著者 花輪 由樹, 小倉 育代, 大本 久美子, 表 真美, 岸 本 幸臣, 長石 啓子, 宮崎 陽子, 吉井 美奈子 著者別表示 Hanawa Yuki, Ogura Ikuyo, Ohmoto Kumiko, Omote
Mami, Kishimoto Yukiomi, Nagaishi Keiko, Miyazaki Yoko, Yoshii Minako
雑誌名 家政学原論研究
巻 47
ページ 30‑38
発行年 2013‑08‑19
URL http://doi.org/10.24517/00062771
doi: 10.20596/jphe.47.0_30
研 究
ノー ト
家政学広報 に お け るブ
ック レ
ット 『 家政学 の じ かん 』 の 可 能性 ( 第 2 報 )
一 大学 生 が 抱 く家 政 学
のイ
メー ジ ー
花 小 大 表 岸 長 宮 吉
輪 倉 本
本 石
崎 井
由 樹
(京 都 大学 )育 代
(大阪女子短 期 大 学 )久美 子
(大阪教育 大 学 )真 幸 啓 陽
美 (
京 都 女 子 大 学)臣
(羽 衣 国 際 大 学)子
(元くらしき作 陽 大 学)子 (
羽 衣 国 際 大 学)美奈 子
(武庫川 女 子 大 学)
原 稿受 付 平成
25
年 2月28
日 ;原稿受理 平 成25
年7
月2
凵The
Usefulness
of
Book − let
“kaseigaku
no
Jikan
”for
the
Publicity
of
Home
Economics
the
Image
aboutHome
Economics
in
University
studentsYuki
HANAWA
* 1,Ikuyo
OGURA
*2
,Kumiko
OHMOTO
*3
,Mami
OMOTE
*4,
Yukiomi
KISHIMOTO
*5
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NAGAISHI
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*7(Received
February
28,
2013;Accepted in received fo July 2,
2013)Keywords
キー
ワー
ド:book − let
家政学
,image
イ メー
ジブッ クレッ ト
, university
students
大 学 生,
home
economics
1
.
は じめ に
1
)研 究背景と 目 的家政 学の学 問 的発 展には
,
学 問 的検 討に加えて
,
家政学を身近に認 知しても らうこ と が 重要である。 本 研 究は
,
生活事 例を用い て分か りや すい 家政学の紹 介を試み た ブッ ク レッ ト 『家 政 学の じか ん 』1 〕(関 西 家 政 学 原 論 研 究 会2011 )
の 家政学 広 報と して の可 能性や課題を探るこ と を目指してい る。 ブック レッ トは
A5
版で8
章 から成 り
,
総 数96
頁となっ てい る。 各章の タイ トル は表
1
に 示 した とお りであ り,
主 に 家 族 や 家 庭生活を中心 と し たテー
マ を取り上 げてい る。
このブック レッ トは
2011
年6
月発行 後,
全国の 大 学で授 業の 副読 本と して使 用さ れてき た。 本 研 究で は ブ ックレッ トの読後の意識 を知るた め に,
関東・
関 西・
中 国 地 区の6
大学で家 政学や 家庭 科,
栄養 教諭 関連の授 業の受 講者を対 象に,
質問紙調査 を行っ た。
[第1
報 ]では質問 紙 調査の結果の全 体 像 を報 告してい る。 [第
2
報 ]の本 稿では
,
大 学生 が 抱 く家 政学のイメー
ジにつ い て読後の意 識変化の分 析 を行うこ とで
,
ブックレッ トの役 割と可能性を探るこ と を 目的とし
た。
2
)方 法調査時 期は
2011
年10
月〜 12
月で,
調 査 方 法は 集 合法に よ る自 記 式質問 紙 調査の手 法を取っ た。質問内容は
,
読んだ章と最 も興味 を持っ た 章,
最 も興 味を持っ た 理 由,
読 後の生 活 変化,
読後の感 想,
家政学の認知,
読む 前の家政学へ の興 味, 読後の 家政学へ の興味
,
家 政 学へ の イ メー
ジ,
家政学の役立 ち感,
家 政学に関す る授 業の 受講有 無の計10
項目である。そ のう ち 本 稿で は
, 【
問8
「家政学 」とい う学 問につ い て の印 象 (イメー
ジ)
につ い て自由に書い てくだ さい 】の回答に注 日して分 析 した
。
な お 全 体の 有効回収 票は
401
票であ り,
その うち女 子
378
名・
男 子12
名 (不 明・
無回答11
名), 1 ・2 ・3 ・4
回 生は各々21. 7,44. 6,13. 0,
17. 5
(不明・
無 回 答3 . 2
)%であっ た。 また問8
の回答数は381
票であり,
その うち 女 子365
名・
男 子11
名 (不明・
無 回 答5
名),
1・2 ・3 ・ 4
回 生は各々21. 1,46. 7,
12. 3 ,18. 0 (
不 明・
無回答1. 8
)% で あっ た。分 析 方法は
,
まず 家政学の典型 的 な 用語が どの ような割 合であ げら れ てい る か を用 語検 索に よ る 量 的 調査で把握し
,
次にその キー
ワー
ドが 出 現する文 章中に, 家 政 学へ の イ メー
ジ が どのよ うに現 れて いる か を文脈 分 析に よ る質的 調査
で明ら かにする 中で, ブッ クレッ ト読後の変化
にも注目 した
。
[第
1
報 ]では,
検 索用語と して15
個( 1
家 政学,2
家庭 科,3
生 活,4
家 族, 5
親, 6
結 婚, 7
夫 婦, 8
別姓, 9
子育て・
育児, 10
ジェンダ
ー, 11
仕事,12
家 事,13
地 域,14
住まい,
15
高 齢・
加齢 )の用 語が選 定さ れた が,
本 稿で は さ らにブッ クレッ トの 各 章の キー
ワー
ド と考え ら れるもの を 用 語検索単 位で
33
個 選 定した(表
1
)。
その上で家 政 学の 典 型 的 な 用 語も補 足2〕し,
計56
個の用 語 か ら 家 政 学の イメー
ジ に 関する量的 分 析を行っ た(
表2 )
。表
1
『家政学のじかん』各章のタイ トルとキー
ワー
ド
3
)先行研究と本研究の位 置づ けこれ まで家 政学の イメ
ー
ジに関する研 究は,
衣:3]
,
1}食5剛 住7Ls )などの具体例を通した イメー
ジ研 究はい くつ かある もの の , 家 政 学の イ メ
ー
ジに直接 言 及してい る 研 究 は
,
藤 田 (2012
)y }に み ら れ るの み である。
藤田は
,
細 分化・
専 門化す る 今 日の家 政 学 が,
学 問と し て の意義の理解を軽 薄に してい る と し
て
,
家 政 学 部生 に家政学の イ メー
ジ調 査 を行い
,
そこ で何 が 認 識 さ れてい る かを明らかする こと
で
,
家政学の学びへ の示 唆を得ようと し た。 し か しこ こで対象と さ れてい たの は,
某 女子大学 家 政学 部生82
名 (家政学 原 論 履修者)で あ り,本研 究と は 以下 の点で異 なる
。
ま ず 藤 田の研 究 と比較して,
調査対 象者の人数が4
倍 近 く( 401
人)あ り
,
対 象 大学 数も6
大 学と幅 広 く,
そ し て ブッ ク レッ ト使用 による 家 政 学の イメー
ジ変 化を 具 体 的に検証で きるこ とな ど が,
本 研 究の特 徴 と してあ げ ら れ る。
2 .
量 的 分析の結 果 及び考 察質問紙調査に よ る 【閊
8
家 政 学の イメー
ジ】
の 回答 結果か ら用語の 量的 分析 を行っ た結 果
,
圧 倒 的に 「1
.
生 活 (4
割 弱・ 139
入 )」の用 語 が多
くみら れた(
表 2 )。
以下 で は表1
の ブックレッ トキ
ー
ワー
ドとの比 較 (2 −1
),
学 習内容・
学 習 者・
価 値づけご との分 析 (2−2
)を行っ てい く
。
2−1.
表1
ブッ ク レッ トキー
ワー
ドとの比較1
)上位 用 語の 特 徴表
2
で上 位5
つ にみ ら れ た 用語は 「1 .
牛活(
4
害唖野弓・139
/V>」,
「2 .
家 庭 弄斗 〔2
害ljtjs]・67
人)」「
3 .
家 族 (2
割 弱・64
人)」「4 .
家政・
家 政学 (
2
割 弱・61
人)」 「5 .
食 (2
割 弱・61
人)」であっ た
。
これ ら は全て表1
の ブック レットで取 り上げら れ てい た キ
ー
ワー
ドである。 ブッ
ク レッ トで は
,
家政学が 人間生活の基 本で ある家庭生活の視 点か ら社 会のあ り方を考えるこ と を全 体 的 に主 張 してお り, 家 政 学 と して伝え る
べ き重要 用 語が
,
量 的 調 査におい て も大 学 生の イメー
ジの 中に描 か れてい る 結 果 と なっ た。
2 )表 1に なか っ た 用 語
今 回ブッ ク レッ トで網 羅で き な かっ た 「
9 .
衣」の分 野につ い て,
特に取 りヒげてい ない に も関わ らず,
「9 .
衣 (1
割 強・
51人)」,
「16,
裁縫・
被服 (ユ割弱・35
人)」の用 語をイメー
ジとして あ げて い る者が 多数存在 した
。
これは ブックレッ トの影 響 は受け ず に家 政学へ の イメー
ジを潜 在 的に持っ てい た例とし て注 目できる。
3
)イメー
ジ さ れ なかっ た 用 語
表
1
のブッ クレッ ト で キー
ワー
ド に設 定してい たにも関わ らず
, 1
人 も イメー
ジの対 象としてあ げてい な かっ た用 語は
,
「51.
支援 」 「52.
育メン」 「
53,
性別役 割 分 業」 「54.
育 児休 業 」「
55 .
買い物 」 「56 .
遊び」であっ た。 この こ と か ら ブッ クレ ッ トで重 観 されて い る キー
ワー
ド全てが 家 政 学の イメ
ー
ジ と して重 な る わ けでは表2 量 的 分 析に よ る家 政 学の イメ
ー
ジランキング (n
= 381
単 位 :%複
数回答黒
塗は表1
の用 語)ない こ とがい える。 ま たこれ らは
,
女 性の社会 進 出や共働 き,
子 育て等,
現 代社 会の課 題と し て家 庭 科や家 政 学で も多様に扱わ れ る用 語の 1つ で はある が
,
今の ところ 家 政 学 か ら連 想 さ れ る 用語と しては定着してい ない ことが分かっ た。2−2.
学 習内容・
学 習 者 ・価 値づ け に関す る分 析1> 学 習 内 容につ い て
表
2
を 学 習 内 容ご と にみ ると,
用 語の頻 出 度をみ る限 りでは
,
衣食 住へ のイメー
ジ が 上 位 を 占め てい る。 特に 「5 ,
食 (2
割 弱・6
ユ人)」「
11,
料理・
調 理・
栄 養 (1
割 強・40
人 )」な ど 食関連へ の イメー
ジ が強 く, ま た 「
9 .
衣 (1割強
・51
人)
」 「16.
裁 縫・
被 服(1
割 弱・ 35
人)
」な ど衣関連へ のイメ
ー
ジ が,
そ して 「7 .
住(1
割 強・56
人)
」 とい う順に み ら れ るQ ブッ クレッ トで は 「食 」 や 「住 」につ い て は触れ た も
の の
,
「衣 」に関して は取 り上 げ な かっ た。 し かしな が らこのように多くの人々が 衣関連の用 語を連 想してい る こと から,
こ の イメー
ジ が どの ような認 識 過 程で形 成さ れ たの か疑 問が残る。
これ につ い て は
3 −2
で述べ てい く。また衣食住の学 習 内容に続い て 「
23.
子育て・
育児 (
12
人)
」「26 .
福 祉 (10
人)」などもみ ら れる の に対し,
「41.
加齢・
高 齢 (2
人)」 「44.
介 護 (1 人)」へ の イ メ
ー
ジ が極端に低い ことか ら
,
高齢者関連の 用 語は,
家政学とは直接連 想しにくい こ と が考え ら れる。
2
)学習 者につ い て誰が学ぶ対 象であ るのか を考え た 際に
,
「6 .
女 (
2
割 弱・59
人)」の用 語に注 日 する と,
これ は 上位
5
番目に位 置し てお り回答 数が多い とい える。
一
方, 「
6 .
女」の 関連用 語であ り,
従 来の 家 政 学の イメ
ー
ジ と考 えら れ る ような「
45.
花 嫁 (1
人)」「46.
良妻 賢母 (1
入)」「
47.
専業主婦 (1
人〉」につ い て は,
回答 数は 皆 無に 近かっ た。 こ の こと か ら多 くの人々は,
家政学と 「6 .
女」は何ら かの 関 連が あ る と と ら えてい るが,
「45.
花 嫁 」 「46.
良妻 賢母」「
47.
専 業主婦 」な ど, 家事担 当 者 としての女 性につ い て は,
家政学のイメー
ジには 入っ ていない ことが分か る。 「
6 .
女 」につ い て の回答内容は
,
さ ら に詳細をみ る必 要がある た め,3−3
で述べ てい く。
3
> 価 値づけにつ い て副 詞
・
形 容 詞 な どに注 目 す る と,
い ず れ も1
割 程 度である もの の衣 食住の用語と並 び 「12,
身近
・
密 着・
つ な が り(1
割・38
人)
」「13,
幅 広い・
広い・
全 般 (1割・ 38
入)」「14.
必 要・
不 可 欠 (
1
割・38
人)」が12
位 と比 較 的 上 位に 位 置 してい る。
ま た 「20.
大 事・
大 切 (1
割 弱・
19
人)」「22,
役立つ (1
割 未 満・18
人〉」 「24.
よ りよい (
1
割 未満・12
人)」 「25、
重要 (1
割 未 満・
ユ1
人)」の用語も順に続 く。 「14。
必要・
不 可 欠 」「20
.
大 事・
大 切 」「22.
役立つ」「25.
重 要 」の 用 語は自 分 自 身の家 政 学へ の評 価 を 示 す もの であり
,
家政学の内 容を自分なりに解 釈し てい なければ 現れ てこない 言葉であるとい え
よう。 この よう な価 値づ けが
,
ブッ ク レッ ト読 後に生 ま れた ものか どうか は今回の調査で は不 明 だ が,
ブッ クレ ッ トを読 んで家 政学へ の価 値づけが行わ れ た可 能性は大い に考え られる。 こ れ につ いて は
3−4
で 述べ る。
2−3.
ノ亅N}舌本項の量的調 査で明らかになっ た家政学のイ
メ
ー
ジ は, 1 .
ブ ック レッ トを読んだ後の影 響 も し く は2 .
そ れ までの既存知 識 や授 業か らの 影 響の2
通 りが考えられる。
しか し [第1
報]の調査結 果に よ る と
,
全体の7
割近 くが 家 政学へ の認 識が な かっ た こ とを示 し て お り
,
つ ま りこ れ は多くの 学生 が ブ ック レッ ト に よ る影 響を 受けて家 政 学を知 り始め た可能 性が高い こ と を 示 して い る
。
そ して その真 相は,
どの ような文 脈で用語が使用 されているの か をみる こ とによって明 ら かになる と考 える
。
そこ で本 章で の課 題
,
家政学と して伝えるべ き重 要 用 語 が 大 学 生の中 にどの ように イメ
ー
ジさ れ てい るの か
( 2−L1 >,
なぜ 「衣 」に関 する用 語が多くみ ら れる のか (2−1. 2
) (2−2. 1),
「女」 は学 習 者 とし て語 ら れて い るの か
(
2−2. 2
),
家政学へ の評価 は ブッ クレ ッ ト読 後に行わ れ た もの か (2−2. 3
),
につ い ての上記4
点 を次 章で 明 らかに して い く。3 .
質 的 分析の結 果 及び考 察 本項で は,
前 章で の量 的 調査によ る 課 題
4
点 を手 掛 か りに 文 脈 分 析 を 行 っ た (表3
)。
なお[ 家 政学の重要用語 ]につ い
て は
,
量 的調査の上位3
つ の用語である
1
) 「生活 」, 2
)「家 庭 科 」, 3
) 「家 族」を対象とした
。
3−1.
家 政 学 の 重 要 用 語1
) 「生活 」「生活」がどの範 囲を指 すも
の か を 明 らか に する た め, 表
2
の 「
1 ,
生 活 」 を 「8 .
家 庭」 との組み合わ せで分析し た (表3
)。 まず [1 .
家 庭生活に触 れずに 「生活 」を と ら えてい る 者 ] (123
人 )は,
[2 ,
家 庭生 活との関連で 「生活」を と ら えてい る者
1
(63
人 )の約2
倍存在 してお り
,
圧倒 的に多
くの人々が
,
家 政 学 を と ら え る 上で 「家 庭 」よ りも,
「生活 」の用 語を 選ん でい る ことが分かっ た。また [
1 .
家庭生活に触れずに 「生活 」をと らえてい る者 ] を詳しくみ て み る と
,3
パ ター
ン の傾 向 が あ り, 家 政 学 を 生 活
の た めの学 問 とす る
[
目的 型]
(
54
人),
家政学と自分との距離か ら学 問を と ら え る
[
距離型]
(
42
人),
具体的 な学習 内容を提 示 するこ と で学 問を と ら える[ 内容提 示 型] (
27
人)がみ ら れ た。ま た [
2 .
家 庭生活と の関連で 「生活 」 をと らえてい る者 ]につ い て は,
家庭に向か おうとする意 識 を持つ [ 求心 型] (
23
人〉,
家庭とい う身近 な場所か ら外に向かっ て発 展 する生活の 広がりを持とうとする [ 拡 大型] (12
人),
家 庭生活 と,
家 庭生活よ り も広い 生 活 を並 列 的に と らえる[
並列 型]( 26
人)
が存
在し た。 こ表
3
質的 分 析 によ る家政学の イ メー
ジの傾 向(複 数 回答 有 )
不 可欠
・
必18
重
・
大13
目 的 型
豊 か さ
・
よ りよ さ13
立つ
10
1 ,
家庭生 活 に 触 れ ず に「生 活」を捉えて い る者(123
人)身 近
・
・
つな がし 18 距離型・
全・
置18 3 − 11
)生 活 の
6
3
内 示 型27
1
心 型23
大 型
12
2 .
家庭 生活 と の関連で 「生 活」を捉え てい る (63
人 )3
並 列 型26
4
どち ら で ない2
1 .
家 庭 科のよ うなもの・
家庭科 の
一
部(34
家 庭 科 そのもの
16
の よ
噛
な もの
13
人 3
・
の一 5
1
の延10
3 − 12
)家 庭 科
2 、
家庭 科の延長
・
発 展 (19
人 )・
の 的内6
3
の 的 内3
1
・
の メー
ジ が 匕した8 3 .
家庭 科とは違う(
14
人 ) と1唖
かに
殉
4
3 とは’ し違
噛 2
非 並 列 型 家 族 を中心に他 分野 を学 ぶ
3
族 と 会 との り ぶ 101 .
家族 以外の分野も共に学
ぶ (
39
人 ) 日 生 の の1
つ3
3 − 13
}家 族 並 列 型 百 く ぶ の
1
つ10
の の
1
つ13
1
・
つながり10
2 .
家族に注 目して ぶ (
25
人 ) 族のこと15
1 . r
衣・
・ 4
2
「衣・
・
xr16
3 −
2「衣」
3
「衣・
・
xr2
4
「・
・
x 「 「 の2
重1
の・
生 に’ 10
女 の の ,
’
女子 大との 連
10 3
女 の サ’ ・ 一
ト・
に 必5
で
.
女性 学 習型(
36
人 ) 4 庭 との 運4
との比
4
3 − 3
「女」
6
状 との 連3
2
女 共 型5 5
1
ム の が驢 6
3 .
考え方の変化 型 (
12
人 ) に ぶべ4
全て の 人が
’
ζべ
2
4 .
の (6
人 )6
1
がし・
の噂
加23
1 ,
学 習 内 容(
32
人 )噂
加7
3
匕内 不2
1
女→
女7
3
− 4
読 後のイ メ
ー
ジ変化2 .
学 習 者(14
人 ) → 全て の 人
6
3
匕丙 不1
1
化8
3 .
価値(35
人 ) 自 の こと 19追加
会/
一
的 なこと8
こ に は
,
家 政 学 を学ぶ目 的の差異が示 さ れ て お り,
が家庭生活に収歛 する学びに なっ てい るの に対し