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第43回評議員会

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Academic year: 2021

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平成

26 年度 事業報告書

1 概 況 アベノミクスによる規制緩和により景気も若干薄日も射すとはいえ、相次ぐ値上げの上、会員 の減少がさけられない現状の中、新たな収益事業を模索中とはいえ、当協会を取巻く環境も年々 厳しい状況になっております。 食品衛生関係では、安倍川の花火大会で販売された冷しきゅうりによる腸管出血性大腸菌 O157 を原因とする大規模な食中毒の発生及びノロウイルスによる食中毒は相変わらず猛威を振るってお ります現状、また、企業による異物混入事件が相次いで発生し、まさに「食の安全・安心」の信頼 を揺るがす事となりました。 平成26 年度は食品衛生協会の財源確保の問題を抱えるなか、組織の充実強化、公益社団法人日本 食品衛生協会の「手洗いマイスター」の養成、「食の安心・安全・五つ星事業」の推進および月刊誌 「食と健康」における特別強化支部に指定され購読の推進に力を入れ、食品衛生指導員・食品衛生 推進員活動及び静岡県ミニHACCP 承認事業の普及等、食品の安全確保や食品業界の発展向上を図 って参りました。 消費者啓発事業は、三島プラザホテルにおいて消費者が調理場に入り見学した後、行政・事業者 との懇談会を行いました。 食品衛生指導員研修については、行政によるノロウイルス食中毒防止研修会及び公益社団法人 日本食品衛生協会を招いて、食品営業賠償共済、あんしんフード君、「食の安心・安全・五つ星事業」 月刊誌「食と健康」のそれぞれ普及推進を行いました。また、食品衛生推進員の研修会では、行政 による、食品表示基準について、およびHACCP 導入基準について、また、事務局より HACCP 手 法に基づく衛生管理について実施しました。 行政による 11 月~1 月の間、「ノロウイルス食中毒防止重点期間」には食品衛生指導員、食品衛 生推進員の重点的な巡回指導を実施し、また、日食による「ノロウイルス食中毒予防強化月間」に 係る事業で交付金が交付され、ノロウイルス食中毒の発生防止に歯止めをかけるべく、質の高い研 修会を開催いたしました。 また、行政と正副会長との意見交換会を初めて実施され、当協会の活動及び今後の事業実施の大 きな指標となりました。 なお、これらの事業実施に当たっては、県当局を初め、各保健所の適切な指導並びに各協会の積 極的な協力の基、諸事業に成果を挙げることができました。

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(1) 役 員 別紙役員名簿のとおり (2) 会 員 21団体 (3) 会議等 食品衛生指導員連絡協議会 平成26年 4月 8日 静岡市 監 査 会 5月14日 静岡市 正・副会長会議 5月29日 静岡市 第8回 理事会 5月29日 静岡市 平成26年度定時総会 5月29日 静岡市 第9回 理事会 5月29日 静岡市 正・副会長会議 7月 9日 静岡市 静岡県ミニHACCP指導員打ち合わせ会 7月30日 静岡市 第58回 静岡県食品衛生大会 11月 5日 静岡市 食品営業倍賞共済会議 11月21日 静岡市 静岡県ミニHACCP指導員打ち合わせ会 12月 8日 静岡市 県と正副会長との意見交換会 平成27年 2月17日 静岡市 静岡県ミニHACCP承認審査会 2月28日 静岡市 静岡県ミニHACCP承認証交付式 3月18日 静岡市 第10回 理事会 3月25日 静岡市 2.食品衛生思想の普及啓発に関する事業 (1) 食品衛生向上に関する研修会の開催 平成26年10月15日(水) 県衛生課と連携し、一般消費者を対象に「食の安全と衛生管理」をテーマに、 現地視察型リスクコミュニケーションを開催した。 三島プラザホテル 参加者 一般消費者・営業者・行政 31名 (2) 食品衛生普及啓発推進委託事業 食品衛生普及啓発推進事業として次のとおり開催した。(別紙1 P32) 食中毒防止啓発講習会 開催回数 67回 参加人員 9,402名 (3) 公益社団法人日本食品衛生協会実施事業、「食の安心・安全・五つ星」を取得した。 伊東支所 30施設 、焼津市支所 29施設 (平成26年度) (4) 「ノロウイルス食中毒防止」手洗いポスター10,000部を食品営業関係施設に配布した。

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(5) 食中毒警報啓発用立て看板を作成、県の各保健所へ配布し、食中毒の防止を図った。 (6) 一般社団法人静岡県食品衛生協会のホームページを毎月更新し、常に新しい情報を 消費者に提供した。 (7) 衛生教育の実施 各地区の食品衛生協会で実施した講習会には、県食協で所有している、DVD・ ビデオ等を貸し出し、視聴覚資材を活用した衛生教育を実施した。 3.食品衛生責任者の養成及び研修に関する事業 食品衛生責任者講習会を次のとおり開催した。(別紙2 P33) 養成講習会 開催回数 42回 受講人員 3,195名 衛生管理講習会・実務講習会 開催回数 98回 受講人員 4,666名 4.食品衛生指導員の養成及び活動支援に関する事業 (1) 食品衛生指導員資格取得講習会の実施 2 年に一度の食品衛生指導員新規委嘱予定者に対して、次のとおり講習会を 開催した。 開催回数 13回 受講者数 272名 (2) 巡回指導強化日の推進事業 「食品衛生の日」を中心に巡回指導強化日を設定、多数食品衛生指導員が出動し、 県下一斉に管理運営基準に基づき記録簿等のチェックと共に施設の点検を実施した。 6月10日 出動指導員数 2,181名 点検施設数 32,704施設 10月10日 出動指導員数 2,220名 点検施設数 32,447施設 なお、施設に対する巡回指導率は、45%であった。(別紙3 P34) (3) 県下の食品衛生指導員2,563名は、消費者に安全な食品を提供し、食中毒等 の食品による事故防止のため、食品衛生責任者・消費者との連絡調整を図り、食品 衛生指導員活動を積極的に実施した。 ア 指導状況 年間活動実施計画書に基づき、地域別、あるいは業種別に巡回指導を実施した。

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公益社団法人日本食品衛生協会活動補助事業(別紙4 P35) 出動指導員延べ人員 56,261名 巡回指導延べ施設数 187,826施設 (4) 食品衛生の相談に関する事業 食品衛生指導員の巡回指導時等に、営業者・一般消費者からの相談を受け「食の安全・ 安心」の普及啓発を行った。 (5) 公益社団法人日本食品衛生協会実施事業「ノロウイルス食中毒予防強化期間」に係る 講習会を下記のとおり開催した。 平成26年11月21日(金)、静岡グランドホテル中島屋にて、食品衛生指導員 75名を対象に、静岡県健康福祉部 生活衛生局 衛生課 食品監視班 専門主査 杉本成子講師による「ノロウイルス食中毒について」の講習を受講し、食品衛生知識 を習得した。 (6) 第4回 食品衛生指導員全国研修会への参加 食協活動の中核である食品衛生指導員活動の活性化を図り、次世代のリーダーたる食品 衛生指導員の育成を図り、自主的衛生管理体制を強化充実し、国民の健康増進を推進する ことを目的とした、公益社団法人日本食品衛生協会主催の下記研修会に参加した。 平成26年10月9日(木), 10日(金) 名古屋市 ホテル名古屋ガーデンパレス 参加者数 4名 (食品衛生指導員3名、遠藤 壽専務理事) なお、参加者4名は、当日開催された「手洗いマイスター」養成のためのカリキュラムを 修了し「手洗いマイスター」の称号を授与された。 (7) 全国食品衛生指導員大会への参加 平成26年10月23日(木) 東京 ヤクルトホールにおいて静岡県から17名が 食品衛生指導員理事長表彰を授与された。 また、焼津市支所 池ノ谷 政利 食品衛生指導員が東海北陸ブロックの代表として、 『ノロウイルスなのかな?その時、あなたはどうするの?』をテーマに体験発表を行った。 (8) 第58回 静岡県食品衛生大会において、食品衛生指導員の顕彰を実施した。 平成26年11月5日(水) 静岡グランドホテル中島屋 一般社団法人静岡県食品衛生協会 保健文化賞基金表彰 36名

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5.食品衛生推進員による助言・指導に関する事業 (1) 県下545名の食品衛生推進員は、食中毒の発生を防止すると共に、地域における 食品衛生の向上を図るため、食品衛生指導員、営業者、消費者等からの相談・指導・ 助言を行った。(別紙5 P36) 活動延日数 8,463 日 巡回指導延施設数 87, 737 施設 相談業務件数 15, 399 件 内訳 食品衛生指導員 3,086 件 営業者 10, 996 件 消費者 1, 101 件 その他 216 件 また、今年度も各支所にATP 拭き取り試薬を配布、ATP 検査機を使用しての巡回指導 を実施した。(別紙6 P37) 検査実施施設数 1,406 施設 ATP 拭き取り試薬使用数 3,588 本 (2) 食品衛生推進員に対する研修会の開催 平成27年1月20日(火)、クーポール会館にて食品衛生推進員の資質向上のため研修会 を開催し研鑽を積んだ。 出席者 食品衛生推進員 50名、 行政、会長、事務局 静岡県健康福祉部 食品乳肉衛生班 班長 河野 哲也 講師 「表示の一元化について」 (一社)静岡県食品衛生協会 遠藤専務理事 「HACCP 手法に基づく衛生管理について」 6.食品衛生功労者および食品衛生優良施設の表彰に関する事業 (1) 食品衛生大会の開催 ア 静岡県食品衛生大会の開催 平成26年11月5日(水)、静岡グランドホテル中島屋にて、第58回 静岡県食品衛生 大会を開催、施設及び食品の自主管理体制を強化し、食品の安全確保に寄与することを宣言 した。また、食品衛生功労者・優良施設、食品衛生指導員功労者に表彰状の授与が行われた。 静岡県知事表彰 食品衛生功労 10名 食品衛生優良施設 10施設 一般社団法人静岡県食品衛生協会長表彰 食品衛生功労 37名 食品衛生優良施設 29施設 食品衛生指導員保健文化賞基金表彰 食品衛生指導員 36名

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イ 公益社団法人日本食品衛生協会主催の食品衛生全国表彰大会への参加 平成26年10月24日(金)、東京都・明治座において、食品衛生の普及を図り、公衆衛生 の向上に寄与することを目的として開催された表彰式において、食品衛生功労者等、次のと おり表彰状の授与及び感謝状の贈呈が行われた。 厚生労働大臣表彰 食品衛生功労 6名 厚生労働大臣表彰 食品衛生優良施設 3施設 (公社)日本食品衛生協会長表彰 食品衛生功労 7名 食品衛生優良施設 6施設 (公社)日本食品衛生協会長感謝状 食品衛生関係行政担当者 5名 (公社)日本食品衛生協会長理事長表彰 食品衛生指導員 17名 7.静岡県ミニHACCP 承認事業の推進及び実施 平成26年度も引き続き「静岡県ミニ HACCP 承認事業」を更に推進し、新規食品製造業 13食品、継続食品製造業46食品および各地域食品衛生推進員が指導した飲食店営業の継続 21食品を承認した。 (別紙7 P38) 8.食品営業賠償共済および「あんしんフード君」、火災共済、食協生命共済に関する事業 (1) 加入件数及び事故件数・共済給付金 区 分 加 入 件 数 事 故 件 数 共 済 給 付 金 火 災 共 済 1,234 口 0 件 0 円 食品営業賠償共済 13,979 件 31 件 事故給付金30 件 19,002,736 円 (火災見舞金 1 件 10,000 円) 食品衛生指導員 普通傷害保険 2,563 人 2 件 48,000 円 食 協 生 命 共 済 57 件 - ― 団体傷害保険 5 件 - ― (2) 平成26年度 実績優秀支所奨励金 ア 食品営業賠償共済(あんしんフード君を含む)奨励 食品営業賠償共済、静岡県独自の目標件数の達成支所において、増加率の 最多支所に対して奨励金を授与した。 1位 (最優秀)富 士 50,000円 2位 (優 秀)沼 津 30,000円 3位 島 田 20,000円

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イ あんしんフード君奨励 「あんしんフード君」静岡県独自の目標件数達成支所において、増加率最多支所 に対して奨励金を授与した。 1位 (最優秀)島 田 50,000円 2位 (優 秀)静岡市 30,000円 3位 榛 原 20,000円 ウ 公益社団法人日本食品衛生協会の定める目標件数を100%達成支所(目標件数 18,820 件)に対して一律1万円を奨励金として授与した。 北 遠 116.6% 西伊豆 116.2% 引 佐 104.0% エ 公益社団法人日本食品衛生協会「食品営業賠償共済」40 周年特別表彰被表彰者 (平成 25,26,27 年度事業) 事務局職員 西部地区食品衛生協会連合会 村松利紀恵 役員または食品衛生指導員 西伊豆食品衛生協会 深沢 尚幸 9.刊行物斡旋に関する事業 会員等に対し、次の刊行物等の斡旋を行った。 調理師受験の手引書 804 冊 食品衛生指導票 408 冊 食品衛生責任者板 799 枚 期限満了通知書 380 枚 シール 920 枚 営業許可申請用紙等 636 枚 退任感謝状 9 枚 食品衛生責任者養成講習会修了証(再発行) 345 枚 管理運営要領作成マニュアル(鈴木学園含む) 97 冊 ミニ HACCP 承認プレート(額縁付き) 9 枚 10.静岡県収入証紙売りさばきに関する事業 静岡県売りさばき所として、静岡県収入証紙の販売を行った。 (別紙8 P39)

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11.その他各事業に附帯または関連する事業 (1) 公益社団法人日本食品衛生協会 東海北陸ブロック大会への参加 平成26年6月6日(木)、7日(金)公益社団法人日本食品衛生協会第23回 東海北陸ブロック大会が愛知県 豊橋市にて開催され、同席上、厚生労働省 医薬食品局 食品安全部長表彰 2名(静岡県関係)に表彰状の授与が行われた。 また、焼津市支所 池ノ谷 政利 食品衛生指導員が東海北陸ブロックの代表として、 『ノロウイルスなのかな?その時、あなたはどうするの?』をテーマに体験発表を行った。 (2) 静岡県が主催する各事業に積極的に参加協力した。 しずおか食の安全推進委員会 静岡県公衆衛生研究会 (3) 関連団体の総会・大会等に出席し、連絡調整を図った。 一般財団法人 静岡県生活科学検査センター 公益財団法人静岡県学校給食会 公益社団法人 静岡県栄養士会 静岡県食品衛生コンサルタント協会 静岡県消費者団体連盟 静岡県給食協会 静岡県生活衛生同業組合 しずおか健康いきいきフォーラム21 ㈱中部衛生検査センター (一社)浜松市食品衛生協会創立 40 周年記念大会 (4) (公社)日本食品衛生協会からの支援要請により下記のとおり義援金を贈呈した。 広島市土砂災害義援金(230,000 円 支部・21支所) 長野県御嶽山の噴火および長野県神城断層地震の災害義援金 (20,000 円 支部) (5) 月刊「食と健康」特別普及推進支部・支所に対する年間普及実績による交付金の支給 ア 年間購読部数に対する交付金 1位 浜松市 30,000円 2位 榛 原 20,000円 3位 御殿場 10,000円 3位 静岡市 10,000円 3位 島 田 10,000円

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イ 年間購読部数の増加率に対する交付金 1位 榛 原 30,000円 2位 御殿場 20,000円 3位 伊 東 10,000円 3位 島 田 10,000円 3位 浜松市 10,000円 ウ 年間購読部数上位6支所に対する交付金 1位 沼 津 5,000円 2位 西部連合 5,000円 3位 浜松市 5,000円 4位 富 士 5,000円 5位 三 島 5,000円 6位 静岡市 5,000円

参照

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