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密教研究 Vol. 1939 No. 71 010酒井 紫朗「金剛頂經の第三會に就いて P117-147」

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一 金 剛 頂 経 の 第 三 會 は、 彼 の 不 室 課 と 構 せ ら れ る ﹁ 金 剛 頂 経 鍮 伽 十 八 會 指 蹄 ﹂ に ょ れ ば ﹁ 一 切 教 集 鍮 伽 ﹂(Sarva kalpa-samuccaya-yoga)な る 名 構 を 持 つ。 古 來 大 本 金 剛 頂 経 に は 十 萬 頚 十 八 會 あ り と 云 は れ 十 八 部 の 経 軌 が 成 立 し た と 云 ふ。 支 那 に 於 て は 唐 の 時 代 不 室 三 藏 に よ つ て 全 て 講 來 さ れ た と 傳 へ ら れ る け れ ど も、 三 藏 は そ の 初 會 の 初 分 の み を 課 し た に 止 ま り、 初 會 の 全 課 に す ら 至 ら な か つ た。 其 後 宋 の 時 代 に 至 つ て 施 護 三 藏 等 に よ つ て そ の 系 統 の 経 軌 が 幾 分 鐸 出 を 見 た け れ ど も 既 に 十 八 會 中 の も の と し て 誰 定 せ ら れ た の は 初 會、 六 會、 十 五 會 の 三 會 の み で あ る。 即 ち そ の 六 分 一 が 判 明 す る の み で 鯨 は 全 く の 未 知 歎 な の で あ る。 か 玉 る 事 は 金 剛 頂 宗 を 研 究 す る も の に と つ て 全 く 遺 憾 で あ り、 そ の 絵 他 に 就 い て の 探 索 が 最 大 の 關 心 事 で あ る。 薙 に 幸 な る 事 は 不 塞 三 藏 に よ つ て 各 會 の 内 容 特 質 が ﹁ 十 八 會 指 麟 ﹂ と 名 つ く る 書 に よ つ て 略 述 紹 介 さ れ て ゐ る 事 で あ る。 此 れ が 大 本 金 剛 頂 経 全 禮 に 關 す る 唯 一 の 解 読 書 な の で あ る。 扱 て 此 の 一 切 教 集 鍮 伽 に 就 い て も 勿 論 漢 課 と し て 全 繹 な く、 た 貸 断 片 的 な る 読 明 と し て 吾 々 は 左 の 如 き 丈 獄 を 持 つ。 先 づ 十 八 會 指 臨 の 文 よ り 畢 ぐ れ ば 左 の 如 く で あ る。 (1) 次 読 第 三 會。 名 一 切 教 集 鍮 伽。 於 法 界 宮 殿 読。 一 切 如 來 異 口 同 音。 問 金 剛 薩 唾 菩 薩。 一 百 八 間。 金 剛 薩 錘 菩 薩 一 一 答。 此 経 中 読 大 曼 茶 羅 五 部。 一 一 部 中 五 曼 茶 羅。 各 具 三 十 七 都 成 一 大 曼 茶 羅。 一 一 尊 各 各 読 四 印。 所 謂 大 印。 三 昧 耶 印。 法 印。 掲 磨 印。 各 読 成 就 法。 此 経 中 金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 一 七

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金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 一 八 読 一 百 二 十 五 種 護 摩 櫨。 一 一 櫨 所 求 各 異。 (2) 此 の 丈 の 要 略 が 叉 弘 法 大 師 の ﹁ 金 剛 頂 経 解 題 ﹂ に 引 用 さ れ て ゐ る。 次 に 不 室 謬 と 構 せ ら れ る、 ﹁ 都 部 陀 羅 尼 目 ﹂ に は 次 の 如 く 記 さ れ て ゐ る。 (3) 又 一 切 如 來 教 集 喩 伽 中。 一 百 二 十 種 護 摩。 依 二 十 五 種 櫨。 於 護 摩 櫨 中。 契 印 標 幟 各 異。 所 求 迅 速 成 辮。 世 閉 出 世 闇 成 就 果 報。 是 の 如 く た 貸 略 し て 方 隅 が 示 さ れ た る の み で あ る が、 か 玉 る 事 は そ の 維 軌 の 最 も 特 微 と し た 所 を 墨 げ で 読 明 し て ゐ る 事 に な る の で、 從 つ て 上 掲 の 読 明 の 中 ﹁ 此 経 中 読 大 曼 茶 羅 五 部。 一 一 部 中 五 曼 茶 羅 ﹂ が 最 も 此 の 経 と し て の 特 質 を 示 す も め な の で あ る。 此 れ に 關 し、 不 室 三 藏 は 一 般 若 理 趣 繹 ﹂ に 於 て、 理 趣 経 四 姉 妹 の 法 門 の 繹 を 終 つ て 後、 五 部 具 會 の 繹 段 に 於 て (4) 此 中 曼 茶 羅 廣 大。 如 一 切 教 集 鍮 伽 経 所 読。 薦 幅 大 和 上 金 泥 鍮 伽 曼 茶 羅 是 也。 所 以 不 読 心 眞 言 者。 彼 教 ( 輕 )中 一 一 聖 衆。 各 有 一 字 心 眞 言。 不 可 具 載。 今 略 指 方 隅。 並 び に 五 秘 密 の 縄 段 に 於 て は (5) 此 五 種 三 鷹 地。 秘 密 中 最 秘 密。 今 読 修 行 曼 茶 羅 像。 同 一 蓮 華 座。 同 一 圓 光。 中 央 書 金 剛 薩 錘 菩 薩。 右 邊 書 二 種 明 妃 各 本 形。 左 邊 亦 垂 二 種。 具 如 金 泥 曼 茶 羅 像 東 南 隅 是 也。 と 読 明 せ ら れ て ゐ る。 此 れ に よ り 此 の 一 切 教 集 鍮 伽 経 中 に 論 く 斬 の 曼 茶 羅 が 長 安 薦 幅 寺 の 大 和 上 即 ち 金 剛 智 三 藏 に よ つ て 金 泥 を 以 て 既 に 書 か れ た 事 と 又 曼 茶 羅 の 一 一 の 奪 が 各 土 一 字 の 心 眞 言 を 持 つ て ゐ る 事 と 更 に 此 の 曼 茶 羅 の 東 南 隅 に 五 秘 密 の 曼 茶 羅 が 読 か れ て ゐ る 事 が 知 ら れ る の で あ る。 次 に 此 の 曼 茶 羅 に 關 し 吾 々 は 左 の 如 く 日 本 に 請 來 さ れ た 事 を 知 る め で あ る。 帥 ち、 五 大 院 安 然 大 徳 の ﹁ 八 家 総 (6) 録 ﹂ な る ﹁ 諸 阿 閣 梨 翼 言 密 教 部 類 総 録 ﹂ の 録 外 秘 密 曼 茶 羅 三 の 部 に 薦 幅 寺 金 剛 三 藏 手 縮 金 泥 曼 茶 羅 一 槙 仁、 會 畠 滅 佛 法 目、 和 上 密 驕 手 工 令 圖 二 本 那 邦 無 復 異 本 の 読 明 で あ る。 即 ち 金 剛 智 三 藏 が 手 つ か ら 縮 か れ た 金 泥 の 曼 茶 羅 を そ の 當 時 在 唐 せ る 慈 畳 大 師 圓 仁 が 適 々 會 昌 滅

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佛 の 日 に 法 全 和 上 分 好 意 に 由 つ て 手 工 に 圖 せ し め た る 苫 本 一 槙 の 附 鵬 を 受 け 請 來 さ れ た と 云 ふ 事 で あ る。 之 に 關 (7) (8) し て 知 誰 大 師 が、 そ の 著 ﹁ 三 部 曼 茶 ﹂ 並 に ﹁ 難 記 ﹂ に ほ 貸 同 様 に 左 の 如 ぐ 読 明 せ ら れ て ゐ る。 ( 括 弧 は 雑 記 の 丈 に よ る ) 問。 金 泥 曼 茶 羅 爲 何 會。 答。 指 瞬 云。 頂 (次 ) 読 第 三 會。 名 一 切 教 令 (集 ) 喩 伽。 法 界 宮 説 此 経 中 読 大 曼 恒 羅 五 部。 一 一 部 五 曼 茶 羅 各 三 十 七。 都 成 一 大 曼 茶 羅。 一 一 尊 各 読 四 印。 大 印 三 昧 耶 印 法 掲 磨 印。 各 読 成 就 法。 理 趣 (繹 ) 経 云。 金 剛 部 中 乃 至 掲 磨 部 中。 皆 具 五 部。 一 一 聖 衆 具 無 量 曼 陀 羅。 四 印 等 亦 無 量 也 云 云。 此 中 曼 茶 羅 廣 大。 如 一 切 教 集 喩 伽 経 所 読 薦 輻 大 和 上 金 泥 鍮 伽 曼 茶 羅 是 也。 問。 此 曼 茶 羅 檬 如 何。 答。 須 先 置 大 輪。 其 中 安 置 五 箇 大 輪。 一 一 輪 中 各 置 三 十 七 尊。 其 座 位 (廣 ) 様 如 成 身 會。 四 方 外 院 安 置 一 切 外 金 剛 衆。 讐 如 屏 立 (群 兵 ) 園 続 冴 城 四 邊 而 已。 或 持 旗 或 把 捧。 或 執 戟 或 執 戟 (縁 ) 或 ( 雑 ナ シ ) 執 兆 鼓 鼓。 其 中 主 件 不 可 構 計。 抑 (指 ) 須 著 (看 ) 薦 幅 本 圖 耳 (乎 ) 合 直 五 箇 七 十 三 隼 若 加 天 后 成 九 十 三 尊 此 の 丈 は 又 東 寺 果 寳 読 ・ 賢 實 記 の 理 趣 繹 秘 要 抄 第 十 二 に (9) ﹁ 金 泥 鍮 伽 曼 茶 羅 圖 様 事 ﹂ の 説 明 と し て 引 用 さ れ、 讃 み 易 く 改 め ら れ て ゐ る。 そ の 後 段 た る 上 掲 五 秘 密 曼 茶 羅 の 羅 (10) 段 に 於 て は ﹁ 金 泥 楡 伽 曼 茶 羅 非 常 途 九 會 圖 檬 ﹂ と し て 現 圖 金 剛 界 九 會 曼 茶 羅 と 異 な る 旨 を 指 摘 し て ゐ る。 (11) 次 に ﹁ 畳 暉 砂 ﹂ に よ れ は 此 の 慈 畳 大 師 請 來 の 曼 茶 羅 苗 本 は、 其 の 後 恵 什 阿 閣 梨 に よ つ て 韓 爲 さ れ、 そ れ が、 仁 和 寺 経 藏 に あ る と 云 は れ て ゐ る が、 今 こ れ が 傳 は ら な い の (12) が 遺 憾 で あ る。 然 し ﹁ 些 些 疑 丈 ﹂ に ﹁ 金 泥 曼 茶 羅 苗 本。 大 中 初 來 此 土。 而 無 諸 尊 題 名 ﹂ と 云 は れ る 如 く、 初 め よ り (13) 尊 名 等 な か り し も、 た 貸 宗 叡 請 來 の 如 き 尊 位 の み を 記 す る 曼 茶 羅 が 現 存 傳 承 し て ゐ る 事 は 不 幸 中 の 幸 で あ る。 以 上、 断 片 的 で は あ る が 漢 課 資 料 に ょ る 金 剛 頂 経 の 第 三 會 は 如 何 な る 内 容 を 持 つ も の で あ る か 貸 略 ぼ 了 解 さ れ る 次 第 で あ る。 註(1) 大 正 藏 一 八 ・ 二 八 六 b (2) 〃 六 一 ・ 1 b (3) 〃 一 八・ 八 九 九 a (4) 〃 一 九・ 六 一 六 c (5) 〃 一 九 ・ 六 一 六 c-六 一 七a 金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 一 九

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金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 二 〇 (6) 〃 五 五 ・ 一 一 三 一 b (7) 智 謹 大 師 全 集 一 〇 七 五 頁 (8) 〃 一 一 一 三 頁 (9) 大 正 藏 六 一 ・ 七 四 〇 c (10) 〃 六 一 ・ 七 四 三 a (11) 〃 圖 像 部 五 ・ 一 五 九 c (12) 〃 六 一 ・ 七 四 〇 c、 層 謹 大 師 全 集 一 〇 四 二 頁 (13) 〃 圖 像 部 四 ・ 七 二 三 頁、 理 趣 輕 の 研 究 第 五 十 九 圖 等 二 是 の 如 く 金 剛 頂 経 の 第 三 會 た る ﹁ 一 切 教 集 鍮 伽 ﹂ に 關 し て 溌 課 資 料 よ り 上 掲 の 如 き 内 容 を 持 つ 事 を 知 つ た の で あ る が、 佛 教 研 究 に 於 て 特 に 密 教 學 研 究 に 於 て 吾 女 は 梵 語 原 典 の 煙 滅 し て 傳 は ら ざ る 今 日、 梵 語 原 典 の 逐 語 繹 と も 構 せ ら れ る 程 忠 實 課 た る 酉 藏 大 藏 経 を 有 力 な る 資 料 と し て 接 し 得 る 幸 幅 が あ る。 さ れ ば 今 西 藏 大 藏 経 中 此 の ﹁ 一 切 教 集 喩 伽 ﹂ と 等 し き 内 容 を 持 つ も の あ り や 如 何 と し て 検 索 す る に、 デ ル ゲ 版 大 藏 経 に 於 て は 彼 の 金 剛 頂 経 の 初 會 た る ﹁ 一 切 如 來 眞 實 搬 と 名 つ く る 大 乗 経 ﹂ に 綾 い て 牧 録 さ (3) れ る ﹁ 秘 密 大 鍮 伽 恒 特 羅 な る 金 剛 頂 ﹂(Vajra-sekhara-ma haguay-tantra) と 名 つ く る 恒 特 羅 ( 儀 戦 ) が 存 在 す る 事 を し る。 此 の 儀 軌 に 關 す る 西 藏 傳 の 資 料 は 次 の 如 く 読 明 し て 呉 れ る。 (3) ( 一 ) デ ル ゲ 版 附 屡 目 録 (Laksmi 峡144a4) ( 甘 殊 爾 根 本 分 類 第 二 鍮 伽 組 特 羅 と し て(1)方 便 を 主 に 示 す 恨 特 羅 と(2)般 若 ( 慧 ) を 主 に 示 す 恒 特 羅 と に 分 類 し た る 中、(1)方 便 を 主 に 示 す 旭 特 羅 に 根 と 繹 な る 恒 特 羅 あ り と し、 根 と し て 初 會 を あ げ、 次 に そ の 繹 恒 特 羅 と し て ) 鍮 伽 を 繹 す る 恒 特 羅 た る 金 剛 頂 に 十 儀 軌 あ る 中、 金 剛 ( 部 ) の 百 名 讃 順 ま で に し て、 五 牛 の 儀 軌 を 含 み、 十 二 雀 あ り。 印 度 の 親 教 師Karma-vajraと 翻 誕 官 比 丘 戒 童 の 課。 ( 二 ) ナ ル タ ン 版 河 口 目 録 ( 一 四 〇 頁 ) 金 剛 頂 秘 経 十 了 解 よ り 三 界 よ り 完 全 に 勝 つ と こ ろ の 了 解 に い た る ま で 絡 れ り。 外 部 金 剛 族 百 名 根 が 奏 聞 に 至 る ま で、Karma-vajra. Gshon-nu-tshul-k の 課 こ れ の 綾 き に 術 了 解 が 四 牛 充 た す。 ( 三 ) 北 京 版 大 谷 目 録 ( 三 九 頁、 一 一 三 番 ) 密 修 習 大 金 剛 尖 本 績、 印 度 親 教 師 金 剛 大 阿 闘 梨Karma

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ajra 口 授、 羅 官 比 丘Gshon-nu-tshul-khrims 課、 閲、 下 註 に こ の 梵 名 を 以 てForke 氏 は 金 剛 頂 鍮 伽 中 略 出 念 諦 法 ( 大 正 八 六 六) に 當 て 玉 ゐ る が(Pekinger Tripi. aka p. 19)彼 と 此 乏 は 同 本 で な い。 と あ り、 此 の デ ル ゲ、 ナ ル タ ン 爾 版 の 読 明 を 要 略 す れ ば 此 の 金 剛 頂 但 特 羅 に は 十 種 の 儀 軌 を 読 く と 読 明 し て ゐ る が、 そ の 五 牛 ま で の 降 三 世 晶 中 外 金 剛 部 の 一 百 八 名 讃 を 読 く 庭 ま で 貸 絡 つ て 後 は 完 結 し な い と 云 ふ 事 を 示 し て ゐ る の で あ る。 註(1) 東 北 目 録 四 七 九 番。 (2) 東 北 目 録 四 八 〇 番。 (3) 密 教 研 究 六 十 三 號、 七 七-七 八 頁 ﹁ 甘 殊 爾 の 部 秩 の 分 け 方 に 就 い て ﹂ 拙 稿 参 照。 三 以 上 の 如 く 論 明 さ れ て ゐ る 此 の ﹁ 金 職 頂 組 特 羅 ﹂ の 本 文 の 内 容 如 何 と 云 ふ に、 此 の 恒 特 羅 は 経 の 罐 裁 上 か ら は 一 経 と な つ て ゐ る が、 内 容 を 槍 す る と 二 部 に 分 け 得 る。 即 ち 第 一 部 は 嶺 切 教 ( 儀 軌 ) 集(Rtogpatham adbd pa, Sarka-amaya) の 名 を 冠 し て 三 晶 あ 砂、N a 秩 一 四 二b1-一 九 三b2 に 牧 録 さ る。 後 者 は 一 切 如 來 秘 密 因 陀 羅 (

主)(De-bshin gsegs-pa thams-cad

dbapo, Sarva-tathagata-yendra) の 名 を 冠 し て 四 晶 あ り、 同 秩 一 九 三b2-二 七 四a4 に 牧 載 さ れ て ゐ る を 見 る。 爾 者 の 量 は 前 者 約 五 十 枚、 後 者 約 八 十 枚 で あ り 爾 者 (1) 共 ほ と ん ど 全 て 七 言 四 句 一 頚 の 偶 頚 と な つ て 繹 さ れ て 居 り、 目 録 並 に 本 丈 末 尾 に 十 二 毬 と 読 明 さ れ て ゐ る 上 よ り (2) は 全 部 で 三 千 六 百 偶(sloka) あ る 事 に な る の で あ る。 今 そ の 目 次 並 に 各 晶 の 概 要 を あ げ、 参 考 の 爲 に デ ル ゲ 版 の 頁 数 を 附 記 す る 事 に す る。 ( 一 ) 一 切 教 ( 儀 軌 ) 集 軌 の 部 に 於 て は 左 の 如 く で あ る。、 ( 一 四 二b1-一 五 五a4) 第 一 十 六 薩 堰 と 名 つ く る 程 ( 品 ) 先 づ 経 初 と し て 結 集 者 の 普 腎、 一 切 如 來、 毘 盧 遮 那 如 來 に 樹 す る 編 敬 一禮 あ り、 次 い で 如 是 我 聞 の 語 な く、 叉 ﹁ 指 蹄 ﹂ に 示 す 如 き 読 庭 ( 法 界 宮 殿 ) の 論 明 も な し。 直 ち に 七 言 四 句 一 碩 の 偶 順 を 以 て、 持 金 剛 王 一 切 最 勝、 三 界 の 自 金 剛 頂 輕 の 第 三 曾 に 就 い て 一 二 一

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金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 二 二 在 者 た る 金 剛 薩 錘 が 輪 ( 曼 茶 羅 ) を 分 別 し 了 つ て 黙 然 と、 し て 佳 し 給 ふ 時、 一 切 諸 佛 が 大 鍮 伽 の 理 趣 を 成 辮 せ ん と し て、 金 剛 薩 唾 に 此 の 大 鍮 伽 の 各 部 族 の 曼 茶 羅 隔 並 に 之 れ に 關 す る 儀 軌 法 則 に つ き 問 を 獲 し、 此 れ に 樹 し 金 剛 薩 睡 が そ の 問、 一 一 に 佃封 し て 解 答 を 施 さ れ る を 読 い て ゐ る。 此 の 問 は 又 ﹁ 指 聾 ﹂ に 一 百 八 問 と あ る け れ ど も、 此 の 経 に て は 三 回 に 結 集 せ ら れ て 約 三 百 問 に 及 ん で ゐ る。 然 し 一 一 に 前 問 を あ げ て 解 答 す る の は そ の 内 の 約 百 十 五 問 程 に し て 以 後 は 前 間 を あ げ す に 本 文 中 に 読 明 さ れ て 居 り、 又 此 の 問 の 一 一 の 解 答 は 第 二 品 中 に ま で 及 ん で ゐ る。 此 の 場 合 ﹁ 指 蹄 ﹂ の 一 百 八 間 は 吉 群 を 旨 之 す 為 印 度 式 の 満 激 を あ げ た も の と 思 は れ る。 次 に 此 の 所 問 の 解 答 を 出 す 前 に 當 つ て 西 藏 目 録 に 記 載 す る 此 の 経 に 読 か ん と す る 十 種 儀 軌 の 名 を 出 す。 即 ち 金 剛 薩 錘 が 諸 佛 の 講 問 に よ つ て 三 摩 地 よ り 立 ち、 そ の 所 問 に 封 す る 答 へ の 順 序 を 示 さ ん と し て、 一 切 の 儀 軌 を 集 め た る 最 勝 秘 密 の 智 薩 の、 扉 を 開 き て 智 を 輝 や か さ ん と て 十 種 の 儀 軌 名 を 出 す を 今 要 略 し て 示 せ ば 左 の 如 く で あ る。 (1) 所 作 成 辮 の 大 方 便 た る 一 切 儀 軌 集 (2) 鍮 伽 の 密 意 を 開 き て 最 上 眞 實 を 知 る 一 切 儀 軌 集 (3) 金 剛 と 輪 と の 喩 伽 の 最 勝 秘 密 と 名 つ く る 一 切 儀 軌 集 (4) 三 世 常 恒 一 切 秘 密 鍮 伽 を 出 生 す る 一 切 所 作 大 方 便 た る 一 切 儀 軌 集 (5) 佛 部 鍮 伽 の 法 則 に し て 三 身 と 名 つ く る 一 切 儀 軌 集 (6) 金 剛 部 鍮 伽 の 法 則 に し て 降 三 世 と 名 つ く る 一 切 儀 軌 集 (7) 法 部 鍮 伽 の 法 則 に し て 衆 生 調 伏 と 名 つ く る 一 切 儀 軌 集 (8) 四 施 を 具 し 寳 輪 を 出 生 す る 一 切 儀 軌 集 (9) 一 切 佛 の 大 方 便 た る 掲 磨 鍮 伽 の 一 切 儀 軌 集 (10) 眞 實 密 意 た る 最 勝 道 を 知 る 最 勝 本 初 佛 の 一 切 儀 軌 集 等 と 十 種 儀 軌 集 を 読 か ん と 示 さ れ て ゐ る が、 此 の 経 に て は 惜 し い 哉 た 貸 そ の 中 の 第 六 降 三 世 軌 ま で の 読 明 に 終 つ た 次 第 で あ る。 此 れ は 西 藏 目 録 の 読 明 に よ く 合 し て、 完 結 せ ざ る 故 五 牛 と 云 つ た の で、 此 れ が 全 て 完 結 し た れ ば 初 會 経 全 罷 の 繹 恒 特 羅 と な つ た で あ ら う。 而 し て 此 の 十 儀 軌 を 當 経 に 就 い て 読 明 す れ ば 此 中(1) は 曼 茶 羅 造 立 に 先 立 つ 鵡剛 方 便 と し て の 四 威 儀 念 講、 供 養、 護 摩 等 の 一 切

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所 作 成 辮 の 儀 則 で あ り、(2) は 鍮 伽 の 密 意 を し る 五 相 成 身 観 の 規 則 で あ つ て 第 一 品 に 當 る ゆ 然 し、 維 中 に は(1) と 図 は 順 序 が 前 後 し て ゐ る。(3) は 當 経 主 要 の 五 部 具 會 た る 大 曼 茶 羅 の 儀 軌 並 に 灌 頂 の 所 作 を 論 く 第 二 晶 に 當 り、(4) は 各 部 の 成 就 法 や 二 根 交 會 の 鍮 伽 大 秘 密 を 読 く 第 三 品 で あ る。 さ れ ば 以 上 の 次 第 は 経 の 初 部 た る 一 切 教 集 軌 の 全 罷 と し て の 読 明 と な る。 次 に(5) は 経 の 後 部 た る 一 切 如 來 秘 密 因 陀 羅 軌 の 初 分 二 晶 に 相 當 し、 初 會 維 の 金 剛 界 晶 の 註 繹 で あ り、(6) は 後 分 二 晶 に 相 當 し 降 三 世 晶 の 註 纏 と な る の で あ る。 以 下 そ の 細 読 を な す 事 に す る。 上 掲 の 如 く(1) と(2) は 順 序 前 後 し て ゐ る 爲、 先 づ 鍮 伽 の (4) 密 意 翼 實 を 知 る 五 相 成 身 の 規 則 は 後 に 具 丈 を 出 さ ん も、 此 れ は ﹁ 毘 盧 遮 那 三 摩 地 法 ﹂ 並 に ﹁ 蓮 華 部 心 儀 軌 ﹂ 等 に 読 か れ る 所 謂 偶 順 式 の 五 相 観 に 相 當 し、 漢 課 に は 省 略 さ れ て ゐ る も 心 月 輪 に 第 二 の 月 輪 を 観 じ、 本 有 と 得 讃 の 爾 菩 提 心 を 観 す る こ と を 読 く も の で あ る。 此 の 観 を 了 つ て 諸 佛 に 樹 す る 一 一 の 解 答 が 前 間 を あ げ て 獲 せ ら れ 約 八 十 五 問 に し て 第 一 品 を 絡 る の で あ る。 然 し 此 の 晶 名 と し て 用 ひ ら れ る 名 は そ の 中 間 に 論 か れ る 項 に つ き 主 と し て 名 づ け ら れ た も の 港 様 で あ る。 註(1) 梵 丈 一sloka 三 十 二 字 は 西 藏 に は 主 と し て 此 の 形 式 で 謬 さ る。metreはsloka-metre な り。 (2) 西 藏 大 藏 纒 に 於 け る 雀 歎 計 算 方 法 は 彼 の ソ ン カ ル マ 目 録 (東 北 目 録 四 三 六 四 番 ) に ょ れ ば 梵 丈 三 百 偶(sloka) を 以 つ て 一 巻 と な す 旨 記 載 さ れ て ゐ る。 今 は そ れ に 准 じ て 計 算 し た の で あ る が、 か 玉 る 方 法 よ り す る も の と、 漢 謬 所 傳 と の 偶 激 と は 含 致 し な い 事 が 多 い。 さ れ ば 西 藏 傳 の 方 が 梵 丈 に 直 接 な れ ば 信 を 置 く に 十 分 で あ ら う。 (3) 當 輕 ( 一 四 六a2 )(4) 當 輕 ( 一 四 六b2-一 四 八a1) ( 一 五 五a5-一 八 六b1) 第 二 大 善 提 の 理 趣 に 入 る と 名 つ く る 縄 品 此 品 は 五 部 各 具 の 大 曼 茶 羅 を 読 く 晶 で あ る が、 初 分 前 品 の 績 き の 諸 佛 の 所 問 に 封 す る 答 が 績 け ら れ て ゐ る。 そ (1) の 中 に は 底 哩 三 昧 耶 経 に 読 く と 同 檬 な る 密 戒 あ り、 叉 沐 浴 等 の 四 威 儀 に 關 す る も の か ら、 供 養 次 第 法 等 の 前 方 便 法 則 が 読 か れ て ゐ る。 印 ち、 供 養 儀 則 は 四 方 禮 に 績 い て、 五 悔、 次 に 十 六 大 供 養 に 身 口 意 の 三 供 養 を 加 へ た 眞 言 が 読 か れ、 次 い で 眞 言 念 論、 入 我 々 入、 字 輪 観、 各 部 の 本 奪 金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 二 三

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金 剛 頂 纒 の 第 三 會 に 就 い て 一 二 四 (2) (3) 加 持 等 が 順 次 読 か れ、 念 珠 二の 法 則 と し て は ﹁ 略 出 経 ﹂ や (4) ﹁ 撮 眞 實 経 ﹂ 等 所 読 の 五 部 相 慮 を 読 く、 食 事 作 法 に 綾 い て 曼 茶 羅 に 關 す る そ の 量、 彩 色、 日 時 の 選 定 等 に 開 す る 前 方 便 儀 則 の 一 部 を 読 き 終 り、 次 に 曼 茶 羅 作 法 前 の 息 災 等 の 除 魔 作 法 と し て 護 摩 の 儀 則 を 論 く、 此 れ は 曼 茶 羅 造 壇 晶剛 後 に な せ と 読 く。 先 づ 除 魔 の 法 を 修 す る 法 則 を 読 き、 次 い で 護 摩 の 種 類 と し て 二 十 種 を 暴 ぐ、 即 ち、 息 災、 増 釜、 降 伏、 増 壽、 鉤 召、 財 と 穀 の 増 大、 自 の 結 護、 他 に 守 護 な か ら し め る 事 山 他 を 障 碍 す る 事、 滅 罪、 縛、 殺、 調 伏、 執 着、 推 破、 敬 愛、 好 姿 を 得 る 事、 好 愛 の 姿 を 示 す 事、 室 行 等 の 法 で あ る。 そ れ に 樹 す 為 櫨(Thagkhu (6) Kunda=軍茶) の こ 十 種 が 読 か れ、 次 に 滅 罪 等 の 息 災 の (7) 護 摩 壇 曼 茶 羅 が 読 か れ て ゐ る。 此 れ は 不 室 課 の ﹁ 金 剛 頂 護 摩 軌 ﹂ 曼 茶 羅 の 根 擦 を な す も の で あ ら う。 次 に 二 十 種 護 摩 の 加 持 印 並 に 夫 々 の 新 願 に 封 す る 眞 言、 各 々 の 櫨 底 に 書 く べ き 文 字、 各 所 願 に 野 す る 護 摩 木 の 種 類 等 が 細 読 せ ら れ て ゐ る。 護 摩 の 事 業 は 叉 ﹁ 指 蹄 ﹂ 並 に ﹁ 都 部 陀 羅 尼 目 ﹂ に 読 か れ て ゐ る 歎 と は 異 つ て ゐ る も 大 罷 内 容 の 読 明 は 合 す る 檬 で あ る。 百 の 数 が つ く の は 満 籔 を 示 す も の で あ ら う。 経 中 に は ﹁ 二 十 ﹂ な る 籔 が 示 さ れ て ゐ る。 次 に 最 初 の 鍮 伽 と し て 阿 閣 梨 自 身 は 我 は 佛 な り と の 観 に 佳 し、 最 勝 の 事 業 と し て 一 切 佛 を 勧 請 し、 諸 持 金 剛 者 を 引 入 灌 頂 し、 次 に 自 身 を 嚴 浮 荘 嚴 し て 自 身 金 剛 薩 錘 な (8) り と 加 持 し て 曼 奈 羅 を 垂 く の で あ る。 之 は 八 支 に 分 つ て 読 か れ て ゐ る。 即 ち そ の 曼 奈 羅 は 後 に 具 文 を 出 す 如 く 四 角 四 門 に し て 四 鳥 居(Rta-baba. Torana) を 具 し て 美 は し く、 全 て の 方 隅 と 夫 女 の 門 廟 の 角 に 金 剛 と 寳 と を 校 飾 せ る 外 廓 を 書 き、 八 柱 を 以 て 飾 る。 先 づ そ の 中 に 一 大, 圓 輪 を 書 く、 そ の 中 に 大 五 輪 を 書 き、 叉 そ の 大 五 輪 の 中 に 各 々 中 五 輪 を、 又 そ の 一 一 の 中 五 輪 中 に 小 五 輪 を 書 き て 都 合 一 百 二 十 五 輪 を 書 く。 然 し て 各 大 輪 互 に 八 柱 あ り、 そ の 大 五 輪 は 申 央 よ り 東 方 に 出 で 右 に 園 緯 し て 佛、 金 剛、 寳、 蓮 華、 謁 磨 の 五 部 と し、 大 日、 阿 悶、 寳 生、 彌 陀、 不 察 成 就 の 五 佛 の 曼 茶 羅 と な す。 今 そ の 中、 中 央 の 大 輪 よ り 読 明 す れ ば、 中 輪 の 最 中 央 輪 た る 大 日 奪 に 屡 す る 周 園 の 鹸 の 四 輪 は 初 會 経 に 依 順 す る 通 常 金 剛 界 成 身 會 に 於

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て は 四 波 羅 蜜 が 書 か れ る 事 に な つ て ゐ る が、 當 曼 茶 羅 に 於 て は そ れ と 異 な り、 五 部 各 具 を 強 調 す る 密 意 と し て 中 大 日 尊 の 四 親 近 に は 薩、 王、 愛、 喜 の 阿 悶 佛 四 親 近 の 三 昧 耶 形 を 蚕 く、 以 下 各 部 大 輪 主 佛 の 四 親 近 は 各 部 の 四 種 昧 耶 形 を 以 て 書 か れ る。 此 れ に 綾 い て 四 佛 十 六 菩 薩 を 加 へ て 二 十 五 奪 と し、 そ の 中 五 輪 の 四 隅 に 小 四 輪 あ 珍 て 四 波 羅 蜜 と し、 次 に 大 輪 の 柱 の 側 に 四 内 供 を 安 じ て 一 大 輪 三 十 三 尊 と な る。 そ の 他 阿 閲、 寳 生、 彌 陀、 不 室 成 就 佛 を 主 と す る 葱 怒、 費、 蓮 華、 掲 磨 の 四 部 夫 々 互 に 渉 入 し て 三 十 三 奪 と な し て 合 計 一 百 六 十 五 尊 と な る。 そ れ に 大 (9) 五 輪 の 四 隅 に 東 南 隅 よ り、 金 剛 薩 錘 を 主 と す る 五 秘 密 の 曼 茶 羅、 綾 い て 飴 三 隅 に 蓮 華 く 南 西 隅 )、 寳 ( 西 北 隅 )、 業 ( 東 北 隅 ) 薩 錘 等 を 中 心 と づ る 夫 々 五 秘 密 曼 茶 羅 あ り、 次 に 門 護 と し て 東 門 よ り 火 天、 水 天、 地 天、 風 天 を 安 じ て 先 の 五 秘 密 等 の 四 曼 茶 羅 二 十 尊 と 四 門 護 を 加 へ て 総 計 一 百 八 十 九 尊 と な る。 次 に 外 廓 四 方 に 賢 劫 の 千 佛 を 書 か ん と し て、 各 方 夫 々 の 部 族 に 從 つ て 手 標 異 に し、 そ の 外 に 世 護 の 外 金 剛 部 並 に そ の 各 暦 屡 を 加 へ 術 外 廓 四 隅 に 外 四 供 を 書 い て 一 大 曼 茶 羅 と な る の で あ る。 而 し て そ の 各 部 の 主 尊 の 乗 物 は 佛 部 よ り、 獅 子、 象、 馬、 孔 雀、 金 翅 鳥 と (10) (11) な し て ゐ る。 此 の 読 明 は 略 出 経 や 五 部 心 観 等 の 乗 物 に 關 す る 読 明 を 解 決 し て 呉 れ る。 色 は 佛 部 よ り 白 ( 中 ) 青 黄 赤 (12) 緑 の 颪 別 を な す。 以 上 の 略 読 よ り 見 る も 経 に 明 記 の 如 く 一 百 八 十 九 尊 の 廣 大 曼 茶 羅 に し て 五 部 各 女 五 曼 茶 羅、 四 印 を 具 し て 互 に 渉 入 し、 恰 も 不 室 三 藏 の 云 は れ た る 如 く 帝 繹 網 の 珠 光 が 無 限 に 明 交 展 開 す る 如 く で あ る。 此 の 故 に 五 部 具 會 と 云 は れ る の で あ る。 ﹁ 都 成 三 十 七 尊 ﹂ は 四 門 護 を 各 部 共 通 と す れ ば 解 し 得 ら れ る。 而 し て 四 外 供 は 曼 (13) 茶 羅 の 内 輪 に は 加 へ ら れ て ゐ な い。 叉 各 尊 に は 一 々 一 字 の 心 眞 言 が 読 か れ、 然 ら ざ る 時 は そ の 部 族 の 総 一 字 心 眞 言 が 読 か れ て ゐ る。 次 に 叢 き 了 つ て、 外 の 供 養 並 に、 各 部 の 諸 奪 を 渤 請 し 一 百 八 名 の 讃 等 の 供 養 方 便 あ り、 次 に 阿 閣 梨 の 所 作 と し (14) て 弟 子 を 引 入、 灌 頂 前 の 三 昧 耶 戒 並 に 各 部 の 三 昧 耶 を 授 け、 弟 子 を 覆 面 し て 引 入、 投 華 得 佛 の 作 法 等 を 読 い て 此 の 品 を 絡 る。 金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 二 五

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金 酬 頂 纒 の 第 三 曾 に 就 い て 一 二 六 註(1) 嘗 纏(一五六b2-一五七a2) 等、 密 教 研 究 六 十 九 號、 ( 七 一 頁 ) ﹁ 西 藏 繹 底 哩 三 昧 耶 纒 に 就 い て ﹂ な る 拙 稿 参 照。 (2) 當 輕 ( 一 六 二a2-a7) (3) 大 正 藏 一 八 ・ 二 四 八 b、 ﹁ 四 種 敷 珠 者 ﹂ と 説 き 乍 ら 五 部 の 念 珠 を 説 く。 (4) 大 正 藏 一 八 ・ 二 八 一 c、 此 の 項 の 丈 の 全 て が 藏 丈 に 合 致 す。 (5) 當 経 ( 一 六 五a4-一 六 九b4) (6) 當 纒 ( 一 六 七a7-一 六 七b4) 此 の 曼 茶 羅 は 又 畳 密 の 恒 特 羅 義 入 (東 北 目 録 二 五 〇 一 番Hi 秩 八 七b6 以 下 ) に 電 説 明 が あ る。 (7) 大 正 藏 ( 一 八 ・ 九 一 六 c-九 一 七 b ) (8) 當 纏 ( 一 七 一b3-九 八 〇a3) (9) 當 輕 ( 一 七 七a7-一 七 七b4) 此 の 五 秘 密 曼 茶 羅 が 東 南 隅 に ﹁あ る、 事 は ﹁ 理 趣 繹 纒 ﹂ の 設 明 と よ く 合 す。 (10) 大 正 藏 ( 一 八 ・ 二 二七a-c) (11) 大 正 藏 圖 像 部 二 ・ 七 五-九 三 頁。 並 に 八 十 一 尊 曼 茶 羅 ( 石 山 版、 大 正 圖 像 一、 甥 紙 十 三 ・ 妙 法 院 版、 同 二、 周 紙 三 ) 参 照。(12) 當 輕 ( 一 七 八 が )。(13) 各 軍 に 各 墨 一 字 の 心 眞 言 あ る 事 は ﹁ 理 趣 羅 経 ﹂ の 説 明 と よ く 含 す。 (14) 當 輕 ( 一 八 四a1-a6) 此 の 各 部 の 三 昧 一耶 は 秘 密 相 纒 (大 正 藏 一 八 ・ 四 六 三 c ) 一 切 如 來 大 秘 密 未 曾 有 最 上 微 妙 大 曼 茶 羅 経 (大 正 一 八 ・ 五 五 三 c ) 並 に そ の 要 略 が 又 略 出 輕 (大 正 一 八 ・ 二 四 八 c ) に 説 か れ て ゐ る。 ( 一 八 六b1-一九 二b2) 第 三 担 特 羅 大 王 の 密 意 繹 と 各 つ く る 縷 ( 晶 ) 此 の 品 に は 先 づ 大 曼 茶 羅 諸 尊 の 印 の 論 明 あ り、 綾 い て 微 細 観 た る 廣 敏 胤 四 無 量 観、 次 い で 求 財、 持 明、 四 種 眼 等 (1) の 初 曾 に 読 く 如 き 各 部 族 に 屡 す る 多 種 の 域 就 法 を 読 く、 次 に 自 身 卿 三 界 な る 我 慢 法 を 読 明 し 最 後 に 二 根 交 會 の 大 秘 密 を 読 い て 終 る。 以 上 読 き 絡 つ て 此 の 軌 の 総 題 と し て ﹁ 一 切 教 ( 儀 軌 ) 集 恨 特 羅 大 王 ﹂ な る 名 を 掲 げ て ゐ る。 註(1) 各 種 威 就 法 は ﹁指 館 ﹂ の 各 読 成 就 法 に 相 當 す。 ( 二 ) 一 切 如 來 秘 密 因 陀 羅 軌 の 部 に 於 て は 左 の 如 く で あ る。 ( 一 九 二b2-二 一 六a4) 第 剛 漏 切 如 來 の 秘 密 経 帝 王 と 名 つ く る 纏 晶 先 づ 結 集 者 の 一 切 の 佛 菩 薩 に 封 す る 聾 敬 禮 あ り、 如 是 我 聞 並 に 読 塵 の 読 明 な く、 直 ち に 七 言 四 句 一 碩 の 偶 頚 を 以 て、 菩 薩 を 伴 へ る 三 世 の 如 來 に 又 叉 禮 拝 し て、 最 勝 希 有 の 明 の 但 特 羅 を 要 略 し て 繹 さ ん と し て 此 の 品 を 大 乗 現

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諮 と 名 づ け、 初 會 経 金 剛 界 大 曼 茶 羅 ( 成 身 會 ) を 幾 度 も 要 略 註 繹 し 修 行 に 便 な ら し め、 各 三 十 七 黛 に は そ の 梵 名 の 昔 繹 並 に 種 子 等 を 細 論 し、 後 曼 茶 羅 並 に 灌 頂 に 關 し て の 法 則 や 各 部 族 の 成 就 法 等 を 説 く。 即 ち 初 會 大 乗 現 讃 軌 の 註 繹 で あ る。 ( 二 山 六a5-二 三 六a7) 第 二 悶 切 如 來 め 経 秘 密 帝 王 幽 切 如 來 族 と 名 つ く る 繹 晶 此 の 品 は 前 品 に 綾 い て、 初 會 金 剛 界 晶 に 於 け る 三 昧 耶、 法、 謁 磨 の 三 曼 茶 羅 に 關 し て 再 読 註 繹 せ ら れ て 居 り 各 部 の 成 就 法 を も 読 く。 此 の 中 三 昧 耶 會、 掲 磨 會 の 諸 尊 は 衆 生 揚 化 の 爲 女 形 に 書 く べ き を 明 し、 二 根 交 會 を 読 明 し て ﹁ 自 の 身 と 佛 身 が 一 禮 と な る 事 が 二 根 交 會 な り ﹂ と し、 入 我 々 入 の 義 と し て 論 明 さ れ て ゐ る 事 は 注 意 す べ き で あ る。 後 分 呼 迦 羅(H=Um akra) の 観 修 法 を 読 い て 終 る。 ( 二 三 六a7-二 六 二b1) 第 三 降 三 世 と 名 つ く る 繹 晶 先 づ 須 彌 山 頂 に 於 て 金 剛 薩 錘 が 鰍 然 と 住 し 給 ふ 時、 諸 佛 が 雲 集 し て 金 剛 薩 錘 に 自 族 帥 ち 金 剛 族 出 生 の 曼 茶 羅 を 論 か ん 事 を 乞 ひ、 す ゝ む る に Om Vajrasaa uttih (庵 金 剛 薩 唾 よ、 時 な り、 起 て ) な る 眞 言 を 以 て す る。 こ の 懇 請 に よ り 金 剛 薩 錘 定 よ り 立 ち 曼 茶 羅 を 読 か ん と し 廣 く 諸 天 を 降 伏 し、 そ の 金 剛 薩 唾 と 諸 天 と の 酬 答 が 廣 く 読 か れ 並 に 各 諸 天 が 自 の 眞 言 を 読 く。 次 に 金 剛 部 族 葱 怒 の 大 曼 茶 羅 ( 成 身 會 ) を 読 き、 最 後 に 各 尊 の 愈 怒 名 並 に そ の 種 子 眞 言 等 を 読 く。 ( 二 六 二b1 -二 七 三b1) 第 四 金 剛 族 の 翼 實 最 勝 秘 縷 品 此 の 晶 は 前 晶 に 綾 い て 初 會 降 三 世 品 に 於 け る 念 怒 の 三 昧 耶 會、 微 細 會、 掲 磨 會 を 読 明 し 特 に 微 細(Suksma) の (1) 項 を 設 け て 微 細 観 を 詳 読 し て ゐ る。 次 に 護 摩 儀 軌 を 読 く。 (2) そ の 大 部 は 不 室 繹 の ﹁ 金 剛 頂 護 摩 軌 ﹂ の 初 分 に 相 當 す る 五 部 相 鷹 の 護 摩 の 種 類、 櫨、 支 木 等 を 読 き 綾 い て 一 切 教 集 軌 所 読 の 如 き 諸 所 願 に 封 す る 護 摩 法 則 を 詳 読 す。 次 に 曼 (3) 茶 羅 諸 奪 の 眞 言 に 績 い て 阿 類、 迦 類 を 最 後 に 附 し た 眞 言 を 読 き、 曼 茶 羅 に 關 す る 総 儀 軌 を 読 き て 終 る。 金 鰯 頂 纒 の 第 三 曾 に 就 い て 一 二 七

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金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 二 八 議(1) 當 輕 ( 二 六 八a7-二 六 九a2) (2) 大 正 藏 一 八 ・ 九 一 六a-b12 の 丈 が 藏 丈 に 合 す る。 先 の 護 摩 壇 曼 茶 羅 と 合 す れ ば 護 摩 軌 の 偶 頒 の 部 分 は 成 立 す る 事 に な る。 (3) 賞 纒 ( 二 七 一b7-二 七 二a3) 喩 伽 金 剛 頂 纒 繹 字 母 晶 は こ れ に ビ ン 塾 を 得 て 謬 さ れ た の で は あ る ま い か。 ( 二 七 三b1-二 八 四b4) 外 金 剛 郡 一 百 八 名 讃 一 切 佛 と 共 な る 世 尊 毘 盧 遮 那 が 再 び 外 金 剛 部 の 一 百 八 名 讃 を 読 き 外 金 剛 部 の 曼 茶 羅 の 論 明 に 及 ば ん と し て 中 断 な が ら 絡 つ て ゐ る。 如 是 き 一 切 如 來 秘 密 因 陀 羅 戦 の 内 容 は 又 不 室 の ﹁ 十 八 會 指 瞬 ﹂ に 記 す る 金 剛 頂 維 の 第 二 會 の 読 明 を 思 ぴ 起 さ す。 何 分 か 玉 る 断 片 的 な 読 明 の み で は 金 剛 頂 系 経 軌 に 通 じ て 読 か れ る 事 な れ ば 判 定 し 難 き も 大 艦 は 合 致 す る 檬 で あ る。 即 ち そ の 具 丈 は 次 の 如 く で あ る。 (1) 次 説 第 二 會。 名 一 切 如 來 秘 密 王 喩 伽。 於 色 究 寛 天 読。 具 四 大 晶。 廣 読 微 細 實 相 理。 及 廣 読 降 摩 醸 首 羅。 摩 酪 首 羅 天。 以 偶 與 金 剛 菩 薩 酬 答。 以 上 爾 勅 の 内 容 を 通 観 す る 事 に よ つ て 此 の 経 は 初 會 金 剛 頂 経 を 註 繹 し た る 繹 旭 特 羅 で あ り、 鍮 伽 修 行 に 當 つ て 必 要 と す る 儀 軌 法 則 一 切 を 集 め た も の で あ る 事 が 了 解 さ れ る。 故 に 彼 の 畳 密(Buddha-guhya) が 初 會 経 を 達 意 的 に 繹 し た る ﹁ 但 特 羅 義 入 ﹂ に は ﹁ 鍮 伽 一 切 恒 特 羅 の 密 意 決 定 繹 た る 金 剛 頂 ﹂ と し て 初 會 経 に 読 か ざ る 諸 法 則 は 此 の 経 に よ つ て 補 読 し て 居 り、 叉 後 分 の 一 切 如 來 秘 密 因 陀 羅 軌 中 よ り の 引 文 に も ﹁ 金 剛 頂 中 ﹂ な る 名 を 用 ひ て ゐ る。 か 玉 る 事 は 畳 密 依 用 の 本 も か 玉 る 艦 裁 の 経 で あ つ た 事 が 推 知 し 得 ら れ、 叉 経 結 集 者 の 結 集 方 針 た る 十 種 儀 軌 の 読 明 よ り す る も 明 ら か な 如 く、 爾 部 合 し て 一 経 を な す 事 を 知 る べ き で あ る。 然 る に 畳 密 と ほ 貸 同 時 代 生 存 の 不 室 三 藏 は 十 八 會 全 艦 よ り の 読 明 と し て そ の 成 立 史 的 見 地 よ り 此 の 維 を 爾 部 と し て 取 扱 つ た も の と 思 は れ る。 印 ち 前 者 が 第 三 會 に し て 後 者 が 第 二 會 を 指 す も の と 思 は れ る。 次 に 此 の 十 八 會 全 膿 の 金 剛 頂 経 な る 名 は 初 會 経 に 順 じ た も の で (3) な く、 弘 法 大 師 は ﹁ 金 剛 頂 経 解 題 ﹂ に 於 て 尊 唐 翻 云 金 剛、 苫 劇 瑚 翻 曇 頂 な る 語 を 當 ら れ て ゐ る が、 戯 嫡 は 本 來 入 物 の 頭 頂 を 指 ず も の で あ り、 事 物 と し て の 此 の 金 剛 の 頂 は

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尋 尋 双 確 運 で あ る と 思 は れ、 金 剛 頂 維 の 名 は 此 の 維 に 由 來 す る も の と 思 は れ る の で あ る。 こ の 事 は 漢 繹 中 ﹁ 金 剛 頂 ﹂ の 名 を 冠 す る 主 と し て 不 室 課 の 諸 経 と 相 關 蓮 す る 事 を 知 り 得 る で あ ら う。 註(1) 大 正 藏 一 八 ・ 二 八 六 a (2) 東 北 目 録 二 五 〇 一 番 (3) 大 正 藏 六 一 ・ 二 b 四 以 上 を 以 て 當 経 は 大 罷 ﹁ 指 麟 ﹂ 並 に ﹁ 陀 羅 尼 目 ﹂、 ﹁ 般 若 理 趣 縄 ﹂ の 読 明 と 合 致 す る 事 を 知 り 得 た の で あ る。 次 に 前 段 の 読 明 中 當 経 所 読 と 漢 課 諸 維 と の 相 鷹 す る 黙 を 墨 げ 注 意 し た る 事 に 就 い て 此 れ を 一 々 封 繹 誰 明 す る 事 は 繁 な る 故、 そ れ は 他 の 機 會 に 譲 る 事 と し、 最 も 吾 汝 に と つ て 緊 要 な る 五 相 成 身 観 と 大 曼 茶 羅 造 立 に 關 す る 二 項 を 封 課 並 (1) (2) に 拙 課 す る 事 に し よ う。 先 づ 五 相 成 身 観 は ﹁ 毘 盧 遮 那 三 (3) (4) (5) 摩 地 法 ﹂、 ﹁ 蓮 華 部 心 軌 ﹂、 ﹁ 掻 眞 實 経 ﹂ ﹁ 二 巷 教 王 経 ﹂ 等 の 丈 に 相 慮 す る が そ の 中 最 も よ く 相 當 す る 毘 盧 遮 那 三 摩 地 法 の 文 と 封 比 す る 事 に す る。 A 五 相 成 身 本 醗 行 者 次 鷹 修 阿 娑 頗 那 伽 三 昧。 端 身 正 座。 身 勿 動 揺。 舌 控 上 膠。 止 出 入 息。 令 其 微 細。 諦 観 諸 法 皆 由 自 心。 一 切 煩 悩 及 階 煩 悩。 薙 界 入 等。 皆 如 幻 焔 健 閣 婆 城。 如 旋 火 輪。 如 室 谷 響。 如 是 観 已 不 見 身 心。 佳 於 寂 滅 無 相 平 等。 以 爲 究 寛 眞 實 之 智。 爾 時 即 観 室 中。 無 撒 諸 佛 ﹃ 猫 如 大 地 満 申 胡 麻。 皆 箭 金 色 警。 弾 指 而 警。 作 是 告 言。 善 男 子 汝 所 謹 庭。 一 道 清 浮。 菩 提 樹 下 に 坐 し て 他 の な し 難 き 所 作 を 具 せ る 彼 は 叉 出 入 の 息 を 滅 し 思 な く 不 動 に 住 す。 全 身 を 動 揺 せ す し て 肢 分 を 動 ぜ す さ れ ば 行 者 は 不 動 に 長 く 住 せ り。 十 方 の 牟 尼 自 在 者 た る 諸 佛 は 存 念 し 給 ひ て 今 や 等 囎覚 の 時 に し て 苦 を 行 す べ き に 適 し か ら す。 此 の 故、 我 等 共 々 に 働 ま さ ん が 爲 に 行 か ん や と 恵 存 し 全 て 集 り て 密 集 出 現 し 給 ふ。 出 現 し 了 り て 一 切 の 牟 尼 者 は 金 剛 頂 輕 の 第 三 會 二に 就 い て 一 二 九

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金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い で 一 三 〇 未 謹 金 剛 鍮 伽 三 昧 薩 婆 若 智。 勿 爲 知 足。 鷹 満 足 普 賢。 成 最 正 畳。 行 者 聞 警 已 定 中 普 禮 足 唯 願 諸 如 來 示 我 所 行 塵 諸 佛 同 言 言 汝 鷹 観 自 心 既 聞 是 読 已 如 故 襯 自 心 久 佳 諦 観 察 不 見 自 心 相 復 想 禮 佛 足 最 勝 の 激 働 を な し 給 ふ。 (6) Qm Vajrautaa. と の ( 謡、 晦 塵 野、 蒸 録 曙、 盈 バ ) 明 究 に て 弾 指 警 畳 し た る を 以 て 菩 薩 は 全 身 を 起 し て 諸 方 を 普 ね く 見 る に 佛 の 海 會 を 見 た り。 行 者 は 諸 尊 主 を 禮 し て 教 勅 を 給 へ と 願 ぴ た る に 大 尊 主 一 切 の 佛 は 同 一 語 を 以 て 宣 は く 心 の 境 は い か 貸 に や 自 の 心 を 観 す べ し。 諸 佛 の 語 を 聞 き て 自 心 を 観 す る ま ゝ に 長 く 佳 し た る に 心 の 相 を 見 す、 さ れ ば 全 身 を 以 て 禮 し て 白 言 最 勝 奪 我 不 見 自 心 此 心 爲 何 相 諸 佛 威 告 言 心 相 難 測 量 授 與 心 眞 言 如 理 諦 襯 心 庵 質 多 鉢 羅 底 微 郡 迦 噛 彌 念 頃 便 見 心 圓 満 如 浮 月 復 作 是 思 惟 是 心 爲 何 物 煩 悩 習 種 子 善 悪 皆 由 心 心 爲 阿 頼 耶 修 浮 以 爲 因 請 問 す ら く、 世 尊 如 來 よ 噛 心 の 相 を 見 す、 然 れ ば 心 の 特 相 は 如 何 に そ の 時、 諸 佛 の 宣 は く 心 の 境 は 知 ゆ 難 し 汝 に 心 眞 言 を 授 く る が 故 に 微 細 の 念 講 を 行 ぜ よ。 Om oitta Prati-veda (謡、 蹄 皆 ウ に 灘 書 轡 斎 呼 ) 清 浮 な る 心 眞 言 を 受 け て 自 心 を 観 す る ま ゝ に 暫 く そ こ に 住 し た れ ば 月 輪 の 如 き も の を 見 た り。 そ の 時、 此 の 心 は 如 何 な る も の な り や 煩 悩 の 種 子 を 有 す る も の な り や 善 又 は 不 善 の 心 な り や 阿 頼 耶 の 種 子 を 有 す る 心 な の や、 と 法 の 順 因 を 悟 り て

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六 度 重 脅 故 彼 心 爲 大 心 藏 識 本 非 染 清 澤 無 暇 嶺 長 時 積 幅 智 喩 若 浮 満 月 無 盟 亦 無 事 即 読 亦 非 月 由 具 幅 智 故 自 心 如 満 月 踊 躍 心 敷 喜 復 白 諸 世 奪 我 已 見 自 心 六 波 羅 蜜 に 親 近 す る 心 は 藩 旧漂 な る 有 情 に し て 全 て 煩 悩 の 阿 頼 耶 に 非 す。 長 く 大 な る 幅 と 智 の 資 糧 を 積 み た る も の な り。 さ れ は 恰 も 脚棚 月 の 如 き と れ は 浩 い浮 忙 し て 濁 な し。 同 様 に 資 糧 圓 満 の 故 に 自 心 は 満 月 に 等 し、 さ れ ど 有 と 無 の 實 髄 な き が 故 に (7) 凡 そ 月 に 等 し き も の に 非 す 然 も 大 な る 幅 智 を 圓 満 せ る 月 に 等 し と 示 さ る。 よ く な さ れ た る 資 糧 を 具 せ る、 自 心 の 月 輪 を 見 了 り て 鰍 缶暑 を 生 じ て、 又 再 び 語 を 読 か く 奪 主 世 奪 よ、 我 は 清 浮 如 満 月 離 諸 煩 筏 垢 能 執 所 執 等 諸 佛 皆 告 言 汝 心 本 如 是 爲 客 塵 所 第 菩 提 心 爲 浮 汝 観 漂 月 輪 得 誰 菩 提 心 授 此 心 眞 言 密 諦 而 観 照 庵 菩 提 質 多 母 恒 蹟 郷 夜 彌 一 切 煩 悩 の 垢 を 嚴 浮 し て 所 執、 能 執 よ り 離 れ た る 自 心 の 月 輪 を 見 た り。 諸 佛 が 宣 は く (8) こ は 本 初 出 生 の 妙 心 な り。 先 づ 客 塵 諸 煩 悩 を 菩 提 心 に よ つ て 嚴 浮 し 一 切 の 事 よ り よ く 離 れ た る の 清 浮 の 此 の 心 眞 言 を 以 て 月 輪 の 申 央 に 菩 提 心 を 誼 せ よ。 om bodhioittau Pdaymi. ( 謁、 鋪 曽 雌 泌 ウ の 嫌 陣 轡 鈷 呼 ) 清 澤 の 心 眞 言 を 受 け て 心 の 中 央 を 観 察 す れ ば 月 輪 の 中 央 に 叉 (9) 第 二 の 月 輪 を 見 る。 諸 の 牟 尼 者 に 言 上 す ら く 第 二 の 月 輪 を 見 た り。 金 剛 頂 縫 の 第 三 會 に 就 い て 一 三 一

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金 剛 頂 纏 の 第 三 會 に 就 い て 繍 三 二 能 令 心 月 輪 圓 満 釜 明 顯 諸 佛 復 告 言 菩 提 爲 堅 固 善 佳 堅 固 故 復 授 心 眞 言 庵 底 蘇 姥 磨 折 羅 汝 於 浮 月 輪 観 五 智 金 剛 令 普 周 法 界 唯 一 大 金 剛 そ の 時 諸 佛 の 宣 は く 菩 提 心 の 自 性 を 堅 固 に せ よ。 堅 固 に な さ ん が 爲 に こ れ を よ く 修 す べ し ゅ 汝 に 心 眞 言 を 授 く べ し、 さ れ ば 諦 じ て こ れ を 竪 固 に な せ。 Om tistha vahra. (錫、 濤 て、 晦 詭 脚 ) 第 二 月 輪 の 中 央 に 住 す る 大 金 剛 を 思 惟 し つ 玉 暫 く 観 察 し た れ ば 甚 だ 堅 固 な る を 見 て 申 さ く、 諸 の 等 正 魔 者 よ 月 輪 の 中 央 に 金 剛 あ る を 見 る 第 二 月 輪 の 中 央 に 金 岡 あ る を 見 る。 そ の 時、 諸 佛 の 宣 は く 磨 當 知 自 身 即 爲 金 剛 界 庵 療 折 羅 恒 慶 句 含 自 身 爲 金 岡 堅 實 無 傾 壊 復 白 諸 佛 言 我 爲 金 剛 身 時 彼 諸 如 來 便 勅 行 者 言 観 身 爲 佛 形 復 授 此 眞 言 庵 曳 他 薩 婆 恒 他 藥 多 薩 但 他 含 以 誼 心 清 浮 一 切 諸 尊 の 大 金 剛 金 剛 界 を 生 起 す る 最 も 堅 固 な る こ れ を 云 ふ べ し。 Om vajratmako, ham. (爵、 我 は 畿 醒 の 自 性 な り ) 清 澤 な る 心 翼 言 を 受 け て 金 剛 身 を よ く 習 熟 す る 彼 は 堅 密 に し て 室 盧 な き 金 剛 身 を 得 て 申 さ く、 諸 の 等 正 畳 者 よ 我 自 身 金 剛 の 身 な る を 見 た り。 そ の 時、 諸 佛 の 宣 は く 佛 身 と 観 脅 す べ し。 Om yatha Sarvatahag (餅、 一 切 如 來 の あ が 紮 餅 鎌 答 蹄 a h a m. あ り ) 清 浮 な る 心 眞 言 を 受 け て

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自 見 身 爲 佛 衆 相 皆 圓 備 帥 謹 薩 婆 若 定 中 遍 禮 佛 願 加 持 堅 固 一 切 諸 佛 聞 金 剛 界 言 巳 盤 入 金 剛 中 便 読 金 剛 心 庵 薩 婆 但 他 棄 多 鼻 三 菩 提 浬 里 茶 磨 折 羅 底 念 姥 諸 佛 大 名 構 綾 読 是 明 巳 等 畳 金 剛 界 便 謹 眞 實 智 佛 身 と 敦 く 脅 熟 し た る が 故 に 一 切 相 の 最 勝 を 具 せ る 一 切 智 智 を 得 た り。 諸 佛 を よ く 禮 し て 申 さ く、 世 尊 如 來 よ、 尊 主 よ、 我 れ を 加 持 し て 我 れ の 菩 提 を 堅 固 な ら し め 給 へ。 大 名 構 の 諸 佛 は 金 剛 界 の 語 を 聞 き 了 つ て 諸 尊 は そ の 御 胸 に 入 り 金 剛 の 鍮 伽 を 宣 は く Om sarvatathaa bisambi (謁、 一 切 誉 暑 睡 囎 躍 の 蹟 圖 錯 が ゆ 塑 d rd h a vajrg tisha よ 儲 て ) (10) 大 名 構 の 諸 佛 が 大 明 究 を 諦 じ た れ ば 金 剛 界 は 甚 だ 堅 固 に し て 眞 實 智 を 現 に 正 畳 し た ゆ。 時 彼 諸 如 來 加 持 堅 固 已 還 從 金 剛 出 普 佳 於 虚 室 行 者 作 是 念 已 讃 金 剛 定 便 具 薩 婆 若 我 成 正 等 畳 そ の 時 諸 佛 は 金 剛 界 の 御 胸 よ り 出 で て 法 の 四 灌 頂 を 以 て そ の 時、 牟 尼 者 を 灌 頂 し た り。 以 上 の 封 繹 に よ り 爾 者 は よ く 相 慮 す る 事 が 知 ら れ る も 漢 課 は 課 出 に 當 つ て 略 さ れ た 所 あ り、 修 句 に 當 つ て 増 加 さ れ た 句 あ る を 知 る。 叉 第 二 月 輪 に 關 す る 読 明 を 見 な い の は 初 會 経 に 読 か ざ る 故 略 さ れ た 事 の 様 に 思 は れ る。 註(1) 此 の 五 相 翻 は 又 畳 密 の ﹁ 恒 特 羅 義 入 ﹂ に 引 く (Hi 秩 一 六a1 -一 八a1) (2) 大 正 藏 一 八 ・ 三 二 八 c 以 下 (3) 大 正 藏 一 八 ・ 三 〇 一 c 以 下 (4) 大 正 藏 一 八 ・ 二 七 三 c 以 下 金 剛 頂 継 一 の 第 三 會 に 就 い て 一 三 三

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金 剛 頂 輕 の 第 三 曾 に 就 い て 一 三 四 (5) 大 正 藏 一 八 ・ 三 一 三 b 以 下 (6) 此 の 警 畳 加 持 眞 言 は 略 出 輕 (大 正 一 八 ・ 二 三 七 a ) に 出 づ 但 しuta の 語 な し。 (7) 當 輕 に に 肯 定 のyin な る 竜 漢 課 諸 纏、 但 特 羅 義 入 共 に 否 定 な る 故min に 改 め 譲 め り。 (8) 本 有 の 菩 提 心 を 指 す。 (9) 修 生 得 謹 の 菩 提 心 な り、 此 の 事 恒 特 羅 義 入 に 繹 を 見 る。 (10) 纏 に はbandha と あ れ ど も 漢 謬 諸 輕 共 にtistha と あ り、 又 後 部 大 乗 現 謹 軌 に も か く あ る 敬 改 む 。 B 大 曼 茶 羅 本 説. 次 に 大 曼 茶 羅 の 紹 介 に 移 る 事 に す る。 即 ち、 曼 茶 羅 は 恰 も 圓 輪 の 如 く 書 け 金 剛 の 線 を よ く 引 き 次 に そ の 秘 密 の 各 部 族 を 大 輪 に よ く 成 就 せ よ。 大 曼 茶 羅 の 輪 を 次 第 の 如 く 繹 さ ん。 四 角 に し て 四 門 あ り 四 鳥 居 を 以 て 美 は し く な さ れ た る の 四 黙 を 正 し く 具 し 吊 糟 と 髭 と を 以 て よ く 飾 ち る。 一 切 諸 隅 と 門 山湘 の 隅 に 諸 の 金 剛 と 寳 を 以 て 校 飾 つ る 外 輪 ( 廓 ) を 豊 け。 1 中 央 輪 そ の 内 の 次 第 は 輪 の 如 く 書 け。 金 剛 の 髭 を 以 て 園 続 せ ら れ 八 柱 を 以 て 美 は し。 金 剛 柱 の 前 地 遜 は 五 輪 を、 以 て よ く 飾 ら る。 如 是 く 内 外 の 地 簸 の 夫 々 の 圓 輪 を よ く 開 け。 曼 茶 羅 の 中 央 に 五 圓 輪 を 書 き た る そ こ は 最 勝 の 八 柱 を 以 て 校 飾 さ れ 四 圓 輪 な り と 繹 さ る。 大 日 最 中 央 に 行 き て 大 法 執 王 た る 毘 盧 遮 那 大 遍 主 を 佛 身 と し て 建 立 せ よ。 佛 の 四 方 に 於 け る 諸 圓 輪 の 中 央 に 最 勝 の 四 種 三 昧 耶 を 又 次 第 の 如 く に 正 し く 書 け。 金 剛 薩 錘 大 王 は 前 面 ( 東 ) に 佳 す 金 剛 鉤 ( 王 ) は 右 方 ( 南 ) に 西 方 に 勝 魔 者 ( 愛 ) 佳 す。 金 剛 喜 ( 善 哉 ) 大 王 た る 大 法 執 具 力 者、 法 執 者 が 北 に 住 す、 而 し て 前 に 住 す る 者 は 金 剛 傲 慢 の 態 な り。 さ て そ の 秘 密 の 心 兇 に し て よ く 悟 ら し め る の 最 勝 一 切 苦 よ り よ く 解 脱 せ し む る 菩 提 心 を よ く 働 ま す も の はHum J ah H o Sa. 阿 閾 東 方 の 圓 輪 に 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て, そ の 圓 輪 の 中 央 に 不 動 ( 阿 闘 ) を 建 立 せ よ。 金 剛 力

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の 心 究 は 疑 惑 を 断 つ 前 方 便 あ り そ の 善 き 前 方 便 の 資 糧 を 持 ち て 一 切 の 罪 障 を よ く 推 破 す。Om

veha krama ho.

(庵、 金 剛 力 歩 よ 甫 ) シ ル シ 一 切 佛 の 大 秘 密 牟 尼 最 勝 丈 夫 不 動 は 象 の 印 に 佳 し て 寂 謙 の 印 を 執 持 す。 さ て 心 児 は 次 の 如 し Hum そ の 諸 方 一 切 隔庭 に 最 勝 諸 金 剛 の 建 立 せ ら る べ き は 一 切 諸 荘 嚴 を 以 つ て 校 飾 ぜ ら れ 愈 り て 顔 を 歪 め る 金 剛 薩 睡 大 王 金 剛 鉤 大 教 師 金 剛 愛 大 魔 金 剛 喜 大 紳 攣 者 な り。 金 剛 と 寳 と を 建 立 せ よ 金 剛 薩 錘 と 愛 と 縄 さ れ た り 法 金 剛 を 建 立 せ よ 金 剛 喜 と 縄 さ れ た り。 業 金 剛 を 執 持 せ よ。 鄭 ち 四 種 の 三 昧 耶 た る 韓 輪 主 を 建 立 せ よ 全 て は 佛 の 寳 冠 を 具 す。 韓 輪 王 と 灌 頂 せ ら れ た. る 金 剛 と 實 と 同 檬 に 業 並 に 雑 色 の 蓮 華 た る 大 喜 な り。 世 尊 毘 盧 遮 那 は 彼 の 最 勝 菩 提 ( B o dh y a g ry a= 智 拳 印 ) を 正 し く 執 持 す。 主 の 支 分 よ り 轄 攣 せ る 淺 絵 の も の た る 金 剛 薩 睡 等 を 建 立 せ よ。 そ の 時、 佛 部 族 は 安 置 し 了 る。 さ れ ば 金 剛 族 の 心 髄 は 印 と 心 究 と 繹 さ る。 金 剛 の 印 を 誰 く 執 持 せ よ。 Hum Jah Ho Sva J a 字 等 を 繹 し て Om 字 を 正 し く 建 立 せ よ。 菩 提 法 界 は A 字 に し て Sva 字 を よ く 韓 ぜ よ。 寳 生 金 剛 者 は 速 や か に 南 に 行 き て 寳 生 の 曼 茶 羅 を 書 く べ き な り 世 尊 は 最 勝 施 を 執 持 す。 そ の 一 切 諸 方 に 金 剛 の 審 盆 守 を 書 け 審 (の 光 と 橦 と 寳 歯 の 飾 り を 持 つ も の を。 さ て に 諸 衆 の 心 児 は O m Ah Tra Ha. 阿 彌 附 西 方 の 圓 輪 に 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て そ の 中 央 に 金 剛 法 た る 無 量 光 を 建 立 せ よ。 そ の 心 究 はHrih. そ の 諸 方 一 切 塵 に 金 剛 蓮 華 等 を 書 け 蓮 華 の 利 と 同 檬 に 因 並 に 語 は 印 た る 蓮 華 を 持 つ。 さ て 此 等 の 心 究

は Hirh Dam Mam Ram.

不 空 蔑 就 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て 北 の 圓 輪 の 中 央 に 金 剛 頂 経 の 第 三 會 に 就 い て 一 三 五

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金 剛 頂 纒 の 第 三 禽 鷺 に 就 い て 一 三 大 世 奪 不 室 成 就 は 佛 身 に 建 立 ぜ よ。 そ の 心 兇 は Kam そ の 一 切 諸 方 に 金 剛 業 等 を 書 け 一 切 護 と 大 夜 叉 と 業 の 拳 は 甚 だ 堅 閉 な る を。 さ て 此 等 の 心 児 は K am Ham Hum Vam 波 羅 蜜 中 央 の 二輪 四 隅 に 四 女 奪 を 正 し く 書 け 金 剛 と 寳 と 同 檬 に 業 並 に 蓮 華 女 尊 と 繹 さ る。 さ て 此 等 の 心 兄 は Om On Htiih A. で 切 の 王 た る 大 曼 茶 羅 申 第 一 部 の 中 央 輪 は 了 る。 申 央 輪 を 了 砂 て 一 切 印 を 盤 く 書 け 此 の 印 を 加 持 す べ く 金 剛 の 印 を 執 持 せ よ。 最 中 央 は 最 隙 咽菩 提 な り 士 黛 蒔 は 東 方 の 印 に し て 南 方 は 最 隔勝 施 な り 西 方 は 法 輪 を 執 る。 菩 提 の 施 無 畏 と て 不 塞 成 就 が よ く 執 持 す。 残 飴 の 菩 薩 の 印 は 各 部 の 手 標 を と る。 時 に 金 剛 薩 唾 等 を 垂 け。 一 切 曼 茶 羅 の 王 た る 大 曼 茶 羅 中 大 金 剛 輪 の 中 央 部 と 名 つ く る も の は 終 る。 2 東 方 輪 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て 東 方 の 大 圓 輪 に 大 金 剛 の 快 よ き 五 圓 輪 を 正 し く 叢 け。 大 金 剛 八 柱 あ り。 五 圓 輪 を 以 て よ く 飾 ら る 四 圓 輪 を 具 せ る 金 剛 の 輪 を 書 く 建 立 せ よ。 阿 閾 ウ ト パ ラ そ の 東 方 の 中 央 に 佛 身 を 正 し く 書 け 青 蓮 は 大 青 光 を 具 し 念 り て 顔 を 歪 め る 怒 威 者 は 焔 覧 を 以 て 覆 は れTirintiri 金 剛 を 執 り 金 剛 念 怒 の 見 を 持 し 一 切 の 暴 悪 者 を よ く 調 伏 す。 佛 の 前 に 於 け る 執 金 剛 を 焔 の 中 央 に 建 立 せ よ 同 様 に 焔 中 に 蓮 華 と 同 檬 に 寳 と 種 汝 の 相 あ る も の を。 噂 迦 羅 そ の 東 の 大 輪 の 東 方 に 行 つ て そ の 圓 輪 の 中 央 に 金 剛 噂 迦 羅 を 正 し く 書 け 四 面 に し て 八 腎 あ り 八 印 を 盤 く 持 す 爾 牙 は 少 し く 露 出 し 葱 り て 顔 を 歪 む。 鉤 と 金 剛 と 鐘 と 並 に 索 は 四 印 と 読 か る 矢 と 弓 を 爾 手 に 執 り 二 手 は 咋 字 を 以 て 縛 す。 彼 は 左 足 を 以 て 大 自 在 天 を 墜 し 右 を 以 て 烏 摩 妃 の 乳 房 の 間 を 璽 す。 さ れ ば 左 を 伸 し て よ く 佳 す 婚 壼 を 以 て 覆 は れ 光 を 具 し 身 色 極 青 黒 に し て 一 切 佛 を 畏 怖 せ し む。 そ の

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諸 方 一 切 庭 に 金 剛 忽 怒 を 建 立 せ よ 一 切 急 怒 の 婚 を 以 て 覆 は れ 爾 牙 は 少 し く 露 出 す。 念 怒 薩 錘 念 怒 金 剛 同 様 に 念 怒 愛 な り 念 怒 喜 威 怒 者 に し て 中 央 の 圓 輪 を 園 続 す べ し。 毘 倶 紙 金 剛 者 は 速 や か に 行 ま て 葱 怒 王 の 右 方 に 葱 怒 の 大 我 性 に よ つ て 園 続 さ れ る 中 央 に 念 怒 毘 倶 豚 ( Bhrkuti) あ り。 そ の 一 切 諸 方 に 念 怒 金 剛 の 灌 頂 を 具 せ る 全 て を 書 き 正 し く 建 立 せ よ。 毘 倶 賑 の 最 勝 曼 茶 羅 な り。 即 ち そ の 一 切 諸 方 に 急 怒 の 寳 を 建 立 せ よ。 念 怒 の 簸 あ る 日 と 撞 と 愈 怒 の 笑 を 強 く 出 す も の と な り。 金 剛 軍 最 上 圓 輪 の 第 三 に 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て 愈 怒 の 大 我 性 に よ つ て 園 続 さ れ る 金 剛 軍 (vajra-sa na) を 正 し く 書 け。 そ の 諸 方 一 切 麗 に 念 怒 の 蓮 華 を 建 立 せ よ 法 と 利 と 同 檬 に 因 並 に 念 怒 笑 ( 語 ) 大 紳 攣 者 を。 金 剛 遍 入 金 臨 者 は 速 や か に 行 き て 大 最 勝 掲 磨 族 と し て 錫 磨 部 王 大 我 性 金 剛 遍 入 を 正 し く 書 け。 そ の 一 切 諸 方 に 念 怒 の 業 等 を 書 け 謁 磨 の 夜 叉 と 羅 刹 と 縛 の 大 紳 攣 た る 拳 を。 五 圓 輪 を 普 ね く 書 く べ き そ は 金 剛 族 と 羅 さ る 大 中 の 大 圓 輪 別 と 名 つ く 秘 密 瞬興 實 聚 の 主 な り 次 に 全 て の 心 究 は 一 切 金 剛 族 の 快 よ き 此 の 畔 字 を 諦 ぜ よ。 威 怒 者 は 詞 詞 件 と 唱 へ よ。 呼 咋 と 唱 ふ る は 可 怖 畏(Bairava) な 砂。 此 の 曼 茶 羅 王 は 金 剛 秘 密 の 善 集 會 と 名 つ く。 波 羅 蜜 圓 輪 の 諸 隅 に 四 女 奪 を 正 し く 書 け 葱 怒 の 薩 錘 女 と 寳 と 蓮 華 と 業 と 知 れ。 普 ね く 諸 隅 に 印 を 持 て る 此 等 を 執 持 せ よ。 一 切 曼 茶 羅 の 王 中 第 二 部 を 了 る。 東 方 部 の 曼 茶 羅 も 叉 了 る。 内 凌 中 央 の 圓 輪 の 柱 の 外 輪 ( 廓 ) に 嬉 と 覧 と 同 様 に 歌 並 に 舞 の 印 を 俘 ふ 尊 を 書 け。 即 ち 東 の 金 剛 族 に 於 け る 外 の 地 旺 と 同 様 に 日 光 を 輝 す 如 き 四 を 金 剛 女 尊 の と し て よ く 執 持 せ よ。 金 剛 曼 茶 羅 の 鍮 伽 を 出 生 す る 件 字 を よ く 建 立 せ よ 金 剛 頂 経 の 第 三 會 に 就 い て 一 三 七

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金 岡 頂 纒 の 第 三 會 に 就 い て 一 三 八 同 檬 に 佛 部 族 の 王 此 の、 陣 を 講 ぜ よ。 自 ( 中 尊 ) の 印 の 支 分 よ り 韓 攣 す る 鯨 の 金 剛 の 印 を 謎 く 執 持 せ よ 一 切 印 と よ く 相 鷹 す る が 故 に 此 等 は 秘 中 の 競 と 繹 さ る。 一 切 曼 茶 羅 の 王 た る 大 曼 茶 羅 最 勝 秘 密 と 名 つ く る 中 大 金 剛 族 と 名 つ く る も の は 終 る。 3 南 方 輪 寳 生 南 の 審 只 部 の 圓 輪 に 金 剛 二者 は 速 や か に 叉 行 き て 司 そ こ に 圓 輪 具 足 の 五 輪 を 建 立 ぜ よ。 そ の 圓 輪 に 佛 身 を 建 立 せ よ。 大 寳 生 は 馬 に 乗 け 佛 形 に し て 日 輪 の 如 く 輝 け る 如 來 な の。 焔 覧 を 以 て 覆 は れ る の 身 は 光 線 の 霧 を 以 つ て 四 方 に 遍 瀟 す。 最 勝 の 寳 竃 を 執 持 し 一 切 の 荘 嚴 に よ り 飾 ら る。 歯 髭 大 笑 し て 歯 髭 の 印 を 其 し 母 指 の 頂 に 瞳 を 執 る。 日 輪 の 中 央 に 於 け る 大 正 畳 者 月 輪 の 如 き 甘 露 の 身 大 輻 者 寳 金 剛 な る 日 金 剛 の 最 縢 族 な り。 そ の 諸 方 一 切 麗 に 寳 薩 唾 と 蓮 華 と 同 檬 に 金 剛 と 雌果 な り。 一 切 の 諸 荘 嚴 に よ つ て 校 飾 さ れ 韓 輪 王 と し て よ く 荘 嚴 さ る。 大 寳 族 よ り 出 生 す る 寳 珠 の 金 剛 日 輪 を 執 持 す そ の 心 究 はTram 大 牽 尼 南 の 東 の 圓 輪 に 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て そ の 中 央 に 大 薩 唾 摩 尼 の 大 光 を 正 し く 蚕 け。 一 切 の 荘 嚴 に よ つ て 校 飾 さ れ 佛 金 剛 の 灌 頂 を 具 す。 そ の 一 切 諸 方 に 寳 を 同 檬 に 正 し く 書 け。 寳 薩 睡 と 同 檬 に 愛 と 王 と 喜 の 大 紳 攣 を 金 剛 と 寳 等 の 印 を 自 の 印 の 手 標 と す。 寳 金 圃 金 剛 者 は 又 速 や か に 行 き て 南 の 地 遜 の 座 に あ り て 豊 口 き 大 寳 族 と し て 費 の 金 剛 を よ く 垂 け。 四 寳 の 灌 頂 を 具 し 佛 頂 を 執 持 す る の 最 勝 に し て 一 切 の 荘 嚴 に よ つ て 校 飾 せ ら れ 蜜 嚢 の 灌 頂 を 具 す。 そ の 一 切 諸 方 に 四 薩 唾 を 正 し く 書 け 審 八と 王 と 傭 隅 と 笑 の 大 審 鍬王 と な り。 世 自 在 金 剛 者 は 叉 速 や か に 行 き て 西 の 金 剛 圓 輪 に 實 蓮 華 大 我 性 が 寳 鷺 の 灌 頂 を 具 し 寳 蓮 華 の 最 臨勝 を 執 ・り 佛 の 審 以冠 あ る を 書 け。 大 薩 唾 は 審 以寂

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静 を よ く 執 持 し 媚 眼 愛 染 の 佛 眼 あ り 衆 生 を 調 伏 す べ く 衡 す 蓮 華 執 大 王 世 自 在 無 量 壽 な り。 そ の 一 切 諸 方 に 寳 蓮 華 を 正 し く 書 け 實 蓮 華 と 同 檬 に 利 と 同 様 に 因 と 語 を 執 持 す る も の を。 不 空 成 就 金 剛 者 は 速 や か に 叉 行 き て 北 方 の 圓 輪 に 大 寳 の 業 王 た る 大 我 性 を 正 し く 書 け。 世 尊 牟 尼 自 在 者 た る 不 室 成 就 は 一 切 事 業 を 執 持 す る 佛 紳 攣 の 金 剛 業 に し て 王 の 庫 藏 を 司 ど る 韓 二輪 王 の 最 妙 主 な り。 佛 寳 冠 の 四 種 事 業 を 具 し 一 切 諸 嚴 に よ つ て 肢 分 を よ く 飾 ら れ 謁 磨 の 妙 寳 に て 廣 嚴 せ ら る 大 寳 曼 茶 羅 の 最 勝 者 た り。 そ の 一 切 諸 方 に 寳 の 業 を 正 し く 書 け 業 の 羅 刹 と 夜 叉 と そ の 縛 の 拳 を 執 持 す。 そ の 全 て の 心 究 はTram 大 寳 族 の 鍮 伽 二者 はTtam 壱 字 を 講 ぜ よ 適 當 に 自 身 の 印 た る 手 標 を 正 し く 書 け。 一 切 曼 茶 羅 の 王 た る 大 曼 茶 羅 中 第 三 支 を 了 る。 南 方 部 の 曼 茶 羅 も 叉 了 る。 波 羅 蜜 そ の 四 隅 に 四 女 奪 を 正 し く 書 け 外 輪 の 前 よ り 四 女 尊 を 正 し く 書 け。 薩 錘 女 と 寳 と 同 様 に 法 並 に 業 女 を 圓 輪 に 内 調 嬉 と 量 と 同 様 に 歌 並 に 舞 の 甚 だ 媚 よ き 姿 に 善 き 大 寳 族 は 寳 印 に よ つ て 普 ね く 遍 満 さ れ 最 勝 手 の 自 の 印 に よ つ て 標 幟 さ る。 光 髭 を 以 て 覆 は れ 光 を 具 し 寳 金 剛 を 以 て 灌 頂 さ れ 夫 々 の 印 を 執 持 す。 種 々 な る 寳 の 武 審 を 把 の 寳 よ り 出 生 せ る 寳 印 を 具 す。 寳 の 自 性 あ る 館 に 佳 し 香 と 寳 花 を 俘 ひ 大 最 勝 寳 に 佳 し て 身 に 寳 衣 を 着 る。 一 切 曼 茶 羅 の 王 た る 大 曼 茶 羅 の 秘 中 の 秘 と 名 づ け ら れ る 申 大 寳 族 と 名 づ け ら れ る も の は 終 る。 4 西 方 輪 阿 彌 陀 金 剛 者 は 叉 速 や か に 行 き て 西 の 蓮 華 曼 茶 羅 た 善 き 大 建 華 族 を 大 欝 喜 を 以 つ て 正 し く 叢 け。 そ の 西 の 曼 茶 羅 に 五 輪 を 正 し く 書 け 最 中 央 輪 に 佛 身 を 建 立 せ よ。 八 辮 の 善 き 蓮 華 あ り 八 辮 は 決 適 に し て 堅 固 法 界 の 鍮 伽 あ り 蓮 華 金 剛 頂 纒 の 第 三 曾 に 就 い て 一 三 九

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金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 四 〇 の 髭 を 以 て 美 は し。 そ の 申 央 に 於 け る 大 王 は 雑 色 の 姿 あ り、 最 勝 の 自 性 あ る 佛 に し て 慧 と 方 便 を 具 し 法 輪 を よ く 執 持 す。 彼 の 唯 一 者 の 蓮 華 に 佳 し そ の 圓 輪 に 依 佳 せ る 蓮 華 の 四 薩 淫 を 書 け 韓 輪 王 無 畏 者 な ゆ。 一 切 の 薙 嚴 を 以 て 校 飾 さ れ 佛 蓮 華 の 灌 頂 を 具 せ る 蓮 華 の 金 剛 等 を 書 け 蓮 華 薩 唾 無 畏 者 な り。 全 て は 又 佛 の 寳 冠 を 具 し 法 髭 を 以 て 灌 頂 さ れ る が 故 に 蓮 華 あ 手 標 な る 武 器 を 持 ち 佛 紳 攣 の 遊 戯 を な す。 蓮 華 薩 錘 と 同 様 に 王 並 に 大 理 趣 な る 蜜 と 法 の 最 勝 四 種 三 昧 耶 を 次 第 の 如 く に 正 し く 書 け。 難 色 輪 西 の 東 の 圓 輪 に 又 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て そ の 中 央 に 大 王 な る 雑 色 輪 を 建 立 す べ し。 法 の 本 質 に よ く 佳 し 八 辮 の 蓮 華 に 依 止 せ る 蓮 華 の 蘂 の 中 央 に 雑 色 の 姿 あ る も の を 建 立 せ よ。 一 切 の 蕪 嚴 に よ つ て 校 飾 さ れ 善 き 姿 な る 御 躰 な り 五 佛 の 灌 頂 を 具 し 三 眼 八 鞍 な り 頂 髪 に 梵、 額 に 因 陀 羅 眉 間 に 花 の 武 器(Me-tog-mtsbon cha) 眼 に 日 月 を 建 立 せ よ。 婁 宿 童 子(Ascin) は 耳 に 毘 紐 は 鼻 頂 に 牙 に 大 黒 膝 舌 に 辮 才 天 女 あ り て 言 言 に 大 聲 女 ク ム ダ 華 と 蓮 華 翼 は 口 と 爾 頬 に 佳 す。 佛 眼 に 般 若 波 羅 蜜 牛 顔 に 化 成 者(Nirmtaa) 右 肩 に 獅 子 あ り て 左 に 猪 が 正 し く 佳 す。 鼻 の 爾 孔 に 二 月 悩 者(Rqya tsho-ne-bat-gdu-ba) 難 陀、 郎 波 畜 難 陀 は 貼管 二に 腹 に 娑 加 羅(Rqya-mtho) が 佳 す。 大 腿 に 大 讐 者 シ ル シ が 佳 し 聖 天 は 讐 に 大 天 と 大 自 在 は 徴 の 上 の 門 に 佳 す。 卍 は 胸 に 佳 す そ の 飴 麗 に 吉 祥 大 天 女 下 の 口 の 門 ( 肛 門 ) に 夜 摩 大 王 が 依 佳 し 突 伽 と 大 漁 婆 が 膝 に 正 し く 佳 す。 足 の 十 指 に 十 諸 母 が 普 ね く 住 す。 荒 神(Rudra) は 腰 に 佳 し 水 天 女 は 背 に 佳 す。 春 と 晩 春 と 夏 並 に 秋 と 冬 と 最 冬 を 司 る 天 は 右 と 右 な り 即 ち 爾 足 に 正 し く 佳 す。 足 下 の 千 輻 輪 に 荒 紳 の 集 り た る 阿 修 羅 天 主 ( 縛 者 ) と 羅 喉 と 毘 摩 羅 質 多 と 毘 盧 遮 那 と の 諸 阿 修 羅 天 が 普 ね く 佳 す。 十 手 の 掌 に

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十 波 羅 蜜 等 が 佳 し 現 に 執 あ る 春 等 た る 大 天 等 の 此 等 を 書 け 四 面 八 瞥 に し て 各 面 三 眼 の も の 善 唐 衣 と 姿 を 具 し 如 是 き の 自 性 あ る 牟 尼 者 を 建 立 せ よ。 そ の 四 方 に 蓮 華 薩 垂 を 正 し く 書 け。 蓮 華 薩 錘 と 鉤 と 矢 と 蓮 華 を よ く 施 す も の を。 蓮 華 寳 西 の 南 方 に よ く 叉 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て そ の 串 央 に 大 薩 唾 蓮 華 の 智 を 正 し く 叢 け 十 二 面 を 具 し 十 二 手 を 具 せ る 最 勝 者 な り。 寳 蓮 華 忙 正 し く 佳 す、 寳 の 事 業 を 出 生 す る も の と 認 め ら る。 そ の 四 方 に 蓮 華 の 寳 網 等 を 書 け 念 怒 の 簸 あ る 日 と 橦 と 同 檬 に 十 一 面 の も の を。 無 量 光 西 方 の 倒 輪 に 叉 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て そ の 中 央 に 大 薩 睡 無 量 光 を 建 立 せ よ。 大 蓮 華 を よ く 與 へ る 者 に し て 蓮 華 舞 自 在 の 主 な り 千 眼 千 手 を 具 し 一 切 の 印 た る 武 器 を 握 る。 善 き 十 二 面 あ り て 蓮 華 の 天 女 を 正 し く 具 す。 十 波 羅 蜜 を 具 し て 聚 會 の 中 央 に 遊 戯 す。 そ の 四 方 に 蓮 華 薩 窟 を 正 し く 書 け 多 羅 と 童 形 の 勢 至 と 青 頸 と 梵 天 の 色 よ り 出 生 せ る 者 と な り。 蓮 華 業 西 の 北 の 部 に 叉 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て そ の 中 央 に 大 薩 錘 蓮 華 等 を 誰 け。 六 面 十 二 讐 に し て 印 た る 武 器 を 執 る 大 最 勝 者 種 汝 な る も の を よ く 與 へ る 蓮 華 の 業 を 正 し く 書 け。 そ の 四 方 に 蓮 華 舞 の 自 在 王 は 圓 輪 の 前 に 住 し 蓮 華 の 羅 刹 と 夜 叉 と 蓮 華 拳 を 正 し く 書 け。 師 ち 右 と 左 と 後 と 前 の 圓 輪 な り。 そ の 心 児 は H a 佛 の 心 究 はHruh に し て 一 切 の 心 発 な り。 一 切 曼 茶 羅 の 王 た る 大 曼 茶 羅 秘 中 の 秘 と 名 つ く る も の 瓦 中 第 四 支 は 了 る。 波 羅 蜜 蓮 華 族 諸 聚 の 曼 茶 羅 を 叢 く 終 つ て そ の 輪 の 四 隅 に 女 奪 の 四 を 正 し く 書 け。 蓮 華 薩 錘 と 寳 と 業 と 法 女 を 正 し く 書 け。 内 供 次 に 嬉 と 霞 と 同 檬 に 歌 と 並 に 舞 女 を 正 し く 書 け。 一 切 曼 茶 羅 の 王 た る 大 曼 茶 羅 中 大 蓮 華 族 と 名 つ く る も の は 終 る。 金 剛 頂 経 の 第 三 會 に 就 い て 一 四 一

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金 剛 頂 輕 の 第 三 曾 挺 一就 い て 一 四 二 5 北 方 輪 羯 磨 北 の 掲 磨 の 曼 茶 羅 に 叉 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て そ の 曼 茶 維 王 二 十 五 輪 を 建 立 せ よ。 そ の 申 央 に 大 畑拘 磨 た る 佛 身 を 建 立 せ よ。 法 執 の 大 王 が 金 翅 鳥 の 坐 に 住 す。 そ の 四 方 に 掲 磨 の 印 を 正 し く 書 け。 業 の 薩 唾 と 寳 と 同 様 に 業 と 法 な ゆ。 阿 論 金 隙 者 は 速 や か に 行 き て 北 の 東 の 圓 輪 に 大 不 動 佛 の 業 の 金 剛 を 建 立 せ よ。 そ の 供 養 の 武 器 を 執 砂 そ の 印 を 伴 ふ 者 は 善 く 善 き 大 謁 磨 を 執 持 す る 者 佛 の 事 業 を 正 し く 具 す。 そ の 四 方 に 菜 の 薩 唾 を 正 し く 書 け。 薩 唾 と 大 一変 王 と 喜 と 同 様 に 業 を 。 業 費 金 岡 者 は 速 や か に 叉. 行 き て 北 の 南 の 部 に 寳 人 三 摩 地 王 た る 業 の 實 を 正 し く 書 け。 寳 雨 を よ く 降 し て 一 切 の 苦 を よ く 推 破 す。 そ の 四 方 に 業 の 費 を 正 し く 書 け。 光 と 撞 ど 業 の 笑 薩 錘 な り よ く 浮 治 さ れ た る 善 き 業 の 寳 に し て 寳 の 曼 茶 羅 を 正 し く 具 す 。 業 蓮 叉 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て 北 の 西 の 部 に 業 の 蓮 華 の 大 薩 唾 を 圓 輪 の 中 央 に 正 し く 書 け。 そ の 四 方 に 業 の 蓮 華 等 を 正 し く 書 け。 蓮 華 の 利 と 同 檬 に 因 と 同 様 に 業 の 語 な り 。 隅 磨 王 金 剛 者 は 叉 速 や か に 行 き て 北 の 北 方 圓 輪 に 大 掲 磨 を 執 持 す る 具 力 者 業 王 を 正 し く 書 け。 そ の 四 方 に 業 の 薩 錘 を 建 立 せ よ。 業 の 羅 刹 と 夜 叉 ど 同 様 に 縛 の 拳 な り 〇 そ の 心 究 は Ah 佛 の 心 究 は Ah に し て 一 切 の 心 兜 な り 〇 一 切 曼 茶 羅 王 た る 大 輪 曼 茶 羅 秘 中 の 秘 と 名 つ く る も の 玉 申 第 五 支 は 了 る。 北 の 部 の 曼 茶 羅 も 叉 了 る 〇 波 羅 蜜 北 に 於 け る 曼 茶 羅 を 書 き 了 り 掲 磨 の 曼 茶 羅 を 圓 瀟 し て そ の 輪 の 四 隅 に 四 女 奪 を 建 立 せ よ。 内 供 前 の 四 藝 二 昧 耶 と 共 に 全 て 三 十 三 な り 。 中 央 と 名 つ く る も 三 十 三 東 方 に は 三 十 三 同 檬 に 西 方 部 も な り。 北 と 南 も 叉 同 檬 な り 〇 一 切 曼 茶 羅 の 王 た る 大 曼 茶 羅 秘 中 の 秘 中 謁 磨 族 と 名

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づ け ら ら る も の は 終 る。 曼 茶 羅 の 一 切 輪 も 叉 終 る。 百 六 十 五 奪 な り。 6 四 方 隅 次 に 最 勝 曼 茶 羅 輪 解 脱 自 性 大 城 た る 大 輪 の 四 隅 に 四 圓 輪 を 書 け。 金 剛 部 五 泌 密 大 鍮 伽 輪 の 東 南 に 月 姿 ( 輪 ) を 建 立 せ よ。 月 輪 の 中 央 に 金 剛 薩 唾 を 建 立 せ よ。 微 笑 み て 月 色 を 具 し 種 々 な る 赤 光 に 輝 き 薩 錘 の 鑑 蹴 に 正 し く 佳 す 金 剛 を 傲 慢 の 相 に 持 す の 最 勝 者 な り。 右 手 金 剛 を 持 ち 同 様 に 左 手 に 鈴 を 執 る。 等 入 の 大 薩 煙 は 一 切 有 惰 の 利 を 思 念 す。 同 一 蓮 華 に 正 し く 佳 し 同 一 の 光 輪 に 依 止 す る 四 妃 を 正 し く 書 け 五 秘 密 と 正 し く 読 か る。 第 一 と 第 扁 一は 右 方 に 正 し く 住 す。 第 三 と 第 四 は 左 方 に よ く 住 す。 金 剛 鰻(Kelikila) 妃 は 膝 を 抱 く 自 の 明 妃 に し て そ の 脇 に 頭 を 韓 じ 微 笑 み て 普 ね く 見 る 世 尊 の 手 を と る 者 マ カ ラ 魚 の 撞 を 立 て る 者 そ の 脇 に 笑 ひ つ 玉 傲 慢 に な す 衆 生 の 主 母 等 に し て 金 剛 隅 と 同 檬 に 不 塞 喜 ( 愛 ) と 金 剛 欲 自 在 妃 と 威 光 喜 の 金 剛 妃 な り。 蓮 華 部 五 秘 密 西 南 の 隅 に 金 剛 者 は 叉 速 や か に 行 き て そ の 圓 輪 の 中 央 に 大 蓮 華 を 建 立 せ よ。 蓮 華 曼 茶 羅 の 中 央 に 蓮 華 の 薩 錘 を 建 立 せ よ。 四 面 八 讐 に し て 圓 光 輪 を 具 せ る 同 一 の 蓮 華 に 正 し く 佳 し 同 一 の 光 輪 に 依 止 し て 大 蓮 華 族 よ り 出 生 せ る 四 妃 を 正 し く 書 け。 全 て 秘 密 の 妃 な り 次 に 名 を よ く 羅 す べ し 金 剛 吉 群 と 金 剛 白 衣 と 金 剛 解 腕 母 ど 持 金 剛 女 な り。 費 部 五 秘 密 又 金 剛 者 は 速 や か に 行 き て 西 北 隅 の 曼 茶 羅 と し て 虚 室 の 圓 輪 を 書 き て 金 剛 の 日 輪 を 正 し く 具 し 日 輪 の 中 央 に 寳 薩 錘 を 建 立 せ よ。 赤 青 の 光 を 以 て 覆 は れ 一 切 薙 嚴 に よ り 飾 ら る。 同 一 の 蓮 華 に 正 し く 坐 し 同 一 の 光 輪 に 依 佳 し て 大 寳 族 よ り 出 生 せ る 四 妃 を 正 し く 書 け。 虚 塞 よ り 出 生 せ る 盧 塞 金 剛 と 虚 室 の 色 あ る 衆 生 の 主 と 寳 橦 を 持 す る 大 妃 と 費 族 の 美 は し き 妃 な り。 金 剛 頂 輕 の 第 三 會 に 就 い て 一 四 三

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