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"Peripheral Blood Mononuclear Cells from Patients with Bronchial Asthma Show Impaired Innate Immune Responses to Rhinovirus in vitro."

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Academic year: 2021

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学位授与番号:甲

940

氏 名:飯倉克人

学位の種類:博士(医学)

学位授与日付:平成

25

4

24

学位論文名:

"Peripheral Blood Mononuclear Cells from Patients with Bronchial Asthma Show Impaired Innate Immune Responses to Rhinovirus in vitro."

(喘息患者末梢血単核球を用いたライ

ノウイルス刺激に対する免疫応答に関する研究)

主論文名:

"Peripheral Blood Mononuclear Cells from Patients with Bronchial Asthma Show Impaired Innate Immune Responses to Rhinovirus in vitro."

(喘息患者末梢血単核球を用いたライ

ノウイルス刺激に対する免疫応答に関する研究)

学位審査委員長:近藤一博教授

学位審査委員:嘉糠洋陸教授、桑野和善教授

東京慈恵会医 科大学 電子署名者 : 東京慈恵会医科大学 DN : cn=東京慈恵会医科大学, o, ou, [email protected], c=JP 日付 : 2013.11.08 11:02:27 +09'00'

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論文審査の結果の要旨

飯倉氏は、吸入ステロイドに代表される抗炎症薬が喘息治療の主流となった今、喘息長 期管理において最重要性課題であるのは、ウイルス感染により誘発される急性喘息発の予 防であることに着目しました。 そして、ウイルス感染誘発性の喘息発作においてその主た る原因はライノウイルスであることから、年齢別に採取した喘息患者、健常人の末梢血を 用いてライノウイルス刺激により誘導される免疫応答について検討しました。

喘息患者および健常人の末梢血単核球をライノウイルスで刺激することにより産生され るサイトカインを検討したところ、喘息患者に認められた免疫特性として、①IL-6、TNF- α産生能が低く、炎症が惹起されていない、②IL-10産生能が低く、炎症調節がなされてい ない、③s-FASL 値が低く、アポトーシスが誘導されていない可能性、④IFN-α産生能が低 く、抗ウイルス性サイトカインの産生が低い、ことを見出しました。2歳~6歳における検 討において、この年齢においても抗ウイルス性サイトカインであるIFN‐α、IL-10の産生 能が低値であったことより、幼児期にはある程度、喘息患児に特有の免疫特性が方向づけ されている可能性も示唆されました。これらの結果から、飯倉氏は、ライノウイルスによ る喘息の誘発には、宿主のウイルスに対する免疫応答、特にToll様受容体の反応性が重要 であるとの結論を得るに至りました。

試験は、去る平成2549日、桑野和善教授、嘉糠洋陸教授の御臨席のもと、公開審 査が行われました。席上、

① 他の先行研究と本研究の関係、② 統計処理、③他のウイルス感染との比較、③ウイル ス感染の手法、④他の細胞種を用いた研究との比較、⑤サイトカイン低下のメカニズム、

⑥治療が本研究の結果に与える影響、など多くの質問がなされましたが、飯倉氏は何れの 質問にも的確に回答することができました。

本研究は、ウイルス感染による喘息の誘発に関して重要な内容を含んでおり、博士論文 として、その価値十分と判断致しました。

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