コンピュータに、こ の操作を繰り返します。

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13 レポートのみを見るために使用する各コンピュータに、Adobe Readerがインストールさ れていることを確認します。Adobe Readerがインストールされていない場合は、http:// www.adobe.com/reader にアクセスしてレポートを開いたり表示したりできるAdobe Readerのダウンロードおよびインストールを行ってください。

Windowsのユーザに必要な設定

コンピュータのオペレーティングシステムがWindowsの場合、デバイスデータのアップロー ドを行うためには、コンピュータにいくつかの追加ステップが必要です。 1 ユーザアカウント制御が有効であることを確認します。ユーザアカウント制御は初期設 定で有効になっているため、通常は有効にする必要はありません。詳細については Microsoftの説明書を参照してください。 2 Internet Explorerを閉じます。 3 Windows 7 のオペレーティングシステムを使用している場合: a.「スタート>すべてのプログラム」に進みます。 b. Internet Explorerメニューアイテムを右クリックします。 Windows 8 またはWindows 8.1 のオペレーティングシステムを使用している場合: a. スタート画面で「デスクトップ」タイルをクリックし、デスクトップが表示されて いることを確認してください。 b. タスクバーのInternet Explorerアイコンを右クリックします。 c. 表示されたメニューで、もう一度Internet Explorerアイコンを右クリックします。 Windows 10 のオペレーティングシステムを使用している場合: a.「スタート>すべてのアプリ> Windowsアクセサリ」に進みます。 b. Internet Explorerメニューアイテムを右クリックします。 4 「管理者として実行」を選択します。 5 「ユーザアカウント制御」ウィンドウが表示されたら、「許可」または「はい」をクリッ クします。 ノート:コンピュータに管理者としてログインしないと、管理者ユーザのパスワードを 入力するよう指示が出ることがあります。 6 これでシステムへのソフトウェアコンポーネントのインストールが可能です。9 ページ の「データのアップロードおよびレポートのレビュー用コンピュータの設定」に記載さ れている操作を実行します。

必要なインターネットブラウザ設定

CareLink iProソフトウェアの使用を予定しているすべてのコンピュータで、インターネット ブラウザの以下の設定が有効になっていなければなりません。 • JavaScript • トランスポート層セキュリティ(TLS)バージョン 1.2

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• Cookie • Applet • ActiveX

JavaScriptの有効化

ソフトウェアの一部の機能を使用するには、JavaScriptが必要です。ほとんどのインターネッ トブラウザでJavaScriptは初期設定となっています。インターネットブラウザのJavaScript設 定が無効になっている場合は、システムを使用するためにこの設定を有効にする必要があり ます。

Internet ExplorerでのJavaScriptの有効化

JavaScriptを有効にする必要がある場合または設定をチェックしたい場合は、以下のステップ を実行します。 1 Internet Explorerメニューオプションから「ツール>インターネットオプション」を選択 します。インターネットオプションページが表示されます。 2 「セキュリティ」タブをクリックします。「セキュリティ」タブページが表示されます。 3 「インターネット」アイコンを選択して「レベルのカスタマイズ」をクリックします。セ キュリティ設定ページが表示されます。 4 設定ボックスの右のスクロールバーを使用して、下の「アクティブ スクリプト」までス クロールします。 5 「アクティブ スクリプト」の下で「有効にする」を選択します。 6 「OK」をクリックします。

FirefoxでのJavaScriptの有効化

JavaScriptを有効にする必要がある場合または設定をチェックしたい場合は、以下のステップ を実行します。 1 Firefoxメニューオプションから「ツール>オプション」を選択します。オプションページ が表示されます。 2 「コンテンツ」をクリックします。 3 「コンテンツ」ページで「JavaScriptを有効にする」が選択されていることを確認します。 4 「OK」をクリックします。

SafariでのJavaScriptの有効化

JavaScriptを有効にする必要がある場合または設定をチェックしたい場合は、以下のステップ を実行します。 1 Safariメニューオプションから「環境設定」をクリックします。 2 「セキュリティ」アイコンをクリックします。「セキュリティ」ページが表示されます。 3 「JavaScriptを有効にする」チェックボックスにチェックを入れます。 4 「環境設定」ウィンドウを閉じます。

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5 Safariを閉じて、再起動します。

トランスポート層セキュリティ(TLS)

トランスポート層セキュリティ(TLS)は、ウェブブラウザセッションを保護するために設計さ れたセキュリティプロトコルです。システムを使用するには、お使いのブラウザでTLSバー ジョン 1.2 を有効にする必要があります。通常、TLSはInternet Explorer以外のほとんどのブ ラウザでデフォルト設定です。ご質問がある場合は、営業担当者までご連絡ください。

Internet ExplorerでのTLSの有効化

1 Internet Explorerメニューオプションから「ツール > インターネットオプション」を選 択します。 2 「詳細」をクリックします。 3 リストを下にスクロールして「TLS 1.2 を使用する」が選択されていることを確認します。 4 「OK」をクリックします。 Internet Explorerのアップグレード Internet Explorerを最新バージョンにアップグレードする必要がある場合は、Microsoft Internet Explorerウェブサイトhttp://www.microsoft.comにアクセスします。

Microsoftの指示に従って、最新バージョンのInternet Explorerのダウンロードとインストー ルを行います。 Firefoxのアップグレード Firefoxを最新バージョンにアップグレードする必要がある場合は、Mozillaウェブサイトhttp:// www.mozilla.comにアクセスします。 MozillaのFirefoxのダウンロードおよびインストールを行います。

安全なブラウジングのためのInternet Explorer設定

治療管理情報をプライベートにしておくには、「ログオフ」リンクをクリックしてシステムの ログオフを必ず行ってください。 また、この治療管理ウェブサイトへアクセスしたことを他者が閲覧できないようにしたい場 合は、お使いのインターネットブラウザの「戻る」ボタンを無効にすることができます。以 下に、Internet Explorerで「戻る」ボタンを無効にする方法が記載されています。 ノート:「戻る」ボタンを無効にすると、ユーザがアクセスするすべてのウェブサイトでボタ ンが無効になります。 1 Internet Explorerのメインメニューから「ツール>インターネットオプション」を選択し ます。 2 詳細設定タブをクリックします。 3 セキュリティチェック項目までスクロールダウンします。

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4 「暗号化されたページをディスクに保存しない」の横にチェックマークがあることを確認 します。(必要であれば、ボックスをクリックしてチェックマークを入れます。) 5 「OK」をクリックします。

安全なブラウジングのためのSafari設定

治療管理情報をプライベートにしておくには、「ログオフ」リンクをクリックしてシステムの ログオフを必ず行ってください。 また、この治療管理ウェブサイトへのアクセスを他者が閲覧できないようにしたい場合は、 Safariでプライベートブラウズモードを有効にし、Safariを閉じる度にすべてのアクティビティ が削除されるようにすることができます。 1 お使いのSafariブラウザウィンドウで、「Safari」メニューから「プライベートブラウズ」 を選択します。 プライベートブラウズをオンにしたいかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。 2 「OK」をクリックします。

Macでの血糖自己測定器アップロード設定

MacコンピュータにUSBコネクタが付いた対応Ascensia測定器(BREEZE™またはCONTOUR™シ リーズの製品)をアップロードする場合は、お使いの血糖自己測定器を選択し、アップロード 手順を完了することができます。さらなる設定は必要ありません。 Macコンピュータにその他の血糖自己測定器をアップロードする場合は、お使いの血糖自己 測定器とオペレーティングシステムのバージョンに関する下記の指示に従ってください。お 使いの血糖自己測定器アップロードのコンピュータ設定を終えたら、これらのステップを再 び行う必要はありません。 ノート:メドトロニックダイアビーティスは、他の製造業者のケーブル、アダプタ、ソフト ウェアドライバが使用できるかどうかを保証することはできません。他の製造業者のウェブ サイトは変わることがあります。 14 ページの「Mac上でのLifeScan血糖自己測定器の設定」 15 ページの「Mac上でのその他すべての血糖自己測定器またはComLinkの設定」

Mac上でのLifeScan血糖自己測定器の設定

お使いのLifeScan血糖自己測定器のアップロード設定は、使用されているオペレーティング システムによって異なります。使用されているバージョンの取扱説明書をお読みください。

Mac OS 10.10、10.11、または 10.12 上でのLifeScan血糖自己測定器の設定

1 血糖自己測定器の製造業者からシリアルケーブルを入手してください。本ユーザガイド 発行時点では、LifeScanからのUSBケーブルはMac OS 10.10、10.11、または 10.12 では 作動しないため、シリアルケーブルが必要になります。

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2 USBGEAR™ RS-232 Serial Adapter DB-9 Maleなど、お使いのMacオペレーティングシス テムに対応しているUSBシリアル変換アダプタを入手してください。Macコンピュータに はシリアルポートがないため、USBシリアル変換アダプタが必要になります。 重要:異なるアダプタをお持ちの場合、アダプタの製造業者から提供されたドライバを インストールしてください。これらのドライバのインストール手順を続けないでください。 3 USBGEAR RS-232 シリアルアダプタをお持ちの場合、以下のリンクをクリックしてソフ トウェアドライバをインストールしてください。http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP/ MacOSX/FTDIUSBSerialDriver_v2_2_18.dmg ウェブサイトは英語版のみです。 FTDIUSBSerialDriver_10_4_10_5_10_6_10_7 という名称のドライバを選択し、画面の指 示に従います。 4 指示が表示されたら、お使いのMacのユーザ名とパスワードを入力してください。入力 するユーザ名はお使いのコンピュータの管理者でなければなりません。 5 コンピュータの再起動が指示されたら、指示に従ってください。

Mac上でのその他すべての血糖自己測定器またはComLinkの設定

1 血糖自己測定器の製造業者からシリアルケーブルを入手してください。USBケーブルを 提供する血糖自己測定器製造業者の大半がMacintoshコンピュータに対応していないた め、シリアルケーブルが必要になります。

2 USBGEAR™ RS-232 Serial Adapter DB-9 Maleなど、お使いのMacオペレーティングシス テムに対応しているUSBシリアル変換アダプタを入手してください。Macコンピュータに はシリアルポートがないため、USBシリアル変換アダプタが必要になります。 重要:異なるアダプタをお持ちの場合、アダプタの製造業者から提供されたドライバを インストールしてください。これらのドライバのインストール手順を続けないでください。 3 USBGEAR RS-232 シリアルアダプタをお持ちの場合、以下のリンクをクリックしてソフ トウェアドライバをインストールしてください。http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP/ MacOSX/FTDIUSBSerialDriver_v2_2_18.dmg

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FTDIUSBSerialDriver_10_4_10_5_10_6_10_7 という名称のドライバを選択し、画面の指 示に従います。 4 指示が表示されたら、お使いのMacのユーザ名とパスワードを入力してください。入力 するユーザ名はお使いのコンピュータの管理者でなければなりません。 5 コンピュータの再起動が指示されたら、指示に従ってください。

リソースのダウンロードおよび印刷

CareLink iProソフトウェアで医療機関設定が終了したら、CareLink iProソフトウェアで「リ ソース」のリンクをクリックして患者様用ログ、機器管理票、他の有用な資料などの文書リ ソースをダウンロードすることができます。 たとえば、患者様用同意書のサンプルをMicrosoft Wordフォーマットでダウンロードするこ とができます。このフォームを使用して、医療機関に適した実際の患者様用同意書を容易に 作成することができます。 これらのリソースは、iPro2 システムに使用するためにMedtronicから無料で入手することが できます。Medtronicは、ユーザからのフィードバックに基づいて、これらのリソースをアッ プデートすることがあります。

ユーザの安全対策

Medtronicは、患者の安全性と患者情報の秘密性を最大重要事項としています。弊社のCareLink iProソフトウェア製品を正確かつ確実に作動させ、お使いのコンピュータシステムを安全か つ危害を受けないように維持するため、以下の活動および注意事項について検討してください。 • 対応するオペレーティングシステムおよびブラウザを使用してください。CareLink iPro ソフトウェアで有効性が検証されていないオペレーティングシステムまたはブラウザで の続行が可能であっても、完全に対応する構成で使用することを推奨します。 • 新たに発見されたセキュリティの問題にはアップデートで対応します。オペレーティン グシステム、ブラウザ、プラグイン、Java実行環境については、最新のアップデートを 行ってお使いのPCまたはMacシステムを最新の状態に維持してください。 • 強力なパスワードを使用してください。もっとも重要なファクタは長さであり、単語の 一般的なつづりは避けてください。一部のパスワードボールトには、極めて強力なパス ワードを作成して要求に応じて提供できる能力があります。 • 信頼できる介護者以外、ご自身のパスワードを他の人に教えないでください。 • Medtronicカスタマーサービスがパスワードを求めることはありません。電子メールでパ スワードの開示請求を受け取った場合は、その電子メールへの返信は行わずに、速やか にカスタマーサービスに連絡してください。 • Medtronicカスタマーサービス担当者がパスワードを求めた場合は、パスワードの提示を 拒否し、速やかにマネージャへつないでもらうよう要求してください。 • パスワードのセキュリティが侵害されたと思われる場合、速やかにパスワード変更を行っ てください。

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• 3~6 か月ごとにパスワードを変更することをお勧めします。 • パスワード共有者以外の人がご自身のアカウントにアクセスしたと疑われる場合、速や かにカスタマーサービスまで連絡してください。 • お使いのPCまたはMacには、ウイルス、「アドウェア」、その他の形態の悪質なソフトウェ ア(「マルウェア」)から保護する信頼できるセキュリティソフトを使用してください。 • お使いのPCまたはMacの保護追加対策として、セキュリティソフトの「ソフトウェアの ファイアウォール」機能を活用してください。 • アクセスポイント(通常はモデム)やルーターのセキュリティについては、ご自身のイン ターネットサービスプロバイダに相談してください。ファイアウォール機能などの追加 的保護が使用可能なことがあります。 • コンピュータシステムを感染させるようにデザインされている悪意のあるウェブサイト や電子メールが多発していることを忘れないでください。知らない人からの電子メール の開封、電子メールのリンク先ウェブサイトへのアクセスは常に注意してください。 • 悪意のあるソフトウェアとの意図しない接触から保護するPCまたはMac用セキュリティ ソフトウェアを最強の設定で使用してください。

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CareLink iProソフトウェアへのデータ入

重要項目: • 特定の患者のデータを入力するためには、インターネットブラウザ上で患者記録を開く か、作成する必要があります。 • ユーザは、CareLink iProソフトウェアに患者の実測血糖値を直接アップロードすること ができます。CareLink iProログブックに実測血糖値が自動的に追加されます。アップロー ド前に血糖自己測定器の時刻と日付を変更しないでください。 • 患者が患者様用ログに記録したすべての追加データをCareLink iProログブックに入力し ます。ログブックからは、必要に応じて実測血糖値を除外したり、手動で入力した患者 データを 削除したりできます。

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患者記録を開く

1 コンピュータ上でインターネットブラウザを開き、http://ipro.medtronic.comにアクセ スします。 2 ご自身のユーザIDおよびパスワードでCareLink iProソフトウェアにログインします。 すでにログインしている場合は、「ホーム」タブをクリックします。 3 以下のどれかを検索ボックスに入力して患者記録を検索します。 - 名 - 姓 - 患者ID - 生年月日 入力すると、過去の測定で作成された適切な患者記録が患者リストに表示されます。 4 リストに患者が表示されたら、患者を選択して「患者記録を開く」ボタンをクリックし ます。リストの患者をダブルクリックすることもできます。 5 患者リストに患者が表示されない場合は、「新規患者」ボタンをクリックしてCareLink iProソフトウェアに患者を追加します。 「新規患者記録の作成」画面が表示されます。 注意:新規患者記録を作成する前に、必ずCareLink iProソフトウェアで患者をよく検索 してください。医療機関ですでにその患者の測定を実施している場合は、既存の患者記 録を開きます。1 人の患者に複数の記録を作成しないでください。患者のデータをシス テム内で検索することが困難になります。 6 患者の識別情報を入力します。入力した患者の氏名または患者IDがレポートに表示され ます。 患者記録で「患者情報の変更」リンクをクリックすると、患者情報を変更することがで きます。 7 終了したら「保存」をクリックします。

実測血糖値のアップロード

患者が対応する血糖自己測定器を使用中の場合、実測血糖値をCareLinkソフトウェアに直接 アップロードすることができます。ソフトウェアが実測血糖値を患者のCareLinkログブック に自動的に入力します。患者が血糖測定時の情報を入力した場合、これらのイベントの一部 もログブックに自動的にアップロードされます。 CareLinkソフトウェアは、コンピュータの日時を血糖自己測定器の日時と比較します。血糖 自己測定器の時刻が正確でない場合、CareLinkソフトウェアはコンピュータの時刻を使用し て血糖自己測定器の時刻を自動的に修正します。アップロード前に血糖自己測定器の時刻と 日付を変更しないでください。

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患者がリストにない血糖自己測定器を使用している場合は、実測血糖値を手入力することが できます。20 ページの「患者様用ログデータの入力」の説明を参照してください。 ノート:一回の測定につきアップロードできる血糖自己測定器は一つだけです。 1 アップローダがiPro2 レコーダのアップロードを正常に完了し、「アップロードに成功し ました」と表示されたら、「OK」をクリックしてアップローダを閉じます。ページが更 新されて新規測定が反映されます。 ログブックを使用して実測血糖値を手入力することもできます。詳細については20 ペー ジの「患者様用ログデータの入力」を参照してください。 2 「血糖値のアップロード」ボタンをクリックしてアップローダを再起動し、血糖自己測定 器から血糖値をアップロードします。 3 画面上の指示に従います。 4 指示が表示されたら、適切なケーブル(血糖自己測定器専用ケーブル)を使用して血糖自己 測定器をコンピュータに接続します。 アップロードが正常に終了したら、CareLink iProソフトウェアにその旨が表示されます。 5 血糖自己測定器をコンピュータから取り外します。

患者様用ログデータの入力

CareLink iProソフトウェアのログブック画面では、実測血糖値および患者が患者様用ログに 記録した他のイベント(食事、服薬、運動、インスリン、睡眠、メモなど)を手入力すること ができます。運動の強度または食事の量などのイベントの詳細を含むことができます。 実測血糖値をセンサ較正に使用しないよう除外することもできますし、必要であれば患者デー タから手入力したイベントを削除することもできます。 Xxxxxx Xxxxxxxx Xxxxx Xxxxxx Xxxxxx Xxxxxxxx Xxxxx Xxxxxxxxxxxx Xxxxxx Xxxxxxxxxx Xxxxxx Xxxxxxxx Xxxxx Xxxxxxxx Xxxxxx xxxx Xxxxx Xxxxxxxxxxx Xxxxxx Xxxxxxxxxxx Xxxxxxx Xxxxxxx Xxxxxxxx Xxxxxx

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ログブックを開く

患者の血糖自己測定器のアップロードを終了した直後であれば、「続行」をクリックしてログ ブックを開きます。患者記録画面にある「ログブックを開く」ボタンをクリックしてログブッ クを開くこともできます。

ログブック入力の追加

CareLink iProソフトウェアは、アップロードまたは手入力した患者の実測血糖値を使用して、 センサグルコースデータの較正を行います。患者の血糖自己測定器からデータをアップロー ドできない場合は、実測血糖値をログブックに手入力しなければなりません。 1 「追加」ボタンをクリックします。小さいウィンドウが表示され、そこでログブック入力 を行うことができます。 2 日付および時刻を入力します。入力項目が実測血糖値の場合は血糖値を入力します。入 力項目がイベントの場合はイベントを選択します。 患者が同時に 2 つ以上の入力データ(食事と実測血糖値など)を記録した場合は、それらを 1 つのデータとして入力します。 3 「入力」をクリックします。情報はログブックに記録されますが、新しい空のデータ入力 ウィンドウが開いたままで、新しいデータを入力することが可能です。 4 ログブックの追加入力が終了したら、データ入力ウィンドウの右上の「X」をクリックし てウィンドウを閉じます。 5 ログブックの使用が終了したら、「保存」をクリックして患者のメイン記録画面に戻りま す。 ノート:40~400mg/dL (2.2~22.2mmol/L)の実測血糖値のみを較正に使用します。

実測血糖値の除外

CareLink iProソフトウェアが実測血糖値を除外して、センサグルコースデータの較正に使用 しないよう設定することができます。 たとえば、患者が別の人に血糖自己測定器を使用させていた場合、またはコントロール液を 使用したが実測血糖値が血糖自己測定器のコントロールデータであることがマークされてい ない場合は、これらの実測血糖値をセンサ較正に使用しないでください。 1 患者ログブック画面で、較正から除外する各実測血糖値について「除外」チェックボッ クスをクリックします。 2 ログブックの使用が終了したら、「保存」をクリックして患者のメイン記録画面に戻りま す。レポートが自動的に再作成されます。 患者レポートには除外した実測血糖値は表示されず、レポートのセンサ情報に影響はあ りません。

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ログブック入力データの変更

手入力したログブック入力データは変更することができます。血糖自己測定器からアップ ロードしたイベントは、変更することができません。これらは較正からのみ除外することが できます。 1 患者ログブック画面でログブック入力を選択した後、「変更」ボタンをクリックします。 小さいウィンドウにログブック入力画面が開きます。 2 必要に応じて情報を変更し「入力」をクリックします。 3 ログブックの使用が終了したら、「保存」をクリックして患者のメイン記録画面に戻りま す。レポートが自動的に再作成されます。

ログブック入力データの削除

ログブックからイベントを削除して患者レポートに表示されないようにすることもできます。 手入力したログブック入力データは削除することができます。血糖自己測定器からアップ ロードしたイベントは、削除することができません。これらは較正からのみ除外することが できます。 1 患者ログブック画面でログブック入力を選択した後、「削除」ボタンをクリックします。 2 小さいウィンドウが表示され、項目削除の確認を促します。「削除」をクリックします。 このイベントはもうログブックに表示されません。削除したイベントは患者レポートに 表示されません。 3 ログブックの使用が終了したら、「保存」をクリックして患者のメイン記録画面に戻りま す。レポートが自動的に再作成されます。

ログブック入力データのソート

列見出しをクリックすることによってイベントをソートすることができます。これによって ログブックの項目を容易に見つけることができます。レポートの患者データの表示法には影 響を及ぼしません。 列見出しをもう一度クリックするとソート順が逆になります。

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CareLink iProレポート

重要項目: • 目標血糖範囲や食事時間などの患者レポート設定を変更して、測定のレポートを再作成 することができます。 • レポートは 7 日までの測定データを示します。 • レポートはPDFフォーマットで作成されるため、電子保存または印刷を容易に行うこと ができます。

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患者レポートの表示および印刷

患者のすべての測定データをCareLink iProソフトウェアへアップロードおよび入力した後、 患者レポートの表示を 2 つのオプションから選ぶことができます。 • レポートを個別に表示および印刷する。 • すべてのレポートを印刷する。 1 まだ患者記録を見ていない場合は、「ホーム」タブに進んで「検索」ボックスを使用して 患者記録を検索します。 患者記録の検索方法の詳細については、19 ページの「患者記録を開く」を参照してくだ さい。 2 患者記録画面上で、この患者について実施したすべての測定の日付を見ることができま す。最新の測定が最初に表示されます。古い測定を探すには下にスクロールする必要が あります。 3 希望の測定が見つかったら、表示したいレポートの名称をクリックするか、または「す べて印刷」をクリックしてメインレポートのすべてを印刷します。 1 つのレポートをクリックすると、ブラウザに新しいウィンドウまたはタブが開いてレ ポートが表示されます。 「すべて印刷」をクリックすると、ブラウザに新しいウィンドウまたはタブが開き、1 つ のPDFですべてのレポートが表示されます。 4 印刷にはコンピュータに設定されている印刷機能を使用します。たとえば、プリンタア イコンをクリックするか、またはファイル>印刷を選択する必要があります。

レポート作成成功のために

• ログブックを使用して、患者の血糖を正確に反映していない以下のような実測血糖値を 除外します。 - 患者以外の人の実測血糖値 - コントロール液から得られた実測血糖値 - 患者が血糖自己測定器の時刻または日付を変更する前に得られた実測血糖値。患者 が測定中に血糖自己測定器の時刻を変更した場合は、まず時刻変更前のすべての実 測血糖値を除外してください。次に、患者様用ログからの情報を使用して、実測血 糖値を正確な時刻でCareLink iProソフトウェアのログブックに手入力します。 これらの無効な実測血糖値は、較正の誤りを引き起こし、レポートのセンサプロットに 欠落が生じる可能性があります。これらの無効な実測血糖値を除外すると、通常データ の欠落がなくなります。 • データの欠落を防ぐためには、12 時間以内に実測血糖値が必要であることに注意してく ださい。 • 患者レポート設定を修正して目標血糖範囲、患者の食事時間などの設定を変更します。

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レポートについて

CareLink iProレポートは 7 日までの測定データを示します。レポートはPDFフォーマットで 作成されるため、電子保存または印刷を容易に行うことができます。以下の 4 つのメインレ ポートがあります。 • デイリーオーバーレイ(1 ページ)-毎日のセンサトレースのオーバーレイを示すもので、 毎日同じ時間帯に生じる傾向または逸脱を観察することができます。このレポートには、 高値および低値の逸脱サマリや時間分布の円グラフなどの 1 日の統計情報も示します。 時間分布のグラフは、目標範囲上限超過、下限未満および範囲内であった毎日の時間の 割合を示します。 • 食事によるオーバーレイ(2 ページ)-毎日の測定のセンサトレースを、食事時間と夜間に 分けて、オーバーレイで示します。食事によるオーバーレイのグラフは、CareLink iPro ログブックに食事イベントを入力した場合にのみ作成されます。患者レポート設定が医 療機関レポート設定と異なる場合は、患者レポート設定が時間を決定します。毎日のセ ンサトレースを重ね合わせると、食事または夜間の特定の時間の傾向を観察することが できます。このレポートは食前食後のグルコースセンサトレースをまとめたもので、患 者が毎日異なる時間に食事をとる場合に特に有用です。 • デイリーサマリ(2 ページ)-センサトレースと食事、服薬、運動などのイベントについ て、測定の 24 時間全体または一部のサマリを示します。 • パターンスナップショット(1 ページ)-日々のグルコース情報のまとめと最大で 3 つの観 察パターンを示します。このレポートは、一般統計、観察パターンおよび想定される原 因、オーバーレイグラフの 3 つのセクションで構成されます。

至適正確度

CareLink iProソフトウェアは、測定データの最適な正確度のチェックを自動的に行います。 これらのチェックは、治療決定に最適ではないデータを明らかにするためデザインされたも のです。 システムは、センサグルコース値を記録する午前 0 時から翌日の午前 0 時まで、暦日ベース でデータの正確度を評価します。データの正確度の測定に用いる指標は以下の 3 つです:有 効較正回数、平均差分絶対値の割合(MAD%)、相関。 閾値の 1 つを満たしていない日については、「要臨床的判断」とマークされます。この記号 表示は 2 か所(デイリーオーバーレイレポート、毎日のグラフを示すデイリーサマリレポー ト)に現れます。デイリーオーバーレイレポートでは、基準を満たさない日が「記号表示」エ リアで「X」とマークされます。 デイリーオーバーレイレポートの「記号表示」エリアが空白の場合、その日のデータはすべ ての至適正確度基準を満たしていることになります。 • 「MAD%」:MAD%の閾値は、1 日の実測血糖値の範囲に応じて変動します。その日がこ の閾値を満たしていない場合は、「X」とマークされます(要臨床的判断)。 実測血糖値範囲が 100mg/dL (5.6mmol/L)以上の場合、28.0%以下のMAD%を最適とみな します。

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実測血糖値範囲が 100mg/dL (5.6mmol/L)未満の場合、18.0%以下のMAD%を最適とみな します。 • 「有効較正回数」:3 回以上を最適とみなします。1 日の有効較正回数が 3 未満の場合、そ の日はこの閾値を満たしていないため「X」とマークされます(要臨床的判断)。これは、 一般に測定最終日などのセンサ装着が 24 時間に満たない日に生じます。 システムは、較正に使用する実測血糖値と比較してセンサグルコース値の正確度を評価 します。較正に使用する各実測血糖値を、同じ時点で較正アルゴリズムによって生成し た対応するセンサグルコース値とペアにします。 較正に使用するすべての実測血糖値を、至適正確度評価の目的に有効とみなすわけでは ありません。較正前後 12 時間以内に、較正に使用する実測血糖値が他にない場合、その 血糖値は至適正確度評価には有効とはみなされません。 40~400mg/dL (2.2~22.2mmol/L)の実測血糖値のみを較正に使用します。 • 「相関」:0.79 以上を最適とみなします。相関が 0.79 未満の場合、その日はこの閾値を満 たしていないため「X」とマークされます(要臨床的判断)。 実測血糖値範囲が 100mg/dL (5.6mmol/L)未満の場合、または有効較正回数が 3 未満の 場合は、「相関」が「N/A」となり、至適正確度評価には使用されません。 相関が高い(1.0 近く)がMAD%も高い場合、1 つの範囲外実測血糖値が原因である可能性 があります。この場合は「要臨床的判断」とマークされます。 他にデイリーオーバーレイレポートに表示される記号表示には、「S:センサデータなし」、「C: 較正用血糖値なし」の 2 つがあります。 • 「S:センサデータなし」:この記号表示は、センサデータがない日に現れます。したがっ て、その日のレポートにはセンサ値がありません。その日のデイリーサマリグラフには プロットした実測血糖値(ある場合)のみが示され、センサデータは示されません。 • 「C:較正用血糖値なし」:この記号表示は、センサ値はあるがセンサ値の較正に使用する 有効な実測血糖値がない日に現れます。較正を行うことのできないセンサ値は、その日 のレポートから除外されます。

曲線下面積(AUC)

曲線下面積(AUC)情報は、デイリーオーバーレイレポートの逸脱サマリにあります。AUCは、 患者の血糖値が高かったり低かったりした時間と、目標範囲外への逸脱の程度の指標となり ます。高いAUC値はより大きい、またはより激しい逸脱を意味します。AUCが 0 に近いほど 患者の血糖値は目標範囲内にあることになります。 AUC値はmg/dL/日(またはmmol/L/日)で表します。デイリーオーバーレイレポートは毎日の 2 つのAUC値(「AUC上限超過」、「AUC下限未満」)を示します。 • 「AUC上限超過」:この統計は、1 日全体の高血糖逸脱の程度および時間の相対的な指標 となります。計算結果は、患者の目標血糖範囲上限設定値によって異なります。閾値を 超えた各センサグルコース値から上限値を減算します。差を足して、合計をその日に得 られたセンサグルコース値の総数で除算します。

参照

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