Toyama Medical Journal Vol. 26 No. 1 2015 64
2015年度海外選択制臨床実習報告書 Cincinnati Children`s Hospital
増田 拓
今回,私は小児科の市田先生のご紹介によりアメリカのCincinnati Children`s Hospital of Medical Center
(以下CCHMC)にて 3 週間の日程で海外アドバンス実習を行ってきました。CCHMCでは主に小児循環器 を見学させて頂きました。CCHMCの先生方のご配慮により多岐に渡るジャンルを見学させて頂くことがで きました。内科分野では,外来の見学や病棟,ICUの見学をさせて頂きました。外来では,実際に患者さん と話をしながら身体所見を取らせて頂き日本とアメリカの違いを身を以て感じることができました。病棟や ICUでは回診に参加させてもらい一人一人の患者さんについて他職種の方々で話し合い,日本の回診とは 違った視点から患者さんを見る事ができました。外科分野では日本人の先生のご配慮でカテーテル治療や手 術の見学をさせて頂きました。手術見学では先生方から将来の進路に関する貴重なアドバイスを頂戴する事 ができ,より自分の将来像のイメージを膨らます事ができました。
今回は,医学の面で非常に有意義な経験や勉強をする事ができたのはもちろん,それ以外にも人と人との 繋がりのありがたさを感じる事ができました。言葉や文化の違いは関係なく,自分が一歩を踏み出すかどう かが非常に重要であり,その一歩を踏み出す力
をわずかながら 身 につけられたように 思 いま す。自分の道は自分の努力で切り拓く,この言 葉を学ぶ事ができた 3 週間でした。
最後に,今回のような機会は誰でも経験でき るというものではないと思います。このような 貴重な機会を与えてくださいました,市田先生 をはじめと致しまして,CCHMCの皆様,富山 大学の関係者の方々,両親,友達とご協力頂き ました全ての方に深く感謝を述べさせて頂きた いと思います。ありがとうございました。