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平成22年度の選択制臨床実習の海外コースの報告

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Academic year: 2021

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富山大学医学部医学科6年生は5月から8週間の選択制臨床実習を行っている。多くの学生は基礎系講座 で基礎実習,あるいは附属病院または県内の関連病院で臨床系診療科の臨床実習を行っている。その中で,

毎年数名の学生は海外の病院での臨床実習にチャレンジしてきた。平成22年度は下記の4名の6年生が海外 で臨床実習を実施してきた。

英国(ペニンシュラ医科歯科大学 Exeter 校):轡田志穂さん カナダ(McGill 大学附属 Jewish General Hospital):塚原珠里さん マレーシア(マラ工科大学):渋谷純輝君,生田武蔵君

昨年度末,マレーシアの Samy 先生がマラ工科大学から別の大学へ移動されたので,当初は実習が実現す るのかと心配した。しかし,Samy 先生は他の教官へきちんと引き継ぎをし,結果的に問題なくマレーシア の実習が終了した。毎年,富山大学の学生の臨床実習の受け入れてくださる Samy 先生には,本当に感謝し ている。現在,Samy 先生はサウジアラビアの King Saud University の Medical Education と Curriculum Development Unit の教授職に就いている。今後,サウジアラビアでの研修でも受け入れるそうである。

海外での臨床実習は実習先が決まるまでに時 間と手間がかかり大変である。英国の場合は,

東京で選抜試験を受けなければならない。ま た,カナダは行きたい大学を自分で HP から探 すことになる。マレーシアは,Samy 先生を通 して交渉できるので難しくはない。しかし,出 発までには書類の提出や渡航準備,さらに英語 での勉強の準備等と通常の実習以外にやらねば ならないことが多い。それだけ準備が大変で あったにもかかわらず,実習を終えて帰ってき た学生はほぼ全員が海外で経験ができて良かっ たと言う。やはり,大変でもやりたいことを実 現できたという達成感と充実感がそう言わせる のであろう。

さて,6年生が苦労してきた経験を是非後輩 にも伝えようということで,毎年彼らのレポー トを富山大学医学会誌に投稿している。後輩ま た同級生の皆さん,彼らの経験を参考にして,

来年あるいは卒業後に海外での実習や診療を目 指して是非頑張って下さい。

平成2 2年度の選択制臨床実習の海外コースの報告

山城清二

Seiji YAMASHIRO

学生研修レポート

富山大医学会誌 21巻1号 2010年

後列左から,渋谷君,生田君 前列左から,轡田さん,塚原さん

富山大学医学部総合診療部 60

参照

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