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『家庭科・家政教育研究』第10号の刊行にあたって

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Academic year: 2021

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『家庭科・家政教育研究』第 10 号の刊行にあたって

藤女子大学家庭科・家政教育研究会の機関誌『家庭科・家政教育研究』は 2006 年の創刊 から 10 年目を迎えました。創刊の辞にありますように「教員や研究者をはじめ広く家庭科・ 家政教育に関心を有する者が,その教育研究の理論的・実践的な成果を公表し,忌憚の ない意見交換を行う場」として,あらゆる立場の人に開かれた「教育研究誌」であることを めざしてきました。 これまでに 80 編余りのご投稿(寄稿,課題研究・自由投稿論文,実践報告,資料等)を いただきましたが,これも皆様のご支援の賜物と深く感謝いたしております。 ご投稿いただいたテーマをふり返りますと,家庭科教育のみに限らず,大学における家 政教育と家庭科との関連,高等学校家庭科授業での実践,福祉科教育,栄養教育,食育, 特別支援教育,保育,ジェンダー,消費者問題,家庭支援,など多岐にわたっております。 また藤女子大学人間生活学部人間生活学科が毎年実施している「家庭科教育研修講座」(本 年で第 17 回になります)における実技講座の紹介などは,教育現場ですぐに役立つと好評 をいただいております。 現在は,多くの専門的な学術雑誌が刊行されていますが,本機関誌は研究者に限らず, 現役の家庭科や福祉科の教員,栄養教諭,大学院生や一般企業の方々等どなたでもご投稿 いただき,広く生活実態に根ざした実践的研究報告の場としての役割を担ってきたと自負 しております。 この 10 年間,私たちの暮らしをめぐる問題はさらに複雑・多様化しています。とくに 近年の家庭科・家政教育の重要課題としては,2011 年に発生した東日本大震災を受けて, 人々の生命や生活と直結する実践的研究領域としてどのような対応や提案ができるのか, その真価が問われています。また地球的規模で環境問題が深刻化する中で持続可能な社会 の構築と私たちの生活の安全性確保にむけての貢献も大いに期待されているところです。 本機関誌は,これからもわれわれの日常生活の上に立って,生活の質の向上や福祉への 貢献をめざした諸々の課題について研究・報告しあう場となるよう努力していく所存です。 今後とも,皆様からの活発なご意見やご投稿をよろしくお願い申し上げます。 なお,本機関誌は,大学の社会貢献の一環として,藤女子大学人間生活学部人間生活学科 の学科研究費により刊行されてきました。記して感謝の意を表します。 2015 年 7 月 (藤女子大学家庭科・家政教育研究会運営委員会)

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