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6 冬季欧州人観光客アンケート結果 冬季の欧州人観光客アンケートの回答者数の合計は 93 件 うち欧州人有効票 80 人 だった 各設問についての回答結果を以下に述べる A-1. 性別内訳 総数 80 人のうち 男性が 44 人で全体の 55% を占め 女性は 36 人で 45% だった 男女比に大

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D-3. 今回の北海道滞在で満足・感動したことや場所 <地元との交流など>  人々がとても親切(11) (日本語ができない人にとても親切)  人々がフレンドリー(11)  人々(8)  人々がきちんとしていて歓迎の気持ちが ある(2)  礼儀正しい人々  ホスピタリティ  ANA と JR のスタッフが親切  サービス <観光資源>  温泉(13)  ハイキング(2)  産業遺産  雪  弁当(箱)  旅館  アクティビティー <食>  食事がすばらしい(18)  海産物(3)  寿司(2)  ラーメン  お茶  日本酒 <自然・環境・景観>  美しい自然・自然が圧倒的(18)  景色(13)  紅葉、秋の樹木がきれい(4)  羊蹄山  山  樹木  野生動物、  とても空気がきれい  国立公園と景色 <町並みやシステム>  交通機関(4)  潔(2)  店、飲食店が遅くまで営業している(2)  快適なまち  札幌のちょうどいい大きさと景色、  宿泊代や食費など高いと思っていたが 高くない  市内全般  街のレイアウト  すばらしい駅、  駐車場がよく整備されている  良い道路  カスタマーサービス  セブンイレブン  宿泊オプション <その他>  とても良い  ここはとても美しい!  日本が大好きです  全て(3)  とても満足  寒い  北海道自分が期待した日本そのもの  見るものがたくさんある  北海道はとてもゆったりしている  北海道を友人にすすめる  登別公園はとても整備されている  静かな暮らし  天候がすばらしかった  印象的なことがたくさんあって挙げら れない  冒険 D-4. 今回の北海道滞在で困ったこと  なし(63) <交通について>  グリーン車が満席で乗れなかった  遠隔地への鉄道・バスが増えると便利  バスの本数がかなり少なく、運行終了が早 かった。  レンタカー利用に国際免許が必要  公共交通が限られている  電車がゆっくり  フェリーが早朝に到着すること  JR が高い <言葉について>  言葉の違い(特にホテルなど)  意思疎通のためにもっと日本語の知識 が必要なことが時々あった <宿泊・店について>  札幌のあるゲストハウスが良くなかっ た  ホテルのチェックインが一律 15 時  店の閉店時間が早い <その他>  洞爺・知床へのバスツアーが小降りの 雨でキャンセルになったこと  天候、雨  層雲峡の天気が悪かった

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⑥冬季欧州人観光客アンケート結果 冬季の欧州人観光客アンケートの回答者数の合計は 93 件、うち欧州人有効票 80 人 だった。各設問についての回答結果を以下に述べる。 A-1. 性別内訳 A-2. 年代 総数80 人のうち、男性が 44 人で全体の 55%を 占め、女性は36 人で 45%だった。男女比に大きな 差異は認められなかった。 20 代が 32 人で全体の 40%と最も多い世代だ った。次いで30 代が 20 人(25%)で、20 代 と30 代で全体の 65%を占めた。40 代が 13 人 (16%)と 3 番目に多く、4 番目に多かったの は60 代(9 人、11%)だった。(総数80 人) A-3. 回答者国籍内訳 A-4. 居住地 イギリスが19 人と最も多く、全体の 24%を占め た。次に多かったのがフランス、ドイツ、スイス で、同数の11 人、以下、スウェーデンが 8 人、オ ランダが7 人と続いた。本事業の重点調査国 6 か 国からの旅行者は合計51 人で、全体の 64%を占め た。イタリアからの旅行者はいなかった。(総数80 人) 未回答者13 人を含む総数 80 人のうち、欧州 在住者は 48 人で全体の 60%だった。欧州以外 の在住者は18 人で、内訳は中東 1 人、アフリ カ1 人、オセアニア 1 人、アジア 4 人、日本在 住者が11 人だった。(総数80 人) 【アイルランド】バリーハウニス 【イギリス】オ ークニー島(2);ロンドン(5);マンチェスター; ビュードリー;ミルトンキーンズ;エジンバラ 【フ ランス】パリ;ルーアン;イシー;ヴェルサイユ; アミアン;ディジョン;ビアリッツ;リュネル 【ド イツ】ミュンヘン(3);カールスーエ;フランクフ ルト 【スペイン】マドリッド(2) 【オランダ】 アムステルダム(3);デルフト;ハーグ 【スイス】 ジュネーブ(2);チューリッヒ(2);ナクス(2); クレシャノ 【スウェーデン】ストックホルム(3); オーレ;ヨーテボリ;ヘルネサンド 【デンマーク】 オーデンセ;コペンハーゲン 【チェコ】プラハ 【日本】東京(5);札幌(2);京都(2);相模原; 名古屋 【UAE】ドバイ 【南ア】プレトリア 【オーストラリア】シドニー 【アジア】シンガポール(2);香港;蘇州 【未回答】13 52 人,65 % 51 人 (64%)

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B-1. 旅行形態 B-2. 同行の人数 FIT 旅行者が 74 人で全体の 93%を占めた。グル ープ旅行が4 人、パッケージ旅行も 1 人いた。 (総数80 人) 最も多かったのは2 人組で 32 人、次いで単 独旅行者が22 人だった。単身または 2 人が全 体の 68%を占めた。10 人という比較的大きな グループによる旅行者が2 人いた。(総数 80 人) B-3. 同行者との関係 B-4. 北海道訪問回数 友人との旅行者が23 人と最多で、次いで単独旅 行者が21 人、夫婦またはカップルによる 2 人組が 20 人、家族が 10 人だった。その他の回答はグル ープ旅行者によるもので、夫婦/カップル+友人に よるグループ、家族+友人によるグループがあっ た。なお、B-2 では単独旅行者が 22 人と 1 人多い が、これは本国から単身で来日し、日本人のパー トナーと合流した旅行者で、それぞれを区別して 回答した結果であると思われる。(総数80 人) 最も多かったのは初めて北海道を訪れたと 回答した人で、58 人、全体の 73%を占めた。 次いで今回が 2 回目と回答した人が 9 人で 13%、3 回目の人が 5 人で 7%だった。(総数80 人) B-5. 滞在日数(日本国内) B-5. 滞在日数(北海道内) 日本在住者と未回答を合わせた 22 人を除くと、日 本滞在日数を 1~2 週間とした人が最多で 20 人 (25%)だった。次いで多かったのが 2~3 週間で 12 人、3~4 週間が 7 人、1~2 ヶ月が 6 人だった。1 週 間以下の短期旅行者は 4 人だった。(総数 80 人) 北海道在住者と未回答を合わせた 9 人を除くと、 訪日旅行で北海道に滞在した期間は、1 週間以下 が 32 人、1~2 週間が 25 人、2~3 週間が 5 人だ った。1 ヶ月以上の長期旅行者が 8 人いた。 (総数 80 人) 68% (73%) (9%) (7%) (25%) 8 人

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B-6. 北海道への移動方法 B-6. 海外経由空港 航空機を利用して北海道へ移動した人が 69 人と最 も多く、全体の 87%を占めた。そのうち国内で乗り継い だ人が最も多く 42 人で、航空機利用者の 61%、旅行 者全体の 53%だった。また、海外で乗り継いで新千歳 空港に入った人が 27 人だった。鉄道利用者は 9 人 で、全体の 11%だった。(総数 80 人) 海外で乗り継いで新千歳空港に直接入った 27 人がどこの空港を利用したかをたずねたと ころ、香港経由が最多で7 人、次いで北京が 4 人、台北が2 人、仁川とバンコクが各 1 人だっ た。その他のなかにはロシア、チューリッヒ、 ジュネーブを経由したと回答した人がそれぞ れ1 人いた。(総数80 人) B-6. 国内乗継空港 国内で飛行機を乗り継いで北海道へ移動した 42 人の旅行者が利用した乗継空港は羽田空港が 最も多く、16 人で 38%を占めた。次いで、成田 空港が12 人で 29%、関西国際空港が7 人で 17%、 中部国際空港が3 人で 7%と続いた。福岡空港と 富士山静岡空港利用者もそれぞれ1 人いた。 空港名 回 答 数 利 用 率 空港名 回 答 数 利 用 率 羽田空港 16 38% 福岡空港 1 2% 成田国際空港 12 29% 富士山静岡空港 1 2% 関西国際空港 7 17% 未回答 2 2% 中部国際空港 3 17% 合計 42 69 人,87 %

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C-1. 来道目的 C-2. 北海道で行ったアクティビティー(複数回答) 休暇で来道した人が 72 人と最多で全体の 90% だった。そのほか、ビジネスや研究など仕事関係 で来道した人が2 人あり、MICE やスポーツ合宿の 人はいなかった。その他と回答したなかには、休 暇と仕事を兼ねて来道した人などがいた。(総数 80 人) <その他回答内容> 休暇兼ビジネス(スキーインストラクター)/日本語の 勉強/日本に移住したい/仕事 実際に北海道で行ったアクティビティーを 複数回答でたずねたところ、最も多かったのは スキー/スノーボードで、54 人で、全体の 68% にあたる人がスキーやスノーボードを楽しん だ。以下、観光が33 人、イベント/祭りが 26 人と続き、温泉と回答した人が18 人で、来道 者の4 人に 1 人が温泉を利用した。冬のトレッ キングを楽しむ人も9 人、バードウォッチング も6 人いた。買い物は 7 人と、全体の 8%以下 にとどまった。 <その他回答内容> 文化を知る/料理、食/雪まつり(回答数 7)/動物を 見る(回答数2)/仕事/勉強と仕事/ビザ取得のため 仕事探し/サイクリング C-3. 北海道への関心(複数回答) 雪/自然と回答した人が 65 人と最も多く、北海道の自然に興味を持つ人が全体の 80%を超えた。 次いでスポーツが34 人、食が 31 人、景色をあげた人が 24 人だった。夏季調査で全体の約半数が 関心を持っていた国立公園は8 人と少なく全体の 10%にとどまった。 <その他回答内容> 文化/雪まつり(7)/タンチョウを見る(3)/ スノーボード(3)/家族/親戚/友人/生活費 (90%)

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C-4. 利用した道内のスキー場名(複数回答) C-5. 北海道でスキーをする理由(複数回答) 道内のどのスキー場でスキーを楽しんだのかを 複数回答でたずねたところ、ニセコと回答した人 が40 人で最多だった。これは実際にスキーをした 54 人のうちの 74%にあたる。次に多かったのが富 良野で、18 人だった。選択肢以外の回答として、 テイネをあげた人が 8 人と比較的まとまった数と なった。 <その他の回答内容> テイネ(8)/札幌国際(5)/カムイスキーリンクス(4) /トマム(4)/サホロ/十勝岳/小樽天狗山/Onze なぜ北海道でスキーをするのかを複数回答 でたずねたところ、パウダースノーと回答した 人が50 人で、スキーをした 54 人の 93 %に上 った。次に多かったのは豊富な雪で 33 人、3 番目に多く挙がったのはバックカントリーの 魅力で15 人だった。ニセコを念頭に置いて選 択肢を設けた英語対応の整備状況を選んだ人 は1 人にとどまった。 <その他の回答内容> 仕事の依頼/行ったことのない国を訪れるため/豪州 からのアクセス

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C-6. 利用した本州のスキー場名(複数回答) C-7. 滞在中に訪れた都市(複数回答) 今回の訪日旅行で道外でもスキーをしたかどう かたずねたところ、道外でもスキーをした人は18 人で、そのうち13 人が白馬(長野県)を訪れたと 回答した。妙高高原(新潟県)、野沢温泉(長野県)、 蔵王(山形県)の各スキー場も少ないながら2~3 人が訪れた。その他のスキー場は、苗場(新潟県) を挙げた人が2 人、万座(群馬県)が 1 人だった。 スキー以外で国内を周遊したかどうか複数 回答でたずねたところ、43 人が東京を訪れ、 36 人が京都を訪れていた。次いで大阪が23 人、 広島が12 人、日光が 11 人、福岡が 4 人いた。 <その他の回答内容> 沖縄/鹿児島/長崎/金沢(2)/姫路/城崎/神戸(2) /直島/奈良(4)/名古屋/高山/長野(4)/松本(3) /河口湖/甲府/横浜/高野山/新潟/盛岡/秋田(2)/ 青森 C-8. 宿泊施設種別(複数回答) C-9. 道内の主な移動手段(複数回答) 複数回答ながら 80 人のうちビジネスホテルな どの安価なホテルを利用した人が 38 人と全体の ほぼ半数だった。以下観光ホテルが19 人、ゲスト ハウスとユースホステルがそれぞれ18 人、日本旅 館が16 人と続いた。スキー場のコンドミニアム利 用者も4 人いた。 <その他の回答内容> クラブメッドで働きながら宿泊する/アパート 道内を移動するための交通手段は、鉄道、バ スなどの公共交通機関を利用する人が多く、そ れぞれ57 人(総数 80 人のうち 71%)、44 人(同 55%)だった。ツアーバスはスキー専門ツアー 会社のツアーバスで、16 人が利用した。これ は全体の20%にあたり、夏のツアーバス利用率 6%に比べると、総数あたりの利用率が上がっ た。 <その他回答内容> 地下鉄(回答数 3)/飛行機(2)/会社の車/シャトル バス/ボート(2)/自転車

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C-10-1. 北海道の情報入手先(ガイドブック) (複数回答) C-10-2. 北海道の情報入手先(Web) (複数回答) 利用したガイドブックでは、Lonely Planet が最 多で80 人中 25 人と、全体の31%が利用していた。 次いでRough Guides Japan(イギリス)が 4 人、 michelin(フランス)が 2 人だった。このほか選択 肢にないガイドブックは以下に挙げる。

<その他の回答内容>

Stefan Loose "Japan"(ドイツ)/Guide du routard(フラ ンス)/National Geographic/Guia azul(スペイン)/ Snow-search Japan(回答数 2)/インターネット(6) 利用したWeb サイトについては、28 人が Trip Advisor、27 人が Booking.com を挙げた。以下 Snow Japan、ジャパンガイド、日本政府観光局 サイト、Ski Japan と続いた。 <その他の回答内容>

Powderhounds(回答数 4)/Japanican.com/ WWOOF Japan/メルボルンの旅行会社/個人ブログ/Google C-10-3. その他の情報収集元(自由回答) C-11. 道内の訪問地(自由回答) インターネットサイトや旅行ガイドブック以外 に、友人や口コミから聞いたり、道内のスキーツ アー会社、You tube から情報を得る人がいた。  友人からの情報(回答数 2)  人からの情報

 Hokkaido Powder Guide(スキーツアー会社)  Wikitravel

 visit Sapporo app.  You tube 道内の訪問地で最も回答数が多かったのは 札幌で、48 人が訪問した。これは総数 80 人の 60%にあたる。次いで小樽が 19 人、ニセコが 13 人だった。以下網走、旭川、函館、釧路、 富良野、登別と続く。エリア別では、道央を訪 れた延べ人数が 91 人と最も多く、道東が 26 人、道北が17 人、道南が 7 人だった。

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D-1. 全体的な印象 D-2. 北海道への再訪 北海道を訪れた80 人のうち、北海道の滞在を大 変楽しんだ、または楽しんだと回答した人は66 人 で全体の 83%に上った。ふつう、期待外れと回答 した人が各1 人いた。 期待外れと回答した人は、雪まつりの雪像が溶 けたことと、英語を話す人が少ないという印象を 持っていた。 ぜひまた来たい、機会があればまた来たいと 回答した人を合わせると60 人になり、全体の 71%を占めた。遠いので難しいとした人は 6 人 だった。来たくないと否定的にとらえた人はい なかった。 D-3. 今回の北海道滞在で満足・感動したことや場所 <地元との交流など>  フレンドリー(6)  親切(3)  人々がとてもよい(4)  オープンマインドな人々で、すぐに助けを 申し出てくれる  ホスピタリティ  旅行中に助けてもらった  礼儀正しくて親切  人々の素晴らしい心が好き <観光資源>  イースター島の像(真駒内滝野霊園)  地下のたくさんの店  雪まつり  温泉(3)  流氷(2)  北方民族博物館 <自然・環境・景観>  雪(10)  パウダースノー、雪質(4)  雪の量  景色、景観(7)  自然(4)  山々(2)  動物を見たこと(ツル、キツネ、シカ、 ワシ)(2)  森の中の小道 <町並みやシステム>  交通が便利(4)  清潔でフレンドリーな街(3)  文化やアクティビティーを楽しむのに 街がコンパクト <食>  食事が美味しい(11) <その他>  すべてが素晴らしい(4)  ささいなことすべて  日本の文化(2)  今のところとてもよい(2)  時間が足りない  美しい  人々、サービス、クオリティ、金額相 応の価値  よいスタッフ  素晴らしい所だった。日本を訪れる人 にお勧めする。  満足した(4)  ガイド付きバックカントリーツアーの オプションが充実している  ほとんど旅行客がいない 66 人,83 % 60 人,71 %

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B.宿泊事業者アンケート ①調査の目的 欧州人観光客へのアンケートの他、事業の中で日常的に世界各国からの観光客と接して いる宿泊事業者から欧州人の嗜好や行動特性について客観的に感じる傾向を訪ねるアン ケートを実施した。 ②調査方法と設問内容 道内の宿泊施設を一定の方針(後述)に基づいて選定し、アンケート調査を行った。調 査票では、宿泊数や予約方法、宿泊プランなどデータから回答可能な設問と、旅行形態・ 目的、興味や関心の対象など直接対応を通して回答できる設問とを組み合わせることで、 欧州人の志向や行動傾向を詳細に把握できるよう工夫した。内容は表 4-6 の通りである。 調査手法:アンケート方式(期間:10 月 29 日~11 月 20 日) 表 4-6 宿泊事業者対象アンケート設問内容 番号 設問 回答(選択および記述) 1. 欧州人の宿泊者数について 1-1. 宿泊者数 ( )名(左の人数は、□実数 □おおよそ) 1-2. 欧州人の割合 外国人宿泊者のうち( )% 1-3. 国別内訳 (わかると回答 した施設のみ) 国 名 年間合計 人数 1 番多 い月 人数 2 番多 い月 人数 3 番多 い月 人数 イギリス 人 月 人 月 人 月 人 フランス 人 月 人 月 人 月 人 ドイツ 人 月 人 月 人 月 人 イタリア 人 月 人 月 人 月 人 オランダ 人 月 人 月 人 月 人 スペイン 人 月 人 月 人 月 人 その他 人 月 人 月 人 月 人 2 平均宿泊数

□1.1 泊 □2.2 泊 □3.3 泊以上

□4.不明

3 年代 □1.20 代 □2.30~40 代 □3.50 代以上 □4.幅広い年代が見られ主流といえるほど年代に傾向がな い □5.その他 4. 旅行の形態と目的について 4-1 旅行形態 □1.個人旅行が多い □2.団体旅行が多い □3.どちらともいえない □4.不明 4-2 同行者の属性 □1.一人(個人旅行) □2.二人組、カップル □3.家族(5 人以下のグループ) □4.ビジネス(同僚な ど) □5.その他 4-3 旅行目的 □1.観光 □2.ビジネスや学会 □3. 友人知人の訪

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問 □4.その他 □5.不明 4-4 興味の対象 □1.国立公園 □2.スポーツやアクティビティー □3.温泉 □4.アイヌ文化 □5.食 □6.野鳥観察 □7.クジラやイルカなど動物観察 □8.自然 □9.史跡や歴史的建造物 □10.街歩き・散策 □11.その他 4-5 ビジネスの目的 □1.商談 □2.会議 □3.研修 □4.調査・視察 □5.その他 5. 宿泊の予約について 5-1 予約方法 □1.施設の HP から予約する □2. 施設へメールで予約する □3.Website から予約する(質問 5-2 へ) □4.電話、または FAX で予約する □5.日本の旅行会社を通じて予約する □6.外国の旅行会社を通じて予約する □7.日本の友人、親戚、企業を通じて予約する □8.その他 5-2 宿泊予約サイト

□1.Expedia □2.Hotels.com □3.Booking.com □4.

Agoda.com □5.Venere.com □6.るるぶトラベル □

7.じゃらん net □8.その他

6. 嗜好や行動の特性について 6-1 温泉・露天風呂 (国別回答) □1.大好き □2.抵抗はうすい □3.少し抵抗がある □ 4.嫌い □5. 不明 6-2 宿泊プラン (国別回答) □1.素泊まり、または朝食付を選ぶ □2.朝・夕2食付を選ぶ □3. その他 6-3 食事の嗜好 (国別回答) 好むもの [ ] 嫌いなもの [ ] □特に、好む・好まないに傾向はない。 □わからない

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③調査先の選定方針 調査先として選定した宿泊施設は、欧米観光客に最も購読率の高いガイドブックの一つ のロンリープラネットに掲載されている宿泊施設と、JTB 契約施設を対象とした。また、 ホテルの価格帯やタイプにも幅を持たせ、道内の都市ホテル・温泉旅館・リゾートホテル・ ビジネスホテルより選定した。選定した宿泊施設は、 ・ロンリープラネット掲載施設:36 箇所 ・非掲載の JTB 契約施設 :47 箇所 とした。 表 4-7 外国人訪問目的調査宿泊事業者アンケート対象施設一覧

地区 ロンリープラネット掲載施設

JTB 契約施設

1 札幌 中村屋旅館 ホテルエミシア札幌 2 クロスホテル札幌 ノボテル札幌 3 札幌グランドホテル ホテルオークラ札幌 4 京王プラザホテル札幌 メルキュールホテル札幌 5 JR タワーホテル札幌 札幌エクセル東急 6 ロイトン札幌 7 センチュリー 8 定山渓 定山渓ビューホテル ホテル鹿の湯・花もみじ 9 ぬくもりの宿ふる川 10 千歳 ANA クラウンプラザホテル千歳 11 室蘭 室蘭プリンスホテル 12 函館 東横イン函館駅前朝市 スマイルホテル 13 ラビスタ函館ベイホテル 14 湯の川 竹馬新葉亭 15 花びしホテル 16 望楼NOGUCHI 函館 17 大沼 大沼プリンスホテル 18 函館大沼グリーンピア 19 小樽 ホテルノルド小樽 小樽朝里クラッセホテル 20 銀鱗荘 21 ニセコ 湯元ニセコPH ヒラフ亭 ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ 22 ニセコヒルトンビレッジ ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ 23 アンヌプリ・ヴィレッジ ホテルニセコアルペン 24 支笏湖 丸駒温泉旅館 ザ・レイクビューTOYA 乃の風リゾート 25 洞爺 ザ・ウインザーホテル洞爺 26 登別 第一滝本館 登別グランドホテル 27 ホテルまほろば 28 旅亭花ゆら 29 望楼NOGUCHI 登別

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地区 ロンリープラネット掲載施設

JTB 契約施設

30 苫小牧 東横イン苫小牧駅前店 苫小牧グランドホテルニュー王子 31 ホテルルートイン苫小牧駅前 32 旭川 東横イン旭川駅前店 旭川グランドホテル 33 ロワジールホテル旭川 34 富良野 新富良野PH 35 富良野ナチュラクスホテル 36 旭岳 温泉 ロッジ・ヌタプカウシペ ホテル・ラビスタ大雪山 37 ホテルベアモンテ 38 層雲峡 層雲峡YH ホテル大雪 39 湯元銀泉閣 層雲峡朝陽亭 40 稚内 稚内サンホテル 41 ANA クラウンプラザホテル稚内 42 利尻 礼文 マルゼンペンションレラモシリ 43 利尻富士観光ホテル 44 花れぶん 45 網走 東横インオホーツク網走駅前 ホテル網走湖荘 46 ホテルルートイン網走駅前 47 知床 羅臼の宿まるみ 知床グランドホテル北こぶし 48 羅臼第一ホテル 知床第一ホテル 49 ホテル峰の湯 50 阿寒 あかん遊久の里鶴雅 ホテル御前水 51 釧路 東横イン釧路十字街 釧路プリンスホテル 52 ANA クラウンプラザホテル釧路 53 釧路東急イン 54 屈斜路プリンスホテル 55 養老牛 湯宿だいいち 56 旅館藤や 57 ホテル養老牛 58 帯広 北海道ホテル 59 ホテル日航ノースランド帯広 60 サホロリゾートホテル

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④調査結果 アンケート回収件数は 83 施設中、30 施設、回収率は 36.2%だった。各設問に対する回 答は以下のとおりである。 1-1. 欧州からの年間宿泊者数 30 件の宿泊施設における欧州からの年間宿泊者数は以下のとおりだった。(実数、概数を含 む)突出して多かったのが、ANA クラウンプラザホテル千歳で、年間宿泊数は 1,400 人だった。 1-2. 欧州人の割合 外国人宿泊者数に占める欧州人宿泊者数の割合が1%以下であると回答した施設は 30 件 のうち12 件、1%以上 10%以下と回答した施設は 13 件あった。両者を合わせると 25 件と なり、10%以下が全体の 83%だった。 1400 821 746 558 443 392 300283 250 200 157150131 100100 96 80 69 60 60 60 50 50 32 23 20 12 10 10 10 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 AN A ク ラ ウ ン プ ラ ザ ホ テ ル 千 歳 札 幌 エ ク セ ル ホ テ ル 東 急 京 王 プ ラ ザ ホ テ ル 札 幌 ク ロ ス ホ テ ル 札 幌 セ ン チ ュ リ ー ロ ー ヤ ル ロ ワ ジ ー ル ホ テ ル 旭 川 札 幌 グ ラ ン ド ホ テ ル 層 雲 峡 ユ ー ス ホ ス テ ル ザ ・ ウ ィ ン ザ ー ホ テ ル 洞 爺 リ ゾ ー ト & ス パ ロ イ ト ン 札 幌 東 横 イ ン オ ホ ー ツ ク 網 走 駅 前 丸 駒 温 泉 旅 館 東 横 イ ン 旭 川 駅 東 口 知 床 グ ラ ン ド ホ テ ル 北 こ ぶ し 東 横 イ ン 釧 路 十 字 街 AN A ク ラ ウ ン プ ラ ザ ホ テ ル 釧 路 旭 川 グ ラ ン ド ホ テ ル 湯 元 ニ セ コ プ リ ン ス ホ テ ル ひ ら ふ 亭 ラ ビ ス タ 函 館 ベ イ ス マ イ ル ホ テ ル 函 館 函 館 大 沼 プ リ ン ス ホ テ ル 望 楼N OG U CHI 登 別 北 海 道 ホ テ ル 屈 斜 路 プ リ ン ス ホ テ ル 東 横 イ ン 苫 小 牧 駅 前 グ リ ー ン ピ ア 大 沼 利 尻 富 士 観 光 ホ テ ル グ ラ ン ド ホ テ ル ニ ュ ー 王 子 竹 馬 新 葉 亭 羅 臼 の 宿 ま る み 宿泊者数 12 13 3 0 1 0 0 5 10 15 0~1.0 1.1~10.0 10.1~20.0 20.1~30.0 30.1~40.0 40.1~ 宿泊施設件数 階級(%)

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2. 平均宿泊数 3. 年代 1 泊と回答したところが 30 施設のうち 14 施設 あり、全体の47%と最も多かった。次いで 2 泊と 回答したところが6 施設で 20%あり、3 泊以上が 3 施設で 10%だ った。 年代に傾向がないと回答した施設が最も多く 16 件で、全体の 54%を占めた。次いで 30 代~ 40 代と回答した施設が 7 件(23%)、以下、50 代以上とした施設が3 件(10%)、20 代が 1 件 (3%)だった。 4-1. 旅行形態 4-2. 同行者の属性 個人旅行が多いと回答した施設が最も多く、25 件で全体の83%を占めた。団体旅行が多いと回答 した施設も1 件あった。 カップルなどの男女と回答した施設が最も多 く、15 件で全体の半分だった。次いで多かった のが家族で5 件(17%)、ビジネス関係者が4 件 (13%)、単身が1 件だった。 4-3. 旅行目的 4-4. 観光における興味の対象 観光が最多で20 件あり全体の 67%を占めた。 次いでビジネスや学会で、7 件(23%)だった。 その他のなかには、スポーツ大会で宿泊すると回 答 し た 施 設 が あった。 未回答やその他とする施設が多いなか、具体 的な対象として「自然」と回答した施設が6 件 と最も多く、次いで5 件が「スポーツやアクテ ィビティー」と回答した。「史跡・歴史的建造物」 を挙げた施設が3 件、「野鳥」が2 件、「食」と 「動物園」が1 件ずつあった。

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4-5. ビジネスの目的 5-1. 予約方法 未回答の施設が多いなか、ビジネスの目的とし て商談を挙げた施設が4 件あり、次いで会議、調 査・視察を挙げた施設がそれぞれ3 件あった。そ の他のなかには、スポーツ大会を挙げた施設が 1 件あった。 予約のWeb サイトから予約すると答えた施設 が30 件中 23 件あり、最も多かった。次いで多 かったのは宿泊施設の HP からが全体の半分の 15 件だった。日本の旅行会社を通じて予約する ケースを挙げた施設が7 件、施設への直接メー ルが 6 件、施設への電話/FAX と外国の旅行会 社がそれぞれ5 件あった。 5-2. 宿泊 Web サイト 6-1. 温泉 利用する宿泊予約の Web サイトで最も多かっ たのが、Booking.com で、30 件の施設のうち 20 件が挙げた。次いで多く利用されているとしたサ イトはExpedia の 10 件、以下、Agoda.com(8 件)、 じゃらんnet(5 件)、Hotels.com(3 件)、るるぶ トラベル(1 件)と続いた。 6 か国すべてについて不明、または未回答の 施設が24 件だった。イギリス人、フランス人に ついて、温泉が大好きと回答した施設が3 件あ った。ドイツ人は温泉に抵抗が薄いと回答した 施設が2 件、イギリス、スペイン、イタリア人 について同様の回答をした施設が各 1 件あっ た。また、イタリア人を除く5 か国が温泉は嫌 い(イタリア人は不明)とした施設が1 件あっ た。 6-2. 宿泊プラン <イギリス人> 6-2. 宿泊プラン <フランス人> イギリス人が利用する宿泊・食事のプランは、 素泊まりまたは朝食付きであると回答した施設 が 19 件で、全体の 63%を占めた。次いで朝・夕 の二食付きとした施設が3 件あった。 フランス人が最も多く利用するプランとして 素泊まりまたは朝食付きと回答した施設は 18 件あり、全体の60%だった。次いで多いのが朝・ 夕二食付きのプランで3 件だった。

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6-3. 宿泊プラン <ドイツ人> 6-2. 宿泊プラン <イタリア人> ドイツ人は素泊まりまたは朝食付きプランで 宿泊すると回答した施設が 20 件あり、全体の 67%だった。朝・夕二食付きのプランを利用する と回答した施設は2 件だった。 イタリア人がよく利用するプランは、素泊まり または朝食付きであると回答した施設が 17 件 (56%)あった。朝・夕二食付きプランは 2 件だ った。 6-2. 宿泊プラン <スペイン人> 6-2. 宿泊プラン <オランダ人> スペイン人は素泊まりまたは朝食付きプラン を利用して宿泊すると回答した施設は16 件で全 体の53%だった。朝・夕二食付きプランを利用す ると回答した施設は3 件だった。 オランダ人が利用するプランは素泊まりまた は朝食付きであると回答した施設は16 件で 53% だった。朝・夕二食付きプランとした施設が 2 件あった。 6-3. 食事の嗜好 6-4. 館内消費額の傾向 30 件の施設のうち、26 件が不明、または未回 答だったが、フランス人が好む食事は和食、刺身 であると回答した施設がそれぞれ1 件あった。そ のほかの2 件が各国ともに「特に傾向がない」と 回答した。 6 か国すべて不明、または未回答とした施設は 11 件だった。1 か国でも傾向の回答をした施設 は19 件あり、複数国について回答した施設は 1 件を除き18 件が各国は同じ傾向だと回答した。 消費額が普通だとした施設は9 件、少ないと回答 したところが 8 件、多いとした施設が 1 件だっ た。5 か国については普通だが、フランスだけが 多いとした施設が1 件あった。

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7. 宿泊者の特徴的な行動、要望など 23 件が未回答、または不明だった。回答のあった施設の内容は以下のとおりだった。 ・特にアジアと変わらない。 ・騒々しくない、要求そのものが少ない。 ・トレッキングやウォーキング等で自然とのふれあいを楽しむ。 ・Raw fish(刺身)はダメな人が多い。よく登山をする。ゲーム(カードゲーム、チェスなど)があ ればそれを楽しむ。過大な食事内容は好まない。 ・タバコを吸わない方は本当にタバコを毛嫌いしている人もいるようだ。禁煙室をもっと増やして ほしいという意見や、全室禁煙室にしたほうが良いという意見も受けた。 ・非常に活動的。宿泊先や観光地をしっかり楽しもうという意識が大変強く、質問等も日本人を含 むアジア圏の人よりはるかに多い。旅行細部のスケジュールは未決定の人が多い。行きと帰りの 日程のみ動かせないため、直近での泊日変更や来てからの延泊など、ほとんどの方が予約内容の 変更をする。 ・アジア圏域の利用客と比較して旅行の目的を明確にし、施設(ホテル)の利用に際してもとても 紳士淑女的な振る舞いをしている。

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(3)市町村国際交流アンケート調査

A.調査の目的 各市町村単位で実施されている欧州人とスポーツ・文化交流実態の把握、スポーツ・ア クティビティー活動(イベントや大会を含む)の開催状況の把握や欧州人観光客動向実態 の把握、市町村にある欧州人の嗜好にあった観光資源を抽出する。 B.調査方法、実施期間 調査は、調査票をもとにしたアンケートを実施した。調査対象へ調査票を郵送し、調査 票は郵送、FAX、電子メールのいずれかで回収をした。 実施期間は、平成 26 年 11 月 1 日~11 月 21 日。 C.調査対象 道内全市町村(179 市町村)を対象とした。 D.調査結果 回答件数合計 121 件、調査票回収率 67.5%だった。回答結果をもとにした取りまとめ を以下に述べる。 表 4-8 回答市町村一覧 札幌市 函館市 小樽市 旭川市 室蘭市 釧路市 帯広市 夕張市 岩見沢市 網走市 留萌市 苫小牧市 稚内市 美唄市 芦別市 江別市 赤平市 紋別市 士別市 名寄市 三笠市 根室市 千歳市 砂川市 歌志内市 深川市 富良野市 恵庭市 伊達市 石狩市 福島町 七飯町 鹿部町 森町 八雲町 比布町 愛別町 上川町 東川町 美瑛町 上富良野町 中富良野町 南富良野町 占冠村 和寒町 剣淵町 美深町 中川町 幌加内町 増毛町 羽幌町 初山別村 遠別町 猿払村 中頓別町 枝幸町 豊富町 礼文町 利尻町 美幌町 津別町 斜里町 小清水町 訓子府町 置戸町 佐呂間町 遠軽町 湧別町 長万部町 上ノ国町 乙部町 奥尻町 せたな町 寿都町 蘭越町 ニセコ町 喜茂別町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 古平町 仁木町 余市町 南幌町 栗山町 浦臼町 妹背牛町 雨竜町 鷹栖町 雄武町 大空町 豊浦町 厚真町 むかわ町 日高町 平取町 新冠町 様似町 新ひだか町 音更町 士幌町 上士幌町 鹿追町 清水町 新得町 芽室町 中札内村 大樹町 池田町 陸別町 浦幌町 釧路町 厚岸町 標茶町 弟子屈町 鶴居村 白糠町 別海町 羅臼町 - - - -

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①欧州人との交流実態、スポーツ・アクティビティー活動の状況把握 設問1は、回答者の連絡先等の情報を聞きとる項目のため、本報告書での結果記述から は割愛する。設問2以降、市町村の欧州人との交流実態やアクティビティー、観光資源の 回答結果を以下より示す。 2-1. 欧州内に姉妹友好提携あるいは交流を進めている市町村はあるか 交流を進めている市町村の数は、17 件だった。その内、欧州内の国は合計 8 件(ドイ ツ 2 件、フランス 1 件、イギリス 1 件、スイス 1 件、オーストリア 1 件、スウェーデン 1 件、ノルウェー1 件)だった。 2-2. 平成 25 年度内で行われた、設問 2-1.で答えた市町村との交流事業 欧州との交流のあった 17 件の交流事業の内容を以下に示す。事業分類としては文化交 流が多く、スポーツ交流は内容については不明であるが、札幌市とドイツの交流事業のみ だった。 表 4-9 市町村における 25 年度内の欧州との交流実態 市町村 国 事業分類 事業内容 外国人の 参加人数 札幌市 ドイツ スポーツ交流、 経済交流 (商業等) 姉妹・友好都市PR 事業 市民にパネル展や市民向け講座等 により姉妹・友好都市を紹介すると ともに、交流の機会を提供。 不明 札幌市 ドイツ 文化交流 ミュンヘンクリスマス市in Sapporo ドイツの伝統行事「クリスマス市」 を大通公園で再現し、姉妹都市ミュ ンヘンを紹介し、異文化の触れ合い の場を提供。 不明 札幌市 ドイツ 経済交流 (商業等) 姉妹・友好都市交流関係事業 姉妹・友好都市との交流を通じて海 外諸都市との関係を深め、本市の国 際化を推進する。平成25 年度は職 員派遣を実施 派遣なし 札幌市 ドイツ 文化交流 市民活動団体海外交流事業 市民活動の先進地である姉妹都市 ミュンヘンから市民活動団体リー ダーを招き、組織運営等について学 ぶセミナーを開催 2 千歳市 ノ ル ウ ェ ー 教育交流 中高生 14 名によるコングスベルグ 市内の学校訪問及び一般家庭への ホームステイ並びに市内見学 300 倶知安町 スイス 文化交流 青少年交流事業 2 枝幸町 ス ウ ェ ー デン 教育交流、経済 交流(商業等) 枝幸町・ソレフテオ市交流 25 年記 念事業 20 東川町 ラ ト ヴ ィ ア共和国 文化交流 姉妹都市提携5 周年記念事業 30

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2-3. 平成 23 年度から平成 25 年度の 3 年間に行われた、姉妹友好提携都市・交流し ている市町村への外国人観光客誘客の取り組み 欧州内の国に対する取り組みはなかった。(回答があったのは、旭川市のロシアのユジ ノサハリンスク市と行った物産展・観光プロモーションのみだった) 2-4. 欧州以外の姉妹友好提携都市または交流している市町村への外国人観光客の誘 客に関する取り組み 欧州以外の姉妹都市友好提携都市への外国人観光客の誘客に関する取り組みは、以下の 5つの市のみだった。アジア圏以外の国では、ロシア、アメリカとなっている。 表 4-10 欧州以外の姉妹友好提携都市または交流している市町村への外国人観光客の誘客に関する取り組 み 市町村 国 実施日 取り組み内容 成果と課題 網走市 中国 平成26 年 10 月 チャーター便就航による 観光客誘致 8 年ぶりのチャーター便就 航を実現した。中国遼寧省 旅 行 社 へ の 東 北 海 道 観 光 情報発信不足が課題 台湾 平成26 年 9 月 サイクリストによる観光 客誘致 継 続 的 に サ イ ク リ ス ト を 誘致できた。オホーツク圏 の 連 携 し た 受 入 体 制 の 整 備不足が課題 稚内市 ロシア 2013 年 4 月 サハリンで北海道旅行ツ アーを造成している旅行 社長を招請し、稚内・道北 を視察。 成果:ツアー商品の造成に 成功 課題:他地域・国との競合 ロシア 2014 年 5 月 サハリンの地元TV 局スタ ッフを招へいし、道内各地 の取材に同行。取材成果を 番組として制作。 成果:プログラムの制作、 ツアー客の増加 課題:他地域・国との競合 紋別市 ロシア 平成26 年 9 月 ユジノサハリンスク市道 北物産展における紋別市 を含む道北 9 市の観光プ ロモーション 現 地 旅 行 会 社 の 参 加 が 少 なく、現地のニーズを十分 に把握できなかった。 美唄市 台湾 平成25 年 4 月 民間のサイクリングイベ ントにおける本市のPR 活 動。ツアーの誘致 ス ポ ー ツ を 通 じ た 台 北 と の交流及び本市の PR がで きた 台湾、 アメリカ 香港 平成26 年 8 月 北海道そらちグルメフォ ンドによるサイクルツー リズムの推進及び特産品 のPR 活動 海外からの参加が 40 名ほ どあった 函館市 韓国 平成25 年 4 月 平成24 年 4 月 高揚国際花博覧会での観 光PR 姉 妹 都 市 と し て 高 揚 市 民 に観光 PR することができ た

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3-1. 平成 23 年度から平成 25 年度の 3 年間の内に行われた、外国人が参加する文化・ スポーツ交流のイベントや国際大会 欧州からの参加人数が 1 名以上あった国際的なイベント・大会は以下の 17 件だった。 欧州からの参加者が多かったのは、クロスカントリースキー、スケートなどのウィンター スポーツの大会だった。 表 4-11 平成 23 年度~平成 25 年度外国人が参加する文化・スポーツ交流のイベントや国際大会 市町村 イベント・大会名 (文化交流) 内容 開催年月日 欧州人 参加人数 函館市 世界のこどもフェス ティバル 函館と世界のこどもたちと の歌や踊りなどを通じた文 化交流 H26.2.23 19 名寄市 なよろ国際雪像彫刻 大会ジャパン 3m四方の雪柱の彫刻で芸 術性を競う H25.2.4.~8 12 幌加内町 幌加内町新そば祭り 幌加内町を訪れ「世界そばフ ェスタ」へ参加 H25.8.30~9.1 5~6 札幌市 パシフィック・ミュー ジック・フェスティバ ル 世界の若手音楽家の育成を 目的とする国際教育音楽祭 例年7~8 月頃 に開催。 H26.7.12~8.7 アカデミー生 :27 人 入場者: 不明 旭川市 第32 回バーサーロペ ット・ジャパン クロスカントリースキー競 技と歩くスキー。市民参加型 FIS 公認国際スキー大会 H24.3.10.~11 31 第33 回バーサーロペ ット・ジャパン クロスカントリースキー競 技と歩くスキー。市民参加型 FIS 公認国際スキー大会 H25.3.9.~10 9 第34 回バーサー ロペット・ジャパン クロスカントリースキー競 技と歩くスキー。市民参加型 FIS 公認国際スキー大会 H26.3.8~9 17 釧路市 FIS 公認 ゴールドウ ィンカップ阿寒スラ ローム大会 冬季スポーツ大会開催への 支援 H25.12.19~22 2 帯広市 2012ISU 世界ジュニ アスピードスケート 選手権大会・帯広大会 明治北海道十勝オーバルで 開催された、日本では 3 回 目となる大会 H23.3.2~4 31 網走市 歩くスキーの集い 6~7 ㎞の距離を歩くスキー で景色を楽しみながら歩く 毎年2 月 2 留萌市 会長杯パークゴルフ 大会 会員と地域に在住する外国 人との交流 H25.8.25 1 千歳市 ちとせホルメンコー レンマーチ クロスカントリーのスキー 大会。市内在住外国人も参加 毎年2.11 2 倶知安町 ツール・ド・北海道 自転車ロードレース(ステー ジレース、市民レース) H25.9.14~16 10 ステージレース 東川町 大雪山忠別湖トライ アスロンin ひがしかわ 国際トライアスロン大会 H23.8.7 H24.8.5 H25.8.3 0~3/回 全道ヒルクライムロー ラースキー東川大会 国際ローラースキー (クラシカル)大会 H25.9.22 H26.8.24 0~1/回

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市町村 イベント・大会名 (文化交流) 内容 開催年月日 欧州人 参加人数 札幌市 宮様スキー大会国際 競技会 昭和 5 年の宮家来道を記念 して開催されているスキー の国際競技大会 H26.3.6~9 7 札幌国際 スキーマラソン クロスカントリースキーと 歩くスキーの大会 H26.2.2 47 3-2. イベントや大会に参加した外国人観光客がイベント・大会参加以外に道内を観光 していたか。 回答で「ある(観光していた)」と回答した市町村は、以下の 7 件だった。 表4-12 イベント・大会に参加した外国人観光客が道内観光していたと回答した市町村 市町村 イベント・大会名 開催年月日 外国からの 参加人数 欧州からの 参加人数 幌加内町 幌加内町新そば祭り 平成25 年 8 月 30 日~9 月 1 日 27 5~6 富良野市 少年野球国際交流事業 平成25 年 7 月 28 日~8 月 1 日 19 未回答 千歳市 千歳JAL 国際マラソン 例年2 月 11 日 10 2 伊達市 大滝国際ノルディックウォ ーキング 6 月下旬 7 未回答 美唄市 平成25 年度美唄市国際交 流ミーティング 平成25 年 11 月 16 日 1 0 苫小牧市 PMF 苫小牧公演 平成25 年 7 月 19 日 110 不明 帯広市 2012ISU 世界ジュニア スピードスケート選手権 大会・帯広大会 平成23 年 3 月 2 日~4 日 110 31

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②外国人観光客の動向(観光資源の抽出) 4-1-① 外国人観光客(国籍問わず)が訪れる観光資源について 87市町村から回答があり、163 か所の観光資源と観光施設にアジア系、欧米系を含めた 外国人観光客が訪れていた。 163か所の観光資源や観光施設を、22 の資源種別に分類した。また、資源を分類するに あたり、「産業とその施設」と「キャンプ複合施設(アグリ、温泉、レクリエーションなど)」 は、次の基準に則った。 「産業とその施設」…メーカーの工場見学と製品販売が主であり、そこにガーデンやレクリ エーション施設が併設されている場合と、地域の主要産業を活用した工芸館やレストランの ある商業施設、観光果樹園、競馬場など。 「キャンプ複合施設(アグリ、温泉、レクリエーションなど)」…収穫体験や SL などの展示、 海水浴やパークゴルフのレクリエーション施設、ガーデン、温泉入浴等の設備のほかに、キ ャンプ場やオートキャンプ場が併設されている施設 外国人が訪れる観光資源を上記の資源種別でみると、上位 3 資源となったのは、 1位「公園」 25 施設 2位「産業とその施設」 17 施設 3位「温泉」 16 施設 だった。 表 4-13 資源分類一覧 山岳 博物館 美術館・資料館 動植物 スポーツ 高原 原野・湿原 湖沼 海岸・岬 河川渓谷 アイヌ文化 温泉 公園 ロケ地 郷土景観 峠 動物園 建造物 国立公園 国定公園 神社城郭 自然現象 産業とその施設 ※ キャンプ 複合施設※ (アグリ、温泉、レクリエー ションなど) その他

参照

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