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橋 英子 ( 略歴 著書 小説 ひろはし 廣 えいこ 生年月日 ) 昭和 27 年 3 月 2 日生 福岡市南区 1952 年福岡県八幡市 ( 現北九州市 ) に生まれる 九州産業大学芸術学部卒業 1988 年 4 月 岩田屋 コミュニティカレッジ 小説とノンフィクション 教室 ( 講師は北川晃二氏

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Academic year: 2021

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(1)

福岡市政担当記者各位

第48回 福岡市文学賞の受賞者が決定しました

第48回(平成29年度)福岡市文学賞の受賞者が決定しました。

また,受賞された方々に,賞状・目録を贈呈させていただく贈呈式を下記の通り開催しますの

で,併せてお知らせいたします。

会場では,受賞者の皆様による受賞挨拶などを予定しております。是非,この機会に,受賞者

の皆様を取材いただきますようよろしくお願いいたします。

E ひろ AA EE はし A AE英子E え い こ AE 坂田E さ か だ A AEトヨ子E と よ こ AE 前野E ま え の A りりえ AEE あいだ A AE千都子E ち づ こ AE 染野E そ め の A AE太朗E た ろ う AE 矢田E や だ A わかな AE河野E か わ の A AE成子E し げ こ

福岡市文学賞について

1 趣旨

文学の普及・振興に資するため,福岡市において文学活動を続けられている作家の中から,

近年において特に優れた功績をあげられた方々を選考し,今後ともさらに福岡市の文学活動

の充実・発展へ向けての推進力を発揮されるよう顕彰しているものです。

2 贈呈式(関係者のみ出席)

日 時:平成30年3月24日(土)15時30分~

場 所:エルガーラホール 7階 中ホール(福岡市中央区天神1丁目4-2)

3 記念作品集の刊行

受賞者の作品を収録した「記念作品集」を,4月中旬以降に福岡市総合図書館と各分館で貸

し出します。(赤煉瓦文化館,情報プラザ等でも閲覧可)

4 添付資料

福岡市文学賞受賞者調書,取材連絡先

【問い合わせ先・担当】 経済観光文化局文化振興部文化振興課 小野・倉田(電話 711-4664 内線:1801) 小説 詩 詩 短歌 短歌 俳句 川柳

受賞者

(敬称略)

(2)

部門 小説 氏名 廣E ひろ AAEE はし A AE英子E え い こ A (生年月日)昭和27年3月2日生 住所 福岡市南区 略歴 ・ 著書 1952年 福岡県八幡市(現北九州市)に生まれる。 九州産業大学芸術学部卒業 1988年4月、岩田屋・コミュニティカレッジ「小説とノンフィクション」 教室(講師は北川晃二氏)に入会、小説の創作を始める。同人誌『風』 の創刊を企画、編集に当たる。この頃、文芸誌『西域』などにも作品を 発表する。 1990年、「君が拾った月」で、福岡市民芸術祭賞(小説部門)受賞。 1991年12月、北川氏の推薦で同年3月に創刊された『季刊午前』の同人 となる。 1996年、活動の場を広げるために、友人のひわきゆりこと計らって、二 人だけの小説同人誌『えとわす』を創刊。年2回発行を続け、2002年13 号をもって終刊とする。 2003年、『季刊午前』29号から編集委員。 受賞理由 (250字程度) 経歴でみるように、同人誌での創作活動が長く、当然、作品数も多い。 2016年刊行の『季刊午前』53号、55号にも作品を発表するなど意欲的で ある。その最新の2作品についていうと、53号の「閃光」は大学教師の 僕と教え子の女子学生との間の生と死の問答が二人の将来を占い、55号 の「ブルーベルベット」は原爆で命を落とした姉の無念を妹の言動が伝 える。いろんな世界が描ける作者である。他の作品にも共通するが、的 確なテーマ設定、構成の妙、硬質ながら詩的な文体は読者を魅了する。 有能な資質に恵まれた上に、同人雑誌に依る地道な修練と研鑚が創作上 の成果に寄与していると思える。今後に期待十分であることと同人雑誌 の有用性を再認識させた点も含めて推薦することで合意をみた。

(3)

部門 詩 氏名 坂田E さ か だ A AEトヨ子E と よ こ A (生年月日)昭和23年4月15日生 住所 福岡市博多区 略歴 ・ 著書 現みやま市瀬高町生まれ。 1972年名古屋を中心とした同人誌「ポエム」を経て、 1974年福岡詩人会議「筑紫野」に入会。その後、詩人会議、現代詩は てなの会、福岡県詩人会、このゆびとまれ、炎樹の会、戦争と平和を考 える詩の会「いのちの籠」、日本詩人クラブ、日本現代詩人会に入会。 また、投稿専門誌「ものもうす」(2016年100号で終刊)に引き続き、「太 宰府だより」にも寄稿。 個人詩集『コスモス』『生きにくい時代』『少年たち・花』 『それでも海へ』『耳を澄ませば』『あいに行く』 『源氏物語の女たち』。その他、アンソロジー多数。 受賞理由 (250字程度) 詩集『源氏物語の女たち』は、文学史上不朽の名作『源氏物語』を、 詩によって表現するという果敢な挑戦がなされた詩集だ。散文の世界で は、『源氏物語』を再構築する豊かな作品が生みだされてきた。それら の創作に対して、この詩集は、原作を生かし、原作への深い敬意を表し ながらも、一人称の語りで作品を組みたて直した試みの意欲と努力が評 価できる。『源氏物語』をより親しみやすくすると同時に、詩が多くの 読者を獲得できる可能性を示した詩集である。滔々とした文学の流れに 新たに浮かんだ、一艘の舟のようだ。

(4)

部門 詩 氏名 前野E ま え の A りりえ (生年月日)昭和30年12月29日生 住所 太宰府市 略歴 ・ 著書 昭和44年 14歳で詩を書き始める。 昭和53年 立命館大学文学部哲学科卒業。 昭和59年 一丸章氏に誘われ、詩誌「POINT」創刊号から同人。 平成2年 詩誌「GAGA」創刊号から同人となり、現在70号まで同人と発 行を続ける。 平成8年〜平成12年 詩誌「九」創刊から終刊まで同人。 平成24年 日本語教師としてニューカレドニアの中学校と高校で1年 間日本語を教える。 ※フリーライター。福岡県詩人会会員。 著書:『ニューカレドニア 美しきラグーンと優しき人々』(書肆侃侃 房・平成26年)、『麗し太宰府』(書肆侃侃房・平成27年)。 受賞理由 (250字程度) 詩人は、太宰府に存在の基盤である「ふるさと」を見出し、そこを詩 が誕生する場所として散策する。2年前刊行の写真と文章による本『麗 し太宰府』や太宰府市民図書館での講座「太宰府で生まれる現代詩」な どを通して、古代都市でありながら、まさに今生成している「太宰府」 を創造的に紹介するという活動を展開している。また、その行為は、太 宰府を架空の街「サラフィータ」として描きだした連作詩「サラフィー タ」を生みだした。詩作だけに留まらない詩人の活動は、地域文化への 貢献という点も含めて評価に値する。

(5)

部門 短歌 氏名 間E あいだ A AEEAAE 都子E づ こ A (生年月日)昭和28年10月27日生 住所 春日市 略歴 ・ 著書 平成11年 NHK短歌福岡教室(青木昭子講師)受講 平成12年 短歌結社「ポトナム」入会 平成21年 宗像大社短歌大会 福岡県知事賞 平成22年 福岡市民芸術祭賞 平成24年 福岡県歌人会 短歌大会実行委員 平成27年 「ポトナム」結社賞 白楊賞受賞 平成29年 福岡県民短歌大会 県知事賞 福岡県歌人会 事務局長 第一歌集『結びなおして』上梓 受賞理由 (250字程度) 選考の対象となったのは第一歌集『結びなおして』であるが氏は長年 福岡市に在住し、歌歴も18年に及ぶ。対象歌集の評価もさることながら 略歴に見られる通り、この間の氏の福岡歌界への寄与、功績には著しい ものがあり私たちはこれを看過すべきではない。 『結びなおして』は嫁して以来、つぶさに見聞きしてきた福岡の風 物・風習を、ふるさとを異にするが故に、だからこそ詠める新しさに満 ち満ちている。また一首一首の文体も整っている上、随所に普遍性につ ながる新鮮なものの見方が披瀝されていて注目した。他の候補作品とは 一線を画していよう。 ※氏名の「都」は異体字

(6)

部門 短歌 氏名 染野E そ め の A AE太朗E た ろ う A (生年月日)昭和52年10月21日生 住所 福岡市早良区 略歴 ・ 著書 平成7年 歌誌「まひる野」入会 平成23年 第一歌集『あの日の海』上梓 平成24年 同上歌集にて第18回日本歌人クラブ新人賞受賞 平成27年 Eテレ「NHK短歌」担当 平成28年 第二歌集『人魚』上梓 受賞理由 (250字程度) 略歴欄にある通り、第一歌集『あの日の海』で第18回日本歌人クラブ 新人賞の受賞歴を持つ。またEテレのNHK短歌の選者の経歴もあり、 現在は種々の短歌総合誌その他でさかんに活躍している若手の実力者 である。 今回対象となった『人魚』は職場や、やや不運な個人的事情が詠まれ ていて、そこに話題性があり歌集は版を重ねている。話題性が先行しが ちな中で、一首に占めるそれぞれの言葉に存在感やシャープさがある。 福岡在住歴はそう長くはないものの実績と対象歌集の質の高さから、氏 を除外する選択はなかった。それが間氏と同時に推す理由である。

(7)

部門 俳句 氏名 矢田E や だ A わかな (生年月日)昭和17年3月16日生 住所 福岡市西区 略歴 ・ 著書 平成16年 「豈」「GA」の秦夕美に師事 平成23年 現代俳句協会参加 「九州俳句」参加 平成27年 「ロマネコンテ」同人 平成29年 句集「和草」上梓 「遊牧」同人 受賞理由 (250字程度) 矢田和子は、東京で仕事と家庭を両立させ、その後福岡に定住、平成 16年俳誌「豈」「GA」の秦夕美に師事、俳句に傾注、研鑽を重ね第一 句集「和草」を上梓したものである。句集発刊の目的は、家族のためと いい、家族に寄せる思いが全体を貫いていて、感性豊かな言葉を紡ぎ出 している。 母の日の母はいまなほ多面体 表札のをとこの戻る夜長かな 足裏に残る故郷の霜柱 句歴は浅いが、目下現代俳句協会員として、俳誌「九州俳句」「ロマ ネコンテ」に発表の場を持ち、積極的に活躍するなど、俳壇の高い評価 を受けており、将来が期待されている。ここに福岡市文学賞の候補とし て推薦する。

(8)

部門 川柳 氏名 河野E か わ の A AE成子E し げ こ A (生年月日)昭和15年5月19日生 住所 糟屋郡粕屋町 略歴 ・ 著書 平成3年 いざよい川柳 平成9年 かすや川柳 平成15年 楠の会 平成23年 番傘本社同人,葦群誌友 平成26年 くろがね誌友 平成27年 第9回北九州文学協会文学賞受賞 受賞理由 (250字程度) 文学賞受賞者は例年通りの経緯を踏み、河野成子さんに決まった。 番傘本社同人として毎月佳吟を発表され、最近は誌上課題の選者の依 頼を受けられた。県下の各地大会の選者を務め、毎月の句会には“かす や”“楠の会”の中心メンバーとしての活躍。“葦群”“くろがね吟社” の誌友としての作品、西日本新聞時事川柳など活躍の場がますます拡が ってきている。 上梓された句集「ちっくたっく」では女性に少ないユーモアの持ち味 を もう薬いいから酒を持ってこい 病気などさせぬ貧乏神がいる 勤めの保育士としての 神様と目が合ってボク生まれたの おしっこが出るまで歌をうたおうよ 闘病のご主人とご自分の現在を 胃袋はないがどっこい生きている 玄米を百回噛んでまだ元気 と詠まれ、番傘の“一読明解”を等身大で表され、今後を期待されてい る。

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