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はじめに この 冊 子 は ザノサーによる 治 療 を 受 けられる 患 者 さんやご 家 族 の 方 に 神 経 内 分 泌 腫 瘍 や ザノサーによる 治 療 方 法 と 副 作 用 について 理 解 していただくための 冊 子 です ご 自 身 の 病 気 や 薬 の 副 作 用 などを 正

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Academic year: 2021

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(1)

による

治療を受けられる

患者さん・ご家族の方へ

監修:

今村 正之

先生

(2)

はじめに

目 次

 この冊子は、ザノサーによる

治療を受けられる患者さんやご家族の方に、

神経内分泌腫瘍や、ザノサーによる治療方法と

副作用について理解していただくための

冊子です。

 ご自身の病気や薬の副作用などを

正しく理解することは、とても大切なことです。

この冊子が、よりよい治療を行うための一助と

なれば幸いです。

監修:今村 正之 先生 関西電力病院神経内分泌腫瘍センター長 京都大学名誉教授

神経内分泌腫瘍(NET)とは

NETの分類

機能性NETの種類

NETの治療

NETの局所療法

NETの薬物療法

ザノサーとは

ザノサーによる治療を始める前に

ザノサーによる治療の方法

特に気をつけたい副作用

その他の副作用

患者さんへのお願い

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はじめに

目 次

 この冊子は、ザノサーによる

治療を受けられる患者さんやご家族の方に、

神経内分泌腫瘍や、ザノサーによる治療方法と

副作用について理解していただくための

冊子です。

 ご自身の病気や薬の副作用などを

正しく理解することは、とても大切なことです。

この冊子が、よりよい治療を行うための一助と

なれば幸いです。

監修:今村 正之 先生 関西電力病院神経内分泌腫瘍センター長 京都大学名誉教授

神経内分泌腫瘍(NET)とは

NETの分類

機能性NETの種類

NETの治療

NETの局所療法

NETの薬物療法

ザノサーとは

ザノサーによる治療を始める前に

ザノサーによる治療の方法

特に気をつけたい副作用

その他の副作用

患者さんへのお願い

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神経内分泌腫瘍(NET

)とは

 NETは神経内分泌細胞から発生する腫瘍です。神経内 分泌細胞は全身の臓器に分布しているのでNETは全身の 臓器から発生し、かつ消化器での発生が最も多く約63% を占めます1)  NETは長年の間“カルチノイド(癌もどき)”と呼ばれ ていました。他の悪性腫瘍に比べ比較的進行が遅く、予 後が悪いことは少ないと考えられてきましたが、近年、 NETは悪性腫瘍として治療するべきであるという認識が 高まり、2000年のWHOの消化器系NETの病理分類から カルチノイドという呼び方はされなくなりました。 日本における人口10万人あたりの有病率2) 前腸(食道、胃、十二指腸):1.67人 中腸(空腸、回腸、虫垂):0.23人 後腸(結腸、直腸):4.52人       米国における人口10万人あたりの発症率3) 肺:1.35人、胃:0.30人、膵臓:0.32人、 下垂体 肺 胃 膵臓 結腸 (大腸の一部) 直腸 (大腸の一部) 十二指腸 空腸 (小腸の一部) 虫垂 回腸 (小腸の一部)

1)Modlin IM, et al : The current status of gastropancreatic

neuroendocrine tumors. In : A century of advances in neuroendocrine tumor biology and treatment(Modlin IM, Öberg K ed.), Felsenstein

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神経内分泌腫瘍(NET

)とは

 NETは神経内分泌細胞から発生する腫瘍です。神経内 分泌細胞は全身の臓器に分布しているのでNETは全身の 臓器から発生し、かつ消化器での発生が最も多く約63% を占めます1)  NETは長年の間“カルチノイド(癌もどき)”と呼ばれ ていました。他の悪性腫瘍に比べ比較的進行が遅く、予 後が悪いことは少ないと考えられてきましたが、近年、 NETは悪性腫瘍として治療するべきであるという認識が 高まり、2000年のWHOの消化器系NETの病理分類から カルチノイドという呼び方はされなくなりました。 日本における人口10万人あたりの有病率2) 前腸(食道、胃、十二指腸):1.67人 中腸(空腸、回腸、虫垂):0.23人 後腸(結腸、直腸):4.52人       米国における人口10万人あたりの発症率3) 肺:1.35人、胃:0.30人、膵臓:0.32人、 下垂体 肺 胃 膵臓 結腸 (大腸の一部) 直腸 (大腸の一部) 十二指腸 空腸 (小腸の一部) 虫垂 回腸 (小腸の一部)

1)Modlin IM, et al : The current status of gastropancreatic

neuroendocrine tumors. In : A century of advances in neuroendocrine tumor biology and treatment(Modlin IM, Öberg K ed.), Felsenstein

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NETの分類

Ki-67指数による分類

WHO 2010 消化器系NET病理分類

 NETは、細胞増殖の程度の指標となるKi-67指数の 比率や、核分裂している細胞の数によって、「NET G1」 「NET G2」「NEC(Neuroendocrine carcinoma)」

の3つに分かれます。  NETは、NET細胞の増殖と関連するKi-67指数による 分類や、TNM分類、ホルモン症状の有無や遺伝性疾患 に伴うか否か、によって分類されます。 Ki-67指数 Ki-67が陽性に染色される細胞の比率です。この比率が高いほど、NET 細胞が増殖するスピードは速いことになります。     ⦆  核分裂像数 核分裂をしている細胞数の比率を顕微鏡で調べた値です。細胞が増殖 する時には核分裂が起こりますから、核分裂している細胞の数が多い ほど、増殖するスピードは速いことになります。

TNMによる分類

 NETは、腫瘍の進行の程度(TNM)によっても分類 されます。     ⦆   病期は、①腫瘍の大きさ(T)、②リンパ節への転移の 有無や程度(N)、③他の臓器への転移の有無(M)という 3つの要素から判断されます。これらを組み合わせた TNM分類という分類で、ステージⅠ~ステージⅣの4段 階に分類されます。

ホルモン症状の有無による分類

 ホルモン症状があるものを「機能性NET」、症状がな いものを「非機能性NET」といいます。     ⦆  ●機能性NET  NET細胞はホルモンを分泌します。NETから分泌され  るホルモンによって、身体に異常な症状があらわれる  タイプが機能性NETです。特徴的な症状が出現するた  め、早期に発見されやすいのが特徴です。     ⦆  ●非機能性NET  ホルモンによる異常な症状がないため、自覚症状があ  りません。ある程度腫瘍が大きくなってから健診や画  像診断で偶然見つかることがほとんどです。発見時に  肝臓などに転移していることもあります。⦆ NET G1 NET G2 NEC <2% 2~20% >20% ≦2% 核分裂像数 Ki-67指数 3~20% >20%

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NETの分類

Ki-67指数による分類

WHO 2010 消化器系NET病理分類

 NETは、細胞増殖の程度の指標となるKi-67指数の 比率や、核分裂している細胞の数によって、「NET G1」 「NET G2」「NEC(Neuroendocrine carcinoma)」

の3つに分かれます。  NETは、NET細胞の増殖と関連するKi-67指数による 分類や、TNM分類、ホルモン症状の有無や遺伝性疾患 に伴うか否か、によって分類されます。 Ki-67指数 Ki-67が陽性に染色される細胞の比率です。この比率が高いほど、NET 細胞が増殖するスピードは速いことになります。     ⦆  核分裂像数 核分裂をしている細胞数の比率を顕微鏡で調べた値です。細胞が増殖 する時には核分裂が起こりますから、核分裂している細胞の数が多い ほど、増殖するスピードは速いことになります。

TNMによる分類

 NETは、腫瘍の進行の程度(TNM)によっても分類 されます。     ⦆   病期は、①腫瘍の大きさ(T)、②リンパ節への転移の 有無や程度(N)、③他の臓器への転移の有無(M)という 3つの要素から判断されます。これらを組み合わせた TNM分類という分類で、ステージⅠ~ステージⅣの4段 階に分類されます。

ホルモン症状の有無による分類

 ホルモン症状があるものを「機能性NET」、症状がな いものを「非機能性NET」といいます。     ⦆  ●機能性NET  NET細胞はホルモンを分泌します。NETから分泌され  るホルモンによって、身体に異常な症状があらわれる  タイプが機能性NETです。特徴的な症状が出現するた  め、早期に発見されやすいのが特徴です。     ⦆  ●非機能性NET  ホルモンによる異常な症状がないため、自覚症状があ  りません。ある程度腫瘍が大きくなってから健診や画  像診断で偶然見つかることがほとんどです。発見時に  肝臓などに転移していることもあります。⦆ NET G1 NET G2 NEC <2% 2~20% >20% ≦2% 核分裂像数 Ki-67指数 3~20% >20%

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機能性NETの種類

インスリノーマ

膵臓に発生します。インスリンが過剰に分泌され、低血 糖を引き起こします。低血糖の症状には、中枢神経症状 (記憶力低下、意識障害)と自律神経症状(冷や汗、空腹 感、震えなど)があります。95%が良性で機能性NETの 中で最も多い疾患です。

ガストリノーマ

主として膵臓、十二指腸に発生しますが、胃や卵巣など の他の臓器にも発生します。腫瘍から過剰に分泌される ガストリンによって胃酸の分泌が 強まり、再発性の消化 性潰瘍、逆流性食道炎(胸やけ、腹痛など)を起こします。 90%以上が悪性腫瘍で、発症時には3分の1が肝臓へ転 移しています。

VIPオーマ

主として膵臓と十二指腸に発生します。VIP(Vasoac-tive Intestinal Peptide:血管作用性腸ペプチド)が過 剰に分泌され、激しい水様性下痢による脱水症状、疲労感、 筋力低下、息切れなどを引き起こします。

グルカゴノーマ

膵臓に発生します。痛みやかゆみを伴う紅斑(赤い斑点)や 体重減少、貧血、糖尿病などを来します。

セロトニン産生腫瘍

肺、気管支、小腸などに発生します。セロトニンやアミン などが分泌され、皮膚潮紅(皮膚が赤みを帯びる)、下痢、 腹痛、心疾患、喘息などを引き起こします。また、肝臓へ 転移した場合には、心臓や肺に重篤な障害を引き起こし ます(カルチノイド症候群)。

ソマトスタチノーマ

主として膵臓、十二指腸などに発生します。腫瘍から過 剰に分泌されるソマトスタチンによって、糖尿病や胆石 症、腹痛、体重減少、下痢または脂肪便などが引き起こ されます。 ちょうこう ●機能性NETの治療  NETの切除手術によって腫瘍を摘出すれば根治しま  す。手術で根治できない場合には、薬で症状を抑えたり、  増殖を抑制することができます。

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機能性NETの種類

インスリノーマ

膵臓に発生します。インスリンが過剰に分泌され、低血 糖を引き起こします。低血糖の症状には、中枢神経症状 (記憶力低下、意識障害)と自律神経症状(冷や汗、空腹 感、震えなど)があります。95%が良性で機能性NETの 中で最も多い疾患です。

ガストリノーマ

主として膵臓、十二指腸に発生しますが、胃や卵巣など の他の臓器にも発生します。腫瘍から過剰に分泌される ガストリンによって胃酸の分泌が 強まり、再発性の消化 性潰瘍、逆流性食道炎(胸やけ、腹痛など)を起こします。 90%以上が悪性腫瘍で、発症時には3分の1が肝臓へ転 移しています。

VIPオーマ

主として膵臓と十二指腸に発生します。VIP(Vasoac-tive Intestinal Peptide:血管作用性腸ペプチド)が過 剰に分泌され、激しい水様性下痢による脱水症状、疲労感、 筋力低下、息切れなどを引き起こします。

グルカゴノーマ

膵臓に発生します。痛みやかゆみを伴う紅斑(赤い斑点)や 体重減少、貧血、糖尿病などを来します。

セロトニン産生腫瘍

肺、気管支、小腸などに発生します。セロトニンやアミン などが分泌され、皮膚潮紅(皮膚が赤みを帯びる)、下痢、 腹痛、心疾患、喘息などを引き起こします。また、肝臓へ 転移した場合には、心臓や肺に重篤な障害を引き起こし ます(カルチノイド症候群)。

ソマトスタチノーマ

主として膵臓、十二指腸などに発生します。腫瘍から過 剰に分泌されるソマトスタチンによって、糖尿病や胆石 症、腹痛、体重減少、下痢または脂肪便などが引き起こ されます。 ちょうこう ●機能性NETの治療  NETの切除手術によって腫瘍を摘出すれば根治しま  す。手術で根治できない場合には、薬で症状を抑えたり、  増殖を抑制することができます。

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NETの治療

 NETを治療する目的は、症状を緩和させることと、生 命予後を改善することです。NETの治療の方法には、外 科的治療(手術)と内科的治療(薬物療法)があります。  NETの治療では、可能な限り手術を行い、腫瘍を全て 取り除くことを目指します。手術で根治できるかどうか は、他の臓器への転移の有無などで決まります。  手術で根治できない場合、または手術後に再発したな どの場合には薬物療法や局所療法を組み合わせて治療を 行います。 大きな流れは、上の図のとおりです。

NETの治療の流れ

腫瘍の大きさ、他の臓器への転移の有無などに より、手術で根治できるかどうかを判断 手術で根治 できない 手術で根治 できる 薬物療法 局所療法 再発した 腫瘍が一部 残った 腫瘍を全て 取り除いた 薬物療法 局所療法 経過観察 手術

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NETの治療

 NETを治療する目的は、症状を緩和させることと、生 命予後を改善することです。NETの治療の方法には、外 科的治療(手術)と内科的治療(薬物療法)があります。  NETの治療では、可能な限り手術を行い、腫瘍を全て 取り除くことを目指します。手術で根治できるかどうか は、他の臓器への転移の有無などで決まります。  手術で根治できない場合、または手術後に再発したな どの場合には薬物療法や局所療法を組み合わせて治療を 行います。 大きな流れは、上の図のとおりです。

NETの治療の流れ

腫瘍の大きさ、他の臓器への転移の有無などに より、手術で根治できるかどうかを判断 手術で根治 できない 手術で根治 できる 薬物療法 局所療法 再発した 腫瘍が一部 残った 腫瘍を全て 取り除いた 薬物療法 局所療法 経過観察 手術

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NETの局所療法

 NETでは腫瘍が肝臓に転移することが多く、肝臓に転 移した腫瘍は全てを切除できないことがあります。その 際に、薬剤を使って肝臓の癌細胞を死滅させたり、針を 用いて腫瘍を焼くなどの「局所療法」を行います。局所療 法は、通常の手術と異なり、カテーテルや針を使って腫瘍 がある臓器を直接治療する治療法です。  ●肝動脈塞栓療法(TAE)/   肝動脈塞栓化学療法(TACE)   TAEは、肝動脈にカテーテル(細い管)を挿入し、   血液の流れを止める薬剤( 塞栓剤 )を注ぎ込むこと   で、癌細胞への酸素や栄養の供給を遮断する治療法   です。これにより、癌細胞は、酸素や栄養が不足し   て死滅します。   TACEは、肝動脈の流れを止める前に、抗癌剤を注   入して、癌細胞を死滅させる治療法です。  ●ラジオ波焼灼術(RFA)   腹部超音波(エコー)検査で腫瘍の場所を確認し、患   者さんの皮膚の上から腫瘍に針(電極)を刺し込み、ラ   ジオ波を流して、発生する熱で腫瘍を焼く治療法   です。  ●放射線療法   NETが骨に転移した場合には、放射線療法が行われ   ることがあります。   体外から放射線照射する外照射と、放射線医薬品ス   トロンチウムを投与する内照射があります。主に外   照射は転移箇所が少ない場合(1~2ヶ所)、内照射   は転移箇所が多い場合に行われます。   腫瘍が骨に転移した場合には、放射線療法により、   疼痛が和らぐ可能性があります。詳細は担当の医師   にお問い合わせください。

NET 肝転移に対する局所療法

NET 骨転移に対する治療

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NETの局所療法

 NETでは腫瘍が肝臓に転移することが多く、肝臓に転 移した腫瘍は全てを切除できないことがあります。その 際に、薬剤を使って肝臓の癌細胞を死滅させたり、針を 用いて腫瘍を焼くなどの「局所療法」を行います。局所療 法は、通常の手術と異なり、カテーテルや針を使って腫瘍 がある臓器を直接治療する治療法です。  ●肝動脈塞栓療法(TAE)/   肝動脈塞栓化学療法(TACE)   TAEは、肝動脈にカテーテル(細い管)を挿入し、   血液の流れを止める薬剤( 塞栓剤 )を注ぎ込むこと   で、癌細胞への酸素や栄養の供給を遮断する治療法   です。これにより、癌細胞は、酸素や栄養が不足し   て死滅します。   TACEは、肝動脈の流れを止める前に、抗癌剤を注   入して、癌細胞を死滅させる治療法です。  ●ラジオ波焼灼術(RFA)   腹部超音波(エコー)検査で腫瘍の場所を確認し、患   者さんの皮膚の上から腫瘍に針(電極)を刺し込み、ラ   ジオ波を流して、発生する熱で腫瘍を焼く治療法   です。  ●放射線療法   NETが骨に転移した場合には、放射線療法が行われ   ることがあります。   体外から放射線照射する外照射と、放射線医薬品ス   トロンチウムを投与する内照射があります。主に外   照射は転移箇所が少ない場合(1~2ヶ所)、内照射   は転移箇所が多い場合に行われます。   腫瘍が骨に転移した場合には、放射線療法により、   疼痛が和らぐ可能性があります。詳細は担当の医師   にお問い合わせください。

NET 肝転移に対する局所療法

NET 骨転移に対する治療

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NETの薬物療法

 薬物療法には、腫瘍が大きくなるのを抑えることと、症 状の改善を目指す2つの目的があります。  腫瘍が大きくなるのを抑えたり腫瘍を小さくする目的 の薬には、「化学療法剤(アルキル化剤など)」、「分子標的 薬」、「ソマトスタチンアナログ製剤」があります。症状 の改善を目指す薬には、「ソマトスタチンアナログ製剤」、 「対症療法薬」があります。

ホルモン症状の改善を目指す薬

 ●ソマトスタチンアナログ製剤(サンドスタチンLAR)   腫瘍から分泌される過剰なホルモンの働きを抑え、   ホルモンによる異常な症状を改善するとともに、抗   腫瘍作用も認められています。  ●対症療法薬   機能性NETのそれぞれの症状を改善するために、様   様な薬が使用されます。たとえば、インスリノーマ   の低血糖の症状に対する高インスリン血性低血糖症   治療薬(ジアゾキシドなど)や、ガストリノーマの消化   性潰瘍に対するプロトンポンプ阻害薬(パリエット、   ネキシウムなど)があります。

腫瘍を小さくする薬

 ●化学療法剤(アルキル化剤など:ザノサーなど)   血液を介して全身に行きわたり、体内の癌細胞を殺   すことで、腫瘍が大きくなるのを抑えたり、腫瘍を   小さくする効果があります。  ●分子標的薬(アフィニトール、スーテント)   ゲノム・分子レベルで腫瘍細胞の特徴を認識し、癌   細胞のみを狙う薬です。腫瘍が大きくなるのを抑え   たり、腫瘍を小さくする効果があります。  ●ソマトスタチンアナログ製剤(サンドスタチンLAR)   腫瘍から分泌される過剰なホルモンの働きを抑え、   ホルモンによる異常な症状を改善するとともに、抗   腫瘍作用も認められています。  薬物療法と併せて、局所療法や放射線療法などを行 うこともあります。詳細は医師にお問い合わせくださ い。

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NETの薬物療法

 薬物療法には、腫瘍が大きくなるのを抑えることと、症 状の改善を目指す2つの目的があります。  腫瘍が大きくなるのを抑えたり腫瘍を小さくする目的 の薬には、「化学療法剤(アルキル化剤など)」、「分子標的 薬」、「ソマトスタチンアナログ製剤」があります。症状 の改善を目指す薬には、「ソマトスタチンアナログ製剤」、 「対症療法薬」があります。

ホルモン症状の改善を目指す薬

 ●ソマトスタチンアナログ製剤(サンドスタチンLAR)   腫瘍から分泌される過剰なホルモンの働きを抑え、   ホルモンによる異常な症状を改善するとともに、抗   腫瘍作用も認められています。  ●対症療法薬   機能性NETのそれぞれの症状を改善するために、様   様な薬が使用されます。たとえば、インスリノーマ   の低血糖の症状に対する高インスリン血性低血糖症   治療薬(ジアゾキシドなど)や、ガストリノーマの消化   性潰瘍に対するプロトンポンプ阻害薬(パリエット、   ネキシウムなど)があります。

腫瘍を小さくする薬

 ●化学療法剤(アルキル化剤など:ザノサーなど)   血液を介して全身に行きわたり、体内の癌細胞を殺   すことで、腫瘍が大きくなるのを抑えたり、腫瘍を   小さくする効果があります。  ●分子標的薬(アフィニトール、スーテント)   ゲノム・分子レベルで腫瘍細胞の特徴を認識し、癌   細胞のみを狙う薬です。腫瘍が大きくなるのを抑え   たり、腫瘍を小さくする効果があります。  ●ソマトスタチンアナログ製剤(サンドスタチンLAR)   腫瘍から分泌される過剰なホルモンの働きを抑え、   ホルモンによる異常な症状を改善するとともに、抗   腫瘍作用も認められています。  薬物療法と併せて、局所療法や放射線療法などを行 うこともあります。詳細は医師にお問い合わせくださ い。

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ザノサーとは

ザノサーの働き

ザノサーの作用

 ザノサーは、膵・消化管NETの治療に点滴で使用され る抗癌剤です。全ての腫瘍を手術で取り除くことができ ない患者さんや、手術ができない患者さんに使用されま す。海外では1982年から使用されてきました。  癌細胞は細胞分裂を繰り返して増殖します。ザノサーは、 癌細胞の分裂を阻止して、癌細胞が増殖するのを抑え、 腫瘍を小さくします。⦆

ザノサーの作用

 ザノサーは「アルキル化剤」という種類の抗癌剤です。  アルキル化剤はDNA(デオキシリボ核酸。遺伝情報を 担う)に作用します。DNAは2本の鎖がらせん状になっ た構造をしており、癌細胞が増殖する時には、DNAの2本 の鎖が1本ずつに分かれます。アルキル化剤は2本の鎖 が分かれることを阻止することで、癌細胞の増殖を抑え、 癌細胞を死滅させます。 ザノサー ザノサー 癌細胞 DNA 癌細胞

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ザノサーとは

ザノサーの働き

ザノサーの作用

 ザノサーは、膵・消化管NETの治療に点滴で使用され る抗癌剤です。全ての腫瘍を手術で取り除くことができ ない患者さんや、手術ができない患者さんに使用されま す。海外では1982年から使用されてきました。  癌細胞は細胞分裂を繰り返して増殖します。ザノサーは、 癌細胞の分裂を阻止して、癌細胞が増殖するのを抑え、 腫瘍を小さくします。⦆

ザノサーの作用

 ザノサーは「アルキル化剤」という種類の抗癌剤です。  アルキル化剤はDNA(デオキシリボ核酸。遺伝情報を 担う)に作用します。DNAは2本の鎖がらせん状になっ た構造をしており、癌細胞が増殖する時には、DNAの2本 の鎖が1本ずつに分かれます。アルキル化剤は2本の鎖 が分かれることを阻止することで、癌細胞の増殖を抑え、 癌細胞を死滅させます。 ザノサー ザノサー 癌細胞 DNA 癌細胞

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ザノサーによる治療を始める前に

ザノサーによる治療を受けられない方

 以下の条件に当てはまる方は、体に悪影響を及ぼす可 能性があるため、ザノサーによる治療を受けることがで きません。        ●妊婦または妊娠している可能性がある婦人  ●以前、ザノサーによる治 療 を 受けた際に、過敏症   (発疹、かゆみなど)などを起こしたことがある方

併用を注意すべき薬

 ザノサーと一緒に使用すると、副作用が強く出てしま う薬があります。他に薬を使用されている場合には、必 ず医師や薬剤師にご相談ください。      ⦆   ●他の抗悪性腫瘍剤  ●抗生物質(アミノグリコシド系抗生物質など)  ●ステロイド剤(軟膏やクリームなどの外用剤を除く)  ●フェニトイン(抗てんかん薬)

その他の注意事項

 ザノサーによる治療の副作用として、意識障害や思考 の錯乱があらわれたという報告があります。投与期間中 は自動車の運転など、危険を伴う機械の操作は控えるよ うにしてください。

慎重に投与すべき方

 次のような方は、ザノサーによる治療を受けることで、 副作用があらわれたり、症状が悪化する可能性がありま す。あてはまる項目がある場合には、医師にご相談くだ さい。        ●腎臓に障害がある ●糖尿病がある ●高齢

その他、投与に際して注意が必要な方

 次のような方は、ザノサーによる治療を受ける際に注 意が必要です。あてはまる項目がある場合には、医師にご 相談ください。        ●パートナーが妊娠する可能性のある男性:適切な方   法で避妊を行うこと  ●授乳中の婦人:授乳を避けること  ●小児:小児に対する使用経験がなく、安全性は確立

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ザノサーによる治療を始める前に

ザノサーによる治療を受けられない方

 以下の条件に当てはまる方は、体に悪影響を及ぼす可 能性があるため、ザノサーによる治療を受けることがで きません。        ●妊婦または妊娠している可能性がある婦人  ●以前、ザノサーによる治 療 を 受けた際に、過敏症   (発疹、かゆみなど)などを起こしたことがある方

併用を注意すべき薬

 ザノサーと一緒に使用すると、副作用が強く出てしま う薬があります。他に薬を使用されている場合には、必 ず医師や薬剤師にご相談ください。      ⦆   ●他の抗悪性腫瘍剤  ●抗生物質(アミノグリコシド系抗生物質など)  ●ステロイド剤(軟膏やクリームなどの外用剤を除く)  ●フェニトイン(抗てんかん薬)

その他の注意事項

 ザノサーによる治療の副作用として、意識障害や思考 の錯乱があらわれたという報告があります。投与期間中 は自動車の運転など、危険を伴う機械の操作は控えるよ うにしてください。

慎重に投与すべき方

 次のような方は、ザノサーによる治療を受けることで、 副作用があらわれたり、症状が悪化する可能性がありま す。あてはまる項目がある場合には、医師にご相談くだ さい。        ●腎臓に障害がある ●糖尿病がある ●高齢

その他、投与に際して注意が必要な方

 次のような方は、ザノサーによる治療を受ける際に注 意が必要です。あてはまる項目がある場合には、医師にご 相談ください。        ●パートナーが妊娠する可能性のある男性:適切な方   法で避妊を行うこと  ●授乳中の婦人:授乳を避けること  ●小児:小児に対する使用経験がなく、安全性は確立

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ザノサーによる治療の方法

 ザノサーの治療は、点滴静脈内注射(点滴)で行います。 1回の点滴は30分~2時間かけて5日間連続して行う場合 と、毎週1回行う場合の2種類があり、医師と相談のうえ、そ れぞれの患者さんに適した方法を選ぶことができます。  ●5日間連続して行う場合   1日1回、500mg/m2(体表面積)を、30分~2時間か   けて5日間連日で点滴します。その後、37日間休薬し   ます。この42日間(6週間)を1サイクルとして、繰   り返し治療を行います。  ●点滴を受ける時の注意点   抗癌剤が漏れてしまうと、皮膚に異常が起こる可能   性があります。点滴中は針が入っている部分をなる   べく安静に保つように心がけてください。   点滴を受けている部位に腫れ、痛み、焼けるような熱   さといった症状を感じた場合は、点滴の針が抜けて   いたり、抗癌剤が漏れている可能性がありますので、す   ぐに医師や看護師を呼んでください。   吐き気や嘔吐などの副作用に備えて、通常、事前に   予防薬を投与していますが、気分が優れない場合に    はすぐに医師や看護師または薬剤師にお伝えくだ   さい。  ●毎週1回行う場合   毎週1回、1,000mg/m2(体表面積)を30分~2時間   かけて点滴します。 治療スケジュール 43日目 1日目 6日目 37日間休薬 43日目 1日目 8日目 15日目 22日目 29日目 36日目 治療スケジュール

(21)

ザノサーによる治療の方法

 ザノサーの治療は、点滴静脈内注射(点滴)で行います。 1回の点滴は30分~2時間かけて5日間連続して行う場合 と、毎週1回行う場合の2種類があり、医師と相談のうえ、そ れぞれの患者さんに適した方法を選ぶことができます。  ●5日間連続して行う場合   1日1回、500mg/m2(体表面積)を、30分~2時間か   けて5日間連日で点滴します。その後、37日間休薬し   ます。この42日間(6週間)を1サイクルとして、繰   り返し治療を行います。  ●点滴を受ける時の注意点   抗癌剤が漏れてしまうと、皮膚に異常が起こる可能   性があります。点滴中は針が入っている部分をなる   べく安静に保つように心がけてください。   点滴を受けている部位に腫れ、痛み、焼けるような熱   さといった症状を感じた場合は、点滴の針が抜けて   いたり、抗癌剤が漏れている可能性がありますので、す   ぐに医師や看護師を呼んでください。   吐き気や嘔吐などの副作用に備えて、通常、事前に   予防薬を投与していますが、気分が優れない場合に    はすぐに医師や看護師または薬剤師にお伝えくだ   さい。  ●毎週1回行う場合   毎週1回、1,000mg/m2(体表面積)を30分~2時間   かけて点滴します。 治療スケジュール 43日目 1日目 6日目 37日間休薬 43日目 1日目 8日目 15日目 22日目 29日目 36日目 治療スケジュール

(22)

特に気をつけたい副作用

 本剤の特に気をつけたい副作用として腎障害、骨髄 抑制、耐糖能異常、肝障害があります。 適切な対処を早期に行うために、「何かおかしいな」と 感じたら、医師や看護師または薬剤師に連絡してくだ さい。

骨髄抑制

 骨髄は血液の成分をつくる重要な器官です。薬の副作用 で、骨髄の働きが低下すると、白血球、リンパ球、好中球 の数が減少し、感染症にかかりやすくなったり、貧血や出 血などがあらわれます。    感染症を予防するために、日頃から手洗いやうがいを 心がけ、体を清潔に保つようにしましょう。発熱、寒気、 せき、のどの痛みなどの症状に気づいたら、必ず医師や看 護師または薬剤師にご相談ください。

腎障害

 腎障害が生じると、身体のむくみ、筋力の低下、頻尿、 無尿(1日の尿量が400mL以下)などがあらわれます。    ザノサーの治療期間中は、医師は定期的に腎機能検査 を行い、異常がないかを確認します。異常が認められた 場合には、医師が薬の量を減ずるなどの処置を行います ので、ご相談ください。

足のむくみ

(23)

特に気をつけたい副作用

 本剤の特に気をつけたい副作用として腎障害、骨髄 抑制、耐糖能異常、肝障害があります。 適切な対処を早期に行うために、「何かおかしいな」と 感じたら、医師や看護師または薬剤師に連絡してくだ さい。

骨髄抑制

 骨髄は血液の成分をつくる重要な器官です。薬の副作用 で、骨髄の働きが低下すると、白血球、リンパ球、好中球 の数が減少し、感染症にかかりやすくなったり、貧血や出 血などがあらわれます。    感染症を予防するために、日頃から手洗いやうがいを 心がけ、体を清潔に保つようにしましょう。発熱、寒気、 せき、のどの痛みなどの症状に気づいたら、必ず医師や看 護師または薬剤師にご相談ください。

腎障害

 腎障害が生じると、身体のむくみ、筋力の低下、頻尿、 無尿(1日の尿量が400mL以下)などがあらわれます。    ザノサーの治療期間中は、医師は定期的に腎機能検査 を行い、異常がないかを確認します。異常が認められた 場合には、医師が薬の量を減ずるなどの処置を行います ので、ご相談ください。

足のむくみ

(24)

肝障害

 肝臓の機能が障害されて肝機能の指標となるγ-GTP、 AST(GOT)、ALT(GPT)が上昇することがあります。    医師は治療開始前や治療中に肝機能の検査をして、 異常がないかを確認し、異常がある場合には治療を中止 するなどの適切な処置がなされます。

血管障害(血管痛)

 点滴の針を刺している皮膚に、赤み、痛み、違和感、 腫れなどの反応や血管がつっぱるように感じるといった 症状があらわれることがあります。  点滴中や点滴後に上記 の症状を感じた場合には、 すぐに医師や看護師また は薬剤師にお知らせくだ さい。

便秘

 便秘になることがあります。治療中は水分を十分に摂 り、食物繊維の多い食べ物や、乳酸菌食品を食べるように 心がけましょう。便秘が長引く場合には、医師や看護師ま たは薬剤師にご相談ください。

耐糖能異常

 血糖値を正常に保つ働き(耐糖能)が弱まり、血糖値が 上昇し続けると、やがて糖尿病になる可能性があります。  治療中は医師が定期的に血液検査をして、異常がない かを確認し、異常がある場合には治療を中止するなどの 適切な処置がなされます。

その他の副作用

血管障害

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肝障害

 肝臓の機能が障害されて肝機能の指標となるγ-GTP、 AST(GOT)、ALT(GPT)が上昇することがあります。    医師は治療開始前や治療中に肝機能の検査をして、 異常がないかを確認し、異常がある場合には治療を中止 するなどの適切な処置がなされます。

血管障害(血管痛)

 点滴の針を刺している皮膚に、赤み、痛み、違和感、 腫れなどの反応や血管がつっぱるように感じるといった 症状があらわれることがあります。  点滴中や点滴後に上記 の症状を感じた場合には、 すぐに医師や看護師また は薬剤師にお知らせくだ さい。

便秘

 便秘になることがあります。治療中は水分を十分に摂 り、食物繊維の多い食べ物や、乳酸菌食品を食べるように 心がけましょう。便秘が長引く場合には、医師や看護師ま たは薬剤師にご相談ください。

耐糖能異常

 血糖値を正常に保つ働き(耐糖能)が弱まり、血糖値が 上昇し続けると、やがて糖尿病になる可能性があります。  治療中は医師が定期的に血液検査をして、異常がない かを確認し、異常がある場合には治療を中止するなどの 適切な処置がなされます。

その他の副作用

血管障害

(26)

患者さんへのお願い

吐き気・嘔吐

 吐き気や嘔吐が続くと、脱水症状や 栄養状態の低下、体重の減少が起こり ます。重症になる前に医師に相談して ください。  予防のためには食事は無理に一度に食 べようとせず、少量ずつ分けて食べまし ょう。また、脱水症状を防ぐためには、 こまめに水分を摂ることが大切です。

緊急連絡先

 ザノサーには次のような特に気をつける副作用が報告 されていますので、以下のような症状があらわれた場合 や、それ以外にも気になる症状があらわれた場合には、 次の受診までがまんせず、緊急連絡先にご連絡ください。

倦怠感

 体がだるい、疲れやすい、やる気が出ないといった症状 (倦怠感)があらわれることがあります。医師や看護師ま たは薬剤師にご相談ください。 病 院 名 電話番号     (      ) 科  名 主 治 医         先生

吐き気・嘔吐

腎障害

特に気をつける副作用 主な自覚症状 頭痛、顔のむくみ、眼がはれぼったい、 尿量が減る 軽度の場合は自覚症状はないが血液検査で 血糖値が高くなる 体がだるい、白目が黄色くなる、 吐き気、嘔吐、食欲不振、かゆみ、 皮膚が黄色くなる、尿が黄色い 体がだるい、発熱、鼻血、 歯ぐきの出血、息切れ、あおあざができる、 出血が止まりにくい、出血しやすい

骨髄抑制

耐糖能異常

肝障害

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患者さんへのお願い

吐き気・嘔吐

 吐き気や嘔吐が続くと、脱水症状や 栄養状態の低下、体重の減少が起こり ます。重症になる前に医師に相談して ください。  予防のためには食事は無理に一度に食 べようとせず、少量ずつ分けて食べまし ょう。また、脱水症状を防ぐためには、 こまめに水分を摂ることが大切です。

緊急連絡先

 ザノサーには次のような特に気をつける副作用が報告 されていますので、以下のような症状があらわれた場合 や、それ以外にも気になる症状があらわれた場合には、 次の受診までがまんせず、緊急連絡先にご連絡ください。

倦怠感

 体がだるい、疲れやすい、やる気が出ないといった症状 (倦怠感)があらわれることがあります。医師や看護師ま たは薬剤師にご相談ください。 病 院 名 電話番号     (      ) 科  名 主 治 医         先生

吐き気・嘔吐

腎障害

特に気をつける副作用 主な自覚症状 頭痛、顔のむくみ、眼がはれぼったい、 尿量が減る 軽度の場合は自覚症状はないが血液検査で 血糖値が高くなる 体がだるい、白目が黄色くなる、 吐き気、嘔吐、食欲不振、かゆみ、 皮膚が黄色くなる、尿が黄色い 体がだるい、発熱、鼻血、 歯ぐきの出血、息切れ、あおあざができる、 出血が止まりにくい、出血しやすい

骨髄抑制

耐糖能異常

肝障害

(28)

による

治療を受けられる

患者さん・ご家族の方へ

監修:

今村 正之

先生

参照

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