研 究 論 文
ガス クロマ トグラフィー/ 有機窒素酸化物検 出装置 ( GC/ TEA) に よる 極微量火薬類化合物 の一斉分析
中村 順書 ,新井裕之+ ,市来玲子*
GC/ TEA による硝酸エステル,ニ トf ・化合物.ニ トラミ. /などの火薬類や.その原料及び 探知剤な どの塩故丑成分について.迅速で倍額性の高い同時分析法を検討 した 。GC 分析にオ
l
/カラム注入法及び患いカラムを使用するなどして ,HM Xも GC によ り分析可能に した。標 坤鉄案に よる分析の繰 り返 しで相対標蝉偏差は. ピーク面前で 3. 5% 以下 と再現性に優れてい た。各化合物について検盈線を求め.良い直線関係を得ることができた. これにより火薬頬化 合物の痘赦免の同時分析法を確立することができた。
I . 諸 富
近年,硝酸エステル,ニ トp化合物,ニ トラミソな どを分析するには,ガスクpl Tト〆ラ
フィー( GC) や 高速液体 クロマ トグラフィー ( HPLC) な どが簡便か ら迅速な分析蓑匿 として使われてきているl I 。
さらに.爆発残さの分析や.火薬類の探知のための 分析 として.火薬類及び関連化合物の奄放血分析が重 要になってきている。 この日的のために求められてい るのほ.高感度であることと同時に.高選択性を持つ ものである。‑投的に有低化合物の分析に用いられろ ガス クt ,1 7トタラフィー/ 貿丑分析蓑任 ( 以下 GC/ MS と略記)では,特異なフラグメン トイオンがない と相 対的に選択性が下がる。 また,火薬窮の分析では特異 的に高感度なガス クt ,l Tト〆ラフィー/ 奄千綿挺型検 出韓 ( 以下 GC/ ECD と噂紀)では.′ 、. ]ゲ' /化物など のように喝気陰色度の高い物質の共存が大 きな地声 と なることが知られている。
ガス クT ,† ト〆ラ. フ ィー/有機窒素酸化物検 出装
匿 ]卜
l J ( Th e r ma lEn e r w A n a ly z e r,以下 GC/ TEA と略紀)紘.敢化重来 とオ ・ /I /の反応による化学発光 を利用 した検出苦で.熱分解により酸化窒素を放出す る化合物に高感度で選択的な応答を示す。火薬穀では ナノグラムからピコグラムの丑を検出することができ.
1 0 年 くらい前か ら: ・ ,爆発残 さなどの分析における火 薬堺の塩放血検出について報告されてきた
い 9)。他の 応用例 として.射畢故の無塵火苑残さの分析桝,環境
1 9 9 6 年 1 1 月1 8 日受理
● 科学脊索研究所法科学好二部爆発研究室
〒1 0 2 東京都千代田区三春町 6 でEL 0 3 ‑3 2 6 卜9 9 8 6 ( 内3 7 1) FA X 0 3 ‑3 2 2 1 ‑1 2 4 5
中の火薬所に よる汚染の分析
M .爆薬探知板材の開
先 3)・L
2 ) などが報告されているが.我が国においては.
GC/ TEA を使用 した分析の報告はほ とん どされてい ない。
さらに. GC/ TEA による火薬所の軽簸丑分析の 目 的の多 くは,爆薬成分の検出であ り,定丑的検肘を行 ったものは ,N‑ ニトt ,ソ化合物
II,芳香族 ニ トt ,化合 物
2)・‖)辛, ダイナマイ ト爆発浅 さ中のジェ トロ トル ェソ異性体の組成比の分析Mなど少ない。 しか しなが ら,火薬新成分の撞故丑の定皿分析1 1,よ り細かい火 薬類の異同鼓別に関する情報を得ることができるもの と考えられ.さらに爆薬の探知噂についても.機材の 性能評価や探知剤を検討する上でも重要 となる。
そこで本研究では,火薬熊 として.硝酸エステル, 占 い・化合物及び. =トラミンとして HM Xを含めた火 薬類化合物の塩魚丑同時分析の可能性について検肘 し
た。さらに,ニ トT 'べ . /ゼソ,ニ トpメタ' /.ジニ ト。
トルエソのように爆薬の成分 として使用される化合物 や,ジノチルジニ トf 'ブタ' /.モノニ トp トルエ' /の ように茶気圧が高 く.爆薬に添加 して爆薬の発見に用 いられる探知剤化合物についても検討 した。
その結果.瞳散見のこれらの火薬類及び関連化合物 を迅速にかつ同時に定丑できる結果を得たので報告す
る。2 . 集散方法 2 . 1 拭 薬
今回乗験に用いた釈薬は次のとお りである。
ニ トF ・メタ
・/(NM )和光純薬一級釈薬 エ トロべ. /ゼソ( NB) 和光純薬特級拭薬
Ka ya kL JGa k k a i s hi .VoL58.Not1.1 997 ‑ 2 9 1
エ トロ ダ リI
t
l)ン(NG).
ニ トT,〆 L)コール( EGDN)
合成 して使用 した。エチ レング リコールモ ノナイ トレー ト
( EGMN)
は火薬 }‑カーより7七 ト./溶液 として揖供を受けた。
モノニ トF・トルエン(
0 ‑ MNT)
和光純薬特級拭薬〝 ( m‑ MNT)
半井化学薬品特級拭薬
〝 ( p‑ MNT)
和光純薬特級拭薬 ジニ トロ トルエl /( 2 . 4・ DNT)
和光純薬妖薬〃 ( 2 . 6‑ DNT)
半井化学薬品一級銑薬 モノニ トp トルエ ン,ジニ トp トルエ ソはすべて再 結晶 して用いた。 トl)エ トpトル王
. /( TNT)
.ベ ン ス 1)ット( PETN)
,テ HJル( t e t
ryl).‑キソーY./( RDX)
,オク トー〆' /( HM荒)
,ジJEチルジニ トpブ タン( DMNB)
などについては.火薬 J‑カーより入 手 し,それぞれ再結晶 して用いた。化合物名は以捷 ()内のJ:う耳鳴紀する。2 . 2
装 鑑車乗鼓に用いた分析機告及び耐定条件を以下に示す。
分析条件
l
装 荘
有枚窒架酸化物検出兼任 :
n e m oE l ec t r o nCo r p. Mo d e l5 1 0
ガス クロマ トグラフィー :
Hc wl e t tPa dbr d5 8 8 0
測定条件
カラム
:J &W
社数 DB・5
( 0 ・ 3 2D nl . D.×) 5m.
朕厚.25flm) ガー ドカラム :ヒ1‑ズ ドシl)カカラム( 0 . 3 2J Z nl . D. ×)t n)
カラム温度 :
5 0 ℃ ‑ 2 0 0 ℃
( 2 0 ℃/ mi n
昇温.2 . 5m
in保持) 注入法 :オンカラム注入法注入 口温度 :
5 0℃一 一2 0 0 ℃
( 2 0 ℃/ m i
n昇温.2 . 5m i
n保持) キ ャリヤーガス :‑ リウム0 . 4
気圧インターフェース温度 :
2 7 0 ℃
熟分解炉温度 :
7 8 0 ℃
酸乗流血 :
,8m A / m in
分析条件
2
装 庇
有披重来酸化物検出義政 :
n e r me d i c sI n C . Mo d e l5 4 3
ガス クf}† トタラフィー : 曲幹製作所 GC
11 7A
紬定条件
カラム
:J &W
社製DB‑5
( 0 . 5 3
皿Ⅰ . D.×1 0m
,膜厚1 . 5f l m)
カラム温度 :
S o℃ ‑ 2 3 0 ℃
( 2 0 ℃/ m in
昇乱3 m
i n保持) 注入法 :オ'/カラム注入法 オ‑ トサl/プラ‑使用 注入口温度 :5 3 ℃ ‑ 2 3 3 ℃
( 2 0 ℃/ m
in昇温.3m
h保持) キ十lJヤーガス :‑ リウム1 8 t n um in
イ l/クーフェース温度 :
2 2 5 ℃
熟分解炉温度 :
7 0 0 ℃
酸禁漁度 :
0 . 2To r r 2 . 3
溶液の調製標準溶液の陶製は各火薬顛標準品をア七 日/(和光 純薬袈戎留点薬紬 用 アセ トン
1 0 0 0)
に辞併 し,
1喝 ・/ ロ
Aの浪庇 とし.冷蔵坪で保管 した。測定には7lt=ト ンで適当な浪皮に希釈 して用いた。GC
注入丑はII . 1
である。
なお
.EGMN
については.正確な猿庇は特に砲隊 せず,入手時の浪庶値を用いて希釈 した。3 .
結果及び考察3 . I GC
集件の検討分析時間を約
1 0
B・以内 とし,かつ,で きるだけ多 くの火薬所を同時に分析することを目的に検肘 した。分析条件
1
は.通常の火薬鉄である硝酸エステル.ニ トT7化合物.三 トラ ミt/について同時に分析すること を目的 とした。 キ ャピラ リーカラムも内径0. 3 2
皿の 細いものに し,DB‑5
カラムの前にガー ドカラムを使 用 して,いわゆる リテ'/シE
./ギャップとしてクT,マトピークの鉱が りを押 さえている
ー 1 3 ) 。
なお,内径
0. 3 2
zztnのカラムに直凄駄科溶液を注入 するために. マイ クt,シ I)ンジは シ TJカ製 キ 十ビラリー針付 きを使用 し. 1回ごと手で注入 した。
これに対 して.分析粂件
2
11,HM
Xを分析するた めに.カラム見過時間を告 くする目的で,カラムは太 く整いものを使用 し,キ 十.)十一ガス洗丑 も多 くした。カラムを太 くしたの札 オンカラム注入法でオー トサ ンプラーを使用するためでもある。
各分析条件における代襲的な化合物の クp† トグラ ムを
Fi g.
日 a, b)
に.各化合物の t)チ ./シ 8I/タイ ムをTa b l e ・
lに示す。PETN
.RDX
については,注入 。温度や カラムの 固定相の痘性などによ.?ては,分解や不可逆吸着を起 こして感度の低下や リテ・/シ。I/タイムの変助などが みられ ることが報告 されているが日,今回の分析条件 では,掛こG
C中での分解等はHM
Xを除いてみ られ なか った。HMX
は条件2
の分析において若干の ビー‑ 30 ‑
火薬学会誌0 2 T i m e / 4 m i n 6
8 0 2 4 6
8 1 0 Time/nib
F i g.1( a) Ty pi c
alc a pi na r yGC/ TEAc hr o ma t o g r a m F i g.1( b) Ty
pi c a lc a p n hr yGC/ TEA
c hr o ma t o gr a m o fs t a nda r do r g an i ce xpl o s i ve s o fs t a J l da n d
or ga m ice xpl o s i ve s ( c o nd i t i o n1 ) ( c o nd i t i o n2)
Tabl e 1 Re t e nt i o nt i me
bys t a nd ar dma t e r ia ls EXpl o s i Ve c o Rt ndi ( 和i t i O n) nl Rt
( mi n) c o ndi t i o n2 ni t r o me t ha ne
(NM) 0.8 7
0.
1.261 4
e e 山yl t hyl e e megl megl yC yc O o lmo ldi
nimoni t r t r a t e( EGMN)
at e( EGDN)
2.301.53ni t r o be J m e( NB)
1.550 ‑ ni t r o t o l ue ne ( 0 ‑ MNT)
1.93
2
,3 ‑ d i me t hy 1 ‑ 2
,早‑ di ni t r o bu t
a ne( DMNB)
2.47 22.26.18m‑ ni t r o t o l ue ne( m‑ MNT)
2.5p‑ ni t r o t o l ue ne( p‑ MNT)
4ni t r o gl yc e r ine ( NG)
2.653.71 3
. 4
42
,6 ‑ d i m it r o t o l ue ne ( 2
,6 ‑ DNT)
4.28 3. 98
2
,4 ‑ di ni t r o t o l ue ne ( 2
,4 ‑ DNT)
4.72 4.42
t r i nho t o l u
e ne( TNT)
5.75 5.39Pe nt ae r y t hr it o lt e t r a
ni
tr a t e( PETN) 6
.24 5.94
he xo ge n( RDX)
6.64 6
.29
t e t r yl
7.69 7oc t o ge n( HMX)
9ー38 . 76
クの リーディングがみられた 。HM Xは蒸気圧 も低 く GCに よる分析は従射 1不可能 とされ HPLC/ TE .
A で報告 されているのみであるが6 ) , クpマ トグラ
ムか らみて ・ )‑ディ・ /〆はみ られるものの. ピーク
の再現 性 もよく ,GC で牧丘線 も直線 とな り定丑可
た。 GC 分析は.駄科の放 り扱いの面か 能であっ
らは,操作性 が よく,掛 こ
GC/ TEAは.GC/ ECDの ような他の 化合物 の汚染
に よる出力の低下や妨啓 も少 な く, GC/ TEAでH
MXを分析できる利点は大 きい もの と いえる。 なお,乗除の駄科の分析においてオ l /カラム法では・
Ko る汚染は直接就料がカラムに入るため.分析結果に及 l l a 日も蒋摘 しているように,注入 口の不純物によ ぼす影響が大きい。 しか しながら本研究の
目
Tabl e2( a ) L ea s ts q ua r e sf i tc o ns t an t so fTEAr e s po ns ef a c t o r s E ord i E L e r e nte xp l o s
iv
es( c o ndi t i o n
I)Expl o s i y e a+ b ◆ o C fc Oe o汀e f r E i ■ c l i a e t nt i o n r
esRe mda p l ons a t i ye r
e' ' EGMN 0. 0 0 5 7 0. 0 0 6 2 0. 9 71 5
0. 0 31 0 EGDN ‑0. 0 9 01 0. 1 1 1 8 0.
9 9 8 9 ′ 0. 5 6 2 0 NG ‑0. 01 5 2 0. 1 7 4
5. 0. 9 9 9 9 0 . 8 7 7 0 PETN ‑0. 0 3 5 7
0. 21 0 7 0. 9 9 8 8 1 . 0 6 0 0 DMNB ‑0.
1 1 3 3 0. 1 0 7 0 0. 9 9 8 3 0. 5 3 8 0 0 ‑ MN
T 0. 01 5 5 0. 0 2 9 8 0. 9 9 8 8 0. 1 5 0 0
・m‑ MNT ‑0. 01 0 2 0. 0 2 9 8 0. 9 9 6 8 0. 1 5 0 0 p‑ MNT 0. 0 0 5 5 0. 0 6 1 4 0. 9 9 4 4
0. 3 0 9 0 2 , 4‑ DNT 0. 0 0 7 0 0. 1 0 9 0 0.
9 9 9 4 0. 5 4 8 0 2 , 6‑ DNT 0. 01 9
6 0. 1 0 9 8 0. 9 9 9 9 0. 5 5 2 0 TNT ‑0.
0 7 3 0 0. 1 9 & 9 0. 9 9 9 4 1
te
t r y I 0. 0 6 4 7 0. 1 5 6 5 0. 9 9 91 0 . 7 8 7 0
RDX + r e s po ns e‑a + b 0. 0 6 0 2 0. 2 3 9 8 0. 9 9 9 6 1 . 2 0 6 0 +mo l e si n j e c t e d
* + r e l a t i v emo l a rr e s po ns e=b/( TNTmo l a r
r e s po ns e ) Ta bl e2( b) Le がtS q t l
areS伽 c o n s t a nt sof
TEAr
es pons ef ac t o r s f o rdi f f e r e nte xp l o s
iv
cs( c o ndi do n
2) Expl o s i v e a● b+ Coe f f i
c i e nt
o fc o 汀e r + l a t i o n Re l a dv e mo hr r e s po ns e. 〜 PETN ‑ 1 . 4
2 0. 4 5 0. 9 9 9 6 b. 5 9 NM ‑1 2. 2 5 5 3. 8 6 0. 9 9 9 8 ■ 7 0.
4 5 NB ‑2. 6 5 1 0. 61 0. 9 8 8 5
1 3. 8 8 TNT ‑6. 7 6 0. 7 6
0. 9 9 6 7 1 t e t r yl ‑2 . 41 0. 8
2 0. 9 9 9 5 1 . 0 7 RDX ‑I . 71 0. 5 2 ・0. 9 9 9 4 0 . 6 8
HMX ‑ I . 1 0 0. 1 6 0. 9 8 4 3
0 . 21 ' r e s po ns e‑a + b+mol e s
i nj e c t e d
…r e l a dvemo l a rr
缶p O nS eIb/( TNTmo l a rr e s po n s e )
高いのに対 し2 ) ,硝酸エステルについては.分解温度 が3 5 0 ℃で酸化重来が生成することが知 られている 3) 。
Do us e L O ) 紘,6 2 5 ℃と75 0 ℃の2 種の炉温で
行ってい る。今回の突放結果 でも ,NGでは熱分解
4 0 0 ℃で最高感度を示 し,それ以上の温度 炉温度が
では感度の 低下を示 した。それに対 して2. 4‑DN
Tでは,5 0 0℃
以下では感度が著 しく低下 し.7
0 0 ℃以上で感度が最 大
値に遺 した。 しか しながら.同一の GC 条件で分離 し
た ものを, 日的化合物ごとに熟分解炉温度を変化 さ せる
ことは.煩雑であ り.美佐の安定性からも包まし くないので.それぞれの化合物が共に測定できる7 8 0 ℃
及び7 0 0 ℃とした。
そのためにそれぞれの化合物について
みれば,最適 条件( 叔高感度)で分析 したとはいえないが
,次項に示 す ように定丑性に問題はな く,乗用的にも
十分な感度 を得ることができたと考えている。
3 .
3 絶対検丑投法で2・ 換 量 凍 1 に示す化合物について2 0 0 pg〜
5 0Z ) g の乾
<山 ∝< 2
0 8040 10 20
P暮COMO
LESlNJECTED o EGMN ロ E G DN
▲NG
oPFrN Fig.2(a)T y pi calcalibradon
cuJVeSfor ni trate este
rs
.arbitrarya
reaunits.(condition1) <u
∝<
2 LD 1 ■JhL
0 1 0 、 20 30
PI COMOLESt NJ EC T r ED
iia ′‑/ nuiiZ q′‑ . iiZ'
Ta b l e3 Pr e ds i o no fGC/ TEA o ne xp l o s i v
esEX pl o s i V e S Re t a n l a da dv r e d d e v i a t i o n(
%) EGMN
2 0. 0 EGDN
3 8 . 2 0‑ MⅣr 5 . I m‑ MNT 6. 6 p‑ MNT
1 4. 3
NG l l
. 0 2
,6‑ DNT
9 . 9 2
,4‑ DNT 1 0 . 6
TNT 1 3 .
2
PETN 1 0
. 0 RDX 1 4. 2 Te
t r y I l l . 4 ( c o n di t i o n
1)n=50neadhday
4n gi n J ' e c t e d るものと考えられ
る。
さらに ,TEA 桔.窒素酸化物以外の化合物に対す る感度はほとんどなく
31・
6) ,例えば タpマ トグラムに もみられる. tうに溶媒I Cある71 t :ト' /について も
辞脹 ピークは現れない。そのため定丑分析をする上で
の妨 啓は少な く.
通常の分析では,前払理 も不要であった。
3. 4 分析椅丘
定丑分析の再現性について条件 2 で TNT,PETN . RDX.t e t r yl 及び HM滋( HMX は 5 0ng .他は 1
0ng 注入)について釈放 したが ,5 回の測定でいずれ も
ビ‑ク面前の相対標準偏差は 3 . 5% 以下 と良好であ り.
本法が椅密分析にも適 していることがわかった。 また.
Ta b l e3 にそれぞれ 日を変えて 5 回脚定 した場合 の.
ピーク面前の相対標準偏差値を示すが .EGMN EGDN を除いて 1 5% 以下であ り,本分析法は火 及び
薬熊 に対 して定常的な感度を保っているものと認めら EGM N及び EGDN はそれぞれ やや不安定な化合物 れた。
であることや押尭性があることなどのために, t = ' ‑ク 面前の日間変肋が他の
ものより大 きいものと考えられ 3.
る。5 分析法の
損肘
今回耐定 した浪度は.軽佐波度の範囲で・ あ り ,溶質 の容器の岸壁などへの吸着などが岡原 となるこ
とがあ るが.溶媒 としてアセ トンを用いる限 り問膚は
生 じな か った。 しか しながら聾者 らの毘故では.溶媒 として ヘキサ ンを用いて RDX の 1F L 富/m 帽 辞をガラス専
管 で開裂 し ,GC/ TEA で分析す ると同渡度のア
セ トン 溶液の半分程度の応答 しか得 られなか った。 この
酵液
にアセ トンを添加すると本来の応答を示 し .RDX の ガ ラス辞壁 への吸着 と考 え られた。 同 じ浪度で も EGDN.PETN,DMNB などの‑キサ ン溶液
では.
それ らの7七 トン溶液と同 じ分析捨
果 とな り.こうし た現象はみられなかった。
4 . 括 輪
硝
酸 エステル,ニ トf 7化合物,ニ トラ ミー /などの 火 薬類及びその他の関連化合物について .GC/ T
EA を 用いてその広範甲の化
合物を同時に高感度かつ高選択 的な定丑分析を可
能 とした。
従来 GC で分析 困難 であ った H
MX につ いて も GC/ TE Aによる定丑分析を可能 と
した。
本法は.爆発後の使用火薬新の異同鼓別.爆薬 探知 剤の探知性の基本的検討な
どに応用することができるi
謝本乗故中の一部は,カナダオタワの連邦菅喪本
辞部中 央法科学研究所において行
った。ここに謝意を衷する。
文 献 1)J. Yi n o na J l d
S. Zi t r h, . Mo d e r nMe t ho d sa nd App l i c a t i o nsi nA n a l y 8 i 80 fExpl o s i v e 5 ' ,P. 4 2
( 1 9 9 3),J o l m Wi l e yA
Sons2) A. L M e
ura ndK. M. Mms , A
n a l . Che m.5 3 . 1 2 0 2.( 1 9 8 1)
3)D. P. Ro t nb dl e r ,
S. J. Ma c Do na l d,D. P. Li e b a
ndD. H. Fi ne ,Pr ∝.1s tt n t .Sy m p.Exp l o s i v e De t e c t .Te c h.7 0 3( 1 9 91)
4)D.H.Fi
ne ,F.Rde h.D.L ie b a J I d D.P.
Ro t nbe hl e r
, A n a l.Ch e m . .4 7,1 1 8 8(1 9 7 5) 5)A. D. Be v e r id ge .Fo r e n
s i cSc i .Re v. , 4.1 8 ( 1 9 9 2)
6)D.H.
Fi ne,W .C. Yu.E.U.Go f L ,E.C.
Be nde
ra J ) dD・ I. Re u t t e r , I. Fo r e
n s i c S c i . ,2 9 . 7 3 2( 1 9 8 4)
7)P・Ko l h.J.
C h r oma t g r .A.6 7 4,3 0 9( 1 9 9 4) 8)P・Ko I I a ,I. F
o r e ns i cSc i . ,3 6,1 3 4 2( 1 9 91) 9)P・ Ko l
ha z l dA. Sp r un k e l , J. Fo r
e