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第 14 号の刊行にあたって

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Academic year: 2021

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第 1 4 号の刊行 にあたって

一留学生セ ンターに求 められ る新たな機能の充実 と今後 の展開‑

長崎大学留学生セ ンターでは、昨年度末 をもって退職 された宮原彬教授 の後 任 として この

4

月 よ り嶋津拓教授が就任 され益々その機能 の充実 を図 るべ く 様々な検討 を重ねてい る。また実際、受 け入れ留学生数 も現在330名 と過去最高

に達 し、留学生施策の抜本的な見直 しと機能強化が求 め られてい る次第である。

このような外国人留学生の増大 しつつある中で、本 セ ンターには留学生 に対す る日本語教育 と生活指導、地域の国際交流機関 との情報交換や共同事業の推進 活動 はもとよ り、留学生のための生活支援業務 の中枢た ることも要求 されてい また双方向性の国際交流の実現 は長崎大学 の 日本人学生 に とって もその国 際化 を目指す上で必須 と思われ、本セ ンターの国際文化交流機関 としての機能 を更 に充実す る必要が ある

特 に一昨年度 には、 いわゆる 「短 プロ」 と呼 ばれ る長崎大学短期留学 プログ ラムが開始 され、専門教員 として松村真樹助教授 を配置す ると共 に現在第3期生 を受 け入れるべ く準備 を行 っている所 である。 この制度 は、学術交流協定 に基 づ く海外諸大学か ら優 れた学生 を 1年以 内で受 け入れ、勉学 ・交流の機会 を与 えるとともに日本人学生 との相互理解 を促進す る目的で導入 された英語 による 教育 プログラムである

今年度の応募者数 は昨年 よ り倍増 し、

9

カ国

、1 7

大学 より

51

名 の応募があ り、定員

20

名の選抜 には知恵 を絞 った次第である。今後真 のエ リー ト留学生の選抜 に向けての制度整備 を必要 としている

また、長崎大 学のユニークな取 り組 み として始 めた、長崎出島 とゆか りのあるオランダ ・ラ イデン大学学生向 けの 日本語 ・日本文化 コースの短 プロも現在

2

期生

1 0

名が勉 学 に励 んでお り、教育学部 クロスカルチ ャー コースの学生 との共修科 目 「長崎 蘭学」並びに本年度開講予定の 「本木蘭文」等の解読演習 は学内外 より大 きな 関心 を集 めている。 またライデンの学生 には 「異文化体験交流実習」 を盛 り込 み、長崎市内の小学生 ・中学生 との積極的な交流拡大 を目指 している こうし た活動 を介 して、長崎市民 と留学生の相互理解 を促進 し、 もって留学生への地 元か らの心温 まる援助 を期待 したい と願 ってい る次第である。

一方、平成

15

1 2

月 に中央教育審議会 よ り新たな留学生政策への提言が行わ れ、 これ までの外国人留学生数の増大一辺倒か ら、受 け入れ学生 と相 当数の 日

(2)

本人学生 を海外 に派遣 ・留学 させ る双 方向性 の相互交流の促進へ と政策転換が 示 された。 これ を受 けて本セ ンターで は、昨年来、海外 の現地大学で短期研修

(3

週間程度)して得 られた語学の単位 を教養教育課程 の外国語単位 として認定 す る 「海外短期語学研修制度」の設立 を目指 し、長崎大学大学教育機能開発 セ ンター語学担 当教員 と連携 し鋭意努力 して きた。相手先 の大学の選定 には直接 施設 の視 察や教育 カ リキュラムお よび教材 の評価 を行 い、必 要 に応 じてセ ン

ターが中心 とな り学生交流の覚書等 を締結 している。本年度 は、 中国語 と英語 コースが開設予定であ り、 また韓国語、 フランス語 コースの早期 開設 に向けて 検討 中で ある。因みに留学生セ ンターで は、各教員 に例 えば英語 (高野泰邦教 授、嶋津拓教授、松村真樹助教授)、 中国語 (永井智香子助教授)、韓国語 ( 本久美子助教授)、 フランス語 (多 田美有紀講師)等、担当国 を振 り分 け、情報 収集か ら交渉 まで莫大 な労力 を もって きめ細 か く対応 してお り、今後更 に対象 国並びに対 象大学の拡大 に努 める所存 である。 この ように、今や本留学生セ ン ターは、長崎大学 の国際文化交流セ ンター としての機能 を正 に果 た し、異文化 交流の中心 とな りつつある 今後 は海外留学 に関す る安全対策 マニュアルの策 定 を急 ぎ、送 り出す学生 に対 す る安全教育 と自己管理 の徹底 を図 る必要 もあ り、

こういった学生指導 に於 いて も主導的役割 を担 う必要があろう

この ような状況下 にあって、新 た に見 出 された研究 テーマについて各 自大学 人 としての研究活動 を行 い、その成果 を長崎大学留学生セ ンター紀要の第

1 4

として発刊 す ることがで きた ことに大 いなる喜 びを感 じる

今後更 に国際学生 交流教育 に於 ける新 たな視点や方法論 の開発 ・改善 に向 けた地道 な教育 ・研究 上 の取組 みやその成果が議論 されてい くもの と思われ る。本紀要誌が、外国人 留学生教育 ・指導及 び 日本人学生 の海外への送 り出 し制度 の更 な る充実 に向 け た学内外か らの提言の場 となることを期待 して止 まない。

平成

1 8

5

1 4

留学生 セ ンター長 小路 武彦

参照

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