-
2- 有料老人ホームは、様々な情報開示が求められています。その1つが、「重要事項説明 書」です。ホームは、契約の重要なポイント等を記載した「重要事項説明書」をもとに、説 明します。ホームのパンフレット・ホームページなどは、とてもきれいに作られていること もありますが、そのイメージだけで判断せず「重要事項説明書」の内容を確認することをお 勧めします。また、「老人福祉法」に定められている様々な事業者の義務・内容も確認するこ とがよいでしょう。
(入居一時金)
入居一時金0円のホームも増えていますが、入居一時金は、高齢期の収入の仕組みに着目 して考えられた有料老人ホーム独特の費用で、入居後に支払う家賃や管理費などの居住費の 一定期間分を前払いするものです。そのため、入居一時金の額が高いと月額利用料が安くな る例が多くあります。
(月額利用料)
一般的には、家賃・管理費・食費・介護費用(生活支援サービス費)・水道高熱費などが含 まれます。
管理費:娯楽施設や談話室、浴室などの共有スペースの維持管理費やホームを維持運営する ための費用です。
食費:実際に利用した回数に応じて支払うホームが多いですが、特に入院等の長期不在時や 欠食の場合の費用請求ルールについては確認が必要です。
介護費用:介護保険の自己負担分、介護保険の利用限度額を上回るサービスを受けた場合に 発生する「上乗せサービス」の費用やおむつなどの介護用品費です。
その他:生活に必要な日用品費、レクリエーション費、ホームで開かれるイベントなどにも 実費が必要になることがあります。
医療費:ホームでは基本的に医療行為は行いません。医療にかかる費用は別請求です。 これらのすべての費用合計が有料老人ホームでの生活費となります。ホームによってもか なり差がありますので、ホームで提供されるサービスはどこまでか、御本人が実際に生活す るうえでいくら必要になるのか、具体的に御確認下さい。
ホームを決める前に、必ずホームを見学してください。ほとんどのホームでは体験入居も 可能です。これから生活するホームですので、実際に生活している他の入居者や職員からお 話を聞くことで、これからの生活のイメージができると思います。少しでも気になる点があ れば、遠慮なく職員にお尋ねください。
重要事項説明書
有料老人ホームにかかる費用
見学・体験入居
協会では、御入居前の有料老人ホームに関する様々な御相談だけでなく、入居後の苦 情や御相談などもお受けしています。不明な点などがあればお気軽に御相談ください。 皆様の今後の生活が素敵なものになりますように。
公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 電話03(3548)1077