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ウォークスルー型シートシャッターの避難安全性の実験的検討 : 流動性,視認性と操作性

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愛知工業大学研究報告 第

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年 177

ウォークスルー型シートシャッターの避難安全性の実験的検討

流動性、視認性と操作性

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1)The sheet shutt母'rsa出 品s也enecess釘yflow∞号鐙.cientof1.5persons/ m. s which w描 estimatedin由 民ofa宣:re. 2) Mental evaluation of a sheet shutter is lower than a五redoor.

3) Itisdifficult for wheel ch回路topass也roughas也epassageisn但TOW.

4) The op七imumpoint at which to push the sheet shuUer is not in a suitable position for tall people.

1 はじめに 1.1研究の背景 わが国では、近年の建築技術の進歩に伴い、新しい区 画構成部材としてシリカクロスという非常に遮炎性、遮 煙性に富んだ材料を用いたシャッターの開発が進んでい る。このシャッターは、従来の防火戸に変わる区画構成 部材として、これまでも建築基準法第38条の規定に基づ く建設大臣の特別認定の建築物に使用されてきた。しか し、閉鎖後の通り抜けに関しては、これまでに経験のな い材料・形状なため、通り抜けの円滑性や安全性の立証 が十分でないとされ、建築物の主たる経路に用いない事 などの制約を受けている。しかし、今般の建築基準法の 一部性能規定が取り入れられたことをきっかけとして、 この防火設備の特性を活かし、より使いやすくするため に通り抜けの実験を行い、通り抜けの円滑位、安全性等, の評価を行う必要がある。 * 愛 知 工 業 大 学 工 学 部 建 築 学 科 (豊田市) 帥 名 古 屋 市 立 大 学 芸 術 工 学 部 生活環境デザイン学科(名古屋市) 料 水 愛 知 工 業 大 学 工 学 部 建 築 学 科 (豊田市) しかし、この種の安全性の評価は、定量的に表す適切な 尺度がなく、その評価が決めにくい。そこで、本研究で は円滑性のひとつの指標として、流動係数を用い、また 人間工学的に捉えた通過時の体の動きを比較するなどの 検討を行った。 1.2 研究の目的 本研究の目的は、ウォークスルー型、ンートシャッター (以下、シートシャッターと記す。)の関口部における避 難安全性の検討である。本論文では、主に流動性の確保、 扉の開閉操作部分の認識度合、扉を聞く動作のしやすさ の観点からの検討を行った。 1.3 シートシャッターの特徴 シートシャッターは、防火戸と防火シャッターの機 能を兼ね備えた新しい防火・防煙区画構成部材であり、 併設の防火戸及び防火戸を支える支柱の設置が不要と なる特徴を持っている。しかし、シートシャッターの 関口部は、従来の防火戸とは異なり三角形であるため、 防火戸で見られる通常の通り抜け動作ではなく、三角 形の隙聞を作ってすり抜けるような動作(図

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36-B、Mar悶2001 を避難者に求める構造的特徴を持っている。 1 2 3 4 5 6 7 国 1シートシャッターの遇り抜け 図 2関口面積の違い 1.4シートシャッター各部の寸法と名称 本研究で用いるシートシャッターの各部寸法と名称は以 下の通りである。 ご 固定部 加古1 通し座棋 シート扉座板 時一一可動部一一うモーーー固定部一一う そ一一恩定部一-7. 一 一 ト 扉 - 平 面 図 ↑進行方向 図3 シートシャッター各部寸法と名称 2研究の額要 2_1研究方法 関口部の避難時の通過について問題となるのは、群集 による速やかな避難行動が保障される流動性の確保が重 要である。一般的な防火戸の場合は、その幅と流動係数 の大きさにより評価される。しかしシートシャツタ}は、 1.3のように特別な動作を避難者に強いる構造的な特徴 がある。そのため、避難安全性は、流動係数だけでなく、 通過時の人間の様々な挙動についても充分に把握し、総 合的に捉える必要がある。 そこで本研究では、シ}トシャッターの開口部におけ る避難安全性を、単独歩行と群集歩行に関わる問題に大 別し、これを実験的に検討する。実験では、歩行者の心 理、及びシートシャッター開問機構と力学的特徴を把握 する。そのため、単独実験、群集通常実験、群集パニッ ク実験の3つを行い、視認J性、操作性、流動性、安全性、 耐久性の5つの観点から避難安全を検討する。 5つの避難安全性を以下に示す。 ① 視認性:扉の開閉操作部分の確認のしやすさ。 ② 操作性:扉を開く動作のしやすさ。 ③ 流動性:関口部の通り抜けやすさ。流動係数を主な 指標として捉え、対物対人の接触状況の有無。 ④ 安全性:転倒、つまずき、打撲などの危険性の有無。 ⑤ 耐久性:避難者によってもたらされる外的圧力に対 するシートシャッターの破断、変形の有無。 また、 3種類の実験と 5つの避難安全性の関係は表 1に 示す通りで、相対的な評価を行うため防火戸の実験も同 様に行い、その結果を比較した。なお、防火戸の寸法に ついては、高さ 2095mm、通路幅内法 800mmである。 本論文では、主に流動性、視認性、操作性について記 述する。 表1 実験と避難安全性の関係 皇塾塁墜 藍重連盟室墜 群集パニック実験 稔集 表2実験概要

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ターにおける通過時間の方が防火戸よりもやや短い。

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:2意義動量養護主 流動係数は、避難計算を行う際に用いられる係数で、 通常 1.5人1m'sを用いる。群集通常実験においては実験 ごとに3回ずつの流動係数を計測したが、いずれもバラ ツキは見られず、分析にあたっては各実験ごとの平均値 で比較検討することが可能であると判断した。

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群集通常実験 図5は群集通常実験における歩行形態別の流動係数の 平均値を示したものである。防火戸の流動係数は、歩行 形態 1列通常速度(以下 il列通常j)を除くと、 1.5人1m' s以上である。シートシャッターの流動係数は歩行形態3 列急ぎ足(3列急ぎ足)のみで 1.5人Im's以上で、あった。 ス ト レ ッ チ ヤ 園4遭遇時間(単独実験、平均) 量動四時椅子 手 助 事 緒 子 子 供 戸 小 Z ︺ 通過時間と属性の関係 高 平 齢 供 電( ( 小 女 s (属性) ウォークスノレー型シートシャッターの避難安全性の実験的検討 盟 高 針 者 ( 男 ) 替 担 m m 常 者 ︽ 玄 ) liI 盤 常 者 { 男 ザ 25.00 20.00 15.00 (秒) 10.00 5.00

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実験の離重要 単独実験とは、シートシャッタ一関口部における単独 歩行者の通り抜け実験であり、歩行者の属性による開閉 操作及び通り抜け動作などの把握と問題点の抽出を行う。 被験者属性は、単独実験では、健常者成人(男女)、高齢 者(男女)、車椅子(手動式。電動式)、子供(小

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、 ストレッチャーである。 群集通常実験とは、整然とした避難状態における群集 歩行者の通り抜け実験であり、群集特有の動作特性、流 動性などの把握と問題点の抽出を行う。被験者は健常者 成人(男26名・女23名)である。 群集パニック実験は、パニックを想定した密集した群 集歩行者における通り抜け実験であり、倒れこみ行動特 性やシートシャッターにかかる群集からの圧力を把握す る。被験者は健常者成人男性20名である。実験概要を表 2に示す。なお実験ごとの歩行形態は、表 3に示す通り で、同じ実験を3回ずつ行った。 表3 実験の種類と歩行形態 全長守す努多彊畢 同 よ 雪 睡 均 一 一 骨 盤 常 者 の み さ 修 行 遼 度 はi盈 常 連 庫 、 危 ぎ 足 の 2手重宝買 E盟 嘉 戸 塩 田 一 睡 よ 雷 同 瞳 臨 掴 園 嘩診 嘩診<!!I診<!!I> 哩珍 O> 電車診e <I!T <!I軍, . . . 事 行 速 度 は 通 常 速 度 、 急 ぎ 足 の 2 種 類 璽 霊 験 名 称 島幸a著虫 io量得舎

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君孝卑是 実験日時と実験場所 第1回目 2000年7月、名古屋市立大学 単独実験と群集通常実験(2日間) 2000年 9月、大林組技術研究所 2001年1月、大林組技術研究所 2, 3回呂は群集ノfニック実験 事 手 銀 沼 稲 突 駿 に お け る 琉 勤 係 数 ( 平 均 笛 ) ζ〉 , ミ ニ ッ ワ 3 列 列 急 過 ぎ 常 ,,-'i-シャツター 第2回目 第3回目 流動保数(群集通常実験、平均) 図5 ( 2) 群集パニック実験 図 6は群集パニック実験における流動係数の平均値 を示したものである。群集パニック実験では、「他人に 気遣いながら」としづ歩行形態を除くと、し、ずれも

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人1m's以上と高い値である。たとえ、「他人に気遣い ながら」の通り抜けでも、1.5人1m's以上であ勺た。 実験結果と考察 3.1 誼動性

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遭 遇 暗 闇 図4は単独実験における関口部の通過時間の平均値 を示したものである。単独歩行者による通り抜けでは、 電動車椅子とストレッチャーを除いて、シートシャツ 3

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園自 流動係数(群集パニック実験、平均) ( )肉はシート書官までの距離 (m) (3)流動係数の算出に必要な被験者人数の検討 流動係数を計測するにあたっては、何人程度の計測 人数が必要かどうかを検討するため、被験者

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人を 10人ずつにまとめて、流動係数の計測結果を比較した。 図 7は、群集通常実験における 10人ごとの流動係 数と、その時刻におけーる停止人数の関係を示したもの である。これによると、防火戸、シートシャッターと もに、最初の 10人のケースを除くと、シート待ちの 人数にかかわらず、流動係数の値に変化が見られない。 この結果、流動係数の算出にあたっては、被験者は 30人程度であれば安定したデータを抽出することが できると考えられる。 (4) シートシャッターにおけーる流動係数 シートシャッターにおける流動係数は1.

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s 以上であるかどうかを検討した。 群集パニック実験では 2.64~2.95 人1m. sの高い計 測値を得られた。参考までに第

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回目の実験では

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1m.

sを計測した。このように開口部前に滞留した 状態での流動係数は非常に高い。 また、「他人に気遣いながら」の実験でも 1.57~ 1. 78 人1m.sを計測し、 1.5人1m-sを上回った。 以上の結果より、シートシャッター関口部前に滞留 した状態での流動係数は総合的には1.

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s以上 であると判断される。 3.1.3 通り抜けやすさの心理評価 図 8は、群集通常実験における通りやすさの心理評価 結果を示したものである。シートシャッターと防火戸で は、通り抜けの際の心理評価は異なる。防火戸では l列 と3列で大きく評価が異なるのに対し、シートシャッタ ーではあまり変わらない。この理由として体の接触が考 えられる。図 9は、人との接触と実験装置との接触状況 を示したものである。 実験装置との接触については、防火戸に比べてシート シャッターでは 1列でも多い。また、人との接触につい ては防火戸の場合、 3列で急激に増大する。 こうしたことから、シートシャッターでは、群集の密 度が低い段階からシートシャッターと接触して通り抜け にくいと評価する人が存在する。一方、防火戸では、群 集の密度が高くなると、実験装置との接触は少ないもの の、人との接触が増えて通り抜けにくくなるため、評価 が悪くなると判断される。 2ヨ3 門 的 2

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ウォークスルー型シートシャッターの避難安全性の実験的検討 歩行速度 体の回転、横斜 シートシャッター 国 10 モーシヨンキャプチャによる動作比較 単独実験(健常者女性) │ 体 の 回 転 角 と 通 り 掻 け や す さ ( 単 独 実 験 n-8) 上遜り掻けやすい 5 普 通 相 閣 僚 数 ト0.62)

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行動特性からみた通り抜けやすさ 本研究では、3次元の動作解析が可能なモ}ションキャ プチャを用い単独実験、群集通常実験における歩行軌跡、 歩行速度、体の回転に着目した通り抜け行動特性の解析 を行った。その結果を以下に示す(図 10)。 シートシャッターにおける関口部通過時の歩行軌跡は 単独歩行者、群集歩行者共に、防火戸に比べて扉の開放 方向(左寄り)に寄る。 シートシャッターでの歩行速度は、通過直後に減速す る。これに対して、防火戸の(扉が閉まっている)場合 は単独実験、群集通常実験ともに扉を開けるために扉の 直前で減速する。体の回転は、シートシャッターは関口 部へ右肩から入り左肩から抜け出るのに対して、防火戸 では関口部へ右肩から入りそのまま右肩で抜け出るとい う結果を得た。 図11は、体の回転と通り抜けやすさの関係を示したも のである。これによると体の回転が大きいほど通り抜け やすさの心理評価は低くなる傾向が見られる。

3

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2

損罷性 本研究の視認性は具体的には防火戸ではノブを、シー トシャッターでは操作指示部に触れたかどうかで確認す る。 ビデオによる観察の結果、実際に操作指示部を押した 人は、単独実験では、高齢者女性、子供(小久小2)、 車椅子(手動式、電動式)、ストレッチャーであり、群集 通常実験では、

49

人中

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2

(45%)

で、あった。 この理由として、操作指示部が認識されていない可 能性と、身長の影響により操作指示部を押したくても 身体的理由から押せない可能性に分けて考えることが できる。 1つ自の可能性については、心理アンケートの調査の よると、

89%

の者がシートシャッターのどこを操作する かが、わかると答えている。このため、操作指示部は概 ね認識されていると考えることが出来る。なお、防火戸 では100%の人が分かると答えていた。 図12は、単独実験における被験者の身長とシート扉を 押した高さを示したものである。2つ目の可能性について は、図12に示すように、単独実験の場合、身長の低い人 は低い位置を押すという傾向があった。 図13は、群集通常実験における被験者の身長とシート 扉を押した高さを示したものである。群集通常実験につ いても、身長に比例して押した位置は高くなる。相関関 係を調べたところ、相関係数

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という高い相関 が見られることが分かつた。

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押した位置と身長の関係(単独実験) 1400 押 し た 位 置 と 身 長 の 閤 罷 ( 群 集 通 常 畏 騒 通 常 遺 産 )n =4 9 1200 0 8 0 0 0 0 0 0 0 8 6 4 A E E ) 仰 恒 e d p 鳴 海 低

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押した位置と身長の関係(群集通常実験) よって、操作指示部は認識されるものの身長の影響に より押したくても押せないと考えることが出来る。特に、 群集通常実験で操作指示部を押さなかった者は、操作指 示部よりも高い位置 915mm~1200m血を押している (操作指示部の高さは

485mm

~915mm) 。このため、 操作指示部の高さを変更する必要があると考えられる が、この方法ついては、操作性と合わせて次節で考察 することにする。 3.3 換 作 性 3.3.1龍 常 者 の 韓 作 性 一般的に戸の操作において要求される動作は、第 1に 扉を“押す"動作(図lの1の動作)であり、第2に“開 口形状の保持"という動作(図1の 7の動作)である。 また、その動作のしやすさは、群集の密度によって異な ることが実験より明らかとなった。扉の開放動作が一人 一人独立して行われる群集の密度が低い場合(単独実験 の場合)は、扉を押し、関口形状の保持をするという動 作を開口部通過者に求める。一方、扉の開放動作が連続 して行われる群集の密度が高い場合(群集パニック実験 の場合)は、関口形状の保持のみでよい。 ( 1 )単独実験 単独実験における防火戸を開く動作のしやすさは、操 作者のノブを押す力の強さによって異なる。押すカを測 定することが出来るテンションゲージの計測によって、 押す位置と必要とする力の関係を示した者が図

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であ る。これによってシートシャッターでは、図

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に示すよ うに、開放軸から遠い距離を押すほど押しやすい性質を 持つことが明らかとなった。 。 山 町 寸 刺 ト ー 竺L

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押す位置と』必要とする力の関係 開放軸からの距離と押す力の関係(n=77) 80 270

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爾放軸からの垂直距離と力の関係 視認J性で得られた、押す位置と必要とする力を重ね合 わせると、身長の低い人は低い位置を押すため、少ない 力でシート押し開くことが出来る。一方身長の高い人は、 シート扉の高い位置を押す傾向にあるために、その操作 性は低くなる。身長の高い者が操作しやすくするために 左斜め上の高さ

1200mm

の位置まで操作指示部を含める のが望ましいと考える。図

1

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にシート扉の開けやすい位

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ウォークスノレー型シートシャッターの避難安全性の実験的検討 置を示した。 (2)群集ノ号ニック実験 群集ノfニック実験における扉の操作のしやすさは、関 口部通過者は、常に関かれたシート扉(写真 1)の関口形 状の保持という動作のみをする為、その操作性は防火戸 とほぼ同等である。 L る な れ れ ら ら ? け 捌 聞 も い ー と て れ れ ぼ れ ω ら し し け 理 盟 関 熊 無

圏 16シ ー ト 震 の 聞 け や す い 位 置 写真 1 常に開かれたシート扉(群集パニック実験) 3.3.2 災 害 弱 者 の 操 作 性 ここでは、高齢者、子供、車椅子、ストレッチャーを 災害弱者とする。災害弱者の操作性については、高齢者 女性、子供(小 5)は開閉操作方法がわからずシート扉を 開く動作をするまでにかなり時聞がかかった。このため、 シ」トシャッターの操作方法を予めわかりやすく明示す る必要がある。 シートシャッターの下端幅は 800mmであるが、開口 183 部が三角形なため、上にいくほど狭くなる性質をもって いる。この結果、子供、高齢者では通行障害は少ないも のの、車椅子(電動式、横幅 640mm、長さ 1050mm)、 ス ト レ ッ チ ャ ー ( 横 幅 55mm、長さ 1910mm、高さ 680mm)では、下端幅800mmが物理的に不足し、さら に関口上部の狭くなっている部分からの制約を受けたた め通行障害が起き操作性は低くなった(写真 2)。 写 真 2 電動車椅子の通り抜け 3.3.3 考 察 通過時の人間の挙動に着目すると、視認性では操作指 示部は概ね認識されるものの、背の高い人は身長の影響 により操作指示部よりも高い位置を押した。この結果、 身長の低い人の操作性は比較的良好であるが、身長の高 い人には操作性が高いとはいいがたい。シートシャッタ ーの力学的性質を考慮し、これを改善するためには、操 作指示部を現在の位置から上端を左斜め高さ1200mm程 度に高くする必要がある。 シートシャッターの下端幅は 800mmで、あるが、高さ によって関口形状は異なる。このため、災害弱者の操作 性では、車椅子(電動式)、ストレッチャーでは下端幅、 関口上部の狭くなっている部分から制約を受け通行障害 が起き、操作性は低くなった。このためシート扉の高さ を現状のままとすると、下端幅は最低 900mm以上が必 要である 3)。しかし、シートシャッターの開口部の性質 を考えると、下端幅と、高さによって決定される関口形 状による制約を考慮した改善案が期待される。 4結 論 今回、高さ 1920mm、最大内法幅800mmのシートシ ャッター関口部を対象にして、その避難安全性を、流動 性、視認、性、操作性について、防火戸と比較しながら検 討した。 群集による避難で求められる速やかな流動性について は、シートシャッターの流動係数が一般的に避難計算で 利用されている1.5人1m's以上であった。防火戸並であ

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36-B、Mar.200l ることより、必要な流動性は確保できると考えられる。 視認、性については操作指示部が概ね認識されるものの、 操作性についてはいくつかの間題点が明らかとなった。 シート扉は、関口部が三角形の形状のため、開放軸か ら遠いほど少ない力で押し開くことが出来る'性質を持っ ている。従って、身長の低い人は低い位置を押すことが 開放軸から遠い場所を押すことになって、必然的に操作 性は高まる。しかし、身長の高い人などが、高い位置を 押してしまうと開放軸に近づくため操作性が低くなる。 このため操作指示部の位置を検討する必要がある。 また、子供、高齢者、車椅子、ストレッチャーなどの 災害弱者については以下の通りである。 子供(小 5)と高齢者(女性)ではシート扉の操作で、 どうしていいのか戸惑う場面が見られた。これに対して は誰でも開問方法が瞬時に分かるようにサインなどを工 夫する必要がある。 また、車椅子(電動式)、ストレッチャーでは、シート 扉の下端幅及び、上部で狭くなる関口形状の制約を受け 通行障害が生じた。このため、設置場所によっては開口 部の高さを高めたり、下端幅を広めたりするなどの改善 が求められる。 謝 辞 実験を行うにあたっては、多くの方々にご協力をいた だきました。名古屋大学医学保健学科の原和子先生、 AJU 自立の家の浅井貴代子氏、被験者の皆様に対し深謝の意 を表します。また、名古屋市立大学芸術工学部にはモー ションキャプチャの使用に際して多大な便宜を図ってい ただきましたことを付記します。 なお、本研究は、(社)建築研究振興協会・ウオークス ノレー型シートシャッターの避難安全性検証委員会の研究 で、三村由夫(日本建築センター)、萩原一郎・布団 健(建 築研究所)との共同研究である。 参考文章夫 1) 戸川喜久二、建築学大系 21 目防火論、 pp.74~p 79、 昭和31年6月 2)徳田 哲男、講座高齢者社会の技術 3 、 pp .40~p41、 1995年 10月 3)楢崎雄之、園解高齢者・障害者を考えた建築設計、 pp.113、2000年9月 (受理平成

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