• 検索結果がありません。

人脳組織の水解酵素および脱水素酵素の組織化学的研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "人脳組織の水解酵素および脱水素酵素の組織化学的研究"

Copied!
20
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)616.. 831‑006:. 612.. 015.. 1. 人脳組織の水解酵素および脱水素酵素の組織化学的研究 第2編 脳 腫 瘍 組 織 に つ い て* 岡山大学医学部第1外 科教室(指 導:田 中早苗教授) 助. 手. 中. 村. 正. 人. 〔昭和42年1月27日 受稿〕. し, Armed 緒 第1編**で. 言. は正 常 人 脳組 織 の 水解 酵 素 およ び脱 水. 素 酵 素 の 組 織 化 学 所 見 を 報 告 し た が,本. 編 で は各 種. 脳 腫 瘍 組 織 で 同 様 の 研 究 結 果 を 報 告 し,か. つ酵 素活. 性 と 臨 床 所 見 と の 関 係 に つ い て も考 察 した.検 素 は 第1編. と 同 様 水 解 酵 素5種,脱. 略 名 も第1編. と 同 様 で 以 下 に 示 す.. hatase(Alp), (β‑Est),. acid leucine. aminopeptidase(Amp. glucose‑6‑phosphate. NADP‑isocitric. gIutamic. dehydrogenase(GDH),. dehydrogenase(α‑GDH),. ま でAstr. Astr.. gr.. gr.. 1, Oligodendr.,. 2〜3,. A.水 1). 解 Alp:正. 酵. 常 の 脳 皮 質 と 髄 質 で はAlp活 出 腫 瘍 の 周 辺 やgliosisの. 的 に 正 常 脳 のglia細. gliomaの. で(+3)〜(+1)と にastrocytoma. drogenase(β‑HDH).. 性はほ 部 に ご. 腫 瘍 細 胞 は 組 織化 学. 胞 と 著 し く異 な り 組 織 学 的 悪. 性 度 の 少 な いastrocytoma. dehy‑. Ependym.,. mult.の7段. 素. く弱 い 活 性 を み た.. α‑glycerophosphate. Gliobl.. 階 に 分 類 し た(表1,表2).. or LAP),. β‑hydroxybutyric. ら 悪 性 のGliobl.. Spong.,. Medullobl.,. とん ど 陰 性 で,摘. dehydrogenase(IcDH),. pathology(AFIP). gr. 1か. β‑esterase. dehydrogenase. of. して 臨 床 経 過 の よ いAstr.. phosp. dehydrogenase(G6PDH), malic. institute. らに本 実 験 の 結 果 を考 慮. で. lactic dehydrogenase(LDH),. succinic dehydrogenase(SDH), (MDH),. alkaline. phosphatase(Acp),. β‑glucuronidase(β‑Gl),. 索酵. 水 素 酵 素8種. forces. に よ る 分 類 を 参 考 と し,さ. gr.. 1, oligodendroglioma. か な り高 い 活 性 を み た,こ gr.. 1で. は(+3)〜(+2)の. と 活性. が 腫 瘍 組 織 全 体 に ほ ぼ 均 等 に み られ る が,毛. 細血 管. お よ び そ の 周 辺 で や や 増 強 す る の が み ら れ た(図1). 一 般 にprotoplasmic. typeの. 腫 瘍 細胞 お よ び 巨細 胞. の 活 性 は 最 も強 い が 腫 瘍 の 境 界 お よ び そ の 附 近 で の 実験 材 料 及 び 方法 実 験 材 料 は 岡 山 大 学 第1外 総 計140例. で,. glioma. neurinoma. 13例,そ. 科 に おけ る脳腫 瘍 患 者. 59例,. meningioma. の 他 で あ る.実. 31例,. 験 方 法 は 第1編. と 同 様 で 酵 素 活 性 は(+4)〜(‑)ま. で の6段. 階に. 区 分 し た.. 活 性 増 加 は 認 め られ な か つ た.腫. 瘍 細 胞 内 で は細 胞. 質,と. 胞 膜 附 近 や 細胞 質. くに 核 周 辺 部 に 塊 状 に,細. の 突 起 に は 瀰 漫 性 の 活 性 が み ら れ た.活. 性は主にゴ. ル ヂ装 置お よび そ の 附近 に存 在 す る と考 え られ る が 細 胞 膜 自 身 で の 活 性 は 不 詳 で あ つ た.核,核 活 性 は み ら れ な くforrocalcium. particleと. 小体 の そ の周 辺. の ご く小 範 囲 で も活 性 が 陰 性 で あ る が そ の 外 側 の 腫 実 験結 果 お よび所 見 1.. Glioma;病. 瘍 細 胞 に は腫 瘍 組 織 の他 の部 分 よ り 活 性 が 増 強 し 理 組 織 学 的 分 類 は 研 究 者 に よ りか. な り 異 同 が あ る.本. 編 で はBailey,. 年survival. period(in. of gliomaよ. り 臨 床 的 に 配 列 した 分 類 序 列 を 基 本 と. * **. months)for. Gushingが1926. た.. oligodendrogliomaの5例. 中4例. は 活性を 示 し. た.. the various types. 腫 瘍 細 胞 組 織 のAlp活 ma. gr.. 1と. 性 の 局 在 は 前 述astrocyto. 同 様 で あ つ た(図2). 本 論文 の 要 旨は 第23回 お よ び第24回 日本 脳 神経 外 科 学 会 総 会 シ ン ポ ジ ウ ムに お い て発 表 した 岡山 医 学会 雑 誌77巻,. 10〜12号 に 掲 載.

(2) 52. 中. (sarcomatous た.. type. or. psammomatous. sarcomatous. み ら れ ず,前. m.,. m.)と. angiomatous. 記 の 分 類 に 含 ま せ た.第1編. のleptomeninx(pia‑arachnoid), mater)の. psammoma自. 活 性 は 陰 性 で あ つ た.一. で 正 常 脳. 増 殖 が 著 し い が, Alp活. 身 とそ の形 成 直 前 と推 定 され る部 分 の 般 にmeningiomaに. は血管. 性 に は 影 響 が 少 な く, contro. で の 血 管 の 活 性 と 同 じ く非 常 に 強 力 で あ つ た. し. 類 似 の 活 性 を 示 し. ず れ もmeningiomaの. 人. 前 例 し か. こ れ をcontrolと. 素 活 性 は 一 般 にcontrolと. た が,い. 正. 三 大 別 し. pachymeninx(dura. 活 性 を み て い る の で. た.酵. m.は. 村. 方 に 強 い 傾 向 を み た. 2). Acp:Alpと. の 局 在 な ど 類 似 の 所 見 を 示 す が, い 変 化 を 示 さ な か つ た.と はAlpほ. (表3).. 比 較 し て 活 性 強 度,腫 Alpの. 瘍 組織 で よ うな 著 し. く にfibroblastic. m.で. ど 強 い 染 色 性 は 示 さ ずmalignant. m.で. も約 半 数 例 に 微 弱 な 活 性 が み ら れ た. Table. 3. Enzymatic and. activity. of. meninglioma. whorl. formationの. 部 分 で 活性 は 増 強. neurinoma. し,反. 対 にcalcium沈. 性 で あ つ た.血. 着の部分では陰. 管 系 で はほ とん ど活 性. を み な か つ た(図13, 3). β‑Est:. 14).. meningiomaで. を 示 す 症 例 が 多 く,と m.で. は 活 性. くにfibroblastic. 活 性 が 強 く, meningccytic. m.の. 腫 瘍 細 胞 の細 胞 質 に は 細 か い 粒子 状 の 染 色 を み た. formation,. Alp,. Acpと. concentric. 同 様whorl. arrangementの. 部 位 で 上 昇 の 傾 向 を み た がmalignant m.で. は 活 性 の 低 下 を み た(図15).. 4). Amp:. meningiomaは. しば しば. 陽 性 を 示 し, fibroblastic m.で(+2) 〜(+3)程. 度 の 活性 を み た が 一 部 陰. 性 の も の も観 察 さ れ た(図16). 腫 瘍 細 胞 の 核 に 陰 性,細 瀰 漫 性 に み ら れ た.し ytic m.で. 胞質中には. か しmeningoc. は 活 性 を み ず, malignant. m.. で も ほ と ん ど 陰 性 を 示 した . β). β‑G1:上. malignant B.脱. m.で. 述4酵. 素 と は 反対 に. 活 性 の上 昇 を示 した.. 水素酵素系. 多 少 の 差 は あ る がmeningiomaの. 三. つ の型 と もそ れ ぞれ 非 常 に強 い 活性 を A.水. 解. 1) 2), m.で. Alp:活. 酵 素. 系. meningocytic. 12).活. m.で(+3)〜(+. m.で(+2)〜(±),. ほ と ん ど(‑)と,三. (図11,. み た.形. 性 はfibroblastic. 態 学 的 悪 性 度 と の 関 係 は な か つ た .腫. 胞 内 の 局 在 はglioma系. malignant. 型 で 明 らか な 差 を み た. 性 は い ず れ も腫 瘍 細 胞 の 核 に 陰 性,. IcDHの. 一 部 を の ぞ き細 胞 質 こ と に 核 周 辺 に 大 小 多. 様 の 顆 粒 状 の 染 色 を 示 し た.. の 上 昇 を み た が,. 色 を 示 し た.細. た.し. 胞. whorl formation , conc 部 で す べ て の 脱 水素 酵 素活 性. entric arrangementの. 核 膜 周 辺 か ら細 胞 の 辺 縁 に か け て 微 細 な 顆 粒 状 の 染 胞 質 周 辺 で 強 い 傾 向 が あ る が,細. calcium沈. 着 の 部 で は 陰性 で あつ. か し石 灰 化 部 の 存 在 す る 症 例 で は 脱 水 素 酵 素. 質 の 突 起 に は しば し ば 強 い 染 色 性 が 示 さ れ た,. 活 性 が 低 下 す る 傾 向 を み た(図17. malignant. 20).. m.で. 不 明 で あ つ た. mentの. は 活 性 が ほ とん ど な い た め 詳 細 は whorl. formation,. concentric arrange. 部 で は 活 性 の 増 強 が み ら れ た.. calcium沈. 1) 着,. 瘍細. の 所 見 と 大 差 な く, G6PDH,. LDH,. はmeningiomaの. G6PDH:. LDH以. , 18,. 19お. よび. 外 の脱 水 酵 素 群 で. 各 型 と も正 常 脳 のleptomeninxよ.

(3) 人脳組織 の水解酵素および脱 水素酵素の組織化学的研究. 53. 活 性 は陰 性 で あ つ た. oligodendrogliomaのAcp活. 瘍 細 胞 で は や や 増 強 す る の が み ら れ た.全. 性 分 布 と組 織 構 造 との 間 に特 長 の あ る対 応 性 はな く. 素 を 通 じrosette, cartwheel形. glioblastoma multiformeで. 部 のsucker. 3). も同 様 で あつ た.. β‑Est: gliomaの 分 類 と β‑Est活 性 の間 に何. feetの. 傾 向 を み た.腫. 脱水素酵. 成 部 で 活 性 上 昇,中. 心. 部 分 で は 細 胞膜 を のぞ き陰 性 の. 瘍 の辺 縁 部 と中 心 部 との間 に活 性 の. らの 関係 もみ られ な か つ た.正 常 脳 組織 で は β‑Est. 相 違 は み られ な か つ た.脱. 水 素 酵 素 活性 は血 管 系 に. 活性 は血 管周 辺 のmicrogliaに. て はmedia,. も に 活 性 が 存 在 し, LDH. 時 に弱 い 活 性 が み ら. adventitiaと. れ た が, glioma組 織 に は 中等 度 以下 の弱 い 活性 が み. が 最 強,. IcDH,. とめ られ た.腫 瘍 組 織 内分 布 はAcpに. あ り,そ. の他 の脱 水 素酵 素 はそ の 中 間 の活 性 を 示 し. の 場合 は よ りdiffuseで. 似 るが β‑Est. あつ た.壊 死 部 の 活性 は低. 下 した. 4). Amp:正. 常脳 同様gliomaで. も全 例 に本 酵 素. ど は ご く微 弱 で. した.腫. 分 化 度 が 低 下 して. の 肥 厚 が 著 し い ほ ど上 昇 す る 傾 向 を 示. 瘍 組 織 中,結. 合 組 織 な ど間質 では 被 膜 は 別. と して 一般 に脱 水 素酵 素活 性 は きわ め て微 弱 で あ つ. β‑Gl:正. 常脳 組 織 で は 本酵 素の 活 性 は他 の. 酵 素 と くに脱 水 素 酵 素 系 と異 な り皮質 よ りも髄 質 に 強 い活 性 を み た. gliomaで は しか しoligodendrogli omaに. SDHな. 管 の 酵 素 活 性 はgliomaの. 血 管 新 生,壁. 陰 性 で あ つ た. 5). た.血. α‑GDH,. と くに強 い活 性 を示 す傾 向 は み られ ず,む. ろastrocytoma. し. gr. 1の 活 性が や や 強 い 傾 向 に あつ. た. glioma全 体 と して は 中等 度 の 活性 を 示 し た.. た(図6,. 7,. 1)嫌. 8,. 9お. よ び10).. 気 的 解 糖 系(LDH,. G6PDH):両. (+3)前. 2)好. 気 的 解 糖 系(SDH,. MDH,. IcDH):三. 在 した(図5).. 活 性 強 度 を 示 し た.. は巨細胞. IcDHは(+1)以. SDH,. cellと. spongioblastoma. 外 は 有 意 の 差 は み られ な か つ た.換. で あつ た.. の 酵 素 で は 正 常 脳 のglial. 水 素 酵 素. 後,. gliomaの. つ た.腫 瘍 細 胞 の 間隙 を走 る結合 組 織 の 活性 は陰 性. polareでSDHが. 酵. ほぼ 同 じ. MDHは(+2)前. 下 で あ つ た.. に強 い活 性 が み られ る ほか 特 長 の あ る所 見 をみ な か. B.脱. G6PDH. 中 心 と す る 活 性 し か 示 さな か つ た.. 素 と も 正 常 脳 組 織 の 皮 質 領 のglial. gr. 3〜4で. LDHが. 後 の 強 い 活 性 を み た の に 反 し,. で は(+1)を. 本 実 験 の染 色 法 で は β‑Gl活 性 は細 胞質 の周 辺 に 偏. 分 化度 の低 いastrocytoma. 酵 素 と. も腫 瘍 の 悪 性 と 何 ら の 関 係 も み ら れ ぬ が,. 種類別 は. かな り低 活 性 の. cellの. 言 す る と これ ら. 活 性 は腫 瘍 細胞 と. 大 差 な い こ と が 判 つ た.. 第1編 と同 様嫌 気 的 解糖 系,好 気 的解 糖 系 お よび. 3)ア. ミ ノ酸,脂. ア ミノ酸 ・脂 肪 代謝 系 の各 酵 素 群 に大 別 した.水 解. β‑HDH):正. 酵 素 と くにAlpで. を み た がglial. み られ る 形 態学 的悪 性 度 と 酵 素. 肪 酸 代 謝 系(GDH,. α‑GDH,. 常 脳 皮 質 で 神 経 細 胞 に 高 いGDH活. 性. cellで は 中 等 度 の 活 性 しか み られ な. 活性 の間 に 特別 な関 係 は み られ な か つ た が,各 脱 水. か つ た.. 素 酵素 間 に も著 しい 差 異 は み られ ず,同 一 腫 瘍 内 で. gliomaの. 種 類 別 の 活 性 変 化 も み ら れ な か つ た.. も明 らか な 染色 性 の 相違 は認 め られ な か つ た.脱 水. α‑GDH,. β‑HDHは. 素 酵 素全 体 に お け る傾 向,腫 瘍 組 織 内分 布 な ど共 通. α‑GDHが. gliomaで. もglial. cellの 所 見 と ほ ぼ 同 様 で,. 正 常 脳 で は 皮 質,髄. の 所見 を 以 下 に一 括 し詳細 は各 論 で のべ た.一 般 に. ぼ 同 様 で あ つ た.総. gliomaの 脱 水 素酵 素 活性 は正 常 脳glial cellの そ れ. 様 正 常 脳 のglial. よ りやや 増 強す るが,正 常 脳 皮質 野 の神 経 細 胞 の活. 合 で も ほ と ん ど 変 化 を 示 さ な か つ た.. 各酵 素 活 性 は 腫 瘍 化 した場. 2.. は 細 胞質 内に微 細 な 顆 粒状 とな り,ミ. トコ ン ド リヤ. 現 在 一 般 に 行 な わ れ るBailey,. 分 布 に一 致 す ると推 定 され た. LDH,. G6PDHお. びIcDHで. は やや瀰 漫性 に 出現 した.核,核. な ど は活 性 を か くが,核 G6PDH,. IcDHで. 小体. 膜 周 辺 で や や 増 強 し,. は核 周 辺 の 細胞 質 に弱 い 活性 が み. られ た.脱 水 素 酵 素 活性 は腫 瘍細 胞 が 大 形 に な ると. Meningioma. ら の 分 類 に 従 い, cap. も ほ. 括 して 前 項 の 好 気 的 解 糖 系 と 同. cellの. 性 よ り弱 い ことが み とめ られ た.腫 瘍 細 胞 で は活 性. よ. 質 と も に. や や 強 い 活 性 を 示 し た がgliomaで. cellす. ngocyteに. arachnoidの. な わ ちarachnoid. Bucy,. 外 表 面 の いわ ゆ る villiに. 集 簇 す るmeni. 類 似 し た 形 態 を 示 す も の をmeningocytic. meningioma(meningotheliomatous m.),. Zimmermann. arachnoidの. m.. or endothelial. 結 合 織 ま た 一 部 はduraか. 増 強 す る傾 向が あ り. astrocytoma gr. 3〜4の 巨細 胞. た と 推 定 さ れ るfibroblastic. に は か な り強 い 活 性 がみ られ た.壊 死 部,出 血 巣 な. 中 胚 葉 起 源 でmeningocytic. どの 活性 は陰 性 で あ るが,こ れ らに接 す る周辺 の腫. にgiant. cell. mitosisな. m.(fibroplastic m.の. ら生 じ m.),. よ うな 組 織 構 造. ど 存 在 す るmalignant. m..

(4) 54. 中. Table. 1. Enzymatic. activity. of. glioma‑I. 村. 正. 人 spongioblastoma polaseで は 活 性 は す べ て 弱 く腫 瘍 細胞 の核 周 辺 の細 胞 質 と その 突 起 に瀰 漫性 に弱 く出 現 した. 以 下 の 各gliomaで. は活性は 陰性か ご. く微 弱 で あつ た. glioblastoma multifor meで. 部 分 的 に 活 性 の あ る場所 はhae. matoxyllin eosin染 色 標 本 でwell. diff. erentiatedの 部 分 と一 致 した. ependy momaな. ど に み られ るrosetteで. の 酵 素(dehydrogenaseの. は他. 一 部)に 示 さ. れ る活性 の増 強 は認 め られ な か つ た. 正 常脳 組 織 で は一 般 にAlp活. 性は毛. 細 血管 お よ び細 小 血管 の 内皮 細 胞 に強 く出現 したが, gliomaで. はその分化. 度 と血 管 壁 のAlp活. 性の間に あ る程. 度 の傾 向を み た.す. な わ ちAFIP分. 類 のastrocytoma. gr, 1〜2の 毛 細 血 管. は(+4)のAlp反. 応 を 示 す が,. astrocytoma gr. 2〜3の. 血管 は 新 生,. 血 管 壁 の 肥 厚 が 著 し く,そ. のAlp活. 性 は低 下 す る傾 向 を 示 しastrocytoma gr. 4で は陰 性 と きに 微 弱な 活 性 を み た.一 般 にAlp活. 性 は 壊 死部 の 周 辺. で弱 ま り壊 死 部 で 陰性 で あつ た.以 上 Table. 2 Enzymatic. activity. of. glioma‑II. 病 理 組 織学 的所 見 とAlp活. 性 との関. 係 につ い て記 載 した が,良 性 のglioma で 活 性 が増 し,悪 性 化 す るに つ れて 消 失 す る とい う本 研 究 で 検 索 した他 の酵 素 に比 較 して最 も興 味 あ る関 係 を示 し た. 2). Acp:正. 常 脳 組 織 で は 神経 細 胞. に 中 等度 以 上 のAcp活. 性 を み たが,. glia細 胞 で は軽 度 また は 陰性 で あつ た. gliomaは その 分 化 度,腫 瘍 の 種類 に 関 係 な く,腫 瘍 細 胞 の核 膜 周辺 に種 々 の 大 き さ と染 色 濃 度 の細 胞 質 内顆 粒 を も つ 中 等 度前 後 の活1生を 示 す が(図3, 図4),毛. 細 血 管 に はAlpの. 活性 はみ られ な かつ た.. 如 き強 い. calcium沈 着. の 部 やrossete形 成 細 胞 の 周辺 部 で の 活性 は低 下 した.血 管 壁 周 辺 のsucker footの 場 所 は 無活 性 で あ るが,そ の外 側 で の活 性 は反 対 にや や 増強 し,こ れ は血 管 周 辺 の 組 織 構 造 に 特 長 的 な ependvmomaで. 著 しかつ た ,壊. 死部 の.

(5) 人脳組織の水解酵素および脱水素酵素の組織化学 的研究 り や や 活 性 の 上 昇 を み る がLDHの. み は と くに 著 し. い 上 昇 を 示 し た,こ. の 傾 向 は ど の 型 のmeningioma. で も 同 様 で あ つ た.. G6PDH活. 2)ま. 性 は ど の 型 と も(+. た は や や 高 い がIcDHと. 同 じ く細 胞 膜 に 近. い 細 胞 質 の 周 辺 に 染 色 性 を み た. 2). SDH,. MDH,. IcDH:. 3). α‑GDH,. β‑HDH:三. 状 の 染 色 を み た が,と. くに 細 胞 質 の 周 辺 に 偏 在 し な. つ の型 の腫 瘍細 胞 で の活 性 差 は判 然 とせ. epitheloid. cellに や や 強 い 傾 向 を み た.. ま たG6PDHは 2). 酵 素 はそれ ぞれ. 生 化 学 的 役 割 を 異 に す る が 活 性 と腫 瘍 の 悪 性 度 と の 間 に 何 ら の 関 係 も 示 さ ず,類. 度 の 活 性 を 示 し た,. 非 常 に 強 く, MDHは. ず れ も正 常 脳 の. お け る よ り も 上 昇 を み た.. GDH,. 瘍 細 胞 内 で細 胞 質 の 周辺 に 偏存 す. 脱 水 素 酵 素 は一 般 に 両 腫瘍 細 胞 に 中等 度 大 の顆 粒. ず, も(+2)〜(+. 強 い 活 性 を 示 し た が,い. leptomeninxに. β‑Gl:腫. る(+1)〜(±)程. か つ た.二. 三 酵 素 は ど の 型 のmeningiomaと 3)の. か つ た.. 似 の 傾 向 を 示 し腫 瘍 組. 55. 非 常 に 強 く, MDHは. Craniopharyngeoma(7例)最. 外 層 のcylindlic. の 内 部 のepithel. か ら な る. epithel. cell layer,. cell layerを. 内 部 の 内 層 と 大 別 し た が,そ. 素 活 性 上 か な りの 差 が み られ た.一. ほ ぼ 同 様 で あ つ た.. 織 で は 各 酵 素 の 活 性 は ほ と ん ど 陰 性,. Neurinoma と もacoustic. neurinomaで. 腫 瘍 細 胞 の 核 は 特 有 の"palisade"ま pattern"の. の 核 を も つ た"foamy. cell"な. fibroblastic meningiomaに β‑Estお. の他 小 さな 円 形 状 る 細 胞 が あ るが本 症. 似 た 酵 素 活 性 を 示 す が,. よ びAmpの. 各 活性 が ほ とん ど 陰性 水 素 酵 素 で はLDH. 後 の 活 性 を み た,. Alp活. 瘍 細 胞 の 活 性 は 核 に 陰 性,細 色 を 示 し た. ん ど 陰 性,. Alp;. (+2),内. cell layerで. 性 は他. epithel. 層 で(+1)〜(±),毛. cell layerの. 全 例 と も 活 性 は み ら れ な か つ た. cell layerで(±),. こ の よ う にneurinomaで. は 他 の 腫 瘍 こ と にfibrobl. spongioblastoma. polareに. 比 べ特. 長 あ る 酵 素 活 性 上 の 所 見 が み ら れ な か つ た. の 他 の 脳 腫 瘍 の 酵 素 活 性:. 素 活性 の 変 動 で は同 一腫 瘍 の間 で は ほ とん ど. 一 致 す る結果 を 得 た .. lymphoid. はepitheloid. cellが. cellに 比 べ 非 常 に 多 数 を 占 め て い た.. の細 胞 で 酵素 活 性 の差 を 追 求 した が本 実 験. で は 著 し い 差 異 は み ら れ な か つ た. (+3)の. Alp:. とも. 高 い 活 性 が 腫 瘍 細 胞 の 細 胞 質 と くに そ の. 周 辺 に 顆 粒 状 に 偏 在 し た.毛. 細 血 管 お よ び その 周辺. で 活 性 の 増 強 を み た. Acp:中 を み た が 活 性 局 在 はAlpと. 等 度 また は弱 い活 性 大 差 な く 腫 瘍 細胞 の二. つ の型 の 間 で も差 が み られ なか つ た. 2)〜(+1)の Acpと. 2例. β‑Est:(+. 活 性 を示 し細 胞 内 の 活性 分 布 もAlp,. 大 差 な かつ た. Amp:活. cylindlic. 外 層 で(+ あ つ た.脱. 性 の 強 さ は 別 と し,各. 酵素間でほぼ. 同 様 で あ つ た.. cylindlic. ふ くめ 外 側 の. cell layerを. 腫 瘍 に特. 長 的 で あ つ た. epithel. cell layerの. 内 層 でや や 下 降 す る活 性 を み. 水 素 酵 素 活 性 中LDHが. β‑HDHは. 最 強 で(+4),. そ れ ぞ れ(+2)〜(+1),. IcDH,. (+1)〜(±). で 弱 い 活 性 を 示 した.. 腫 瘍 細 胞 の 間 隙 に は 線 維 状 の 組 織 構 造 が み ら れ た. 上 述2種. 層 で(+1)〜(±)で. 2. Amp:. 水 素 酵 素 系:活. た.脱. Pinealoma(2例)1例. β‑Gl:. epithel cell layerの. 活 性 は 非 常 に 高 く(+4)〜(+3)で,本. 実 験 症 例が 少 な い の で統 計 的考 察 は 出来 な かつ た. 1). 3)〜(+2),内. 活. 外 層 に み ら れ た.. 22),. astic meningioma,. 者 の外. 層 と も 陰 性 の も の が 多 く,. meni. り も か な り低 活 性 を 示 し た(図21,. cell layer,. 層 で(+2)〜(±)の. β‑Est:各. 例 の みepithel. cylindlic. の 活 性 差 は み られ ず,後. 層 に(+3)〜(+2),内 性 を み た.. 細 血 管 に は最 強. Acp:. cell layer間. 活性 は ほ と. は 外 層 に(+3)〜. ngiomaよ. が,酵. 合 部分. 胞 質 内 で は顆 粒 状 の染. の 腫 瘍 と 同 じ く毛 細 血 管 に 強 い がfibroblastic. 4.そ. cysticな. cylindlic cell layerで. epithel. を み た(図24,図25).. 般 にneurinomaは. の 点 で 相 違 を 示 し た(表3).脱 が 最 強 で(+3)前. あ つ た.. た は"hering. 配 列 を 示 す.そ. 例 で は み と あ ら れ な か つ た.一. Alp,. 般 に 間 質,結. の 内 面 な ど の 腫 瘍 細 胞 の 活 性 は や や 上 昇 を み た,腫. 検 索 し た12例. bone. connective 外 側 の 外 層,. の 内外 両 層 の 間 に は 酵. 織 内で の 酵素 活 性 の局 在 も他 の脱 水 素 酵 素 の それ と. 3.. 弱 い.. 中 等 度 の 活 性 を 示 した(図23).. cell layer,こ tissne等. SDHは. 性 は 全 くみ られ な. 3) phobe. Pituitary. adenoma(4例),全. adenomaで"densely. 例 と もchromo. packed. agranular cytolasm"のpatternを. cells containing. 示 し,間. 隙 に疎. な 結 合織 が隔 壁 状 に 走 る. Alp:毛. 細 血 管 で(+4)〜(+3)の. 外 に は全 く陰 性 で あ つ た. Acp:全 の活 性 を み た,. β‑Est, Amp:活. 活性 をみ る 例 と も(+2) 性 は 全 くみ られ な. か つ た. β‑Gl:中 等 度 の 活性 が 細 胞 質 の周 辺 に偏 在 す るの が み られ た.結 合 織 で は全 く陰性 で あつ た. 脱 水 素 酵素:一 般 に 腫瘍 細 胞 の 細 胞質 内 に顆 粒状 の.

(6) 56. 中. 村. 正. 人. 染 色 を 示 し細 胞 質 周 辺 に や や偏 在 した.結 合 織 で は. 界 が あ り,今. 各 脱 水 素 酵素 と もほ と ん ど活 性 を み なか つ た.本 腫. 内 微 細 構 造 と 酵 素 作 動 機 構 と の 関 係 を 究 明 し,こ. 瘍 で はG6PDH活. ら と 臨 床 所 見 と の 関 連 性 を 追 求 しな い 限 り 発 展 は 望. G6PDH,. 性 の強 い の が 特 長 で,. SDH,. IcDH,. GDH,. MDHは. LDH,. いず れ も(+3)〜(+2),. β‑HDHで(+2)前. 1.. は第4脳 室 のChoroid. 脳室 また. plexne由 来 の もの で樹 枝 状,. 乳頭 状 の 組 織 の表 層 を さ い 形,ま neuroectodermが. おお い,内. た は 円柱 状 の. 側 にcentral connective. tissneが 走 る.結 合 織 中 の酵 素 活性 は全 くみ られ な か つ た. Amp,. Glioma. Glioma系. Papillary ependymoma(3例):側. らDに. は 脳 腫 瘍 中 も つ と も頻 度 が 高 く,植. よ る と本 邦 で 全 脳 腫 瘍 中34.4%を. うが 欧 米 に 比 し頻 度 は 劣 る.い 性 のastrocytomaか blastomaな. ら悪 性 のmedulloblastoma,. 1). Alp:. Alpの. した.腫 瘍 細 胞 内で の 活性 分 布 は他 の 腫瘍 と大差 な. れ,脳. かつ た.. 敏 で あ る が,染. (+4)の 2)の. 活 性 を み た(図28).. Acp:. (+3)〜(+. 例 で陰 性,. 2. 1例 で(+1)〜(±)の. 活性 が 腫 瘍 の一. 部 に み られ た. β‑Gl: (+2),腫. 瘍細 胞 で の局 在は. 原 法,変. 法 で 行 なわ の方 法 は鋭. 色 過 程 中 に 中 間 生 成 物 のdiffusion,. 吸 着 な ど の い わ ゆ るartefactを 年 はManheimer. Pearse,. Burston,森. 行 な わ れ て い る.こ. Landow4)は. 一部でやや 活性. 高 松,. 性 を 検 索 し,本. 按. れ,脳 腫 瘍 につ い て もほぼ 平 行 し て な さ れ,主 glioma系, β‑Gl, SDH,. meningiomaな LDH,. どでAlp,. α‑GDH,. G6PDHな. Acp,. に. β‑Est,. どが検 索 さ. glioblastomaと. 法 でgliomaのAlp活. は4例. 中1例. の 中 間 の所 見. ずれ も毛 細 血 管 に強 い 活 性 を み て い るが 腫. 瘍 細 胞 内 で のAlp活. 性 の詳 しい点 に はふ れ て い な. い. Manheimerら2)はazo‑coupling法. の 間 に か な りの 差 を み る.. はastrocytomaに 21例. も. oligodendrogliomaで. はastrocytomaとmedulloblastomaと を み,い. 中等 度. の み しか活 性 が 存. はmedulloblastomaで. 同 様 の 傾 向 を,. れ て い る.正 常 脳 組織 に お け ると 同様,従 来 の報 告. 実 験 材 料 が 外部 の変 化 に対 し易 変 性 の大 きい こ と,. 少 な く局 在 性 に お. 酵 素 の 活 性 はastrocytomaで. 在 し な い こ と を み た.彼. 脳 組 織 の酵 素 組 織 化学 研 究 は1940年 代 か ら行 な わ. が. 研 究 で は あ と の 方 法 を 採 つ た.. Gomoriの. だ がglioblastomaで. 考. Gomori,. よ るazo‑coupling法. diffusionが. に強 い がSDH,. β‑HDHの. Seligman2),. の 方 法 は 前 述 の よ り 操 作 も簡 単. で 短 時 間 に 発 色 し, い て す ぐれ て い る.本. IcDH,. 生 じや す い 欠 点 を. &. ら3)に. 他 の腫 瘍 と同 じで あ つ た.脱 水 素酵 素:一 般 に非 常. の 低 い の がみ られ た(図29).. は. 腫 瘍 に つ い て も 例 外 で は な い.こ. も つ.近. 活性 を み た. β‑Est: (+2)〜(±)Amp:. glio. 組 織 化 学 的 研 究 は 既 に 多 い が,. ほ と ん ど 高 松 お よ びGomoriの. 細血管 に. 占め ると い. ず れ に せ よ 比較 的良. 脳 神 経 外 科 で も最 も重 要 な 地 位 を 占 め て い る.. β‑Est活 性 の一 部 を のぞ き,そ の 他. 瘍 細 胞 に(+3)〜(+2),毛. 木. ど に 至 る 多 く の 種 類 を 含 むglioma系. の脳 腫 瘍 中 で は各 酵 素 と も本 腫 瘍 で 最 高 の活 性 を 示. Alp:腫. れ. み え な い.. 後の 活 性 を示 し. た(図26,図27). 4). 後 電子 顕 微 鏡 的 組 織化 学 の方 法 で 細 胞. でAlp活. 陰 性 と し た.. のgliomaをGomori法. Feigin. でAlp活. 性 を 検 し,. 従 来 およ び 現在 の 酵 素組 織 化 学 証 明法 が 種 々で あ る. astrocytoma. 〓,. こ とな どが その原 因 と考 え られ る.本 研 究 は可 及 的. ymoma. 〓,. malignant. に実 験 条 件 を統 一 し,数 多 くの症 例 と種 類 で13種 の. oglioma. 〓,. 酵素 活 性 を 同時 に連 続 切片 で 検 索 した.そ の 目的 の 一 つ は 従来 不 十 分 な各 種 脳 腫 瘍 の酵 素 活性 強 度 の統. 活 性 とgliomaのanaplasiaの. 計 的処 理,比 較 考察,脳 腫 瘍 の 臨床 所 見 とめ 関係 の. ら の 法 でAlp活. 究 明で あつ た.こ のた め ア ンケー トに よ る資 料 も用. 強 に 出現 す るが症 例 の約 半 数 に微 弱 か ら 中等 度 の 活. い られ た.し か しpinealoma, pituitary adenoma,. craniopharyngeoma,. papillary ependymomaな. どは. 症 例が 少 な くこの よ うな 考 察 は 出来 な か つ た.組 織 化 学 本 来 の 目的で あ る腫 瘍 内で の酵 素 活性 の 分 布状. い と し た.. malignant. 性. & Wolf5)は. astrocytoma. ependymoma. medulloblastoma. 〓 , epend. 〓,の. +,. oligodendr. 結 果 を 得,. Alp. 間 に何 らの 関係 もな. O'Connorら6)はglioma. 13例 をPearse. 性 を 検 索 し本 酵 素 は 毛 細 血 管 に 最. 性 が腫 瘍 細 胞 の細 胞 質 内 に粗 い粒 子 状 の 染 色 を示 す の を み た.ま た 毛 細 血 管 周 辺 の 腫 瘍 細 胞 に か な り強 く活 性 が 出 現 し, く,. glioblastoma. astrocytomaに multiforme,. 態 等 は 可及 的 に追 求 し,他 の研 究 結果 と併 せ て 考察. で 活 性 が 低 下 す る と した ,最. したが,い ず れ に せ よ現 在 の組 織 化 学 的 方法 で は限. gliomaのAlp活. 比 較的 に活性 が 強 medulloblastomaな 近Nasu7)は66例. ど の. 性 を検 索 し毛 細血 管 に最 強 の 活 性.

(7) 人脳組織の水解酵素 および脱水素酵素の組織化学 的研究. 57. を み るが腫 瘍 細 胞 そ の もの に は弱 い が,ほ とん ど活. 計 を とつ た が, Alp活 性 と予 後 にか な りの 相 関が み. 性 を み な い こ と,毛 細 血管 内のAlp活. られ た. Alp以 外 の 酵 素活 性 と予 後 の 間 に相 関は 全. 性 もglioma. の 悪性 度が 進み 血 管 壁 の 肥厚,増 殖 が著 しい もので. くな い(表4).ま. は 低下 す る と した.し か し,本 研 究 で はgliomaの. 期間 を 病悩 期 間 と し,こ れ とAlp活. 分 化度 とAlp活. みた(表5),が. Landow,. 性 の 間 に 著 し い 相 関 が み ら れ,. O'connorら. しか もAlp陰. の 所 見 と 類 似す る結果 を え,. た 初 発 症状 発現 よ り手 術 まで の. 大部 分 の 症 例 でAlp活. 性 との 関係 を 性が弱い ほ. ど病 悩 期 間が 短 く,急 激 な病 勢 の進 行 を示 した.し. 性 例 の 予 後が か な り悪 い ことが 統 計. か し これ らは統 計 的 に は症 例 が 少 な く,腫 瘍 の位 置,. 的 に判 つ た.す なわ ちア ンケー トか ら脳 腫 瘍術 後 の. その 他 種 々 の条 件 に よ る例 外 も多 く,詳 細 な 分析 は. 予 後を 経 過 良好 の もの,再 発 死 亡 な どの 経 過不 良 の. 今 後 の 研 究 に ま ちた い.ま. も のに 大 別 し, Alp活 性 との 関 係 を み,ま. 活 性 との 間 に も関連 性 が な く,予 後 につ い て は手 術. たAlp. 活 性 の 代 わ りに病 理組 織 学 的 分類 を以 つ て 同様 な 統. Table. Table. 5. Duration. 4. Prognosis. of. symptoms. of. た腫 瘍 の 浸 潤 度 とAlp. 時 の 肉 眼 的観 察,普 通染 色 標 本 の検 討 を要 す るの は. cases. and. operated. signs. of. on. operated. gliomas. glioma. cases.

(8) 58. 中. 村. 正. 人. 勿 論 で あ る.本 研究 と同 じ実 験 方 法 で 検索 した脳腫. 人 体 腫 瘍 組 織 で はAmp陽. 瘍 以 外 の人 体 腫 瘍 で もAlp活. る8)9)10). Monisら17)の. 性 と腫 瘍 の 悪 性 度 と. 性の 腫瘍はわ ず か で あ い う よ う に 腫 瘍 間 質 のAmp. の間 に 若干 の 相 関 がみ られ8) 9)10),こ と に乳 腺腫 瘍. 活 性 は 増 生 す る 結 合 織 の 生 物 学 的 性 質 に よ り,腫. で はAlp活. の 性 質 に は 特 別 関 係 な い の か も 知 れ な い.. 2). 性 の 強 い症 例 が良 性 の傾 向 を示 した.. Acp:. Alpに 比 べ て 研 究 が 少 な い がWolf. ら11), Nasuら7)の. 報告 をみ る.前 者 はGoxoriの. 燐酸 鉛 法 に よ る も ので,後 者 の結 果 とかな り異 な る. Wolfら. は 人 お よ び 動 物(主. にguinea‑pig)で. 5). β‑Gl:生. 瘍. 化学 的 に癌 組織 で本 酵 素 の 活性 が高. い こ と が 判 つ て い る が,脳. 腫 瘍 と β‑Glと. ほ と ん ど 知 ら れ て い な い.. Norman18)は. の 関係 は. よ び 腫 瘍 脳 組 織 で β‑Gl活. 性 の定 量 的研 究 を行 な い. 人 の正 常 お. gliomaの みで な く,同 時 に他 の種 々の 器 管 で の 活. astrocytomaのgradeが. 性 を も検 討 し,い ず れ も細 胞 の 核 にAcp活. が 急 速 に 高 ま る と し た.す な わ ちastrocytoma. grade. で 平 均2.89μg.. weight. 在 す る と した.し か しその 後Nasuら. 性が存. や,ま た本 研. 究 で も核 に は 陰性 で あ る こ と が 判 つ た.こ Wolfの. 実験 がazo‑coupling法. れは. と異 な り,ま た彼 の. (以 下 同),. す す む につ れ. per. grade. hour. per. 2で5.03,. の 値 を え て い る.換. β‑Gl活. mg.. of. dry. grade. 4で. 性 値 1. 実 に21.41. 言 す る とgliomaの. 悪 性 度 と. 固定 が 冷 ア セ トン,純 アル コー ル,パ ラフ ィン等 で. β‑Gl活. 反 復 され た た めperinuclearで. 研 究 で は こ の よ うな こ と は ほ と ん ど み ら れ な い.し. の 活 性 が組 織 の あ る. 性 と の 間 に 著 し い 相 関 を み て い る.一. 程 度 の 凝縮 か ら核 そ の もの の 活性 とあ や ま られ た も. か しgradeの. の と考 え られ る.. に強 い. wolf, Nasu両. 者 と もAcp活. 性 とgliomaの. 悪性. との 間 に は一 定 の傾 向を み て いな い.. 時 に 血 清 中 のAlp活. 性 もか な り. の 例 で上 昇 す る12)こ とが 判 つ て い る.. Acpが 関連 す る腫 瘍 もあ るが, glima. で は両 酵 素間 に ほ とん ど関 連 を みず,同 の水 解 に関与 す る酵 素が 作 用pH領. 程 度 の 共 通 点 が あ る.今. じ燐 酸 結合. 域 を 異 にする. 性 とgliomaの. 6)脱. 水. い.現. 素 酵. 素. 在 ま でC3H系. マ ウ ス のgliomaのSDH活. に つ い てOgawaら19)の LDH,. G6PDH活. 報 告,人. gliomaのSDH活. の. 性 を み たMossakowski21),人. 脳. 細 胞 内 器 管で の局 在 の相 違 な ど今 後解 明 すべ き問題. を 行 な つ たO'connor6)ら. Novikofら. の電 子 顕徴. 局 在 は 細胞 内のlysosome. で はな い か と推 定 され て い る. 3). a.好 SDHが. LDH,. α‑GDHお. 強 く存 在 しglial. にoligodendrogliaに. も 腫 瘍 を か こ むgliosisの. い 活性 を み るほ か,特 異 な所 見 が なく 正 常 脳組 織 同. Ogawaら19)はnitro‑BTで. 様gliomaに. の 人 工 的ependymomaのSDH活. Greenら12)の. か しPotanosら23)はglial. も陰 性 で あ るが. 生 化学 的研 究 で 胃,小. 腸,大. 腸,乳. 実 験 し,. ウス. れ は 主 にependymomaの. と に よ る と し た.. 腫. Mossakowski21)はOgawaと. 方 法 で 人 のglioma系. 変 組織 の組 織 化学 的 研 究 よ り,癌 の 間 質 に 強 い. は 人 のglioma. Amp活. を 認 め て い る が,こ. 指 摘 して い る.本 研 究 と同様 の条 件 で検 索 した他 の. C3Hマ. 瘍 細 胞 中 の ミ ト コ ン ド リヤ の 量 や 大 き さ の 小 さ い こ. 性 度 が 増 す に つ れ て 上 昇 す る と した.. 瘍 の浸 潤 度 に 関係 が あ る こ とを. Friede24). 性 は正 常 大 脳 の そ. 腺 等 の各 種 腫 瘍 組織 で若 干 の 活性 をみ て い る. Bur. 性 を み,腫. く. 部 で 同 じ所 見 を 得 て い る.. stone14), Grenner15), Braun‑Falco16)ら. は各 種 病. cellと. 高 活 性 が あ る と し た.. れ よ り か な り 低 く,こ. 常 脳, gliomaと. よ びneuropilに. cellで は 非 常 に 少 な い か 陰 性 と さ. れ な い.本 研 究 で は正 常脳 に比 べ 全体 と して や や強. Amp:正. IcDH). 性 はneuronお. 研 究 が あ るが,人 につ い て は正 常 脳 で の報 告 もみ ら. 4). MDH,. 最 も よ く検 索 さ れ て い る が 現 在 ま で 多 く. れ て い る.し. と思 わ れ る.. 性. の 研 究 が み ら れ る.. れ な い.動 物 脳 組織 で は 第1編 にのべ た様 に 若干 の. て も あ ま り重 要 な 役 割を 占 めて い ない. よ びG6PDH活. 気 的 解 糖 系(SDH,. の 研 究 でSDH活. β‑Est: gliomaに 関 す る研 究 は ほ とん どみ ら. 性. 脳 腫 瘍 のMDH,. 性 を 定 量 し たPaxton20),人. 腫 瘍 のSDH,. が多 い.な お,最 近Smith,. 悪 性 度 との 関 係. 脱 水 素 酵 素 に 関 す る研 究 も非 常 に 少 な. の みで,こ の よ うに相 違 す るの は特 異 的 で両 酵 素 の. 鏡 的 研 究 な ど よ りAcpの. 結果 とある. 後 更 に新 しい組 織 化 学 証 明. を 追 求 す べ き で あ ろ う.. Gliomaの. Alpは 骨 の増 殖 と密 接 な関 係 を もつ 故 当然 で,こ の よ うにAlp,. 型性細胞 中. 性 を 示 す の でNormanの. 法 を 用 い て β‑Gl活. Acpは 前立 腺 癌 お よ び そ の骨 転移 組 織 中 に極 めて 多 量 に み られ,同. 進 ん だ も の の 巨 細 胞,異. β‑Gl活. 方本. 腫 瘍 のSDH活. 13例 のSDH活. 同 じ. 性 は腫瘍 の悪 O'connorら22). 性 を 検 索 し,低. の 結 果 はFriede24)が. で 得 た 結 果 と ほ ぼ 一 致 す る .本. 研 究 はSDHと. い活 性. 人脳腫瘍 共 に.

(9) 人脳組織 の水解酵素 および脱水素酵素の組織化学的研究 TCA‑cycle酵. 素 のMDH,. IcDHも. 検 索 し た が,こ. れ らが 助酵 素,代 謝 的性 質 な ど条 件 の違 いに か か わ らず ほ ぼ 同様 の所見 を示 し,正 常脳 皮 質 のglial cell. 性 を 示 し,正. 59. 常 脳 皮 質,髄. 質 で のastrocyteと. gliomaの. 腫 瘍 細 胞 と の 間 に 有 意 の 差 が み ら れ な い.. α‑GDH,. β‑HDHも. 同 様 で あ る.正. 常脳 皮 質 の 神 経. で の 活性 と大 略 同 じ強 さを み た点 で 従 来 の報 告 とや. 細 胞 の 一 部 に み ら れ た 極 度 に 高 いGDH活. や 趣 を 異 に した.. も の は な く,. gliomaの 分 化 度 と これ らの 活性. の間 に 相 関 の み られ な い 点 で もMossakowskiの. 結. b.嫌. 気 的解 糖 系(LDH,. Warburg25)ら. G6PDH). gliomaで. 性 を示 す. の ア ミ ノ酸,脂. 肪 酸 代謝 系. に 特 異 な 変 化 は み と め ら れ な か つ た. 2.. 果 と異 なつ た.. Meningioma. 脳 膜 の 腫 瘍 を 一 括 してmeningiomaと. が1920年 代 に 悪 性 腫 瘍 は 嫌 気 的 お. 床 的 な 便 宜 か ら で,組. す るの は臨. 織 と し て 単 一 で な く固 有 の 蜘. よび好 気 的解 糖 が 活溌 な こ とを見 出 した が,そ の後. 網 膜 の 他 に 様 々 の 非 特 異 的 組 織 よ りな り,そ. Greenstein26)が 数多 くの 研究 よ りGreensteinの. 内 容 の 多 様 な こ と は い う ま で もな い.酵. 法. 則 を提 唱 した の は有 名 で あ る.そ の後 癌 細胞 の酵 素 はiso(en)zymeの LDHは. 立場 か ら 再 検 討 され つ つ あ る.. 一 般 に 哺 乳 動 物 で5種. Starkweatherら27)は. のisozymeが. あり. 癌 細 胞 のLDHがisoenzymatic. とを示 唆 して い る. Boxerら28)は. 最 近 腫瘍 組 織 で. 乳酸 よ り焦性 葡萄 酸 へ の還 元 にLDHが 解 糖早 期 のDPNの. 必須で あり. 重要 な 源 で あ る こ とを強 調 した.. Corridoriら29)は ホ モ ジ ネー トした 脳腫 瘍組 織 で正 常 脳 よ り腫 瘍 組織 でLDH活. 性 がや や増 強 し悪 性 な. もので 更 に 増 強す る と した. Greenら30)も 実験 で 同 じ結果 をえ た. Paxton20)も で ほぼ 類 似 の結 果 を え て い る. O 性 的研 究 でSDHよ たがgliomaの G6PDHは. 同様の. 定 量 的な 研究. Connorら6)は. り もや や 強 いLDH活. 定. 性を み. 分 化度 と の 関連 性 は み と めて い な い.. 五単 糖 燐 酸 回路 活 性 の 強 弱 を反 映 す るが. その組 織 化学 的 研究 は少 な い.第1編 のG6PDH活. で正 常 脳 組織. 性 は低 くWarburg‑Dickens系. 余 り著 し くな い と のべ た がgliomaに. 的 に もgliomaと 1). Alpお. 解 糖は. つい て はPax. gliomaと. る 研 究 は 詳 しい が,そ. 中7例. Landowら4)は11例. に 強 いAlp活. 最 強 の 活 性 を,広. 汎 なfibrosis,. の 間 の 相 関 性 を 推 測 した.. と 同 じ方 法 でmeningiomaのAlp活. M.,. 種類. る"Raschwachsendes. M."に. 定で. M.に. angiomatose. 順 に 活 性 が 低 下 す る こ と を み た.ま. 非. M.の. た彼 の い わ ゆ. 最 強 の 活 性 が 存 在 し,. 性 に は 以上 の よ うな傾 向 のな い こ と な どを の. べ て い る. Feigin,. Wolfら5)はButtgerと. 活 性 を み る がmalignant, と ん ど 活 性 が(‑)と. 性は. 性 が 腫瘍細胞 在 こ れ は 否 定 され る べ. 性 はfibromatose. 常 に 強 く, endotheliomatose. 例 のgliomaでG6PDH活. のglioxaでG6PDH活. 性. 性 と の 関 係 を 探 究 し, aceton固. 前 記 と 同 じ方 法 でAlp活. Acp活. あ. Buttgerら32)はmeningiomaの. Acp活. 10倍 の 活 性 の あ る こ とを み て い る. Lehrer31)は10. O'Connorら6)は13例. hyalinizationの 灰 沈 着 とAlp活. Wolfら11)はLandowら. の 核 に 存 在 す る と した が,現. 法 でAlp活. お よ び顆 粒層 の それ よ りや や 増 強 して い ると した.. 松 ・Gomoriの. に彼 は腫 瘍 内の 毛細 血 管 壁 に. る 例 で 活 性 の 消 失 を み と め,石. とAlp,. 関す. のmeningioma. 性 を み た が,高. ton20)は 定 量 的 な研 究 で腫 瘍 細 胞 で は正 常 脳 の3〜. 性 は正 常小 脳 の 分子 層,. 同 様Alpに. の他 の酵 素 に つ い て は み るべ. 原 法 に よ つ て い る.更. き も の で あ.. の組 織. 素 組織 化 学. 異 な り 変 化 に 富 む も の が 多 い. よ びAcp:. き も の が な い.. patternで 電 気 泳動 的 に 正常 組 織 の そ れ と 異 な る こ. 各. 性 はmeningothelial. (1953)の. 同 様 の方. typeに(+3)の. 強. angioblastic各typeで し た.. ほ. Pepler33)はPearse. 方 法 でmeningiomaのAlp活. 性 を 検 索 し,. arachnoidal. granulationのcap. 大 差 な く正 常 脳組 織 よ り や や増 強 す る と し. membraneに. は 強 活 性 を み る がpeammamatous. た,総 括 して嫌 気 的解 糖 系 の酵 素 活 性 は正 常 脳 組 織. psammomaの. の それ と同 じか,ま たは や や増 強 して い た,本 研 究. と 石 灰 化 と の 相 関 性 を 指 摘 し て い る. O'Connor6)は. で はG6PDH活. Pearseの. LDHと. 性 はLDHの. そ れ よ り若 干 低 か つ. たが,そ れ ぞれ 正 常脳 組 織 のastrocyteと. 大 差 な く,. 強 度 の 活 性 を,ま. な い も の と推定 され る.. bodyの. GDH,. α‑GDHお. よび β‑HDH. これ ら各酵 素 の研 究 は ほ とん どみ られ ない.本 研 究 で のGDH活. 性 はSDHと. 同様 の活 性 強 度 と局 在. 性 はfibromatous,. 別 な く(+4)か. 腫 瘍 化 した場 合 で も嫌 気 的解 糖 系 の 特別 な活 溌化 は. c.. たwhorl. Alp. endothelio. ら(‑)に. 至 る種 々 の. formation,. psammoma. 周 辺 で 活 性 の 上 昇 す る の を み た.. 最 近43例. m.の. ま わ り は 低 活 性 に な る こ と を み,. 法 でAlp活. matousの. cellとarachnoidal. Nasu34)は. のmeningiomaで,. Alp活. 性 はGomori. (1946)のCalcium・kobart法,. Acp活. 性 はGrogg,. Poarse(1952)のazo‑coupling法. で 検 索 し た,こ. れ.

(10) 60. 中. に よ る と ほ と ん ど のmeningiomaで を 得 た がcollagen. fiber自. 村. 高 いAlp活. 正. 性. 本 編 の 結 果 に 似 る.. 身 の 活 性 は な い と した.. meningiomaで. 上 昇 を,. 細血 管 お よび そ の周 辺 で は活 性 の. hyaline物. 質,石. momaの. たpsam. 性 は 平 行 す る と し た.一. 性 がfibroblastic 中 等 度,. typeで. malignant. typeで. 本 編 の 所 見 はNasu, こ の よ う にAlp活. 発 育,石. 化 と 何 ら か の 関 係 を も つ と み ら れ るが,臨. gnant両typeのAlp活. 性 が 強 い.. 灰. β‑Gl活. そ れ の2/3〜1/2と. 有 に 帰 し た.. 低 いcollagen含. 定 量 的 研 究 か らSDH,. LDH,. 活 性 を 検 索 し,各 typeに. 6. Meningioma: duration. Alp, of. signs. SDH and. O'Connor. α‑GDHお. よ. 酵 素 と もmeningot. よ り 高 い 値 を,と. MDH,. GDHお. く にG6PDH. よ びSDHの. 各 酵 素 活 性 の詳. と ほ ぼ 一 致 す る所 見 を 得 て い る が, SDHで. れは. や や 活 性 低 下 を み,. activity symptoms. LDHが. 最強 で. meningiomaのtypeと. 余 り 関 係 な い こ と な ど も 本 編 と 同 様 で あ つ た,た 彼 の"rapid. Table. もの. しい 観 察 か ら 腫 瘍 細 胞 内 で の 活 性 局 在 で 本 編 の 結 果. β‑Glの 活. し た が,こ. なわち. G6PDHで11倍. に こ の 傾 向 が 著 し い こ と を み て い る. Nasu34)も. 検 索 して い る の が 見 ら れ る 程 度 で あ る.. 性 量 はgliomaの. 各 種 脱 水 素 酵 素量 を. cellularityと. heliomatous. Nasu34)が. typeの. materの. は これ を 腫 瘍 の 高 い. LDH,. よ る とmeningothelial. dura. 者 で 後 者 よ り は る か に 多 量 の,す. 脱 水 素 酵 素 を 含 む と し た.彼. ら22)は. 表6).. 性 を 定 量 的 に,. 類 似 して お り. 脱 水 素 酵 素 活 性 に つ い て も2〜3. LDHで17倍,. びG6PDHの. mali. の他 の 水 解酵 素. Normanが. Normanに. MDHで9倍,. fibroblastic type. に は こ の よ うな 傾 向 は み られ な い(図 2)そ. 定 量 し,前. 床 と の関. 係 を み る と病 悩 期 間 が 長 い ほ どmeningocytic,. .. 水素酵素系. tous meningioma,. typeで. の そ れ と 一 致 した.. 性 はmeningiomaの. M.,. はか な り強 い と し た. の 文 献 を み る に す ぎ な い. Paxton20)はpsammoma. 陰 性 の 所 見 を 得 る点 で は. Buttgerら. 性 は. 性 に つ い て も 同 様 の 傾 向 を み た.. 3)脱. Alp活. 最 強, meningocytic. Tumor"で. meningiomaの. 方Acp. 活 性 に は こ の よ うな 特 性 は み ら れ て い な い.. β‑Estを. Amp活. まわ りの 腫 瘍 細 胞 に も強い 活 性 をみ とめ腫. 瘍 の 石 灰 化 とAlp活. よ る と β‑Est活. 本 研 究 で は む し ろ 臨 床 的 にAlpに. 灰 化 巣 自 身 に は 活 性 陰 性,. そ の 外 側 に は 強 い 活 性 を み と め て い る.ま. Nasuに. 非 常 に 弱 い がendotheliomatose. "raschwachsende. ま た 腫 瘍 細 胞 内 の 活 性 局 在 は 本 研 究 と ほ ぼ 同 じ結 果 を え て い る が,毛. 人. and. growing. だ. type"で. の. 所 見 に 相 当す る もの は本 研 究 で は み ら れ な か つ た. β‑HDHに み な い.. IcDHお. よ び. つ い ては 現 在 研 究 例 を SDH活. 性 と病 悩 期 間 と. の 関 連 で はfibroblastic. m.で. のみ. 活 性 が 強 い ほ ど病 悩 期 間 が 短 縮 し た 傾 向 が み ら れ た が,そ type,脱. の 他 の. 水 素酵 素 活 性 に は 特 別 め. 所 見 を み な い. 3). Neurinoma. 本 腫 瘍 はSchwann. cell起. 源 と. され 非 常 に細 長 い核 と更 に商 側 に 伸 長 せ る細 胞 質 の突 起 を もつ fibroblastic cellを 主 な 構 成 体 と す る が,そ. の細 胞 の始 原 の詳 細 は不. 明 で あ る.結 blastoma maと. 果 か ら み てspongio. polareは. 形 態 がneurino. 似 て い るが 酵 素 活性 の 面 で. も 類 似 し て い る.. neurinomaに. 関. す る酵 素 組 織 化 学 的 な 研 究 も少 な く, Alp,. Acpに. 関す る 業 績 が 若. 干 み と め ら れ る 程 度 で あ る..

(11) 人脳組織の水解酵素 および脱水素酵素の組織化学的研究 Feigin,. Wolfら5)は. palisade形. 中 等 度 強 か ら 弱 いAlp活. 性を. 成 帯 の 中 に み と め て い る. Muller.. 35)はGomori(1946 法 でAlp,. , 1950),. Acp活. 性 を,. らの 方 法 で β‑Est活. Nachlas,. 性 を み,. 毛 細 血 管 の み に, Acp活 み 中 等 度 に,ま. た. Norman18)の. の方. Alp活. β‑Est活. で検 索 し,活 性 がepithelial cellに. 強 く出現 す るのを み て い るが,細 胞 内 の局 在 に はふ れ て い な い.腫 瘍 細 胞 に つ い て はAllen18)が. 性 は ほ とん ど. 性 は 細胞 質 に 瀰 漫 性 に. ど最 強 の値 を得,こ れ はglioblastomaの そ れ に 匹 敵 す る と した, Alpに. 関 して はFeigin,. 例 の み につ いて検 索 し毛 細 血 管以 外 は弱 い 活性 しか み とめ て いな い が,本 実 験 に お いて はか な りの活 性. 性 は 常 に 併 存 す る と 推 定 して い る.. を見 出 した.以 上 の よ うに 資 料 も少 ない た め代 謝 機. β‑Gl活. 性 に つ い て の 研 究 で はmeni. 構 の 解 明 に は今 後 多 くの 研 究 が必 要 で あ る.. 中 間 の 値 を え て い る .以. 上 の よ う にneurinomaに. つ いて は 傾 向 を把 握 す る. に は 資 料 不 足 で あ る が,. neurinomaの. 発 生 起 源,代. 結. ma, meningiomaお. れ る.. い, 5種 の水 解 酵素, の他 の脳 腫 瘍 に つ い て 来 の 研究 も同 じで. れ ら の脳腫 瘍 に つ い て は症例 報告 的 な 論文. 1). 献 的 な 考 察 も 不 充 分 で あ る.. Pinealoma. 本 腫 瘍 の 組 織 化 学 的 な 研 究 は み ら れ な い.こ はtwo. cell patternを. がgerm. 示 す の が 多 い が,近. れに. 年 これ. cell起 源 で あ る と す る 説 も 有 力 で あ る.. epitheloid. cellとlymphoid. よ びneurinomaな. ど140例 を 用. 8種 の 脱水 素 酵 素 の 活性 分 布. を 組 織 化学 的 に 検 討 し 次 の 結 果 を 得 た.な. 本 研 究 で も 症 例 が 少 な い が,従. が 多 く,文. 論. 手 術 に よ り得 られ た人 の 脳 腫瘍 組 織 で 主 にglio. 謝 の特 性 な どの解 明上 組 織 化学 的 方 法 は 重要 とみ ら. あ り,こ. wolf5)が1. gra. 瘍 細 胞 中 のlipopigment. ngiomaとgliobastomaの. 4.そ. β‑Gl. 活 性 の定 量 を行 な い,彼 の 検 索 した脳 腫 瘍 中ほ とん. Seligman(1940). 性 は腫 瘍 細 胞 の 核周 辺 に の. 存 在 す る と し た が,腫 nulaとAcp活. Nasu‑. Pearse(1954)ら. をnitro‑BT法. 61. cellの 間 で 何 ら の 酵 素. gliomaお よ びmeningiomaで. お,. は酵 素 活 性 と臨床 所 見. との 関係 を 統 計 的 に追 及 し若 干 の結 果 を 得 た. 1). Glioma. a.. Alp活. 性 は正 常 グ リア細胞 に は全 く活性 を み. な か つ たがgliomaで. は 活性 が 出現 し,組. 織学 的 に. 分 化度 が 低 くな るにつ れ 活 性 が低 下 す る傾 向 を示 し た. b.. Acp活. 性 で はAlpに. み られ る よ うな 傾 向 は. 活 性差 が み られ な かつ た が代 謝 面 で は この両 腫 瘍細. 全 く示 さな か つ た 。 その 他 の 水解 酵 素 で は 著 しい特. 胞 に 大 き な 違 い が な い と 考 え ら れ る.. 長 を示 さな か つ た. Amp活. 2). Craniopharyngeoma. Nasu36)が5例 をGomori法 normale. ほ ど に つ い てAlp, で み て い る が,彼. Epidermis各. Acp,. 層 と を 比 較 し,前. 前 者 で 角 化 の 始 ま る 部 位,す. Est活. 性. は更 に 本腫 瘍 と. る細 胞 と後 者 の 角 化 層 でAcpの. た 周 囲,後. 者 の角 化 せ. 強 い 活 性 を み る が, な わ ち角 化 部 に直 接 し. 者 で 透 明 層 に てEst活. 性が 著明 に 上 昇. す る所 見 を 得 て い る. 本 研 究 で は こ の よ うな 比 較 は しな か つ た が, Acp, Est活 3). 性 に 特 異 な 所 見 は み ら れ な か つ た. Pituitary. Feigin,. c.脱. 水 素酵 素 は嫌 気 的,好 気 的解 糖 系,お よ び. ア ミノ酸,脂 肪酸 代謝 系 所 属 の いず れ を 問 わず 各 酵 素 間,お よびgliomaの. Wolfら5)は. 意 の 活性 差 を み な かつ た. 2). Meningioma. a.. Alp活. 性 はmeningiomaの3型. で 明 らか に強. さの差 異 を 示 し, fibroblasticm.で. 最 高, malignant. m.で. 非 常 に微 弱, meningocytic m.で. 本 腫 瘍 にAlp活. 性 が 全 くみ. Nasu37)の. い て 陰 性 を 示 し て い る.ま LDH,. GDHな. た 彼 はMDH,. SDH,. どは 強 い 活性 が 核 周. Helmy,. ependymoma. Hack38)は. 性 で はAlpに. み られ た よ うな 傾 向 は. 全 く示 さな か つ た.そ の 他 の 水解 酵 素 で はAmp活 性 が しば しば 陽性 を 示 す の が特 長 的 で あ るが β‑Est, β‑Glな ど は特 長 の あ る所 見 を示 さな か つ た. c.脱. た. Papillary. Acp活. 研 究 で も血 管 を の ぞ. 辺 に み ら れ る と した が 本 実 験 で も ほ ぼ 同 様 な 所 を 得. 4). は 両者の 中. 間で あつ た. b.. IcDH,. 種 類 と の間 で 著 しい 差 異 を. 示 さなか つ た.ま た正 常 脳 グ リア細 胞 との 間 に も有. adenoma. ら れ な い と し た が,. α‑GDH,. 性 は 正 常 脳組 織 に お け. る と同様 に全 く陰性 で あつ た.. 正 常 のchoroid. 水 素酵 素 はgliomaに. 素間 お よびmeningiomaの plexusのSDH. を み なか っ た.. お け ると 同 様,各 酵. 種 類 の 間 で有 意 の活 性 差.

(12) 62. 中 3). 村. Neurinoma. 人. 向が み られ た.. 酵 素 活 性 上 で 著 しい 特 長 は み ら れ ず,組 類 似 し たspongioblastoma ngiomaと. 正. polare,. 織構造の. 稿 のお わ りに ご指導 ご校 閲 をた まわ つ た 田中 教 授,. fibroblastic meni. 比 べ て も特 別 に 異 な つ た 所 見 を み な か つ. 緒 方 講師,標 本 の 提供 に ご援 助 を 下 さつ た西 本 教 授 を は じめ 脳 神経 外 科の 先 生 方,終 始 ご鞭撻 を い た だ. た. 4)そ. の 他 の 脳 腫 瘍 は 例 数 が 少 な く統 計 的 な 考 察. は 行 な い 得 な か つ た が,同. 一腫 瘍の酵 素 活性 は ほ と. gliomaの. 術 的援 助 を いた だ いた 大 阪大 学 歯 学部 第2口 腔 外科 の 諸先 生 方 に深 い 謝意 を 表 す る.. ん ど一 致 す る 結 果 を 示 し た. 5). い た 河島 先 生,延 藤先 生 に 深 謝す る.ま た多 くの 技. 予 後 とAlp活. 性 との 間 に 一定 の傾. 文 1) 植 木 ほ か,本 脳 と 神 経, 2). 邦 に お け る 脳 腫 瘍 の 統 計 的 観 察, 16, 3, 199〜200,. Manheimer,. L.. ovement. in. J.. 3). in. H.. the. demonstration use. of. for. Inst.,. alkaline. A. the. M.,. and. Impr. 12). and. neoplastic. 9, 181•`199,. 13). 組織 化学 に お. け る 固 定 と 証 明 法 に 関 す る 吟 味,阪. Landow,. 57, H.,. Distribution and. in. Arch, 5). Kabat, of. Neurol.. 6). Arch.. Wolf,. survey urol., 7). J. S. of. and. brain. The. in. nervous. alkaline. brain. 14). normal. 15). 1942. phosph A.. M.. 1959. E. R.,. Histochemical. enzymes,. Arch.. W.,. Enzymhistocbem. of. 16) Ne. Untersuchungen fur. an Gliomen, 186,. 17). 67•`86,. 近 藤 栄 男,乳. 腺 腫 瘍 の 酵 素 組 織 化 学 的 研 究,岡. 山 医 学 会 雑 誌, 9). 77, 251〜266,. 田 中 早 苗 ほ か,胃. 267〜286,. 1965.. 癌 の 組 織 化 学 的 研 究IV,日. 18). 本. 癌 学 会 記 事, 23. 271, 1965. 10). 田 中 早 苗 ほ か,大. 11) Wolf. A., Kabat, W.,. E. A.. Histochemical studies. a study of the distribution. 19). 1965.. Tsou,. R.. A.. M.. Bressler,. A. M.. determination activity. of. with. 1-leucyl. Arch.. Histochemical. activity. Nat.. Cancer Inst., Glenner,. in. Biochem.,. of. Cancer. Inst.,. of. 1149,. neoplastic. 23,. Braun-Falco,. of. aminopeptidase Histochem.. of. leucine. a comp J.. Nat.. 1959.. Histochemical. J.. activity with. techniques,. in. J.. 1956.. tissue. 857•`873,. of. neoplasm,. of aminopeptidase. histochemical. O.. demonstration. human. 16, a study. stroma. arison. B. Monis,. demonstration. normal. and. pathological. Cytochem.,. M. M.. and. inflamatory. ical. method,. 5,. of acid pbospbatase. 20). tissues cancer,. Norman, ƒÀ-glucuronidase. of. the. nervous. 94•`95,. Ogawa,. A.. M.. with 12,. Seligman,. in a new. neoplastic histochem. 601•`608,. 1959.. activities. system,. in. Neurology,. 11,. tumors 7,. 578. 1961. K.,. succinic. Zimmerman. H. M. dehydrogenase. ependymoma. enzymes. III.. Nachlas, aminopeptidase. A.. of. and Newman,. on tissue. J.. 1955.. •` 596,. 腸 腫 瘍 の 組 織 化 学 的 研 究,日. 本 癌 学 会 記 事, 23, 271〜272,. C.. colorimetric. hydrochloride,. G. G.. Study. 1964.. 8). K.. Burstone,. the. determinati. cancer,. 1951.. The. 458,. system,. 1957.. Deutsche. Nervenheilkunde,. pbospbatase prostatic. aminopeptidase. skin,. Muller,. 1321,. Green,. M. S.. in. 1943.. of. proteolytic. system,. tumors,. 670•`678, Laws,. W.,. 1963.. and. Zeitschrift. of. tumor. 9, 641•`651,. Nasu, II., ische. A.,. 67,. Newman,. 48, 518•`530,. activities Path.,. O'connor,. of the. psychiat.,. I and. and. phosphatase. tissues. omonoesterase A.. A.. alkaline. neoplastic. Feigin. E.. nervous. Serum. -ƒÀ -naphthylamide. 大 歯 誌, 4,. to. Baum,. 145,. M, N.. the. 19, 423•`439,. diagnosis. leucine. 145, 1952. 4). Path.,. Seligman,. 1948.. phoaphataseの. in. A.,. its. tissue,. reference. J.. Nesbit, ons. histochemical. phosphatase. normal. special. Amer.. Seligman,. alkaline of. Cancer. 森 昌 彦,. &. with. 1964.. method. a study. Nat. 献. of. C3H. tochem.,. 7,. 5,. 342,. Paxton,. H.. D.,. in mice,. J.. ., the. The. activity. experimental. Histochem.. Cy. 1959.. Quantitative. histochemistry. of.

(13) 人脳組織の水解酵素および脱水素酵素の組織化学 的研究 brain. tumors. and. Neurology, 21). 9,. Mossakowski,. Cytol.,. O'Connor,. J. S.. brain 23). tumor. Potanos,. 24). nerve. Exper.. Friede,. R.. L.,. of and. 216,. 16. 641,. on. Nachweis. tase. 33). Path.. F.,. Tumors,. biochemical. and. tissue,. New. H.. K.,. 3,. Some. dehydrogenase. Bioch.. 36). Acta,. Devlin,. J.,. transport,. Pathways Science,. of. genates,. Cremona,. Neurochem., B.,. Glutamic. T.. and. Tagliabue,. trarnsaminase activities. J. J.. 37). Oldewurtel, oxaloacetic. in. and. brain 6,. tumor. 142•`145, H. A,. and. iransaminase. G.,. Pepler,. 979,. an. Muller,. in. 1960. Forster, (GOT). chap.. Muller und die. sauren. 176,. Phospha. Zeitschrift 67•`76,. phosphatase. meningiomas,. fur. 1957. in. the. Nature,. No.. 1960.. Meningiomen,. Untersuchun. Acta. Neuropathologica,. 1964. W.,. H.. H.. Uber. Nasu,. Nasu, an. fur. Fermenthistochemische Neurinomen,. Pathologie, den. 70,. Enzyme. in. Zeitschrift 1961. Histochemischer. lipid. studies. 600.,. n. 1, 2,. 74, M. H.. on. Pathologie,. human. 361•`362,. 71,. Fermentnachweis Frankfurter. Pathologic, F. M.,. 1960. Nachweis. Kraniopharyngiom, fur. H.. Nasn,. Frankfurter 417-422,. histochemischen. 182•`189,. fur. W.. Fermenthistochemiscbe. Zeitschrift. Helmy,. by. Vorkommen und. alkaline. and. 627•`637,. rift 38). and. edited. 1962,. Deutsche. Hypophysenadenomen,. lactic homo. biology. Springfield,. Scarlato, das. Bd.. Frankfurter. 134,. the. Sharkey,. alkalischen und. Untersnchungen. of. Biophys.. G.. Meningiomen,. Nasu,. gen. Cancer 35). Schoch,. H.. in. Publisher,. Uber der. J.. 4729,. characteri. cancers,. W.,. hydrolytischer and. glutamic-oxalacetic dehydrogenase. H.. in. W.. histochemi. tumors,. P. C.. Nervenheilkunde,. 1961.. Corridori,. F. M... von mensc. Archiv.. of. lactate. bydrogen. 1495-1501,. Green,. von. tumors". Thomas,. Kemali,. Verteilung. 1962. G. E.,. Buttger, D.. 1956.. H., the. neoplastic. intracellular. 30). 32). C. 1959.. quantitative. intracranial and. activities,. 540-544,. 140.. meninges. Some. W.. 440,. in. glial. of Fields. p.. (LDH) 9,. "The. human. charles. 6,. Neuropath.. Biopslen. separable. ,. Starkweather,. 62,. euzymes. S.. III,. Cyto. 34). of morphologically. Boxer,. D.,. 1959.. J. D.,. G. M., of. W.. 1963.. 1931.. Greenstein,. human. 9,. of. 1959.. Metabolism. Smith,. dehydrogenase (Minneap.),. Lehrer, stry. survey. J.. 627,. Virchows. 332,. lactic. treatment. oxidative. neuroglia,. Hirngewebe,. succinic. Cowen,. Histochemischer. observations. 29). and. hlichem. Research.,. 28). A.. 31). 1961.. Neurol.,. in. stic. 27). Arch.. 18,. Warburg. O.,. and. Biophys.. Histochmical. Wolf,. cells. of J.. 137,. Succinodehydrogenase. york, 26). al.,. Neurol.,. Anat., 25). et. activity. tumors, 3,. localization. human &. The. 11,. N.. tissne,. Neurology. glial. enzymes, J.. chemical. J.,. in. Biochem.. normal. 1959.. M.. dehydrogenase. 22). analogous. 367,. 63. 68•`77, Hack, choroid 1963.. in Zeitsch. 1964. Histochemical plexus,. and pros..

(14) 64. Histochemical. 中. 村. of. Hydrolytic. Studies in. the. Part. 正. 人. and. Human. II. Oxidative. Enzymes. Brains.. On. Brain. Tumors.. By Masato The. First. Department. of. NAKAMURA Surgery,. (Director;. A. histochemical. dase,. lactic. study. dehydrogenase, nase. on. The in. our. at. 20•Ž.. and. materials. azo-coupling Pearse The. 4). In. 5) enzymes,. were cells. but. too-thirds. of. the. of. the. rests. for. the. to. tumors. were. clarify. quickly. relationship. frozen. the. from. these. sections. ice. were of. enzymes,. 140. specimens by. demonstration oxidative. the. removed of. then. histochemical. and. malic dehydroge. tumors.. Two-thirds. cryostat,. the. out. brain. brain. 1966.. -20•Ž.. dehydrogenase,. patients were. aceton incubated. in. hydrolytic. the. kept. mixture, each. enzymes,. method. described. by. of decreased. the. more. obtained; astrocytoma in. cases. grade poorly. with. benign. were. activities. in. 1. gliomas, the. showed. differentiated the. a. marked. reaction. of. alkaline. gliomas. longer. histological. the. pictures. duration and. of the. clinical. symptoms. stronger. in. alkaline. activity. Other. enzymes. gliomas. showed. not. any. specific. reaction. with. the. tumors. prognosis. Alkaline in in. Other. a For. succinic. carried. human. April,. removal, in. been. activities. were to. employed,. the. activity,. remarkable negative. thick. results. gliomas. phosphatase. the. the. mixture. was. following In. singns,. 3). study. phosphatase, ƒÀ-esterase, ƒÀ-glucuroni. employed.. phosphatase 2). 20ƒÊ. method was. 1). at. reaction. enzyme. 1962. School,. dehydrogenase, ƒ¿-glycerophosphate. has. the. this. June after. cut. acid. glutamic. and. in. from. immediately. serially. and. used. department. histochemical. and. feature. Medical. dehydrogenase,. dehydrogenase. clinical. Univ. Tanaka). phosphatase,. dehydrogenase,. and ƒÀ-hydroxybutyric the. Sanae. glucose-6-phosphate. isocitric. between. alkaline. dehydrogenase,. Okayama. Prof.. phosphatase, fibroblastic. malignant enzyme. Acoustic and. aminopeptidase moderate. and or. feeble. acid in. phosphatase. meningocytic. activities meningioma,. neurinomas is. in. meningiomas. show no. characteristic. showed. moderate. or feature. lower on. no. specific activities. histochemistry.. features. of. hydrolytic. and. are and. meningioma. activities. there. leucine meningioma,. oxydative.

(15) 人 脳組 織 の水 解 酵素 お よび脱 水素 酵 素 の組 織 化 学 的 研究. 写. 真. 図1). Alp;小. 脳 虫 部 に お け るAstrocytoma. 図2). Alp;右. 前 頭 葉 に お け るOligodendroglioma,毛. grade. 説. 1.近. 65. 明. 接 す る 正 常 小 脳 組 織 と 比 較.. ×200. 細 血 管 お よ び そ の 周 辺 の 腫 瘍 細 胞 に 強 い 活 性 を み る.. ×200 図3). Acp;小. 脳 虫 部 に お け るAstrocytoma. 管 で の 活 性 は み ら れ な い. 図4). Acp;. 図5). β‑Gl;小. Astrocytoma. 図). MDH;左. grade. grade. 1.図3と. grade. 1,活. 側 頭 葉 に お け るAstrocytoma. MDH;小. 同 じ 腫 瘍 で あ る が 活 性 は 可 成 り 低 い.毛. ほ ぼ 同 様 の 所 見 を み る.. 脳 に お け るAstrocytoma. grade. 血 巣 の 周 辺 で は 活 性 の 増 強 を み る. 図7). 1.図1と. 細血. ×200 ×200. 性 は 細 胞 質 周 辺 に 偏 在 す る. 1.や. ×200. や 強 い 活 性 が 腫 瘍 細 胞 内 に 存 在 す る.壊. 死 部,出. ×200. 脳 右 半 球 に お け るSpongioblastoma. polare,腫. 瘍 細 胞 の 突 起 中 に 中 等 度 の 活 性 を み る.. ×200 図8). SDH;左. 図9). MDH;左. 図10). LDH;. 側 頭 葉 に お け るEpendymoma,. み る が 中 心 部 お よ びsuckerfeetの. rosette,. cartwheelの. 周 辺 の 腫 瘍細 胞 に て や や 活 性 の 上昇 を. 部 分 で は 活 性 陰 性 で あ る.. 頭 頂 葉 に お け るAstrocytoma. grade. 4,大. ×200. 型 の 腫 瘍 細 胞 で の 活 性 は 可 成 り の 上 昇 を 示 す.. ×200 Astrocytoma. grade. 1,中. 型 血 管 お よ び 毛 細 血 管 と そ の 周 辺 の 腫 瘍 細 胞 に 強 い 活 性 を み る.. ×200 図11). Alp;右. 側sphenoidal. ridgeに. 織 構 造 は 全 く不 明 で あ る. 図12). Alp;右. 図13). Acp;左. 図14). Acp;右. お け るfibroblastic. Meningioma,腫. 瘍 細 胞 内 に 最強 の 活 性 が 存 在 し組. ×200. 前 頭 葉 に お け るmeningocytic. Meningioma,. で 活 性 の 上 昇 を み る がpsammoma自. whorl. formation,. concentric. arrangementの. 部分. 身 で の 活 性 は 陰 性 で あ る.. 大 脳 半 球 に お け るfibroblastic. Meningioma,. Alpに. お け るほ ど 強 い活 性 を み な いが 腫 瘍 細 胞. 内 に 活 性 が 存 在 す る.. み る.. 側 頭 葉 に お け るmeningocytic. 図15). β‑Est;右. 図16). Amp;. 前 頭 葉 に お け るfibroblastic fibroblastic Meningioma,腫. す 部 で と く に 強 い 活 性 を 示 す. 図17). LDH;. 図18). MDH;右. Meningioma,腫. whorl. formation,. formationお. LDH;右. malignant. Alp;左. 図22). LDH;. SDH;. 図24). Alp;. Alp;. 様 相を 示. arrangementの. 部 で 活 性 の 上 昇 を み る.. 部 の 腫 瘍 細 胞 群 で 強 い 活 性 を み るが お そ ら く ×200. Meningioma,非. 常 に強 い活 性 を み るが 腫 瘍組 織 内 で の分 布 は. 瘍 組 織 の 構 造 に 対 応 し 活 性 強 度 も 不 平 均 で あ る.細. Neurinoma,毛. 胞 質 に 富む 大. ×200. 細 血 管 に は 強 い活 性 を み る が 腫 瘍細 胞 は ほ とん ど活 性 を 示 さ な. ×200 acoustic Neurinoma,. Pinealoma,. Neurinomaで. の脱 水 素 酵 素 中 では 最 強 の 活 性 を み るが 腫 瘍 細 胞 の 核 周辺. ×200 epitheloid. Craniopharyngioma,最. cellで. の 活 性 はlymphoid. 外 層 のcylindlic. Craniopharyngioma,図24の. 強 拡 大.. cellの. cell layerで. 内 層 に や や 強 い 活 性 を み る. 図25). arrangementの. ×200. ×200. Meningioma,腫. 側 のacoustic. に と くに 著 し い. 図23). concentric. よ び 類 似 構 造 の 部 分 と 推 定 さ れ る.. 前 頭 葉 に お け るmeningocytic. β‑HDH;. い.. ほ とん ど同様 の所 見 を. 瘍 細 胞 内 に 中 等 度 の 活 性 を み る.. Meningioma,一. 型 腫 瘍 細 胞 と くに 巨 細 胞 に は 最 強 の 活 性 を み る. 図21). Meningiomaと. 瘍 細 胞 の 突 起 に 活 性 を み る がconcentric. 側 頭 葉 に お け るmeningocytic. 他 の 脱 水 素 酵 素 と 類 似 す る. 図20). fibroblastic. ×200. fibroblastic Meningioma,. whorl 図19). Meningioma,. ×200. ×400. そ れ よ り も 強 い.. は 微 弱,. epithel. ×200. cell layerで. は外 層 に 強 く.

(16) 66. 図26). 中. SDH;. Pituitary. 性 は み ら れ な い, 図27). G6PDH;. 図28). Alp;. 図29). MDH;. adenoma,可. 正. 人. 成 り強 い 活 性 が 腫 瘍 細 胞 内 に 存 在 す る が そ れ 以 外 の 腫 瘍 組 織 成 分 で の 活. ×200. Pituitary Papillary. 村. adenoma,図26に. ependymoma,毛. 類 似 し た 所 見 を 示 す が 可 成 り高 いG6PDH活 細 血 管 お よ び そ の 周 辺 に 最 強,腫. 性 を み る.. ×200. 瘍 細 胞 に は 可 成 り強 い 活 性 を み る.. ×200 Papillary. ependymoma,非. 活 性 は 殆 ど 陰 性 で あ る.. ×200. 常に 強 い活 性 が腫 瘍細 胞 内に 存 在 す る が それ 以 外 の 組 織 成 分 で の.

(17) 人脳組織の水解酵素および脱水素酵素 の組織化学 的研究 中 村 論. 文. 附. 図. 67.

(18) 68. 中 中 村. 村 論. 正 文. 人 附 図.

(19) 人脳組織の水解酵素 および脱水素酵素の組織化学 的研究 中 村 論. 文 附. 図. 69.

(20) 70. 中 中. 村 村. 論. 正 文. 人 附. 図.

(21)

参照

関連したドキュメント

【目的】Thermococcus kodakaraensis KOD1 株由来のグルタミン酸脱水素酵素

<研究報告>炭化水素ガスの炭素と水素への熱及び接 触分解 : 回収プラスチックの炭素と水素への転化 を目的とするプロセスの基礎研究 著者 大江 浩之, 大角

Ⅵ.研究の目的

<研究の背景> 本研究では,ロイシル

PQQ を利用する酵素「AAS 脱水素酵素」 クローニングした遺伝子からタンパク質の一次構造を推測したところ、 AAS 脱水

NEDO 水素安全利用事業の委託先 日刊工 05.12.13 NEDO は 12

研究成果報告 研究成果の要約

合もその例外ではない。本章では,酵素選択性が高い非アゾール系阻害剤の開発を目指